JP2018160552A - 放熱構造 - Google Patents

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賢胤 山田
Masatsugu Yamada
賢胤 山田
光 平島
Hikari Hirashima
光 平島
智司 遠藤
Satoshi Endo
智司 遠藤
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Abstract

【課題】発熱部品を冷却しつつ塵埃が付着することを防止する。【解決手段】放熱構造1は、筒状に形成され、少なくとも一つの発熱部品HCが配置された外面11を有する筒部材10と、筒部材10を囲むように配置されたケース部材20と、を備える。筒部材10の内部空間12の両端はともに、ケース部材20の外部に開口している。ケース部材20と筒部材10の外面11との間の収容空間40は、筒部材10の内部空間12およびケース部材20の外部に対して密閉されている。【選択図】図4

Description

本発明は、放熱構造に関する。
従来、電子部品などの通電によって発熱する発熱部品を内部に備えた電気機器には、発熱部品から生じる熱を冷却するため、強制空冷による冷却方式を採用したものがある(例えば、特許文献1参照)。この冷却方式では、ファンなどを用いて外気を電気機器の内部に直接流すことによって、発熱部品を冷却する。
特開2010−153526号公報
しかしながら、上述した冷却方式では、外気を電気機器の内部に取り込む際に、塵や埃などが電気機器の内部に混入しやすい。この塵埃が電気機器内部の基板や電子部品などに蓄積した場合、電気機器の故障が発生する可能性がある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、電子部品などの発熱部品を冷却しつつ塵埃が付着することを防止できる放熱構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る放熱構造は、筒状に形成され、少なくとも一つの発熱部品が配置された外面を有する筒部材と、前記筒部材を囲むように配置されたケース部材と、を備える。前記筒部材の内部空間の両端はともに、前記ケース部材の外部に開口している。前記ケース部材と前記筒部材の外面との間の空間は、前記筒部材の内部空間および前記ケース部材の外部に対して密閉されている。
上記の放熱構造によれば、筒部材の外面に配置された発熱部品の熱が熱伝導などによって筒部材に伝達されるので、送風などにより筒部材の内部空間を冷却することによって、発熱部品を冷却することができる。このとき、発熱部品が配置された筒部材の外面とケース部材との間の空間は筒部材の内部空間およびケース部材の外部に対して密閉されているので、筒部材の内部空間に送風などを行ってもケース部材と筒部材の外面との間の空間に配置された発熱部品などの部品に塵埃が付着することを防止できる。
本発明の一実施形態に係る放熱構造の全体斜視図である。 前記放熱構造の正面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 前記放熱構造の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。図1から図4に示すように、本実施形態に係る放熱構造1は、筒部材10と、ケース部材20と、を備えている。
筒部材10は、筒状に形成されており、発熱部品HCが配置される外面11と、内部空間12と、を有している。内部空間12は、筒部材10の内面によって囲まれる空間である。本実施形態では、筒部材10は、軸線O1に沿って延びている。
以下の説明では、軸線O1に沿う方向を軸方向D1と適宜称する。また、軸方向D1に直交する方向を縦方向(第一直交方向)D2と適宜称し、軸方向D1および縦方向D2の両方に直交する方向を横方向(第二直交方向)D3と適宜称する。本実施形態では、軸方向D1は、図3において紙面の左右方向であり、図4において紙面に対して直交する方向である。縦方向D2は、図3および図4において紙面の上下方向である。横方向D3は、図3において紙面に対して直交する方向であり、図4において紙面の左右方向である。また、図3において紙面の左端から右端に向かう方向を、軸方向D1の前方または前側と適宜称し、その反対の方向を軸方向D1の後方または後側と適宜称する。図4において紙面の下端から上端に向かう方向を、縦方向D2の上方または上側と適宜称し、その反対の方向を、縦方向D2の下方または下側と適宜称する。図4において紙面の左端から右端に向かう方向を、横方向D3の右方または右側と適宜称し、その反対の方向を、横方向D3の左方または左側と適宜称する。
