JP2018148345A - 車載カメラシステム、付着物検出装置、付着物除去方法、及び付着物検出プログラム - Google Patents

車載カメラシステム、付着物検出装置、付着物除去方法、及び付着物検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カメラの撮影画像に基づいてカメラへの付着物を適切に検出する車載カメラシステムを提供する。【解決手段】車載カメラシステム1は、車両に搭載されて車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラ10と、カメラ10にて生成された複数の撮影画像においてフレーム間の差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部23と、車両の走行に伴う撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への小差分領域の移動の有無に基づいて、カメラ10への付着物の有無を判定する付着物有無判定部24とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、車載のカメラを含む車載カメラシステム、車載カメラシステムのカメラへの付着物を検出する付着物検出装置及び付着物検出プログラム、及び車載カメラシステムを用いた付着物除去方法に関する。
近年、ドアミラーやルームミラーの代わりにカメラとディスプレイを用いた電子ミラーシステムとしての車載カメラシステムを搭載した車両が開発されている。カメラは、例えば車両の側部又は後部に取り付けられ、車両の側方ないし後方の他の車両等を撮影し、撮影画像をディスプレイに表示する。ドライバは、ドアミラーやルームミラーの代わりにこのディスプレイに表示された撮影画像を視認することで、自車両の周囲の状況を把握できる。
この車載カメラシステムを用いて、自車両の周囲の他の車両や歩行者を検知し、ドライバに警報を発し、あるいはドライブアシスト(自動ブレーキ、車線変更の制限等)を作動させるシステムも開発されている。
外部に露出している車載のカメラには、レンズ又はレンズカバー(以下単に、「レンズカバー」という。)の表面に雨滴やごみ等が付着することがある。レンズカバーに付着物があると、自車両周辺の状況を正確に撮影することができず、ディスプレイにおける視認性が低下し、あるいは、誤った制御が行われるおそれがある。
この問題を解決するために、車載カメラシステムに、カメラ(のレンズカバー)への付着物を検出する付着物検出装置と、付着物の検出結果に従って物理的な方法でレンズカバー表面の付着物を取り除く付着物除去機構を設けることが提案されている(例えば、特許文献1)。付着物除去機構としては、例えば、レンズカバーに向けて気流を吹き付けて付着物を吹き飛ばすものが知られている。
特開2016−91250号公報
しかしながら、従来の付着物検出装置では、付着物ではないが変化の少ない領域(例えば、遠景)を付着物と誤判定することがある。
本発明は、車載カメラシステムにおいて、カメラの撮影画像に基づいてカメラへの付着物を適切に検出することを目的とする。
本発明の一態様の車載カメラシステムは、車両に搭載されて前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラと、前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像においてフレーム間の差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部と、前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定する付着物有無判定部とを備えた構成を有している。
この構成により、単にフレーム間差分の小さい小差分領域を特定するだけでなく、その小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無によって、その小差分領域が付着物であるか否かを判断するので、比較的短時間で付着物の有無を適切に判定できる。例えば、遠景については、フレーム間差分は小さくなるが、遠景による小差分領域は車両走行対応方向に移動が生じるはずであるので、そのような移動の有無によって付着物であるか遠景であるかを比較的短時間で判断できる。
上記の車載カメラシステムにおいて、前記差分処理部は、フレーム間の差分を累積した差分累積画像を生成し、前記差分累積画像における低輝度領域を前記小差分領域として特定してよい。
この構成により、差分累積画像で小差分領域をある程度明確にした上で、その移動の有無を判断するので、より的確に付着物の有無を判定できる。
