JP2018158629A - Pneumatic tire - Google Patents
Pneumatic tire Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018158629A JP2018158629A JP2017056262A JP2017056262A JP2018158629A JP 2018158629 A JP2018158629 A JP 2018158629A JP 2017056262 A JP2017056262 A JP 2017056262A JP 2017056262 A JP2017056262 A JP 2017056262A JP 2018158629 A JP2018158629 A JP 2018158629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- convex portion
- radial
- rim
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
Description
本発明は、空気入りタイヤに関する。 The present invention relates to a pneumatic tire.
従来、タイヤの加硫成形時において、グリーンタイヤと金型との間にエアが溜まり、加硫故障が発生することがある。例えば、グリーンタイヤのビード部と金型との間にエアが溜まると、完成タイヤではそのエアの部分に欠けが発生する。 Conventionally, at the time of vulcanization molding of a tire, air accumulates between a green tire and a mold, and a vulcanization failure may occur. For example, when air accumulates between a bead portion of a green tire and a mold, a chip is generated in the air portion of the finished tire.
特許文献1には、径方向凸条や内周凸条および外周凸条を設けてエアを押し出し、エアが溜まることを防止する技術が開示されている。 Patent Document 1 discloses a technique for preventing air from accumulating by providing radial ridges, inner circumferential ridges, and outer circumferential ridges to push out air.
ところで、車両に装着されているタイヤに強い駆動力や制動力が掛かると、リムとタイヤとの間でタイヤ周方向に滑りが生じることがある。リムとタイヤとの間で滑りが生じると、タイヤまたは車両の持つ運動性能を十分に発揮できないことがある。特許文献1に記載の技術では、エアを押し出すことはできるが、リムとタイヤとの間の滑りを抑制できず、改善の余地がある。 By the way, when a strong driving force or braking force is applied to the tire mounted on the vehicle, slippage may occur in the tire circumferential direction between the rim and the tire. If slip occurs between the rim and the tire, the exercise performance of the tire or the vehicle may not be exhibited sufficiently. With the technique described in Patent Document 1, air can be pushed out, but slip between the rim and the tire cannot be suppressed, and there is room for improvement.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的はタイヤとリムとの間の滑りを抑制できる空気入りタイヤを提供することである。 This invention is made | formed in view of the above, Comprising: The objective is to provide the pneumatic tire which can suppress the slip between a tire and a rim | limb.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様による空気入りタイヤは、リムに嵌合するビード部と、前記ビード部において前記リムとの嵌合面に設けられタイヤ径方向に延在する径方向凸部と、前記径方向凸部からタイヤ周方向に延在し前記径方向凸部を支える補強用凸部とを備える。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, a pneumatic tire according to an aspect of the present invention includes a bead portion fitted to a rim, and a tire diameter provided on a fitting surface of the bead portion with the rim. A radial protrusion extending in the direction, and a reinforcing protrusion extending in the tire circumferential direction from the radial protrusion and supporting the radial protrusion.
前記径方向凸部は、タイヤ周方向の幅が0.5mm以上2.0mm以下であることが好ましい。 The radial protrusion preferably has a tire circumferential width of 0.5 mm or more and 2.0 mm or less.
前記補強用凸部は、タイヤ周方向の長さが0.5mm以上3.0mm以下であることが好ましい。 The reinforcing convex portion preferably has a length in the tire circumferential direction of not less than 0.5 mm and not more than 3.0 mm.
前記補強用凸部は、タイヤ径方向の長さが0.5mm以上3.0mm以下であることが好ましい。 The reinforcing convex portion preferably has a length in the tire radial direction of not less than 0.5 mm and not more than 3.0 mm.
前記径方向凸部は、タイヤ幅方向の高さが0.5mm以上1.0mm以下であることが好ましい。 The radial protrusion preferably has a height in the tire width direction of not less than 0.5 mm and not more than 1.0 mm.
前記補強用凸部は、タイヤ幅方向の高さが0.1mm以上1.0mm以下であり、かつ、前記径方向凸部以下であることが好ましい。 The reinforcing convex portion preferably has a height in the tire width direction of not less than 0.1 mm and not more than 1.0 mm and not more than the radial convex portion.
