JP2018157653A - 電線配索部材及び電線配索構造 - Google Patents

電線配索部材及び電線配索構造 Download PDF

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Abstract

【課題】各電線の引き込み及び取り回しの自由度を向上させることができる電線配索部材及び電線配索構造を提供する。【解決手段】電線配索部材20は、複数本の電線60を一括して覆う外装部材の端部に設置され、各電線60が挿通される筒状の本体部21を備える。本体部21の内側には、各電線60の配索空間28を仕切る仕切り壁29が設けられている。電線配索構造10は、電線配索部材20と、外装部材の端部に連結され、機器70に取り付けられるパイプ40とを備える。本体部21は、パイプ40に内嵌され、外周にパイプ40への固定部(突部22)を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、電線配索部材及び電線配索構造に関する。
特許文献1には、管状部材と、管状部材に挿通されて、管状部材の端部開口から外部に引き出される引出部分を有する複数本の電線と、各電線の引出部分の先端部に接続される端子金具と、管状部材の端部と端子金具との間に位置して各電線を整列させる整列具とを備えた電線の整列構造が開示されている。各電線の引出部分が整列具によって整列させられることにより、端子金具が対応する相手端子と接続可能な位置に自動的に臨むことができ、端子金具と相手端子との接続作業を迷いなく行うことができるようになっている。
特許第6063840号公報
ところで、例えば、車両ボディの孔を通して車両の内部に各電線を引き込もうとする場合に、上記構成によれば、整列具が車両ボディに引っ掛かって孔を通過することができないことがあるという事情があった。また、各電線の引出部分の先方に整列具が配置されていると、引出部分の取り回しの自由度が制限されるという問題もあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、各電線の引き込み及び取り回しの自由度を向上させることができる電線配索部材及び電線配索構造を提供することを目的とする。
本発明の電線配索部材は、複数本の電線を一括して覆う外装部材の端部に設置され、各電線が挿通される筒状の本体部を備え、前記本体部の内側に、前記各電線の配索空間を仕切る仕切り壁が設けられているところに特徴を有する。
複数本の電線が本体部の対応する配索空間に挿通されることにより、各電線の配列が規定されるため、各電線が所定の接続相手に臨むことができ、接続作業を円滑に行うことができる。
本体部が各電線を一括して覆う外装部材の端部に設置されるため、外装部材の端部から外部に引き出される各電線の引出部分の先方に本体部が設置される場合に比べ、各電線の引出部分の自由長(固定されていない部分の電線長)を長く確保することができ、各電線の引き込み及び取り回しの自由度を向上させることができる。
本発明の実施例1の電線配索部材の斜視図である。 電線配索部材の正面図である。 図2のX−X線断面図である。 電線配索構造の斜視図である。 機器に取り付けられた電線配索構造の平面図である。 図5のY−Y線断面図である。 電線の端部に接続された端子金具が接続相手に臨むように配置された状態を示す平面図である。 本発明の実施例2の電線配索部材の斜視図である。 実施例2の電線配索部材の側面図である。 実施例2の電線配索構造の斜視図である。
本発明の好ましい実施形態を以下に示す。
前記本体部が、割溝を備え、前記割溝を開いて前記各電線を対応する前記配索空間に挿入可能とされているとよい。これによれば、本体部への各電線の配索を製造工程(組み付け工程)の最終段階で行うことができ、作業性を向上させることができる。
前記本体部には、前記各電線の引き出し方向に沿って突出する舌片が設けられているとよい。各電線が舌片に固定されることにより、各電線の引出部分の自由長が所定長さに調整されるため、各電線が接続相手に正確に臨むことができ、誤接続などが生じる事態を回避することができる。
また、本発明の電線配索構造が、上記構成の電線配索部材と、前記外装部材の端部に連結され、機器に保持されるパイプとを備え、前記本体部は、前記パイプに内嵌され、外周に前記パイプへの固定部を有するところに特徴を有する。これによれば、本体部がパイプと重ねて設けられることになるため、本体部自体が場所を占有することがなく、スペース的に有利であるとともに、構成を簡単にすることができる。また、固定部によって本体部がパイプに対して位置ずれするのを防止することができる。
