JP2018168873A - 電動式動力伝達装置 - Google Patents

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城 鳥居
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匡輔 森
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Kozo Nakagawa
晃造 仲川
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Abstract

【課題】燃費向上及び軸の破損防止を実現すべく、動力断接機構部及びトルクリミッタの両方を備え、全体としてコンパクトな電動式動力伝達装置を提供すること。【解決手段】電動式動力伝達装置1は、出力軸10と、カウンタ軸20と、駆動軸30と、出力軸と一体的に回転する第1の歯車40と、第1の歯車に係合しカウンタ軸に対して相対的に回転可能な第2の歯車50と、カウンタ軸と一体的に回転する第3の歯車60と、第3の歯車に係合する第4の歯車70を含み駆動軸に接続する差動機構部80と、カウンタ軸上に配置される回転部材100と、カウンタ軸上に配置される動力断接機構部200と、を具備し、回転部材における第2の噛合部102が、第2の歯車における第1の噛合部54に係脱してトルク伝達を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、トルクリミッタと動力断接機構部とを各々備え、電動機の駆動力を駆動輪に伝達する電動式動力伝達装置に関する。
従来の車両においては、主駆動輪をエンジンによって駆動し、従駆動輪を電動機によって駆動する電動(モーター)四輪駆動車が知られている。例えば、図1に示すように、左右前輪が内燃機関であるエンジンによって駆動され、左右後輪が電動機(モーター)によって駆動可能な前輪駆動ベースの車両においては、トランスファーやプロペラシャフトを有することなく四輪駆動機能を軽量且つコンパクトに実現できることから、その利用機会が広がっている。このような電動四輪駆動車は、例えば雪道等でのスリップ走行時や急勾配な登坂路等での発進時において、一時的に四輪駆動車として利用し、その他の場合には二輪駆動車として利用することで、燃費の悪化を最小限に抑えている。
上記のような電動四輪駆動車を実現するにあたっては、電動機の出力軸と、かかる出力軸と平行に配置されるカウンタ軸と、かかるカウンタ軸と平行に配置され且つ前記出力軸と同軸上に配置されて左右輪を駆動する駆動軸と、かかる出力軸とかかるカウンタ軸との間に設けられる第1減速対(カウンタドライブギヤとカウンタドリブンギア)と、かかるカウンタ軸とかかる駆動軸との間に設けられる第2減速対(ファイナルドライブギヤとファイナルドリブンギヤ)と、を備えた、いわゆる2軸式の電動式動力伝達装置が従来から用いられている。
一方で、電動四輪駆動車を前述した二輪駆動車(例えば、前輪駆動)として利用する場合においては、電動機の駆動力が伝達されていないにも係らず、左右後輪(前述の前輪駆動ベースの場合)の回転が電動機や第1減速対等に伝達されることによる、いわゆる引き摺りトルクに由来する燃費悪化の問題が発生してしまう。したがって、電動機の駆動力が駆動輪(前述の場合であれば、左右後輪)に伝達されていないときは、電動機と駆動輪との間の動力伝達を切断する技術が提案されており、例えば特許文献1には、動力伝達装置における減速ユニットと差動ユニットとの間に動力断接機構を設けて、かかる両ユニットの間で動力を断接する旨が開示されている。また、特許文献2には、差動アッセンブリの内部に、動力断接機構(特許文献2においては、継手4に相当)が設けられる旨が開示されている。
他方、近年においては、燃費性能向上の観点から、駆動源から駆動輪までの動力伝達経路を構成する各軸(電動機の出力軸、カウンタ軸、及び駆動軸)についての軽量化が求められており、各軸の小径化や中空化が提案されている。しかし、軸の軽量化は、シャフトに過大なトルクがかかった場合における、軸の破損防止という新たな問題に対して対処する必要がある。この点、例えば、特許文献3には、通常走行時のトルク容量よりも大きなショックトルクがシャフトに入力されても、かかるショックトルクがシャフトに作用しないよう差動装置内にトルクリミッタを設ける旨が開示されている。
国際公開第WO2016/066215 A1号 特表2016−539292号公報 特開2014−52048号公報
