JP2018174404A - 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018174404A
JP2018174404A JP2017070442A JP2017070442A JP2018174404A JP 2018174404 A JP2018174404 A JP 2018174404A JP 2017070442 A JP2017070442 A JP 2017070442A JP 2017070442 A JP2017070442 A JP 2017070442A JP 2018174404 A JP2018174404 A JP 2018174404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
network
mobile
internet
gateway device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017070442A
Other languages
English (en)
Inventor
琢真 清水
Takuma Shimizu
琢真 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone West Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority to JP2017070442A priority Critical patent/JP2018174404A/ja
Publication of JP2018174404A publication Critical patent/JP2018174404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】家庭用ゲートウェイ装置に対して、固定回線が切断されてもインターネット接続を継続できるようにする。【解決手段】固定回線ネットワーク21と携帯回線ネットワーク31との両方を介してインターネット接続可能なゲートウェイ装置11を用いる。携帯回線ネットワーク31は、通常時にはゲートウェイ装置11からのインターネット接続を拒否し、一のゲートウェイ装置11と固定回線ネットワーク21との接続が切断された際には当該一のゲートウェイ装置からの接続を一時的に許可し、一のゲートウェイ装置11と固定回線ネットワーク21との接続が復旧した際には、再び当該一のゲートウェイ装置11からの接続を拒否する。【選択図】図1

Description

この発明は、固定回線を常用しているユーザのインターネット接続を維持するシステムに関する。
現在の暮らしにおいて、インターネットへの接続環境は必須となりつつある。インターネットへの接続には、光ファイバーやケーブルテレビ回線、ADSL回線といった固定回線を用いるルートと、LTEなどの移動体通信網を用いるルートとに大別される。近年は移動体通信網の通信速度の向上が著しい。しかし移動体通信網では、公共空間において限りある周波数帯域を使うため、移動体通信網を経由してのインターネット接続のコスト削減には限界がある。一方、光ファイバーのような固定回線では一度敷設した後にかかる運用コストも低く、ほぼ固定料金での高速インターネット接続サービスが提供されている。特にパソコンでは、移動体通信網を利用するためのSIMカードスロットが用意されていないものが多く、有線又は無線LANを介して、固定回線に通じるホームゲートウェイ(以下、HGWと略記する)経由でインターネットに接続することが一般的である。
このように、移動体通信網と固定回線とが併設されているため、利用者の利用形態としても、これらを併用することが一般に行われている。スマートフォンに代表される無線LAN機能搭載携帯電話では、例えば自宅に在所している際には移動体通信網ではなく、無線LANを介して固定回線を使ってインターネットに接続することで、通信費用の高騰を抑えるとともに、周波数帯域のリソース消費を抑制するオフロード技術が一般に行われている(例えば特許文献1)。このようなオフロード技術は、移動体通信網になんらかの障害が発生したときの、緊急回避手段としても有益である。
特開2015-023303号公報
しかしながら、固定回線でも頻度は少ないながら断線故障は起こり得る。光ファイバーの芯線が断線するなどといった固定回線が障害を起こしたときには、故障箇所の特定の作業が必要になる。しかし固定回線は長距離に及ぶインフラであり、故障箇所の特定の後、当該故障箇所に修理者を到達させるために手間がかかる場合がある。特に山間部では深刻な時間がかかることがある。かといって、移動体通信網を常用するにはコストがかかりすぎ、周波数帯域の資源を無駄遣いすることになってしまう。
そこでこの発明は、固定回線を常用する環境において、当該固定回線の障害時において、緊急的に代替経路を提供し、安定したインターネット接続を維持できる環境を、低コストで実現することを目的とする。
この発明は、
固定回線ネットワークと携帯回線ネットワークとの両方を介してインターネット接続可能であり、
上記固定回線ネットワークへの接続を制御するに属する端末管理部装置と、
上記携帯回線ネットワークへの接続を制御するに属する携帯回線認証部装置と、
の間で相互通信可能なゲートウェイ装置を有する通信制御装置システムにおいて、
上記ゲートウェイ装置は、
通常時には上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を上記携帯回線認証部によって拒否され、
上記端末管理部との接続が切断された際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を一時的に許可され、
上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否される、
通信制御装置によって、上記の課題を解決したのである。
