JP2018154348A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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JP2018154348A JP2017051142A JP2017051142A JP2018154348A JP 2018154348 A JP2018154348 A JP 2018154348A JP 2017051142 A JP2017051142 A JP 2017051142A JP 2017051142 A JP2017051142 A JP 2017051142A JP 2018154348 A JP2018154348 A JP 2018154348A
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Abstract

【課題】第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着保持する際に、第1ラベルの粘着面に後続の第2ラベルが粘着保持されることを抑止できるラベル貼付装置を提供する。【解決手段】ラベル貼付装置3は、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2を粘着させる際のラベル貼付部50の吸着部51の位置を捕捉位置P2としたとき、搬送ローラ43の搬送経路は、捕捉位置における吸着部の吸着面51aと剥離部46aよりも搬送方向上流側における台紙Lb2の搬送面との距離Dが、捕捉位置における吸着部の吸着面と剥離部における台紙の搬送面との距離D0よりも長くなるように形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、ラベル貼付装置に関する。
従来、第1ラベル(値段ラベル)及び第2ラベル(セキュリティラベル)を物品に貼付するラベル貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなラベル貼付装置は、セキュリティタグ等の第2ラベルを発行する第2ラベル発行部と、発行した第2ラベルを商品ラベル等の第1ラベルと共に物品に貼付する貼付部と、を備える。第2ラベル発行部は、第2ラベルが貼付された台紙を搬送し、この台紙から第2ラベルを剥離することによって第2ラベルを発行する。貼付部は、第1ラベルを吸着保持すると共に、発行した第2ラベルを当該第1ラベルの粘着面に粘着させて保持する。
特開2001−114234号公報
しかしながら、上記従来のラベル貼付装置における貼付部は、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着させて保持する際に、第1ラベルの粘着面に粘着保持すべき第2ラベルとは別の後続の第2ラベルが一緒に粘着保持されてしまうという不具合が発生する場合がある。
そこで、本発明は、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着保持する際に、第1ラベルの粘着面に後続の第2ラベルが粘着保持されることを抑止できるラベル貼付装置を提供することを目的とする。
本発明に係るラベル貼付装置は、第1ラベル及び第2ラベルを物品に貼付するラベル貼付装置であって、第2ラベルが貼付された台紙を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送される台紙から第2ラベルを剥離する剥離部と、を有し、台紙から第2ラベルを剥離することによって第2ラベルを発行する第2ラベル発行部と、第1ラベルを保持する保持部を有し、第2ラベル発行部で発行した第2ラベルを保持部で保持した第1ラベルの粘着面に粘着させて保持すると共に、当該第1ラベル及び当該第2ラベルを物品に貼付する貼付部と、を備え、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着させる際の貼付部の保持部の位置を粘着位置としたとき、搬送部の搬送経路は、粘着位置における保持部の保持面と剥離部よりも搬送方向上流側における台紙の搬送面との距離が、粘着位置における保持部の保持面と剥離部における台紙の搬送面との距離よりも長くなるように形成されている。
