JP2018146843A - 現像装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯電部材の筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、放電ワイヤにオイルが付着するのを抑制することができる現像装置、及び画像形成装置を得る。【解決手段】帯電部材は、保持部材に保持されている液体現像剤に含まれるトナーをコロナ放電によって帯電させる帯電部材であって、液体現像剤側が開口した筐体と、筐体の内部に配置されている放電ワイヤとを備えている。そして、送込み手段は、筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む。【選択図】図1

Description

本発明は、現像装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、感光体ドラムを帯電する帯電器の排気口に、内部の空気を排気する排気ユニットが取り付けられている構成が記載されている。
特開2008−310019号公報
揮発性のオイルとトナーとを含む液体現像剤を用いて現像装置によって形成されたトナー画像を記録媒体に形成する画像形成装置は、現像剤に含まれるトナーを帯電する帯電部材、及び画像を保持する像保持体の外周面を帯電する帯電部材を備えている。
例えば、コロナ放電によって、液体現像剤に含まれるトナーを帯電する場合に、現像剤に含まれる揮発性のオイルが気化して放電ワイヤに付着してしまうことがある。また、コロナ放電によって、像保持体の外周面を帯電する場合に、像保持体に保持されているオイルが気化して放電ワイヤに付着してしまうことがある。
本発明の課題は、コロナ放電によって液体現像剤に含まれるトナーを帯電する場合において、帯電部材の筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、放電ワイヤにオイルが付着するのを抑制することである。
本発明の請求項1に係る現像装置は、像保持体に形成された静電潜像をトナー画像に現像するために用いる、揮発性のオイルとトナーとを含む液体現像剤を保持する保持部材と、液体現像剤側が開口した筐体と、前記筐体の内部に配置されている放電ワイヤとを備え、前記保持部材に保持されている液体現像剤に含まれるトナーをコロナ放電によって帯電させる帯電部材と、前記筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む送込み手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る現像装置は、請求項1に記載の現像装置において、前記筐体の内部の温度を測定する測定部材と、前記測定部材によって測定された温度が予め決められた範囲内の温度となるように、前記送込み手段を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る現像装置は、請求項2に記載の現像装置において、前記筐体の内部の湿度を測定する他の測定部材を備え、前記制御部は、前記筐体の内部に送り込まれる空気の湿度が、装置内の湿度よりも低くなるように、前記送込み手段を制御することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る現像装置は、請求項1から3の何れか1項に記載の現像装置において、前記保持部材は、回転しながら液体現像剤を保持しており、前記筐体の開口は、前記保持部材の回転軸方向に延びて前記保持部材に対向しており、前記送込み手段は、前記筐体を構成する長手方向の一方側の側板と、長手方向の他方側の側板とから、前記筐体の内部に空気を送り込むことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される像保持体と、前記像保持体の静電潜像を現像する請求項1から4の何れか1項に記載の現像装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、像保持体と、
前記像保持体側が開口した筐体と、前記筐体の内部に配置されている放電ワイヤとを備え、前記像保持体の外周面をコロナ放電によって帯電させる帯電部材と、帯電した前記像保持体の外周面に露光光を照射して静電潜像を形成する露光部材と、揮発性のオイルとトナーとを含む液体現像剤を用いて前記静電潜像をトナー画像に現像する現像装置と、前記筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む送込み手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記筐体の内部の温度を測定する測定部材と、前記測定部材によって測定された温度が予め決められた範囲内の温度となるように、前記送込み手段を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る画像形成装置は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記筐体の内部の湿度を測定する他の測定部材を備え、前記制御部は、前記筐体の内部に送り込まれる空気の湿度が、装置内の湿度よりも低くなるように、前記送込み手段を制御することを特徴とする。
