JP2018168942A - マリンホース - Google Patents

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俊一 小野
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Abstract

【課題】両端の口金間の電気抵抗のばらつきを抑制しつつその電気抵抗を要求される範囲内とする。
【解決手段】ホース本体12の少なくとも外周面1204は絶縁体で構成されている。口金14は、鉄などの導電材料で形成されホース本体12の両端にそれぞれ設けられている。導電体16は、ホース本体12に沿って延在し両端の口金14を電気的に接続するものである。導電体16の延在方向の中間部に導電体16が切断され互いに対向する一対の切断端部24A、24Bを有する切断部24が設けられている。半導電体18は、導電体16に介設され、導電体16の両端の口金14間の電気抵抗を所望の範囲内とするものである。半導電体18として導電ゴムが用いられ、一対の切断端部24A、24Bを含む導電体16の部分はこの導電ゴム26に埋設され保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、原油等の液体を洋上の原油供給施設からタンカーに移送するマリンホースに関する。
この種のマリンホースとして、少なくとも外周面がゴムなどの絶縁体で形成されたホース本体と、導電材料で形成されホース本体の両端にそれぞれ設けられた口金とを備え、口金を介して他のマリンホースと連結されるものが提供されている(特許文献1参照)。
1本のマリンホースの長さは例えば12m程度であり、洋上において数十本のマリンホースを連結することで原油供給施設とタンカーとの間を接続し、原油等の液体の移送を行っている。
このようなマリンホースにおいては、マリンホースの口金を相手側の口金、すなわち、原油供給施設側の口金、あるいは、タンカー側の口金に結合する際に、ホース本体あるいは相手側に帯電した静電気がマリンホースの口金と相手側の口金との間で放電し火花を発生することがあり、口金の結合作業に支障を来たす場合がある。
そこで、ホース本体に帯電した静電気を逃がす目的で、ホース本体に沿って延在し両端の口金を電気的に接続するワイヤを設けたものが提供されている。
特開2009−281505号公報
ところで、マリンホースの両端の口金間を導通させるのではなく、両端の口金間の電気抵抗を予め定められた範囲内とした仕様のマリンホースが求められる場合がある。
この場合、ホース本体を構成する絶縁体であるゴムに導電材料を混合し、導電ゴムとし、両端の口金間の電気抵抗を要求される範囲内に調整しているが、ゴムに導電材料を混合するという製造方法上、両端の口金間の電気抵抗のばらつきを抑制することが難しい。
その結果、両端の口金間の電気抵抗を要求される範囲内とする上で不利があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、その目的は、両端の口金間の電気抵抗のばらつきを抑制しつつ両端の口金間の電気抵抗を要求される範囲内とする上で有利なマリンホースを提供することにある。
上述の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、少なくとも外周面が絶縁体で形成されたホース本体と、導電材料で形成され前記ホース本体の両端にそれぞれ設けられた口金と、前記ホース本体に沿って延在し前記両端の口金を電気的に接続する導電体とを備えたマリンホースであって、前記導電体に、前記導電体の前記両端の口金間の電気抵抗を所望の範囲内とする半導電体が介設されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記導電体の延在方向の中間部に前記導電体が切断され互いに対向する一対の切断端部を有する切断部が設けられ、前記一対の切断端部を離間させた状態で前記一対の切断端部間に充填される導電ゴムが設けられ、前記半導電体は、前記導電ゴムで構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記一対の切断端部を含む前記導電体の部分は前記導電ゴムに埋設されて保持され、前記導電ゴムは前記ホース本体に取着されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記口金は、前記ホース本体連結用の筒部を有し、前記ホース本体の長手方向の両端は前記筒部の外周面上に取着され、前記導電ゴムは、前記ホース本体の両端の口金のうちの一方、もしくは両方の口金の前記筒部の外周面上に位置する前記ホース本体の外周面に取着されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記導電ゴムは、前記導電ゴムおよび前記ホース本体の加硫時に前記ホース本体の外周面に接合されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記導電体および前記半導電体の全域を被覆するカバーゴムをさらに備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、両端の口金を電気的に接続する導電体に半導電体を介設したので、半導電体を構成する材料を適宜選択することで、導電体の両端の口金間の電気抵抗を所望の範囲内とすることができる。