上記の車載カメラシステムにおいて、前記差分処理部は、前記差分累積画像の前記車両走行対応方向の分布を示すヒストグラムを生成し、前記ヒストグラムに基づいて前記小差分領域を特定してよい。
この構成により、車両走行対応方向の差分の分布を示すヒストグラムが生成されるので、車両走行対応方向に移動する背景を適切に判定できる。
上記の車載カメラシステムは、前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像の間のフレーム間差分画像を生成する差分画像生成部をさらに備えていてよく、前記差分処理部は、複数の前記フレーム間差分画像を累積することで前記差分累積画像を生成してよい。
この構成により、容易に差分累積画像を生成できる。
上記の車載カメラシステムは、前記カメラにて生成された前記撮影画像に対してROIを設定するROI設定部をさらに備えていてよく、前記差分処理部は、前記ROI内で前記小差分領域を特定してよい。
この構成により、撮影画像における自車両の映り込み部分等、付着物と誤判定され得る部分を予め除外して付着物の判定を行うことができる。
上記の車載カメラシステムにおいて、前記付着物有無判定部は、前記車両の走行速度に応じて前記小差分領域の移動の有無を判断するためのフレーム間隔を調整してよい。
この構成により、例えば、走行中にのみ付着物の有無を判定し、あるいは、速度が速いほど小差分領域の移動の判定を速くする等の調整が可能となる。
上記の車載カメラシステムは、前記付着物有無判定部にて付着物があると判定されたときに、前記付着物を除去するよう作動する付着物除去機構をさらに備えていてよい。
この構成により、カメラへの付着物の検出から除去までを撮影画像に基づいて自動で行うシステムが提供される。
本発明の一態様の付着物検出装置は、車両に搭載されて前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラから前記撮影画像を取得する付着物検出装置であって、前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像において差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部と、前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定する付着物有無判定部とを備えた構成を有している。
この構成によっても、単にフレーム間差分の小さい小差分領域を特定するだけでなく、その小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無によって、その小差分領域が付着物であるか否かを判断するので、比較的短時間で付着物の有無を適切に判定できる。
本発明の一態様の付着物除去方法は、車両に搭載されたカメラで前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するステップと、制御装置において、生成された複数フレームの前記撮影画像において差分の小さい小差分領域を特定するステップと、前記制御装置において、前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定するステップと、前記制御装置において、前記カメラへの付着物があると判定されたときに、付着物を除去するよう付着物除去機構を作動させる制御を行うステップとを備えた構成を有している。
この構成によっても、単にフレーム間差分の小さい小差分領域を特定するだけでなく、その小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無によって、その小差分領域が付着物であるか否かを判断するので、比較的短時間で付着物の有無を適切に判定できる。
本発明の一態様の付着物検出プログラムは、車両に搭載されて前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラから前記撮影画像を取得する付着物検出装置のコンピュータを、前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像において差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部、及び前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定する付着物有無判定部として機能させる構成を有する。
この構成によっても、単にフレーム間差分の小さい小差分領域を特定するだけでなく、その小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無によって、その小差分領域が付着物であるか否かを判断するので、比較的短時間で付着物の有無を適切に判定できる。
