JP2018176642A - 構造体 - Google Patents

構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018176642A
JP2018176642A JP2017083075A JP2017083075A JP2018176642A JP 2018176642 A JP2018176642 A JP 2018176642A JP 2017083075 A JP2017083075 A JP 2017083075A JP 2017083075 A JP2017083075 A JP 2017083075A JP 2018176642 A JP2018176642 A JP 2018176642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert member
recess
insert
resin
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017083075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6989753B2 (ja
Inventor
清隆 浦川
Kiyotaka Urakawa
清隆 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP2017083075A priority Critical patent/JP6989753B2/ja
Publication of JP2018176642A publication Critical patent/JP2018176642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6989753B2 publication Critical patent/JP6989753B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】樹脂と収縮率が異なる部材を樹脂と一体成形する場合でも、樹脂の撓みを低減可能な構造体を提供する。【解決手段】本発明によれば、構造体であって、前記構造体は、樹脂製の本体部と、前記本体部にインサート成形されたインサート部材を備え、前記インサート部材の側面の少なくとも一部と前記本体部が非接触となるように構成される、構造体が提供される。【選択図】図8

Description

本発明は、構造体に関する。
特許文献1には、ボード装着時に自動的にロックが掛かるようにした、ベッドにおけるボード係止機構が開示されている。
特許第2868119号公報
特許文献1に開示されるボード係止機構を、樹脂製のベッドボード本体に板金を一体成形して製造する場合には、以下の課題が生じる。
板金は樹脂と溶着せず、成形後の収縮率が樹脂より小さい。このため、板金と樹脂を一体成形した場合、成形後に樹脂が収縮することにより、板金の周りで樹脂成形体が撓むことがある。その結果、ベッドに対する係止強度が低下し、見栄えも悪くなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、樹脂と収縮率が異なる部材を樹脂と一体成形する場合でも、樹脂成形体の撓みを低減可能な構造体を提供するものである。
本発明によれば、構造体であって、前記構造体は、樹脂製の本体部と、前記本体部にインサート成形されたインサート部材を備え、前記インサート部材の側面の少なくとも一部と前記本体部が非接触となるように構成される、構造体が提供される。
本発明の構造体は、樹脂製の本体部と、本体部にインサート成形されたインサート部材を備える。そして、インサート部材の側面の少なくとも一部と本体部が非接触となるように構成される。これにより、成形後における樹脂の撓みを低減することができる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記インサート部材は、一対の対向する長辺部及び短辺部を備え、前記長辺部の全体が前記本体部と非接触となるように構成される。
好ましくは、前記本体部のベース面に凹部が設けられ、前記インサート部材がインサート成形されたインサート面が前記凹部に設けられる。
好ましくは、前記インサート部材の側面と、前記凹部の側壁のうち前記側面に対向する部分と、の距離が、前記インサート部材の厚みの1/2以上である。
好ましくは、前記凹部は、第1凹部と、前記第1凹部内に設けられた第2凹部を備え、前記インサート面は、前記第2凹部に設けられる。
好ましくは、前記インサート部材の側面と前記第2凹部の側壁の距離が、前記インサート部材の厚みの1/2以上である。
好ましくは、前記第2凹部の深さが前記インサート部材の厚さの0.5〜1.5倍である。