しかしながら、特許文献1乃至特許文献3に記載の動力断接機構又はトルクリミッタは、全て差動装置内(又は差動装置と一体的)に配置されているため、差動装置全体の径及び軸長が大きくなり、ひいては動力伝達装置全体としての体格が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、燃費向上及び軸の破損防止を実現すべく、動力断接機構部及びトルクリミッタの両方を備えつつ、全体としてコンパクトな電動式動力伝達装置を提供する。
本発明の一態様に係る電動式動力伝達装置は、電動機の駆動力を駆動輪に伝達する電動式動力伝達装置であって、前記電動機の出力軸と、前記出力軸に対して平行に配置されるカウンタ軸と、前記出力軸と同軸上に配置され、前記駆動輪に動力を伝達する駆動軸と、前記出力軸上に配置され、前記出力軸と一体的に回転する第1の歯車と、前記カウンタ軸上に配置され、前記第1の歯車に係合し、前記カウンタ軸に対して相対的に回転可能な第2の歯車と、前記カウンタ軸上に配置され、前記カウンタ軸と一体的に回転する第3の歯車と、前記駆動軸上に配置され、前記第3の歯車に係合する第4の歯車を含み、前記駆動軸に接続する差動機構部と、前記カウンタ軸上に配置され、前記第2の歯車に対向して設けられる回転部材と、前記カウンタ軸上、且つ前記回転部材に隣接し、前記回転部材から前記カウンタ軸への動力伝達を断接する動力断接機構部と、を具備し、前記第2の歯車は、前記回転部材に対向する面に第1の噛合部を有し、前記回転部材は、前記第2の歯車に対向する面に第2の噛合部を有し、前記第2の噛合部が前記第1の噛合部に係脱して、前記第2の歯車から前記回転部材へのトルク伝達を制御すること、を特徴とするものである。
この構成によれば、従来デッドスペースとなっていた前記カウンタ軸上に、トルクリミッタ機能(前記第1の噛合部及び前記第2の噛合部)及び前記動力断接機構部を配置することで、差動機構部全体の径及び軸長を必要最低限なものとして、電動式動力伝達装置全体の体格をコンパクトとしつつ、燃費向上及び軸の破損防止を実現することができる。なお、前記カウンタ軸上の前記回転部材及び前記動力断接機構部が配置される場所は、従来はデッドスペースであったため、かかる構成によって、前記カウンタ軸の軸長が大きくなる等の不都合が生じることもない。
また、本発明の前記電動式動力伝達装置において、前記第2の歯車には、前記第2の歯車の厚み方向に凹となる凹部が円環状に設けられ、前記第1の噛合部は、前記凹部内に設けられ、前記第2の噛合部は、前記凹部内に収容されてもよい。
この構成によれば、前記回転部材の一部である前記第2の噛合部を前記第2の歯車の内部に配置させることで、限られた前記カウンタ軸上のデッドスペースに、前記回転部材と前記動力断接機構部を確実に収容させることができる。
また、本発明の前記電動式動力伝達装置において、前記回転部材の前記第2の噛合部は、前記第2の歯車の前記第1の噛合部に向かって付勢部材によって付勢されることが好ましい。
この構成によれば、前記第2の噛合部を前記第1の噛合部へ確実に係合させることができ、これによって、前記第1の噛合部から前記第2の噛合部を通じて前記回転部材へと(その後工程である前記動力断接機構部、前記カウンタ軸へと)必要な動力が伝達される。他方、前記第1の噛合部を通じて、所定のトルク以上の過大トルクが前記第2の噛合部に入力された場合には、前記第2の噛合部が、前記付勢部材の付勢力に抗して前記第1の噛合部から離脱するように移動することで、かかる過大トルクの前記回転部材への伝達を制限することができる。
また、本発明の前記電動式動力伝達装置において、前記付勢部材は、皿ばねであってもよい。
この構成によれば、前記付勢力を確実に発揮させることができ、前記第2の噛合部の前記第1の噛合部に対する係脱をスムーズに実現することができる。また、付勢部材として皿ばねを用いることにより、カウンタ軸長をコンパクトに保ちつつ、前記付勢力を発揮させることが可能となる。
また、本発明の前記電動式動力伝達装置において、前記動力断接機構部は、一端が前記回転部材に嵌合し、他端に前記カウンタ軸の軸方向に沿って延びる突起部が円環状に等間隔で設けられるドグ部と、前記カウンタ軸の軸方向に沿って可動し、前記ドグ部と係合及び離脱するスリーブ部と、前記カウンタ軸と一体的に回転し、前記スリーブ部と係合して動力を前記カウンタ軸へ伝達する軸伝達部と、前記スリーブ部の可動を制御するアクチュエータと、を具備することが好ましい。