本発明によれば、リムとの嵌合面に、滑りを防止する径方向の凸部を設け、さらにこの凸部を支持する補強用凸部を設けることで凸部の倒れこみを防ぎ、タイヤとリムとの間の滑りを抑制することができるという効果を奏する。 According to the present invention, on the fitting surface with the rim, a radial convex portion for preventing slippage is provided, and a reinforcing convex portion for supporting the convex portion is further provided to prevent the convex portion from collapsing. There is an effect that the slip between the rim and the rim can be suppressed.
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、以下の各図の説明において、他の図と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。 Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. The present invention is not limited to the embodiments. The constituent elements of this embodiment include those that can be easily replaced by those skilled in the art or those that are substantially the same. In the following description of each drawing, the same or equivalent components as those in the other drawings are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is simplified or omitted. Further, a plurality of modifications described in this embodiment can be arbitrarily combined within the scope obvious to those skilled in the art.
[空気入りタイヤの子午断面]
本発明の形態に係る空気入りタイヤについて説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。
[Meridional section of pneumatic tire]
A pneumatic tire according to an embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a meridional sectional view of a pneumatic tire according to this embodiment.
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施の形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。 In the following description, the tire radial direction refers to a direction orthogonal to the rotation axis (not shown) of the pneumatic tire 1, and the tire radial direction inner side refers to the side toward the rotation axis in the tire radial direction, the tire radial direction outer side. Means the side away from the rotation axis in the tire radial direction. The tire circumferential direction refers to a circumferential direction with the rotation axis as a central axis. Further, the tire width direction means a direction parallel to the rotation axis, the inner side in the tire width direction means the side toward the tire equator plane (tire equator line) CL in the tire width direction, and the outer side in the tire width direction means the tire width direction. Is the side away from the tire equatorial plane CL. The tire equatorial plane CL is a plane that is orthogonal to the rotation axis of the pneumatic tire 1 and passes through the center of the tire width of the pneumatic tire 1. The tire width is the width in the tire width direction between the portions located outside in the tire width direction, that is, the distance between the portions farthest from the tire equatorial plane CL in the tire width direction. The tire equator line is a line along the tire circumferential direction of the pneumatic tire 1 on the tire equator plane CL. In the present embodiment, the same sign “CL” as that of the tire equator plane is attached to the tire equator line.
