JP2018158625A - 人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム - Google Patents

人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018158625A
JP2018158625A JP2017056139A JP2017056139A JP2018158625A JP 2018158625 A JP2018158625 A JP 2018158625A JP 2017056139 A JP2017056139 A JP 2017056139A JP 2017056139 A JP2017056139 A JP 2017056139A JP 2018158625 A JP2018158625 A JP 2018158625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
person
name
terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017056139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6919123B2 (ja
Inventor
一浩 武藤
Kazuhiro Muto
一浩 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Research Institute Ltd
Original Assignee
Japan Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Research Institute Ltd filed Critical Japan Research Institute Ltd
Priority to JP2017056139A priority Critical patent/JP6919123B2/ja
Publication of JP2018158625A publication Critical patent/JP2018158625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6919123B2 publication Critical patent/JP6919123B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

【課題】車両が近接することへの人の不安を解消し、人が自分に対する報知であることを認識容易にする。【解決手段】車両近接通知システム1は、少なくとも車両に積載される車載端末10を含み、車載端末10が、人に走行する車両が近接したことを通知し、所定範囲内に人がいることを検知する検知手段11と、検知手段11が検知した人の名前を抽出する抽出手段14と、名前が抽出されたときに発音信号を送出する発音信号送出手段14Aと、抽出手段14で抽出した人の名前を発音する発音手段16と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムに関する。
従来、車両の周囲の人に車両の接近を認知させる音でありながら不快感を与えず、高級感を損なうことのない報知音を発する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、車両の接近を通知するために再生する報知音について、心理音響評価指標の所定の条件を満たす報知音を生成する報知音制御装置と、生成された報知音を発生させる発音体とを備える車両接近通報装置が開示されている。
特開2014−201300号公報
ところで、国が官民ITS構想・ロードマップ2016で提示しているように、「限定地域での無人自動走行移動サービス」の実現に向けた取り組みが加速している。これは、制限された区域(限定地域)内において、地域公共交通に近いイメージのサービスを行おうとするものであり、基本的には、限定地域内から地域公共交通までをつなぐ移動手段という想定であるが、自宅玄関前からの乗降の可能性も検討されている。すでに大学や企業による公道での自動走行技術実証も進められており、この流れでいけば、政府のロードマップのとおり、2020年度にはサービスが普及し始めているかもしれないと、期待されている。ただし、一般道路を含む完全無人自動化にはまだまだ困難な課題が多く、限定地域で人間が同乗して自動化の試みが今後も続くと予想される。
このような車両を運用するサービスが発展する一方で、このようなサービスに限らず、車両が歩行者に近接することにより、歩行者が不安を感じる場合がある。また、特許文献1の車両接近通報装置のように、心理音響評価指標の所定の条件を満たす報知音を発生させた場合、歩行者が自分に対する報知音だと気づかない場合もある。