この構成によれば、前記回転部材に伝達された駆動力を、前記ドグ部、前記スリーブ部、及び前記軸伝達部の順に経由させて、前記カウンタ軸にまで確実に伝達させることができる。また、前記スリーブ部が前記ドグ部と離脱することによって、前記電動機の過回転、及び引き摺りトルクの発生を防止することができる。
また、本発明の前記電動式動力伝達装置において、前記アクチュエータは、ソレノイドアクチュエータであることが好ましい。
この構成によれば、前記ソレノイドアクチュエータへの通電制御を通して、簡単且つ確実に、前記ドグ部に対して前記スリーブ部を係合及び離脱させることができる。
本発明によれば、燃費向上及び軸の破損防止を実現すべく動力断接機構部及びトルクリミッタの両方を備えつつ、且つ全体としてコンパクトな体格の電動式動力伝達装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電動式動力伝達装置を搭載する、前輪駆動ベースの電動四輪駆動車の基本的な構成を示す概略ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電動式動力伝達装置の基本的な構成を示す概略ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電動式動力伝達装置の断面図である。 図3に示した電動式動力伝達装置において、四角で囲った部分Xを拡大した、電動式動力伝達装置の拡大断面図である。 図3に示した電動式動力伝達装置において、四角で囲った部分Xを拡大した、電動式動力伝達装置の拡大断面図である。 図3に示した電動式動力伝達装置において、四角で囲った部分Xを拡大した、電動式動力伝達装置の拡大断面図である。 本発明の従来技術に係る電動式動力伝達装置の断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の様々な実施形態を説明する。なお、図面において共通した構成要件には同一の参照符号が付されている。また、或る図面に表現された構成要素が、説明の便宜上、別の図面においては省略されていることがある点に留意されたい。さらにまた、添付した図面が必ずしも正確な縮尺で記載されている訳ではないということに注意されたい。
1.電動式動力伝達装置の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る電動式動力伝達装置1を搭載する、前輪駆動ベースの電動四輪駆動車の基本的な構成を示す概略ブロック図である。図1に示すような前輪駆動ベースの電動四輪駆動車は、エンジン2の駆動力を、自動変速機3等を介して左右前輪8に伝達することで左右前輪8を駆動させ、モーター5の駆動力を、電動式動力伝達装置1等を介して左右後輪9に伝達することで左右後輪9を駆動させる。かかる電動四輪駆動車において、電動式動力伝達装置1は、左右前輪8を駆動するエンジン2や自動変速機3等によって構成されるパワートレインシステムとは独立して、車両の後方に配置される。したがって、電動式動力伝達装置1とかかるパワートレインシステムとを連結するようなトランスファーやプロペラシャフト等は、本発明の一実施形態においては不要となる。なお、かかる電動四輪駆動車においては、モーター5を駆動するためのバッテリー6、モーター5の回転等を制御する制御装置7が更に設けられている。
次に、図2を参照して、一実施形態に係る電動式動力伝達装置1の基本的な構成について説明する。モーター5におけるロータ5aが、ステータ5bに対向して回転することにより発生する駆動力は、ロータ5aと一体的に回転する出力軸10に伝達され、電動式動力伝達装置1を経由して、最終的に駆動輪9a及び9b(例えば左右後輪9)に伝達される。電動式動力伝達装置1は、出力軸10と、出力軸10に対して平行に配置されるカウンタ軸20と、出力軸10と同軸上に配置され、駆動輪に動力を伝達する駆動軸30と、出力軸10上に配置され、出力軸10と一体的に回転するカウンタドライブギヤ40と、カウンタ軸20上に配置され、カウンタドライブギヤ40に係合して減速対を構成するカウンタドリブンギヤ50と、カウンタ軸20上に配置され、カウンタ軸20と一体的に回転するファイナルドライブギヤ60と、駆動軸30上に配置され、ファイナルドライブギヤ60に係合するファイナルドリブンギヤ70を含み、駆動軸30に接続する差動機構部80と、カウンタ軸20上に配置され、カウンタドリブンギヤ50に対向して設けられる回転部材100と、カウンタ軸20上、且つ回転部材100に隣接して設けられる動力断接機構部200と、を含む。
1−1.出力軸10
