JP2002016385A - 発熱部品の放熱装置 - Google Patents

発熱部品の放熱装置

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JP2002016385A
JP2002016385A JP2000191824A JP2000191824A JP2002016385A JP 2002016385 A JP2002016385 A JP 2002016385A JP 2000191824 A JP2000191824 A JP 2000191824A JP 2000191824 A JP2000191824 A JP 2000191824A JP 2002016385 A JP2002016385 A JP 2002016385A
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heat
cooling fin
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cavity
cooling
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JP2000191824A
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Koji Oda
耕治 織田
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱部品が発生する熱に対して冷却能力をよ
り向上させること。 【解決手段】 熱伝導性の優れた材料からなる放熱促進
部材21を冷却フィン2の空洞部2b内に配設する。こ
の放熱促進部材21は正弦波状、あるいはジグザグ状に
折曲して形成し、材料としては例えば、ステンレスバネ
材、アルミニウムなどを用いている。また、放熱促進部
材21の長さは冷却フィン2の空洞部2bの長さと略同
じとしている。空洞部2b内に放熱促進部材21を圧入
して配設することで、放熱促進部材21の各折曲部22
の表面が空洞部2bの内壁面23に圧接する。これによ
り、放熱促進部材21の折曲部22の内壁面23に対す
る接触圧が高くなり、内壁面23から放熱促進部材21
への熱伝導をスムーズにさせることができる。そして、
空洞部2b内での放熱促進部材21により空気との接触
面積が大きくなり、放熱面積が増加して冷却効果がより
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフォークリ
フト用の制御装置に用いられる発熱部品の放熱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトには、油圧モータや走行
モータを制御するための制御装置が搭載されている。こ
の制御装置は、モータ制御のための半導体開閉素子を含
む回路ユニットや、電源平滑用及びサージ吸収用のコン
デンサなどを備え、また、半導体開閉素子が発生する熱
を放熱するためのヒートシンクが設けられている。
【0003】図12は、このような制御装置における従
来の放熱装置を示す概略平面図である。図12におい
て、100はアルミニウムのベース板からなるヒートシ
ンク、101はこのヒートシンク100の上に2列に配
列されたIGBTなどの半導体開閉素子を含む回路ユニ
ット、102は回路ユニット101の列間に配設された
電源平滑用及びサージ吸収用の電解コンデンサである。
回路ユニット101のそれぞれはボルト103によりヒ
ートシンク100に固定されている。また、電解コンデ
ンサ102は固定金具104に抱持されており、この固
定金具104の取付脚105においてビス106でヒー
トシンク100に固定されている。107は電解コンデ
ンサ102の上部に設けられた接続端子、108は回路
ユニット101に設けられた接続端子であり、これらの
接続端子107、108は図外の導電性のリードバーに
よって電気的に接続される。なお、リードバーはボルト
等によって接続端子107、108に固定される。
【0004】上記の制御装置の構造において、発熱部品
である回路ユニット101は直接ヒートシンク100に
取り付けられており、回路ユニット101内の半導体開
閉素子から発生した熱はヒートシンク100に逃がさ
れ、さらにこのヒートシンク100が取り付けられてい
るフォークリフトの車体フレーム(図示せず)に放熱さ
れるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
開閉素子に大電流を通電すると素子の発熱が大きくな
り、上記のようなヒートシンク100による放熱だけで