前記パイプ及び前記機器が導電性の材質からなり、前記パイプは、シールド部材に接続されるアースパイプからなるとよい。これによれば、パイプが機器への取り付け機能とアースをとる機能とを兼備することができるため、構成をより簡単にすることができる。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1を図1〜図7に基づいて説明する。本実施例1は、ハイブリッド車などに配索される複数本の電線60(ここでは3本の高圧電線)の電線配索構造10に関し、車両前部の室内に搭載されるモータなどの装置(図示せず)と、車両後部の室内に搭載されるバッテリなどの装置(図示せず)との間に配索されるワイヤハーネスを例示する。各電線60の中間部は、車両床下に配索され、所定の剛性を有する導電金属製のシールド管(図示せず)に挿通される。
各電線60の後部は、車両後部の室内に引き込まれ、図5及び図6に示すように、金属繊維を編み込んた筒状の編組部材50(シールド部材、外装部材)に挿通される。編組部材50の一端側は、シールド管に接続され、編組部材50の他端側は、パイプ40(アースパイプ)に接続される。
パイプ40は、導電金属製であって円管状をなし、一端寄りの位置に、上下一対の円形の貫通孔41を有している。また、パイプ40は、両端側に、全周にわたって張り出すフランジ部42、43を有している。図6に示すように、一端側のフランジ部42は、他端側のフランジ部43よりも張り出し量が小さく、曲面状の外周面を有し、その外周面に沿って編組部材50が被せ付けられる。編組部材50は、詳細は図示しないが、パイプ40にバンド等で締め付けられる。また、パイプ40は、導電金属製の機器70(アース部材)に挟持固定される。
編組部材50は、パイプ40を介して機器70にアース接続される。また、図5に示すように、編組部材50は、可撓性のコルゲートチューブ80(外装部材)により包囲される。コルゲートチューブ80は、軸方向に凹凸を繰り返す蛇腹管状をなし、シールド管とパイプ40との間に設置され、シールド管とパイプ40とにテープ巻き(図示せず)などして連結される。編組部材50及びコルゲートチューブ80は、車両後部の室内に引き込まれる各電線60の配索経路に応じて柔軟に屈曲可能とされている。
電線60は、銅又はアルミニウムを主成分とする芯線部63と、芯線部63を包囲する絶縁樹脂製の被覆61とからなる。図7に示すように、電線60の端部は、被覆61が除去されて芯線部63が露出しており、この露出する芯線部63に、丸型端子(いわゆるLA端子)などの端子金具100が圧着により接続される。端子金具100は、ボルトを介して装置側の接続相手110に電気的に接続されるとともに固定される。
各電線60のうち、パイプ40から端子金具100までの部分は、引出部分62とされる。引出部分62は、十分な長さを有し、取り回しの自由度が高く確保されている。なお、各電線60は、編組部材50及びシールド管によって一括してシールドされるようになっている。
さて、パイプ40の内側には、電線配索部材20が配置される。電線配索部材20は合成樹脂製であって、図1〜図3に示すように、全体として円筒状をなす本体部21によって構成される。図6に示すように、本体部21の全長は、パイプ40の全長よりも長くされている。なお、以下の説明において、本体部21の一端側は、編組部材50が位置する側であり、本体部21の他端側は、各電線60の引出部分62が位置する側である。
本体部21は、外周面の一端寄りの位置に上下で対をなす突部22を有している。突部22は、突出寸法が比較的小さい扁平円柱状をなし、パイプ40の貫通孔41に挿入可能とされている。図1に示すように、本体部21は、それぞれの突部22の左右両側(周方向両側)において、軸方向に延びてパイプ40の一端に開口する切り溝23を有し、左右の切り溝23間に片持ち梁状の弾性片24を有している。突部22は、弾性片24の外周面に突設され、弾性片24の撓み動作を伴ったあと貫通孔41に内嵌される。
本体部21の他端側には、鍔部25が径方向外側に張り出して設けられている。図2に示すように、鍔部25のうち、周方向において上下の突部22と対応する部分には、切欠部26が開口している。切欠部26は、突部22を成形するための金型が通過することに起因して形成される。
また、本体部21は、上下の突部22から等距離離れた一側部(上下中央部)に、鍔部25を含む軸方向の全長にわたってスリット状に開口する割溝27を有している。本体部21は、割溝27を介して弾性的に開放可能(拡開可能)となっている。割溝27は、拡開前の状態で1本の電線60の外径より小さい溝幅で構成される。なお、鍔部25は、割溝27と上下の切欠部26とを除いて周方向に連続する形態になっている。