本発明の請求項9に係る画像形成装置は、請求項7又は8に記載の画像形成装置において、前記送込み手段は、前記筐体の内部に送り込む空気を冷却する冷却装置を有し、前記制御部は、前記送込み手段を制御して、前記像保持体に形成されるトナー画像の画像密度が、予め決められた閾値密度以下の場合は、画像密度が前記閾値密度より大きい場合と比して、前記筐体の内部に送り込む空気の温度を低くさせることを特徴とする。
本発明の請求項10に係る画像形成装置は、請求項6から9の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記像保持体は、回転しながら前記帯電部材によって外周面が帯電され、前記筐体の開口は、前記像保持体の回転軸方向に延びて前記像保持体に対向しており、前記送込み手段は、前記筐体を構成する長手方向の一方側の側板と、長手方向の他方側の側板から、前記筐体の内部に空気を送り込むことを特徴とする。
本発明の請求項1の現像装置によれば、コロナ放電によって液体現像剤に含まれるトナーを帯電する場合において、帯電部材の筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、放電ワイヤにオイルが付着するのを抑制することができる。
本発明の請求項2の現像装置によれば、筐体の内部の温度を測定する測定部材に基づいて制御されない場合と比して、筐体の内部に送り込まれる空気の温度を、効率よく、予め決められた温度することができる。
本発明の請求項3の現像装置によれば、筐体の内部に送り込まれる空気の湿度が、装置内の湿度より高い場合と比して、放電ワイヤに水が付着するのを抑制することができる。
本発明の請求項4の現像装置によれば、長手方向の一端のみから筐体の内部に空気を送り込む場合と比して、保持部材に保持された液体現像剤に含まれているオイルの気化を抑制することができる。
本発明の請求項5の画像形成装置によれば求項1から4の何れか1項に記載の現像装置を備えていない場合と比して、出力画像の品質の低下を抑制することができる。
本発明の請求項6の画像形成装置によれば、帯電部材の筐体内に、装置内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、放電ワイヤにオイルが付着するのを抑制することができる。
本発明の請求項7の画像形成装置によれば、筐体の内部の温度を測定する測定部材が設けられていない場合と比して、筐体の内部に送り込まれる空気の温度を、効率よく、予め決められた温度することができる。
本発明の請求項8の画像形成装置によれば、筐体の内部に送り込まれる空気の湿度が、装置内の湿度より高い場合と比して、放電ワイヤに水が付着するのを抑制することができる。
本発明の請求項9の画像形成装置によれば、像保持体に形成される画像の画像密度に係らず、筐体の内部に送り込まれる空気の温度が常に一定の場合と比して、オイルの気化を効果的に抑制することができる。
本発明の請求項10の画像形成装置によれば、長手方向の一端から筐体の内部に空気が送り込まれる場合と比して、像保持体に保持された液体現像剤に含まれているオイルの気化を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る現像装置の帯電部材、及び送込み部材等を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る現像装置の帯電部材、及び送込み部材等を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の帯電部材、及び送込み部材等を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の帯電部材、及び送込み部材等を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の帯電部材を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の動作フローを示したフロー図である。 本発明の第1実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の作用を説明するのに用いたグラフを示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した構成図である。 本発明の第2実施形態に係る現像装置の帯電部材、及び送込み部材等を示した側面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の帯電部材、及び送込み部材等を示した側面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を示した構成図である。 本発明の第2実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の動作フローを示したフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の動作フローを示したフロー図である。 本発明の実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の帯電部材の変形例を示した正面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の一例を図1〜図9に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