したがって、本発明では、上記のような課題にかんがみ、車両が近接することへの人の不安を解消し、人が自分に対する報知であることを認識容易な車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を提供する。
(1)走行する車両が近接したことを人に通知する車両近接通知システムであって、所定範囲内に人がいることを検知する検知手段と、前記検知手段が検知した人の名前を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した人の名前を発音させる発音信号を送出する発音信号送出手段と、を備えることを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、少なくとも前記車両に積載される車載端末を含み、前記車載端末は、前記検知手段、前記抽出手段、及び前記発音信号送出手段から発音信号を受けて発音する発音手段を備えることを特徴とする。
(3)上記(1)の構成において、少なくとも前記車両に積載される車載端末は、人に所持されて所有者の名前を記憶するユーザ端末と通信可能に接続され、前記検知手段において、人がいることを検知した場合に、検知信号を前記ユーザ端末に送信する検知信号送信手段と、を備え、前記ユーザ端末に、前記検知信号を受信したことに応じて、前記記憶されている人の名前を前記所有者に通知させることを特徴とする。
(4)走行する車両が近接したことを人に通知する車両近接通知システムが実行する方法であって、所定範囲内に人がいることを検知するステップと、前記検知するステップで検知した人の名前を抽出するステップと、前記抽出するステップで抽出した人の名前を発音させる発音信号を送出するステップと、を含むことを特徴とする。
(5)走行する車両が近接したことを人に通知する車両近接通知システムを制御するコンピュータを、所定範囲内に人がいることを検知する検知手段、前記検知手段が検知した人の名前を抽出する抽出手段、前記抽出手段で抽出した人の名前を発音させる発音信号を送出する発音信号送出手段、として機能させることを特徴とする。
(6)人に所持されて所有者の名前を記憶するユーザ端末のプログラムであって、前記ユーザ端末に近接した車両の車載端末との近接無線通信を可能とする近接無線通信手段と、前記近接無線通信手段によって前記車載端末との通信が可能となったことを検知する検知手段と、前記所有者の名前を抽出する抽出手段と、前記検知手段が前記車載端末の近接を検知した際に、前記抽出手段が抽出した前記所有者の名前を発音させる発音信号を送出する発音信号送出手段と、を前記ユーザ端末に実行させることを特徴とする。
(7)上記(6)の構成において、前記検知手段が前記車載端末の近接を検知した際に、前記近接した車両が前記所有者が利用したい車両であるか否か判別する車両判別手段を備え、前記車両判別手段によって、前記近接した車両が利用したい車両であると判別された場合、前記発音信号送出手段から発音信号を受けた発音手段が、前前記抽出手段が抽出した名前を発音することを特徴とする。
本発明によれば、車両が近接することへの人の不安を解消し、人が自分に対する報知であることを認識容易な車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラムを提供することができる。
本発明が適用される車両近接通知システムの第1実施形態の概要を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る車両近接通知システムにおける車載端末及びユーザ端末機能構成を示す図である。 ユーザDBに格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係る車載端末が実行する車両近接通知処理フローを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るユーザ端末が実行する車両近接通知処理フローを示す図である。 駆動手段における発音手段の駆動態様の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車両近接通知システムにおける車載端末及びユーザ端末機能構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
(第1実施形態)
まず、本発明が適用されるユーザを認証するための車両近接通知システムの第1実施形態の概要について説明する。車両近接通知システムは、人(例えば、路上の歩行者等)に走行する車両が近接したことを通知するシステムである。
図1は、本発明が適用される車両近接通知システム1の概念を説明する図である。
車両近接通知システム1は、車両Aに積載される車載端末10と、車載端末10と通信可能であり、人Bに所持され、当該人の名前を記憶するユーザ端末20と、を含む。なお、車両近接通知システム1は、少なくとも車載端末10を含んでいればよい。