本体部21は、内側に、各電線60を個別に挿通可能な3つの配索空間28と、各配索空間28を仕切る仕切り壁29とを有している。3つの配索空間28のうちの1つは、割溝27に連通している。
各仕切り壁29は、本体部21の内周面から径方向内側へ片持ち状に突出する板片状の形態とされている。本実施例1の場合、各仕切り壁29は、本体部21の内側中心部30を中心として径方向に放射状の延出する線に沿うようにして、周方向に120度の等間隔をあけて配置される。図3に示すように、各仕切り壁29は、本体部21の内周面において、他端側の所定範囲(全長の半分に満たない範囲)に設けられ、一端側の領域には設けられていない。このため、各配索空間28も、本体部21の内側における他端側の所定範囲にのみ設けられることになる。
図2に示すように、各仕切り壁29の内端は、本体部21の内側中心部30に臨み、互いに近接して配置される。各配索空間28は、内側中心部30を介して互いに連通している。そして、各仕切り壁29は、本体部21の内周面側の基端部位を支点として弾性変形可能とされている。
次に、電線配索構造10の組み付け方法と作用について説明する。
組み付けに際し、編組部材50及びシールド管に各電線60を挿通させ、編組部材50の端部から外側に各電線60の引出部分62を露出させる。続いて、各電線60の引出部分62に沿うように本体部21の割溝27を位置させ、その状態で、各電線60を本体部21へ向けて横移動させる。すると、割溝27が各電線60に押圧されて弾性的に拡開し、各電線60が割溝27を通過して1つの配索空間28に進入する。さらに、各電線60は内側中心部30を通して対応する配索空間28に進入する。このとき、仕切り壁29が弾性的に撓み変形することで、各電線60の配索空間28への移行が許容される。また、各電線60の全体が本体部21の内側に移行するのに伴い、割溝27が元の溝幅に弾性的に復帰し、各電線60が配索空間28から抜け出るのが規制される。
続いて、パイプ40の他端開口に本体部21の一端部を差し込むようにして、パイプ40の内側に本体部21を挿入する(図4を参照)。本体部21の挿入過程では、各突部22がパイプ40の内周面を摺動し、各弾性片24が弾性的に撓み変形させられる。本体部21が正規深さで挿入されると、各弾性片24が弾性的に復帰し、各突部22が対応する貫通孔41に内側から嵌合状態で進入する。また、鍔部25がパイプ40の他端側のフランジ部43に対向して当接可能に配置される。これにより、本体部21がパイプ40の内側に周方向及び軸方向に変位を規制された状態に保持される。その後、パイプ40に編組部材50が接続され、さらにパイプ40が機器70に固定される(図5及び図6を参照)。
本体部21から延びる各電線60の引出部分62は、先端部に端子金具100が接続され、端子金具100を介して装置側の接続相手110に接続される。このとき、各電線60は、パイプ40内で対応する配索空間28に配列され、且つ仕切り壁29によって他の配索空間28への移行が規制された状態になっている。したがって、端子金具100は、対応する接続相手110に正しく臨むことができる(図7を参照)。また、各電線60の引出部分62が長く確保されているため、端子金具100と接続相手110との接続作業を円滑に行うことができる。
以上説明したように、本実施例1によれば、複数本の電線60が本体部21の対応する配索空間28に挿通されることにより、各電線60の配列が規定されるため、各電線60が所定の接続相手110に臨むことができ、接続作業を円滑に行うことができる。
また、本体部21が各電線60を一括して覆う編組部材50(コルゲートチューブ80を含む外装部材)の端部に設置されるため、各電線60の引出部分62の先方に本体部21が設置される場合に比べ、各電線60の引出部分62の自由長を長く確保することができ、各電線60の引き込み及び取り回しの自由度を向上させることができる。
また、本体部21が割溝27を備え、割溝27を開いて各電線60を対応する配索空間28に挿入可能とされているため、本体部21への各電線60の配索を、シールド管及び編組部材50への挿通後の最終段階で行うことができ、作業性を向上させることができる。
また、電線配索構造10が、電線配索部材20と、編組部材50の端部に連結され、機器70に保持されるパイプ40とを備え、本体部21がパイプ40に内嵌され、外周にパイプ40への固定部となる突部22を有するため、本体部21がパイプ40と重ねて設けられることになる。したがって、本体部21自体の設置スペースが必要とされず、スペース的に有利であるとともに、構成を簡単にすることができる。また、突部22によって本体部21がパイプ40に対して位置ずれするのを防止することができる。