本実施の形態の空気入りタイヤ1は、図1に示すようにトレッド部2と、その両側のショルダー部3と、各ショルダー部3から順次連続するサイドウォール部4およびビード部5とを有している。また、この空気入りタイヤ1は、カーカス層6と、ベルト層7と、ベルト補強層8とを備えている。
As shown in FIG. 1, the pneumatic tire 1 according to the present embodiment includes a
トレッド部2は、ゴム材(トレッドゴム)からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面が空気入りタイヤ1の輪郭となる。トレッド部2の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、トレッド面21が形成されている。トレッド面21は、タイヤ周方向に沿って延在し、タイヤ幅方向に複数(本実施の形態では4本)並ぶ主溝22が設けられている。そして、トレッド面21は、これら複数の主溝22により、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線CLと平行なリブ状の陸部23が複数形成されている。また、トレッド面21は、各陸部23において、タイヤ周方向(主溝22)に交差して延在する副溝24が設けられている。副溝24は、溝幅が1mm以上のものである。陸部23は、副溝24によってタイヤ周方向で複数に分けられている。副溝24は、トレッド部2のタイヤ幅方向最外側でタイヤ幅方向外側に開口して形成されている。また、副溝24は、主溝22に連通している形態、または主溝22に連通していない形態がある。
The
ショルダー部3は、トレッド部2のタイヤ幅方向両外側の部位である。また、サイドウォール部4は、空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向の最も外側に露出したものである。また、ビード部5は、ビードコア51とビードフィラー52とを有する。ビードコア51は、スチールワイヤであるビードワイヤをリング状に巻くことにより形成されている。ビードフィラー52は、カーカス層6のタイヤ幅方向端部がビードコア51の位置で折り返されることにより形成された空間に配置されるゴム材である。
The shoulder portion 3 is a portion on both outer sides in the tire width direction of the
ビード部5は、ビードヒール部53に、径方向凸部54と、補強用凸部55と、を有する。ビードヒール部53は、ビードトゥ部50とリムチェックラインRとの間に位置する。径方向凸部54は、ビードヒール部53に、タイヤ径方向に延在して形成されている。補強用凸部55は、ビードヒール部53に、タイヤ周方向に延在して形成されている。なお、リムチェックラインRは、空気入りタイヤ1のリム組みが正常に行われているか否かを確認するためのラインである。一般に、リムチェックラインRは、リムフランジよりもタイヤ径方向外側のビード部5の表面において、リムフランジに沿ってタイヤ周方向に連続する環状の凸線として示される。
The
カーカス層6は、各タイヤ幅方向端部が、一対のビードコア51でタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に折り返され、かつタイヤ周方向にトロイド状に掛け回されてタイヤの骨格を構成するものである。このカーカス層6は、タイヤ周方向に対する角度がタイヤ子午線方向に沿いつつタイヤ周方向にある角度を持って複数並設されたカーカスコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。カーカスコードは、有機繊維材(例えば、アラミド、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなど)からなる。このカーカス層6は、少なくとも1層で設けられている。
The
ベルト層7は、少なくとも2層のベルト71、72を積層した多層構造をなし、トレッド部2においてカーカス層6の外周であるタイヤ径方向外側に配置され、カーカス層6をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト71、72は、タイヤ周方向に対して所定の角度(例えば、20度〜30度)で複数並設されたコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。また、重なり合うベルト71、72は、互いのコードが交差するように配置されている。
The
ベルト補強層8は、ベルト層7の外周であるタイヤ径方向外側に配置されてベルト層7をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト補強層8は、タイヤ周方向に略平行(±5度)でタイヤ幅方向に複数並設されたコード(図示せず)がコートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。図1で示すベルト補強層8は、ベルト層7のタイヤ幅方向端部を覆うように配置されている。ベルト補強層8の構成は、上記に限らず、図には明示しないが、ベルト層7全体を覆うように配置された構成、または、例えば2層の補強層を有し、タイヤ径方向内側の補強層がベルト層7よりもタイヤ幅方向で大きく形成されてベルト層7全体を覆うように配置され、タイヤ径方向外側の補強層がベルト層7のタイヤ幅方向端部のみを覆うように配置されている構成、あるいは、例えば2層の補強層を有し、各補強層がベルト層7のタイヤ幅方向端部のみを覆うように配置されている構成であってもよい。すなわち、ベルト補強層8は、ベルト層7の少なくともタイヤ幅方向端部に重なるものである。また、ベルト補強層8は、帯状(例えば幅10[mm])のストリップ材をタイヤ周方向に巻き付けて設けられている。