すなわち、上記ゲートウェイ装置に、上記固定回線ネットワークだけでなく上記携帯回線ネットワークをも介した接続環境を整えた上で、通常状態では上記携帯回線ネットワーク経由でのインターネット接続を拒否するように、携帯電話事業者側で設定しておく。上記ゲートウェイ装置は通常状態では上記固定回線ネットワークを通じて接続するため、周波数帯域を圧迫することなく、ユーザに通信料もかからないで済ますことができる。運用中は個々のユーザの上記ゲートウェイ装置と上記端末管理部との間の接続が維持されているかを監視しておく。一の上記ゲートウェイ装置との間の接続が切れれば、障害が発生したとみなし、上記端末管理部から上記携帯回線認証部に対して、当該一の上記ゲートウェイ装置の接続を許可するように指示する解除通知を送信する。上記解除通知を受けた上記携帯回線認証部は、当該一のゲートウェイ装置について、上記携帯回線ネットワークへの接続を許容するように設定変更する。一方で、上記端末管理部との接続が切れた当該一のゲートウェイ装置は、インターネット接続のための経路を上記携帯回線ネットワーク経由にすべく、上記携帯回線認証部へ接続指示を送信する。この接続要求は許容され、当該一のゲートウェイ装置は一時的に上記携帯回線ネットワークを使ってインターネット接続環境を配下の端末に対して維持できる。障害の復旧作業が完了して、当該一のゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が回復したら、上記端末管理部は上記携帯回線認証部へ、当該一のゲートウェイ装置の接続を再び拒否するように指示する切断指示を送信する。この切断指示を受けた携帯回線認証部は、当該一のゲートウェイ装置の接続を拒否する。拒否された当該一のゲートウェイ装置は、再び上記固定回線ネットワーク経由でのインターネット接続に戻る。
具体的には次のような構成を有する通信制御システムによって実現できる。
固定通信回線事業者の固定回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な固定ネットワークインターフェース、
携帯電話事業者の携帯回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な携帯ネットワークインターフェース、
及び、配下の端末にインターネット接続環境を提供するローカルネットワークインターフェース、
及び、インターネット接続にあたり利用する第一接続設定と、次に優先して利用する第二接続設定とを登録する接続先ネットワークデータベース、
を有し契約者ごとに設置されるゲートウェイ装置と、
上記固定回線ネットワークに属し、上記接続先ネットワークデータベースに対応する内容を記録した代替ネットワークデータベースと接続可能であり、個々の上記ゲートウェイ装置との接続状態を監視する端末管理部と、
上記携帯回線ネットワークに属し、上記ゲートウェイ装置を識別可能に登録しかつそれぞれの上記ゲートウェイ装置に対して上記携帯回線ネットワークを介してのインターネット接続の可否を記録する接続許可データベースと接続可能であり、上記可否に応じて上記ゲートウェイ装置からの接続要求の可否を決定する携帯回線認証部と、
を有し、
上記接続先ネットワークデータベースは、通常時には上記第一接続設定として上記固定回線ネットワークを利用する設定とし、
上記接続許可データベースは、通常時にはインターネット接続を拒否する設定とし、
一の上記ゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が切断された際には、上記携帯回線認証部は、当該一のゲートウェイ装置についての上記接続許可データベースの設定を接続許可に変更し、
当該一のゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記携帯回線認証部は、当該一のゲートウェイ装置についての上記接続許可データベースの設定を接続拒否に変更する。
この発明の構成とすることで、通常時には費用がかかり通信帯域を圧迫する携帯回線ネットワークを使用することなく、インターネット接続を維持しつつ、障害発生時には携帯回線ネットワークを介したインターネット接続に速やかに切り替えて、インターネット接続環境を維持し続けることができる。
この発明に係る通信制御装置及びその接続先を含めた通信制御システムの構成例を示すブロック図 この発明に係る通信制御装置及びその接続先を含めた通信制御システムの通常時における実施形態例を示すフロー図 この発明に係る通信制御装置及びその接続先を含めた通信制御システムの障害発生時における実施形態例を示すフロー図 この発明に係る通信制御装置及びその接続先を含めた通信制御システムの復旧時における実施形態例を示すフロー図
以下、この発明について具体的な実施形態とともに詳細に説明する。この発明は、固定回線における障害時でもインターネット接続環境を維持する通信制御装置、及びそれを制御する通信制御システム、通信制御方法、これらを実行するプログラムである。
この発明にかかる通信制御方法を実施する通信制御システムの実施形態例を図1に示す。この通信制御システムは、主に一般家庭や事業所などでLANに接続する端末10に対してインターネット接続環境を提供するゲートウェイ装置11(図中HGWと略記する)である通信制御装置に、通信断を回避して安定したインターネット接続環境を提供するシステムである。
ゲートウェイ装置11は、配下の端末10にインターネット接続環境を提供するローカルネットワークインターフェース15を有する。図では有線LANを例に示しているが、無線LANのインターフェースでもよい。また、端末10と直接接続しているが、間にブリッジその他の中継器を挟んでいてもよい。
ゲートウェイ装置11は、固定通信回線事業者の固定回線ネットワーク21を介してインターネットへ接続可能な固定ネットワークインターフェース13を有する。固定回線ネットワーク21としては例えば、光ファイバー網、ケーブルテレビ網、ADSL網、ISDN網などが挙げられる。図示しないが、光モデムやケーブルテレビモデム、ADSLモデムなどを別途介していてもよいし、ゲートウェイ装置11の筐体中にそれらの機能を内蔵していてもよい。
ゲートウェイ装置11は、携帯電話事業者の携帯回線ネットワーク31(31a)を介してインターネットへ接続可能な携帯ネットワークインターフェース14を有する。通信速度の都合上、第三世代以降の携帯回線ネットワーク機能を有することが望ましい。例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)、その後の第四世代以降の規格などが挙げられる。具体的には、これらの通信規格に対応したアンテナと、それぞれの通信規格に対応した携帯電話事業者が発行するSIM(Subscriber Identity Module:加入者識別モジュール)カードを読み込むSIMカードスロットなどの一般的な携帯電話事業者への接続のための装備を備える。なお、接続する携帯回線ネットワーク31は一種類に限る必要はなく、複数の携帯電話事業者の携帯回線ネットワーク31a,31b,31c……を併用できてもよい。これら複数の携帯回線ネットワーク31の通信規格が異なる場合にはそれぞれに対応したアンテナを有しており、互換性のある通信規格である場合には、SIMカードスロットをそれぞれの携帯電話事業者用に複数備えているとよい。
