JP2018164316A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】カバレッジ拡張ユーザ機器(UE)用の物理ランダムアクセスチャネル(PARCH)を設けるのを可能とすること。【解決手段】少なくとも1つのカバレッジ拡張UEと通信するように動作可能な通信装置によって実行される方法は、カバレッジ拡張UEへ、上位レイヤを介して、PRACH用のリソース構成を送信する。リソース構成は、各レベルのカバレッジ拡張についてのそれぞれのPRACH構成から成る。【選択図】図3

Description

本発明は、移動通信デバイス及び移動通信ネットワークに関し、限定はしないが、特に、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準規格又はその均等物若しくは派生物に従って動作する移動通信デバイス及び移動通信ネットワークに関する。本発明は、限定はしないが、特に、LTEアドバンストを含む、UTRANのロングタームエボリューション(LTE)(発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と呼ばれる)に関連する。
移動(セルラ)通信ネットワークでは、(ユーザ)通信デバイス(ユーザ機器(UE)、例えば移動電話機としても知られている)が、基地局を介してリモートサーバ又は他の通信デバイスと通信する。それらの互いの通信において、通信デバイス及び基地局は、通常は周波数帯域及び/又は時間ブロックに分割されている認可された無線周波数を用いる。
通信デバイスは、基地局を介して通信することができるようにするために、基地局によって動作される制御チャネルを監視する必要がある。これらの制御チャネルのうちの1つ、いわゆる物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、スケジューリング割り当て及び他の制御情報を搬送する。PDCCHは様々な目的を務める。主として、PDCCHは、スケジューリング決定事項、すなわち、アップリンク通信及びダウンリンク通信のためのスケジューリング割り当てを個々の通信デバイスに伝達するのに用いられる。
PDCCH上で搬送される情報は、ダウンリンク制御情報(DCI)と呼ばれる。PDCCH等の物理制御チャネルは、1つ又は幾つかの連続した制御チャネル要素(CCE)のアグリゲーションにおいて送信される。ここで、制御チャネル要素は、9つのリソース要素グループ(REG)に対応する。各REGは、4つのリソース要素(RE)を持つ。
もう1つの制御チャネル、いわゆる物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、(例えば、通信デバイスの初期アクセスをセットアップするとき及び/又は再同期が必要なときは常に)通信デバイスとネットワークとの間で送信を同期させるために提供される。現在の標準仕様(Rel−8からのもの)では、PRACHに割り当てられたリソース(プリアンブル、時間、周波数)は、事前に構成され、適用可能なPRACHパラメータは、いわゆるシステム情報ブロック2(SIB2)におけるシステム情報の一部としてネットワークによってブロードキャストされる。これらのパラメータのうちの1つは、いわゆるランダムアクセスプリアンブルを指定する。このランダムアクセスプリアンブルは、サイクリックプレフィックス部分及びシーケンス部分からなる。プリアンブルの長さ(すなわち、上記2つの部分を組み合わせたものの全体の長さ)は、フレーム構造及びランダムアクセス構成に依存する。プリアンブルフォーマットは、(SIB2を介して)上位レイヤによって制御される。このため、SIB2に含まれるパラメータに基づいて、通信デバイスは、正しいPRACHリソースを通じて、適切なパラメータを用いてネットワークとのアクセスを開始する(例えば、適切なプリアンブルを送信する)ことができる。物理レイヤランダムアクセスプリアンブルの更なる詳細は、3GPP技術仕様書(TS)36.211のセクション5.7.1から入手され得る。この内容は、引用することによって本明細書の一部をなす。
アイドルモードの通信デバイスが、他の通信ノードと通信する必要があるとき、この通信デバイスは、自身の動作モードを(無線リソース制御(RRC)アイドルモードから)いわゆるRRC接続モードに変更する必要がある。これを行うために、通信デバイスは、適した基地局(例えば、最も強い信号を有する基地局及び/又はこの通信デバイスが使用を認可されている基地局)とのランダムアクセス手順を実行する。このランダムアクセス手順は、通信デバイスが、適切なプリアンブルシーケンスを選択し、基地局用の通信デバイスを識別する一時識別子とともに基地局に(SIB2を介してアドバタイズされたPRACHを通じて)送信することを含む。基地局が、この通信デバイスの送信を受信することに成功しない場合(例えば、複数のデバイスがプリアンブルを同時に送信しており、その結果、衝突が生じているため)及び/又は適切なランダムアクセス応答を送信しない場合、通信デバイスは、所定の遅延の後に別のプリアンブルシーケンスを送信する(及び場合によっては、基地局が応答するまでこのステップを繰り返す)ように構成される。通信デバイスの送信を受信することに成功した場合(例えば、通信デバイスの送信が他の通信デバイスによる送信と衝突しない場合)、基地局は、適切なランダムアクセス応答(この応答において、基地局は、受信された一時識別子を用いて通信デバイスを識別している)を送信し、ネットワークと通信するための通信デバイス用のリソースを割り当てる。
このように、一度、基地局が、通信デバイスによるプリアンブル送信に応答すると、通信デバイスは、自身の次のメッセージにおいて、割り当てられたリソースを用いてRRC接続(及び/又は同様のもの)の確立を要求することができる。一度、RRC接続が、通信デバイスと基地局との間で確立されると、通信デバイスは、基地局によって割り当てられたリソースを用いてその基地局を介して(及びコアネットワークを介して)他の通信ノードと通信することができる。
遠距離通信における近年の開発では、人間の援助なしで通信し動作を行うように構成されたネットワーク接続デバイスである、マシンタイプ通信(MTC)デバイスの使用の大幅な増加が見られている。そのようなデバイスの例には、スマートメータが含まれる。このスマートメータは、測定を行い、これらの測定結果を、遠距離通信ネットワークを介して他のデバイスに中継するように構成され得る。マシンタイプ通信デバイスは、マシンツーマシン(M2M)通信デバイスとしても知られている。
MTCデバイスは、リモート「マシン」(例えば、サーバ)若しくはユーザに送信するデータ又はそれらから受信するデータを有するときは常に、(必要な場合には、適切なランダムアクセス手順を実行した後に)ネットワークに接続する。MTCデバイスは、移動電話機又は類似のユーザ機器用に最適化された、通信プロトコル及び標準規格を用いる。一方、MTCデバイスは、一旦展開されると、通常、人間の管理もインタラクションも必要とすることなく動作し、内部メモリに記憶されたソフトウェア命令に従う。MTCデバイスは、長期間静止した状態及び/又は非アクティブな状態に留まる場合もある。MTCデバイスをサポートする特定のネットワーク要件は、3GPP TS22.368標準規格において取り扱われおり、この内容は、引用することによって本明細書の一部をなす。
MTCデバイスに関する標準規格のリリース13(Rel−13)バージョンについては、ダウンリンク及びアップリンクにおける1.4MHzの削減帯域幅のサポートが想定されている。このため、幾つかのMTCデバイスは、全LTE帯域幅と比較して制限された帯域幅(通常、1.4MHz)しかサポートせず、及び/又はより少ない/単純化された構成要素を有する場合がある。これによって、そのような「削減帯域幅」MTCデバイスを、より大きな帯域幅をサポートし及び/又はより複雑な構成要素を有するMTCデバイスと比較して、より経済的に作製することが可能になる。
ネットワークカバレッジの欠如(例えば、屋内に展開されるとき)は、MTCデバイスの多くの場合に制限された機能と組み合わさって、そのようなMTCデバイスが有するデータレートの低下をもたらす可能性があり、したがって、幾つかのメッセージ又はPDCCH等のチャネルがMTCデバイスによって受信されないリスクが存在する。このリスクを緩和するために、PDCCH(及び/又はRel−13における拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH))のカバレッジを増加させて(例えば、周波数分割複信(FDD)送信の場合には20dBに対応する)、そのようなMTCデバイスをサポートすることが提案されている。