The
[径方向凸部および補強用凸部]
図2は、図1中のサイドウォール部4を示す図である。図2に示すように、空気入りタイヤ1は、サイドウォール部4のタイヤ径方向内側のビードトゥ部50に近い位置に径方向凸部54を有する。図2に示すように、径方向凸部54は、タイヤ周方向に複数並んで設けられている。本例において、各径方向凸部54は、タイヤ周方向に等間隔に並んで設けられている。各径方向凸部54はビードトゥ部50からタイヤ径方向外側に向かって延在している。また、空気入りタイヤ1は、補強用凸部55を有する。補強用凸部55は、各径方向凸部54を、タイヤ周方向の両側面からタイヤ周方向にそれぞれ延在する。ただし、各補強用凸部55は他の補強用凸部55と接することはなく、隣り合う補強用凸部55と他の補強用凸部55との間には隙間がある。
[Radial direction convex part and reinforcing convex part]
FIG. 2 is a diagram showing the sidewall portion 4 in FIG. As shown in FIG. 2, the pneumatic tire 1 has a radial
図3は、図2中の矩形枠40の部分を拡大して示す図である。図3に示すように、ビードヒール部53は、径方向凸部54と、補強用凸部55とを有する。図3において、本例では、径方向凸部54がビードトゥ部50からタイヤ径方向外側に向かって延在する途中の側面に、補強用凸部55が設けられている。補強用凸部55は径方向凸部54がタイヤ周方向に倒れ込むことを防止する。
径方向凸部によって、タイヤ−リム間に滑りを抑制する抵抗力が働くが、径方向凸部が大きく倒れ込むと、その効果が弱まってしまう。そこで、リムとの嵌合面(以下、適宜「リム嵌合面」と呼ぶ)に径方向に延びる径方向凸部54を設けるとともに、さらにそれを支える補強用凸部55を設けることで、径方向凸部54の高さを保ちつつ、その倒れ込みも抑制し、空気入りタイヤとリムとの嵌合状態においてタイヤとホイールとの間に抵抗力が生まれ、制動時または駆動時に空気入りタイヤとリムとの滑りを抑制し両者がずれることを防止できる。
FIG. 3 is an enlarged view of the portion of the rectangular frame 40 in FIG. As shown in FIG. 3, the
The radial convex portion acts as a resistance force that suppresses slippage between the tire and the rim. However, when the radial convex portion is largely collapsed, the effect is weakened. Accordingly, by providing a radial
図4は、図1中のビードヒール部53を拡大して示す図である。図4において、ビード部5は、ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの間に、リムクッション部59と、リム嵌合面上端部60とを有する。リム嵌合面上端部60は、空気入りタイヤ1が図示しないリムに組み込まれた状態において、空気入りタイヤ1とリムとが接触する部分のうち、タイヤ径方向の最も外側の領域である図4に示すように、径方向凸部54は、本例では、高さすなわちビードベース部58やリムクッション部59から径方向凸部54の上面までの距離が均一である。もっとも、径方向凸部54は、高さが変化してもよい。例えば、径方向凸部54は、ビードトゥ部50に近づくにしたがって高さを低くしてもよい。また、例えば、径方向凸部54は、リム嵌合面上端部60に近づくにしたがって高さを低くしてもよい。
4 is an enlarged view of the
径方向凸部54は、ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの間の0%から60%までの間に設けることが好ましい。特に、ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの間の0%から10%付近はビード部5とリムフランジ10との接触圧が高いので、この付近に径方向凸部54を設けることが効果的である。ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの間の50%から60%までの間に径方向凸部54を設ける場合、接触圧が低いため高いエア漏れの可能性が高まる。これを防ぐには、例えば、周方向に連続する凸部(図示せず)を、上記の50%から60%までの間に追加すればよい。上記の適切な位置に径方向凸部54を設ければ、制動時または駆動時に空気入りタイヤ1とリムとの滑りを抑制し両者がずれることを防止できる。
The
図3に示すように、本例では、径方向凸部54のタイヤ周方向の側面の両側に補強用凸部55を設けているため、径方向凸部54が両側に倒れ込むことを防止できる。片側だけに補強用凸部55を設けてもよく、補強用凸部55を設けた側へ径方向凸部54の倒れ込みを防止できる。このため、径方向凸部54のタイヤ周方向の側面の少なくとも1箇所以上に補強用凸部55を設ければ、その側面側への径方向凸部54の倒れ込みを防止できる。
As shown in FIG. 3, in this example, since the reinforcing
[リムへの装着]
図5は、空気入りタイヤ1がリムに装着された状態を示す図である。図5において、補強用凸部55は、リムフィッティング時におけるリムラインの径方向外方となる位置、すなわち、リムフランジ10の外周縁付近で、その周方向に沿い、且つ側方(タイヤ外部側方)へ突出するようにして形成されている。この補強用凸部55に対して径方向凸部54が接続されている。