ゲートウェイ装置11は、インターネット接続にあたり利用する第一接続設定と、次に優先して利用する第二接続設定とを登録する接続先ネットワークデータベース12を有する。なお、さらに次以降に優先して利用する第三、第四の接続設定を含んでいてもよい。上記の固定回線ネットワーク21と、携帯回線ネットワーク31a,31b,31c……のうち、通常状態では最優先となる上記第一接続設定として、固定回線ネットワーク21を経由した接続を行うように設定しておく。ゲートウェイ装置11はこの接続先ネットワークデータベース12の設定に従い、通常時は最優先である上記第一接続設定、すなわち固定回線ネットワーク21経由でのインターネット接続を行う。
ゲートウェイ装置11は、接続先ネットワークデータベース12の内容を、接続可能なネットワークのみについて確実性の高い情報を、できるだけ最新の状態で保持しておくことが望ましい。このため、固定回線ネットワーク21や携帯回線ネットワーク31a等と接続するネットワークインターフェースの状態を確認したり、携帯ネットワークインターフェース14のSIMカードスロットに挿入されたSIMカードの状態を確認したりする、接続可能ネットワーク確認手段を定期的に実施しているとよい。なお、後述する携帯回線ネットワーク31では、この確認に対する応答は恒常的に許可しておくとよい。
固定回線ネットワーク21は、上記固定通信回線事業者のネットワークであり、ゲートウェイ装置11はこれを経由してインターネット41に接続する。なお図示しないが、インターネット41への接続にあたっては、別途プロバイダのネットワークを介してもよいし、上記固定通信事業者のネットワークから直接接続してもよい。
固定回線ネットワーク21には、個々の契約者ごとに設置されるゲートウェイ装置11との接続状態を監視する端末管理部22が接続されている。この端末管理部22は単独の装置であってもよいし、他のサーバと兼用されるものでもよい。なお、クラウド上に存在するものでも実行は可能であるが、ネットワークを監視する役割上、固定回線ネットワーク21内に直接接続されていることが望ましい。接続状態の監視手段としては、pingのやり取りなど、一般的な手法を用いてよい。応答が得られなかった場合には、接続が切断されているものと判断する。
上記の端末管理部22は、個々のゲートウェイ装置11が有する接続先ネットワークデータベース12に対応する内容を記録した代替ネットワークデータベース23と接続可能である。代替ネットワークデータベース23は、固定回線ネットワーク21に別のサーバとして格納されていてもよいし、端末管理部22に直接接続されていてもよい。
携帯回線ネットワーク31(31a,31b……)は、上記携帯電話事業者のネットワークである。ゲートウェイ装置11は、携帯ネットワークインターフェース14のSIMカードスロットに搭載したSIMカードの情報に従って、個別の上記携帯電話事業者のネットワークを選択して、それらに接続可能となる。
携帯回線ネットワーク31(31a,31b……)には、個々のゲートウェイ装置からのインターネット接続要求の可否を決定し、変更する携帯回線認証部32が接続されている。この携帯回線認証部32は単独の装置であってもよいし、他のサーバと兼用されるものでもよい。なお、クラウド上に存在するものでも実行は可能であるが、ネットワークを監視する役割上、携帯回線ネットワーク31内に直接接続されていることが望ましい。また、その可否を管理するため、上記の携帯回線認証部32は、個々のゲートウェイ装置11を識別可能に登録しかつそれぞれのゲートウェイ装置11に対して上記携帯回線ネットワークを介してのインターネット接続の可否を記録する接続許可データベース33と接続可能である。接続許可データベース33は、携帯回線ネットワーク31に別のサーバとして格納されていてもよいし、携帯回線認証部32に直接接続されていてもよい。識別可能に登録するための情報としては、例えば、SIMカードに登録された電話番号や、払い出したIPアドレス、ゲートウェイ装置11の物理アドレス、契約者情報などが利用できる。この情報は、代替ネットワークデータベース23との間で、個々のゲートウェイ装置11を共通のものとして識別可能な情報である必要がある。この接続許可データベース33におけるゲートウェイ装置11からのインターネット接続の可否は、デフォルトで拒否となっている。ゲートウェイ装置11は通常時には固定回線ネットワーク21を通じてインターネット接続をするように運用するためである。ただし、携帯回線認証部32は接続許可データベース33の可否が拒否であるゲートウェイ装置11からの通信を全て遮断するのではなく、ネットワークが接続可能であるか否かのテストなどのパケットのやり取りは継続可能にしておくことが望ましい。緊急時に速やかにインターネット接続を可能にするため、ゲートウェイ装置11と携帯回線認証部32との間では定期的にテスト通信を行っておくことが望ましいためである。
これらの構成を有する通信制御システムにおける通信制御方法を説明する。通常状態では、個々のゲートウェイ装置11は、固定回線ネットワーク21を通じてインターネット接続を行う。このとき、端末管理部22は定期的に個々のゲートウェイ装置11との間の接続状態が維持できているかを確認する接続状態確認手段を実行する。
また通常状態では、端末管理部22、又はその他の代替ネットワークデータベース23を更新しうる装置は、個々のゲートウェイ装置11から定期的に接続先ネットワークデータベース12の内容を受信し、その内容に合わせて代替ネットワークデータベース23の内容を更新する、代替経路収集手段を定期的に実行するとよい。
端末管理部22は、一のゲートウェイ装置11と接続が切断されたことを確認したら、携帯回線認証部32に対して、その切断されたゲートウェイ装置11について、代替ネットワークデータベース23の記録を参照して、次にゲートウェイ装置11が優先する携帯回線ネットワーク31がいずれの携帯回線ネットワーク31a,31b……であるかを得る代替経路検索手段を実行する。端末管理部22は、その次に優先する携帯回線ネットワーク31aの携帯回線認証部32、又は接続許可データベース33に対して、当該一のゲートウェイ装置11について、一時的にインターネット接続を許可する接続指示を送信する接続指示送信手段を実行する。この接続指示を受信した携帯回線認証部32、又は接続許可データベース33は、当該一のゲートウェイ装置11について、接続許可データベース33の値を接続許可に変更する拒否一時解除手段を実行する。携帯回線認証部32はその変更された値に従い、ゲートウェイ装置11からのインターネット接続を一時的に許可する一時受付手段を実行する。一方のゲートウェイ装置11は、端末管理部22との接続状態が切断されたことを確認したら、接続先ネットワークデータベース12に記録してある情報に従い、次に優先する携帯回線ネットワーク31aへインターネット接続を要求する代替接続要求手段を実行する。携帯回線認証部32により許可されるように変更されているため、ゲートウェイ装置11は携帯回線ネットワーク31aを介してインターネット接続が引き続き可能となる。