は、十分な放熱作用が得られず、冷却効果が低下して回
路素子の熱劣化や誤動作を生じる恐れがある。このた
め、従来は送風ファンを設けて、発熱部品に直接風を当
てることによって冷却を行なっていた。
【0006】しかるに、冷却効果を高めるためにファン
により外気を取り込んで風を当てると、ファンが吸い込
んだ外気中の塵埃が発熱部品の端子部などに付着し、導
電不良を生じるという問題がある。一方、外気を取り込
まずに内部の空気をファンで送風すれば、塵埃が発熱部
品に付着するのを回避できるものの、内部の空気は発熱
部品の発熱により温度が高くなっているので、冷却効果
が小さいという難点がある。
【0007】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、発熱部品が発生する熱に対して冷却能力をより
向上させると共に、ファンを用いた場合でも外気中の塵
埃が発熱部品に付着することがないようにした発熱部品
の放熱装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の発熱部品の放熱装置では、発熱部品と、この発
熱部品が搭載される冷却フィンとを備え、前記冷却フィ
ンに両端を開口した空洞部を形成し、この空洞部内に放
熱促進部材を配設していることを特徴としている。
【0009】かかる構成とすることで、冷却フィンの空
洞部内に流れる空気が放熱促進部材と接触して、これに
より、放熱面積が増加して冷却効果を向上させることが
できる。
【0010】請求項2記載の発熱部品の放熱装置では、
発熱部品と、この発熱部品が搭載される冷却フィンと、
この冷却フィンが取り付けられるヒートシンクとを備
え、前記冷却フィンは発熱部品の搭載面と反対側に隔壁
を有し、この隔壁によって画成された空洞部が冷却フィ
ンの一端から他端にわたって長手方向に形成され、前記
空洞部内に放熱促進部材を配設していることを特徴とし
ている。
【0011】このように構成することで、発熱部品が発
生した熱は冷却フィンからヒートシンクへ放熱される一
方、冷却フィンの空洞部が空気流通路として機能するの
で、発熱部品が発生した熱は空洞部へ放散されやすくな
り、しかも、空洞部内の放熱促進部材により、冷却フィ
ン自体の冷却効果をより向上させ、これにより、冷却効
果を非常に高めることができる。
【0012】また、請求項3記載の発熱部品の放熱装置
では、冷却フィンの隔壁が形成されている側をヒートシ
ンクに当接させ、隔壁とヒートシンクとによってトンネ
ル状の空洞部を形成することによって、冷却フィンとヒ
ートシンクとの接触面積が増加して冷却効果がより高め
られる。
【0013】請求項4記載の発熱部品の放熱装置では、
冷却フィン自体でトンネル状の空洞部を形成しているこ
とによって、空洞部が冷却フィンと一体となって一体的
で放熱効果をより大きくすることができる。
【0014】また、請求項5記載の発熱部品の放熱装置
では、空洞部の長手方向が略上下方向となるように冷却
フィンを配置することにより、空洞部が煙突のような機
能を発揮して、発熱部品の熱によって加熱された空洞部
内の空気は自然に下から上へと流れるため、空気の流通
性が良くなって、同時に放熱促進部材との相乗効果によ
り、冷却フィンにおける冷却効果がより一層高められ
る。
【0015】また、請求項6記載の発熱部品の放熱装置
では、空洞部の出口にファンを設けることにより、空洞
部内に強制的に空気を流通させることができて、冷却フ
ィンの冷却能力がさらに高まる。そして、このようにフ
ァンを用いても、空洞部の空気流通路は発熱部品の搭載
面と反対側にあって、発熱部品とは完全に分離している
ため、発熱部品には直接風が当たらず、外気中の塵埃が
発熱部品に付着することがない。
【0016】請求項7記載の発熱部品の放熱装置では、
発熱部品と、この発熱部品が搭載される冷却フィンと、
この冷却フィンが取り付けられるヒートシンクとを備
え、前記冷却フィンは発熱部品の搭載面と反対側に隔壁
を有し、この隔壁によって画成された空洞部が冷却フィ
ンの一端から他端にわたって長手方向に形成され、前記
空洞部内に放熱促進部材を配設し、前記冷却フィンを間
に空間部を設けて並設し、この空間部に配設される第2
の発熱部品に接触ないし近接する前記冷却フィンの側面
に冷却用の空気流通路を形成していることを特徴として
いる。
【0017】かかる構成とすることで、並設された冷却
フィン間の空気が発熱部品により温められても、この温
められた空気は冷却フィンの側面に形成した空気流通路
を介して外部に放出されることになる。そのため、発熱
部品、例えばコンデンサの温度上昇を防止でき、性能の