この構成のラベル貼付装置では、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着保持する際に、第1ラベルの粘着面と第1ラベルの粘着面に粘着保持すべきではない後続の第2ラベルとの距離が、第1ラベルの粘着面と第1ラベルの粘着面に粘着保持すべき第2ラベルとの距離よりも長くなる。これにより、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着保持する際に、第1ラベルの粘着面に後続の第2ラベルが粘着保持されることを抑止することができる。
本発明に係るラベル貼付装置では、搬送部の搬送経路は、粘着位置における保持部の保持面と剥離部よりも搬送方向上流側における搬送面との距離が、剥離部から搬送方向上流側に離れるにつれて長くなるように形成されていてもよい。この構成のラベル貼付装置では、屈曲部の少ない搬送経路を容易に形成することができる。
本発明に係るラベル貼付装置は、台紙の搬送方向に沿って回転可能なガイドローラを更に備え、ガイドローラの外周面の少なくとも一部が、粘着位置において保持部に保持された第1ラベルと、剥離部よりも搬送方向上流側における台紙の搬送面との間に位置するように配置されていてもよい。この構成のラベル貼付装置では、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着させる際の第1ラベルと第2ラベルとの物理的な接触を回避することができるので、第1ラベルの粘着面に後続の第2ラベルが粘着保持されることをより確実に防止することができる。
本発明に係るラベル貼付装置では、第2ラベル発行部は、台紙から剥離された第2ラベルを支持すると共に第2ラベルを水平方向へ送り出すローラを有してもよい。この構成のラベル貼付装置では、よりスムーズに第2ラベルを発行することができる。
本発明に係るラベル貼付装置では、搬送部は、第2ラベルが台紙と送出ローラとに架け渡されている状態で、台紙の搬送を停止し、貼付部は、第1ラベルの粘着面に台紙と送出ローラとに架け渡されている状態の第2ラベルを粘着させ、搬送部は、第1ラベルの粘着面に第2ラベルが粘着された後、台紙の搬送を再開して、第2ラベルを発行させてもよい。この構成のラベル貼付装置では、剥離した第2ラベルの一部が台紙に再度貼り付くことを抑制できる。
本発明に係るラベル貼付装置では、第1ラベルは、商品ラベルであり、第2ラベルは、電子タグであってもよい。この場合、商品ラベルの粘着面に電子タグを粘着保持する際に、商品ラベルの粘着面に後続の電子タグが粘着保持されてしまうことを抑止できる。
本発明によれば、第1ラベルの粘着面に第2ラベルを粘着保持する際に、第1ラベルの粘着面に後続の第2ラベルが粘着保持されることを抑止できる。
一実施形態に係るラベル貼付装置を有する包装装置の斜視図である。 一実施形態に係るラベル貼付装置の概略構成図である。 一実施形態に係るラベル貼付装置に含まれる第2ラベル発行部の概略構成図である。 図1の包装装置の機能構成を示す制御ブロック図である。 第2ラベル発行部の動作を説明するための側面図である。 (A)〜(D)のそれぞれは、ラベル貼付部の動作を示す側面図である。 第2ラベル発行部及びラベル貼付部の動作を説明するための側面図である。 第2ラベル発行部及びラベル貼付部の動作を説明するための側面図である。 変形例に係るラベル貼付装置を右方向から見た側面図である。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、本実施形態では、説明の便宜のため、図1において前後方向、左右方向、及び上下方向をそれぞれ設定した。
一実施形態に係るラベル貼付装置3を有する包装装置1について説明する。図1及び図2に示されるように、包装装置1は、トレー内に食品等の被包装物を収容した物品M(以後、単に「物品M」と称する。)を計量及び包装し、包装された物品Mに、商品名、加工日、消費期限日、及び計量値等が印刷された商品ラベル(第1ラベル)L1及びセキュリティラベル(第2ラベル)L2を貼り付ける装置である。包装装置1は、主として、計量包装部10と、第1ラベル発行部30と、第2ラベル発行部40と、ラベル貼付部(貼付部)50と、シール機構60と、制御装置70と、表示入力パネル80と、を備える。第1ラベル発行部30、第2ラベル発行部40及びラベル貼付部50は、商品ラベルL1及びセキュリティラベルL2を貼付するラベル貼付装置3を構成する。なお、図2は、左右に並んで配置される第1ラベル発行部30及び第2ラベル発行部40のうち第1ラベル発行部30のみを示し、第2ラベル発行部40は図3に示す。