図2及び図3に示すように、出力軸10は、モーター5のロータ5aと一体的に回転可能に設けられており、ロータ5aがステータ5bの回りを回転することで発生する駆動力が伝達される。また、後述するカウンタドライブギヤ40が出力軸と一体的に回転可能に設けられているため、モーター5から出力軸10に入力された駆動力は、出力軸10を経由してカウンタドライブギヤ40へ伝達される。出力軸10は、後述する駆動軸30を内部に挿通させるべく、中空状の形状を有している。これによって、出力軸10と駆動軸30とを同軸上に配置させることができる。なお、出力軸10の両端は、ベアリング12によって軸支され、ベアリング12はハウジング500に固定されている。
なお、出力軸10は、前述のとおり中空状の形状を有していることから、通常走行時のトルク容量よりも大きなショックトルクが出力軸10に入力された場合における、出力軸10の破損防止を十分に考慮する必要がある。この点、本発明の一実施形態に係る電動式動力伝達装置1には、後述するトルクリミッタ機能が設けられている。これにより、出力軸10を中空状の形状として軽量化を図り、燃費向上及び軸の破損防止の両面を補償している。
1−2.カウンタ軸20
図2及び図3に示すように、カウンタ軸20は、出力軸10に対して平行に配置されている。後述する動力断接機構部200の一要素であるハブ206及びファイナルドライブギヤ60が、カウンタ軸20と一体的に回転可能に設けられており、カウンタ軸20は、ハブ206から入力された駆動力をファイナルドライブギヤ60へと伝達する。カウンタ軸20の両端は、ベアリング22によって軸支され、ベアリング22はハウジング500に固定されている。
1−3.駆動軸30
図2及び図3に示すように、駆動軸30は、前述のとおり、中空状の出力軸10の内部を挿通して、出力軸10と同軸上に配置される。駆動軸30の両端には駆動輪9(駆動輪9a及び駆動輪9b)が設けられており、モーター5にて発生した駆動力を、最終的に駆動輪9a及び駆動輪9bへと伝達している。なお、駆動軸30は、後述する差動機構部80に接続されている。後述するファイナルドリブンギヤ70から入力された駆動力は、差動機構部80におけるディファレンシャルギヤ82によって、運転状況(直進や右左折等)に応じて差動制御されて、最終的に駆動輪9a及び9bに伝達される。なお、駆動軸30は、駆動輪9aを駆動する駆動軸30aと、駆動輪9bを駆動する駆動軸30bとからなり、駆動軸30a及び駆動軸30bはそれぞれベアリング32によって軸支され、ベアリング32はハウジング500に固定されている。
1−4.カウンタドライブギヤ40
図2及び図3に示すように、カウンタドライブギヤ40は、出力軸10上に設けられ、出力軸10と一体的に回転可能に設けられるため、出力軸10から駆動力が伝達される。また、カウンタドライブギヤ40は、後述するカウンタドリブンギヤ50と係合して減速対を構成し、カウンタドリブンギヤ50へと駆動力を伝達する。なお、一実施形態にかかる電動式動力伝達装置1のトータルギヤ比は、「カウンタドライブギヤ40とカウンタドリブンギヤ50との間のギヤ比」、及び後述する「ファイナルドライブギヤ60とファイナルドリブンギヤ70との間のギヤ比」、の合計となるが、駆動輪9a及び9bに大きなトルクを伝達することを想定(雪道等でのスリップ走行時や急勾配な登坂路等での発進時において、一実施形態の電動式動力伝達装置1が使用されることを想定)すれば、カウンタドライブギヤ40の径はできる限り小さくすることが好ましい。なお、カウンタドライブギヤ40の径の選定にあたっては、中空状の出力軸10の軸強度も考慮する必要がある点は言うまでもない。
1−5.カウンタドリブンギヤ50
図2及び図3に示すように、カウンタドリブンギヤ50は、カウンタ軸20上に設けられ、カウンタドライブギヤ40に係合して減速対を構成する。カウンタドリブンギヤ50は、カウンタ軸20に対して相対的に回転可能となっているため、カウンタドライブギヤ40からカウンタドリブンギヤ50へと伝達される駆動力は、カウンタドリブンギヤ50からカウンタ軸20へ直接伝達されることはない。カウンタ軸20への駆動力の伝達については後述する。なお、一実施形態にかかる電動式動力伝達装置1のトータルギヤ比は、前述のとおりであるから、カウンタドリブンギヤ50の径はできるだけ大きくすることが好ましいが、車両への搭載性を考慮すれば、電動式動力伝達装置全体の体格には制限があるため、かかる制限の範囲内でカウンタドリブンギヤ50の径を大きくすることになる点は言うまでもない。