好ましくは、前記インサート部材は、板状の基部と、前記基部の一部を打ち抜いた部分を前記本体部の内部に向けて折り曲げられて形成された折り曲げ片を備え、前記折り曲げ片の周囲を樹脂が被覆するように前記インサート成形がなされている。
好ましくは、前記本体部は中空体であり、前記インサート部材は板金である。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る構造体100の前面斜視図である。図1Bは、構造体100の背面斜視図である。 図2Aは、構造体100を構成するインサート部材10の前面斜視図である。図2Bは、インサートの背面斜視図である。 図3Aは、図1中の矢印R方向から見たインサート部材10の右側面図である。図3Bは、図2Aに対応する断面図であり、図1中における点p1,p2を通過する断面図である。 図1中の矢印Z3方向から見たインサート部材10の底面図である。 インサート部材10に成形される前段階の板金10pの斜視図である。 図6Aは板金10pを折り曲げて成形されたインサート部材10の前面斜視図である。図6Bはインサート部材10の背面斜視図である。 図1中の平面PAにおける矢印Z1方向の端面図である。 図7中の領域RXの部分拡大図である。 図1中の平面PBにおける矢印Z2方向の端面図である。 図1中の平面PCにおける矢印Y方向の端面図である。 図1中の矢印Z3方向から見た折り曲げ片2を通る端面図である。 本体部101にインサート部材10をインサート成形する際に用いる金型装置9sの斜視図である。 金型装置9sの斜視図であり、図12と反対側から見た図である。 ピン94の中心を通る端面図であり、ピン94を挿入孔63に挿入し、金型9aにインサート部材10を装着する様子を表す端面図である。 金型9aにインサート部材10を装着し、金型9aと金型9bの間にパリソンPを垂下させたときの位置関係を表す斜視図である。 金型装置9sとピン94の中心を通る端面図である。 図16に対応する端面図であり、金型装置9sを締めしたときの端面図である。 型締め時における、図1中の平面PAにおける矢印Z1方向の端面図である。 図19Aは図2Aに対応する変形例1の前面斜視図である。図19Bは図2Bに対応する変形例1の背面斜視図である。 図20Aは図2Aに対応する変形例2の前面斜視図である。図20Bは図2Bに対応する変形例2の背面斜視図である。 図21Aは図2Aに対応する変形例3の前面斜視図である。図21Bは図2Bに対応する変形例3の背面斜視図である。 図22Aは、比較例の構造を表す概念図である。図22Bは、樹脂収縮が生じて樹脂RSが撓む様子を表す概念図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.構造体100
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る構造体100は、樹脂製の本体部101と、本体部101にインサート成形されたインサート部材10を備える。本体部101はベース面103を備え、その中央が内部にへこんだ凹部102となっている。また、凹部102は、第1凹部102aと、第1凹部102a内に設けられた第2凹部102bを備える(図7,8を用いて後述)。そして、本体部101の一部に、第1凹部102aの底面102aPと高さが略同じである面第2ベース面103aが形成される。これにより、インサート部材10を他の部材に取り付けやすくすることができる。
本体部101の材料としては、例えば、エチレン、プロピレン、ブテン、イソプレンペンテン、メチルペンテン等のオレフィン類の単独重合体あるいは共重合体であるポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン)、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、エチレン−エチルアクリレート共重合体等のアクリル誘導体、ポリカーボネート、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、エチレン−プロピレン−ジエン類等のターポリマー、ABS樹脂、ポリオレフィンオキサイド、ポリアセタール等の熱可塑性樹脂が挙げられる。特に、構造体100においては、コスト、成形性からポリプロピレンが好ましい。本実施形態では、インサート部材10は、本体部101に設けられた凹部102にインサート成形される。
2.インサート部材10
次に、図2〜図6を用いて、インサート部材10について説明する。図2〜図4に示すように、インサート部材10は、後述する板金10pを加工して成形されたものであり、板状の基部1と、基部1の一部を打ち抜いた部分を本体部101の内部に向けて折り曲げられて形成された折り曲げ片2を備える。基部1は、前面11f、背面11b、一対の対向する長辺部4及び短辺部5を備える。そして、基部1の対向する側面に設けられた切欠12により、2つのアーム14が形成される。また、基部1には、構造体100を他の部材に取り付ける際に用いるボルトを挿入するボルト挿入孔3が形成される。