本実施形態では、筒部材10は、軸方向D1から見て縦方向D2および横方向D3に延びる正方形の断面形状を有している。筒部材10の軸方向D1に垂直な断面の形状は、筒部材10の前端10fから後端10rまで軸方向D1に沿って一定である。筒部材10は、縦方向D2を向く外面11を有する上側部分10tおよび下側部分10bと、横方向D3を向く外面11を有する右側部分10mと左側部分10hと、を有している。下側部分10bは、上側部分10tの縦方向D2の下方に位置している。左側部分10hは、右側部分10mの横方向D3の左方に位置している。上側部分10tの横方向D3の両端はそれぞれ、左側部分10hの縦方向D2の上端および右側部分10mの縦方向D2の上端に接続されている。下側部分10bの横方向D3の両端はそれぞれ、左側部分10hの縦方向D2の下端および右側部分10mの縦方向D2の下端に接続されている。
筒部材10の内部空間12には、筒部材10に接続された少なくとも一つの放熱フィン30が設けられている。本実施形態では、複数の放熱フィン30が設けられている。放熱フィン30は、軸方向D1および縦方向D2に沿って延びる板状に形成されている。放熱フィン30の縦方向D2の両端部、すなわち上端部30tおよび下端部30bは、筒部材10に接続されている。具体的には、放熱フィン30の上端部30tは、筒部材10の上側部分10tに接続されている。放熱フィン30の下端部30bは、筒部材10の下側部分10bに接続されている。
放熱フィン30は、筒部材10の前端10fから後端10rまで軸方向D1に沿って延びている。また、放熱フィン30は、筒部材10の内部空間12内において、横方向D3に等間隔に並んで互いに平行に配置されている。
筒部材10および放熱フィン30は、例えば押出成形によって一体に形成することができる。筒部材10および放熱フィン30は、例えばアルミニウムなどの熱伝導率の高い金属で構成されている。
ケース部材20は、筒部材10を囲むように配置されている。本実施形態では、ケース部材20は、軸方向D1、縦方向D2、および横方向D3の各方向に延びる辺を有する直方体の外形を有する箱状に形成されている。箱状のケース部材20の内部に、筒部材10が配置されている。
筒部材10の内部空間12の両端、すなわち筒部材10の前端10f側の開口端および後端10r側の開口端はともに、ケース部材20の外部に開口している。具体的には、ケース部材20において軸方向D1を向く面を有する前面部20fおよび後面部20rには、それぞれ開口21fおよび開口21rが形成されている。筒部材10の内部空間12の前端10f側の開口端は、ケース部材20の前面部20fの開口21fを介してケース部材20の外部に開口している。また、筒部材10の内部空間12の後端10r側の開口端は、ケース部材20の後面部20rの開口21rを介してケース部材20の外部に開口している。
より詳細には、前面部20fの開口21fは、前面部20fを軸方向D1に貫通している。前面部20fよりも軸方向D1の後方に配置された後面部20rの開口21rは、後面部20rを軸方向D1に貫通している。軸方向D1から見た開口21fおよび開口21rの形状および大きさはそれぞれ、軸方向D1から見た筒部材10の内部空間12の周縁の形状および大きさに対応している。開口21fおよび開口21rは、軸方向D1から見て互いに一致するように配置されている。筒部材10は、ケース部材20の内部において、軸方向D1から見て内部空間12が開口21fおよび開口21rと一致するように配置されている。
ケース部材20と筒部材10の外面11との間の収容空間40は、筒部材10の内部空間12およびケース部材20の外部に対して密閉されている。本実施形態では、上述のようにケース部材20の内部に配置された筒部材10において、前端10fとケース部材20の前面部20fとは、例えばねじ止めなどによって互いに隙間なく接続されている。同様に、筒部材10の後端10rとケース部材20の後面部20rとは、例えばねじ止めなどによって互いに隙間なく接続されている。これによって、ケース部材20と筒部材10の外面11との間の収容空間40を、筒部材10の内部空間12およびケース部材20の外部に対して密閉することができる。筒部材10の外面11に配置された発熱部品HCは、この収容空間40内に位置している。