その後、端末管理部22は引き続き当該一のゲートウェイ装置11との間で接続の確認を試み続ける。この間、障害が発生している箇所を発見し、その解決のための人的作業が行われる。当該一のゲートウェイ装置11と端末管理部22との接続が復旧した際には、携帯回線ネットワーク31を経由した接続を中止して、固定回線ネットワーク21を経由した接続に切り替える。このとき、携帯回線ネットワーク31への復旧に伴う通知は、ゲートウェイ装置11から送信してもよいし、端末管理部22から送信してもよい。
端末管理部22から通知する場合、携帯回線認証部32又は接続許可データベース33に対して、当該一のゲートウェイ装置11について、再びインターネット接続を拒否するように切断指示を送信する切断指示送信手段を実行する。この切断指示を受信した携帯回線認証部32、又は接続許可データベース33は、当該一のゲートウェイ装置11について、接続許可データベース33の値を接続拒否に変更する。携帯回線認証部32はその変更された値に従い、ゲートウェイ装置11からのインターネット接続を再び拒否する。一方のゲートウェイ装置11は、端末管理部22との接続状態が回復されたことを確認したら、又は、携帯回線ネットワーク31a経由のインターネット接続が拒否されたことを確認したら、接続先ネットワークデータベース12に記録してある情報に従い、最も優先する固定回線ネットワーク21へインターネット接続を要求する。以後、通常状態へと戻る。
ゲートウェイ装置11から通知する場合、ゲートウェイ装置11は、端末管理部22との接続状態が回復されたことを確認したら、既に接続されている携帯回線ネットワーク31への経路を利用して、上記の切断指示と同様の内容を携帯回線認証部32へ通知する接続解除通知手段を実行する。また、接続先ネットワークデータベース12の変更した優先順位を元に戻すか、又は、二位以下を選択していたものを一位に設定した固定回線ネットワーク21に戻すように処理する。その上でゲートウェイ装置11は改めて固定回線ネットワーク21を通じて接続する固定回線接続復旧手段を実行する。
なお、接続先ネットワークデータベース12及び代替ネットワークデータベース23に、次に優先する携帯回線ネットワーク31aだけでなく、さらに次善の携帯回線ネットワーク31b、31c……が登録されている場合、端末管理部22は接続が切断された際に、当該一のゲートウェイ装置11について、他の携帯回線ネットワーク31b、31c……に対しても、上記の接続指示を送信してよい。この場合、ゲートウェイ装置11は、携帯回線ネットワーク31aに対して接続要求をし、そこも障害が発生していた場合には、さらに次に優先する携帯回線ネットワーク31b、31c……を利用してのインターネット接続を試みることができるようになる。
具体的な実施形態例をフローとともに説明する。図2は通常状態及び登録準備におけるフローの例である。ゲートウェイ装置11を設置したら、固定回線ネットワーク21から接続する(S111)。このとき、ゲートウェイ装置11は、自身の接続先ネットワークデータベース12に最優先項目としてその固定回線ネットワーク21の接続情報を登録する。またそれとともに、代替ネットワークデータベース23に対して、識別情報とともにその接続情報を報告する初期報告手段を実行する(S112)。端末管理部22はこの報告に応じて、代替ネットワークデータベース23にゲートウェイ装置11の識別情報を登録する初期登録手段を実行する(S113)。
次にゲートウェイ装置11には、SIMカードを装着した上で、そのSIMカードに対応した携帯回線ネットワーク31aへの接続の情報を代替ネットワークデータベース23に登録する携帯回線登録手段を実行する。この情報に従って、携帯ネットワークインターフェース14から携帯回線ネットワーク31aへ接続する携帯回線初期接続手段を実行する(S121)。携帯回線認証部32はIPアドレスを払い出し、接続を可能にする(S122)。払い出されたIPアドレスを受け取ったゲートウェイ装置11は、接続先ネットワークデータベース12の、携帯回線ネットワーク31aの項目にIPアドレスを含む情報を登録する携帯回線情報準備手段を実行する(S123)。その上で、登録したIPアドレスを上記の識別情報や、接続先となる携帯回線ネットワーク31を識別する情報とともに、端末管理部22に報告する。端末管理部22は、代替ネットワークデータベース23の当該ゲートウェイ装置11の項目を更新する(S124)。さらに、端末管理部22は、連絡された携帯回線ネットワーク31に対して、当該ゲートウェイ装置11の接続を拒否するように指示する初期拒否指示手段を実行する(S125)。接続許可データベース33では、当該ゲートウェイ装置11の接続を拒否するように設定する。以上の手順により、ゲートウェイ装置11は、固定回線ネットワーク21と携帯回線ネットワーク31との両方の設定を保持しつつ、最も優先する固定回線ネットワーク21を介してインターネット接続するようになる。これが通常状態である。
通常状態では、上記の接続状態確認手段とともに、上記の代替経路収集手段を定期的に実行することになる(131〜S138)。ゲートウェイ装置11は固定ネットワークインターフェース13と、携帯ネットワークインターフェース14とから、それぞれ接続可能なネットワークを確認する(S132)。登録済みのネットワークが不通になっていたり、新たなネットワークが通信可能になっていたら(S133→Yes)、その内容を接続先ネットワークデータベース12に登録し(S134)、その内容を代替ネットワークデータベース23に報告する(S135)。これを受けた端末管理部22は、受信した内容に合わせて代替ネットワークデータベース23の内容を更新する上記の代替経路収集手段を行う(S136)。その中に、新たな携帯回線ネットワーク31bへの接続情報が含まれている場合には、その携帯回線ネットワーク31bに対して、上記の初期拒否指示手段を実行することになる(S137,S125)。
図3は障害発生時における処理フローの例を示す。通常状態では、継続的に上記の接続状態確認手段が実行されている(S211)。障害が発生した場合、ゲートウェイ装置11と端末管理部22との間のアクセス区間の故障であるか否かを判断する(S212)。経路上の問題でない場合には本発明による障害の回避はできない(S212→No)。経路上の故障は、ゲートウェイ装置11と、端末管理部22とが、それぞれ別個に、お互いとの通信が不可能になったことによって察知する(S213、S221)。ここでゲートウェイ装置11は、接続先の変更を試みる(S214)。接続先ネットワークデータベース12に、次に優先する代替となる携帯回線ネットワーク31の情報が登録されていれば(S215→Yes)、その代替先となる携帯回線ネットワーク31aへの接続を試みる上記の代替接続要求手段を実行する(S216)。このとき、接続先ネットワークデータベース12における各ネットワークの優先順位の情報を一時的に切り替えて復旧後に元に戻しても良いし、優先順位の情報をそのままとしたまま、一位が不通になったことで二位以下を優先する処理としてもよい。