カバレッジの拡張、いわゆる「カバレッジ拡張MTCデバイス」のために提案された1つの手法は、同じEPDCCH情報(例えば、DCI)を複数(例えば、2つ、3つ、4つ)のサブフレームにわたって繰り返すことである。換言すれば、カバレッジ拡張MTCデバイスの場合、基地局は、EPDCCH情報を時間領域において複製する(基地局は、そのEPDCCH情報が最初に送信されるサブフレームの後続の1つ又は複数のサブフレームにおいて同じEPDCCH情報を再送信する)。そのようなカバレッジ拡張MTCデバイスは、複数のサブフレームにおいて受信された(同じ)EPDCCH情報の複数のコピーを組み合わせるように構成され得、これらの受信された情報を組み合わせた後、カバレッジ拡張MTCデバイスは、EPDCCH情報の単一のコピーに基づくよりも、EPDCCHの復号化に成功することができる可能性が高い。
実際には、MTCデバイスは、それぞれ異なるロケーションに展開される場合があり、それぞれ異なるチャネル状態を経験する場合がある。したがって、(EPDCCH情報の)繰り返しの数は、各デバイスの状況又はカバレッジレベルに合わせることが必要な場合がある。したがって、そのようなカバレッジの拡張を容易にするために、各MTCデバイスは、自身のサービング基地局がその制御シグナリングを適切に調整することを可能にするのに必要とされるカバレッジの量(例えば、5dB/10dB/15dB/20dBのカバレッジ拡張)をこの基地局に知らせる必要がある。
しかしながら、理想的には、物理レイヤ制御シグナリング(例えば、EPDCCHシグナリング)及び上位レイヤ共通制御情報(例えば、SIB、ランダムアクセス応答(RAR)、ページングメッセージ等)は、削減帯域幅通信デバイスのソリューションとカバレッジ拡張通信デバイスのソリューションとの間に高レベルの共通性を示す。
しかしながら、本発明者らは、リリース13における削減帯域幅MTCデバイスをサポートするために、これらの削減帯域幅MTCデバイス用のPRACHを設けるには、例えば、以下のものを含む複数の課題に対処する必要があることを認識している。
−ダウンリンク及びアップリンクにおける1.4MHzの削減帯域幅に起因して、削減帯域幅MTCデバイスは、セルの帯域幅全体にわたって密に拡散されたPDCCHを受信することができない(すなわち、PDCCHは、このMTCデバイスによってサポートされた1.4MHzの外部に含まれる周波数上で送信される場合がある);
−その結果、削減帯域幅MTCデバイスは、PDCCHにおいて送信されるレガシーRARメッセージに含まれるスケジューリング割り当ても(これがセルの帯域幅全体にわたって拡散されているとき)受信することができない;及び、
−EPDCCH共通探索空間(CSS)は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)がそのロケーションを時間−周波数リソースにおいて示すように定義される可能性がある;この場合、削減帯域幅MTCデバイスは、もしPBCH又はEPDCCHのいずれかがこのMTCデバイスによってサポートされた1.4MHz帯域の外部で送信されるなら、CSSを受信することができない。
Rel−13における削減帯域幅MTCデバイスをサポートするためには、(Rel−13のMTCデバイスは、共通制御情報の潜在的な動的スケジューリングのためにEPDCCH CSSしか監視しないので)、RARメッセージ用のDCIをMTCデバイス用のPDCCH共通探索空間(CSS)ではなくEPDCCH CSSにおいて送信する必要があることを除いて、現在のPRACH設計を変更する必要はないように見える。しかしながら、基地局が、対応するDCI(例えば、RARメッセージ)が(削減帯域幅MTCデバイス用の)EPDCCH CSSにおいて送信されるように、Rel−13における削減帯域幅MTCデバイスを効率的かつ確実にどのように識別するのかはまだ解決されていない。
削減帯域幅MTCデバイスに関連した課題に加えて、Rel−13におけるカバレッジ拡張MTCデバイス用のPRACHを設けるには、PRACHチャネルのカバレッジを拡張するとともに後方互換性を得るために、既存のLTE Rel−8プリアンブルフォーマットを用いることによって、時間領域における複数のサブフレームにわたってPRACHの繰り返しをサポートすることが必要になる。
したがって、Rel−13におけるカバレッジ拡張MTC UE用のPRACHを設けるには、少なくとも以下の課題にも対処する必要がある。
−Rel−13における削減帯域幅通信デバイス及びカバレッジ拡張MTC通信デバイスを(DCI/RARをそのような通信デバイス用のEPDCCH CSSにおいて送信することができるように)どのように識別するのか;
−削減帯域幅通信デバイスとカバレッジ拡張(CE)通信デバイスとの間の衝突確率(競合問題)をどのように低下させるのか、及び異なるCEレベル間の衝突確率もどのように低下させるのか;並びに、
−(時間領域の繰り返しに起因して)CEレベルに関連した多くのオーバヘッドが存在するので、削減帯域幅通信デバイスだけでなく他のカバレッジレベルとのPRACHプリアンブルの衝突を回避することが望ましい(ただし、同じCEレベルとの衝突/競合は許容されるべきである)。
本発明は、上記課題に少なくとも部分的に対処するシステム、デバイス及び方法を提供しようとするものである。
1つの態様によれば、本発明は、通信ノードと通信する、第1のタイプ(例えば、レガシー)のユーザ通信デバイスと第2のタイプ(例えば、マシンタイプ)の通信デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てるように動作可能な該通信ノードであって、上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記複数のユーザ通信デバイスに送信する手段であって、該制御データは、少なくとも、i)上記第1のタイプのユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、ii)上記第2のタイプのデバイス用の第2のPRACHリソース構成とを識別する情報を含む、上記送信する手段と;上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの一方に準拠したランダムアクセスメッセージを上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記複数のユーザ通信デバイスのうちの1つのユーザ通信デバイスから受信する手段と;上記受信されたランダムアクセスメッセージが準拠した上記PRACHリソース構成に基づいて、上記ユーザ通信デバイスが第1のタイプのユーザ通信デバイスから成るか又は第2のタイプのデバイスから成るかを判断する手段と;を備える、通信ノードを提供する。
上記送信する手段は、上記ユーザ通信デバイスが第1のタイプのユーザ通信デバイスから成ると判断されたときは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信し、上記ユーザ通信デバイスがMTCデバイスから成ると判断されたときは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信するように動作可能であってよい。
上記各PRACHリソース構成は、関連付けられたプリアンブルシーケンスを規定してよく、上記ランダムアクセスメッセージは、プレフィックスと、上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの一方に準拠したプリアンブルシーケンスとを含んでよく、上記判断する手段は、上記ランダムアクセスメッセージに含まれる上記プリアンブルシーケンスに基づいて、上記第1のユーザ通信デバイスが第1のタイプのユーザ通信デバイスから成るか又は第2のタイプのデバイスから成るのかを判断するように動作可能であってよい。
上記第1のPRACHリソース構成は、上記第1のタイプのユーザ通信デバイスによって潜在的に用いられる通信リソースの第1のセットを規定してよい。上記第2のPRACHリソース構成は、上記第2のタイプのデバイスによって潜在的に用いられる、上記第1のセットと異なる、通信リソースの第2のセットを規定してよい。上記判断する手段は、i)上記受信する手段が、上記通信リソースの第1のセットに属する通信リソースを通じて上記ランダムアクセスメッセージを受信したときは、上記第1のユーザ通信デバイスが第1のタイプのユーザ通信デバイスから成ると判断するように動作可能であってよい。上記判断する手段は、ii)上記受信する手段が、上記通信リソースの第2のセットに属する通信リソースを通じて上記ランダムアクセスメッセージを受信したときは、上記第1のユーザ通信デバイスが第2のタイプのデバイスから成ると判断するように動作可能であってよい。