そのため、従来のようにゴムに導電材料を混合し、導電ゴムとし、両端の口金間の電気抵抗を要求される範囲内に調整する場合に比較して、マリンホースの両端の口金間の電気抵抗のばらつきを抑制しつつ両端の口金間の電気抵抗を要求される範囲内とする上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、導電体の一対の切断端部の距離を調整するといった簡単な方法でも半導電体の電気抵抗の調整を行なうことができ、マリンホースの製造作業の効率化を図る上で有利となる。また、導電ゴムは弾性変形可能であるため、荷重による破損、劣化を抑制でき、耐久性の向上を図る上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、一対の切断端部の距離が変化しにくく、マリンホースの両端の口金間の電気抵抗の変動を抑制する上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、導電ゴムに埋設された導電体の部分が導電ゴムから脱落することを抑制でき耐久性の向上を図る上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、マリンホースの製造工程の効率化を図る上で有利となる。
請求項6記載の発明によれば、導電体および半導電体の保護を図れマリンホースの耐久性の向上を図る上で有利となる。
第1の実施の形態のマリンホースの側面図である。 図1のX矢視図である。 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図1のB−B線断面図、(C)は図1のC−C線断面図、(D)は図1のD−D線断面図、(E)は図1のE−E線断面図である。 第2の実施の形態のマリンホースの側面図である。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態に係るマリンホースについて図面を参照して説明する。
図1に示すように、マリンホース10は、ホース本体12と、口金14と、導電体16と、半導電体18とを備えている。
ホース本体12は、内側ゴム層と、内側ゴム層の外側に設けられ内部に繊維コードが埋設された1層あるいは2層以上の補強層と、補強層の外側に設けられた外側ゴム層とを含んで構成され、ホース本体12の少なくとも外周面1204は絶縁体で構成されている。
口金14は、鉄などの導電材料で形成されホース本体12の両端にそれぞれ設けられている。
口金14は、ホース本体連結用の筒部1402と、筒部1402の端部に設けられ相手方の部材、機器との結合用のフランジ部1404とを備えている。
筒部1402は、その外周部がホース本体12の端部の内周部に嵌合されることでホース本体12に連結されている。
ホース本体12の長手方向の両端は筒部1402の外周面1402A上に位置し、外周面1402A上に位置するホース本体部分1202の外周面は筒部1402(外周面1402A)と同軸上の円筒面1210で形成されている。
図2に示すように、筒部1402にホース本体12の端部が連結された状態で、筒部1402のフランジ部1404寄りの部分はホース本体12の端部で覆われずその外周面1402Aが外部に露出しており、この露出した筒部1402の外周面1402Aに導電体16を接続するための導電材料で形成された軸部20が溶着されている。
ホース本体12の両端に設けられる口金14には軸部20が少なくとも1本以上設けられている。
フランジ部1404は、筒部1402の先端から筒部1402の半径方向外側に延在する環板状を呈し、フランジ部1404には周方向に間隔をおいて複数のボルト挿通孔(不図示)が形成される。
フランジ部1404は、マリンホース10を結合する相手側の口金(原油供給施設側の口金、タンカー側の口金)、あるいは、別のマリンホース10の口金14にボルト挿通孔を介してボルトが締結されることで結合される。
導電体16は、ホース本体12に沿って延在し両端の口金14を電気的に接続するものである。
導電体16はワイヤ22、すなわち、金属細線を網目状に編み込んで構成される編組線で構成されている。
本実施の形態では、導電体16は、その長手方向の一端が2本のワイヤ22で構成され、この一端を除く残りの導電体16部分は1本のワイヤ22で構成されている。
導電体16の長手方向の一端を構成する2本のワイヤ22の端部は、口金14の2本の軸部20にそれぞれ巻き付けられて固定され、導電体16の長手方向の他端を構成する1本のワイヤ22の端部は、口金14の1本の軸部20に巻き付けられて固定されている。
これにより導電体16の両端は軸部20を介して両端の口金14に電気的に接続され、導電体16の中間部は、ホース本体12の外周面1204に螺旋状に巻き付けられている。
なお、導電体16は、単一の金属線、あるいは、複数の金属線で構成してもよいが、本実施の形態のようにワイヤ22を用いると、ワイヤ22が可撓性に優れているため、ホース本体12が変形した場合にワイヤ22に加わる応力が抑制されるので、ワイヤ22の耐久性の向上を図る上で有利となる。
