JP2018172571A - 光学用粘着剤組成物、光学用粘着シート及び光学積層体 - Google Patents
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Abstract
【課題】優れた耐発泡性及び/又は耐剥離性を有する光学用粘着剤組成物を提供すること。【解決手段】光学用粘着剤組成物は、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分100質量部に対し、炭素数1〜15の炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位を40〜80質量部含有する前記(メタ)アクリル共重合体と、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.5〜2.5質量部の1H−ベンゾトリアゾールとを含有する。【選択図】なし
Description
本発明は、光学用粘着剤組成物、光学用粘着シート及び光学積層体に関する。
静電容量方式等のタッチパネルは、モジュールを保護するために最前面にカバーパネルを有している。カバーパネルの材料としては、従来ガラスが用いられてきたが、割れた際の安全性の向上等の観点から、ポリカーボネートやポリメタクリル酸メチル等の透明な樹脂板が用いられるようになってきている。
特許文献1及び2には、カバーパネルとタッチセンサーパネル間を接着する光学用粘着シート又はテープが開示されている。
しかし、カバーパネルに樹脂板を用いた場合、加熱によって樹脂板から発生するアウトガスによって、樹脂板に貼り合せる光学用粘着シートの透明粘着剤が発泡したり剥離したりするという問題が発生する。
本発明の目的は、耐発泡性及び/又は耐剥離性を高めた光学用粘着剤組成物、光学用粘着シート及び光学積層体を提供することにある。
本発明者らは、期せずして、1H−ベンゾトリアゾールを光学用粘着剤組成物に添加すると、光学用粘着剤組成物の発泡が抑制されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
項1.(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分100質量部に対し、炭素数1〜15の炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位を40〜80質量部含有する前記(メタ)アクリル共重合体と、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.5〜2.5質量部の1H−ベンゾトリアゾールとを含有する光学用粘着剤組成物。
項2.項1に記載の光学用粘着剤組成物を重合及び硬化してなる光学用粘着シート。
項3.項2に記載の光学用粘着シートと、
前記光学用粘着シートの第1の表面に積層された第1の被着体と、
前記光学用粘着シートの前記第1の表面とは反対の第2の表面に積層された第2の被着体とを備えた光学積層体。
前記光学用粘着シートの第1の表面に積層された第1の被着体と、
前記光学用粘着シートの前記第1の表面とは反対の第2の表面に積層された第2の被着体とを備えた光学積層体。
項4.第1の被着体が、カバーパネル、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、金属もしくは金属酸化物薄膜付ガラス、飛散防止フィルム、超複屈折フィルム、反射防止フィルム、偏光板又はタッチパネルモジュールであり、第2の被着体が、カバーパネル、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、金属もしくは金属酸化物薄膜付ガラス、飛散防止フィルム、超複屈折フィルム、偏光板、タッチパネルモジュール、又はディスプレイパネルモジュールである項3に記載の光学積層体。
本発明の光学用粘着剤組成物、光学用粘着シート及び光学積層体は、優れた耐発泡性及び/又は耐剥離性を発揮することができる。
本明細書において、「及び/又は」は少なくとも一方の意味であり、例えば「A及び/又はB」は、Aのみ、Bのみ、及びAとBの両方のいずれかを指す。
本明細書において、「(メタ)アクリル」は、「アクリル」及び「メタクリル」を指す。従って、例えば(メタ)アクリル酸には、アクリル酸とメタクリル酸が含まれ、(メタ)アクリル酸エステルにはアクリル酸エステルとメタクリル酸エステルが含まれる。その他の「(メタ)アクリル」が用いられている化合物についても同様である。
1.光学用粘着剤組成物
本発明の光学用粘着シートは、光学用粘着剤組成物中のモノマーを重合させて共重合体を形成し、これをさらに硬化させることにより形成される。
本発明の光学用粘着シートは、光学用粘着剤組成物中のモノマーを重合させて共重合体を形成し、これをさらに硬化させることにより形成される。
光学用粘着剤組成物は透明であれば特に限定されないが、(モノ)アクリル酸エステルを主成分モノマーとして含有するアクリル系粘着性組成物であることが好ましい。この場合、(モノ)アクリル酸エステルのモノマーを重合させて(メタ)アクリル共重合体を形成し、これをさらに硬化させることにより光学用粘着シートが形成される。