上記判断する手段は、上記ユーザ通信デバイスが第2のタイプのデバイスであるとき、その第2のタイプのデバイスが削減帯域幅の第2のタイプのデバイス及び/又はカバレッジ拡張の第2のタイプのデバイスから成るか否かを判断するように動作可能であってよい。
上記判断する手段は、上記ユーザ通信デバイスがカバレッジ拡張の第2のタイプのデバイスであるとき、該カバレッジ拡張の第2のタイプのデバイスによって必要とされるカバレッジ拡張のレベルを求めるように動作可能であってよい。
上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの少なくとも一方は、6つ以下の物理リソースブロックを含む通信リソースのセットを規定してよい。
上記通信ノードは、基地局から成ってよい。
上記通信ノードは、標準規格のロングタームエボリューション(LTE)セットに従って動作する基地局から成ってよい。
上記通信リソースは、時間多重化方式、周波数多重化方式、及び符号シーケンス多重化方式のうちの少なくとも1つに従って提供されるリソースであってよい。
1つの態様によれば、本発明は、通信ノードが、第1のタイプ(例えば、レガシー)のユーザ通信デバイスとマシンタイプ通信(MTC)デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てる通信システムのMTC通信デバイスであって、上記第2のMTC通信デバイスは、上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記通信ノードから受信する手段であって、該制御データは、少なくとも、i)上記第1のタイプのユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、ii)上記MTCデバイス用の第2のPRACHリソース構成とを識別する情報を含む、上記受信する手段と;上記第2のPRACHリソース構成に準拠したランダムアクセスメッセージを上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記通信ノードに送信する手段と;を備える、MTCデバイスを提供する。
上記受信する手段は、上記ランダムアクセスメッセージに応答した、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を受信するように動作可能であってよい。
1つの態様によれば、本発明は、通信ノードが、該通信ノードと通信する、第1のタイプのユーザ通信デバイスと第2のタイプ(例えば、マシンタイプ)の通信デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てる通信システムにおいて上記通信ノードによって実行される方法であって、上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記複数のユーザ通信デバイスに送信することであって、該制御データは、少なくとも、i)上記第1のタイプのユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、ii)上記第2のタイプのデバイス用の第2のPRACHリソース構成とを識別する情報を含む、上記送信することと;上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの一方に準拠したランダムアクセスメッセージを上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記複数のユーザ通信デバイスのうちの1つのユーザ通信デバイスから受信することと;上記受信されたランダムアクセスメッセージが準拠している上記PRACHリソース構成に基づいて、上記ユーザ通信デバイスが第1のタイプのユーザ通信デバイスから成るのか又は第2のタイプのデバイスから成るのかを判断することと;を含む、方法を提供する。
上記方法は、上記ユーザ通信デバイスが第1のタイプのユーザ通信デバイスから成ると判断されたときは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信することと、上記ユーザ通信デバイスが第2のタイプのデバイスから成ると判断されたときは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信することとを更に含んでよい。
1つの態様によれば、本発明は、通信ノードが、第1のタイプのユーザ通信デバイスとマシンタイプ通信「MTC」デバイスとを含む、複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てる通信システムにおいてMTCデバイスによって実行される方法であって、上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記通信ノードから受信することであって、該制御データは、少なくとも、i)上記第1のタイプのユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、ii)上記MTCデバイス用の第2のPRACHリソース構成とを識別する情報を含む、上記受信することと;上記第2のPRACHリソース構成に準拠したランダムアクセスメッセージを上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記通信ノードに送信することと;を含む、方法を提供する。
上記方法は、上記ランダムアクセスメッセージに応答して、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を受信することを更に含んでよい。
本発明の態様は、対応するシステム、方法、並びに上記で示した又は特許請求の範囲において記載される態様及び可能な形態において記載されるような方法を実行するようにプログラマブルプロセッサをプログラムするように、及び/又は特許請求の範囲のいずれかの請求項において記載される装置を提供するように適切に構成されたコンピュータをプログラムするように動作可能である命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体のようなコンピュータプログラム製品にまで及ぶ。
本明細書(特許請求の範囲を含む)において開示され、及び/又は図面において示される各特徴は、開示され、及び/又は図示される任意の他の特徴から独立して(又はそれらと組み合わせて)本発明に組み込まれてよい。詳細には、限定はしないが、特定の独立請求項に従属する請求項のうちのいずれかの特徴は、任意の組み合わせにおいて又は個々に、その独立請求項に取り込まれてよい。
次に、本発明の実施形態を、単に例として、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態を適用することができる遠距離通信システムを概略的に示す図である。 図1に示す通信デバイスの主な構成要素を示すブロック図である。 図1に示す基地局の主な構成要素を示すブロック図である。 UEカテゴリ固有のPRACH構成を図1に示すシステムにおいて用いることができる一例示的な方法を示す図である。 UEカテゴリ固有のPRACH構成を図1に示すシステムにおいて用いることができる一例示的な方法を示す図である。 UEカテゴリ固有のPRACH構成を図1に示すシステムにおいて用いることができる一例示的な方法を示す図である。
<概略>
図1は、通信デバイス3(移動電話機3−1及びMTCデバイス3−2等)がE−UTRAN基地局5(「eNB」と表記する)及びコアネットワーク7を介して互いに及び/又は他の通信ノードと通信することができる移動(セルラ)遠距離通信システム1を概略的に示している。当業者であれば理解するように、図1には、例示の目的で、1つの移動電話機3−1、1つのMTCデバイス3−2、及び1つの基地局5が示されているが、このシステムは、実施されるとき、通常、他の基地局及び通信デバイスを含む。
基地局5は、S1インターフェースを介してコアネットワーク7に接続されている。コアネットワーク7は、とりわけ、インターネット等の他のネットワーク及び/又はコアネットワーク7の外部でホストされるサーバに接続するためのゲートウェイと、通信ネットワーク1内における通信デバイス3(例えば、移動電話機及びMTCデバイス)のロケーションの経過を追跡する移動管理エンティティ(MME)と、加入関連情報(例えば、どの通信デバイス3がマシンタイプ通信デバイスとして構成されているのかを識別する情報)を記憶するとともに、各通信デバイス3に固有の制御パラメータを記憶するホーム加入者サーバ(HSS)とを備える。