図2に示すように、導電体16の延在方向の中間部に導電体16が切断され互いに対向する一対の切断端部24A、24Bを有する切断部24が設けられている。
本実施の形態では、筒部1402上のホース本体部分1202に位置する導電体16の箇所に切断部24が設けられ、切断部24は、導電体16が切断されることで互いに対向する一対の切断端部24A、24Bを有している。
本実施の形態では、一対の切断端部24A、24Bのうち2本の軸部20寄りに位置する切断端部24Aは、2本のワイヤ22の各切断端部で構成され、一対の切断端部24A、24Bのうち2本の軸部20から離れた側に位置する切断端部24Bは、1本のワイヤ22の切断端部で構成されている。
なお、一対の切断端部24A、24Bを構成するワイヤ22の本数はそれぞれ1本であってもよいが、実施の形態のように一方の切断端部24Aのワイヤ22を複数本とすると、あるいは、両方の切断端部24A、24Bのワイヤ22を複数本とすると、導電体16の両端の口金14間の電気抵抗値の安定性を高める上でより有利となる。
また、一対の切断端部24A、24Bのうちの一方の切断端部を構成するワイヤ22の本数と、他方の切断端部を構成するワイヤ22の本数とは、同一であっても異なっていても良い。
半導電体18は、導電体16に介設され、導電体16の両端の口金14間の電気抵抗を所望の範囲内とするものである。
所望の範囲は、例えば、0.025MΩ以上1MΩ以下の範囲である。
本実施の形態では、半導電体18として導電ゴムが用いられている。
すなわち、図1、図2、図3に示すように、両端の口金14の一方の口金14の筒部1402上に取着されたホース本体部分1202の外周面1204に導電ゴム26が設けられ、一対の切断端部24A、24Bを含む導電体16の部分はこの導電ゴム26に埋設され保持されている。
そして、一対の切断端部24A、24Bを離間させた状態で一対の切断端部24A、24B間に導電ゴム26が充填されている。
本実施の形態では、2枚の導電ゴム板の間に一対の切断端部24A、24Bを含むワイヤ22部分を挟み込んだ状態で筒部1402上に位置するホース本体部分1202の外周面1204に重ね合わせて配置しておき、それら2枚の導電ゴム板をマリンホース10の加硫時に同時に加硫する。
これにより、導電ゴム26が形成されると共に、一対の切断端部24A、24Bを含むワイヤ22部分が導電ゴム26に加硫接着され、同時に導電ゴム26がホース本体部分1202の外周面1204に一体的に接合される。
なお、2枚の導電ゴム板の間に一対の切断端部24A、24Bを含むワイヤ22部分を挟み込んだ状態で加硫して導電ゴム26を形成してから、その導電ゴム26を接着剤によってホース本体部分1202の外周面1204に接着してもよい。
しかしながら、本実施の形態のように、導電ゴム26を、導電ゴム26およびホース本体12の加硫時にホース本体12の外周面1204に接合すると、接着工程を省略でき、マリンホース10の製造工程の効率化を図る上で有利となる。
また、前述したように、口金14上のホース本体部分1202は筒部1402と同軸上の円筒面1210で形成されているため、導電ゴム26をホース本体部分1202の外周面1204に沿わせて容易に配置でき、接着剤で接着する作業、あるいは、導電ゴム26をホース本体部分1202の外周面1204に加硫により接合する作業が容易化でき、作業性の向上を図る上で有利となる。
次に作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、両端の口金14を電気的に接続する導電体16に半導電体18を介設したので、半導電体18を構成する材料を適宜選択することで、導電体16の両端の口金14間の電気抵抗を所望の範囲内とすることができる。
そのため、従来のようにホース本体12を構成する絶縁体であるゴムに導電ゴム26を混合し、両端の口金14間の電気抵抗を要求される範囲内に調整する場合に比較して、ばらつきを抑制しつつ半導電体18の電気抵抗を簡単にかつ確実に調整する上で有利となる。
したがって、マリンホース10の両端の口金14間の電気抵抗のばらつきを抑制しつつ両端の口金14間の電気抵抗を要求される範囲内とする上で有利となる。
また、本実施の形態では、導電体16の一対の切断端部24A、24Bを離間させた状態で一対の切断端部24A、24B間に充填される導電ゴム26で半導電体18を構成した。
したがって、図2に示すように、導電体16の一対の切断端部24A、24Bの距離ΔDを調整するといった簡単な方法でも半導電体18の電気抵抗の調整を行なうことができ、マリンホース10の製造作業の効率化を図る上で有利となる。
また、半導電体18を抵抗器を用いて構成することも考えられるが、抵抗器は硬く脆いため、荷重によって破損、劣化し易く耐久性の面で不利がある。
これに対して、本実施の形態のように導電ゴム26で半導電体18を構成すると、導電ゴム26は弾性変形可能であるため、荷重による破損、劣化を抑制でき、耐久性の向上を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、一対の切断端部24A、24Bを含む導電体16の部分は導電ゴム26に埋設され保持されているので、一対の切断端部24A、24Bの距離ΔDが変化しにくく、マリンホース10の両端の口金14間の電気抵抗の変動を抑制する上で有利となる。