一方、端末管理部22は、代替ネットワークデータベース23の当該ゲートウェイ装置11についてのレコードを参照し、次に優先する代替となる携帯回線ネットワーク31a、31b……を確認する上記の代替経路検索手段を実行する(S222)。確認できた全ての携帯回線ネットワーク31a、31b……に対して、当該ゲートウェイ装置11については、一時的にインターネット接続を許可する接続指示を送信する上記の接続指示送信手段を実行する(S223)。これを受けた携帯回線認証部32は、接続許可データベース33において、当該一のゲートウェイ装置11について、接続許可データベース33の値を接続許可に変更する上記の拒否一時解除手段を実行する(S231)。携帯回線認証部32はその変更された値に従い、ゲートウェイ装置11からのインターネット接続を一時的に許可する上記の一時受付手段を実行する(S232)。なお、S216とS232でタイムラグが生じる場合もあるため、ゲートウェイ装置11は所定の回数に亘って繰り返して接続要求をするとよい。以後、障害が復旧するまで、ゲートウェイ装置は携帯回線ネットワーク31経由で接続することになる。
図4は復旧時の処理フローの例を示す。携帯回線ネットワーク31での接続をしている間(S311)、固定回線事業者は復旧の作業を行う。復旧したら(S312)、ゲートウェイ装置11と端末管理部22との通信が繋がる。ゲートウェイ装置11との通信ができたら、端末管理部22は代替ネットワークデータベース23の当該ゲートウェイ装置11についてのIPアドレスその他の情報を更新する(S321)。その上で、固定回線ネットワーク21を介したインターネット接続が可能になった旨をゲートウェイ装置11に通知する(S322)。通知を受けたゲートウェイ装置11は、接続先ネットワークデータベース12の優先順位を元に戻す(S313)。再び固定回線ネットワーク21を最優先する状態に変更したら、携帯回線ネットワーク31に対して、当該ゲートウェイ装置11自身のインターネット接続を再び拒否するように、上記の接続解除通知手段を実行する(S314)。これを受けた携帯回線認証部32は、接続許可データベース33の当該ゲートウェイ装置11の記録を更新し(S323)、当該ゲートウェイ装置11のインターネット接続を解除する(S324)。解除されたゲートウェイ装置11は(S315)、上記の固定回線接続復旧手段を実行し、以後は、固定回線ネットワーク21を介してインターネット接続を続ける。
10 端末
11 ゲートウェイ装置
12 接続先ネットワークデータベース
13 固定ネットワークインターフェース
14 携帯ネットワークインターフェース
15 ローカルネットワークインターフェース
21 固定回線ネットワーク
22 端末管理部
23 代替ネットワークデータベース
31,31a,31b 携帯回線ネットワーク
32 携帯回線認証部
33 接続許可データベース
41 インターネット

Claims (8)

  1. 固定回線ネットワークと携帯回線ネットワークとの両方を介してインターネット接続可能であり、
    上記固定回線ネットワークへの接続を制御する端末管理部と、
    上記携帯回線ネットワークへの接続を制御する携帯回線認証部と、
    の間で相互通信可能なゲートウェイ装置である通信制御装置において、
    上記ゲートウェイ装置は、
    通常時には上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を上記携帯回線認証部によって拒否され、
    上記端末管理部との接続が切断された際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を一時的に許可され、
    上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否される、
    通信制御装置。
  2. 固定通信回線事業者の固定回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な固定ネットワークインターフェース、
    携帯電話事業者の携帯回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な携帯ネットワークインターフェース、
    及び、配下の端末にインターネット接続環境を提供するローカルネットワークインターフェース、
    及び、インターネット接続にあたり優先して利用する第一接続設定と、次に優先して利用する第二接続設定とを登録する接続先ネットワークデータベース、
    を有し契約者ごとに設置されるゲートウェイ装置であって、
    上記固定回線ネットワークに属し、上記接続先ネットワークデータベースに対応する内容を記録した代替ネットワークデータベースと接続された、個々の上記ゲートウェイ装置との接続状態を監視する端末管理部、に対して上記固定ネットワークインターフェースを介して接続可能であり、
    上記携帯回線ネットワークに属し、上記ゲートウェイ装置を識別可能に登録しかつそれぞれの上記ゲートウェイ装置に対して上記携帯回線ネットワークを介してのインターネット接続の可否を記録し通常時にはインターネット接続を拒否する設定とする接続許可データベースと接続された、上記可否に応じて上記ゲートウェイ装置からの接続要求の可否を決定する携帯回線認証部、に対して上記携帯ネットワークインターフェースを介して接続可能であり、
    上記接続先ネットワークデータベースは、通常時には上記第一接続設定として上記固定回線ネットワークを利用する設定とし、
    通常時には上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を上記携帯回線認証部によって拒否され、
    上記端末管理部との接続が切断された際には、上記端末管理部からの指示により上記接続許可データベースの設定を接続許可に変更したことに応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を一時的に許可され、