さらに、筒部材10の前端10fとケース部材20の前面部20fとの間および筒部材10の後端10rとケース部材20の後面部20rとの間にそれぞれパッキンやガスケットなどの公知のシール部材を設けることによって、より確実に収容空間40を密閉することができる。また、耐水性や耐候性などの所定の性能を有するシール部材を用いることによって、収容空間40内を防水することができる。
ケース部材20は、例えば鉄などの金属で構成されている。よって、筒部材10の熱伝導率は、ケース部材20の熱伝導率よりも大きくなっている。
本実施形態では、ケース部材20に、筒部材10の内部空間12に送風を行うためのファンFAが設けられている。ファンFAは、軸方向D1から見て内部空間12を覆うようにケース部材20の前面部20fに配置されている。ファンFAには、公知の構成を有するファンを用いることができる。
続いて、筒部材10の外面11に配置される発熱部品HCについて説明する。発熱部品HCは、例えば電子部品などの通電によって発熱する部品である。発熱部品HCは、筒部材10の外面11に少なくとも一つが配置されている。本実施形態では、発熱部品HCは、筒部材10の外面11に複数配置されている。また、発熱部品HCは、基板CB上に搭載され、基板CBとともに回路を構成している。このため、発熱部品HCは、基板CBと筒部材10の外面11との間に配置されている。発熱部品HCは、筒部材10と熱伝導が可能な態様で、筒部材10の外面11に配置されている。例えば、発熱部品HCは、筒部材10の外面11と直接接触するように外面11に配置されていてもよいし、外面11との間に公知の熱伝導シートやサーマルグリスなどを挟んで外面11に配置されていてもよい。また、発熱部品HCは、公知のヒートシンクを介して筒部材10と熱伝導が可能なように筒部材10の外面11に配置されていてもよい。
本実施形態では、複数の発熱部品HCのうち、筒部材10の上側部分10tの外面11には、発熱部品HC1が配置されており、筒部材10の左側部分10hの外面11には、発熱部品HC2が配置されており、筒部材10の下側部分10bの外面11には、発熱部品HC3が配置されている。すなわち、発熱部品HC1および発熱部品HC3は、筒部材10の外面11において放熱フィン30の上端部30tおよび下端部30bにそれぞれ対応する領域に配置されており、発熱部品HC2は、筒部材10の外面11において横方向D3を向く領域に配置されている。この場合に、横方向D3に向く領域に配置された発熱部品(第二発熱部品)HC2の発熱量は、放熱フィン30の上端部30tおよび下端部30bにそれぞれ対応する外面11の領域に配置された発熱部品(第一発熱部品)HC1および発熱部品(第一発熱部品)HC3の発熱量よりも小さいことが好ましい。
また、例えば、筒部材10の縦方向D2と鉛直方向とが一致するように放熱構造1を配置する場合には、筒部材10の内部空間12よりも下方に配置された発熱部品(第四発熱部品)HC3の発熱量は、筒部材10の内部空間12よりも上方に配置された発熱部品(第三発熱部品)HC1の発熱量よりも大きいことが好ましい。
本実施形態によれば、放熱構造1は、筒状に形成され、発熱部品HCが配置された外面11を有する筒部材10と、筒部材10を囲むように配置されたケース部材20と、を備える。筒部材10の内部空間12の両端はともに、ケース部材20の外部に開口している。ケース部材20と筒部材10の外面11との間の収容空間40は、筒部材10の内部空間12およびケース部材20の外部に対して密閉されている。
このような構成によれば、筒部材10の外面11に配置された発熱部品HCの熱が熱伝導などによって筒部材10に伝達されるので、送風などにより筒部材10の内部空間12を冷却することによって、発熱部品HCを冷却することができる。このとき、発熱部品HCが配置された筒部材10の外面11とケース部材20との間の収容空間40は外部に対して密閉されているので、筒部材10の内部空間12に送風などを行っても収容空間40に配置された発熱部品HCなどの部品に塵埃が付着することを防止できる。
加えて、発熱部品HCの熱は主としてケース部材20ではなく筒部材10を介して外部に放出されるため、ケース部材20の温度上昇を抑制することができる。これによって、ケース部材20の温度をケース部材20に触れても支障がない程度の温度に抑えることができ、発熱部品HCが発熱した状態でもケース部材20を把持して放熱構造1を備える電気機器を持ち運ぶことができる。さらに、複数台の放熱構造1を縦方向D2や横方向D3に隣接して配置した場合であっても、隣接する放熱構造1のケース部材20から熱の煽りを受けることを防止できる。
また、筒部材10の熱伝導率は、ケース部材20の熱伝導率よりも大きい。これによって、発熱部品HCから発生する熱はケース部材20よりも筒部材10に多く伝導され、筒部材10から内部空間12へ放出される。したがって、ケース部材20の温度上昇をより確実に抑制することができる。
