JP2018164200A - 呼制御システム及び呼制御方法 - Google Patents

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広樹 金成
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Muneaki Ogawa
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Abstract

【課題】着側からの要求に応じてサービスの利用を制御する。【解決手段】着側のS−CSCF1bは、着信先の電話端末7bがサービスを利用すべきでない非許容着信先に一致する場合、着信先の電話端末7bからの応答信号にサービスを利用しないことを示すサービスオフ情報を設定し、発側のS−CSCF1aは、着側のS−CSCF1bからの応答信号にサービスオフ情報が設定されている場合、サービスオフ情報で示されたサービスを提供するアプリケーションサーバ3とメディアサーバ5との連携を停止する。【選択図】図5

Description

本発明は、呼を制御する技術に関し、特に着側でサービスの利用を制御する技術に関する。
現在、男声を女声へ変換する音声変換サービス等、通信中の呼に対して様々なサービスが発側サービスとして提供されている。このようなサービスはユーザの要望を満たす反面、受聴品質の低下や音声遅延の発生を招くため、緊急機関といった特定の着信者に対して接続を行う場合には、そのサービスの利用を停止し得ることが望まれる。
しかしながら、非特許文献1のiFC規定では、発側のS−CSCFにおいて、電話端末からSIPリクエストを受信時にiFC及びSDPの記述内容に基づき提供サービスを判定しており、つまり、サービスの利用決定権が発側にあるため、上述した特定の着信先からのサービス利用停止の要望に応えることができなかった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、着側からの要求に応じてサービスの利用を制御することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に係る呼制御システムは、発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバを備えた呼制御システムにおいて、前記着側の呼制御サーバは、着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定部と、前記所定の着信先に一致する場合、前記着信先の電話端末からの応答信号に所定の情報要素を設定する設定部と、を備え、前記発側の呼制御サーバは、前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定部と、前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る呼制御システムは、発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバと着信先の電話端末を備えた呼制御システムにおいて、前記着信先の電話端末は、応答信号に所定の情報要素を設定する設定部を備え、前記着側の呼制御サーバは、前記着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定部と、前記所定の着信先に一致するか否かに基づき前記着信先の電話端末からの応答信号から前記情報要素を削除するか否かを決定する削除部と、を備え、前記発側の呼制御サーバは、前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定部と、前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項3に係る呼制御システムは、請求項1又は2に記載の呼制御システムにおいて、前記所定の着信先は、サービスを利用すべきでない非許容着信先であり、前記情報要素は、当該サービスを利用しないことを示すサービスオフ情報であって、前記制御部は、前記サービスオフ情報が設定されている場合、前記サービスオフ情報で示されたサービスを提供するサーバとの連携処理を停止することを特徴とする。
請求項4に係る呼制御方法は、発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバで行う呼制御方法において、前記着側の呼制御サーバは、着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定ステップと、前記所定の着信先に一致する場合、前記着信先の電話端末からの応答信号に所定の情報要素を設定する設定ステップと、を行い、前記発側の呼制御サーバは、前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定ステップと、前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御ステップと、を行うことを特徴とする。