(全体構成)
画像形成装置10は、粉体のトナーを揮発性のオイル(キャリア液)に分散させて得た液状タイプの液体現像剤Gを用いて、記録媒体としての連続紙Pに画像を形成する装置である。画像形成装置10は、図9に示されるように、連続紙Pを搬送する搬送部20と、トナー画像を形成する画像処理部24とを備えている。さらに、画像形成装置10は連続紙Pからオイルを除去するオイル除去部80と、トナー画像を連続紙Pに定着する定着装置70とを備えている。なお、本実施形態では、一例として、オイルには、エクソンモービル社製のアイソパーL(沸点184〔℃〕)が用いられている。
搬送部20は、連続紙Pを予め定められた搬送速度で図中矢印A方向(以下「媒体搬送方向」)に搬送するようになっており、一対の搬送ロール20A、20Bを備えている。
(画像処理部)
画像処理部24は、黄色(Y)の画像を形成する画像形成部26Y、マゼンタ色(M)の画像を形成する画像形成部26M、シアン色(C)の画像を形成する画像形成部26C、及び黒色(K)の画像を形成する画像形成部26Kを備えている。
そして、媒体搬送方向において上流側から、画像形成部26K、画像形成部26C、画像形成部26M、及び画像形成部26Yがこの順番で、装置上下方向に並んで配置されている。
以後の説明では、特に区別する必要がない場合には、符号末尾の「Y」、「M」、「C」、「K」を省略する。
画像形成部26は、図8に示されるように、液体現像剤Gを用いて、トナー画像を形成するための画像形成ユニット32と、画像形成ユニット32によって形成されたトナー画像を連続紙Pに転写するための転写ユニット34とを備えている。なお、本実施形態で用いられる液体現像剤Gは、前述したように、粉体のトナーを揮発性のオイルに分散させて得た液状タイプの液体現像剤Gである。なお、本実施形態における揮発性とは、引火点が130〔℃〕未満又は150〔℃〕の状態で、25℃開放系放置で24時間後における揮発分が8質量%よりも多いことを意味する。引火点は、JIS K2265−4(2007年)により測定される。
〔画像形成ユニット〕
画像形成ユニット32は、トナー画像を保持する像保持体38と、像保持体38を帯電する帯電部材40と、像保持体38に露光光を照射して静電潜像を形成する露光装置42と、像保持体38の静電潜像をトナー画像として現像する現像装置44とを備えている。さらに、画像形成ユニット32は、像保持体38に残留した液体現像剤Gを像保持体38から回収する回収装置56を備えている。
[像保持体]
像保持体38は、円筒状とされ、駆動手段(図示省略)によって軸周りに図中矢印R1方向に回転(周回)するようになっている。像保持体38は、アルミ製の基材と、この基材上に、下引き層、電荷発生層及び電荷輸送層の順で形成された感光層(図示省略)とを有している。
[帯電部材]
帯電部材40は、像保持体38に対向するように配置されている。そして、帯電部材40は、像保持体38の外周面38Aを帯電するようになっている。なお、帯電部材40については、詳細を後述する。
[露光装置]
露光装置42は、本実施形態では、LEDプリントヘッドとされ、像保持体38の回転方向において帯電部材40の下流側で、像保持体38に対向するように配置されている。そして、露光装置42は、帯電部材40によって帯電された像保持体38に露光光を照射し、像保持体38に静電潜像を形成するようになっている。
[回収装置]
回収装置56は、端部が像保持体38と接触するブレード(符号省略)を備えており、像保持体38から後述する転写ロール34Aに転写されずに像保持体38に残留した液体現像剤Gを像保持体38から回収するようになっている。
[現像装置]
現像装置44は、像保持体38に形成された静電潜像に液体現像剤Gを受け渡す現像部50と、現像部50に液体現像剤Gを供給する供給部48とを備えている。
−現像部−
現像部50は、円柱状とされ、駆動手段(図示省略)によって軸周り(矢印R2方向)に回転(周回)する現像ロール52と、現像ロール52に対向して配置される帯電部材54とを備えている。さらに、現像部50は、像保持体38に供給されずに現像ロール52に残留した液体現像剤Gに含まれるトナーを帯電する帯電部材68と、現像ロール52に残留した液体現像剤Gを回収する回収装置58を備えている。現像ロール52は、保持部材の一例である。
現像ロール52には、電源(図示省略)により現像電圧が印加されるようになっており、像保持体38との間(ニップ部N1)には、像保持体38に形成された静電潜像を現像するための電界が形成されるようになっている。さらに、後述する供給ロール62との間(ニップ部N2)には、供給ロール62から現像ロール52に液体現像剤Gを供給するための電界が形成されるようになっている。
帯電部材54は、液体現像剤Gに含まれるトナーを一例として正極性に帯電するために用いられる。帯電部材54は、現像ロール52の回転方向において、ニップ部N2に対して下流側で、かつ、ニップ部N1に対して上流側で、現像ロール52と対向するように配置されている。
帯電部材68は、現像ロール52に残留した液体現像剤Gに含まれるトナーを一例として負極性に帯電するために用いられる。帯電部材68は、現像ロール52の回転方向において、ニップ部N1に対して下流側で、かつ、回収装置58に対して上流側で、現像ロール52と対向するように配置されている。なお、帯電部材54、及び帯電部材68については、詳細を後述する。