また、基部1の一部を打ち抜いた部分を折り曲げることにより、湾曲部21を介して折り曲げ片2が形成される。ここで、折り曲げ片2の形成後には、基部1の一部を打ち抜いた部分が打ち抜き孔25となる。
そして、折り曲げ片2の先端には、折り曲げ片2の軸方向に垂直な方向に突出する凸部24が形成される。また、折り曲げ片2の凸部24が端部23を構成する。ここで、折り曲げ片2と基部1のなす角度θは、75°〜105°が好ましい。本実施形態では、角度θは90°である。
そして、図2Bに示すように、基部1の背面11b(折り曲げ片2が折り曲げられた向き)にナット6が溶着される。本実施形態では、ナット6は六角部62とフランジ61を備え、その中心にボルトを挿入する挿入孔63が形成される。また、本実施形態では、図2Aに示すように、基部1のナット6が溶着される箇所に、ボルトを挿入するボルト挿入孔3が形成される。これにより、構造体100を他の部材に取り付けるときに、基部1の前面11f側からボルト挿入孔3を介してナット6の挿入孔63にボルトを挿入することができる。
3.板金10p
次に、インサート部材10に成形される前段階の板金10pについて説明する。図5に示すように、破線で示される板金10pの各部を、湾曲部形成部21pに沿って背面11b側に折り曲げることにより、図6に示されるインサート部材10が成形される。
4.構造体100の内部構造
次に、図7〜図11の端面図を用いて、構造体100の内部構造について説明する。
図7は、図1中の平面PAにおける矢印Z1方向の端面図である。図8は、図7中の領域RXの部分拡大図である。ここで、図7及び図8に示すように、本実施形態における本体部101は、樹脂製の中空体である。
図8に示すように、構造体100は、樹脂製の本体部101と、本体部101にインサート成形されたインサート部材10を備える。また、インサート部材10の側面の少なくとも一部と本体部101が非接触となるように構成される。本実施形態では、長辺部4の全体が本体部101と非接触となるように構成される。
また、本体部101のベース面103に設けられた凹部102は、第1凹部102aと、第1凹部102a内に設けられた第2凹部102bを備える。すなわち、ベース面103に対する深さが、第1凹部102aより第2凹部102bの方が大きくなっている。そして、本体部101のベース面103に設けられた凹部102に、インサート部材10がインサート成形されたインサート面104が設けられる。具体的には、インサート面104は第2凹部102bに設けられる。
本実施形態では、インサート部材10の側面(長辺部4の側面)と、凹部102の側壁102sのうちインサート部材10の側面(長辺部4の側面)に対向する部分(すなわち、第2凹部102bの側壁102bs)と、の距離Dが、インサート部材10の厚みdの1/2以上である。d/Dの値は、具体的には例えば、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
ここで、清掃性を考慮すると、距離Dは、綿棒等の清掃具が入る程度(3〜7mm)であればよい。好ましくは、人の指が入る程度(10mm以上)である。
また、第2凹部102bの深さdrがインサート部材10の厚さdの0.5〜1.5倍である。本実施形態では、深さdrと厚さdは略同じとなっている。
図9は、図1中の平面PBにおける矢印Z2方向の端面図である。図7と異なり、第2ベース面103aを通る端面図であるので、インサート面104から第2凹部102bの深さdrだけ高い第1凹部102aの底面102aPが、基部1の上面と略同じ高さとなっている。
ここで、図10及び図11に示すように、構造体100の内部において、折り曲げ片2の周囲を樹脂RSが被覆する。本実施形態では、凸部24を設けることにより、折り曲げ片2に被覆する樹脂RSの量を増大している。また、本実施形態では、折り曲げ片2の端部23と、本体部101のインサート面104と対向する面を構成する樹脂RSが溶着される。これにより、本体部101とインサート部材10が強固に固定される。
さらに、図1、図2及び図10に示すように、打ち抜き孔25に樹脂RSが充填される。これにより、インサート部材10の見栄えが向上し、埃等の異物の混入を低減することができる。さらに、基体1の前面11fと充填された樹脂RSが略同一平面となるので、インサート部材10を他の部材と位置決めするときの安定性が向上する。本実施形態では、基体1の4箇所に上下、左右対称に樹脂RSが充填されるので、対称位置に樹脂RSが充填されない場合と比べ、さらに安定性が向上する。
5.金型装置9s