    上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記端末管理部からの指示により上記接続許可データベースの設定を接続拒否に変更したことに応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否される、
    通信制御装置。
  3. 固定回線ネットワークと携帯回線ネットワークとの両方を介してインターネット接続可能なゲートウェイ装置と、
    上記固定回線ネットワークに属する端末管理部と、
    上記携帯回線ネットワークに属する携帯回線認証部と、
    を有する通信制御システムにおいて、
    上記携帯回線認証部は、通常時には上記ゲートウェイ装置からの上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否し、
    一の上記ゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が切断された際には、上記携帯回線認証部が上記端末管理部からの指示に応じて当該一のゲートウェイ装置からの接続を一時的に許可し、
    当該一のゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記携帯回線認証部が上記端末管理部からの指示に応じて再び当該一のゲートウェイ装置からの接続を拒否する、通信制御システム。
  4. 固定通信回線事業者の固定回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な固定ネットワークインターフェース、
    携帯電話事業者の携帯回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な携帯ネットワークインターフェース、
    及び、配下の端末にインターネット接続環境を提供するローカルネットワークインターフェース、
    及び、インターネット接続にあたり優先して利用する第一接続設定と、次に優先して利用する第二接続設定とを登録する接続先ネットワークデータベース、
    を有し契約者ごとに設置されるゲートウェイ装置と、
    上記固定回線ネットワークに属し、上記接続先ネットワークデータベースに対応する内容を記録した代替ネットワークデータベースと接続可能であり、個々の上記ゲートウェイ装置との接続状態を監視する端末管理部と、
    上記携帯回線ネットワークに属し、上記ゲートウェイ装置を識別可能に登録しかつそれぞれの上記ゲートウェイ装置に対して上記携帯回線ネットワークを介してのインターネット接続の可否を記録する接続許可データベースと接続可能であり、上記可否に応じて上記ゲートウェイ装置からの接続要求の可否を決定する携帯回線認証部と、
    を有し、
    上記接続先ネットワークデータベースは、通常時には上記第一接続設定として上記固定回線ネットワークを利用する設定とし、
    上記接続許可データベースは、通常時にはインターネット接続を拒否する設定とし、
    一の上記ゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が切断された際には、上記携帯回線認証部は、当該一のゲートウェイ装置についての上記接続許可データベースの設定を接続許可に変更し、
    当該一のゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記携帯回線認証部は、当該一のゲートウェイ装置についての上記接続許可データベースの設定を接続拒否に変更する通信制御システム。
  5. 固定回線ネットワークと携帯回線ネットワークとの両方を介してインターネット接続可能であり、
    上記固定回線ネットワークへの接続を制御する端末管理部と、
    上記携帯回線ネットワークへの接続を制御する携帯回線認証部と、
    の間で相互通信可能なゲートウェイ装置である通信制御装置に対して
    通常時には上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を上記携帯回線認証部によって拒否させ、
    上記端末管理部との接続が切断された際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を一時的に許可させ、
    上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否させる、
    通信制御方法。
  6. 固定通信回線事業者の固定回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な固定ネットワークインターフェース、
    携帯電話事業者の携帯回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な携帯ネットワークインターフェース、
    及び、配下の端末にインターネット接続環境を提供するローカルネットワークインターフェース、
    及び、インターネット接続にあたり優先して利用する第一接続設定と、次に優先して利用する第二接続設定とを登録する接続先ネットワークデータベース、
    を有し契約者ごとに設置されるゲートウェイ装置と、
    上記固定回線ネットワークに属し、上記接続先ネットワークデータベースに対応する内容を記録した代替ネットワークデータベースと接続可能であり、個々の上記ゲートウェイ装置との接続状態を監視する端末管理部と、
    上記携帯回線ネットワークに属し、上記ゲートウェイ装置を識別可能に登録しかつそれぞれの上記ゲートウェイ装置に対して上記携帯回線ネットワークを介してのインターネット接続の可否を記録する接続許可データベースと接続可能であり、上記可否に応じて上記ゲートウェイ装置からの接続要求の可否を決定する携帯回線認証部と、
    を有する通信制御システムに対して、
    上記接続先ネットワークデータベースが、通常時には上記第一接続設定として上記固定回線ネットワークを利用するように設定させ、
    上記接続許可データベースが、通常時にはインターネット接続を拒否するように設定させ、
    一の上記ゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が切断された際には、上記携帯回線認証部が、当該一のゲートウェイ装置についての上記接続許可データベースの設定を接続許可に変更させ、
    当該一のゲートウェイ装置と上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記携帯回線認証部が、当該一のゲートウェイ装置についての上記接続許可データベースの設定を接続拒否に変更させる、
    通信制御方法。