車両近接通知システム1において、車載端末10は、走行する車両Aを中心とした所定範囲内(例えば、半径L以内)に人Bがいることを検知し、検知した人の名前(図1に示す例では、「カズヒロさん」)を抽出し、抽出した人の名前を発音する。抽出する名前は、苗字だけでなく、フルネーム(ニックネークでも可)であることが望ましい。例えば「佐藤」や「田中」のようにありふれた苗字もあるので、そのような苗字では、呼ばれた人が自分だと認識できないことがあるからである。
また、このとき、ユーザ端末20、又は人の体に埋め込まれたり貼り付けられたりしたマイクロチップを車載端末10が検知し、検知したマイクロチップからその人の個人名を取得し、例えば、「カズヒロさん、後ろから車が接近していますよ」などと車載端末10の指向性スピーカ等で呼びかけるようにする。また、マイクロチップ内に個人名が記憶されてない場合は、マイクロチップからチップIDを取得し、マイクロチップのIDを管理しているサーバ等に問い合わせて、個人名を取得し、「カズヒロさん、後ろから車が接近していますよ」などと呼びかけるようにしてもよい。
また、まず人の存在を車載端末10のカメラ等で認識した後に、認識した方向を車載センサでセンスして、上記の手順を行うことで個人名を取得するようにしてもよい。
また、車両近接通知システム1において、ユーザ端末20は、車載端末10から、走行する車両Aを中心とした所定範囲内(例えば、半径L以内)に人Bがいることを検知したことを示す検知信号を受信した場合に、記憶されている人の名前(図1に示す例では、「佐藤さん」)を抽出し、抽出した人の名前を発音する。人の検知において、歩行者と車やバイクに乗車している人を判別するようにしてもよい。例えば、所定時間(数秒でも可)内の相対速度の変化を測定し、歩行者かどうかを判別する。
これにより、人に車両が接近した場合に、当該人の名前を発音する。このため、一般的なクラクションの様な不快な音でなく、かつ、自分に対する報知であるとは気づきにくい音でなく、自分の名前が発音されることで、自分を名前まで知っているという安心感を与えることが可能であるとともに、自分への報知であることの認識が容易になる。したがって、車両が近接することへの人の不安を解消し、人が自分に対する報知であることを認識することが容易となる。
(機能構成)
図2は、本発明の第1実施形態に係る車両近接通知システム1における車載端末10及びユーザ端末20機能構成を示す図である。車両近接通知システム1は、少なくとも車両に積載される車載端末10を含むものであるが、本実施形態で説明する例では、更に、人に所持され、当該人の名前を記憶するユーザ端末20と、を含む。
(車載端末10の構成)
車載端末10は、検知手段11と、検知信号送信手段12と、識別情報受信手段13と、抽出手段14と、発音信号送出手段14Aと、駆動手段15と、発音手段16と、ユーザデータベース(以下、ユーザDB)100と、を備える。
検知手段11は、赤外線や、超音波を発して所定範囲内の物体の存在を検知するセンサと、センサで検知した情報に基づき、所定範囲内に存在する物体が人か否かを判定する判定手段と、により、所定範囲内に人がいること及び人がいる位置(方向)を検知する。なお、検知手段11は、例えば、カメラ等の撮像手段と、撮像手段で撮像した画像から、所定範囲内に人がいるか否かを解析する解析手段と、で構成してもよい。また、検知手段11は、所定範囲内のユーザ端末20から位置情報や、当該ユーザ端末20を識別する識別情報を示す電波や赤外線を受信する受信手段で構成してもよい。
検知信号送信手段12は、検知手段11において、人がいることを検知した場合に、所定範囲に存在するユーザ端末20に、検知信号である電波や赤外線を送信する。また、検知信号送信手段12は、検知手段11において、検知した人の識別情報をユーザ端末20から受信した場合には、ネットワークを介して、検知信号を、当該ユーザ端末20に送信してもよい。
識別情報受信手段13は、検知信号送信手段12において検知信号を送信したユーザ端末20から、当該ユーザ端末20を所持する人を識別する識別情報としてユーザIDを受信する。なお、例えば、検知手段11を撮像手段と、解析手段と、で構成し、解析手段により、撮像手段で撮像された人を識別し、抽出手段14において、当該人の名前を抽出できる場合には、識別情報受信手段13を省略することができる。
抽出手段14は、識別情報受信手段13がユーザ端末20から受信したユーザIDに基づき、ユーザDB100を参照して、検知手段11が検知した人の名前を抽出する。
図3は、ユーザDB100に格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。ユーザDB100は、ユーザを識別する識別情報であるユーザIDに、ユーザの名前を示す名前データと、ユーザに注意を促す言葉を示す注意データが対応付けられている。なお、本実施形態において、ユーザの名前には、名字、名前、ニックネーム等を含む。また、ユーザDB100の名前データにおいては、このようなユーザの名前に敬称が付されていることが望ましい。また、注意データは、各ユーザに応じた注意を促すデータであり、ユーザごとに異なっていてもよいし、定型的な言葉でもよい。