低下を防止することができる。また、冷却フィンの側面
に形成した空気流通路と空洞部内に配設した放熱促進部
材との相乗効果により冷却フィン自体の冷却効果をより
一層高めることができる。
【0018】また、請求項8記載の発熱部品の放熱装置
では、前記空気流通路は上下方向に形成しているので、
空気流通路は煙突効果を発揮し、特に冷却用のファンを
設けなくても、冷却効果を発揮し、発熱部品の温度上昇
を防止できる。
【0019】さらに、請求項9記載の発熱部品の放熱装
置では、前記空気流通路の端部に冷却用のファンを設け
ることで、空気流通路内の空気の吸引もしくは空気流通
路への送風を行なうことができ、より高い冷却効果を得
ることができる。
【0020】また、請求項10記載の発熱部品の放熱装
置では、前記空気流通路がフィン状に形成していること
で、空気との接触面積を大きくでき、冷却効果が大とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係る発熱部品の放熱装置の一例を示
す平面図、図2は同正面図である。図において、1はヒ
ートシンク、2はこのヒートシンク1の上に2列に対向
配置された冷却フィン、3は冷却フィン2に搭載された
IGBTなどの半導体開閉素子を含む発熱部品としての
回路ユニット、4は各冷却フィン2の一端部に設けられ
たファン、5は2列の冷却フィン2によって挟持された
電源平滑用およびサージ吸収用の電解コンデンサ、6、
7、8は電解コンデンサ5と回路ユニット3とを接続す
るためのリードバーである。冷却フィン2、回路ユニッ
ト3、ファン4及び電解コンデンサ5の概略斜視図を図
4に示す。
【0022】ヒートシンク1はアルミニウムのベース板
からなり、四隅に取付穴1aを有している。冷却フィン
2はボルト9によってヒートシンク1に固定されてお
り、各冷却フィン2の上面には3個の回路ユニット3が
ボルト10により取り付けられている。2列の回路ユニ
ット3のうち、右列の回路ユニット3はフォークリフト
の油圧モータ制御用の回路ユニットであり、左列の回路
ユニット3は走行モータ制御用の回路ユニットである。
【0023】各回路ユニット3には、ボルト11を備え
た接続端子3a、3b、3cが設けられており、右列の
回路ユニット3の各接続端子3aには、油圧モータ駆動
用の3相交流電源のU相、V相、W相がそれぞれ接続さ
れ、左列の回路ユニット3の各接続端子3aには、走行
モータ駆動用の3相交流電源のU相、V相、W相がそれ
ぞれ接続される。
【0024】接続端子3bはマイナス電極を構成する端
子であって、右列の回路ユニット3の接続端子3bに
は、リードバー6の翼片6cがボルト11で接続され、
左列の回路ユニット3の接続端子3bにも、リードバー
6の翼片6cがボルト11で接続される。
【0025】接続端子3cはプラス電極を構成する端子
であって、右列の回路ユニット3の接続端子3cには、
リードバー8の翼片8cがボルト11で接続され、左列
の回路ユニット3の接続端子3cには、リードバー7の
翼片7cがボルト11で接続される。
【0026】図3はリードバーを示す平面図であって、
(a)はリードバー6を、(b)はリードバー7を、
(c)はリードバー8をそれぞれ示している。各リード
バー6、7、8は銅のような導電性の金属プレートから
形成されている。リードバー6は、油圧モータ制御回路
(図2の右列)と走行モータ制御回路(図2の左列)に
共通のマイナス電極を構成し、リードバー7は走行モー
タ制御回路のプラス電極を構成し、リードバー8は油圧
モータ制御回路のプラス電極を構成する。
【0027】リードバー6は、図3(a)のように基片
6aと、この基片6aの両側から略直角に切り起された
切起し片6bと、この切起し片6bに対して略直角に折
曲形成された6個の翼片6cとからなる。基片6aに
は、その長手方向に沿って大孔6dと小孔6eとが交互
に2列形成されている。また、翼片6cのそれぞれには
孔6fが形成されている。翼片6cは、孔6fに挿通さ
れるボルト11によって、前述のように回路ユニット3
の接続端子3bに接続固定される。また、基片6aの大
孔6dには後述するスペーサ12(図1)が挿通される
とともに、小孔6eにはボルト13(図1)が挿通さ
れ、このボルト13がコンデンサ5の上面に設けられた
接続端子5a、5bのうちの対応する端子に螺着され
る。これによって、接続端子5a、5bとリードバー6
とが連結されるとともに電気的に接続され、かつ、コン
デンサ5はリードバー6の基片6aによって押さえられ
て、ボルト13により水平及び垂直方向の動きが規制さ
れる。
【0028】リードバー7は、図3(b)のように基片