請求項5に係る呼制御方法は、発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバと着信先の電話端末で行う呼制御方法において、前記着信先の電話端末は、応答信号に所定の情報要素を設定する設定ステップを行い、前記着側の呼制御サーバは、前記着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定ステップと、前記所定の着信先に一致するか否かに基づき前記着信先の電話端末からの応答信号から前記情報要素を削除するか否かを決定する削除ステップと、を行い、前記発側の呼制御サーバは、前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定ステップと、前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御ステップと、を行うことを特徴とする。
請求項6に係る呼制御方法は、請求項4又は5に記載の呼制御方法において、前記所定の着信先は、サービスを利用すべきでない非許容着信先であり、前記情報要素は、当該サービスを利用しないことを示すサービスオフ情報であって、前記制御ステップでは、前記サービスオフ情報が設定されている場合、前記サービスオフ情報で示されたサービスを提供するサーバとの連携処理を停止することを特徴とする。
本発明によれば、着側からの要求に応じてサービスの利用を制御することができる。
呼制御システムの全体構成を示す図である。 発側のS−CSCFの機能ブロック構成を示す図である。 着側のS−CSCFの機能ブロック構成を示す図である。 着側の電話端末の機能ブロック構成を示す図である。 呼制御システムの処理シーケンスを示す図である。 呼制御システムの処理シーケンスを示す図である。 本発明の効果を説明する際の参照図である。
本発明は、上述した課題を解決するため、発側のS−CSCFでは、特定の着信者のみが設定可能な情報要素を受信した際に、その情報要素の値がサービスの起動抑止を要望することを示す場合、そのサービスを提供するアプリケーションサーバに対して以降のSIPメッセージを送信しないようにする。以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
本実施の形態に係る呼制御システムの全体構成を図1に示す。この呼制御システム100は、発側のS−CSCF1a、着側のS−CSCF1b、アプリケーションサーバ3、メディアサーバ5、発側の電話端末7a、及び着側の電話端末7bを備えて構成される。
発側のS−CSCF1aは、呼制御システム100において、自装置が収容する発側の電話端末7aからのSIP信号を着側のS−CSCF1bへ転送し、発側の電話端末7aと着側の電話端末7bとの間で呼のセッションを確立する呼制御サーバである。本実施の形態では、図2に示すように、判定部11a、及び制御部12aを備えて構成される。
判定部11aは、着側のS−CSCF1bからの応答信号に、サービスを使用しないことを示すサービスオフ情報(前述の情報要素)が設定されているか否かを判定する機能部である。
制御部12aは、その応答信号にサービスオフ情報が設定されているか否かに基づきサービスを提供するアプリケーションサーバ3との連携処理を行うかを決定し、その決定結果に基づきSIP信号を処理する機能部である。
具体的には、制御部12aは、応答信号にサービスオフ情報が設定されている場合、そのサービスオフ情報で示されたサービスを提供するアプリケーションサーバ3との連携を停止して、その応答信号及び該応答信号に係る以降の全てのSIP信号を制御する。
一方、応答信号にサービスオフ情報が設定されていない場合、制御部12aは、従前のiFCの規定と同様に、iFC及びSDPの記述内容に基づきサービスを提供するアプリケーションサーバ3との連携を継続して、その応答信号及び該応答信号に係る以降の全てのSIP信号を制御する。
次に、着側のS−CSCF1bについて説明する。着側のS−CSCF1bは、呼制御システム100において、発側のS−CSCF1aから転送されたSIP信号を自装置が収容する着側の電話端末7bへ送信し、着側の電話端末7bと発側の電話端末7aとの間で呼のセッションを確立する呼制御サーバである。本実施の形態では、図3に示すように、判定部11b、設定部12b、削除部13b、及び記憶部14bを備えて構成される。
判定部11bは、記憶部14bに記憶されている非許容着信先リストを参照し、着信先の電話端末7bがサービスを利用すべきでない非許容着信先に一致するか否かを判定する機能部である。
設定部12bは、着信先の電話端末7bが非許容着信先に一致する場合、その電話端末7bからの応答信号にサービスオフ情報を設定し、一方、その電話端末7bが非許容着信先に一致しない場合、その応答信号にサービスオフ情報を設定しない機能部である。
削除部13bは、着信先の電話端末7bが非許容着信先に一致するか否かに基づき、着信先の電話端末7bからの応答信号からサービスオフ情報を削除するか否かを決定し、その決定結果に基づき応答信号からサービスオフ情報を削除する又は削除しない機能部である。
具体的には、削除部13bは、着信先の電話端末7bが非許容着信先に一致する場合、その電話端末7bからの応答信号にサービスオフ情報が設定されていれば、その応答信号からサービスオフ情報を削除せず、一方、その電話端末7bが非許容着信先に一致しない場合、その応答信号からサービスオフ情報を削除する。
記憶部14bは、サービスを利用すべきでない非許容着信先が登録された非許容着信先リストを記憶しておく機能部である。非許容着信先とは、例えば、警察、消防、緊急機関等、受聴品質の低下や音声遅延の発生が好ましくない着信先の電話番号、政府又は行政機関等からサービスを利用しない旨の指定、許可、認可等を受けた着信先の電話番号である。S−CSCF1bは、記憶部14bに対して外部からアクセス可能であり非許容着信先を登録するためのインタフェースを備える。