なお、抽出手段14は、識別情報受信手段13がユーザ端末20から、ユーザの名前を示す名前データを直接受信できる場合には、この受信した名前データを抽出することで、ユーザDB100を省略することができる。発音信号送出手段14Aは、名前データが抽出されたことに応じて、名前を発音させる発音信号を駆動手段15に送出する。
また、本実施形態の車両近接通知システム1を、所定地域の住民であるユーザに利用可能な車両の運行を管理する車両運行システムで運用する場合、車両運行システムを管理する管理サーバにおいて、ユーザDB100を備えてもよい。この場合、抽出手段14は、識別情報受信手段13がユーザ端末20から受信したユーザIDを、管理サーバに送信し、管理サーバにおいてユーザDB100を参照して抽出した人の名前データを受信してもよい。
図2に戻って、駆動手段15は、モータや駆動機構で構成され、発音信号送出手段14Aからの発音信号を受けて、発音手段16を回動させ、検知手段11で検知した人の方向に、発音手段16の音を発生する面を向かせる。
発音手段16は、例えば、特定の範囲に発音することが可能な指向性スピーカと、この指向性スピーカからの発音を制御する音制御手段で構成され、音制御手段が、抽出手段14において抽出された人の名前データや注意データの音データを生成し、生成した音データを指向性スピーカから発音する。なお、発音手段16は、必ずしも車載端末10の内部に搭載されていなくともよく、車外の近接する発音装置、例えば、指向性の高い防犯カメラのスピーカなどを利用してもよい。
このような駆動手段15及び発音手段16によれば、特定の範囲にいる人(車両が近接していることを通知されている人)に選択的に音を流すことができるので、他の人には、発音手段16から発音された人の名前がよく聞こえず、通知されている人を辱めることを防止できる。
なお、駆動手段15及び発音手段16は、ユーザ端末20との連携により、ユーザ端末20において、人の名前を発音することが可能な場合には、省略してもよい。
(ユーザ端末20の構成)
ユーザ端末20は、人(例えば、歩行者)に所持され、当該人の名前を記憶しており、各ユーザに適した機器(例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等の携帯端末)で構成されている。
ユーザ端末20は、検知信号受信手段21と、識別情報抽出手段22と、識別情報送信手段23と、発音信号送出手段23Aと、発音手段24と、を備える。
検知信号受信手段21は、車載端末10から送信された検知信号を受信する。
識別情報抽出手段22は、検知信号受信手段21が検知信号を受信した場合に、記憶手段(例えば、メモリ等の記憶装置)に記憶されている、ユーザ端末20を所持しているユーザの名前を示す名前データや、当該ユーザのユーザIDを抽出する。
識別情報送信手段23は、識別情報抽出手段22が抽出した名前データやユーザIDを車載端末10に送信する。発音信号送出手段23Aは、このとき、発音信号を端末側の発音手段24にも送出する。
発音手段24は、例えば、スピーカと、このスピーカからの発音を制御する音制御手段で構成され、発音信号送出手段23Aからの発音信号を受けた場合に、音制御手段が、識別情報抽出手段22において抽出された人の名前データの音データを生成し、生成した音データをスピーカから発音する。なお、発音手段24は、必ずしもユーザ端末20の内部に搭載されていなくともよく、利用者が装着した発音機器、例えば、ヘッドフォン、イヤホン、骨伝導機器などを利用してもよい。また、音が聞こえない人のために、発音信号を発音機器側で振動信号に変換して、スマートグラスや人体に装着したその他の機器を振動させるようにしてもよい。
上記の本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(処理フロー)
以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。図4は、本発明の実施形態に係る車載端末10が実行する車両近接通知処理フローを示す図である。図5は、本発明の実施形態に係るユーザ端末20が実行する車両近接通知処理フローを示す図である。このような車両近接通知処理フローは、車両近接通知システム1に含まれる車載端末10やユーザ端末20が実行する車両近接通知方法を示すものである。
まず、図4を参照して、車載端末10が実行する車両近接通知処理フローについて説明する。
ステップS1において、検知手段11は、所定範囲内に人がいること及び人がいる位置(方向)を検知する。
ステップS2において、検知信号送信手段12は、ステップS1において検知手段11が、人がいることを検知した場合に、所定範囲に存在するユーザ端末20に、検知信号である電波や赤外線を送信する。
ステップS3において、識別情報受信手段13は、ステップS2において検知信号送信手段12が検知信号を送信したユーザ端末20から、当該ユーザ端末20を所持する人を識別する識別情報としてユーザIDを受信する。