また、筒部材10の内部空間12には、筒部材10に接続された放熱フィン30が設けられている。これによって、発熱部品HCの熱を筒部材10から放熱フィン30に効率的に伝えることができる。すなわち、発熱部品HCの熱を効率的に筒部材10の内部空間12に伝えることができる。したがって、発熱部品HCをより効果的に冷却することができる。
また、放熱フィン30は、筒部材10の軸方向D1および縦方向D2に沿って延びる板状に形成されている。放熱フィン30の縦方向D2の両端部は、筒部材10に接続されている。複数の発熱部品HCのうち発熱部品HC1および発熱部品HC3は、筒部材10の外面11において放熱フィン30の縦方向D2の両端部に対応する領域に配置されている。発熱部品HCのうち発熱部品HC1および発熱部品HC3よりも発熱量が小さい発熱部品HC2は、筒部材10の外面11において横方向D3を向く領域に配置されている。
このような構成によれば、発熱部品HC1および発熱部品HC3において発生する大きな熱は、放熱フィン30を介して筒部材10の内部空間12に効率的に伝わるため、発熱部品HC2において発生する熱と比較して、筒部材10の内部空間12に放出されやすい。したがって、発熱量の大きい発熱部品HC1および発熱部品HC3を、発熱量の小さい発熱部品HC2よりも優先して効果的に冷却することができる。
また、発熱部品HC1は、筒部材10の内部空間12よりも上方に配置されている。発熱部品HC1よりも発熱量が大きい発熱部品HC3は、筒部材10の内部空間12よりも下方に配置されている。このため、内部空間12よりも下方に配置された発熱量の大きい発熱部品HC3において発生した熱は、収容空間40において、発熱量の小さい発熱部品HC1が配置された内部空間12の上方に向かって伝わる。このような熱の伝わりによって、収容空間40内の温度分布の均一化を図ることができる。例えば、発熱量の大きい発熱部品HCが筒部材10の内部空間12よりも上方に配置され、発熱量の小さい発熱部品HCが筒部材10の内部空間12よりも下方に配置されている場合には、発熱部品HCにおいて発生した熱が収容空間40のうち内部空間12よりも上方の領域に集中してしまうため、この領域の温度が他の領域よりも極端に高くなる可能性がある。これに対して、上述した発熱部品HCの配置では、収容空間40内の温度分布を均一に近づけることができるので、収容空間40内で極端に高温になる領域が生じることを防止できる。
なお、上記実施形態では、筒部材10は正方形の断面形状を有しており、これに伴って筒部材10の内部空間12も正方形の断面形状を有していたが、これに限らない。例えば、筒部材を図5に示す変形例のように構成してもよい。図5に示す変形例の放熱構造2の筒部材110は、軸方向D1から見て縦方向D2の寸法が横方向D3の寸法よりも小さい長方形の断面形状を有している。これに伴って、筒部材110の内部空間112においても、内部空間112の縦方向D2の寸法が横方向D3の寸法よりも小さくなっている。
放熱フィン30の縦方向D2の寸法をある程度大きくすると放熱フィン30の縦方向D2の中央部分まで熱が伝わらなくなるので、放熱効果のさらなる向上が見込めなくなる。そのため、上述のように構成することで、放熱フィン30の縦方向D2の寸法を放熱に効果的な範囲に抑えつつ、筒部材110の寸法を横方向D3に大きくすることができる。これによって、放熱フィン30による冷却効果を好適に維持したまま、発熱部品HCが配置可能な筒部材110の外面11を増やすことができる。
なお、上述した筒部材110のように、内部空間112が長方形の断面を有している場合に、一台のファンではなく複数台のファンを設ける場合がある。この場合には、複数台のファンにそれぞれ対応した複数の内部空間を形成するように、内部空間112を横方向D3に複数に分割する壁部を設けてもよい。このように構成することで、各ファンからの送風が内部空間内で互いに干渉することを防止できる。
上述した形状の他、筒部材および内部空間の軸方向D1に垂直な断面の形状は、他の多角形や円形などであってもよい。
また、上記実施形態では、筒部材10および内部空間12の軸方向D1に垂直な断面の形状は、筒部材10の前端10fから後端10rまで軸方向D1に沿って一定であったが、これに限らない。筒部材10および内部空間12の軸方向D1に垂直な断面の形状は、軸方向D1に沿って変化していてもよい。