  7. 固定回線ネットワークと携帯回線ネットワークとの両方を介してインターネット接続可能であり、
    上記固定回線ネットワークへの接続を制御する端末管理部と、
    上記携帯回線ネットワークへの接続を制御する携帯回線認証部と、
    の間で相互通信可能なゲートウェイ装置である通信制御装置を、
    通常時には上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を上記携帯回線認証部によって拒否されて、上記固定回線ネットワーク経由でインターネット接続し、
    上記端末管理部との接続が切断された際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を一時的に許可された上で、上記携帯回線ネットワーク経由でインターネット接続し、
    上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記端末管理部からの指示に応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否された上で、上記固定回線ネットワーク経由でインターネット接続する
    ように実行させるためのプログラム。
  8. 固定通信回線事業者の固定回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な固定ネットワークインターフェース、
    携帯電話事業者の携帯回線ネットワークを介してインターネットへ接続可能な携帯ネットワークインターフェース、
    及び、配下の端末にインターネット接続環境を提供するローカルネットワークインターフェース、
    及び、インターネット接続にあたり優先して利用する第一接続設定と、次に優先して利用する第二接続設定とを登録する接続先ネットワークデータベース、
    を有し契約者ごとに設置されるゲートウェイ装置を、
    上記固定回線ネットワークに属し、上記接続先ネットワークデータベースに対応する内容を記録した代替ネットワークデータベースと接続された、個々の上記ゲートウェイ装置との接続状態を監視する端末管理部、に対して上記固定ネットワークインターフェースを介して接続可能であり、
    上記携帯回線ネットワークに属し、上記ゲートウェイ装置を識別可能に登録しかつそれぞれの上記ゲートウェイ装置に対して上記携帯回線ネットワークを介してのインターネット接続の可否を記録し通常時にはインターネット接続を拒否する設定とする接続許可データベースと接続された、上記可否に応じて上記ゲートウェイ装置からの接続要求の可否を決定する携帯回線認証部、に対して上記携帯ネットワークインターフェースを介して接続可能であるように実行させ、
    かつ、
    上記接続先ネットワークデータベースを、通常時には上記第一接続設定として上記固定回線ネットワークを利用する設定とし、
    通常時には上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を上記携帯回線認証部によって拒否されて、上記固定回線ネットワーク経由でインターネット接続し、
    上記端末管理部との接続が切断された際には、上記端末管理部からの指示により上記接続許可データベースの設定を接続許可に変更したことに応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を一時的に許可された上で、上記携帯回線ネットワーク経由でインターネット接続し、
    上記端末管理部との接続が復旧した際には、上記端末管理部からの指示により上記接続許可データベースの設定を接続拒否に変更したことに応じた上記携帯回線認証部によって、上記携帯回線ネットワークを通じたインターネット接続を拒否された上で、上記固定回線ネットワーク経由でインターネット接続する
    ように実行させるためのプログラム。
JP2017070442A 2017-03-31 2017-03-31 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム Pending JP2018174404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017070442A JP2018174404A (ja) 2017-03-31 2017-03-31 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017070442A JP2018174404A (ja) 2017-03-31 2017-03-31 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018174404A true JP2018174404A (ja) 2018-11-08

Family

ID=64108781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017070442A Pending JP2018174404A (ja) 2017-03-31 2017-03-31 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018174404A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114143251A (zh) * 2021-12-08 2022-03-04 北京天融信网络安全技术有限公司 智能选路方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000124910A (ja) * 1998-10-16 2000-04-28 Toyo Commun Equip Co Ltd アクセス回線の二重化方式
JP2004072631A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Ntt Docomo Inc 無線通信における認証システム、認証方法及び端末装置
JP2007088857A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Denso Corp 通信制御装置
US20110096762A1 (en) * 2008-03-24 2011-04-28 Shoretel, Inc. Cloud voip system with bypass for ip media