また、導電体16の一対の切断端部24A、24Bを含むワイヤ22の部分を埋設した導電ゴム26を、両端の口金14間に位置するホース本体部分1202の外周面1204に接合してもよく、あるいは、ホース本体部分1202の内部に埋設してもよいが、本実施の形態のように、一対の切断端部24A、24Bを含む導電体16の部分が埋設された導電ゴム26を、両端の口金14の一方の口金14の筒部1402上に取着されたホース本体部分1202の外周面1204に設けると、次の効果が奏される。
ホース本体12に荷重が加わりホース本体12が変形した場合であっても、口金14の筒部1402上に取着されたホース本体部分1202の外周面1204に設けられた導電ゴム26には荷重が加わりにくい。
そのため、導電ゴム26に埋設された導電体16の部分が導電ゴム26から脱落することを抑制でき耐久性の向上を図る上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図4を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であり、導電体16および半導電体18の全域を被覆するカバーゴム28をさらに備えた点が第1の実施の形態と異なっている。
本実施の形態では、カバーゴム28は、両端の口金14を含みホース本体12全域を被覆している。
より詳細に説明すると、カバーゴム28は、マリンホース10の表面のうち、両端の口金14の筒部1402のフランジ部1404寄りの箇所を除く部分を被覆している。
すなわち、両端の口金14の筒部1402の外周面1402Aのうちフランジ部1404寄りの箇所を除く部分と、ホース本体部分1202の外周面1204と、導電体16と、半導電体18と、軸部20とがカバーゴム28によって被覆されている。
第2の実施の形態によれば、原油供給施設、タンカーなどの構造物から導電体16、半導電体18、軸部20に加わる応力をカバーゴム28によって保護すると共に、海水による導電体16、半導電体18、軸部20の腐食を抑制することができるため、マリンホース10の耐久性の向上を図る上で有利となる。
なお、実施の形態では、切断部24および半導電体18の数が1つである場合について説明したが、切断部24および半導電体18を2つ以上設けても良いことは無論である。
例えば、導電体16の一対の切断端部24A、24Bを含むワイヤ22の部分を埋設した導電ゴム26を2つ設け、各導電ゴム26を両端の口金14の筒部1402の外周面1402A上に位置するホース本体12の外周面1402Aにそれぞれ取着してもよい。
10 マリンホース
12 ホース本体
1204 外周面
14 口金
1402 筒部
1402A 外周面
16 導電体
18 半導電体
22 ワイヤ
24 切断部
24A、24B 切断端部
26 導電ゴム
28 カバーゴム

Claims (6)

  1. 少なくとも外周面が絶縁体で形成されたホース本体と、
    導電材料で形成され前記ホース本体の両端にそれぞれ設けられた口金と、
    前記ホース本体に沿って延在し前記両端の口金を電気的に接続する導電体と、
    を備えたマリンホースであって、
    前記導電体に、前記導電体の前記両端の口金間の電気抵抗を所望の範囲内とする半導電体が介設されている、
    ことを特徴とするマリンホース。
  2. 前記導電体の延在方向の中間部に前記導電体が切断され互いに対向する一対の切断端部を有する切断部が設けられ、
    前記一対の切断端部を離間させた状態で前記一対の切断端部間に充填される導電ゴムが設けられ、
    前記半導電体は、前記導電ゴムで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のマリンホース。
  3. 前記一対の切断端部を含む前記導電体の部分は前記導電ゴムに埋設されて保持され、
    前記導電ゴムは前記ホース本体に取着されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のマリンホース。
  4. 前記口金は、前記ホース本体連結用の筒部を有し、
    前記ホース本体の長手方向の両端は前記筒部の外周面上に取着され、
    前記導電ゴムは、前記ホース本体の両端の口金のうちの一方、もしくは両方の口金の前記筒部の外周面上に位置する前記ホース本体の外周面に取着されている、
    ことを特徴とする請求項3記載のマリンホース。
  5. 前記導電ゴムは、前記導電ゴムおよび前記ホース本体の加硫時に前記ホース本体の外周面に接合される、
    ことを特徴とする請求項4記載のマリンホース。
  6. 前記導電体および前記半導電体の全域を被覆するカバーゴムをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載のマリンホース。
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