また、上記実施形態では、筒部材10と放熱フィン30とが一体に形成されていたが、これに限らない。筒部材10と放熱フィン30とは別々に形成され、その後例えば溶接などで互いに接続されていてもよい。また、放熱フィン30は、筒部材10の前端10fから後端10rまで軸方向D1に沿って設けられていたが、これに限らない。放熱フィン30は、筒部材10の前端10fから後端10rまでの一部に設けられていてもよい。また、放熱フィン30は、横方向D3に等間隔に配置されていたが、適宜不等間隔に配置されていてもよい。
上記実施形態では、筒部材10とケース部材20とは互いに異なる材料で構成されていたが、これに限らず、同じ材料で構成されていてもよい。すなわち、筒部材10およびケース部材20の熱伝導率は、互いに等しくてもよい。また、筒部材10とケース部材20とを上述のようにねじ止めで互いに接続する場合には、筒部材10の前端10fおよび後端10rに固定用のねじが螺合するねじ穴を形成してもよい。
また、ファンFAはケース部材20の前面部20fに設けられていたが、これに限らず、ケース部材20の後面部20rに設けられていてもよい。さらに、ファンFAは、放熱構造1とは別に設けられていてもよい。ファンFAが設けられていると、ファンFAを用いて筒部材10の内部空間12に送風することができるので、筒部材10の冷却を促進させることができる。また、筒部材10の冷却にファンFAを用いなくてもよい。この場合には、例えば、軸方向D1の一方と鉛直方向とが一致するように放熱構造1を配置して、すなわち筒部材10を鉛直方向に配置して、自然空冷によって筒部材10を冷却してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
1、2 放熱構造
10、110 筒部材
11 外面
12、112 内部空間
20 ケース部材
30 放熱フィン
40 収容空間(空間)
CB 基板
FA ファン
HC 発熱部品
D1 軸方向
D2 縦方向(第一直交方向)
D3 横方向(第二直交方向)

Claims (6)

  1. 筒状に形成され、少なくとも一つの発熱部品が配置された外面を有する筒部材と、
    前記筒部材を囲むように配置されたケース部材と、
    を備え、
    前記筒部材の内部空間の両端はともに、前記ケース部材の外部に開口しており、
    前記ケース部材と前記筒部材の外面との間の空間は、前記筒部材の内部空間および前記ケース部材の外部に対して密閉されている
    放熱構造。
  2. 請求項1に記載の放熱構造であって、
    前記筒部材の熱伝導率は、前記ケース部材の熱伝導率よりも大きい
    放熱構造。
  3. 請求項1または2に記載の放熱構造であって、
    前記筒部材の内部空間には、前記筒部材に接続された少なくとも一つの放熱フィンが設けられている
    放熱構造。
  4. 請求項3に記載の放熱構造であって、
    前記放熱フィンは、前記筒部材の軸方向および前記軸方向に直交する第一直交方向に沿って延びる板状に形成されており、
    前記放熱フィンの前記第一直交方向の両端部は、前記筒部材に接続されており、
    前記発熱部品は、前記筒部材の外面に複数配置されており、
    複数の前記発熱部品のうち第一発熱部品は、前記筒部材の外面において前記放熱フィンの前記第一直交方向の両端部のうちの少なくとも一方に対応する領域に配置されており、
    複数の前記発熱部品のうち前記第一発熱部品よりも発熱量が小さい第二発熱部品は、前記筒部材の外面において前記軸方向および前記第一直交方向の両方に直交する第二直交方向を向く領域に配置されている
    放熱構造。
  5. 請求項3に記載の放熱構造であって、
    前記放熱フィンは、前記筒部材が軸方向および前記軸方向に直交する第一直交方向に沿って延びる板状に形成されており、
    前記放熱フィンの前記第一直交方向の両端部は、前記筒部材に接続されており、
    前記筒部材の内部空間における前記第一直交方向の寸法は、前記筒部材の内部空間における前記軸方向および前記第一直交方向の両方に直交する第二直交方向の寸法よりも小さい
    放熱構造。
  6. 請求項1から3のいずれか一項に記載の放熱構造であって、
    前記発熱部品は、前記筒部材の外面に複数配置されており、
    複数の前記発熱部品のうち第三発熱部品は、前記筒部材の内部空間よりも上方に配置されており、
    複数の前記発熱部品のうち前記第三発熱部品よりも発熱量が大きい第四発熱部品は、前記筒部材の内部空間よりも下方に配置されている
    放熱構造。
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