ステップS4において、抽出手段14は、識別情報受信手段13がユーザ端末20から受信したユーザIDに基づき、ユーザDB100(図3参照)を参照して、検知手段11が検知した人の名前を抽出する。このとき、ステップS4Aにおいて発音信号を送出する。
ステップS5において、駆動手段15は、発音信号を受けて、発音手段16を回動させ、ステップS1において検知手段11で検知した人の方向に、発音手段16の音を発生する面を向かせる。
ステップS6において、発音手段16は、抽出手段14において抽出された人の名前データの音データを発音する。
図1及び図6を参照して、車載端末10の動作について説明する。図6は、駆動手段15における発音手段16の駆動態様の一例を説明する図である。
まず、図1に示す状態は、車載端末10は、検知手段11が所定範囲内(例えば、半径L以内)に人及びこの人がいる方向を検知し、識別情報受信手段13がこの人のユーザ端末20からユーザID(例えば、「kazuhiro01」)を受信し、抽出手段14がユーザIDに基づきユーザDB100(図3参照)を参照して、この人の名前データとして「カズヒロさん」を注意データとして「後ろから車」とを抽出し、駆動手段15が検知手段11により検知された方向に発音手段16を向け、発音手段16が抽出手段14において抽出された名前「カズヒロさん」及び「後ろから車」を発音している。
次に、図6に示すように、車載端末10は、検知手段11が所定範囲内(例えば、半径L以内)に別の人及びこの別の人がいる方向を検知し、識別情報受信手段13がこの別の人の別のユーザ端末20から別のユーザID(例えば、「gen02」)を受信し、抽出手段14が別のユーザIDに基づきユーザDB100(図3参照)を参照して、この別の人の名前データとして「ゲンさん」を注意データとして「後方注意」を抽出し、駆動手段15が検知手段11により検知された方向に発音手段16を向け、発音手段16が抽出手段14において抽出された名前「カズヒロさん」及び「後方注意」を発音している。
次に、図5を参照して、ユーザ端末20が実行する車両近接通知処理フローについて説明する。
ステップS11において、検知信号受信手段21は、車載端末10から送信された検知信号を受信する。
ステップS12において、識別情報抽出手段22は、ステップS11で検知信号受信手段21が検知信号を受信した場合に、記憶手段(例えば、メモリ等の記憶装置)に記憶されている、ユーザ端末20を所持しているユーザの名前を示す名前データや、注意データや、当該ユーザのユーザIDを抽出する。
ステップS13において、識別情報送信手段23は、ステップS12で識別情報抽出手段22が抽出した名前データ(図6に示す例では「ゲンさん」(gensan)を示すデータ)やユーザID(図6に示す例では「gen02」)を車載端末10に送信する。このとき、ステップS13Aにおいて発音信号を送出する。
ステップS14において、発音手段24は、発音信号を受けて、ステップS13で識別情報抽出手段22が抽出した人の名前データ(図6に示す例では「ゲンさん」)や、注意データ(図6に示す例では「後方注意」)の音データを生成し、生成した音データをスピーカから発音する。なお、発音手段24は、必ずしもユーザ端末20の内部に搭載されていなくともよいのは前述したとおりである。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態に係る車両近接通知システムにおける車載端末及びユーザ端末の機能構成を示す図である。第1実施形態では、本システムの主な機能が車載端末側に備えたものであるとして説明したが、第2実施形態では、主な機能をユーザ端末側に備えたものである。
図7で示すように、第2実施形態のユーザ端末20Aは、乗車要求交信手段21A、近接無線通信手段22A、検知手段23A、車両判別手段24A、抽出手段25A、ユーザ名称記憶手段26A、発音信号送出手段27A、及び発音手段28Aを備えている。
乗車要求交信手段21Aは、ユーザ(ユーザ端末の所有者)が乗車したい車両を予約し、ピックアップを依頼する機能を備えるもので、車両の運転者又は管理者とインターネットを介して交信する機能を備えている。予約された車両のIDは端末側に送信される。
近接無線通信手段22Aは、車載端末10A側の近接無線通信手段12Aと通信し、車載端末10Aが所定の距離内に入ったときに、車載端末10Aとの近距離無線通信を開始する。検知手段23Aは、車載端末10Aが、近接無線通信手段22Aの通信範囲に入ったことにより車両の近接を検知する。
車両判別手段24Aは、近接を検知した車両が、乗車要求交信手段21Aによって乗車要求を出した車両、すなわち、ユーザが乗りたい車両であるか否かを、あらかじめ受信した車両IDなどによって判別する。ただし、車両判別手段24Aは、ユーザが乗車要求を出していない場合、あるいは乗車要求を出していてもユーザが所定の操作をした場合は、非判別モードに入ることができる。車両判別手段24Aは、非判別モードでは、近接した車両を判別することなく、近接した車両があることを単に抽出手段25Aに伝える。したがって、本システムは、非判別モードでは乗車予約があるか否かに関わらず、車両の近接を通知する注意喚起を行うシステムとなる。