以下、本発明の光学用粘着剤組成物の一実施形態のアクリル系粘着性組成物の構成成分について説明する。
光学用粘着剤組成物は、(メタ)アクリル酸エステル(A)及びヒドロキシ基含有モノマー(B)を含有する。
(メタ)アクリル酸エステル(A)は、アクリル系粘着剤におけるベースポリマーを構成するモノマー主成分であり、1種のみを使用することもできるし、2種以上の(メタ)アクリル酸エステルを組み合わせて使用することもできる。(メタ)アクリル酸エステルを組み合わせた場合の各々の(メタ)アクリル酸エステルの割合は任意に選択し得る。(メタ)アクリル酸エステルは、好ましくは炭素数1〜15の炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステルである。
(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレートなどのアルキルエステル(メタ)アクリレート;イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレートなどの、脂環式炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル;フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレートなどの芳香族炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル;などが挙げられる。
(メタ)アクリル酸エステル(A)の含有量は、好ましくは(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、40〜95質量部であり、より好ましく40〜80質量部である。
ヒドロキシ基を含有するモノマー(B)としてはヒドロキシ(メタ)アクリレートが挙げられ、ヒドロキシ(メタ)アクリレートとしては例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのアルキルの炭素数は2〜6であることが好ましい。ヒドロキシ基を含有するモノマーは、1種のみを使用することもできるし、2種以上を組み合わせて使用することもできる。
ヒドロキシ基を含有するモノマー(B)の含有量は、好ましくは(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量に対し、100質量部に対し、5〜50質量部である。この範囲にあることにより、光学用粘着剤組成物に耐白化性及び重合安定性が付与される。含有量が5質量以上であると加熱及び加湿時の光学用粘着剤組成物の白化がより効果的に抑制される。また、含有量が50質量以下であると、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分の重合反応が安定的に進行する。
上記成分(A)及び(B)の含有量は限定されないが、好ましくは、光学用粘着剤組成物は、該(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、40〜80質量部の(メタ)アクリル酸エステル(A)及び5〜50質量部のヒドロキシ基含有モノマー(B)をモノマー成分として含有する(メタ)アクリル共重合体を含有する。
(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量は、光学用粘着剤組成物の量に対し通常50質量%以上であり、好ましくは60質量%、より好ましくは70質量%、さらに好ましくは80質量%である。一実施形態では、特に(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分は、 (メタ)アクリル酸エステル(A)及びヒドロキシ基含有モノマー(B)の合計量が上記の割合を満たす。
光学用粘着剤組成物は、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.5〜2.5質量部の1H−ベンゾトリアゾール(C)を含む。1H−ベンゾトリアゾール(C)が0.5質量部未満であると耐発泡性及び/又は耐剥離性が低下し、2.5質量部を超えても耐発泡性及び/又は耐剥離性が低下する。1H−ベンゾトリアゾールは、防錆剤として知られているが、一定量の1H−ベンゾトリアゾールを光学用粘着剤組成物に含有することで、耐発泡性及び/又は耐剥離性を向上できることは驚くべき知見である。
光学用粘着剤組成物は、耐発泡性の向上及び白化抑制の目的で、シランカップリング剤(D)を含むことができる。シランカップリング剤(D)の含有量は、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.05〜10質量部であることが好ましく、0.1〜5質量部であることがより好ましい。
シランカップリング剤(D)としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γグリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、メルカプトブチルトリメトキシシラン、及びγ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。上記シランカップリング剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。なかでも、エポキシ基を有するシランカップリング剤が好ましい。