計量包装部10は、物品Mを計量及び包装する。計量包装部10は、計量部13と、搬送部21と、包装部15と、プッシャ25と、を有する。計量部13は、計量部13に載せられた物品Mを計量する。計量部13は、物品Mの計量値を制御装置70に送信する。搬送部21は、計量された物品Mを包装部15まで搬送する。
包装部15は、物品Mを包装する。包装部15は、物品Mが載置されたリフト23を上昇させ、フィルムフィーダによって(図示せず)リフト上方に張設されたフィルムに押し付けることによって物品Mの上面を覆う。その後、折込板(図示せず)によってフィルムを物品Mの下面に折込むことによって物品Mを包装する。プッシャ25は、包装部15によって包装された物品Mをラベル貼付部50によって商品ラベルL1及びセキュリティラベルL2が貼り付けられる位置(貼付位置P3)まで押し出す。
図2に示されるように、第1ラベル発行部30は、包装された物品Mに貼付するための商品ラベルL1を発行する。第1ラベル発行部30は、ラベルシートホルダ31と、搬送ローラ33と、印字ローラ34と、サーマルヘッド35と、折返部36と、巻取部37と、支持ローラ38と、を有する。
ラベルシートホルダ31は、ロール状のラベルシートLs1を回転可能に保持する。ラベルシートLs1は、台紙Lb1と、台紙Lb1に貼付された商品ラベルL1と、を有する。商品ラベルL1は、一方の面が印字面となっており、他方の面が粘着面(糊付面)となっている。印字面は、感熱発色層が形成されている。粘着面には、粘着性のある接着剤層が形成されている。ラベルシートLs1には、台紙Lb1の延在方向(長手方向)において、複数の商品ラベルL1が所定の間隔をあけて複数貼付されている。
搬送ローラ33は、ラベルシートLs1を搬送する。搬送ローラ33は、一対のローラ33A,33Bからなる。一対のローラ33A,33Bは、ラベルシートLs1を挟んだ状態で回転することにより、ラベルシートLs1を搬送方向に送り出す。一対のローラ33A,33Bは、一方が駆動ローラであり、他方が従動ローラである。複数の搬送ローラ33は、ラベルシートLs1の搬送経路を形成する。搬送ローラ33によって形成される搬送経路上には、印字ローラ34及びサーマルヘッド35が配置される。印字ローラ34及びサーマルヘッド35は、商品ラベルL1に印字する。
折返部36は、台紙Lb1を屈曲させることにより、ラベルシートLs1の台紙Lb1から商品ラベルL1を剥離する。更に詳細には、折返部36の一部分であって、台紙Lb1を屈曲させる先端において台紙Lb1から商品ラベルL1を剥離させる剥離部36aが形成されている。折返部36は、左右方向から見た断面が三角形状を呈している。折返部36は、搬送方向に沿って搬送される台紙Lb1と、折返部36により屈曲された台紙Lb1とが成す角度が90°よりも小さくなるように、台紙Lb1を屈曲させる(台紙Lb1を折り返す)。
巻取部37は、折返部36により商品ラベルL1が剥離された台紙Lb1を巻き取る。台紙Lb1は、折返部36により商品ラベルL1が剥離された後、例えば、複数の搬送ローラ33を介して巻取部37に巻き取られる。
支持ローラ38は、折返部36の前方(下流側)に設けられている。支持ローラ38は、折返部36によって台紙Lb1から剥離された商品ラベルL1を支持すると共に、ラベル貼付部50による商品ラベルL1の捕捉位置に商品ラベルL1を送り出す。すなわち、支持ローラ38は、折返部36においてLb1から剥離された商品ラベルL1を保持し、ラベル貼付部50に商品ラベルL1を受け渡す。
支持ローラ38は、例えば、回転軸方向に所定の間隔をあけて設けられる複数のローラから形成されている。なお、支持ローラ38は、回転軸に沿って延びる一つの円柱状のローラによって形成されてもよい。支持ローラ38は、商品ラベルL1を発行方向へ送り出す回転方向である順方向、及び、順方向とは反対の回転方向である逆方向の双方に回転可能である。なお、支持ローラ38は、商品ラベルL1を送り出す方向にのみ回転してもよい。支持ローラ38を一方向のみに回転可能とする機構としては、特に限定されず、例えば、ワンウェイクラッチ、制動機構等を用いることができる。
図3に示されるように、第2ラベル発行部40は、包装された物品M(図2参照)に貼付するためのセキュリティラベルL2を発行する。第2ラベル発行部40は、ラベルシートホルダ41と、搬送ローラ(搬送部)43と、折返部46と、巻取部47と、支持ローラ(送出ローラ)48と、を有する。第2ラベル発行部40は、セキュリティラベルL2が貼付された台紙Lb2を搬送し、台紙Lb2からセキュリティラベルL2を剥離することによってセキュリティラベルL2を発行する。