各通信デバイス3は、UEのカテゴリのうちの1つ又は複数に分類することができる。UEの第1のカテゴリは、LTE標準規格の以前のリリース(例えば、Rel−8、Rel−9、Rel−10、Rel−11、及び/又はRel−12)のみをサポートする通信デバイスを含む。そのようなグループの通信デバイスは、一般にレガシーUEと呼ばれる(基地局5はLTE標準規格のRel−13に従って動作していると仮定している)。このグループに属する幾つかの通信デバイスは、EPDCCHをサポートしない場合がある(PDCCHのみをサポートする)ことが理解されるであろう。UEの第2のカテゴリは、削減帯域幅UE(例えば、1.4MHz帯域幅のみを用いることが可能なRel−13のMTCデバイス)を含む。これらのUEは、基地局5のセルにおいて利用可能な帯域幅全体にわたって通信することができない。UEの第3のカテゴリは、カバレッジ拡張UE(例えば、幾つかのMTCデバイス)を含む。これらのUEは、幾つかの特定の基地局機能が単純化及び/又は緩和されることを要する(ただし、そのようなカバレッジ拡張UEは、他の機能を通常どおりサポートすることができる)。
基地局5は、当該基地局5のセル内に位置する通信デバイス3によって受信される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び拡張PDCCH(EPDCCH)を送信するように構成されている。(E)PDCCHは、アップリンクリソース及びダウンリンクリソースを通信デバイス3に割り当てる。PDCCHとEPDCCHとの間の1つの相違は、EPDCCHの共通探索空間が、この共通探索空間をRel−13の削減帯域幅MTCデバイスに適合させる相対的に狭い周波数スペクトル(1.4MHz)を用いる一方、PDCCHが、レガシー(Rel−13以前)通信デバイスとの後方互換性を提供するために、それよりも広い周波数スペクトルを用いるということである。
いわゆる共通探索空間(CSS)は、全ての通信デバイス3に共通のダウンリンク制御情報(DCI)をセル内で搬送する。例えば、CSSは、セルアクセスパラメータに関連した情報;ランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ(例えば、ランダムアクセス応答(RAR)及び/又は競合解決);及び/又はページングチャネル(PCH)を収容するシステム情報ブロック(SIB)を含んでよい。LTE Rel−13では、CSSは、EPDCCHの一部をなす。CSS用に割り当てられた(時間−周波数)リソースは、いわゆる物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を介して示される。
基地局5は、通信デバイス3によって受信される「SIB2」をそのセル内で送信するように構成されている。SIB2は、基地局5のセル内で現在用いられているPRACHリソース構成の適切なパラメータを含む。セルの通常のPRACHリソース構成並びに関連付けられたパラメータ及び値は、表1に示されている。
Figure 2018164316
上記で説明したように、通信デバイス3は、基地局5(及びコアネットワーク7)を介して他のデバイスと通信することができるようにするために、その基地局5とのRRC接続を確立する必要がある。したがって、各通信デバイス3は、自身の送信を基地局5と同期させるとともに、RRC接続を確立する理由をネットワークに示すために、適切なランダムアクセス手順を(PRACHを介して)実行するように構成されている。
しかしながら、これも上記で説明したように、通信デバイスの中には、基地局5によってサポートされるLTE標準規格のリリースよりも以前のリリースしかサポートしていないものもあれば(レガシーUE)、削減帯域幅UEを含むものもあれば、カバレッジ拡張UEを含むものもある。
有利には、PRACHは、基地局5のセルにおいて、異なるカテゴリの通信デバイスが、基地局5とのランダムアクセス手順の開始時に用いられる異なるPRACHリソース及び/又は異なるPRACHプリアンブルを割り当てられるように構成されている。この例では、異なるカテゴリの通信デバイスは、i)レガシーUE(MTCデバイス);ii)削減帯域幅UE(MTCデバイス);及びiii)カバレッジ拡張UE(MTCデバイス)から成る。したがって、基地局5によるPRACH構成は、(UEカテゴリごとにそれぞれの関連付けられたPRACHリソース及び/又は関連付けられたPRACHプリアンブルを指定する)UEのカテゴリごとに別々のPRACH構成パラメータを含む。
したがって、ランダムアクセスプリアンブルシーケンスを受信すると、基地局5は、有利には、プリアンブルシーケンスを送信した通信デバイス3のカテゴリを(用いられているPRACHリソース及び/又はPRACHプリアンブルを調べることによって)判断することができる。具体的に言えば、基地局5は、少なくともレガシーUE(MTCデバイス)、削減帯域幅UE(MTCデバイス)、及びカバレッジ拡張UE(MTCデバイス)を互いに見分けることができる。
図1に示す例では、移動電話機3−1はレガシーUEから成り、MTCデバイス3−2は削減帯域幅MTCデバイスから成る。(基地局5によってブロードキャストされた)SIB2情報をリスンすることによって、移動電話機3−1及びMTCデバイス3−2の双方は、UEの自身のカテゴリについて適用可能なPRACH構成を得ることができ、それに応じて、ランダムアクセス手順を実行することができる。このため、移動電話機3−1は、レガシーUEに関連付けられた適切なPRACHプリアンブルのうちの1つを選択し、この選択されたプリアンブルをレガシーUEに関連付けられたPRACHリソースを通じて基地局5に送信する。他方、MTCデバイス3−2は、削減帯域幅UEに関連付けられた適切なPRACHプリアンブルのうちの1つを選択し、この選択されたプリアンブルを削減帯域幅UEに関連付けられたPRACHリソースを通じて基地局5に送信する。
したがって、受信されたプリアンブル及び/又は用いられているPRACHリソースに基づいて、基地局5は、移動電話機3−1をMTCデバイス3−2から見分けることができ、それに応じてランダムアクセス応答(RAR)を送信することができる。具体的に言えば、基地局5は、適切なDCI、すなわち、i)(レガシーUEによって送信されたプリアンブルシーケンスに応答した)PDCCH CSS;及びii)(削減帯域幅UE及び/又はカバレッジ拡張UEによって送信されたプリアンブルシーケンスに応答した)EPDCCH CSS、を含むRARを送信するように構成されている。
要約すれば、基地局は、有利には、(カテゴリごとに適切なPRACH構成をブロードキャストすることによって)通信デバイスのカテゴリに従ってPRACHリソースを割り当てることができ、送信側通信デバイスのUEカテゴリが用いることができる通信リソース(PDCCH/EPDCCH)を通じてプリアンブル送信に応答することができる。
<通信デバイス>
図2は、図1に示す通信デバイス3の主な構成要素を示すブロック図である。通信デバイス3は、マシンタイプ通信デバイスとして構成されたMTCデバイス又は移動(又は「セルラ」)電話機であってよい。通信デバイス3は、少なくとも1つのアンテナ33を介して基地局5に対して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路31を備える。通常、通信デバイス3は、ユーザが通信デバイス3とインタラクトすることを可能にするユーザインターフェース35も備えるが、このユーザインターフェース35は、幾つかのMTCデバイスについては省略されてもよい。
トランシーバ回路31の動作は、メモリ39に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ37によって制御される。このソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム41、通信制御モジュール43、MTCモジュール45、及びランダムアクセスモジュール47を含む。
通信制御モジュール43は、通信デバイス3と基地局5及び/又は(基地局5を介した)他の通信ノードとの間の通信を制御する。
MTCモジュール45は、マシンタイプ通信タスクを実行するように動作可能である。例えば、MTCモジュール45は、(トランシーバ回路31を介して)リモートサーバに(例えば、周期的に及び/又はトリガの検出時に)送信するためのデータを収集してよい。