光学用粘着剤組成物は、導電性材料の腐食を進行させない程度の少量の(メタ)アクリル酸(E)を任意選択で含むことができるが、多量の(メタ)アクリル酸は導電性材料に対し腐食性であるため、(メタ)アクリル酸の含有量は、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.5質量部以下であることが好ましく、0.25質量部以下であることがより好ましい。
本発明の粘着剤組成物は、必要に応じて高極性モノマーに由来する構成単位を含んでいてもよい。このような高極性モノマーとしては、例えば、ビニルピロリドン、(メタ)アクリロイルモルフォリン、ビニルモルフォリン、ジアルキル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシアルキルアクリルアミドなどが挙げられる。このような高極性モノマーは、添加される場合、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、通常0.01〜50質量部程度である。
本発明の光学用粘着剤組成物には、必要に応じて各種添加剤が添加されていてもよい。このような添加剤としては、例えば、粘着付与樹脂(例えば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂など)、重合開始剤、架橋剤、着色剤(顔料又は染料など)、紫外線吸収剤、光安定剤、連鎖移動剤、重合禁止剤等の公知の各種添加剤が挙げられる。このような添加剤は、添加される場合、通常、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.01〜10質量程度である。
2.光学用粘着剤組成物の製造方法、光学用粘着剤、及び光学用粘着シート
上記光学用粘着剤組成物の製造方法としては、例えば、上記(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分の混合物を重合開始剤の存在下でラジカル重合させて(メタ)アクリル共重合体を製造し、光学用粘着剤組成物を得る方法が挙げられる。該混合物には、これに必要に応じて上述の各種添加剤等、他の成分を加えることができる。 重合開始剤としては、例えば、過硫酸塩、有機過酸化物(過酸化物系開始剤)又はアゾ系化合物(アゾ系開始剤)などが挙げられる。
上記光学用粘着剤組成物の製造方法としては、例えば、上記(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分の混合物を重合開始剤の存在下でラジカル重合させて(メタ)アクリル共重合体を製造し、光学用粘着剤組成物を得る方法が挙げられる。該混合物には、これに必要に応じて上述の各種添加剤等、他の成分を加えることができる。 重合開始剤としては、例えば、過硫酸塩、有機過酸化物(過酸化物系開始剤)又はアゾ系化合物(アゾ系開始剤)などが挙げられる。
重合開始剤の使用量は、特に制限されず、例えば、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.001〜50質量部、好ましくは0.01〜10質量部程度である。
本発明では、各モノマー成分を用いて重合させて得られた(メタ)アクリル共重合体はそのまま乾燥させて用いてもよく、また、(メタ)アクリル共重合体をさらに架橋剤で架橋させることにより硬化させて用いてもよい。(メタ)アクリル共重合体を架橋させることにより、剥離ライナーなどの基材の剥離性及び粘着性に加えて、(メタ)アクリル共重合体に耐熱性などの耐久性も付与される。なお、(メタ)アクリル共重合体の架橋は、アクリル系粘着剤層の形成の際や、形成後に行うことができる。
上記の架橋剤としては、従来公知のものを用いることができるが、ポリイソシアネート系化合物、エポキシ系化合物、アジリジン系化合物、金属キレート系化合物、メラミン系化合物が好ましく、特にポリイソシアネート系化合物が好適である。架橋剤は単独で又は2種以上混合して使用することができる。なお、ポリイソシアネート系化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートの二重体、トリメチロールプロパンとトリレンジイソシアネートとの反応生成物、トリメチロールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネートとの反応生成物、ポリエーテルポリイソシアネート、ポリエステルポリイソシアネートなどが挙げられる。ポリイソシアネート系化合物の使用量は、例えば、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対して0.01〜20質量部(好ましくは0.05〜15質量部)程度である。