本発明によれば、単にフレーム間差分の小さい小差分領域を特定するだけでなく、その小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無によって、その小差分領域が付着物であるか否かを判断するので、比較的短時間で付着物の有無を適切に判定できる。
本発明の実施の形態の車載カメラシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態のROIの例を示す図 本発明の実施の形態のフレーム間差分画像生成処理を示す図 本発明の実施の形態の時刻tのフレーム間差分画像Dの例を示す図 本発明の実施の形態の差分累積画像の生成処理を示す図 本発明の実施の形態の時刻tのフレーム間差分画像Dの例を示す図 図6のフレーム間差分画像Dを含む複数のフレーム間差分画像を累積して得られた差分累積画像DAの例を示す図 本発明の実施の形態のヒストグラム生成領域を示す図 本発明の実施の形態の各ヒストグラム生成領域において生成されたヒストグラムを示す図 本発明の実施の形態の差分累積画像DAの例(上段)と、差分累積画像DAの各領域から生成されたヒストグラムの例(下段)を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。
図1は、本発明の実施の形態の車載カメラシステムの構成を示すブロック図である。車載カメラシステム1は、カメラ10と、付着物検出装置20とからなる。カメラ10は、車両に搭載される。本実施の形態では、車載カメラシステムは、従来のドアミラーに代わるものとして構成され、よって、カメラ10は、運転席のドア及び助手席のドアの外側に設置されて車両の左右それぞれの斜め後ろを撮影する。なお、図1では、カメラ10が1つだけ示されているが、カメラ10は複数あってよく、複数のカメラ10について、1つの付着物検出装置20が共通に用いられてもよい。このように、カメラ10は、車両の外部に露出しており、レンズカバーに雨滴やごみ等が付着し得る。
カメラ10には、レンズカバーへの付着物を物理的に除去する付着物除去機構が設けられており、後述する付着物検出装置20にて付着物が検出されたときに、この付着物除去機構を作動させて、レンズカバーへの付着物を除去する。すなわち、車載カメラシステム1の構成要素として、カメラ10及び付着物検出装置20の他に、付着物除去装置が含まれていてよく、あるいは、車内に設置されてカメラ10の撮影画像を表示するディスプレイが含まれていてもよい。
カメラ10は、連続的に撮影を行って連続する複数フレームからなる撮影画像を生成する。カメラ10と付着物検出装置20とは、通信可能に接続されており、撮影画像はカメラ10から付着物検出装置20に送信され、付着物検出装置20は撮影画像を受信する。カメラ10が複数ある場合には、付着物検出装置20には、複数のカメラ10の各々から撮影画像が送信され、付着物検出装置20はこれらを受信する。付着物検出装置20は、カメラ10で生成された撮影画像に基づいて、カメラ10のレンズカバーに付着物があることを検出する。
付着物検出装置20は、CPU、RAM、ROM、記憶装置等からなるコンピュータで構成されており、CPUが本実施の形態の付着物検出プログラムを実行することで、図1に示すように、ROI設定部21、差分画像生成部22、差分処理部23、及び付着物有無判定部24が構成される。
なお、本実施の形態では、時間推移を離散的に示し、現在の時点を符号tで表し、現時点から1ステップ前の時点を符号t−1で表し、現時点から2ステップ前の時点を符号t−2で表す。また、1ステップは1フレームに相当するので、現時点の最新フレームを符号tで表し、1つ前のフレームを符号t−1で表し、2つ前のフレームを符号t−2で表す。
ROI設定部21は、カメラ10から取得した撮影画像に対して、ROI(Region Of Interest、関心領域)を設定する。図2は、ROIの例を示す図である。図2に示す例では、右側のドアに設置されたカメラ10の撮影画像に対してROI201が設定されている。撮影画像には、一部領域に自車両も映り込んでいるが、ROI201はこの自車両の映り込み部分を避け、かつ付着物検知後の処理(ドライバによる視認、制御等)にとって重要性の低い領域を避けて、矩形の形状として設定される。
右側のドアに設置されたカメラ10の撮影画像に対しては、図2に示すように、撮影画像の左上にROI201が設定され、左側のドアに設置されたカメラ10の撮影画像に対しては、図示はしないが、撮影画像の右上にROIが設定される。このように、ROIの位置はカメラ10の設置位置によって異なっており、ROI設定部21は、カメラ10ごとにあらかじめ決められた位置にROIを設定する。ROI設定部21は、撮影画像からROIの部分画像を切出して、切出した部分画像を差分画像生成部22に出力する。
