JP2018161123A - 食品の照り艶を保持させる方法 - Google Patents

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智 豊泉
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Abstract

【課題】食品の美観を高めるために、また、食品が持つ本来の風味や食感に大きな影響を及ぼすことなく、簡便に食品の照り艶を保持させる方法の提供。【解決手段】食品にウェランガムを含有させる、食品の照り艶を保持させる方法。。【選択図】なし

Description

本発明は食品の照り艶を保持させる方法に関する。また、本発明は食品用照り艶保持剤、及びこれを含む食品に関する。
従来、食品の美観を高めるために、食品表面の照り艶の保持が検討されている。例えば、プルラン、ゲル化剤及び糖類を含有する煮物用仕上げ調味液(特許文献1)、増粘剤、でんぷん及びトレハロースを含有する調味組成物(特許文献2)、タピオカ由来のでんぷんを含有するてり・つや剤(特許文献3)、発酵調味料、オリゴ糖及びでん粉類の3成分を含有していることを特徴とするてり・つや剤(特許文献4)等が挙げられる。
特開2003−185号公報 特開2002−209547号公報 特開2011−188748号公報 特開2001−258520号公報
しかし、上記のような食品の照り艶保持のために使用される組成物は、呈味成分を含むため、対象とする食品が持つ本来の風味等に悪影響を及ぼしたり、また、キサンタンガムなど従来使用されている多糖類は、その種類によっては対象とする食品に不自然な食感を生じさせたりするという問題を有していた。また、複数の素材を組み合わせて使用するため、食品を製造する者にとって手間がかかるという問題も有していた。
本発明は、かかる事情に鑑みて開発されたものであり、食品が持つ本来の風味や食感に大きな影響を及ぼすことなく、簡便に食品の照り艶を保持させる方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究した結果、食品にウェランガムを含有させることで、食品が持つ本来の風味や食感に大きな影響を及ぼすことなく、簡便に食品の照り艶を保持できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、ウェランガムを使用することを特徴とする、食品の照り艶を保持させる方法、及び食品用照り艶保持剤に関する。詳細な態様は以下のとおりである。
項1.食品にウェランガムを含有させることを特徴とする、食品の照り艶を保持させる方法。
項2.ウェランガムを含有する食品用照り艶保持剤。
項3.項2に記載の食品用照り艶保持剤を含有する食品。
本発明によれば、食品が持つ本来の風味や食感に大きな影響を及ぼすことなく、簡便に食品の照り艶を保持させることができる。
(1)食品の照り艶を保持させる方法
本発明の食品の照り艶を保持させる方法は、食品にウェランガムを含有させることを特徴とする。
本発明で使用するウェランガムは、スフィンゴモナス属細菌(Sphingomonas sp.)の培養液から得られた多糖類を主成分とするものである。簡便には、一般に流通している市販製品を利用することが可能であり、具体的には三栄源エフ・エフ・アイ株式会社の「ビストップ[登録商標]W」等が例示できる。
本発明において、食品に含有させるウェランガムの量は、好ましくは0.01〜1質量%であり、より好ましくは0.05〜0.5質量%である。食品中のウェランガム含量を0.01質量%以上とすることで、食品の照り艶の保持効果をより高めることができ、1質量%以下とすることで、食品の粘度の過度な上昇を抑制し、作業性良く食品を調製することができる。
本発明において、食品にウェランガムを含有させる方法は、最終的に食品中にウェランガムが含有される方法である限り特に制限されず、例えば食品の製造工程においてウェランガムを添加する方法が挙げられる。
本発明において、ウェランガムを含有させる対象となる食品は、照り艶の保持が求められる食品であれば特に制限されない。例えば、海苔の佃煮、ツナマヨネーズ(おにぎり具材、サンドイッチ具材)、卵スプレッド(サンドイッチ具材)、野菜炒め、イカの塩辛、キムチ、卵サラダ、マカロニサラダ及びコールスローサラダ等の惣菜類;あん、カスタードクリーム、ジャム及びフルーツプレパレーション等の甘味類;コンソメスープ、ポタージュスープ、クリームスープ、中華スープ及びラーメンスープ等のスープ類;カレーソース、シチューソース、デミグラスソース、ハヤシソース、ホワイトソース、クリームソース及びパスタソース(例えば、ミートソース等)等の液状食品類;セパレートタイプドレッシング、乳化タイプドレッシング及びノンオイルドレッシング等のドレッシング類;醤油、チリソース及びドレッシングタイプ調味料等の調味料類;ウスターソース、オイスターソース、トンカツソース、焼きそばソース及びお好みソース等のソース類;焼肉のタレ、団子のタレ、蒲焼のタレ及びあんかけ用あん等のタレ類;ケチャップ及びピザソース等のトマト加工品類等が挙げられる。