抽出手段25Aは、車両判別手段24Aによって、近接した車両がユーザが乗りたい車両であると判別した場合、又は非判別モードになっている場合は、ユーザの名前を記憶したユーザ名称記憶手段26Aから、ユーザの名前を抽出する。このとき、発音信号送出手段27Aは、発音信号を発音手段28Aに送出する。
発音手段28Aは、発音信号を受けて、抽出手段25Aが抽出した名前を発音してユーザに車両の近接を通知する。
上記の機能は、ユーザ端末20Aに専用のプログラム(アプリ)をインストールすることで実現できる。このような構成により、第2実施形態の車両近接通知システム1は、車両を判別せず、近接車両を通知する注意喚起システムとしても利用できるし、車両を判別し、ユーザが乗りたい目的の車両が近接していることを知らせる乗車予約の利便性を高めるためのシステムとしても利用できる。
(実施形態の効果)
本実施形態によれば、車両近接通知システム1は、人に走行する車両が近接したことを通知し、検知手段11と、抽出手段14や識別情報抽出手段22と、発音信号送出手段14A,23A、発音手段16,24と、を備える。検知手段11は、所定範囲内に人がいることを検知する。抽出手段14や識別情報抽出手段22は、検知手段11が検知した人の名前を抽出する。発音手段16,24は、発音信号を受けて、抽出手段14や識別情報抽出手段22で抽出した人の名前を発音する。
これにより、人に車両が接近した場合に、当該人の名前を発音する。このため、一般的なクラクションの様な不快な音でなく、かつ、自分に対する報知であるとは気づきにくい音でなく、自分の名前が発音されることで、自分を名前まで知っているという安心感を与えることが可能であるとともに、自分への報知であることの認識が容易になる。したがって、車両が近接することへの人の不安を解消し、人が自分に対する報知であることを認識することが容易となる。
また、車両近接通知システム1は、車載端末10が、検知手段11、抽出手段14及び発音手段16を備えることで、車両が接近している人がユーザ端末20を所持していない場合でも、名前を発音して、車両の接近を通知できる。
また、車両近接通知システム1は、車載端末10が、検知手段11と、検知手段11において、人がいることを検知した場合に、検知信号をユーザ端末20に送信する検知信号送信手段12と、を備え、ユーザ端末20が、識別情報抽出手段22、発音信号送出手段23A、及び発音手段24と、検知信号を受信する検知信号受信手段21と、を備え、検知信号を受信した場合に、識別情報抽出手段22において、記憶されている人の名前を抽出する。
これにより、車載端末10に、車両が接近している人が保持しているユーザ端末20からこの人の名前を示す情報を送信することが可能となるので、車載端末10において、この人の名前を識別しなくとも、名前を発音することが可能となる。よって、例えば、車両近接通知システム1を運用する地域住民の名前を把握していない場合でも、車両が接近している人の名前を発音して、車両の接近を通知することが可能となる。
また、車両を判別せず、近接車両を通知する注意喚起システムとしても利用できるし、車両を判別し、ユーザが乗りたい目的の車両が近接していることを知らせる乗車予約の利便性を高めるためのシステムとしても利用できる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 車両近接通知システム
10 車載端末(第1実施形態)
11 検知手段
12 検知信号送信手段
13 識別情報受信手段
14 抽出手段
14A 発音信号送出手段(車載端末側)
15 駆動手段
16 発音手段(車載端末側)
20 ユーザ端末(第1実施形態)
21 検知信号受信手段
22 識別情報抽出手段
23 識別情報送信手段
23A 発音信号送出手段(ユーザ端末側)
24 発音手段(ユーザ端末側)
100 ユーザDB
10A 車載端末(第2実施形態)
11A 乗車要求交信手段(車載端末側)
12A 近接無線通信手段(車載端末側)
21A 乗車要求交信手段(ユーザ端末側)
22A 近距離無線通信手段(ユーザ端末側)
23A 検知手段(ユーザ端末側)
24A 車両判別手段(ユーザ端末側)
25A 抽出手段(ユーザ端末側)
26A ユー名称記憶手段(ユーザ端末側)
27A 発音信号送出手段(ユーザ端末側)
28A 発音手段

Claims (7)

  1. 走行する車両が近接したことを人に通知する車両近接通知システムであって、
    所定範囲内に人がいることを検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した人の名前を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した人の名前を発音させる発音信号を送出する発音信号送出手段と、を備えることを特徴とする車両近接通知システム。
  2. 少なくとも前記車両に積載される車載端末を含み、