ランダムアクセスモジュール47は、ネットワークとの送信の同期を取得及び維持することを担当する。例えば、ランダムアクセスモジュール47は、通信デバイス3がネットワークとのRRC接続を確立する必要があるときに、ランダムアクセス送信(選択されたプリアンブルシーケンスを含む)を(トランシーバ回路31を介して)基地局5に送信してよい。ランダムアクセスプリアンブルシーケンスを選択/送信するとき、ランダムアクセスモジュール47は、通信デバイス3のカテゴリと、通信デバイスのそのカテゴリについて適用可能なPRACH構成(基地局5によってブロードキャストされたもの)とを考慮に入れる。
<基地局>
図3は、図1に示す基地局5の主な構成要素を示すブロック図である。基地局5は、1つ又は複数のアンテナ53を介して通信デバイス3に対して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路51を備えるE−UTRAN基地局(eNB)から成る。基地局5は、適切なコアネットワークインターフェース55(S1インターフェース等)を介してコアネットワーク7に対して信号を送受信するようにも動作可能である。トランシーバ回路51の動作は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ57によって制御される。
このソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、ブロードキャストモジュール65、PRACH構成モジュール67、及びUEカテゴリ確定モジュール69を含む。
通信制御モジュール63は、通信デバイス3との通信を制御する。通信制御モジュール63は、この基地局5によってサービングされる通信デバイス3によって用いられるリソースをスケジューリングすることも担当する。
ブロードキャストモジュール65は、基地局5のセル内に位置する通信デバイス3によって受信されるシステム情報(基地局5のセルの構成等)を、ブロードキャストチャネルを介して送信する。例えば、ブロードキャストモジュール65は、セル内で用いられるPRACH構成を送信する。
PRACH構成モジュール67は、通信デバイスの各カテゴリによって用いられる関連付けられたランダムアクセスパラメータを、PRACHを通じて通信するときに構成することを担当する。PRACH構成モジュール67は、通信デバイスの各カテゴリについて適用可能なランダムアクセス(PRACH)構成を基地局5のセル内に位置する通信デバイス3に(ブロードキャストモジュール65を介して)知らせることを担当する。
UEカテゴリ確定モジュール69は、受信されたプリアンブルシーケンス(例えば、プリアンブルシーケンスが送信された時間/周波数リソース及び/又は選択されたプリアンブル)に基づいて、送信側通信デバイス3のカテゴリを判断する。
上記説明では、通信デバイス3及び基地局5は、理解を容易にするために複数の別々のモジュールを有するものとして説明されている。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが本発明を実施するように変更された幾つかの特定の用途についてはこのように提供することができるが、他の用途、例えば、本発明の特徴を最初から考慮して設計されたシステムでは、これらのモジュールは、全体のオペレーティングシステム又はコードに組み込むことができ、そのため、これらのモジュールは、別々のエンティティとして区別することができない場合がある。
複数の実施形態(オプションA〜D)が、図4〜図6を参照して以下で説明される。これらの実施形態は、互いに相容れないものではなく、オプションA〜Dの任意のものを、単一のセル内及び/又は近傍セルにおいて同じシステム内で組み合わせることができることが理解されるであろう。例えば、基地局5は、或る動作モードから別の動作モードに、例えば、周期的に、自身のセル内のMTCデバイス2の数に応じて、セル内の全体の負荷に応じて、(例えば、衝突に起因した)プリアンブル再送信の数に応じて等、変化するように構成されてよい。
<動作−オプションA>
この実施形態は、(PRACH)プリアンブルシーケンス分割の概念に基づいている。換言すれば、異なるカテゴリの通信デバイス3(例えば、削減帯域幅MTCデバイス、カバレッジ拡張MTCデバイス、LTE標準規格の種々のリリースに準拠した移動電話機、及び/又はMTCモード/UEモード等の種々の動作モードで動作する通信デバイス)ごとに異なるプリアンブルシーケンス(のセット)が確保される。
この例では、基地局5は、(自身のPRACH構成モジュール67を用いて)プリアンブルシーケンスの第1のセットをレガシー通信デバイスに割り当て、プリアンブルシーケンスの第2のセット(第1のセットと異なる)を削減帯域幅(BW)モードで動作する(MTC)通信デバイスに割り当て、プリアンブルシーケンスの第3のセット(第1のセット及び第2のセットと異なる)をカバレッジ拡張(CE)モードで動作する(MTC)通信デバイスに割り当てる。これらのプリアンブルシーケンスのセットのうちの1つ又は複数は、適宜、更なるサブセットに分割されてよい。一例示的なプリアンブルシーケンス分割が、以下の表2に示されている。この表2では、第1のセットはPRACHプリアンブル0〜31を含み、第2のセットはPRACHプリアンブル32〜42を含み、第3のセットはPRACHプリアンブル43〜63(異なるレベルのカバレッジ拡張について4つのサブセットに更に分割されている)を含む。
Figure 2018164316
基地局5は、有利には、自身のセルにおいて、例えば、適切なPRACH構成インデックスを用いることによって、適用可能なプリアンブルシーケンス分割に関する情報を、上位レイヤシグナリング(例えば、SIB2)を介して(自身のブロードキャストモジュール65を用いて)ブロードキャストするように構成されている。このように、基地局5は、どのプリアンブルシーケンスが各カテゴリのデバイスに適用されるのかを自身のセル内の通信デバイス3に知らせることができ、それによって、通信デバイス3は、その通信デバイス3のカテゴリを基地局5に(暗黙的に)示すプリアンブルシーケンスを選択して送信することができるようになる。
例えば、MTCデバイス3−2が削減帯域幅UEである場合、このMTCデバイスは、プリアンブル番号32〜42からプリアンブルを(自身のMTCモジュール45を用いて)選択し、PRACHを通じて(PRACHが構成されている任意のサブフレームにおいて)このプリアンブルを(自身のトランシーバ回路31を用いて)基地局5に送信する。受信されたプリアンブルに基づいて、基地局5は、(自身のUEカテゴリ確定モジュール69を用いて)送信側通信デバイス3−2が削減帯域幅MTCデバイスであると判断することができ、それに応じてリソースを割り当てる(割り当てられたリソースが、MTCデバイス3−2が用いることが可能な帯域幅内に含まれるように、MTCデバイス3−2のDCIを設定する)。
有利には、受信されたプリアンブルシーケンス及びそのプリアンブルシーケンスが属するセットに基づいて、基地局5は、PDCCH CSSにおいてDCIを送信する(すなわち、レガシーMTCデバイスによって送信されたプリアンブルシーケンスに応答して送信する)のか又はEPDCCH CSSにおいてDCIを送信する(すなわち、削減帯域幅MTCデバイス又はカバレッジ拡張MTCデバイスによって送信されたプリアンブルシーケンスに応答して送信する)のかを判断することができる。換言すれば、基地局5は、ランダムアクセス応答(RAR)メッセージ(適切なDCIを含む)を、削減帯域幅MTCデバイス及びカバレッジ拡張MTCデバイス用のEPDCCH共通探索空間(EPDCCH CSS)を介して送信するように構成される。
オプションAは、表2に示す多重化方式が用いられるか否かを問わず実現することができることが理解されるであろう。しかしながら、もしプリアンブルシーケンス分割が用いられるなら、各分割について利用可能なプリアンブルシーケンスの数は少なくなってよく、これによって、ひいては、同じカテゴリのMTCデバイス間の衝突確率が高まるかもしれない。
<動作−オプションB>
図4は、UEカテゴリ固有のPRACH構成を、図1に示すシステムにおいて用いることができる一例示的な方法を示している。この例では、基地局5は、通信デバイス3の各カテゴリについて、(例えば、デバイスカテゴリごとに異なるサブフレームにおける)異なる時間リソースを用いたそれぞれの関連付けられたPRACH構成を用いる。
LTEシステムにおいて現在用いられてよい様々なPRACH構成インデックス(並びに関連付けられたプリアンブルフォーマット及びサブフレーム)は、3GPP TS36.211の表5.7.1−2に開示されている。この例において用いられてよいPRACHインデックスのうちの幾つかは、以下の表3にも示されている。