本発明によれば、照り艶が保持した食品を調製することができるだけでなく、以下(a)〜(f)に示す全部又は一部の効果を奏する食品を調製することができる。
(a)食品にウェランガムを含有させることにより、当該食品からの離水を抑制できる。
また、離水の抑制を通じて、当該食品の歩留まりを向上できる。また、離水の抑制を通じて、食感が変化することを抑制できる。例えば、野菜炒め、野菜サラダ等の惣菜類においては、野菜からの離水が抑制されることにより、野菜本来のシャキシャキした食感を長い間保持させることができる。肉類を調理した惣菜類においては、肉類からのドリップが抑制されることにより、肉類の食感が硬くボソボソになる現象が改善される。また、加熱調理した際の灰汁の発生が抑制される。
さらには、離水の抑制を通じて、当該食品と隣接する他の食品の食感が変化することを抑制できる。例えば、パスタ等においては、パスタソースから離水した水分をパスタ麺が吸収することによるパスタ麺の軟化が抑制され、パスタ麺本来のコシのある食感を長い間保持させることができる。
(b)麺類と混合する液状食品類にウェランガムを含有させることにより、麺類と当該液状食品類との絡みやすさを向上させることができる。
(c)食品にウェランガムを含有させることにより、他の食品との付着性を向上させることができる。
(d)食品にウェランガムを含有させることにより、当該食品の保形性を向上させることができる。
(e)食品にウェランガムを含有させることにより、当該食品の口溶け、ボディー感を向上させることができる。
(f)食品にウェランガムを含有させることにより、食感のヌメリや、糸曳きが生じることなく、上記の効果が奏される。
(2)食品用照り艶保持剤
本発明の食品用照り艶向上剤は、食品にウェランガムを含有させることを特徴とする。
本発明において使用されるウェランガムは上記(1)の記載を援用できる。
本発明の食品用照り艶保持剤には、本発明の効果を妨げない範囲で、ウェランガム以外の成分を含有させることができる。例えば、可食性金属塩、乳化剤、賦形剤、有機酸、着色料、アミノ酸、ビタミン類、抗酸化剤、保存料、抗菌剤、静菌剤、甘味料、多糖類及び香料等が挙げられる。
本発明の食品用照り艶保持剤の剤形は特に制限されず、例えば、固体状(例えば、粉末状、顆粒状及び錠剤状等)、液体状及びペースト状等が挙げられる。
本発明の食品用照り艶保持剤を食品に含有させる方法は、最終的に食品中にウェランガムが含まれる限り特に制限されず、例えば食品の製造工程において本発明の食品用照り艶保持剤を添加する方法が挙げられる。
食品に含有させる本発明の食品用照り艶保持剤の量は特に制限されず、食品におけるウェランガムの含量が上記(1)の範囲となるように、本発明の食品用照り艶保持剤を食品に含有させることができる。
本発明の食品用照り艶保持剤を含有させる対象となる食品は、上記(1)の記載を援用できる。また、本発明の食品用照り艶保持剤を食品に含有させることで得られる効果は、上記(1)の記載を援用できる。
以下に実施例を用いて本発明を更に詳しく説明する。だたし、これらの例は本発明を制限するものではない。なお、実施例中の「部」「%」は、それぞれ「質量部」「質量%」を意味する。また、文中「*」印は、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製であることを示し、文中「※」印は、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社の登録商標であることを示す。
実施例1 ミートソースの調製
表1に掲げる処方にて、以下の手順によりミートソースを調製した。
1)水に砂糖、加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間撹拌した。
2)残りの原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)耐熱袋に充填し、121℃で20分間レトルト殺菌をした。
4)室温まで冷却した。
調製されたミートソースについて各評価を行なった。詳細には、B型回転粘度計を用いて、60rpm、10℃の条件で、粘度計の測定開始ボタンを押してから1分後のミートソースの粘度(mPa・s)を測定した。
また、茹で上げたパスタ麺100gにサラダ油2gを和えた後、上からミートソース50gをかけ、5℃にて24時間保管後の照り艶の状態を評価した。その後、500Wで1分間レンジ加熱し、ミートソースとパスタ麺を混合してその絡み具合を確認した。また、食感と風味を評価した。
結果を表1に示す。
加工でん粉1:ヒドロキシプロピル化リン酸架橋でん粉