[Attaching to rim]
FIG. 5 is a view showing a state where the pneumatic tire 1 is mounted on a rim. In FIG. 5, the reinforcing
リムへの装着の際、空気入りタイヤ1内へ空気を入れてゆく過程で、空気入りタイヤ1が膨張し、タイヤ内圧が所定圧とされた時点では、径方向凸部54および補強用凸部55がリムフランジ10の内面に圧接した状態となる。そのため、径方向凸部54によって、リムフランジ10に対する空気入りタイヤ1の滑りが抑制される状態になる。なお、リムフランジ10の内面に圧接された径方向凸部54および補強用凸部55は、少し潰れて変形した状態になるが、説明の便宜上、図5は変形しない状態を示している。
When the pneumatic tire 1 is inflated and the tire internal pressure is set to a predetermined pressure in the process of introducing air into the pneumatic tire 1 at the time of mounting on the rim, the radial
上記のように、本実施形態によれば、ビードトゥ部50からリムチェックラインRまでの領域に、径方向凸部54およびそれを支える補強用凸部55を設けることにより、空気入りタイヤ1とリムフランジ10とのタイヤ周方向の滑りを抑制することができる。
As described above, according to the present embodiment, the radial tire 1 and the rim are provided by providing the radial
図6Aおよび図6Bは、径方向凸部54および補強用凸部55による、空気入りタイヤ1とリムフランジ10とのタイヤ周方向の滑りを抑制する効果を説明する図である。図6Aに示すように、径方向凸部54を設けるが、補強用凸部55を設けていない場合、車両に装着されている空気入りタイヤ1に強い駆動力や制動力が掛かると、例えば、矢印Y1の方向に移動しようとする力がリムフランジ10に加わり、矢印Y1とは逆方向の矢印Y2の方向に移動しようとする力が空気入りタイヤ1に加わる。このように、リムフランジ10と空気入りタイヤ1とに互いに逆方向の力が加わることにより、径方向凸部54は図示のように倒れ込む。径方向凸部54とリムフランジ10との摩擦力によって、空気入りタイヤ1とリムフランジ10との間に滑りを抑制する抵抗力が働く。しかしながら、径方向凸部54が大きく倒れ込むと、その滑りを抑制する効果が弱まってしまう。
6A and 6B are views for explaining the effect of suppressing slippage in the tire circumferential direction between the pneumatic tire 1 and the
これに対し、図6Bに示すように、径方向凸部54を設けるとともに、補強用凸部55を設けた場合、補強用凸部55によって、径方向凸部54の倒れ込みを抑制する作用が生じる。このため、補強用凸部55を設けることで、径方向凸部54の高さを保ちつつ、倒れ込みも抑制し、径方向凸部54とリムフランジ10との摩擦力により、空気入りタイヤ1とリムフランジ10との間の滑りを抑制する効果を維持することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 6B, when the radial
[補強用凸部]
図7Aおよび図7Bは、径方向凸部54および補強用凸部55の例を示す図である。図7Aおよび図7Bは、ビードヒール部53の例を拡大して示す図である。図7Aおよび図7Bは、いずれもタイヤ周方向に多数配列した径方向凸部54を示す。ただし、図7Aと図7Bとを比較すると、図7Aに示す場合よりも図7Bに示す場合の方が、隣接する径方向凸部54同士の間隔が広くなっている。すなわち、図7Aおよび図7Bにおいて、間隔P1よりも間隔P2の方が大きい。このため、図7Aに示す場合よりも図7Bに示す場合の方が、径方向凸部54および補強用凸部55の数が少なくて済む。したがって、図7Aに示す場合よりも図7Bに示す場合の方が、使用するゴムの量が少なくて済み、空気入りタイヤ1のコストを低減できる。
[Reinforcing convex part]
7A and 7B are diagrams illustrating examples of the radial
補強用凸部55は、径方向凸部54の側面のビードトゥ部50に近いビードベース部58側に設けてもよいし、ビードトゥ部50から遠いリムクッション部59側に設けてもよい。補強用凸部55は径方向凸部54に対して複数設置しても良い。
The reinforcing
図8Aから図8Dは、径方向凸部54に対して設置する補強用凸部55の例を示す図である。例えば、図8Aに示すように、ビードトゥ部50に近いビードベース部58側に補強用凸部55aを設け、径方向凸部54の側面のビードトゥ部50に遠いリムクッション部59側に補強用凸部55bを設けてもよい。また、例えば図8Bに示すように、ビードトゥ部50から近いビードベース部58側に補強用凸部55aを設け、径方向凸部54の側面のビードトゥ部50から遠いリムクッション部59側に補強用凸部55bを設け、さらに補強用凸部55aと補強用凸部55bとの間に補強用凸部55cを設けてもよい。また、例えば、図8Cに示すように、ビードトゥ部50に近いビードベース部58側に補強用凸部55aを設け、リムクッション部59側に補強用凸部を設けないようにしてもよい。さらに、図8Dに示すように、ビードトゥ部50から遠いリムクッション部59側に補強用凸部55bを設け、ビードベース部58側に補強用凸部を設けないようにしてもよい。
8A to 8D are diagrams illustrating examples of the reinforcing