次に、図12〜図18を用いて、本体部101にインサート部材10をインサート成形する際に用いる金型装置9sについて説明する。金型装置9sは、樹脂(溶融状態のパリソンP)を成形するための金型9a,9bにより構成される。金型9a,9bは、シリンダ機構などによって移動可能に構成されている。ここで、本実施形態では、パリソンPを成形するため、本体部101は中空体となる。
図12及び図13に示すように、金型9aは、略直方体状であり、前面91fと、背面91bと、これらの間の面である周面91sを備える。前面91fは、金型9bに対向する面であり、背面91bは、前面91fの反対側の面である。
金型9aは、キャビティ92を有し、キャビティ92を取り囲むようにピンチオフ部93が設けられている。本実施形態では、ブロー成形により吹き込まれた空気により、パリソンPをキャビティ92の内面に沿った形状に賦形することが可能になっている。
金型9aの内面には、基部1のボルト挿入孔3に挿入し、ナット6の挿入孔63を塞ぐためのピン94が設けられる。また、金型9aの内面の一部は、第2ベース面103aを形成するための2ベース面形成部103aとなっている。
一方、金型9bの外径は金型9aと同様であるが、内面が平坦である。
図14に示すように、インサート部材10を矢印Z3方向に移動させ、ピン94を挿入孔63に挿入することで、金型9aにインサート部材10を装着する。ここで、本実施形態では、ピン94の周囲にインサート部材10を載置する載置面95が設けられる。そして、載置面95の側部に、インサート部材10の側面の少なくとも一部と本体部101が非接触となるための縦凸部96が設けられる。本実施形態では、縦凸部96は、インサート部材10の長辺部4に沿って形成されている。
そして、図15に示すように、金型9aの内面にインサート部材10を装着した状態で、金型9aと金型9bの間にパリソンPを垂下させる。
図16に示すように、パリソンPを金型9a,9bの間の垂下させた状態において、ナット6のフランジ61とパリソンPの一部を接触させる。また、金型9bのピンチオフ部93とパリソンPの一部を接触させる。
かかる状態で、パリソンPに空気を吹き込み、パリソンPを金型9a,金型9bの内面に沿った形状に賦形する。ここで、賦形方法はこれに限定されず、減圧装置を用いてパリソンPを賦形することもできる。
その後、図17に示すように、金型9a,9bの型締めを行う。これによって、金型9a,9bの内面に沿った形状の中空体が得られる。そして、金型装置9sから成形体を取り出し、バリを除去することによって、構造体100が得られる。
ここで、図18は、図7に対応する図である。金型9aの縦凸部96により、樹脂RSの接近を防止することにより、金型装置9sから取り出した構造体100において、インサート部材10の側面の少なくとも一部と本体部101が非接触となる。
ここで、本実施形態では、長辺部4の全体が本体部101と非接触となるように構成したが、短辺部5の全体が本体部101と非接触となるように構成してもよい。なお、図10に示すように、長辺部4の方向に設けられた折り曲げ片2により、長辺部4方向への樹脂RSの収縮に耐えることが可能である場合には、短辺部5の全体と本体部101を非接触とする必要はない。このとき、折り曲げ片2は、基部1の長辺部4方向の端部近傍に設けられることが好ましい。これにより、長辺部4方向への樹脂RSの収縮への耐久性がさらに向上する。さらに、折り曲げ片2を基部1の中心から遠い場所を起点として折り曲げていることにより、折り曲げ片2をより一層基部1の長辺部4方向の端部近傍に近づけることができる。
以上より、本実施形態に係る構造体100は、インサート部材10の側面の少なくとも一部と本体部101が非接触となるので、本体部101とインサート部材10を一体としてインサート成形した場合であっても、成形後の樹脂の収縮を非接触部分が緩和する。
6.変形例
次に、図19〜図21を用いて、種々の変形例について説明する。
6−1:変形例1
図19に示すように、4つの折り曲げ片2に代えて、4つのナット6を溶着してもよい。この場合、ナット6の先端と、本体部101のインサート面104と対向する面を構成する樹脂RSが溶着される。これにより、本体部101とインサート部材10が強固に固定される。
6−2:変形例2
図20に示すように、折り曲げ片2の形状をH字形状としてもよい。この場合、折り曲げ片2の対向する側面に切欠26が設けられる。図20の例では、、折り曲げ片2の端部23に対し、略直角に切欠26が形成される。ここで、切欠26の形状及び深さは特に限定されず、任意の構成とすることができる。具体的には、切欠26の形状は、矩形、多角形、円弧等としてもよい。また、切欠26の深さは、折り曲げ片2の幅に対して5,10,15,20,25,30,35,40,45%またはこれらの間の割合とすることができる。本変形例では、凸部24が形成されるように切欠26を設けているので、切欠26に樹脂RSが充填される。これにより、本体部101とインサート部材10が強固に固定される。