差分画像生成部22は、ROI設定部21から時系列に順次入力される複数の部分画像に基づいてフレーム間差分画像を生成する。図3は、差分画像生成部22におけるフレーム間差分画像生成処理を示す図である。具体的には、差分画像生成部22は、時系列で連続した2フレームの画像(時刻tと時刻t−1の画像)の間の差分を求めて、フレーム間差分画像を生成する。
差分画像生成部22は、時刻tの画像Iの各画素の画素値I(x,y)と時刻t−1の画像It−1の各画素の画素値It−1(x,y)との差分を画素値D(x,y)として時刻tのフレーム間差分画像Dを求めてもよいが、本実施の形態では、図3に示すように、差分画像生成部22は、フレーム間差分画像Dの注目画素を含む所定の大きさのブロックでの差分を平均化して注目画素の画素値D(x,y)とする。
具体的には、差分画像生成部22は、フレーム間差分画像Dの各画素値D(x,y)を以下の式(1)で求める。
ここで、本実施の形態では、n=2、m=2とする。すなわち、本実施の形態では、差分画像生成部22は、フレーム間差分画像Dの各画素値D(x,y)を、その画素位置(x,y)を含む4画素(x,y)、(x+1,y)、(x,y+1)、(x+1,y+1)の各差分の平均値とする。差分画像生成部22は、フレーム間差分画像Dのすべての画素について、上記のようにして画素値D(x,y)を求めることで、フレーム間差分画像Dを生成する。
図4は、差分画像生成部22にて生成された時刻tのフレーム間差分画像Dの例を示す図である。図4において、時刻tのフレーム間差分画像Dの各画素は、時刻t−1の画像It−1と時刻tの画像Iとの差分が大きいほど高輝度に(白く)表されている。差分画像生成部22は、フレーム間差分画像Dを生成するとそれを差分処理部23に出力する。
差分処理部23は、差分累積画像生成部231と、ヒストグラム生成部232とを備えている。差分累積画像生成部231は、差分画像生成部22から時系列に順次入力される複数の連続するフレーム間差分画像Dを用いて差分累積画像DAを生成する。
図5は、差分累積画像生成部231による差分累積画像の生成処理を示す図である。差分累積画像生成部231は、時刻tの差分累積画像DAを生成するために、まず、時刻tのフレーム間差分画像Dから時系列で連続する過去Nフレーム分のフレーム間差分画像D〜Dt−(N−1)の輝度を累積して、Nで正規化することで差分累積画素値DA´(x,y)を求める。差分累積画像生成部23は、さらに、差分累積画素値DA´(x,y)が一定の閾値Tより大きい場合は、差分累積画像DAtの画素値DA(x,y)を最大値である255にし、差分累積画素値DA´(x,y)が一定の閾値T以下である場合は、それをそのまま差分累積画像DAの画素値DA(x,y)をする。
具体的には、差分累積画像生成部231は、以下の式(2)で差分累積画素値DA´(x,y)を求め、以下の式(3)で差分累積画像DAの各画素値DA(x,y)を求める累積処理を行う。
ここで、Tは閾値でありOtsu法で自動的に決定することができる。
図6は、時刻tのフレーム間差分画像Dの例を示す図であり、図7は、このフレーム間差分画像Dを含む複数のフレーム間差分画像を累積して得られた差分累積画像DAの例を示す図である。図6及び図7から明らかなように、差分累積画像DAでは、フレーム間差分画像Dと比較して、輝度の高い(最高値255)の画素が増えており、Nフレーム中の比較的多くのフレームにわたって輝度が変化しない部分のみが低輝度の画素として残されている。すなわち、差分累積画像DAを生成することで、複数フレームにおける輝度変化が小さい部分(小差分領域)が特定される。
差分累積画像生成部231は、生成した差分累積画像DAをヒストグラム生成部232に出力する。ヒストグラム生成部232は、差分累積画像DAに基づいて、部分領域ごとのヒストグラムを生成する。本実施の形態では、差分累積画像生成部231は、フレームごとに上記のようにして差分累積画像DAを生成し、ヒストグラム生成部232も、差分累積画像DAごと、すなわちフレームごとに、ヒストグラムを生成する。
図8は、ヒストグラムを生成する部分領域(ヒストグラム生成領域)を示す図であり、図9は、各ヒストグラム生成領域において生成されたヒストグラムを示す図である。図8に示すように、ヒストグラム生成部232は、差分累積画像DAを上下方向に互いに重複し、ROIの全長にわたって車両走行対応方向である左右方向(横方向)に延びる複数のヒストグラム生成領域を設定し、車両走行対応方向である左右方向の分布を示すヒストグラムを生成する。図8の例では、差分累積画像DAを縦方向に重複する5つの領域(上から順位に第1ヒストグラム生成領域A1、第2ヒストグラム生成領域A2、第3ヒストグラム生成領域A3、第4ヒストグラム生成領域A4、第5ヒストグラム生成領域A5)に分割する。