カウンタドリブンギヤ50には、図3、図4A、図4B、及び図4Cに示すように、その厚み方向に凹となる凹部52が円環状に設けられている。凹部52における回転部材100に対向する面(カウンタ軸20に対して直行する面)52aには、第1の噛合部54が円環状に設けられている。第1の噛合部54は、断面略台形状の凹凸が、面52a上において、円環状に等間隔に複数並んだ形状を有しており、かかる第1の噛合部54は、回転部材100に設けられる後述の第2の噛合部102と係脱可能となっている。これにより、第2の噛合部102が第1の噛合部54に係合している場合には、カウンタドリブンギヤ50から回転部材100へ駆動力が伝達される一方、第2の噛合部102が第1の噛合部54から離脱している(第2の噛合部102が第1の噛合部54に係合していない)場合には、カウンタドリブンギヤ50から回転部材100への駆動力の伝達が遮断され、最終的に駆動輪9a及び9bにも駆動力が伝達されないこととなる。この第1の噛合部54と第2の噛合部102の係脱によって、本発明の一実施形態の電動式動力伝達装置1におけるトルクリミッタ機能を担保している。なお、第1の噛合部54に対する第2の噛合部102の係脱方法については後述する。
カウンタドリブンギヤ50の凹部52(面52a上)に設けられる第1の噛合部54は、カウンタドリブンギヤ50の表面を加工して設けてもよいし、円環状の別部材の表面を加工して第1の噛合部54を製作した上で、かかる別部材を凹部52に嵌合又は固定させてもよい。
1−6.ファイナルドライブギヤ60
図2及び図3に示すように、ファイナルドライブギヤ60は、カウンタ軸20上に設けられ、カウンタ軸20と一体的に回転可能に設けられるため、後述する動力断接機構部200の一要素であるハブ206からカウンタ軸20へと伝達される駆動力が、かかるファイナルドライブギヤ60へと伝達される。また、ファイナルドライブギヤ60は、後述するファイナルドリブンギヤ70と係合して減速対を構成し、ファイナルドリブンギヤ70へと駆動力を伝達する。なお、一実施形態にかかる電動式動力伝達装置1のトータルギヤ比は、前述のとおりであるから、ファイナルドライブギヤ60の径はできる限り小さくすることが好ましい。なお、ファイナルドライブギヤ60の径の選定にあたっては、カウンタ軸20の軸強度も考慮する必要がある点は言うまでもない。
1−7.ファイナルドリブンギヤ70及び差動機構部80
図2及び図3に示すように、ファイナルドリブンギヤ70は、駆動軸30上に設けられ、ファイナルドライブギヤ60に係合して減速対を構成する。ファイナルドリブンギヤ70は、駆動軸30に対して相対的に回転可能となっており、ファイナルドライブギヤ60からファイナルドリブンギヤ70へと伝達される駆動力は、差動機構部80を介して駆動軸30(駆動軸30a及び駆動軸30b)へと伝達される。なお、一実施形態にかかる電動式動力伝達装置1のトータルギヤ比は、前述のとおりであるから、ファイナルドリブンギヤ70の径はできるだけ大きくすることが好ましい。本発明の一実施形態における電動式動力伝達装置1においては、後述するとおり、トルクリミッタ機能及び動力断接機構部200がカウンタ軸20上に配置されていることから(従来技術のような差動機構部80内ではなく)、ファイナルドリブンギヤ70の搭載性(差動機構部80内への搭載性)の制約は従来技術に比して緩和され、ファイナルドリブンギヤ70の径選択の幅は広がり(従来技術に比して径を大きくすることも可能となり)、前述のトータルギヤ比のバリエーションを増やすことが可能となる。なお、電動式動力伝達装置1全体の体格には制限があるため、かかる制限の範囲内でファイナルドリブンギヤ70の径を大きくすることになる点は言うまでもない。
次に、前述のファイナルドリブンギヤ70を含む差動機構部80について説明する。図2及び図3に示すように、ファイナルドリブンギヤ70に伝達された駆動力は、差動機構部80内のディファレンシャルギヤ82(図2においては、2つのディファレンシャルピニオンギヤと、2つのディファレンシャルサイドギヤ)に伝達され、かかるディファレンシャルギヤ82において、運転状況(直進や右左折等)に応じて差動制御(左右輪の回転差を制御)される。そして、ディファレンシャルギヤ82には、駆動軸30a及び駆動軸30bが接続されており、前述の差動制御に基づいて、駆動軸30a及び駆動軸30bに駆動力が配分され、最終的に駆動輪9a及び9bに伝達される。
1−8.回転部材100(トルクリミッタ機能)