しかしながら、この例における基地局5は、(3GPP TS36.211におけるLTEについて現在規定されているように)自身のセルにおいて単一のPRACH構成をサポートするのではなく、自身のPRACH構成についてシーケンス分割を適用するように構成されている。すなわち、基地局5は、時間領域における複数のPRACH構成を用いる。
具体的に言えば、この例では、基地局5は、i)サブフレーム#1、#4、及び#7において(例えば、レガシーUEについて)適用されるPRACH構成インデックス番号9;ii)サブフレーム#2、#5、及び#8において(例えば、削減帯域幅UEについて)適用されるPRACH構成インデックス番号10;並びにiii)サブフレーム#3、#6、及び#9において(例えば、カバレッジ拡張UEについて)適用されるPRACH構成インデックス番号11を(自身のブロードキャストモジュール65を用いて)送信するように構成されている。この情報は、例えば、SIB2情報の一部としてブロードキャストされてよい。
Figure 2018164316
例えば、基地局5は、各UEカテゴリの適用可能なPRACH構成インデックスを(例えば、事前に)ブロードキャストしてよい。しかしながら、基地局5は、現在適用可能なPRACH構成インデックスと、関連付けられたUEカテゴリを識別する情報とを(例えば、任意の先行表示の代わりに又はこれに加えて)各サブフレームにおいてブロードキャストしてよいことも理解されるであろう。
基地局5のブロードキャスト情報(例えば、SIB2)をリスンすることによって、各通信デバイス3は、自身のカテゴリの適用可能なPRACH構成インデックスを(自身のMTCモジュール45を用いて)取得することができる。したがって、通信デバイス(例えば、MTCデバイス3−2)は、ランダムアクセス手順を実行する必要があるときは常に、(UEの自身のカテゴリのPRACH構成インデックスによって指定されるように)そのカテゴリに割り当てられたサブフレーム内においてプリアンブルシーケンスを(自身のランダムアクセスモジュール47及びトランシーバ回路31を用いて)送信する。
有利には、基地局5がランダムアクセスメッセージ(プリアンブルシーケンス)を受信する時間リソース(サブフレーム)に基づいて、基地局5は、送信側通信デバイスのカテゴリを(自身のUEカテゴリ確定モジュール69を用いて)判断することができる。したがって、基地局5は、通信デバイスのランダムアクセスメッセージに応答して、(レガシーUE用の)PDCCH CSSにおいてDCIを送信するのか又は(削減帯域幅UE及び/又はカバレッジ拡張UE用の)EPDCCH CSSにおいてDCIを送信するのかを判断することもできる。
加えて、カバレッジ拡張UEの場合、基地局5は、時間における関連付けられたPRACH構成インデックス内においてプリアンブルシーケンス分割(上記オプションAのとおり)を(自身のPRACH構成モジュール67を用いて)実行し、いずれのシーケンス分割が、関連付けられたPRACH時間リソース(サブフレーム)内のいずれのカバレッジレベルに適用されるのかを(例えば、システムブロードキャストを介して)通信デバイス3に知らせてもよい。
<動作−オプションC>
図5は、UEカテゴリ固有のPRACH構成を、図1に示すシステムにおいて用いることができる別の例示的な方法を示している。この例では、基地局5は、通信デバイス3の各カテゴリに、同じサブフレームの関連付けられた異なる周波数リソースを用いたそれぞれの関連付けられたPRACH構成(例えば、PRACHは、各デバイスカテゴリの異なる周波数帯域に設けられる)を用いる。実際上、その結果のPRACH構成は、周波数分割多重化(FDM)に基づくPRACHから成り、このPRACHでは、通信デバイス3の各カテゴリは、ランダムアクセス手順の間は異なる周波数帯域を用いるように構成される。
この例では、以下のPRACH構成が用いられる。
−FDM領域「0」は、レガシーUEに割り当てられる;
−FDM領域「1」は、削減帯域幅(MTC)UEに割り当てられる;及び、
−FDM領域「2」は、カバレッジ拡張(MTC)UEに割り当てられる。
FDM領域「2」では、そのFDM領域において送信する移動通信デバイスによってサポートされた種々のレベルのカバレッジ拡張を区別する追加のシーケンス分割(オプションAのとおり)を用いることも可能であることが理解されるであろう。
例えば、基地局5は、各UEカテゴリのそれぞれのPRACH構成を識別する情報(関連付けられた周波数帯域を識別する情報を含む)を(例えば、事前に及び/又は各サブフレームにおいて)ブロードキャストしてよい。
基地局5によってブロードキャストされたこの情報(例えば、SIB2)をリスンすることによって、各通信デバイス3は、自身のカテゴリの適用可能なPRACH構成(PRACH周波数帯域)を(自身のMTCモジュール45を用いて)取得することができる。したがって、通信デバイス(例えば、MTCデバイス3−2)が、ランダムアクセス手順を実行する必要があるときは常に、その通信デバイスのランダムアクセスモジュール47が、その通信デバイスのカテゴリについて構成された周波数帯域(例えば、図5に示すサブフレーム#1、#4、及び#7のうちのいずれか)内においてプリアンブルシーケンスを送信する。
次に、基地局5がプリアンブルシーケンス送信を受信する周波数(及び時間)リソースに応じて、基地局5は、送信側通信デバイスのカテゴリを(自身のUEカテゴリ確定モジュール69を用いて)確定することができる。したがって、基地局5は、通信デバイスのランダムアクセスメッセージに応答して、(レガシーUE用の)PDCCH CSSにおいてDCIを送信するのか又は(削減帯域幅UE及び/又はカバレッジ拡張UE用の)EPDCCH CSSにおいてDCIを送信するのかを判断することもできる。
加えて、カバレッジ拡張UEの場合、基地局5は、関連付けられたPRACH周波数リソース(FDM領域)内においてプリアンブルシーケンス分割(上記オプションAのとおり)を実行し、いずれのシーケンス分割が、関連付けられたPRACH周波数リソース内のいずれのカバレッジレベルに適用されるのかを(例えば、システムブロードキャストを介して)通信デバイス3に知らせてもよい。
<動作−オプションD>
図6は、UEカテゴリ固有のPRACH構成を、図1に示すシステムにおいて用いることができる更に別の例示的な方法を示している。この例では、基地局5は、通信デバイス3の異なるカテゴリを区別するのにハイブリッド時間−周波数リソースに基づくPRACH構成を用いる。
実際上、オプションDは、オプションBとCとを組み合わせたものである(適宜、オプションAと更に組み合わせることができる)。
図6に示す例では、通信デバイスの3つのカテゴリが、基地局5のセルにおいてサポートされる。通信デバイスの第1のカテゴリはレガシーUEを含み、第2のカテゴリは削減帯域幅UEを含み、第3のカテゴリはカバレッジ拡張UEを含む。
第1のカテゴリは、(例えば、表3に示すPRACHインデックス9によって指定されるようなサブフレーム#1、#4、及び#7における)適切なPRACH構成インデックスに基づいてPRACHリソースを割り当てられる一方、通信デバイスの第2のカテゴリ及び第3のカテゴリは、(サブフレーム#2、#5、及び#8における)FDMに基づくPRACHリソースを割り当てられ、通信デバイスの2つのカテゴリのそれぞれは、ランダムアクセス手順の間は異なる周波数帯域を用いるように構成されている。
この例では、以下の周波数分割多重化が用いられる。
−FDM領域「0」は、カバレッジ拡張MTC UEに割り当てられる;及び、
−FDM領域「1」は、削減帯域幅MTC UEに割り当てられる。
FDM領域「0」では、そのFDM領域において送信する移動通信デバイスによってサポートされた種々のレベルのカバレッジ拡張を区別する追加のシーケンス分割(オプションAのとおり)を用いることも可能であることが理解されるであろう。
この例では、基地局5は、各UEカテゴリのそれぞれのPRACH構成を識別する情報(関連付けられた周波数帯域及びサブフレームを識別する情報を含む)を(例えば、事前に及び/又は各サブフレームにおいて)ブロードキャストする。
基地局5によってブロードキャストされたこの情報(例えば、SIB2)をリスンすることによって、各通信デバイス3は、自身のカテゴリの適用可能なPRACH構成(PRACH周波数帯域/PRACH構成インデックス)を(自身のMTCモジュール45を用いて)取得することができる。したがって、通信デバイス(例えば、MTCデバイス3−2)が、ランダムアクセス手順を実行する必要があるときは常に、その通信デバイスのランダムアクセスモジュール47が、その通信デバイスのカテゴリについて構成されたサブフレーム/周波数帯域内においてプリアンブルシーケンスを送信する。