このとき、差分累積画像DAの縦方向の長さ(高さ)をH[ピクセル]とし、横方向の長さ(幅)をW[ピクセル]とすると、ヒストグラム生成部232は、各ヒストグラム生成領域の高さhをH/3として、第1ヒストグラム生成領域A1と第2ヒストグラム生成領域A2、第2ヒストグラム生成領域A2と第3ヒストグラム生成領域A3、第3ヒストグラム生成領域A3と第4ヒストグラム生成領域A4、及び第4ヒストグラム生成領域A4と第5ヒストグラム生成領域A5が、それぞれ縦方向にh/2だけ重なるようにする。
なお、ヒストグラム生成領域を互いに重複しないように設定してもよく、この場合には、図8の例では、差分累積画像DAを第1ヒストグラム生成領域A1と、第3ヒストグラム生成領域A3と、第5ヒストグラム生成領域A5の3つのヒストグラム生成領域に分割でき、この場合にも各ヒストグラム生成領域の縦方向の幅hはH/3となる。本実施の形態のように、ヒストグラム生成領域を図8に示すように互いに重複させることで、例えば、第1ヒストグラム生成領域A1と第3ヒストグラム生成領域A3に跨って存在する付着物を第2ヒストグラム生成領域A2で顕著に検出できる等、縦方向の位置に関わらずに付着物を検出できる。
なお、本実施の形態で差分累積画像を横長のヒストグラム生成領域で縦方向に分割しているのは、本実施の形態では、カメラ10が車両の側部に設置されており、時系列に連続する撮影画像において背景が概ね横方向に移動するからである。このように、撮影画像において、車両の走行に伴って撮影画像内において被写体が移動する方向を、本明細書では「車両走行対応方向」といい、右側のドアに設置されて車両の右側方及び右斜め後方を撮影するカメラによる撮影画像の車両走行対応方向は横方向(右方向)である。
したがって、カメラ10が例えば車両の後ろ正面を撮影するように車両の後方に向けて設置されている場合には、連続する撮影画像において背景は概ね上方向に移動するので、この場合には、車両走行対応方向は縦方向(上方向)となり、縦方向に延びる複数の領域で差分累積画像を横方向に分割してよい。
ヒストグラム生成部232は、各領域について縦方向の画素値を累積して、車両走行対応方向である横方向の分布を示すヒストグラムを生成する。図8の例の差分累積画像からは、各ヒストグラム生成領域について図9に示すヒストグラムが生成される。なお、図9では、5つのヒストグラム生成領域について各々のヒストグラムを上から順に並べて示している。すなわち、ヒストグラム生成部232は、各ヒストグラム生成領域の各x座標について、以下の式(4)によってヒストグラムの度数F(x)を算出する。
この結果、図9に示すように、各ヒストグラム生成領域についてx軸方向(車両走行対応方向)の分布を示すヒストグラムが生成される。
図10は、差分累積画像DAの例(上段)と、差分累積画像DAの各領域から生成されたヒストグラムの例(下段)を示す図である。ヒストグラム生成部232は、さらに、各領域のヒストグラムについて、255より小さい値がx方向に連続している領域を小差分領域として特定する。図10の例では、第1ヒストグラム生成領域A1からは、小差分領域a1と小差分領域a2が特定され、第2ヒストグラム生成領域A2からは小差分領域a3と小差分領域a4が特定され、第3ヒストグラム生成領域A3からは小差分領域a5が特定され、第4ヒストグラム生成領域A4からは小差分領域a6が特定され、第5ヒストグラム生成領域A5からは小差分領域a7が特定されている。
ヒストグラム生成部232は、さらに、特定した各小差分領域において度数が最小となる点(ピーク)を特定する。図10の例では、小差分領域a1〜a7からそれぞれピークp1〜p7が特定されている。
差分処理部23は、上記の差分累積画像DAの生成及びヒストグラムの生成の処理(差分処理)を行って、生成されたヒストグラムの小差分領域及びそのピークの情報をフレームごとに順次、付着物有無判定部24に出力する。付着物有無判定部24は、連続的に入力されるヒストグラムの小差分領域及びそのピークの情報に基づいて、付着物の有無を判定する。
具体的には、付着物有無判定部24は、M(Mは2以上の自然数)フレームの間に各小差分領域a1〜a7の端部が移動する(条件A)か否かを判断する。また、付着物有無判定部24は、各ピークp1〜p7についても、Mフレームの間に移動する(条件B)か否かを判断する。そして、付着物有無判定部24は、条件A及び条件Bがいずれも満たされる小差分領域について、そのピークの度数が所定の閾値Trainより小さい(条件C)か否かを判断する。そして、条件Cを満たす場合には、その小差分領域が付着物によるものであり、よって、レンズカバーに付着物があると判定する。