さらに、パイプ40及び機器70が導電性の材質からなり、パイプ40が編組部材50に接続されるアースパイプからなるため、パイプ40が機器70への取り付け機能とアースをとる機能とを兼備することができ、構成をより簡単にすることができる。
<実施例2>
図8〜図10は、本発明の実施例2を示す。実施例2の電線配索部材20Aは、実施例1の電線配索部材20に対して舌片32を付加した形態になっている。その他は、実施例1と同様であり、実施例1と同一又は相当する構造には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
舌片32は、電線配索部材20Aの本体部21Aの他端から後方へ延出する板片状の形態とされている。具体的には、舌片32は、本体部21Aの他端における鍔部25の径方向内側寄りで、且つ割溝27の径方向反対側の位置に配置されている。また、舌片32は、本体部21Aの他端の周方向に沿うように弧状に湾曲しており、内側の湾曲面33に各電線60の一部が押し当てられるようにして固定される。
ここで、各電線60が本体部21Aの内側に割溝27を通して挿入され、対応する配索空間28に挿入された状態で、図10に示すように、各電線60及び舌片32の外周にテープ90が巻き付けられる。これにより、各電線60が互いにばらけることなく舌片32に遊動規制された状態に固定される。
実施例2によれば、各電線60が舌片32に固定されることにより、各電線60が軸方向に変位するのが規制されるため、各電線60の引出部分62の長さを所定値に維持することができる。その結果、引出部分62の先端部に設けられた端子金具100が接続相手110との接続位置により正確に臨むことができ(実施例1の図7を参照)、誤接続などが生じる事態をより確実に回避することができる。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)各電線は、本体部の配索空間に横並び又は縦並びで配列されるものであってもよい。この場合に、仕切り壁は、配索空間を挟んで横並び又は縦並びで設けられていればよい。
(2)本体部の1つの配索空間に、2本以上の電線が挿通されるものであってもよい。
(3)外装部材は、各電線を一括して覆うものであればよく、例えば、シールド部材を兼用する金属箔、金属管、複合管(金属と樹脂との積層管材)、樹脂管、ゴムチューブ、グロメットであってもよい。
(4)本体部は、パイプに周方向及び軸方向に遊びをもって固定されるものであってもよい。これによれば、本体部とパイプとの間の組み付け誤差を吸収することができる。
(5)電線配索部材は、金属製又はゴム製であってもよい。
(6)本体部は、互いに分離可能な一対の半割体で構成されるものであってもよい。また、両半割体がヒンジを介して一体に連結されていてもよい。
(7)実施例2では、各電線を舌片に固定する固定部材として、テープに代え、タイバンドなどのバンドを用いることができる。
(8)上記実施例1、2は、ハイブリッド車などの高圧電線に適用した場合を例示したが、本発明は、それに限らず、他のワイヤハーネスにも広く適用可能である。
(9)電線配索部材の本体部がパイプに一体化した構造であってもよい。
10…電線配索構造
20、20A…電線配索部材
21、21A…本体部
22…突部
27…割溝
28…配索空間
29…仕切り壁
32…舌片
40…パイプ
50…編組部材(シールド部材、外装部材)
60…電線
70…機器
80…コルゲートチューブ(外装部材)

Claims (5)

  1. 複数本の電線を一括して覆う外装部材の端部に設置され、各電線が挿通される筒状の本体部を備え、
    前記本体部の内側に、前記各電線の配索空間を仕切る仕切り壁が設けられていることを特徴とする電線配索部材。
  2. 前記本体部が、割溝を備え、前記割溝を開いて前記各電線を対応する前記配索空間に挿入可能とされている請求項1記載の電線配索部材。
  3. 前記本体部には、前記各電線の引き出し方向に沿って突出する舌片が設けられている請求項1又は2記載の電線配索部材。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の電線配索部材と、
    前記外装部材の端部に連結され、機器に保持されるパイプとを備え、
    前記本体部は、前記パイプに内嵌され、外周に前記パイプへの固定部を有することを特徴とする電線配索構造。
  5. 前記パイプ及び前記機器が導電性の材質からなり、前記パイプは、シールド部材に接続されるアースパイプからなる請求項4記載の電線配索構造。
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