次に、図2、図3、及び図4A〜図4Cを参照しつつ、回転部材100、及び回転部材100に設けられる第2の噛合部102とカウンタドリブンギヤ50に設けられる第1の噛合部54との間で実現されるトルクリミッタ機能について、以下説明する。
回転部材100は、例えば、鉄、アルミニウム合金、チタン合金等の金属により形成される。図2及び図3に示すように、回転部材100は、カウンタ軸20上に設けられ、カウンタドリブンギヤ50に対向するように配置されている。より具体的には、前述したとおり、カウンタドリブンギヤ50には円環状の凹部52が設けられており、回転部材100の面110は、かかる凹部52における面52a(カウンタ軸20に対して直行する面)と対向するように円環状の形状を有する。さらに、図4A〜図4Cに示すように、回転部材100の面110には、第2の噛合部102が円環状に設けられている。第2の噛合部102は、断面略台形状の凹凸が面110上に、円環状に等間隔に複数並んだ形状を有しており、かかる第2の噛合部102は、前述の第1の噛合部54と係脱可能となっている。これにより、第2の噛合部102が第1の噛合部54に係合している場合には、カウンタドリブンギヤ50から回転部材100へ駆動力が伝達される一方、第2の噛合部102が第1の噛合部54から離脱している場合には、カウンタドリブンギヤ50から回転部材100への駆動力の伝達が遮断され、最終的に駆動輪9a及び9bにも駆動力が伝達されないこととなる。この第1の噛合部54と第2の噛合部102の係脱によって、本発明の一実施形態の電動式動力伝達装置1におけるトルクリミッタ機能を担保している。
次に、かかるトルクリミッタ機能の詳細について、図4A〜図4Cを参照しつつ説明する。回転部材100における面120は、付勢部材としての皿ばね300と当接しており、面120の裏面となる面110がカウンタドリブンギヤ50の面52aに近づく方向に、皿ばね300によって付勢されている。これによって、面110に設けられた第2の噛合部102と、カウンタドリブンギヤ50に設けられた第1の噛合部54が確実に係合することができ、過大なトルクが第1の噛合部54から第2の噛合部102に伝達されない限り、第2の噛合部102が第1の噛合部54から離脱(第1の噛合部54における凹凸と第2の噛合部102における凹凸とが係合しない状態(例えば図4Cの状態))しないように設計されている。
皿ばね300は、付勢力を面全体(図4A〜図4Cにおいては面120全体)に対して加えられるものであればよく、ばね鋼等の金属により形成される。また、皿ばね300の代わりに、例えばコイルばねを用いることも可能であるが、軸長をコンパクトに保つ観点からすれば、皿ばねを用いることが好ましい。皿ばね300の一端は、スナップリング310を介してカウンタドリブンギヤ50に固定されており、皿ばね300の姿勢が維持されて、かかる付勢力が面120を通じて面110及び第2の噛合部102に伝達されることが補償されている。他方、皿ばね300のばね定数は、所定のトルク値以上の過大なトルクが第2の噛合部102に伝達された場合には、かかる付勢力に抗して第2の噛合部102が第1の噛合部54から離脱する方向(図4A及び図4Bにおいては、紙面左方向)へ移動することができるよう設定されている。これによって、過大なトルクが第2の噛合部102に伝達された際に、トルクリミッタ機能を発動させることを補償している。
なお、回転部材100の面110とは反対側の端部近傍には、回転部材100がカウンタ軸20に平行な方向(軸方向)へ移動することができるよう、空間部130が設けられている。具体的には、所定のトルク値以上の過大なトルクが第1の噛合部54から第2の噛合部102に伝達されると、第1の噛合部54に係合していた第2の噛合部102(例えば、図4Bの状態)が、第1の噛合部54から離脱して(ずれて)、第1の噛合部54の各凹凸と第2の噛合部102の各凹凸が係合しない状態となる(例えば、図4Cの状態)。これにより、第2の噛合部102の凸は、第1の噛合部54の凸に対応する位置に移動(図4Cの状態)する結果、かかる第1の噛合部54の凸の高さ分だけ、回転部材100は軸方向にも移動することとなる。かかる回転部材100の軸方向への移動を許容するために、かかる空間部130が設けられている。
図4A〜図4Cに示すように、回転部材100には、後述するドグ部202を嵌合させるための切欠き104が設けられている。これによって、回転部材100とドグ部202は、一体的に回転可能となり、第2の噛合部102を入口として回転部材100に伝達される駆動力は、ドグ部202へ伝達可能となっている。