図9は、補強用凸部の形状の例を示す図である。図9は、補強用凸部について、リムフランジ10と接触する面をリムフランジ10側から見た平面図である。図9に示すように、補強用凸部55dは、タイヤ径方向の長さBが変化してもよい。補強用凸部55dは、本例では、径方向凸部54の側面からタイヤ周方向に離れるにしたがって、径方向の長さBが減少している。このように、補強用凸部の平面形状は、四角形でタイヤ径方向の長さBが変化しない場合に限らず、半円形や三角形、台形等の形状などのようにタイヤ径方向の長さBが変化しても良い。
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of the shape of the reinforcing convex portion. FIG. 9 is a plan view of the reinforcing convex portion as seen from the
図10Aおよび図10Bは、補強用凸部の形状の例を示す図である。図10Aおよび図10Bは、補強用凸部をタイヤ径方向から見た側面図である。図10Aに示すように、補強用凸部55eは側面から見た高さH2が変化している。補強用凸部55eは、径方向凸部54の側面からタイヤ周方向に離れるにしたがって、タイヤ幅方向の高さH2が直線的に減少している。また、図10Bに示すように、補強用凸部55fは側面から見た高さH2が変化している。補強用凸部55fは、径方向凸部54の側面からタイヤ周方向に離れるにしたがって、タイヤ幅方向の高さH2が曲線的に減少している。図10Aおよび図10Bに示すように、タイヤ幅方向の高さH2が減少しても、補強用凸部は径方向凸部54を支える機能を有していれば問題はない。径方向凸部54の側面からタイヤ周方向に離れるにしたがって、補強用凸部のタイヤ幅方向の高さH2が減少することにより、ゴムの使用量を抑えることができる。
10A and 10B are diagrams illustrating examples of the shape of the reinforcing convex portion. 10A and 10B are side views of the reinforcing convex portion as seen from the tire radial direction. As shown in FIG. 10A, the height H2 of the reinforcing
図11Aから図11Cは、径方向凸部の形状の例を示す図である。図11Aから図11Cは、径方向凸部をタイヤ径方向から見た側面図である。図11Aに示すように、径方向凸部54は、側面から見た先端部すなわちリムと接触する部分のタイヤ周方向の断面形状が四角形であり、断面積は変化しない。一方、図11Bに示すように、径方向凸部54aは、側面から見た先端部すなわちリムフランジ10と接触する部分のタイヤ周方向の断面形状が半円形である。また、図11Cに示すように、径方向凸部54bは、側面から見た先端部すなわちリムと接触する部分のタイヤ周方向の断面形状が三角形である。図11Bに示す径方向凸部54aおよび図11Cに示す径方向凸部54bは、リムフランジ10に近づくにしたがって断面積が減少する。リムフランジ10に近づくにしたがって断面積が減少することにより、リムフランジ10に対する押圧力が先端部に集中し、径方向凸部54a、54bがリムフランジ10と接触する圧力を高めることができる。これにより、制動時または駆動時に空気入りタイヤ1とリムフランジ10との滑りをより効果的に抑制し、両者がずれることを防止できる。
11A to 11C are diagrams illustrating examples of the shape of the radial convex portion. FIG. 11A to FIG. 11C are side views of the radial protrusion as viewed from the tire radial direction. As shown in FIG. 11A, the radial
図12は、径方向凸部54および補強用凸部55の形状の例を示す平面図である。図12は、径方向凸部54および補強用凸部55について、リムフランジ10と接触する面をリムフランジ10側から見た平面図である。図12において、径方向凸部54のタイヤ周方向の幅Wは、0.5mm以上2.0mm以下の範囲にあることが好ましい。径方向凸部54は滑りを抑制する特性上、0.5mm以上の幅と強度を有している必要がある。しかしながら、径方向凸部54は、幅Wが広すぎてもゴム量が不足し加硫故障が発生するため、2.0mm以下であることが望ましい。
FIG. 12 is a plan view showing an example of the shape of the radial
また、図12において、補強用凸部55のタイヤ周方向の長さAは、0.5mm以上3.0mm以下の範囲にあることが好ましい。補強用凸部55の周方向長さAは、径方向凸部54の倒れ込みを抑制する特性上、0.5mm以上の長さを有している必要がある。しかしながら、補強用凸部55は、長さAが長くなりすぎると、補強効果に対してゴム量不足による加硫故障の発生率が高くなるため、3.0mm以下の長さであることが望ましい。さらに、図12において、補強用凸部55の径方向における長さBは、0.5mm以上3.0mm以下の範囲にあることが好ましい。
In FIG. 12, the length A in the tire circumferential direction of the reinforcing
図13は、径方向凸部54および補強用凸部55gの他の形状の例を示す平面図である。図13は、径方向凸部54および補強用凸部55gについて、リムフランジ10と接触する面をリムフランジ10側から見た平面図である。図13において、径方向凸部54のタイヤ周方向の幅Wは、図12の場合と同様に、0.5mm以上2.0mm以下の範囲にあることが好ましい。図13において、補強用凸部55gのタイヤ周方向の長さAは、図12の場合と同様に、0.5mm以上3.0mm以下の範囲にあることが好ましい。