比較例1は、調製直後のミートソースの照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例1は、調製直後のミートソースの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例1は、パスタ麺へのミートソースの広がりが悪く、ミートソースとパスタ麺を絡ませづらかった。一方、実施例1は、パスタ麺へのミートソースの広がりが良く、ミートソースとパスタ麺を容易に絡ませることができた。
比較例1は、パスタ麺にほぼコシが残っておらず、柔らかかった。一方、実施例1は、パスタ麺のコシが保持されており、十分な歯ごたえを有していた。
また、実施例1は、パスタソースにトマトや肉の旨み、塩味を強く感じた。
実験例2 こしあんの調製
表2に掲げる処方にて、以下の手順によりこしあんを調製した。
1)こしあんに水を加え、均一に混ざるまで混合した。
2)残りの原料を加え、混合した。
調製されたこしあんについて各評価を行なった。詳細には、調製されたこしあんを室温にて3時間静置後、その照り艶の状態及び食感を評価した。また、ろ紙の中心にφ48mmの円を描き、その円内に調製されたこしあん20gをのせ、均一に伸ばし、室温にて3時間静置後の離水の状態を確認した。離水の状態は、離水面積(mm2)をプラニメーターで測定することにより評価した。結果を表2に示す。
加工でん粉2:α化ヒドロキシプロピル化リン酸架橋でん粉
比較例2は、調製直後のこしあんの照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例2は、調製直後のこしあんの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例2は、こしあんの食感にざらつきがあり、滑らかさが低かった。一方、実施例2は、食感にざらつきが無く、滑らかであった。
また、実施例2は比較例2に比べて離水が顕著に抑制された。
実験例3 もやし炒めの調製
表3に掲げる処方にて、もやし炒め用調味料を調製した。また、当該もやし炒め用調味料ともやしを混合し、もやし炒めを調製した。手順は、以下のとおりである。
1)水に砂糖、加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間撹拌した。
2)残りの原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)85℃まで加温後、耐熱容器にホットパック充填した。
4)室温まで冷却した。
5)もやしと4)のもやし炒め用調味料を8:2の質量比率で混合した。
6)中火で2分間炒めた。
7)容器に移し、粗熱をとった。
8)5℃にて保管した。
調製されたもやし炒めについて各評価を行なった。詳細には、5℃にて一晩保管したもやし炒めの照り艶の状態及び食感を評価した。また、5℃にて一晩保管したもやし炒めを角度10°に傾けたバットの上にのせ、30分静置し、離水した水分の重量を測定した。調製直後の野菜炒めの全重量に対する離水した水分の重量の百分率を離水量(%)とし、離水の状態を評価した。結果を表3に示す。
比較例3−1及び3−2は、調製直後のもやし炒めの照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例3は、調製直後のもやし炒めの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例3−1及び3−2は、もやし本来のシャキシャキとした食感が損なわれていた。一方、実施例3は、もやし本来のシャキシャキとした食感が保持されていた。
また、実施例3は、比較例3−1及び3−2に比べて、離水が顕著に抑制された。
実験例4 もやし炒めの調製
表4に掲げる処方にて、市販のもやし炒め用粉末調味料とウェランガムを粉体混合し、以下の手順により、もやし炒めを調製した。
1)市販のもやし炒め用粉末調味料とウェランガムを粉体混合した。
2)もやし100gに1)の調味料組成物を混合した。
3)中火で2分間炒めた。
4)容器に移し、粗熱をとった。
5)5℃にて保管した。
調製されたもやし炒めについて各評価を行なった。詳細には、5℃にて一晩保管したもやし炒めの照り艶の状態及び食感を評価した。また、5℃にて一晩保管したもやし炒めを角度10°に傾けたバットの上にのせ、30分静置し、離水した水分の重量を測定した。調整直後の野菜炒めの全重量に対する離水した水分の重量の百分率を離水量(%)とし、離水の状態を評価した。さらに、下記の計算式により、もやし炒めの加熱歩留(%)を評価した。
加熱歩留(%)=炒めた後のもやし炒めの質量(g)/炒める前のもやし及び調味料組成物の総質量(g)×100
結果を表4に示す。