ラベルシートホルダ41は、ロール状のラベルシートLs2を回転可能に保持する。ラベルシートLs2は、光透過性の台紙Lb2と、台紙Lb2に貼付されたセキュリティラベルL2と、を有する。セキュリティラベルL2は、盗難防止のための電子タグであり、一方の面が粘着面となっている。粘着面には、粘着性のある接着剤層が形成されている。ラベルシートLs2には、台紙Lb2の延在方向(長手方向)において、複数のセキュリティラベルL2が所定の間隔をあけて複数貼付されている。なお、ここでのセキュリティラベルL2には、タグ(荷札)、セキュリティタグ、タグ、RF(Radio Frequency)タグ、IC(Integrated Circuits)タグ、及び、無線タグ等が含まれる。
搬送ローラ43は、ラベルシートLs2を搬送する。搬送ローラ43は、第2ラベル発行部40に複数設けられている。各搬送ローラ43は、一対のローラ43A,43Bからなる。一対のローラ43A,43Bは、ラベルシートLs2を挟んだ状態で回転することにより、ラベルシートLs2を搬送方向に送り出す。一対のローラ43A,43Bは、一方が駆動ローラであり、他方が従動ローラである。複数の搬送ローラ43は、ラベルシートLs2の搬送経路を形成する。
折返部46は、台紙Lb2を屈曲させることにより、ラベルシートLs2の台紙Lb2からセキュリティラベルL2を剥離する。更に詳細には、折返部46の一部分であって、台紙Lb2を屈曲させる先端において台紙Lb2からセキュリティラベルL2を剥離させる剥離部46aが形成されている。なお、図7等では、台紙Lb2を模式的に示したため、台紙Lb2が屈曲する先端と、折返部46の先端とが前後方向にずれたように記載されているが、実際は、折返部46のサイズに対して台紙Lb2の厚みが十分に薄いため、前後方向における台紙Lb2が屈曲する先端と折返部46の先端とは略一致する。折返部46は、左右方向から見た断面が三角形状を呈している。折返部46は、搬送方向に沿って搬送される台紙Lb2と、折返部46により屈曲された台紙Lb2とが成す角度が90°よりも小さくなるように、台紙Lb2を屈曲させる(台紙Lb2を折り返す)。
図3及び図5に示されるように、折返部46から一定の距離連続する搬送方向上流側の上記搬送経路は、搬送方向上流側に向かって下方に傾斜している。このような構成により、図7に示されるように、捕捉位置P2における吸着部(保持部)51の吸着面(保持面)51aに対するラベルシートLs2の搬送面の距離Dが、剥離部46aから搬送方向上流側に離れるにつれて徐々に長くなる。言い換えれば、搬送ローラ43によって形成される搬送経路は、捕捉位置(粘着位置)P2にラベル貼付部50が位置するときの吸着部51の吸着面51aと剥離部46aよりも搬送方向上流側におけるラベルシートLs2の搬送面との距離Dが、捕捉位置P2における吸着部51の吸着面51aと剥離部46aにおけるラベルシートLs2の搬送面との距離D0よりも長くなるように形成されている。
巻取部47は、折返部46によりセキュリティラベルL2が剥離された台紙Lb2を巻き取る。台紙Lb2は、折返部46によりセキュリティラベルL2が剥離された後、例えば、複数の搬送ローラ43を介して巻取部47に巻き取られる。
支持ローラ48は、折返部46の前方(下流側)に設けられている。支持ローラ48は、折返部46によって台紙Lb2ら剥離されたセキュリティラベルL2を支持すると共に、ラベル貼付部50によるセキュリティラベルL2の捕捉位置P2にセキュリティラベルL2を送り出す。すなわち、支持ローラ48は、折返部46から発行されたセキュリティラベルL2を保持し、ラベル貼付部50にセキュリティラベルL2を受け渡す。
支持ローラ48は、例えば、回転軸方向に所定の間隔をあけて設けられる複数のローラによって形成されている。なお、支持ローラ48は、回転軸に沿って延びる一つの円柱状のローラによって形成されてもよい。支持ローラ48は、セキュリティラベルL2を発行方向へ送り出す回転方向である順方向、及び、順方向とは反対の回転方向である逆方向の双方に回転可能である。なお、支持ローラ48は、セキュリティラベルL2を送り出す方向にのみ回転してもよい。支持ローラ48を一方向のみに回転可能とする機構としては、特に限定されず、例えば、ワンウェイクラッチ、制動機構等を用いることができる。