ここまで、発側のS−CSCF1aと着側のS−CSCF1bの備える機能について説明した。但し、S−CSCF1a及びS−CSCF1bは、上述した機能部のほか、SIP信号等を送受信する通信部、SIP信号に含まれるデータを格納する記憶部、更には3GPPで規定された処理を行う従前の機能部を備えている。なお、S−CSCFは「Serving Call Session Control Function」、iFCは「Initial Filter Criteria」、SDPは「Session Description Protocol」、SIPは「Session Initiation Protocol」の略称である。
次に、アプリケーションサーバ3とメディアサーバ5の備える機能について説明する。アプリケーションサーバ3及びメディアサーバ5は、IPマルチメディアサブシステムが備える従前のアプリケーションサーバ群である。
アプリケーションサーバ3は、様々なサービスプログラムをサービスIDに関連付けて保持しており、発側のS−CSCF1aからの要求に基づき特定のサービスプログラムを起動し又は起動中の特定のサービスプログラムを選択して、その特定のサービスを発側の電話端末7aと着側の電話端末7bへ提供するサーバである。例えば、アプリケーションサーバ3は、男声を女声へ変換する音声変換サービスを提供する。
メディアサーバ5は、様々なメディアデータを保持しており、発側のS−CSCF1aからの要求に基づく特定のサービスで用いるメディアデータをアプリケーションサーバ3と連携して提供するサーバである。例えば、メディアサーバ5は、音声ガイダンス、映像データ、リングバックトーンを提供する。
次に、発側の電話端末7aと着側の電話端末7bについて説明する。発側の電話端末7a及び着側の電話端末7bは、発側のS−CSCF1aと着側のS−CSCF1bを介して確立された呼のセッションを通じて、ユーザの音声情報を相互に交換可能な従前の電話端末である。例えば、スマートフォン、パソコン、テレビ会議端末である。
但し、着側の電話端末7bについては、本実施の形態では、図4に示すように、設定部71を備えて構成される。設定部71は、着側のS−CSCF1bからSIP信号を受信した後、そのSIP信号に応答する応答信号にサービスオフ情報を設定する機能部である。設定部71は、サービスを利用しないことを示す予め設定された設定情報に基づきサービスオフ情報を設定してもよいし、着信のタイミングで利用しないサービスをユーザに選択させ、その選択に基づきサービスオフ情報を設定してもよい。
ここまで、呼制御システム100の備える構成について説明した。なお、着側のS−CSCF1b及び着側の電話端末7bは、サービスオフ情報として、利用しないサービスを1種類のみならず、複数種類のサービスを設定可能である。例えば、着側の電話端末7bは、ユーザの選択又は指定した2つ以上のサービスのサービスオフ情報のみを設定してもよい。
次に、本実施の形態に係る呼制御システム100で行う呼制御方法について説明する。本実施の形態では、特定の着信先からの要求に応じてサービスの利用停止を行うため、(1)サービスオフ情報を着側のS−CSCF1bで設定する場合、(2)サービスオフ情報を着側の電話端末7bで設定する場合、について説明する。
最初に、サービスオフ情報を着側のS−CSCF1bで設定する場合について説明する。この場合に基づく処理シーケンスを図5に示す。
まず、電話端末7aのユーザが電話端末7bとの通話接続を開始すると、電話端末7aは、その電話端末7b宛てのINVITE信号を収容先のS−CSCF1aへ送信する(ステップS1)。
次に、S−CSCF1aは、電話端末7aからINVITE信号を受信した後、その電話端末7aのユーザに対応するiFCとINVITE信号に含まれるSDPとを参照して、起動するサービスプログラムを判定し、提供するサービス特定する(ステップS2)。
なお、iFCは、IPマルチメディアサブシステムで電話番号ごとにHSSに登録されているデータであり、どのような場合にサービスを提供する特定のアプリケーションサーバ又はサービスプログラムを利用するのかを決定するためユーザ関連情報の組み合わせが定義されている。つまり、iFCとは、提供するサービスを特定するためのトリガー情報であり、S−CSCF1aは、iFCとSDPの記述内容を基に提供するサービスを特定することができる。
次に、S−CSCF1aは、ステップS2で特定したサービスを提供するアプリケーションサーバ3に対してINVITE信号を送信すると、そのアプリケーションサーバ3を介してメディアサーバ5から返信されたSINVITE信号を受信する(ステップS3)。
次に、S−CSCF1aは、着信先の電話端末7bを収容しているS−CSCF1bへINVITE信号を転送し(ステップS4)、S−CSCF1bは、転送されたINVITE信号を着信先の電話端末7bへ送信する(ステップS5)。その後、電話端末7bは、受信したINVITE信号に対し、例えば「180 Ringing」の応答信号を返信する(ステップS6)。
ここまでに説明したステップS1〜ステップS6の動作は、基本的に従前の呼処理動作と同じである。
次に、S−CSCF1b(判定部11b)は、着信先の電話端末7bから応答信号を受信した後、その電話端末7bの電話番号を非許容着信先リスト内の電話番号と照合し、その電話端末7bがサービスを利用すべきでない非許容着信先に一致するか否かを判定する(ステップS7)。