比較例4は、調製直後のもやし炒めの照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例4は、調製直後のもやし炒めの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例4は、もやし本来のシャキシャキとした食感が損なわれていた。一方、実施例4は、もやし本来のシャキシャキとした食感が保持されていた。
また、実施例4は、比較例4に比べて、離水が顕著に抑制され、加熱歩留が向上した。
実験例5 イカの塩辛の調製
表5に掲げる処方にて、以下の手順によりイカの塩辛を調製した。
1)イカ腑に、他の原料を全て加えて、10分間撹拌した。
2)カットしたイカと、1)を2:1の質量比率で混合した。
調製されたイカの塩辛について各評価を行なった。詳細には、イカの塩辛を5℃にて1週間保管後、照り艶の状態及び食感の評価を行った。また、5℃にて1週間保管後のイカの塩辛を持ち上げた際の調味液部分の角立ちの状態を目視で確認することにより、保形性を評価した。角立ちが良いほど保形性が良いことを意味する。結果を表5に示す。
比較例5は、調製直後のイカの塩辛の照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例5−1及び5−2は、調製直後のイカの塩辛の照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例5は、イカの塩辛の食感にヌメリがあり、後切れが悪かった。一方、実施例5−1及び5−2は、イカの塩辛の食感が滑らかで、後切れが良好だった。
また、実施例5−1及び5−2は、比較例5に比べて、イカを持ち上げた際の調味液部分の角立ちがシャープであり、保形性が良好だった。
実験例6 マカロニサラダの調製
表6に掲げる処方にて、以下の手順によりマカロニサラダを調製した。
1)マヨネーズに、キサンタンガム、ウェランガム及びアートフレッシュ※No.101*を加え、10分間撹拌した。
2)ボイルして粗熱を除去したマカロニと1)を8:2の質量比率で混合した。
調製されたマカロニサラダについて各評価を行なった。詳細には、マカロニサラダを5℃にて一晩保管後、照り艶の状態及び食感を評価した。結果を表6に示す。
比較例6−1は、マヨネーズの食感にボディー感があり、後切れが良好であったが、照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。また、比較例6−2は、マヨネーズの食感が重く、後切れが悪いうえに、照り艶が失われており、美観が損なわれた。
一方、実施例6は、マヨネーズの食感にボディー感があり、後切れが良好であるうえに、照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例7 コールスローサラダの調製
表7に掲げる処方にて、以下の手順によりコールスローサラダを調製した。
1)水に、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、キサンタンガム及びウェランガムを加え、10分間撹拌した。
2)レモン果汁、食塩、醸造酢、卵黄、グルタミン酸ナトリウム及び香料を加えて、さらに5分間撹拌した。
3)ホモミキサーで撹拌しながら、徐々にサラダ油を加え、9000rpmで10分間撹拌した。
4)脱気を行い、75℃まで加温後、容器にホットパック充填した。
5)5℃まで冷却した。
6)千切りしたキャベツと5)のドレッシングを3:1の質量比率で混合した。
7)5℃にて保管した。
調製されたコールスローサラダについて各評価を行なった。詳細には、調製されたコールスローサラダを5℃にて一晩静置後、その照り艶の状態及び食感を評価した。また、ろ紙の中心にφ48mmの円を描き、その円内に調製されたコールスローサラダ10gをのせ、均一に伸ばし、5℃にて3時間静置後の離水の状態を確認した。離水の状態は、離水面積(mm2)をプラニメーターで測定することにより評価した。結果を表7に示す。
比較例7は、調製直後のコールスローサラダの照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例7は、調製直後のコールスローサラダの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例7は、キャベツ本来のシャキシャキとした食感が損なわれていた。一方、実施例7は、キャベツ本来のシャキシャキとした食感が保持されていた。また、実施例7は、比較例7に比べて、離水が顕著に抑制された。
実験例8 海苔の佃煮の調製
表8に掲げる処方にて、以下の手順により海苔の佃煮を調製した。
1)生海苔以外の原料にキサンタンガム、タマリンドシードガム及びウェランガムを加え、80℃にて10分間攪拌した。
2)生海苔を加え、よく混ぜながら全量が100部になるまで弱火で煮詰めた。