    前記車載端末は、前記検知手段、前記抽出手段、及び前記発音信号送出手段から発音信号を受けて発音する発音手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両近接通知システム。
  3. 少なくとも前記車両に積載される車載端末は、
    人に所持されて所有者の名前を記憶するユーザ端末と通信可能に接続され、
    前記検知手段において、人がいることを検知した場合に、検知信号を前記ユーザ端末に送信する検知信号送信手段と、を備え、
    前記ユーザ端末に、前記検知信号を受信したことに応じて、前記記憶されている人の名前を前記所有者に通知させることを特徴とする請求項1に記載の車両近接通知システム。
  4. 走行する車両が近接したことを人に通知する車両近接通知システムが実行する方法であって、
    所定範囲内に人がいることを検知するステップと、
    前記検知するステップで検知した人の名前を抽出するステップと、
    前記抽出するステップで抽出した人の名前を発音させる発音信号を送出するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  5. 走行する車両が近接したことを人に通知する車両近接通知システムを制御するコンピュータを、
    所定範囲内に人がいることを検知する検知手段、
    前記検知手段が検知した人の名前を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段で抽出した人の名前を発音させる発音信号を送出する発音信号送出手段、として機能させることを特徴とプログラム。
  6. 人に所持されて所有者の名前を記憶するユーザ端末のプログラムであって、
    前記ユーザ端末に近接した車両の車載端末との近接無線通信を可能とする近接無線通信手段と、
    前記近接無線通信手段によって前記車載端末との通信が可能となったことを検知する検知手段と、
    前記所有者の名前を抽出する抽出手段と、
    前記検知手段が前記車載端末の近接を検知した際に、前記抽出手段が抽出した前記所有者の名前を発音させる発音信号を送出する発音信号送出手段と、
    を前記ユーザ端末に実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 前記検知手段が前記車載端末の近接を検知した際に、前記近接した車両が前記所有者が利用したい車両であるか否か判別する車両判別手段を備え、
    前記車両判別手段によって、前記近接した車両が利用したい車両であると判別された場合、前記発音信号送出手段から発音信号を受けた発音手段が、前前記抽出手段が抽出した名前を発音することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
JP2017056139A 2017-03-22 2017-03-22 人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム Active JP6919123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017056139A JP6919123B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017056139A JP6919123B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018158625A true JP2018158625A (ja) 2018-10-11
JP6919123B2 JP6919123B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=63794929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017056139A Active JP6919123B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6919123B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001129787A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Atr Media Integration & Communications Res Lab 自律移動ロボット
JP2002367088A (ja) * 2001-06-12 2002-12-20 Fujitsu Ltd 車輌情報提供方法および車輌情報提供プログラム
WO2009090807A1 (ja) * 2008-01-16 2009-07-23 Nec Corporation 移動装置、移動装置の移動方法、及び移動装置の移動制御プログラム