なお、本実施の形態では、M=5とし、閾値Trainを最大輝度255の8割である204に設定している。条件A及び条件Bについては、Mフレームにわたって移動量を累積して、累積の移動量が所定の閾値を超えたときに移動したと判断してもよいし、最初の差分累積画像DAとMフレーム後の差分累積画像DAt+(M−1)とを比較して移動が生じているか否かを判断してもよい。
以上のように、付着物有無判定部24は、条件A、条件B、及び条件Cのすべてを満たす小差分領域がある場合に、付着物があると判定する。条件A又は条件Bを満たさない場合は、この小差分領域が撮影画像内で車両走行対応方向である横方向に徐々に移動していることを意味している。
車両の側面に設置されたカメラ10の撮影画像における背景は、それが遠方にある場合(例えば、空)や車両の走行方向に変化がなない場合(例えば、トンネルの内壁)には、小差分領域となり得るが、そのような小差分領域は車両の走行に応じて撮影画像内で徐々に車両走行対応方向に移動することがある。これに対して、小差分領域が付着物によるものである場合には、走行によってもこの小差分領域が車両走行対応方向に移動することはない。よって、条件A及び条件Bによって、小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無を判断することで、それが付着物によるものであるか背景によるものであるのかを判断することができる。
また、条件Cを課すことで、車両の走行に応じてある程度の輝度変化が生じている領域について付着物であると判断でき、過検出の可能性を低減できる。なお、条件A、条件B、及び条件Cの判断の順序は上記の例に限らず、どの順序で判断してもよい。また、条件A及び条件Bのいずれか一方のみを判断してもよい。
車載カメラシステム1は、付着物有無判定部24にて付着物があると判定されると、この判定結果に従って、付着物除去機構を作動させて、レンズカバーの付着物を除去する。すなわち、付着物検出装置20は、付着物の有無の判定に従って付着物除去機構を作動させる制御装置としての機能も有する。
なお、上記の説明から明らかなように、車両が停止しており、撮影画像に変化が生じない場合は、撮影画像のROI全体について差分累積画像の輝度値が最低となり、全領域で条件AないしCを満たして全領域に付着物があると判定されて、付着物除去装置が作動してしまう。よって、上記の付着物検出装置20の処理は、車両が走行している間にのみ行うようにすることが望ましい。具体的には、付着物検出装置20は、車両信号から速度情報を取得して、速度情報で動作可否と途中結果である差分累積画像等のリセット可否を判定する。
さらに、小差分領域の移動を判断するためのフレーム数Mは、車両の走行速度に応じて可変に設定してもよい。すなわち、車両の走行速度が速いほどフレーム間の差分が大きくなると考えられるので、付着物有無判定部24は、車両の走行速度の情報を取得して、車両の走行速度が速いほど、フレーム数Mを小さくしてよい。
また、上記の実施の形態では、フレームごとに差分累積画像DAを生成したが、付着物有無は添部24にて、差分累積画像DAのヒストグラムと差分累積画像DAt−(M−1)のヒストグラムとを比較して条件Aや条件Bを判断する場合には、差分処理部23では、Mフレームごとに差分累積画像を生成してヒストグラムを生成してもよい。
以上のように、本実施の形態の車載カメラシステム1によれば、フレーム間差分が小さい領域の車両走行対応方向への移動の有無に基づいて付着物の有無を判断する(移動があるときは付着物ではないと判断する)。なお、本実施の形態では、Nフレームにわたって差分を累積することで差分が小さい部分を特定したが、このNを大きくすることで、水滴等のように撮影画像内で移動しない部分の差分がより小さくなり、それが水滴等の付着物であることが分かるようになるが、本実施の形態では、差分累積画像を生成することで付着物の部分の差分を小さくして検出しやすくするだけでなく、フレーム間差分が小さい領域の車両走行対応方向への移動の有無に基づいて付着物の有無を判断することで、差分累積画像を生成するための累積数(上記のN)をさほど大きくしなくても付着物の有無を判断できることになる。したがって、本実施の形態の車載カメラシステム1によれば、レンズカバーに水滴等が付着してから比較的短時間でそれを検出して付着物除去機構を作動させることができる。
本発明は、単にフレーム間差分の小さい小差分領域を特定するだけでなく、その小差分領域の車両走行対応方向への移動の有無によって、その小差分領域が付着物であるか否かを判断するので、比較的短時間で付着物の有無を適切に判定でき、車載のカメラを含む車載カメラシステム、車載カメラシステムのカメラへの付着物を検出する付着物検出装置及び付着物検出プログラム、及び車載胃カメラシステムを用いた付着物除去方法等として有用である。