ここでは、電話端末7bが非許容着信先に一致すると判定されたものとし、引き続いて、S−CSCF1b(設定部12b)は、電話端末7bに対してサービスの利用を停止するため、サービスオフ情報を応答信号に設定する(ステップS8)。例えば、「A」というサービスを使用しないことを示す「FC-off : Service A」を応答信号のヘッダ部に付加する。
その後、S−CSCF1bは、サービスオフ情報を設定した応答信号を転送元のS−CSCF1aへ転送する(ステップS9)。
次に、S−CSCF1a(判定部11a)は、S−CSCF1bから応答信号を受信した後、その応答信号にサービスオフ情報が設定されているか否かを判定する(ステップS10)。上述した例の場合、受信した応答信号に「FC-off : Service A」ヘッダが付加されているかを判定する。
ここでは、受信した応答信号にサービスオフ情報が設定されているため、S−CSCF1a(制御部12a)は、そのサービスオフ情報で示されたサービスを提供するアプリケーションサーバとの連携を停止し、その応答信号及び該応答信号に係るSIP信号を制御する(ステップS11)。
具体的には、上述した例の場合、S−CSCF1aは、応答信号のヘッダ部に付加されている「FC-off : Service A」より「A」のサービスを利用停止サービスとして特定し、ステップS3で接続したアプリケーションサーバ3が「A」のサービスを提供するアプリケーションサーバであれば、受信していた応答信号をアプリケーションサーバ3へ送信することなく、電話端末7aへ送信する。また、S−CSCF1aは、これ以降、電話端末7aから送信される上記応答信号に係る全てのSIP信号をアプリケーションサーバ3へ送信することなく、着側のS−CSCF1bへ転送する。
次に、サービスオフ情報を着側の電話端末7bで設定する場合について説明する。この場合に基づく処理シーケンスを図6に示す。図6に示したステップS31〜ステップS35は、図5に示したステップS1〜ステップS5の処理動作と同じである。
着信先の電話端末7b(設定部71)は、着側のS−CSCF1bからINVITE信号を受信した後、サービスの利用を停止するため、そのINVITE信号に応答する応答信号にサービスオフ情報を設定する(ステップS36)。例えば、「A」というサービスを使用しないことを示す「FC-off : Service A」を、「180 Ringing」の応答信号のヘッダ部に付加する。
次に、電話端末7bは、サービスオフ情報を設定した応答信号をS−CSCF1bへ返信する(ステップS37)。
次に、S−CSCF1b(判定部11b)は、着信先の電話端末7bから応答信号を受信した後、その電話端末7bの電話番号を非許容着信先リスト内の電話番号と照合し、その電話端末7bがサービスを利用すべきでない非許容着信先に一致するか否かを判定する(ステップS38)。
ここでは、電話端末7bが非許容着信先に一致すると判定されたものとし、引き続いて、S−CSCF1b(削除部13b)は、電話端末7bに対してサービスの利用を停止するため、受信した応答信号からサービスオフ情報を削除せず(ステップS39)、サービスオフ情報が設定された応答信号をそのまま転送元のS−CSCF1aへ転送する(ステップS40)。
一方、電話端末7bが非許容着信先に一致しないと判定された場合、S−CSCF1b(削除部13b)は、受信した応答信号からサービスオフ情報を削除して、サービスオフ情報が設定されていない応答信号を転送元のS−CSCF1aへ転送する。
これ以降の図6に示したステップS41〜ステップS42は、図5に示したステップS10〜ステップS11の処理動作と同じである。具体的には、S−CSCF1aは、転送された応答信号にサービスオフ情報が含まれているか否かを判定し、サービスオフ情報が設定されていれば、そのサービスオフ情報で示されたサービスを提供するアプリケーションサーバとの連携を停止し、サービスオフ情報が設定されていなければ、iFCとSDPの記述内容を基に提供するサービスを特定し、そのサービスを実行するアプリケーションサーバと連携動作する。
以上より、着側のS−CSCF1b又は着側の電話端末7bでサービスオフ情報を設定すると、図7に示すように、従来ではアプリケーションサーバ3とメディアサーバ5を介して行われた通信が、今回の発明ではアプリケーションサーバ3とメディアサーバ5を介することなく行われることになる。それゆえ、本実施の形態によれば、着側からの要求に応じてサービスの利用停止を行うことができる。
なお、サービスオフ情報は、応答信号のヘッダ部のほか、UPDATE信号等のダイアログ内のリクエストに設定してもよい。また、サービスオフ情報としては、SIPヘッダフィールドとその値(従前にない新規に作成した新規ヘッダ又は既存ヘッダの拡張により生成)、SDPのattribute等、様々な形態での実施が可能である。
また、サービスオフ情報は、上述したように特定のサービスの起動を抑止する用途としての利用が想定されるが、逆に、通常は起動しない特定のサービスの起動(例えば、通常は音声を録音しないが、当該サービスオフ情報に基づき録音を実施する等)を要望することに利用することも可能である。この場合には、起動するサービスを特定したサービスオン情報を情報要素として用いてもよい。