次に、基地局5がプリアンブルシーケンス送信を受信する周波数帯域及びサブフレームに応じて、基地局5は、送信側通信デバイスのカテゴリを(自身のUEカテゴリ確定モジュール69を用いて)確定することができる。したがって、基地局5は、通信デバイスのランダムアクセスメッセージに応答して、(レガシーUE用の)PDCCH CSSにおいてDCIを送信するのか又は(削減帯域幅UE及び/又はカバレッジ拡張UE用の)EPDCCH CSSにおいてDCIを送信するのかを判断することもできる。
<変更及び代替>
詳細な実施形態を上記で説明した。当業者であれば理解するように、上記において具現化された本発明から引き続き利益を得ながら、上記実施形態に対して複数の変更及び代替を行うことができる。
図4〜図6を参照して説明した上記実施形態では、無線フレームは、10個のサブフレーム(サブフレーム#0〜#9)から成る。当業者であれば理解するように、無線フレームは、任意の数のサブフレームを含んでよい。
上記説明では、PRACH構成に関する情報は、SIB2を介してシグナリングされる。しかしながら、PRACH構成(少なくともその一部分)は、異なるシステム情報ブロック、例えば、削減帯域幅UE及び/又はカバレッジ拡張UEに固有の1つ又は複数のSIBを介してシグナリングされてよいことが理解されるであろう。代替的に又は加えて、この情報の一部又は全ては、異なる方法で通信デバイスによって取得され得る。例えば、PRACH構成は、システムブロードキャスト(例えば、PBCH)及び/又は上位レイヤ(例えば、RRC)を介してシグナリングされてよい。
さらに、適用可能なPRACH構成は、基地局によって明示的にシグナリングされなくてよく、代わりに、基地局に関連付けられたセルID等の他の情報に基づいて判断されてよい。これは、通信デバイスにシグナリングしなければならないデータの量を削減するという利点を有する。
E−UTRAN基地局(eNB)として動作する基地局に関して通信システムを説明したが、同じ原理は、マクロ基地局若しくはピコ基地局として動作する基地局、フェムト基地局、基地局機能の要素を提供する中継ノード、ホーム基地局(HeNB)、又は他のそのような通信ノードにも適用されてよいことが理解されるであろう。
上記の実施形態では、LTE遠距離通信システムを説明した。当業者であれば理解するように、本出願において説明される技法は、従前の3GPPタイプのシステムを含む、他の通信システムにおいて用いられ得る。他の通信ノード又はデバイスには、例えば、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、ウェブブラウザ等のようなユーザデバイスを含んでよい。
上記の実施形態では、基地局及び移動通信デバイスは、それぞれトランシーバ回路を備える。通常、この回路は専用ハードウェア回路によって形成される。しかしながら、幾つかの実施形態では、トランシーバ回路の一部を、対応するコントローラによって実行されるソフトウェアとして実装されてよい。
上記の実施形態では、複数のソフトウェアモジュールを説明した。当業者であれば理解するように、それらのソフトウェアモジュールは、コンパイル済みの形式又は未コンパイルの形式において与えられてよく、コンピュータネットワークを介して信号として、又は記録媒体において基地局又はユーザデバイスに供給されてよい。さらに、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ又は複数の専用のハードウェア回路を用いて実行されてよい。
上記実施形態では、マシンタイプ通信デバイス及び移動電話機を説明した。しかしながら、移動電話機(及び同様のユーザ機器)は、マシンタイプ通信デバイスとして動作するように構成されてよいことが理解されるであろう。例えば、移動電話機3−1は、MTCモジュール45を備え(及び/又はこのモジュールの機能を提供し)てよい。
MTCの用途の例
各通信デバイスは、1つ又は複数のMTCの用途をサポートしてよいことが理解されるであろう。MTCの用途の幾つかの例が、以下の表にリストされている(出典:3GPP TS22.368、付録B)。このリストは、網羅的なものではなく、マシンタイプ通信の用途の範囲を示すことを意図したものである。
Figure 2018164316
種々の他の変更形態は当業者には明らかであり、ここでは、これ以上詳しくは説明しない。
前述の実施形態のうちの幾つか又は全ては、以下の付記に記載することができる。しかしながら、本発明は以下の付記に決して限定されるものではない。
(付記1)
通信ノードと通信する、レガシーユーザ通信デバイスとマシンタイプ通信(MTC)デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てるように動作可能な該通信ノードであって、
上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記複数のユーザ通信デバイスに送信する手段であって、該制御データは、少なくとも、
i)上記レガシーユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、
ii)上記MTCデバイス用の第2のPRACHリソース構成と、
を識別する情報を含む、上記送信する手段と、
上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの一方に準拠したランダムアクセスメッセージを、上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記複数のユーザ通信デバイスのうちの1つのユーザ通信デバイスから受信する手段と、
上記受信されたランダムアクセスメッセージが準拠した上記PRACHリソース構成に基づいて、上記ユーザ通信デバイスがレガシーユーザ通信デバイスから成るのか又はMTCデバイスから成るのかを判断する手段と、
を備え、
上記送信する手段は、上記ユーザ通信デバイスがレガシーユーザ通信デバイスから成ると判断されたときは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信し、上記ユーザ通信デバイスがMTCデバイスから成ると判断されたときは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信するように動作可能である、通信ノード。
(付記2)
上記各PRACHリソース構成は、関連付けられたプリアンブルシーケンスを規定し、上記ランダムアクセスメッセージは、プレフィックスと、上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの一方に準拠したプリアンブルシーケンスとを含み、上記判断する手段は、上記ランダムアクセスメッセージに含まれる上記プリアンブルシーケンスに基づいて、上記第1のユーザ通信デバイスがレガシーユーザ通信デバイスから成るのか又はMTCデバイスから成るのかを判断するように動作可能である、付記1に記載の通信ノード。
(付記3)
i)上記第1のPRACHリソース構成は、上記レガシーユーザ通信デバイスによって潜在的に用いられる通信リソースの第1のセットを規定し、
ii)上記第2のPRACHリソース構成は、上記MTCデバイスによって潜在的に用いられる、上記第1のセットと異なる、通信リソースの第2のセットを規定し、
上記判断する手段は、
i)上記受信する手段が、上記通信リソースの第1のセットに属する通信リソースを通じて上記ランダムアクセスメッセージを受信したときは、上記第1のユーザ通信デバイスがレガシーユーザ通信デバイスから成ると判断し、
ii)上記受信する手段が、上記通信リソースの第2のセットに属する通信リソースを通じて上記ランダムアクセスメッセージを受信したときは、上記第1のユーザ通信デバイスがMTCデバイスから成ると判断する、
ように動作可能である、付記1又は2に記載の通信ノード。
(付記4)
上記判断する手段は、上記ユーザ通信デバイスがMTCデバイスであるとき、そのMTCデバイスが削減帯域幅MTCデバイス及び/又はカバレッジ拡張MTCデバイスから成るか否かを判断するように動作可能である、付記1〜3のいずれかに記載の通信ノード。
(付記5)
上記判断する手段は、上記ユーザ通信デバイスがカバレッジ拡張MTCデバイスであるとき、該カバレッジ拡張MTCデバイスによって必要とされるカバレッジ拡張のレベルを判断するように動作可能である、付記4に記載の通信ノード。
(付記6)
上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの少なくとも一方は、6つ以下の物理リソースブロックから成る通信リソースのセットを規定する、付記1〜5のいずれかに記載の通信ノード。