図2に示されるように、ラベル貼付部50は、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2が粘着されることによって商品ラベルL1とセキュリティラベルL2とが一体化されたラベル(以下、「セキュリティラベル付き商品ラベルL1」とも称する。)を、物品Mに貼付する。ラベル貼付部50は、吸着部51と、移動部53と、を有する。ラベル貼付部50は、第2ラベル発行部40で発行したセキュリティラベルL2を、吸着部51で吸着して保持した商品ラベルL1の粘着面に粘着させて保持(粘着保持)する。ラベル貼付部50は、当該商品ラベルL1及び当該セキュリティラベルL2を物品Mに貼付する。
吸着部51は、商品ラベルL1の吸着面に形成された孔から空気を吸引して吸着することにより、商品ラベルL1を第1ラベル発行部30の支持ローラ38から受け取る。吸着部51は、吸着部51における重心位置と商品ラベルL1における重心位置とが略一致するように、商品ラベルL1を吸着する。吸着部51は、吸着保持した商品ラベルL1の粘着面に第2ラベル発行部40において発行されたセキュリティラベルL2を粘着させて保持する。すなわち、吸着部51は、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を吸着保持する。
移動部53は、吸着部51を移動させる移動機構であり、第1ラベル発行部30から商品ラベルL1を受け取る捕捉位置P1と、第2ラベル発行部40からセキュリティラベルL2を受け取る捕捉位置P2と、計量包装部10によって包装された物品Mに商品ラベルL1及びセキュリティラベルL2(セキュリティラベル付き商品ラベルL1)を貼付する貼付位置P3との間を移動させる。移動部53は、例えば、ステッピングモータ等の駆動部(図示せず)により駆動される。
シール機構60は、包装部15により折り込まれたフィルムを熱シールする。シール機構60は、例えば、搬送ローラ及び加熱ローラを有し、プッシャ25で押し出された物品Mを搬送ローラ及び加熱ローラによって搬送しつつヒートシールする。シール機構60は、包装済みの物品Mを排出台62に向かって排出する。
制御装置70は、包装装置1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。図4に示されるように、制御装置70は、計量包装部10、第1ラベル発行部30、第2ラベル発行部40、ラベル貼付部50、及びシール機構60等の各種動作を制御する。制御装置70における各種動作の制御は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることによって行われる。
表示入力パネル80は、制御装置70と接続されている。作業者は、表示入力パネル80を介して包装装置1の各種操作を行うことができる。
続いて、第2ラベル発行部40及びラベル貼付部50の動作について、図5〜図8を参照して詳細に説明する。第2ラベル発行部40及びラベル貼付部50の動作は、制御装置70により制御される。
まず、第2ラベル発行部40の動作について説明する。図5に示されるように、第2ラベル発行部40では、セキュリティラベルL2が、搬送ローラ43によるラベルシートLs2の搬送によって台紙Lb2と共に搬送され、折返部46の剥離部46aにおいて台紙Lb2から剥離される。台紙Lb2から剥離されたセキュリティラベルL2は、支持ローラ48の回転により送り出し方向に送り出されると共に、支持ローラ48によって支持される。
このとき、セキュリティラベルL2の発行方向(送り出し方向)の下流側の一部が台紙Lb2から剥離し、且つ、発行方向の上流側の他部が台紙Lb2に貼り付いて残っている状態で、台紙Lb2(ラベルシートLs1)の搬送が停止される。すなわち、セキュリティラベルL2が台紙Lb2と支持ローラ48とに架け渡された状態で台紙Lb2の搬送が停止される。セキュリティラベルL2は、ラベル貼付部50により捕捉される捕捉位置P2に位置する。セキュリティラベルL2が台紙Lb2に貼付されている長さは、搬送ローラ43により調整される。セキュリティラベルL2が台紙Lb2に貼付されている長さは、設計に応じて適宜設定される。
次に、ラベル貼付部50の動作について説明する。図6(A)に示されるように、移動部53は、捕捉位置P1(図2参照)の上方に設定されている待機位置に待機する吸着部51を下方に移動させて、支持ローラ38に支持されている商品ラベルL1に押し当てる。これにより、吸着部51は、商品ラベルL1を吸着保持する。次に、図6(B)に示されるように、移動部53は、吸着部51を前方に移動させ、吸着部51を上方に移動させる。