7aと、この基片7aから略直角に切り起された切起し
片7bと、この切起し片7bに対して略直角に折曲形成
された3個の翼片7cとからなる。基片7aには、その
長手方向に沿って孔7dが4個形成されており、これら
の孔7dは、図3(a)に示したリードバー6の基片6
aの左列に形成された4個の大孔6dと対応する。ま
た、翼片7cのそれぞれには孔7eが形成されており、
この孔7eにボルト11が挿通されて、翼片7cは前述
のように左列(走行モータ側)の回路ユニット3の接続
端子3cに接続される。一方、孔7dにはボルト14
(図1、図2)が挿通され、このボルト14がコンデン
サ5の左列の接続端子5aのうちの対応する端子に螺着
される。これによって、接続端子5aとリードバー7と
が連結されるとともに電気的に接続され、かつ、コンデ
ンサ5はリードバー7の基片7aにより押さえられて、
ボルト14によって水平及び垂直凹の動きが規制され
る。
【0029】リードバー8も、図3(c)のように基片
8aと、この基片8aから略直角に切り起された切起し
片8bと、この切起し片8bに対して略直角に折曲形成
された3個の翼片8cとからなる。基片8aには、その
長手方向に沿って孔8dが4個形成されており、これら
の孔8dはリードバー6の基片6aの右列に形成された
4個の大孔6dと対応する。また、翼片8cのそれぞれ
には孔8eが形成されており、この孔8eにボルト11
が挿通されて、翼片8cは前述のように右列(油圧モー
タ側)の回路ユニット3の接続端子3cに接続される。
一方、孔8dにはボルト15(図1、図2)が挿通さ
れ、このボルト15がコンデンサ5の右列の接続端子5
bのうちの対応する端子に螺着される。これによって、
接続端子5bとリードバー8とが連結されるとともに電
気的に接続され、かつ、コンデンサ5はリードバー8の
基片8aにより押さえられて、ボルト15によって水平
及び垂直凹の動きが規制される。
【0030】なお、図1からわかるように、リードバー
6は基片6aが直接コンデンサ5の接続端子5a、5b
に当接するが、リードバー7、8の基片は端子5a、5
bから浮いているため、ボルト14、15の螺着に際し
ては、端子5a、5bにスペーサ12を取り付ける。こ
のスペーサ12は上面に雌ネジ部(図示せず)が形成さ
れており、前述のようにリードバー6の基片6aに形成
される大孔6dに挿通されて、雌ネジ部がリードバー
7、8の孔7d、8dと対向する。そして、この雌ネジ
部にボルト14、15を螺着することによって、リード
バー7、8とコンデンサ5の接続端子5a、5bとが機
械的及び電気的に接続される。
【0031】以上のようにして、2列に対向配置された
冷却フィン2によってコンデンサ5を挟持する構造とし
たことにより、従来のように専用の固定金具を用いるこ
となくコンデンサ5を取り付けることができ、その取付
作業が簡略化されるとともに、部品点数や取付スペース
も少なくて済む。
【0032】また、コンデンサ5はリードバー6、7、
8の基片6a、7a、8aによって押さえされ、かつ、
ボルト13、14、15が接続端子5a、5bに螺着さ
れることによって上下左右の動きが規制されるため、固
定が確実なものとなる。さらに、リードバー6、7、8
は冷却フィン2に搭載された回路ユニット3の接続端子
3a、3b、3cにボルト11で固定されているため、
リードバー6、7、8を介してコンデンサ5と冷却フィ
ン2とが一体化され、冷却フィン2によってコンデンサ
5をより確実に固定することができる。
【0033】次に、冷却フィン2はアルミニウム等のダ
イカスト品からなり、図1および図4に示すように凸形
に形成されている。この冷却フィン2は、回路ユニット
3の搭載面と反対側に複数の隔壁2aを有し、この隔壁
2aによって画成された空洞部2bが冷却フィン2の一
端から他端にわたって長手方向に形成されている。ま
た、冷却フィン2は隔壁2a側がヒートシンク1と当接
し、隔壁2aとヒートシンク1とによって空洞部2bは
トンネル状に形成されている。そして、この空洞部2b
は入口から出口まで連通しており、空気流通路を構成し
ている。
【0034】また、空洞部2b内の空気を強制的に排出
するために、空洞部2bの一方の出口にファン4が設け
られている。そして、このファン4の設けられている側
(図2の下側)が上向きとなるように、ヒートシンク1
がフォークリフトの車体フレーム(図示せず)に取り付
けられる。これによって冷却フィン2は、空洞部2bの
長手方向が略上下方向となるように配置される。なお、
ヒートシンク1の車体フレームへの取り付けは、取付穴
1aに挿入されるボルトなどの取付部材によって行なわ
れる。