(付記7)
基地局から成る、付記1〜6のいずれかに記載の通信ノード。
(付記8)
標準規格のロングタームエボリューション(LTE)セットに従って動作する基地局から成る、付記6に記載の通信ノード。
(付記9)
上記通信リソースは、時間多重化方式、周波数多重化方式、及び符号シーケンス多重化方式のうちの少なくとも1つに従って提供されるリソースである、付記1〜8のいずれかに記載の通信ノード。
(付記10)
通信ノードが、レガシーユーザ通信デバイスとマシンタイプ通信(MTC)デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てる通信システムのマシンタイプ通信(MTC)デバイスであって、
上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記通信ノードから受信する手段であって、該制御データは、少なくとも、
i)上記レガシーユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、
ii)上記MTCデバイス用の第2のPRACHリソース構成と、
を識別する情報を含む、上記受信する手段と、
上記第2のPRACHリソース構成に準拠したランダムアクセスメッセージを上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記通信ノードに送信する手段と、
を備え、
上記受信する手段は、上記ランダムアクセスメッセージに応答した、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を受信するように動作可能である、MTC通信デバイス。
(付記11)
通信ノードが、該通信ノードと通信する、レガシーユーザ通信デバイスとマシンタイプ通信(MTC)デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てる通信システムにおいて上記通信ノードによって実行される方法であって、
上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記複数のユーザ通信デバイスに送信することであって、該制御データは、少なくとも、
i)上記レガシーユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、
ii)上記MTCデバイス用の第2のPRACHリソース構成と、
を識別する情報を含む、上記送信することと、
上記第1のPRACHリソース構成及び上記第2のPRACHリソース構成のうちの一方に準拠したランダムアクセスメッセージを、上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記複数のユーザ通信デバイスのうちの1つのユーザ通信デバイスから受信することと、
上記受信されたランダムアクセスメッセージが準拠している上記PRACHリソース構成に基づいて、上記ユーザ通信デバイスがレガシーユーザ通信デバイスから成るのか又はMTCデバイスから成るのかを判断することと、
上記ユーザ通信デバイスがレガシーユーザ通信デバイスから成ると判断されたときは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信することと、
上記ユーザ通信デバイスがMTCデバイスから成ると判断されたときは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を送信することと、
を含む、方法。
(付記12)
通信ノードが、レガシーユーザ通信デバイスとマシンタイプ通信(MTC)デバイスとを含む複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられるリソースを割り当てる通信システムにおいてマシンタイプ通信(MTC)デバイスによって実行される方法であって、
上記複数のユーザ通信デバイスのうちのいずれかによって潜在的に用いられる通信リソースを規定する制御データを上記通信ノードから受信することであって、該制御データは、少なくとも、
i)上記レガシーユーザ通信デバイス用の第1の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース構成と、
ii)上記MTCデバイス用の第2のPRACHリソース構成と、
を識別する情報を含む、上記受信することと、
上記第2のPRACHリソース構成に準拠したランダムアクセスメッセージを、上記制御データによって規定された通信リソースを通じて上記通信ノードに送信することと、
上記ランダムアクセスメッセージに応答して、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)にマッピングされたランダムアクセス応答(RAR)を受信することと、
を含む、方法。
(付記13)
付記1〜8のいずれかに記載の通信ノードと、付記10に記載のMTC通信デバイスとを備える、通信システム。
(付記14)
処理デバイスに付記11又は12に記載の方法を実行させるコンピュータ実施可能命令を含む、コンピュータプログラム製品。
この出願は、2014年9月26日に出願された英国特許出願第1417068.2号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (12)

  1. 少なくとも1つのカバレッジ拡張ユーザ機器(UE)と通信するように動作可能な通信装置によって実行される方法であって、
    カバレッジ拡張UEへ、上位レイヤを介して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)用のリソース構成を送信し、
    前記リソース構成は、各レベルのカバレッジ拡張についてのそれぞれのPRACH構成から成る、方法。
  2. 更に、前記送信したリソース構成に基づいてランダムアクセスプリアンブルを受信する、請求項1に記載の方法。
  3. 更に、前記ランダムアクセスプリアンブルを受信するリソースに基づいてUEのカバレッジ拡張のレベルを判断する、請求項2に記載の方法。
  4. カバレッジ拡張シグナリングを用いる通信装置と通信するように動作可能なユーザ機器(UE)によって実行される方法であって、
    上位レイヤを介して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)用のリソース構成を受信し、
    前記リソース構成は、各レベルのカバレッジ拡張についてのそれぞれのPRACH構成から成る、方法。
  5. 更に、前記受信したリソース構成に基づいてランダムアクセスプリアンブルを送信する、請求項4に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのカバレッジ拡張ユーザ機器(UE)と通信するように動作可能な通信装置であって、
    カバレッジ拡張UEへ、上位レイヤを介して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)用のリソース構成を送信する手段を含み、
    前記リソース構成は、各レベルのカバレッジ拡張についてのそれぞれのPRACH構成から成る、通信装置。
  7. 前記送信したリソース構成に基づいてランダムアクセスプリアンブルを受信する手段を更に備える、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置は、前記ランダムアクセスプリアンブルを受信するリソースに基づいてUEのカバレッジ拡張のレベルを判断する手段を更に備える、請求項7に記載の通信装置。
  9. カバレッジ拡張シグナリングを用いる通信装置と通信するように動作可能なユーザ機器(UE)であって、
    上位レイヤを介して、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)用のリソース構成を受信する手段を含み、
    前記リソース構成は、各レベルのカバレッジ拡張についてのそれぞれのPRACH構成から成る、UE。
  10. 前記受信したリソース構成に基づいてランダムアクセスプリアンブルを送信する手段を更に備える、請求項9に記載のUE。
  11. 前記UEは、マシンタイプ通信(MTC)デバイスである、請求項9又は10に記載のUE。
  12. 削減帯域幅UEから成る、請求項9〜11のいずれか1項に記載のUE。
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