次に、図6(C)に示されるように、移動部53は、吸着部51を右方に移動させてセキュリティラベルL2を支持する支持ローラ48の前方上方に位置させる。次に、図6(D)に示されるように、移動部53は、吸着部51を後方に移動させてセキュリティラベルL2を支持する支持ローラ48の上方に位置させる。
次に、図7に示されるように、移動部53は、吸着部51を下方に移動させて、商品ラベルL1における裏面の粘着面をセキュリティラベルL2の上面へ押し当てる。これにより、吸着部51で保持している商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2を重ね合わせ、当該粘着面にセキュリティラベルL2を粘着させて保持する。すなわち、吸着部51は、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を吸着保持する。
続いて、図8に示されるように、移動部53は、前側である発行方向側へ吸着部51を移動させて、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を発行方向側へ移動させる。移動部53の当該移動の開始タイミングに少し遅れて、搬送ローラ43により台紙Lb2を所定搬送量搬送させるこれにより、第2ラベルが台紙Lb2から完全に剥離された後に停止され、第2ラベルの発行が完了する。移動部53は、吸着部51を下方に移動させて、物品Mにセキュリティラベル付き商品ラベルL1を押し付けて貼付する。
上記実施形態のラベル貼付装置3では、図7に示されるように、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2を粘着保持する際に商品ラベルL1の粘着面と商品ラベルL1の粘着面に粘着保持すべきではない後続のセキュリティラベルL2との距離Dが、商品ラベルL1の粘着面と商品ラベルL1の粘着面に粘着保持すべきセキュリティラベルL2との距離D0よりも長くなる。これにより、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2を粘着保持する際に、商品ラベルL1の粘着面に後続のセキュリティラベルL2が粘着保持されることを抑止することができる。
上記実施形態のラベル貼付装置3では、複数の搬送ローラ43によって形成される搬送経路は、粘着位置における吸着部51の吸着面51aと剥離部46aよりも搬送方向上流側における搬送面との距離Dが、剥離部46aから搬送方向上流側に離れるにつれて長くなるように形成されているので、屈曲部の少ない搬送経路を容易に形成することができる。
上記実施形態のラベル貼付装置3では、第2ラベル発行部40は、台紙Lb2から剥離されたセキュリティラベルL2を支持すると共にセキュリティラベルL2を水平方向へ送り出す支持ローラ48を有しているので、よりスムーズにセキュリティラベルL2を発行することができる。
上記実施形態のラベル貼付装置3では、搬送ローラ43は、セキュリティラベルL2が台紙Lb2と支持ローラ48とに架け渡されている状態で、台紙Lb2の搬送を停止し、ラベル貼付部50は、商品ラベルL1の粘着面に台紙Lb2と支持ローラ48とに架け渡されている状態のセキュリティラベルL2を粘着させ、搬送ローラ43は、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2が粘着された後、台紙Lb2の搬送を再開して、セキュリティラベルL2を発行させているので、剥離したセキュリティラベルL2の一部が台紙Lb2に再度貼り付くことを抑制できる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図9に示されるように、例えば、上記実施形態のラベル貼付装置3の構成に加えて、外周面57aの少なくとも一部が、捕捉位置(粘着位置)P2において吸着部51に保持された商品ラベルL1と、剥離部46aよりも搬送方向上流側における台紙Lb2の搬送面との間に位置するように配置されると共に、台紙Lb2の搬送方向に沿って回転可能なガイドローラ57を更に備えてもよい。ガイドローラ57は、回転軸方向に所定の間隔をあけると共に、上方から見た平面視においてラベルシートLs2を左右方向に挟むように配置されている。なお、ガイドローラ57は、ラベルシートLs2の搬送面と吸着部51の吸着面51aとの間の距離に余裕があれば、この間に配置されてもよい。このとき、ガイドローラ57は、例えば、複数のローラから形成されてもよいし、回転軸に沿って延びる一つの円柱状のローラによって形成されてもよい。