調製された海苔の佃煮について、20℃にて24時間静置後、その照り艶の状態を評価した。結果を表8に示す。
比較例8−1〜8−3は、調製直後の海苔の佃煮の照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例8は、調製直後の海苔の佃煮の照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例9 ツナマヨネーズの調製
表9に掲げる処方にて、以下の手順によりツナマヨネーズ(おにぎりの具材)を調製した。
1)全原料をよく混合した。
調製されたツナマヨネーズについて、5℃にて24時間静置後、その照り艶の状態を評価した。結果を表9に示す。
比較例9−1及び9−2は、調製直後のツナマヨネーズの照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例9は、調製直後のツナマヨネーズの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例10 ピザソース
表10に掲げる処方にて、以下の手順によりピザソースを調製した。
1)水にサラダ油、果糖ぶどう糖液糖、グァーガム、キサンタンガム及びウェランガムを加え、85℃にて10分間撹拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)耐熱容器に充填し、85℃にて30分間ボイル殺菌した。
4)20℃まで冷却した。
調製されたピザソースについて、20℃にて24時間静置後、その照り艶の状態を評価した。結果を表10に示す。
比較例10−1及び10−2は、調製直後のピザソースの照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例10は、調製直後のピザソースの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例11 ソース
表11に掲げる処方にて、以下の手順によりソースを調製した。
1)水と果糖ぶどう糖液糖を混合し、これに加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間攪拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)耐熱容器に充填し、85℃にて30分間ボイル殺菌した。
4)室温まで冷却した。
調製されたソースについて、20℃にて24時間静置後、その照り艶の状態を評価した。結果を表11に示す。
加工でん粉3:アセチル化アジピン酸架橋でん粉
比較例11は、調製直後のソースの照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例11は、調製直後のソースの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例12 ブリの照り焼き
表12に掲げる処方にて、以下の手順によりブリの照り焼きを調製した。
1)水に加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間攪拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)ブリの切り身を等質量の2)照り焼きソースに20分間浸漬した。
4)コンベクションオーブンを用いて、3)を170℃にて18分間焼成した。
調製されたブリの照り焼きについて各評価を行った。詳細には、焼成直後のブリの照り焼きの照り艶の状態を評価した。また、ブリの切り身に対する照り焼きソースの付着具合を目視で確認することにより、付着性を評価した。
比較例12は、焼成前の照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例12は、焼成前の照り艶が保持されており、美観に優れていた。
また、比較例12は、焼成直後、照り焼きソースのほとんどがブリの切り身から流れ落ちていた。一方、実施例12は、比較例12に対し、照り焼きソースがブリの切り身か流れ落ちにくく、良好に絡んでいた。
実験例13 キムチの調製
以下の手順により、白菜を塩蔵、圧搾した。
1)白菜を2〜3センチ角にカットし、葉と芯に分けた。
2)芯に対して食塩を2%加え、混合した後、30分間静置した。
3)葉に対して食塩を2%加え、混合した後、2)と混合した。
4)3)を漬物用圧搾機で2時間30分間圧搾した(圧搾前に対する圧搾後の白菜の重量残存率は約75%であった)。
5)白菜をざるに上げ、水分を除去した。
表13に掲げる処方にて、以下の手順によりキムチの調味液を調製した。
1)水に、キサンタンガム、グァーガム及びウェランガムを加え、10分間撹拌した。
2)市販のキムチの素を加えて、さらに5分間撹拌した。
以下の手順により、キムチを調製した。
1)水分を除去した白菜と、キムチの調味液を、2:1の質量比率で混合した。