【0035】また、本発明では図5及び図6に示すよう
に、熱伝導性の優れた材料からなる放熱促進部材21を
冷却フィン2の空洞部2b内に配設している。なお、図
1、図2、図4においてはこの放熱促進部材21の図示
は省略しているが、実際には放熱促進部材21を空洞部
2b内に配設しているものである。この放熱促進部材2
1は正弦波状、あるいはジグザグ状に折曲して形成し、
材料としては例えば、ステンレスバネ材、アルミニウム
などを用いている。また、放熱促進部材21の長さは冷
却フィン2の空洞部2bの長さと略同じとしている。
【0036】空洞部2b内に放熱促進部材21を圧入し
て配設することで、放熱促進部材21の各折曲部22の
表面が空洞部2bの内壁面23に圧接し、これにより、
放熱促進部材21の折曲部22の内壁面23に対する接
触圧が高くなり、内壁面23から放熱促進部材21への
熱伝導をスムーズにさせることができる。そして、空洞
部2b内での放熱促進部材21により空気との接触面積
が大きくなり、つまり、空洞部2b内の空気流通路に放
熱促進部材21が存在しない場合と比べて、放熱促進部
材21により放熱面積が増加して冷却効果をより向上さ
せることができる。
【0037】ファン4は、カバー4aと回転羽根4bと
を備えており、カバー4aはボルト16によって冷却フ
ィン2の空洞部2bの上側の出口に取り付けられてい
る。また、回転羽根4bは図示しないモータにより回転
されるようになっている。なお、図2において、矢印1
7は空洞部2b内の空気の流れる方向を表すマークであ
り、矢印18は回転羽根4bの回転方向を表すマークで
ある。
【0038】このように構造によれば、回路ユニット3
の半導体開閉素子が発生した熱は、冷却フィン2を介し
てヒートシンク1から車体フレームへ放熱される。ま
た、一方で冷却フィン2の空洞部2bが空気流通路とな
って、回路ユニット3が発生した熱は空洞部2bへ放散
される。しかも、空洞部2bの長手方向が略上下方向と
なるように冷却フィン2が配置されているので、空洞部
2bが煙突のような機能を発揮し、放散された熱によっ
て加熱された空洞部2b内の空気は、自然に下から上へ
と流れる。このため、空気の流通性が良くなり、しか
も、空気の流通性が良くなることは、空洞部2b内に配
置した放熱促進部材21の表面と空気が接触すること
で、冷却効果を上げることができ、これにより、放熱促
進部材21及び冷却フィン2による冷却効果を非常に向
上させることができる。
【0039】また、冷却フィン2の冷却効果を上げるた
めに、複雑なフィン形状の冷却フィン2を用いると、特
殊な形状となってコスト高となるが、本発明では、標準
品の冷却フィン2の空洞部2b内に、形状的には単純な
構造をした放熱促進部材21を配置しているので、材料
費を安価に抑えることができ、その上、冷却効果をより
向上させることができる。
【0040】さらに、空洞部2bの上側の出口にファン
4を設けてあるために、ファン4の回転羽根4bを回転
させることによって、空洞部2b内に外気を取り込んで
強制的に空気を流通させることができ、冷却能力をより
一層高めることができる。また、ファン4による強制送
風を行なっても、回路ユニット3には直接風が当たらな
いので、冷却フィン2の空洞部2b内に吸い込まれた塵
埃などが回路ユニット3に付着することもない。
【0041】以上の実施形態においては、発熱部品とし
て半導体開閉素子を内蔵した回路ユニット3を例に挙げ
たが、発熱部品は半導体素子単体であってもよく、ま
た、半導体素子以外の抵抗やコイル、あるいはトランス
などの部品であっても良い。
【0042】(第2の実施の形態)ところで、先の実施
形態では、並設した冷却フィン2の間に形成される空間
部を利用して複数の電解コンデンサ5を配設するように
している。そして、電解コンデンサ5の固定は、電解コ
ンデンサ5の接続端子5a、5bと、3本のリードバー
6、7、8とをボルトを用いて固定しており、これによ
り、冷却フィン2間のスペースを有効に利用し、省スペ
ース化を図っている。
【0043】しかし、先の実施形態では、電解コンデン
サ5を側面が平らな冷却フィン2で両側から挟み込むよ
うな形で配置しているので、電解コンデンサ5が発する
熱が冷却フィン2の側面と、リードバー6、7、8の下
面と電解コンデンサ5の周囲の面で囲まれた空間部分に
閉じ込められ、結果として電解コンデンサ5の周囲温度
が上昇してしまっていた。そのため、電解コンデンサ5
の温度上昇が高くなり、性能の低下などの原因となって
いた。
【0044】そこで、本実施形態では、先の実施形態と
同様に冷却フィン2自体の冷却効果を上げると共に、電
解コンデンサ5側の冷却フィン2の面に空気流通路を形