FIG. 13 is a plan view showing another example of the shape of the radial
また、図13に示すように、補強用凸部55gは、径方向凸部54からタイヤ周方向に離れるにしたがって、タイヤ径方向における長さBが変化してもよい。補強用凸部55gのタイヤ径方向における長さBは、0.5mm以上3.0mm以下の範囲で変化することが好ましい。
Further, as shown in FIG. 13, the length B in the tire radial direction of the reinforcing
図14は、径方向凸部54および補強用凸部55の他の形状の例を示す図である。図14は、径方向凸部54および補強用凸部55を、タイヤ径方向からみた図である。図14において、径方向凸部54の高さH1は、0.5mm以上1.0mm以下の範囲にあることが好ましい。径方向凸部54は滑りを抑制する特性上、一定以上の高さと強度を有している必要がある。しかしながら、高さH1は、高すぎてもゴム量が不足し加硫故障が発生するため、1.0mm以下であることが望ましい。
FIG. 14 is a diagram illustrating examples of other shapes of the
また、図14において、補強用凸部55の高さH2は、0.1mm以上1.0mm以下の範囲にあり、かつ、径方向凸部54の高さH1以下であることが好ましい。補強用凸部55の高さH2が径方向凸部54よりも高くなると、径方向凸部54の滑り抑制効果が損なわれる可能性がある。このため、補強用凸部55の高さH2は、径方向凸部54の高さH1以下でなければならない。
In FIG. 14, the height H <b> 2 of the reinforcing
[まとめ]
リムに嵌合するビード部において、リムとの嵌合面に設けられタイヤ径方向に延在する径方向凸部と、径方向凸部からタイヤ周方向に延在し径方向凸部を支える補強用凸部とを設けることにより、径方向凸部の倒れこみを防ぎ、空気入りタイヤとリムとの滑りを抑制することができる。これにより、制動時または駆動時に空気入りタイヤとリムとの滑りを抑制し両者がずれることを防止できる。
[Summary]
In the bead portion that fits into the rim, a radial convex portion that is provided on the mating surface with the rim and extends in the tire radial direction, and a reinforcement that extends from the radial convex portion in the tire circumferential direction and supports the radial convex portion By providing the convex portion, the collapse of the radial convex portion can be prevented and slippage between the pneumatic tire and the rim can be suppressed. As a result, slipping between the pneumatic tire and the rim can be suppressed during braking or driving, and both can be prevented from shifting.
発明者は、表1に示す通り、径方向凸部54の有無、その高さH1、幅W、および、補強用凸部55の有無、その高さH2、周方向長さA、径方向長さBに違いを持たせた195/65R15のタイヤを試作した。それらをJATMA標準リム(15×6J)に組み付け、空気圧230kPaを充填した状態で車両に取り付け、時速50km/hからの急制動を行い、その時の空気入りタイヤとリムとのずれ量(リムずれS)mmを測定した。
As shown in Table 1, the inventor has presence / absence of the radial
また、発明者は、径方向凸部54と補強用凸部55とを共に有していない空気入りタイヤを用意し、これを従来例1とした。また、高さおよび幅が径方向凸部54を有しているが、補強用凸部55を有していない空気入りタイヤを用意し、これを従来例2とした。従来例2の空気入りタイヤは、径方向凸部54の高さH1が1.0mmであり、径方向凸部54の幅Wが1.0mmで幅Wの変化は無く一定である。
Further, the inventor prepared a pneumatic tire that does not have both the radial
表1において、実施例1から実施例5の空気入りタイヤ1は、径方向凸部54と補強用凸部55とを共に有する。実施例1の空気入りタイヤは、径方向凸部54の高さH1が0.5mmで、径方向凸部54の幅Wが0.5mmで幅Wの変化は無く一定であり、補強用凸部55の高さH2が0.4mmで、周方向長さAが0.5mm、径方向長さBが0.5mmである。実施例2の空気入りタイヤは、径方向凸部54の高さH1が1.0mmで、径方向凸部54の幅Wが2.0mmで幅Wの変化は無く一定であり、補強用凸部55の高さH2が0.9mmで、周方向長さAが3.0mm、径方向長さBが3.0mmである。実施例3の空気入りタイヤは、径方向凸部54の高さH1が1.0mmで、径方向凸部54の幅Wが1.0mmで幅Wの変化は無く一定であり、径方向凸部54から離れるにしたがって補強用凸部55の高さH2が0.9mmから0.1mmまで変化し、周方向長さAが3.0mm、径方向長さBが1.0mmである。実施例4の空気入りタイヤは、径方向凸部54の高さH1が1.0mmで、径方向凸部54の幅Wが2.0mmで幅Wの変化は無く一定であり、補強用凸部55の高さH2が1.0mmで、周方向長さAが3.0mm、径方向長さBが3.0mmである。実施例5の空気入りタイヤは、径方向凸部54の高さH1が1.0mmで、径方向凸部54の幅Wがリムフランジ10に近づくにしたがって2.0mmから0.1mmまで減少し、補強用凸部55の高さH2が1.0mmで、周方向長さAが3.0mm、径方向長さBが3.0mmである。