2)5℃まで冷却し、保管した。
調製された調味液について、B型回転粘度計を用いて、60rpm、20℃の条件で、粘度計の測定開始ボタンを押してから1分後の粘度(mPa・s)を測定した。
また、調製されたキムチについて各評価を行なった。詳細には、調製されたキムチを5℃にて一晩静置後、その照り艶の状態、食感、及びキムチを持ち上げた際の糸曳きの程度を評価した。また、キムチを5℃にて3日間静置後、キムチの表面を目視で観察することにより、離水の発生の有無を確認した。結果を表13に示す。
比較例13−1は、照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。また、食感のヌメリや糸曳きは生じなかったものの、離水が発生した。
比較例13−2は、照り艶が僅かに失われており、美観が損なわれた。また、離水は発生しなかったものの、食感のヌメリが僅かに生じ、糸曳きがやや強かった。
比較例13−3は、照り艶が僅かに失われており、美観が損なわれた。また、離水は発生しなかったものの、食感のヌメリが顕著に生じ、糸曳きが強かった。
実施例13は、照り艶が保持されており、美観に優れていた。さらには、食感のヌメリや糸曳きが生じることなく、離水も発生しなかった。
実験例14 和風おろしソース
表14に掲げる処方にて、以下の手順により和風おろしソースを調製した。
1)水に果糖ぶどう糖液糖、加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間攪拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)耐熱容器に充填し、85℃にて30分間ボイル殺菌した。
4)室温まで冷却した。
調製された和風おろしソースについて各評価を行なった。具体的には、ハンバーグ(円状、190g、高さ2cm)に調製された和風おろしソースを15gかけ、500Wで1分間レンジアップ後、照り艶の状態を評価した。また、ハンバーグに対する和風おろしソースの付着具合を目視で確認することにより、付着性を評価した。結果を表14に示す。
比較例14は、レンジアップ後、ハンバークから和風おろしソースが流れ落ちて照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例14は、レンジアップ後もハンバーグから和風おろしソースが流れ落ちず、照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例15 牛丼の素
表15に掲げる処方にて、以下の手順により牛丼の素を調製した。
1)水に加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間攪拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)4℃で30分間冷却した。
4)牛肉を90℃で1分間、たまねぎを90℃で5分間ボイルしてブランチングした。
5)4)の牛肉20gとたまねぎ15g、及び3)の調味液50gを耐熱容器に充填し、90℃にて10分間ボイル殺菌した。
6)室温まで冷却し、−40℃で急速凍結した。
調製された牛丼の素について各評価を行なった。詳細には、牛丼の素を沸騰水中にて10分間加熱後、透明容器に入れたご飯(180g)に50gかけ、室温で3時間静置後の照り艶の状態、容器底部への調味液の染み込み、食感及び風味を評価した。結果を表15に示す。
比較例15は、容器底部への調味液の染み込みが多く、牛丼の表面が乾燥しており、照り艶が失われ、美観が損なわれた。一方、実施例15は、比較例15に対し、容器底部への牛丼用調味液の染み込みが少なく、牛丼の表面の照り艶が保持されており、美観に優れていた。
また、比較例15は、食感のベタツキや糊感が強く、牛丼の素の風味の立ちが悪かった。一方、実施例15は、比較例15に対し、食感のベタツキや糊感が少なく、風味の立ちが良好だった。
実験例16 ナポリタンソースの調製
表16に掲げる処方にて、以下の手順によりナポリタンソースを調製した。
1)水に果糖ぶどう糖液糖、ラード、加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間撹拌した。
2)トマトペースト、ソテードオニオン、おろしにんにく、食塩、醸造酢、サラダ油、ブラックペッパー、トマト加工品、調味料、着色料及び保存料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)残りの原料を加え、さらに5分間撹拌した。
4)耐熱袋に充填し、85℃で30分間ボイル殺菌した。
5)室温まで冷却した。
茹で上げたパスタ麺をアートフレッシュNO.101の0.5質量%溶液に30秒間浸漬した後、水を切った。また、耐熱袋に入ったナポリタンソースを沸騰水中で5分間加熱し、60℃に調温した。パスタ麺90gに対してナポリタンソースを30g混ぜ合わせ、さらにナポリタンソース30gをかけ、ナポリタンを調製した。