本発明の光学用粘着剤組成物からなる光学用粘着剤、特にはアクリル系粘着剤としては、その調製過程でいかなる形態も取りうるが、取り扱い性の面で、溶剤系、エマルション系、ホットメルト系、光重合系などの形態で用いることが好ましい。光学用粘着剤は単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明の光学用粘着シートは、上記の(メタ)アクリル共重合体を含有する光学用粘着剤組成物を重合、硬化、及び場合により成形してなる粘着剤層から形成される。粘着剤層は、単層、積層体のいずれの形態を有していてもよい。粘着剤層の厚みとしては、高透明性などを損なわない範囲であれば特に制限されないが、例えば、1〜数千μm程度の範囲から選択することができる。
なお、粘着剤層の形成方法は、特に制限されない。例えば、慣用のコーター(グラビヤロールコーター、リバースロールコーター、キスロールコーター、ディップロールコーター、バーコーター、ナイフコーター、スプレーコーターなど)を用いて、アクリル系粘着剤を所定の面(例えば、基材表面など)に塗布することにより、粘着剤層を形成することができる。
光学用粘着シートは、前記粘着剤層を有していれば、その構成は特に制限されない。具体的には、光学用粘着シートとしては、例えば、(1)粘着剤層のみから形成された構成の基材レス両面光学用粘着シート、(2)基材の少なくとも一方の面に粘着剤層が形成され且つ基材の両面側に粘着面が形成された構成の基材付き両面光学用粘着シート、(3)基材の一方の面に粘着剤層が形成された構成の基材付き光学用粘着シートなどが挙げられる。なお、光学用粘着シートが基材付き両面光学用粘着シートである場合、基材の両面に形成された粘着剤層(粘着剤層)が粘着剤層であってもよく、基材の一方の面に形成された層が粘着剤層であり且つ基材の他方の面に形成された層が粘着剤層以外の粘着剤層(「非粘着剤層」と称する場合がある)であってもよい。
基材としては、紙などの紙系の基材、布、不織布、ネットなどの繊維系の基材;金属箔、金属板などの金属系の基材;プラスチックのフィルムやシートなどのプラスチック系の基材;ゴムシートなどのゴム系の基材;などの適宜な薄層体を用いることができる。プラスチック系の基材としては、例えば、アクリル、オレフィン、ポリカーボネート、塩化ビニル、ABS、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ウレタン、ポリイミド等の透明な樹脂からなる透明性を有するシートが挙げられる。基材には剥離ライナーが含まれ、剥離ライナーは、光学用粘着シート又はテープ用の公知の剥離ライナーを用いることができる。基材は本発明の光学用粘着シートを貼り合わせる被着体として機能する。
光学用粘着シートは、ロール状に巻回された形態で形成されていてもよく、シートが積層された形態で形成されていてもよい。すなわち、本発明の光学用粘着シートは、テープ状、シート状などの形態を有することができる。従って、光学用粘着シートには、光学用粘着シート又は粘着テープが含まれる。
本発明の光学用粘着シートを製造する方法は限定されないが、特に、本発明の光学用粘着シートを製造する方法として、モノマー成分の混合物、光重合開始剤、及び、必要に応じて添加剤などを含有し、かつ、溶剤を含有しないモノマー組成物を、一方の面が離型処理された透明な合成樹脂フィルムの離型処理面に塗工してモノマー層を形成した後、このモノマー層上に、一方の面が離型処理された別の透明な合成樹脂フィルムの離型処理面を重ね合わせ、合成樹脂フィルムを透してモノマー層に紫外線照射などの光照射を行うことにより、モノマー成分の混合物をラジカル重合させる方法が好適に用いられる。なお、上記透明な合成樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどが挙げられる。
上記光重合開始剤としては、例えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(BASF社製、商品名「IRGACURE(登録商標)2959」)などのケトン系光重合開始剤、α−ヒドロキシ−α,α’−ジメチル−アセトフェノン(BASF社製、商品名「IRGACURE(登録商標)1173」))、メトキシアセトフェン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェン(BASF社製、商品名「IRGACURE(登録商標)651」)、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトフェノン(BASF社製、商品名「IRGACURE(登録商標)184」)などのアセトフェノン系光重合開始剤、ベンジルジメチルケタールなどのケタール系光重合開始剤、ハロゲン化ケトン、アシルホスフィノキシド、アシルホスフォナートなどが挙げられる。
上記光重合開始剤の配合量としては、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対する好ましい下限が0.01質量部、好ましい上限が5質量部である。上記光重合開始剤の配合量が0.01質量部以上であると、モノマー成分の混合物の重合が進行し、得られる光学用粘着シートは、凝集力を有し必要な物性が得られる。上記光重合開始剤の配合量が5質量部以下であると、光照射時にラジカル発生量が低く維持され、得られる(メタ)アクリル共重合体の分子量が良好となる。上記光重合開始剤の配合量のより好ましい下限は0.03質量部、より好ましい上限は1質量部である。