更に、サービスオフ情報は、特定の着信者のみが設定可能とし、その他の着信者が自由に設定し得ることを防ぐ必要があり、着側ユーザは発側ユーザに対して真正性の担保が必要である。緊急機関、政府等からその利用を許可されたユーザが想定されるが、その限りではない。
最後に、本実施の形態で説明した呼制御システム100は、コンピュータで実現できる。また、呼制御システム100としてコンピュータを機能させるための呼制御プログラム、その呼制御プログラムの記憶媒体を作成することも可能である。
100…呼制御システム
1a…発側のS−CSCF
1b…着側のS−CSCF
3…アプリケーションサーバ
5…メディアサーバ
7a…発側の電話端末
7b…着側の電話端末
11a…判定部
12a…制御部
11b…判定部
12b…設定部
13b…削除部
14b…記憶部
71…設定部

Claims (6)

  1. 発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバを備えた呼制御システムにおいて、
    前記着側の呼制御サーバは、
    着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定部と、
    前記所定の着信先に一致する場合、前記着信先の電話端末からの応答信号に所定の情報要素を設定する設定部と、を備え、
    前記発側の呼制御サーバは、
    前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定部と、
    前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御部と、
    を備えることを特徴とする呼制御システム。
  2. 発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバと着信先の電話端末を備えた呼制御システムにおいて、
    前記着信先の電話端末は、
    応答信号に所定の情報要素を設定する設定部を備え、
    前記着側の呼制御サーバは、
    前記着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定部と、
    前記所定の着信先に一致するか否かに基づき前記着信先の電話端末からの応答信号から前記情報要素を削除するか否かを決定する削除部と、を備え、
    前記発側の呼制御サーバは、
    前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定部と、
    前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御部と、
    を備えることを特徴とする呼制御システム。
  3. 前記所定の着信先は、サービスを利用すべきでない非許容着信先であり、前記情報要素は、当該サービスを利用しないことを示すサービスオフ情報であって、
    前記制御部は、
    前記サービスオフ情報が設定されている場合、前記サービスオフ情報で示されたサービスを提供するサーバとの連携処理を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の呼制御システム。
  4. 発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバで行う呼制御方法において、
    前記着側の呼制御サーバは、
    着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定ステップと、
    前記所定の着信先に一致する場合、前記着信先の電話端末からの応答信号に所定の情報要素を設定する設定ステップと、を行い、
    前記発側の呼制御サーバは、
    前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定ステップと、
    前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御ステップと、
    を行うことを特徴とする呼制御方法。
  5. 発側の呼制御サーバと着側の呼制御サーバと着信先の電話端末で行う呼制御方法において、
    前記着信先の電話端末は、
    応答信号に所定の情報要素を設定する設定ステップを行い、
    前記着側の呼制御サーバは、
    前記着信先の電話端末が所定の着信先に一致するかを判定する判定ステップと、
    前記所定の着信先に一致するか否かに基づき前記着信先の電話端末からの応答信号から前記情報要素を削除するか否かを決定する削除ステップと、を行い、
    前記発側の呼制御サーバは、
    前記着側の呼制御サーバからの応答信号に前記情報要素が設定されているかを判定する判定ステップと、
    前記情報要素が設定されているか否かに基づきサービスを提供するサーバとの連携処理を行うかを決定する制御ステップと、
    を行うことを特徴とする呼制御方法。
  6. 前記所定の着信先は、サービスを利用すべきでない非許容着信先であり、前記情報要素は、当該サービスを利用しないことを示すサービスオフ情報であって、
    前記制御ステップでは、
    前記サービスオフ情報が設定されている場合、前記サービスオフ情報で示されたサービスを提供するサーバとの連携処理を停止することを特徴とする請求項4又は5に記載の呼制御方法。
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