JP2012048537A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 車両接近報知システム
KR101478951B1 (ko) * 2014-07-16 2015-01-06 인하대학교 산학협력단 비가청 근접 경고 신호 발생을 통한 보행자 안전 알림 방법 및 시스템

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001129787A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Atr Media Integration & Communications Res Lab 自律移動ロボット
JP2002367088A (ja) * 2001-06-12 2002-12-20 Fujitsu Ltd 車輌情報提供方法および車輌情報提供プログラム
WO2009090807A1 (ja) * 2008-01-16 2009-07-23 Nec Corporation 移動装置、移動装置の移動方法、及び移動装置の移動制御プログラム
JP2012048537A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 車両接近報知システム
KR101478951B1 (ko) * 2014-07-16 2015-01-06 인하대학교 산학협력단 비가청 근접 경고 신호 발생을 통한 보행자 안전 알림 방법 및 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP6919123B2 (ja) 2021-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10853629B2 (en) Method for identifying a user entering an autonomous vehicle
JP5240316B2 (ja) 車両乗員非操作運転システム
JP6814364B2 (ja) 情報提供装置、及び車両
CN106209138B (zh) 一种车辆谨慎紧急响应***及方法
US20180204572A1 (en) Dialog device and dialog method
US20200211553A1 (en) Two-way in-vehicle virtual personal assistant
US20140266789A1 (en) System and method for determining a driver in a telematic application
CN110719865B (zh) 驾驶辅助方法、驾驶辅助程序以及车辆控制装置
JP6613623B2 (ja) 車載装置、運転モード制御システム、及び運転モード制御方法
CN109923487B (zh) 招呼车辆
US20150002313A1 (en) Method to mitigate honking of vehicles
JP6933065B2 (ja) 情報処理装置、情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
JP2019028663A (ja) 配車システム及び車載装置
KR101694241B1 (ko) 대중교통수단 식별정보를 포함하는 고주파 신호수신을 통한 위치정보제공방법
JP6387287B2 (ja) 不明事項解消処理システム
KR101702612B1 (ko) 청각장애인용 차량 안전보조 시스템
JP6919123B2 (ja) 人に走行する車両が近接したことを通知する車両近接通知システムにおける管理サーバ、車両近接通知方法及びプログラム
CN111902864A (zh) 用于运行机动车的声音输出装置的方法、语音分析与控制装置、机动车和机动车外部的服务器装置
JP2002288785A (ja) 交通支援システム及び交通支援方法
JP2019100712A (ja) 誘導システム
JP6980960B2 (ja) 車両に積載され、車両に乗車しているユーザとコミュニケーションが可能な車載コミュニケーション装置、コミュニケーション方法及びプログラム
JP2019091247A (ja) 車両管理システム、確認情報送信システム、情報管理システム、車両管理プログラム、確認情報送信プログラムおよび情報管理プログラム
KR101786928B1 (ko) 원격제어장치 및 원격제어장치에 의한 차량 내 단말 제어 방법
JP7126590B1 (ja) 音響コミュニケーション用送受信装置及び音響コミュニケーションシステム
JP7291476B2 (ja) 座席案内装置、座席案内方法、及び座席案内システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6919123

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250