上記光照射に用いられるランプとしては、例えば、波長400nm以下に発光分布を有するランプなどが挙げられる。上記波長400nm以下に発光分布を有するランプとしては、例えば、低圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マイクロウエーブ励起水銀ランプ、メタルハライドランプなどが挙げられる。なかでも、上記光重合開始剤の活性波長領域の光を効率よく発光するとともに、上記モノマー層に含まれる上記光重合開始剤以外の成分の光吸収が少なく、上記モノマー層の内部にまで光が充分に到達してモノマー成分の混合物を効果的に重合させることができることから、ケミカルランプが好ましい。
上記光照射における光照射強度及び照射時間は、(メタ)アクリル共重合体の重合度又は光学用粘着シートの性能などに合わせて、当業者により適宜選択することができる。
本発明の光学用粘着テープの上記粘着剤層の厚みは特に限定されないが、好ましい下限が5μm、好ましい上限が1mmである。上記粘着剤層の厚みが5μm以上であると、粘着剤層は、被着体に対する粘着力を発揮できる。上記粘着剤層の厚みが1以下であると、取扱性が良好である。上記粘着剤層の厚みのより好ましい下限は10μm、更に好ましい下限は20μmであり、より好ましい上限は500μm、更に好ましい上限は300μmである。
本発明の光学用粘着シートは、前処理、各種製造プロセス段階、製品使用中などで高温下にさらされても、耐発泡性及び/又は耐剥離性が抑制される。
本発明の光学用粘着シートは耐発泡性及び/又は耐剥離性に優れている。
本発明の光学用粘着シートは、光学的に透明な部材を備えた電気製品、電子製品、若しくは光学機器、例えば携帯電話、スマートフォン、パソコン、電子ペーパー、タブレット型パーソナルコンピューター及びゲーム機などの画像表示装置(例えば液晶ディスプレイ、OECDディスプレイ、エレクトロウェッティング方式ディスプレイ)を製造する際に、表面を保護するためのカバーパネルとタッチパネルモジュールとを接着したり、カバーパネルとディスプレイパネルモジュールとを接着したり、タッチパネルモジュールとディスプレイパネルモジュールとを接着したりするのに好適に用いることができる。上記光学用粘着シートはこれら以外の光学フィルムなどの光学用途にも適用可能である。
本発明の光学用粘着シートを介して基材同士が積層された光学積層体もまた、本発明に包含される。
本発明に係る光学積層体は、光学用粘着シートと、光学用粘着シートの第1の表面に積層された第1の被着体と、光学用粘着シートの第1の表面とは反対の第2の表面に積層された第2の被着体とを備える。第1の被着体が、カバーパネル、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、金属もしくは金属酸化物薄膜付ガラス、飛散防止フィルム、超複屈折フィルム、反射防止フィルム、偏光板又はタッチパネルモジュールであり、第2の被着体が、カバーパネル、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、金属もしくは金属酸化物薄膜付ガラス、飛散防止フィルム、超複屈折フィルム、偏光板、タッチパネルモジュール、又はディスプレイパネルモジュールであることが好ましい。
カバーパネルが、カバーガラス、ポリカーボネート板、又はポリメチルメタクリレート板であり、第1の被着体が、カバーガラス、ポリカーボネート板、ポリメチルメタクリレート板、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、又はタッチパネルモジュールであることが好ましい。
光学積層体の具体例としては、光学用粘着シートを介してカバーパネルとタッチパネルモジュールとが接着されたカバーパネル−タッチパネルモジュール積層体や、光学用粘着シートを介してカバーパネルとディスプレイパネルモジュールとが接着されたカバーパネル−ディスプレイパネルモジュール積層体や、光学用粘着シートを介してタッチパネルモジュールとディスプレイパネルモジュールとが接着されたタッチパネルモジュールディスプレイパネルモジュール積層体などが挙げられる。上記カバーパネルとしては、ガラス板や樹脂板が好適に用いられる。上記光学用粘着シートは、カバーパネルがポリカーボネート板又はアクリル板である場合に特に好適である。
また、上記光学用粘着シートを介して金属又は金属酸化物により形成された透明電極層付フィルムの2つが積層された透明電極層付フィルム積層体も、光学用積層体として好ましい。
上記光学積層体と画像表示部とを備える画像表示装置に、上記光学積層体は好適に用いられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る光学積層体を含む画像表示装置10を示す斜視図及びその一部の分解斜視図である。