6−3:変形例3
図21に示すように、折り曲げ片2を長辺部4に沿った方向に折り曲げる構成としてもよい。この場合、凸部24が長辺部4の方向に形成される。
7.比較例
次に、図22を用いて比較例について説明する。図22Aは、インサート部材10の側面と本体部101が接触する構成の構造体の成形直後の様子を表す概念図である。この状態から所定の時間が経過すると、図22Bに示される状態となる。これは、インサート部材10と比べて樹脂RSの収縮率が高く、撓みDEFが生じることにより、インサート部材10との間に隙間SPが生じてしまう。
一方、本実施形態に係る構造体100では、非接触部分が緩衝となり、樹脂RSの撓みDEFを低減することができる。
<その他>
本発明は、以下の態様でも実施可能である。
・切欠12を設けず、基部1の端部全体を折り曲げて折り曲げ片2を形成する。
・パリソンPに代えて、2枚の樹脂シートを利用する。
・樹脂シートは、発泡樹脂シートであってもよい。
10:インサート部材
10p:板金
1:基部
11f:前面
11b:背面
12:切欠
14:アーム2:折り曲げ片
21:湾曲部
21p:湾曲部形成部
23:端部
24:凸部
25:打ち抜き孔
26:切欠
3:ボルト挿入孔
4:長辺部
5:短辺部
6:ナット
61:フランジ
62:六角部
63:挿入孔
9s:金型装置
9a:金型
9b:金型
91f:前面
91b:背面
91s:周面
92:キャビティ
93:ピンチオフ部
94:ピン
95:載置面
96:縦凸部
97:第2ベース面形成部
P:パリソン
SP:隙間
100:構造体
101:本体部
102:凹部
102s:凹部の側壁
102a:第1凹部
102aP:第1凹部の底面
102b:第2凹部
102bs:第2凹部の側壁
103:ベース面
103a:第2ベース面
104:インサート面
RS:樹脂

Claims (9)

  1. 構造体であって、
    前記構造体は、樹脂製の本体部と、前記本体部にインサート成形されたインサート部材を備え、
    前記インサート部材の側面の少なくとも一部と前記本体部が非接触となるように構成される、構造体。
  2. 前記インサート部材は、一対の対向する長辺部及び短辺部を備え、
    前記長辺部の全体が前記本体部と非接触となるように構成される、請求項1の構造体。
  3. 前記本体部のベース面に凹部が設けられ、
    前記インサート部材がインサート成形されたインサート面が前記凹部に設けられる、請求項1又は請求項2に記載の構造体。
  4. 前記インサート部材の側面と、前記凹部の側壁のうち前記側面に対向する部分と、の距離が、前記インサート部材の厚みの1/2以上である、請求項3に記載の構造体。
  5. 前記凹部は、第1凹部と、前記第1凹部内に設けられた第2凹部を備え、
    前記インサート面は、前記第2凹部に設けられる、請求項3又は請求項4に記載の構造体。
  6. 前記インサート部材の側面と前記第2凹部の側壁の距離が、前記インサート部材の厚みの1/2以上である、請求項5に記載の構造体。
  7. 前記第2凹部の深さが前記インサート部材の厚さの0.5〜1.5倍である、請求項5又は請求項6に記載の構造体。
  8. 前記インサート部材は、板状の基部と、前記基部の一部を打ち抜いた部分を前記本体部の内部に向けて折り曲げられて形成された折り曲げ片を備え、
    前記折り曲げ片の周囲を樹脂が被覆するように前記インサート成形がなされている、請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の構造体。
  9. 前記本体部は中空体であり、
    前記インサート部材は板金である、請求項1〜請求項8の何れか1つに記載の構造体。
JP2017083075A 2017-04-19 2017-04-19 構造体 Active JP6989753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083075A JP6989753B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083075A JP6989753B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018176642A true JP2018176642A (ja) 2018-11-15
JP6989753B2 JP6989753B2 (ja) 2022-01-12

Family

ID=64280846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017083075A Active JP6989753B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6989753B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05104614A (ja) * 1991-10-16 1993-04-27 Tokai Kogyo Kk 車両用モールデイングとその製造方法