成して電解コンデンサ5の温度上昇を防止し、電解コン
デンサ5の性能の低下の防止を図るようにしている。
【0045】なお、冷却フィン2の空洞部2b内の放熱
促進部材21を配置した構成やリードバー6、7、8等
の構成は先の実施形態と同様であり、本実施形態におけ
る特徴部分について説明していく。図8は発熱部品の放
熱装置の平面図を示し、図9は正面図を示している。な
お、放熱装置の正面図は、図2の場合と同じなので、構
成を理解し易いように簡略化している。図8及び図9に
示すように、並設された冷却フィン2の間の空間部30
に複数の電解コンデンサ5が挟み込む形で配置され、冷
却フィン2の側面と電解コンデンサ5の外周面とは接触
ないし近接している。
【0046】そこで、図8及び図10に示すように、電
解コンデンサ5側に対応した冷却フィン2の側面を所謂
フィン形状に加工したものであり、冷却フィン2の側面
の長手方向全長にわたって複数条の空気流通路32を凹
設したものである。この空気流通路32は押し出し成形
により一体に形成したものである。これにより、冷却フ
ィン2の側面に形成した空気流通路32が全ての電解コ
ンデンサ5に対応することになる。
【0047】図9は制御装置としての発熱部品の放熱装
置をフォークリフトの車体フレームに配設した状態の正
面図であり、ファン4が上側に配置される形となる。そ
のため、冷却フィン2の空気流通路32は上下方向に位
置することになる。また、図8に示すように、空気流通
路32はコンデンサ5側の冷却フィン2の一方の側面に
形成しているが、図7に示すように、冷却フィン2の両
側の側面に空気流通路32をそれぞれ形成するようにし
ても良い。この場合には、冷却フィン2全体の放熱効率
を高めることができる。もちろん、空気流通路32内に
放熱促進部材21を配設するようにしても良い。
【0048】しかして、電解コンデンサ5により温めら
れた空気は、煙突効果により冷却フィン2の空気流通路
32を通って上方に放出されるため、両冷却フィン2間
の空間部30には温められた空気がこもることがなく、
電解コンデンサ5の冷却を効率良く行なうことができ
る。そのため、電解コンデンサ5の温度上昇を防止で
き、該電解コンデンサ5の性能が低下するのを防ぐこと
ができる。特に、冷却フィン2の空洞部2b内に放熱促
進部材21を配置しているので、冷却フィン2自体の冷
却効果が大きく、また、冷却フィン2の側面に形成した
空気流通路32による冷却効果により、すなわち、空気
流通路32と放熱促進部材21との相乗効果により、冷
却フィン2の冷却効果と電解コンデンサ5の冷却効果と
を飛躍的に向上させることができる。
【0049】また、空気流通路32の上方に位置する箇
所にファン(図示せず)を配設することで、このファン
により空気流通路32内の空気の吸引もしくは空気流通
路32内への送風を行なうことができ、より高い冷却効
果を得ることができる。なお、この場合のファンは、空
気流通路32に対応した大きさのファンで良く、図示し
ている冷却フィン2より小型のファンを用いることがで
きる。また、上記冷却フィン2を少し大きくしたタイプ
のファンを用いることで、ファンの数を増加させること
なく、冷却フィン2の冷却効果を高めて電解コンデンサ
5の温度上昇を防止することができる。
【0050】本実施形態では、発熱部品を電解コンデン
サ5として説明したが、並設された冷却フィン2間の空
間部30を利用して配置する他の発熱部品の場合でも本
発明を適用できる。他の発熱部品としては、例えば、抵
抗、半導体素子、集積回路、コイル、トランスでも良
い。なお、この場合は、導電部は短絡しないように絶縁
処理を施す。
【0051】(第3の実施の形態)図11は第3の実施
形態を示し、先の実施形態では冷却フィン2の空洞部2
bはヒートシンク1側が開放していたが、本実施形態で
は空洞部2bを閉塞した場合を示している。もちろん、
空気の吸い込み、吐き出しとなる空洞部2bの上下面は
開口されており、また、空洞部2b内には先の実施形態
と同様に放熱促進部材21を配設して、冷却フィン2自
体の冷却効果を向上させるようにしている。また、図1
1に示すように、冷却フィン2の側面に複数条の空気流
通路32を形成しているが、一方の側面だけに空気流通
路32を形成しても良く、また、空気流通路32は形成
せずに、冷却フィン2の側面を平らな面にしても良い。
さらに、冷却フィン2の側面に形成した空気流通路32
内に空洞部2bの場合と同様に放熱促進部材21を配設
するようにしても良い。なお、図11では、空気流通路
32は2条としているが、先の実施形態と同様に多数の
空気流通路32を形成するようにしても良い。