調製されたナポリタンについて、食感及び風味を評価した、また、5℃にて24時間静置後、照り艶の状態を評価した。結果を表16に示す。
比較例16は、調製直後のナポリタンソースの照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例16は、調製直後のナポリタンソースの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例16は、食感にベタツキがあり、トマトや肉の風味が感じにくかった。一方、実施例16は、ベタツキが少なく口溶けが良好であり、さらにトマトや肉の風味や、塩味を強く感じた。
実施例17 あんかけ用あんの調製
表17に掲げる処方にて、以下の手順によりあんかけを調製した。
1)水に水飴、加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間撹拌した。
2)残りの原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)耐熱袋に充填し、85℃で30分間ボイル殺菌した。
4)室温まで冷却した。
フライパンにごま油を1g入れ、中火で熱した後、むき海老20g、きくらげ20g、白菜を20g、及びタケノコを15g入れ、中火で2分間炒めた(計75g)。また、耐熱袋に入ったあんかけ用あんを沸騰水中で5分間加熱し、60℃に調温した。上記具材75gとあんかけ用あん80gを和え、100gの焼きそばにかけ、あんかけ焼きそばを調製した。
調製されたあんかけ焼きそばについて、食感及び風味を評価した。また、5にて24時間静置後、照り艶の状態を評価した。結果を表17に示す。
比較例17は、調製直後のあんかけの照り艶が顕著に失われており、美観が損なわれた。一方、実施例17は、調製直後のあんかけの照り艶が保持されており、美観に優れていた。
比較例17は、食感にベタツキが強く、あんかけ用あんの風味がこもっていた。一方、実施例17は、ベタツキが少なく口溶けが良好であり、さらに風味を強く感じた。
実験例18 大根の煮物
表18に掲げる処方にて、以下の手順により大根の煮物を調製した。
1)水にウェランガムを加え、85℃にて10分間攪拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)室温まで冷却した。
4)大根を1.5cm間隔で輪切りにし、20分間ボイルした。
5)大根及び3)の調味液をレトルトパウチに充填し、121℃にて20分間レトルト殺菌した。
6)室温まで冷却した。
調製された大根の煮物について、室温で24時間静置後、照り艶の状態を評価した。結果を表18に示す。
比較例18は、調製直後の照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例18は、調製直後の照り艶が保持されており、美観に優れていた。
実験例19 豚のしょうが焼き
表19に掲げる処方にて、以下の手順により豚のしょうが焼きを調製した。
1)水に果糖ぶどう糖液糖、加工でん粉及びウェランガムを加え、85℃にて10分間攪拌した。
2)残りの全原料を加え、さらに5分間撹拌した。
3)耐熱容器に充填し、85℃で30分間ボイル殺菌した。
4)室温まで冷却した。
5)豚ロース100gと4)の調味液50gを袋に入れ、混合した。
6)5にて24時間静置した。
7)加熱前のフライパンに6)を入れた後、中火にて3分30秒間炒めた。
8)容器に移し、粗熱をとった。
豚ロースと調味液を混合し、5℃にて24時間静置したものを、角度10°に傾けたバットの上にのせ、流れ落ちてきた調味液の重量を測定した。豚ロースと調味液の全重量に対する流れ落ちてきた調味液の重量の百分率を離水量(%)とし、離水の状態を評価した。
また、調製された豚のしょうが焼きについて、照り艶の状態及び食感を評価した。
結果を表19に示す。
実施例19は、比較例19に比べて、離水が顕著に抑制された。
また、比較例19は、焼成後に大量の灰汁が発生し、外観がくすみ、照り艶が失われており、美観が損なわれた。一方、実施例19は、焼成後も灰汁の発生はほとんど見られず、照り艶が保持されており、美観に優れていた。
さらに、比較例19は、豚肉の食感が硬く、ボソボソして弾力が乏しかった。一方、実施例19は、豚肉の食感が柔らかく、ジューシーであった。

Claims (3)

  1. 食品にウェランガムを含有させることを特徴とする、食品の照り艶を保持させる方法。
  2. ウェランガムを含有する食品用照り艶保持剤。
  3. 請求項2に記載の食品用照り艶保持剤を含有する食品。
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