JPH11129322A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Kyoraku Co Ltd 中空二重壁構造体
JP2005014541A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Aitec:Kk 樹脂成形品におけるパイプ材インサート構造及びそのパイプ材インサート装置
JP2005205621A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Nishikawa Kasei Co Ltd ブロー成形パネル
JP2010030162A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Nissha Printing Co Ltd 複合成形品

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05104614A (ja) * 1991-10-16 1993-04-27 Tokai Kogyo Kk 車両用モールデイングとその製造方法
JPH11129322A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Kyoraku Co Ltd 中空二重壁構造体
JP2005014541A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Aitec:Kk 樹脂成形品におけるパイプ材インサート構造及びそのパイプ材インサート装置
JP2005205621A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Nishikawa Kasei Co Ltd ブロー成形パネル
JP2010030162A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Nissha Printing Co Ltd 複合成形品

Also Published As

Publication number Publication date
JP6989753B2 (ja) 2022-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101595339B (zh) 管接头
EP2711534A1 (en) Resonator
JP2018176642A (ja) 構造体
EP2728272B1 (en) Duct
PT891263E (pt) Instrumento de escrita a tinta
JP2011005743A5 (ja)
JP6937292B2 (ja) 発泡複合成形体の製造方法、型内発泡成形体ユニット、発泡複合成形体、および発泡複合成形用の金型
JP2019206317A (ja) 樹脂製パネル
KR101142543B1 (ko) 레이저 가공헤드의 충격 감지장치
JP5720310B2 (ja) 成形装置及び成形方法
US6814922B2 (en) Method and device for production of a blown container
JP6817880B2 (ja) ベッドボード
JP4696982B2 (ja) 意匠カバー
JP5736841B2 (ja) 成形装置及び成形方法
JP6424762B2 (ja) クランプ付き樹脂成形体
CN218429569U (zh) 成型料件
CN212696184U (zh) 一种耳机外壳、耳机及耳机外壳模具
JP5768388B2 (ja) 樹脂成形品の成形方法及び樹脂成形品
JP6882672B2 (ja) 樹脂製パネル及び製造方法
US20230199353A1 (en) External member, external member molding method, and electronic instrument
JP3208266B2 (ja) 三次元屈曲のエアダクト
US20230156384A1 (en) Loudspeaker
JP2019010920A (ja) 車両用ダクト
JP2984787B2 (ja) 樹脂成形品の吸着パッド
JP6908832B2 (ja) 樹脂製パネル及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6989753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150