画像表示装置10は、表面を保護するためのカバーパネル13が、タッチパネルモジュール14上に、光学用粘着シート12を介して貼り合わされた構造を有する。タッチパネルモジュール14は、金属薄膜付フィルム16と、光学用粘着シート17と、金属薄膜付フィルム16と、光学用粘着シート17と、支持体18とがこの順で積層された構造を有する。光学用粘着シート12と、金属薄膜付フィルム16と、光学用粘着シート17と、金属薄膜付フィルム16とがこの順で積層された部分は、金属薄膜付フィルム積層体19である。
図1において、上記タッチパネルモジュール14は、光学用粘着シート17を介してディスプレイパネルモジュール15に貼り合わされるが、その際には、タッチパネルモジュール14から支持体18を剥離した状態で貼り合わされる。
上記画像表示装置10としては、携帯電話及び携帯情報端末などが挙げられる。上記支持体18としては、離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムなどが挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
(実施例1)
(1)(メタ)アクリル酸エステル系共重合体溶液の製造
温度計、攪拌機、冷却管、紫外線照射装置を備えた反応器に、2−エチルヘキシルアクリレートを45質量部、イソボルニルアクリレートを30質量部、4−ヒドロキシブチルアクリレートを25質量部、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(IRGACURE651、BASF社)0.05質量部加え、窒素置換した後、粘度(BH粘度計No.5ローター、10rpm、測定温度25℃)が約4Pa・sになるまで反応器内に紫外線を照射して、上記モノマー成分の一部が重合した光学用粘着剤組成物を作製した。各成分の含有量(質量部)を表1に示す。
(1)(メタ)アクリル酸エステル系共重合体溶液の製造
温度計、攪拌機、冷却管、紫外線照射装置を備えた反応器に、2−エチルヘキシルアクリレートを45質量部、イソボルニルアクリレートを30質量部、4−ヒドロキシブチルアクリレートを25質量部、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(IRGACURE651、BASF社)0.05質量部加え、窒素置換した後、粘度(BH粘度計No.5ローター、10rpm、測定温度25℃)が約4Pa・sになるまで反応器内に紫外線を照射して、上記モノマー成分の一部が重合した光学用粘着剤組成物を作製した。各成分の含有量(質量部)を表1に示す。
(2)光学用粘着シートの製造
1で得られた光学用粘着剤組成物の溶液にIRGACURE651(IRGACURE651、BASF社)を0.05質量部、シランカップリング剤(KBM−403、エポキシ構造を有するシランカップリング剤、信越化学工業社製)を1質量部加え攪拌した。得られた溶液を離型ポリエチレンテレフタレートフィルム(SP3000、東洋クロス社製)の離型処理面上に塗工し、さらに離型ポリエチレンテレフタレートフィルム(SP4107、東洋クロス社製)の離型処理面が上記塗工により形成された粘着剤層に面するように、かつ粘着剤層厚みが300μmとなるように重ね合わせて、ケミカルランプにて照度2mW/cm2の紫外線を360秒間照射して光学用粘着シートを製造した。
1で得られた光学用粘着剤組成物の溶液にIRGACURE651(IRGACURE651、BASF社)を0.05質量部、シランカップリング剤(KBM−403、エポキシ構造を有するシランカップリング剤、信越化学工業社製)を1質量部加え攪拌した。得られた溶液を離型ポリエチレンテレフタレートフィルム(SP3000、東洋クロス社製)の離型処理面上に塗工し、さらに離型ポリエチレンテレフタレートフィルム(SP4107、東洋クロス社製)の離型処理面が上記塗工により形成された粘着剤層に面するように、かつ粘着剤層厚みが300μmとなるように重ね合わせて、ケミカルランプにて照度2mW/cm2の紫外線を360秒間照射して光学用粘着シートを製造した。
(実施例2〜4、比較例1〜5)
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を構成するモノマー種及び比率などを表1のようにした以外は実施例1と同様にして、実施例2〜4及び比較例1〜5の光学用粘着シートを得た。
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を構成するモノマー種及び比率などを表1のようにした以外は実施例1と同様にして、実施例2〜4及び比較例1〜5の光学用粘着シートを得た。
(評価)
実施例及び比較例で得られた光学用粘着シートについて、下記の評価を行った。結果を表1に示す。実施例1〜4の光学用粘着シートは、耐発泡性及び耐剥離性に優れていたが、比較例1〜5の光学用粘着シートは、耐発泡性及び耐剥離性が低かった。
実施例及び比較例で得られた光学用粘着シートについて、下記の評価を行った。結果を表1に示す。実施例1〜4の光学用粘着シートは、耐発泡性及び耐剥離性に優れていたが、比較例1〜5の光学用粘着シートは、耐発泡性及び耐剥離性が低かった。
(耐発泡剥離性の評価)