ところで、前述のとおり、カウンタドリブンギヤ50には、図3及び図4A〜図4Cに示すように、その厚み方向に凹となる凹部52が円環状に設けられ、凹部52の面52aに設けられる第1の噛合部54と回転部材100における第2の噛合部102とが係脱可能となっている。この構成により、回転部材100の第2の噛合部102、面110(面120)は、かかる凹部52の内部に配設されることとなり、カウンタ軸20の軸長が大きくなることを防止できる。さらに、図5に示すような、従来はデッドスペース1000となっていたカウンタ軸20上のスペースを有効活用することができる。さらに、本発明の一実施形態においては、皿ばね300をも凹部52内に設けているため、カウンタ軸20の軸長のコンパクト化を実現することができる。
1−9.動力断接機構部200
次に、図2、図3、及び図4A〜図4Cを参照しつつ、動力断接機構部200について、以下説明する。
図2及び図3に示すように、動力断接機構部200は、カウンタ軸20上に設けられ、カウンタ軸20上において回転部材100に隣接して設けられ、ドグ202、スリーブ204、ハブ206、アクチュエータ208を構成要素として含む。
ドグ202は、カウンタ軸20上に設けられ、円環状且つ断面略L字状の形状を有し、図4A〜図4Cに示すように、その一端202aが、回転部材100に設けられた切欠き104に嵌合して、回転部材100と一体的に回転可能となっている。ドグ202の他端には、カウンタ軸20の軸方向に沿って延びる突起部202bが、円環状に等間隔に複数設けられてドグ歯を形成している。この突起部202bは、カウンタ軸20の軸方向へ可動可能なスリーブ204と係合可能となっている。また、ドグ202は、カウンタドリブンギヤ50とハブ206に挟持されるように配置されるため、カウンタ軸20上において軸方向への移動が規制されている。
次に、スリーブ204は、円環状の形状を有し、図4A〜図4Cに示すように、カウンタ軸20の軸方向へ可動可能となるように、カウンタ軸20上に設けられている。また、スリーブ204には、軸方向に延びる溝部204aが、ドグ202における突起部202bに対応して設けられている。これにより、スリーブ204が軸方向へ移動すると(図4Aにおいては紙面右方向)、溝部204aと突起部202bが係合し(例えば、図4B及び図4Cの状態)、スリーブ204はドグ202と一体的に回転可能となる。加えて、スリーブ204は、カウンタ軸20に固定されカウンタ軸20と一体的に回転可能なハブ206と常時噛合うように構成されており(図4A〜図4Cにおいては図示せず)、ハブ206上において軸方向へ可動可能となるように設けられている。したがって、溝部204aと突起部202bが係合すると、回転部材100、ドグ202、スリーブ204、及びハブ206が全てカウンタ軸20と一体的に回転可能となり、回転部材100に伝達された駆動力をカウンタ軸20へと伝達することが可能となる。
スリーブ204の軸方向への移動は、アクチュエータ208によって制御されている。アクチュエータ208は、ソレノイド方式のものを利用することができ、通電のON又はOFFによって、スリーブ204の可動を制御する。例えば、雪道等でのスリップ走行時や急勾配な登坂路等での発進時には、通電をONとし、通常走行時において引き摺りトルクの発生を抑制させたい場合等においては通電をOFFとするような制御がなされる。アクチュエータ208には、ばね等の弾性部材210が設けられ、弾性部材210の一端はスリーブ204に係止されている。これによって、まず通電がONとなると、スリーブ204がドグ202と係合する位置まで移動(図4B又は図4Cの状態)する。次に、通電がOFFになると、スリーブ204は、弾性部材210の付勢力によって、かかる係合が解除する位置(図4Aの状態)に戻ることができる。このように、通電のON又はOFFによって、スリーブ204とドグ202の係合・非係合を制御して、動力の断接を制御することができる。
ハブ206は、円環状の形状を有し、外側の表面にはスリーブ204を支持し、スリーブ204の軸方向への可動を案内する溝(図4A〜図4Cにおいては図示せず)が設けられている。また、ハブ206は、カウンタ軸20に圧入又は焼嵌め等されて固定され、カウンタ軸20と一体的に回転可能となっている。これにより、回転部材100に伝達された駆動力は、ドグ202、スリーブ204、及びハブ206を経由してカウンタ軸20へと伝達される。