【0052】また、図11では、先の実施形態とは異な
り空洞部2bは冷却フィン2自体でトンネル状に形成し
ているので、冷却フィン2と空洞部2bとが一定的とな
って放熱効果をより大きくすることができる。
【0053】なお、上記各実施形態では、排気用のファ
ン4を空洞部2bの上側の出口に設けたが、ファンを空
洞部2bの上下の開口面側にそれぞれ設け、下側のファ
ンを吸気用、上側のファンを排気用としても良い。
【0054】また、上記実施形態では、発熱部品の放熱
装置を車体フレームに配設するにあたって空洞部2bや
空気流通路32が上下方向となるように位置させたが、
該上下方向に直角な横方向となるように位置させても良
い。
【0055】さらに、上記実施形態ではフォークリフト
の走行モータ、油圧モータの制御装置を例に挙げたが、
本発明を電気自動車の場合にも適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発熱部品の放熱
装置によれば、冷却フィンに両端を開口した空洞部を形
成し、この空洞部内に放熱促進部材を配設しているの
で、冷却フィンの空洞部内に流れる空気が放熱促進部材
と接触して、これにより、放熱面積が増加して冷却効果
を向上させることができる。
【0057】請求項2記載の発熱部品の放熱装置によれ
ば、発熱部品が発生した熱は冷却フィンからヒートシン
クへ放熱される一方、冷却フィンの空洞部が空気流通路
として機能するので、発熱部品が発生した熱は空洞部へ
放散されやすくなり、しかも、空洞部内の放熱促進部材
により、冷却フィン自体の冷却効果をより向上させ、こ
れにより、冷却効果を非常に高めることができる。
【0058】また、請求項3記載の発熱部品の放熱装置
によれば、冷却フィンの隔壁が形成されている側をヒー
トシンクに当接させ、隔壁とヒートシンクとによってト
ンネル状の空洞部を形成することによって、冷却フィン
とヒートシンクとの接触面積が増加して冷却効果がより
高められる。
【0059】請求項4記載の発熱部品の放熱装置によれ
ば、冷却フィン自体でトンネル状の空洞部を形成してい
ることによって、空洞部が冷却フィンと一体となって一
体的で放熱効果をより大きくすることができる。
【0060】また、請求項5記載の発熱部品の放熱装置
によれば、空洞部の長手方向が略上下方向となるように
冷却フィンを配置することにより、空洞部が煙突のよう
な機能を発揮して、発熱部品の熱によって加熱された空
洞部内の空気は自然に下から上へと流れるため、空気の
流通性が良くなって、同時に放熱促進部材との相乗効果
により、冷却フィンにおける冷却効果がより一層高めら
れる。
【0061】また、請求項6記載の発熱部品の放熱装置
によれば、空洞部の出口にファンを設けることにより、
空洞部内に強制的に空気を流通させることができて、冷
却フィンの冷却能力がさらに高まる。そして、このよう
にファンを用いても、空洞部の空気流通路は発熱部品の
搭載面と反対側にあって、発熱部品とは完全に分離して
いるため、発熱部品には直接風が当たらず、外気中の塵
埃が発熱部品に付着することがない。
【0062】請求項7記載の発熱部品の放熱装置によれ
ば、並設された冷却フィン間の空気が発熱部品により温
められても、この温められた空気は冷却フィンの側面に
形成した空気流通路を介して外部に放出されることにな
る。そのため、発熱部品、例えばコンデンサの温度上昇
を防止でき、性能の低下を防止することができる。ま
た、冷却フィンの側面に形成した空気流通路と空洞部内
に配設した放熱促進部材との相乗効果により冷却フィン
自体の冷却効果をより一層高めることができる。
【0063】また、請求項8記載の発熱部品の放熱装置
によれば、前記空気流通路は上下方向に形成しているの
で、空気流通路は煙突効果を発揮し、特に冷却用のファ
ンを設けなくても、冷却効果を発揮し、発熱部品の温度
上昇を防止できる。
【0064】さらに、請求項9記載の発熱部品の放熱装
置によれば、前記空気流通路の端部に冷却用のファンを
設けることで、空気流通路内の空気の吸引もしくは空気
流通路への送風を行なうことができ、より高い冷却効果
を得ることができる。
【0065】また、請求項10記載の発熱部品の放熱装
置によれば、前記空気流通路がフィン状に形成している
ことで、空気との接触面積を大きくでき、冷却効果が大
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の放熱装置の一例を
示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の上下方向を逆にし