1 車載カメラシステム
10 カメラ
20 付着物検出装置
21 ROI設定部
22 差分画像生成部
23 差分処理部
231 差分累積画像生成部
232 ヒストグラム生成部
24 付着物有無判定部

Claims (10)

  1. 車両に搭載されて前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラと、
    前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像においてフレーム間の差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部と、
    前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定する付着物有無判定部と、
    を備えた車載カメラシステム。
  2. 前記差分処理部は、フレーム間の差分を累積した差分累積画像を生成し、前記差分累積画像における低輝度領域を前記小差分領域として特定する、請求項1に記載の車載カメラシステム。
  3. 前記差分処理部は、前記差分累積画像の前記車両走行対応方向の分布を示すヒストグラムを生成し、前記ヒストグラムに基づいて前記小差分領域を特定する、請求項2に記載の車載カメラシステム。
  4. 前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像の間のフレーム間差分画像を生成する差分画像生成部をさらに備え、
    前記差分処理部は、複数の複数の前記フレーム間差分画像を累積することで前記差分累積画像を生成する、
    請求項2又は3に記載の車載カメラシステム。
  5. 前記カメラにて生成された前記撮影画像に対してROIを設定するROI設定部をさらに備え、
    前記差分処理部は、前記ROI内で前記小差分領域を特定する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の車載カメラシステム。
  6. 前記付着物有無判定部は、前記車両の走行速度に応じて前記小差分領域の移動の有無を判断するためのフレーム間隔を調整する、請求項1ないし5のいずれかに記載の車載カメラシステム。
  7. 前記付着物有無判定部にて付着物があると判定されたときに、前記付着物を除去するよう作動する付着物除去機構をさらに備えた、請求項1ないし6のいずれかに記載の車載カメラシステム。
  8. 車両に搭載されて前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラから前記撮影画像を取得する付着物検出装置であって、
    前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像において差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部と、
    前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定する付着物有無判定部と、
    を備えた付着物検出装置。
  9. 車両に搭載されたカメラで前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するステップと、
    制御装置において、生成された複数フレームの前記撮影画像において差分の小さい小差分領域を特定するステップと、
    前記制御装置において、前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定するステップと、
    前記制御装置において、前記カメラへの付着物があると判定されたときに、付着物を除去するよう付着物除去機構を作動させる制御を行うステップと、
    を備えた付着物除去方法。
  10. 車両に搭載されて前記車両の周囲を連続的に撮影して連続する複数フレームの撮影画像を生成するカメラから前記撮影画像を取得する付着物検出装置のコンピュータを、
    前記カメラにて生成された複数フレームの前記撮影画像において差分の小さい小差分領域を特定する差分処理部、及び
    前記車両の走行に伴う前記撮影画像内の被写体の移動方向である車両走行対応方向への前記小差分領域の移動の有無に基づいて、前記カメラへの付着物の有無を判定する付着物有無判定部、
    として機能させる付着物検出プログラム。
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