JP2013098819A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Buffalo Inc ネットワーク通信装置、使用ネットワークインターフェイス部を選択する方法、パケットの送受信を行う方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2015023303A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 西日本電信電話株式会社 モバイルトラフィックのオフロードシステム
JP2017195435A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 日本電信電話株式会社 ネットワークアクセスシステムとその制御装置、回線バックアップ制御方法およびプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000124910A (ja) * 1998-10-16 2000-04-28 Toyo Commun Equip Co Ltd アクセス回線の二重化方式
JP2004072631A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Ntt Docomo Inc 無線通信における認証システム、認証方法及び端末装置
JP2007088857A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Denso Corp 通信制御装置
US20110096762A1 (en) * 2008-03-24 2011-04-28 Shoretel, Inc. Cloud voip system with bypass for ip media
JP2013098819A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Buffalo Inc ネットワーク通信装置、使用ネットワークインターフェイス部を選択する方法、パケットの送受信を行う方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2015023303A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 西日本電信電話株式会社 モバイルトラフィックのオフロードシステム
JP2017195435A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 日本電信電話株式会社 ネットワークアクセスシステムとその制御装置、回線バックアップ制御方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114143251A (zh) * 2021-12-08 2022-03-04 北京天融信网络安全技术有限公司 智能选路方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11910290B2 (en) Multiple application module or unit
US10659952B2 (en) Network slice selection policy updating method and apparatus
CN107615791B (zh) 用于添加m2m服务的装置和方法
US9270640B2 (en) Communication device, control method for communication device, and storage medium
EP2171917B1 (en) System and method for providing device management service to electronic device having no broadband communication module
CN102111728B (zh) 移动终端的网络连接管理模块和方法
CN114024594A (zh) 卫星通信***的通信方法和装置
US9705731B2 (en) Mediation server, communication device, and connecting method
CN112019408A (zh) 用于在家庭网络中安装节点的方法和设备
EP3996410B1 (en) Abnormality monitoring method and system based on roaming system
CN103220283A (zh) 网络共享的方法、设备及***
EP3043581B1 (en) Proximity map request method, server and network entity using the same, proximity request validating method, and server and network entity using the same
CN110968106A (zh) 飞行器的控制方法及装置
CN102904879A (zh) 拨号移动终端及其拨号方法
JP2018174404A (ja) 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム
CN113055427B (zh) 一种基于业务的服务器集群接入方法及装置
JP2014204298A (ja) 通信システムおよびゲートウェイ、ならびにポリシー制御装置
US20140099951A1 (en) Handling of Operator Connection Offers in a Communication Network
US20220124008A1 (en) Automated Service Layer Message Flow Management In A Communications Network
JP5320322B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信システムにおける移動機位置情報の取得方法
CN114245441B (zh) 同时满足物用及人用场景的5g组网方法以及***
CN113453300B (zh) 设备热点处理方法、装置、存储介质及电子装置
CN115396873B (zh) 一种通信方法、装置、服务器及存储介质
EP3912329B1 (en) Automated service layer message flow management in a communications network
WO2022126631A1 (zh) 注册至多个网络的方法、装置和***

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181120