た場合の放熱装置の正面図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明の第1の実施の形態の
リードバーの平面図である。
【図4】本発明に第1の実施の形態の概略分解斜視図で
ある。
【図5】(a)(b)は本発明の第1の実施の形態の放
熱促進部材の正面図及び平面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の放熱促進部材を空
洞部内に配設した状態を示す冷却フィンの平面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態の放熱促進部材を空
洞部内に配設した状態を示す冷却フィンの平面図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態の放熱装置の平面図
である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の放熱装置の正面図
である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の冷却フィンの要
部破断斜視図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の放熱促進部材を
空洞部内に配設した状態を示す冷却フィンの平面図であ
る。
【図12】従来例の発熱部品の放熱装置の一例を示す概
略正面図である。
【符号の説明】
1 ヒートシンク 2 冷却フィン 2a 隔壁 2b 空洞部 3 回路ユニット 4 ファン 5 電解コンデンサ 30 空間部 32 空気流通路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱部品と、この発熱部品が搭載される冷
    却フィンとを備え、 前記冷却フィンに両端を開口した空洞部を形成し、この
    空洞部内に放熱促進部材を配設していることを特徴とす
    る発熱部品の放熱装置。
  2. 【請求項2】発熱部品と、この発熱部品が搭載される冷
    却フィンと、この冷却フィンが取り付けられるヒートシ
    ンクとを備え、 前記冷却フィンは発熱部品の搭載面と反対側に隔壁を有
    し、この隔壁によって画成された空洞部が冷却フィンの
    一端から他端にわたって長手方向に形成され、前記空洞
    部内に放熱促進部材を配設していることを特徴とする発
    熱部品の放熱装置。
  3. 【請求項3】冷却フィンの隔壁が形成されている側をヒ
    ートシンクに当接させ、隔壁とヒートシンクとによって
    トンネル状の空洞部を形成した請求項2記載の発熱部品
    の放熱装置。
  4. 【請求項4】冷却フィン自体でトンネル状の空洞部を形
    成していることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の発熱部品の放熱装置。
  5. 【請求項5】空洞部の長手方向が略上下方向となるよう
    に冷却フィンを配置した請求項2ないし4のいずれかに
    記載の発熱部品の放熱装置。
  6. 【請求項6】空洞部の出口にファンを設けた請求項2な
    いし5のいずれかに記載の発熱部品の放熱装置。
  7. 【請求項7】発熱部品と、この発熱部品が搭載される冷
    却フィンと、この冷却フィンが取り付けられるヒートシ
    ンクとを備え、 前記冷却フィンは発熱部品の搭載面と反対側に隔壁を有
    し、この隔壁によって画成された空洞部が冷却フィンの
    一端から他端にわたって長手方向に形成され、前記空洞
    部内に放熱促進部材を配設し、 前記冷却フィンを間に空間部を設けて並設し、この空間
    部に配設される第2の発熱部品に接触ないし近接する前
    記冷却フィンの側面に冷却用の空気流通路を形成してい
    ることを特徴とする発熱部品の放熱装置。
  8. 【請求項8】前記空気流通路は上下方向に形成されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の発熱部品の放熱装
    置。
  9. 【請求項9】前記空気流通路の端部に冷却用のファンを
    設けていることを特徴とする請求項7または請求項8記
    載の発熱部品の放熱装置。
  10. 【請求項10】前記空気流通路がフィン状に形成されて
    いることを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記
    載の発熱部品の放熱装置。
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