In Table 1, the pneumatic tires 1 of Example 1 to Example 5 have both radial
表1に示すように、実施例1から実施例4によると、径方向凸部54は、タイヤ幅方向の高さが0.5mm以上1.0mm以下、タイヤ周方向の幅Wが0.5mm以上2.0mm以下である場合に、補強用凸部55は、タイヤ幅方向の高さが0.1mm以上1.0mm以下、タイヤ周方向の長さAが0.5mm以上3.0mm以下、タイヤ径方向の長さBが0.5mm以上3.0mm以下である場合に、リムずれSが0mmとなり、タイヤとリムとの間の滑りを抑制する良好な結果が得られた。また、実施例5によると、径方向凸部54のタイヤ周方向の幅Wが、リムフランジ10に近づくにしたがって2.0mmから0.1mmまで減少した場合でもリムずれSが0mmとなり、タイヤとリムとの間の滑りを抑制する良好な結果が得られた。
As shown in Table 1, according to Examples 1 to 4, the
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 ショルダー部
4 サイドウォール部
5 ビード部
6 カーカス層
7 ベルト層
8 ベルト補強層
10 リムフランジ
21 トレッド面
22 主溝
23 陸部
24 副溝
50 ビードトゥ部
51 ビードコア
52 ビードフィラー
53 ビードヒール部
54、54a、54b 径方向凸部
55、55a〜55g 補強用凸部
58 ビードベース部
59 リムクッション部
60 リム嵌合面上端部
71、72 ベルト
CL タイヤ赤道線
R リムチェックライン
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017056262A JP2018158629A (en) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | Pneumatic tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017056262A JP2018158629A (en) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | Pneumatic tire |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018158629A true JP2018158629A (en) | 2018-10-11 |
Family
ID=63795337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017056262A Pending JP2018158629A (en) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | Pneumatic tire |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018158629A (en) |
-
2017
- 2017-03-22 JP JP2017056262A patent/JP2018158629A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5416750B2 (en) | Pneumatic tire | |
EP2949483B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP7298622B2 (en) | pneumatic tire | |
US20200276867A1 (en) | Pneumatic Tire | |
EP3357715B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP6261329B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP7011461B2 (en) | Pneumatic tires | |
JP2014156192A (en) | Pneumatic tire | |
JP2001018619A (en) | Pneumatic tire excellent in bead part durability | |
JP4816014B2 (en) | Pneumatic tire | |
US11400767B2 (en) | Heavy duty pneumatic tire | |
JP6607045B2 (en) | Pneumatic tire | |
WO2017090135A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP6052762B2 (en) | Pneumatic tires for light trucks | |
JP2009090974A (en) | Pneumatic tire | |
JP6214443B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2018158629A (en) | Pneumatic tire | |
WO2017090101A1 (en) | Pneumatic tire | |
WO2017090136A1 (en) | Pneumatic tire | |
WO2018198435A1 (en) | Bias tire | |
JP2013067256A (en) | Pneumatic tire | |
JP2017213944A (en) | Pneumatic tire | |
JP2017210116A (en) | Pneumatic tire | |
JP2017121848A (en) | Pneumatic tire | |
JP6494029B2 (en) | Pneumatic tire |