得られた光学用粘着シートを45mm×60mmの平面形状を有するように裁断した。裁断された光学用粘着シートの一方の離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、光学用粘着シートの露出した面を厚み1mmのポリカーボネート製の樹脂板(商品名「MR−58」(三菱ガス化学社製)上に貼り合わせた。更に、光学用粘着シートのもう一方の離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、光学用粘着シートの露出した面をガラス板(商品名「S−9112」、MATSUNAMI社製)上に貼り合わせて、樹脂板上に、光学用粘着シートとガラス板とがこの順で積層されているモジュール積層体である試験片を得た。
得られた光学用粘着シートを45mm×60mmの平面形状を有するように裁断した。裁断された光学用粘着シートの一方の離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、光学用粘着シートの露出した面を厚み1mmのポリカーボネート製の樹脂板(商品名「MR−58」(三菱ガス化学社製)上に貼り合わせた。更に、光学用粘着シートのもう一方の離型ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、光学用粘着シートの露出した面をガラス板(商品名「S−9112」、MATSUNAMI社製)上に貼り合わせて、樹脂板上に、光学用粘着シートとガラス板とがこの順で積層されているモジュール積層体である試験片を得た。
その後、この試験片を85℃かつ相対湿度(RH)85%の高温高湿下に放置し、放置1000時間後の発泡かつ剥離が見られない場合を○、発泡又は剥離が見られる場合を×として評価した。
Claims (4)
- (メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分100質量部に対し、炭素数1〜15の炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位を40〜80質量部含有する前記(メタ)アクリル共重合体と、(メタ)アクリル共重合体を構成するモノマー成分全量100質量部に対し、0.5〜2.5質量部の1H−ベンゾトリアゾールとを含有する光学用粘着剤組成物。
- 請求項1に記載の光学用粘着剤組成物を重合及び硬化してなる光学用粘着シート。
- 請求項2に記載の光学用粘着シートと、
前記光学用粘着シートの第1の表面に積層された第1の被着体と、
前記光学用粘着シートの前記第1の表面とは反対の第2の表面に積層された第2の被着体とを備えた光学積層体。 - 第1の被着体が、カバーパネル、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、金属もしくは金属酸化物薄膜付ガラス、飛散防止フィルム、超複屈折フィルム、反射防止フィルム、偏光板又はタッチパネルモジュールであり、第2の被着体が、カバーパネル、金属もしくは金属酸化物薄膜付フィルム、金属もしくは金属酸化物薄膜付ガラス、飛散防止フィルム、超複屈折フィルム、偏光板、タッチパネルモジュール、又はディスプレイパネルモジュールである請求項3に記載の光学積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017072417A JP2018172571A (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 光学用粘着剤組成物、光学用粘着シート及び光学積層体 |
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ID=64107075
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JP2017072417A Pending JP2018172571A (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 光学用粘着剤組成物、光学用粘着シート及び光学積層体 |
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JP (1) | JP2018172571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022054788A1 (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-17 | 日東電工株式会社 | 粘着シート |
-
2017
- 2017-03-31 JP JP2017072417A patent/JP2018172571A/ja active Pending
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WO2022054788A1 (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-17 | 日東電工株式会社 | 粘着シート |
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