この構成のラベル貼付装置3では、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2を粘着させる際の商品ラベルL1とセキュリティラベルL2との物理的な接触を回避することができるので、商品ラベルL1の粘着面に後続のセキュリティラベルL2が粘着保持されることをより確実に防止することができる。
上記実施形態では、第1ラベルを商品ラベルL1とし、第2ラベルをセキュリティラベルL2としたが、これに限定されない。第1ラベル及び第2ラベルは、種々のラベルであってもよい。第1ラベルと第2ラベルとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。上記実施形態では、ラベル貼付装置3を包装装置1に搭載したが、ラベル貼付装置3を搭載する装置は特に限定されず、種々の装置にラベル貼付装置3を搭載してもよい。
以上説明した種々の実施形態及び変形例は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々、組み合わせられてもよい。
1…包装装置、3…ラベル貼付装置、30…第1ラベル発行部、40…第2ラベル発行部、43…搬送ローラ(搬送部)、46…折返部、46a…剥離部、47…巻取部、48…支持ローラ(送出ローラ)、50…ラベル貼付部(貼付部)、51…吸着部(保持部)、51a…吸着面(保持面)、53…移動部、70…制御装置、L1…商品ラベル(第1ラベル)、L2…セキュリティラベル(第2ラベル)。

Claims (6)

  1. 第1ラベル及び第2ラベルを物品に貼付するラベル貼付装置であって、
    前記第2ラベルが貼付された台紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記台紙から前記第2ラベルを剥離する剥離部と、を有し、前記台紙から前記第2ラベルを剥離することによって前記第2ラベルを発行する第2ラベル発行部と、
    前記第1ラベルを保持する保持部を有し、前記第2ラベル発行部で発行した前記第2ラベルを前記保持部で保持した前記第1ラベルの粘着面に粘着させて保持すると共に、当該第1ラベル及び当該第2ラベルを前記物品に貼付する貼付部と、を備え、
    前記第1ラベルの粘着面に前記第2ラベルを粘着させる際の前記貼付部の前記保持部の位置を粘着位置としたとき、
    前記搬送部の搬送経路は、前記粘着位置における前記保持部の保持面と前記剥離部よりも搬送方向上流側における前記台紙の搬送面との距離が、前記粘着位置における前記保持部の保持面と前記剥離部における前記台紙の搬送面との距離よりも長くなるように形成されている、ラベル貼付装置。
  2. 前記搬送部の搬送経路は、前記粘着位置における前記保持部の保持面と前記剥離部よりも搬送方向上流側における前記搬送面との距離が、前記剥離部から搬送方向上流側に離れるにつれて長くなるように形成されている、請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記台紙の搬送方向に沿って回転可能なガイドローラを更に備え、
    前記ガイドローラの外周面の少なくとも一部が、前記粘着位置において前記保持部に保持された前記第1ラベルと、前記剥離部よりも搬送方向上流側における前記台紙の搬送面との間に位置するように配置されている、請求項1又は2記載のラベル貼付装置。
  4. 前記第2ラベル発行部は、前記台紙から剥離された前記第2ラベルを支持すると共に前記第2ラベルを水平方向へ送り出す送出ローラを有する、請求項1〜3の何れか一項記載のラベル貼付装置。
  5. 前記搬送部は、前記第2ラベルが前記台紙と前記送出ローラとに架け渡されている状態で、前記台紙の搬送を停止し、
    前記貼付部は、前記第1ラベルの粘着面に前記台紙と前記送出ローラとに架け渡されている状態の前記第2ラベルを粘着させ、
    前記搬送部は、前記第1ラベルの粘着面に前記第2ラベルが粘着された後、前記台紙の搬送を再開して、前記第2ラベルを発行させる、請求項4記載のラベル貼付装置。
  6. 前記第1ラベルは、商品ラベルであり、
    前記第2ラベルは、電子タグである、請求項1〜5の何れか一項に記載のラベル貼付装置。
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