ところで、前述の構成とすることで、動力断接機構部200をカウンタ軸20上に設けることを実現することができる。他方、図5は、従来技術に係る電動式動力伝達装置の断面図を示すものであるが、動力断接機構部200は差動機構部80内に設けられ、カウンタ軸20上にはデッドスペース1000が存在する。本発明の一実施形態においては、かかるデッドスペースを有効活用することで、差動機構部80全体の径及び軸長を必要最低限なものとしつつ、電動式動力伝達装置1全体の体格をコンパクトとすることを可能とするものである。更に、動力断接機構部200をカウンタ軸20上に設けたことで、差動機構部80における搭載上の制約を減らすことができる。これによって、ファイナルドリブンギヤ70の搭載性の制約は従来技術に比して緩和され、ファイナルドリブンギヤ70の径選択の幅が広がり、前述のトータルギヤ比のバリエーションを増やすことも可能となる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数等は適宜変更して実施することができる。クラッチ装置の各部の配置や構成等は、上記実施形態には限定されない。
1 電動式動力伝達装置
2 エンジン
3 トランスミッション(自動変速機)
5 電動機(モーター)
6 バッテリー
7 制御装置
8 左右前輪
9、9a、9b 左右後輪(駆動輪)
10 出力軸
20 カウンタ軸
30、30a、30b 駆動軸
40 第1の歯車(カウンタドライブギヤ)
50 第2の歯車(カウンタドリブンギヤ)
52 凹部
54 第1の噛合部
60 第3の歯車(ファイナルドライブギヤ)
70 第4の歯車(ファイナルドリブンギヤ)
80 差動機構部
100 回転部材
102 第2の噛合部
200 動力断接機構部
202 ドグ部(ドグ)
204 スリーブ部(スリーブ)
206 軸伝達部(ハブ)
208 アクチュエータ
300 皿ばね(付勢部材)
500 ハウジング

Claims (6)

  1. 電動機の駆動力を駆動輪に伝達する電動式動力伝達装置であって、
    前記電動機の出力軸と、
    前記出力軸に対して平行に配置されるカウンタ軸と、
    前記出力軸と同軸上に配置され、前記駆動輪に動力を伝達する駆動軸と、
    前記出力軸上に配置され、前記出力軸と一体的に回転する第1の歯車と、
    前記カウンタ軸上に配置され、前記第1の歯車に係合し、前記カウンタ軸に対して相対的に回転可能な第2の歯車と、
    前記カウンタ軸上に配置され、前記カウンタ軸と一体的に回転する第3の歯車と、
    前記駆動軸上に配置され、前記第3の歯車に係合する第4の歯車を含み、前記駆動軸に接続する差動機構部と、
    前記カウンタ軸上に配置され、前記第2の歯車に対向して設けられる回転部材と、
    前記カウンタ軸上、且つ前記回転部材に隣接し、前記回転部材から前記カウンタ軸への動力伝達を断接する動力断接機構部と、
    を具備し、
    前記第2の歯車は、前記回転部材に対向する面に第1の噛合部を有し、
    前記回転部材は、前記第2の歯車に対向する面に第2の噛合部を有し、
    前記第2の噛合部が前記第1の噛合部に係脱して、前記第2の歯車から前記回転部材へのトルク伝達を制御する、電動式動力伝達装置。
  2. 前記第2の歯車には、前記第2の歯車の厚み方向に凹となる凹部が円環状に設けられ、
    前記第1の噛合部は、前記凹部内に設けられ、
    前記第2の噛合部は、前記凹部内に収容される、
    請求項1に記載の電動式動力伝達装置。
  3. 前記回転部材の前記第2の噛合部は、前記第2の歯車の前記第1の噛合部に向かって、付勢部材によって付勢される、請求項1又は2に記載の電動式動力伝達装置。
  4. 前記付勢部材は、皿ばねである、請求項3に記載の電動式動力伝達装置。
  5. 前記動力断接機構部は、一端が前記回転部材に嵌合し、他端に前記カウンタ軸の軸方向に沿って延びる突起部が円環状に等間隔で設けられるドグ部と、前記カウンタ軸の軸方向に沿って可動し、前記ドグ部と係合及び離脱するスリーブ部と、前記カウンタ軸と一体的に回転し、前記スリーブ部と係合して動力を前記カウンタ軸へ伝達する軸伝達部と、前記スリーブ部の可動を制御するアクチュエータと、
    を具備する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動式動力伝達装置。
  6. 前記アクチュエータは、ソレノイドアクチュエータである、請求項5に記載の電動式動力伝達装置。
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