この構成において、帯電部材54は、現像ロール52に供給されて現像ロール52が保持している液体現像剤Gに含まれるトナーを帯電し、トナーを含む液体現像剤Gが、現像ロール52から像保持体38に形成された静電潜像に受け渡されるようになっている。このようにして、現像部50は、像保持体38に形成された静電潜像をトナー画像として現像するようになっている。なお、液体現像剤Gを用いて静電潜像をトナー画像として現像する場合には、オイルも像保持体38に移行するようになっている。
さらに、帯電部材68は、現像ロール52に残留した液体現像剤Gに含まれるトナーを負極性に帯電するようになっている。トナーが負極性に帯電されることで、液体現像剤Gが現像ロール52から回収され易くなる。そして、回収装置58は、現像ロール52に残留した液体現像剤Gを回収する回収するようになっている。
−供給部−
供給部48は、現像ロール52の下方側に配置され、液体現像剤Gを収容する現像剤槽60と、現像剤槽60から液体現像剤Gを汲み上げて現像ロール52に供給する供給ロール62とを備えている。また、供給部48は、供給ロール62が保持した液体現像剤Gの層膜を調整するブレード64と、供給ロール62が保持した液体現像剤Gに含まれるトナーを一例として正極性に帯電する帯電部材66とを備えている。供給ロール62は、保持部材の一例である。
この構成において、図中矢印R3方向に回転する供給ロール62は、現像剤槽60に収容されている液体現像剤Gを汲み上げる。そして、ブレード64が液体現像剤Gの層膜を調整し、帯電部材66が、液体現像剤Gに含まれるトナーを帯電する。さらに、供給ロール62と現像ロール52との間に形成された電界により、供給ロール62によって汲み上げられた液体現像剤Gが現像ロール52に供給される。これにより、現像ロール52に液体現像剤Gの膜(層)が形成されるようになっている。
〔転写ユニット〕
転写ユニット34は、像保持体38に対して対向して配置され、像保持体38が保持したトナー画像が転写される転写ロール34Aを備えている。さらに、転写ユニット34は、連続紙Pを挟んで転写ロール34Aの反対側に配置されているバックアップロール34Bを備えている。
転写ロール34Aには、電源(図示省略)により一次転写電圧が印加されるようになっている。これにより、転写ロール34Aと像保持体38との間(ニップ部N3)には、像保持体38のトナー画像を転写ロール34Aに転写するための電界が形成されるようになっている。
また、バックアップロール34Bには、電源(図示省略)により二次転写電圧が印加されるようになっている。これにより、バックアップロール34Bと転写ロール34Aとの間には、転写ロール34Aのトナー画像を連続紙Pに転写するための電界が形成されるようになっている。
さらに、転写ロール34Aから連続紙Pに転写されずに転写ロール34Aに残留した液体現像剤Gを転写ロール34Aから回収する回収装置46が設けられている。
この構成において、像保持体38が保持したトナー画像は、転写ロール34Aに転写され、転写ロール34Aに転写されたトナー画像は、連続紙Pに転写される。なお、現像ロール52から像保持体38に移行したオイルも同様に、転写ロール34Aを介して連続紙Pに移行するようになっている。
(オイル除去部)
オイル除去部80は、図9に示されるように、連続紙Pを加熱する溶融部82と、連続紙P上のオイルを受け取るオイル受取部84とを備えている。また、オイル受取部84は、内部にヒータを備えた一対の加熱ロール86を複数備えている。
この構成において、溶融部82が、連続紙Pを加熱するようになっている。そして、一対の加熱ロール86が連続紙Pを挟み込んで搬送することで、連続紙Pの画像形成面側に接触する加熱ロール86は、連続紙Pからオイルを受け取るようになっている。
(定着装置)
定着装置70は、ヒータが内部に配置された定着ロール74と、連続紙Pを挟んで定着ロール74の反対側に配置され、ヒータが内部に配置された挟持ロール78とを備えている。
この構成において、ヒータで加熱された定着ロール74と、ヒータで加熱された挟持ロール78とで連続紙Pを挟み込んで搬送することで、トナー画像を連続紙Pに定着するようになっている。
(全体構成の作用)
画像形成装置10では、図示せぬ供給装置から供給される連続紙Pが搬送経路28に沿って搬送される。
さらに、図9に示されるように、各色の画像形成ユニット32の像保持体38が回転し、帯電部材40により像保持体38が帯電される。次に、画像データに応じて露光装置42が、帯電された像保持体38を露光し、像保持体38に、静電潜像を形成する。そして、現像装置44が、この静電潜像を現像してトナー画像として可視化する。
回転する像保持体38に形成されたトナー画像は、転写ロール34Aに一次転写される。転写ユニット34は、転写ロール34Aに一次転写されたトナー画像を、搬送される連続紙Pに転写する。この際に、トナー画像と共にオイルが、連続紙Pへと移行する。この工程が、各色の画像形成部26で行われ、連続紙Pには、各色が重なったトナー画像が転写される。
さらに、オイル除去部80は、トナー画像が連続紙Pに転写されるときに、連続紙Pに移行して付着したオイルを連続紙Pから除去する。
また、定着装置70は、搬送される連続紙Pに転写されたトナー画像を連続紙Pに定着する。
(要部構成)
次に、現像装置44について、主に帯電部材54、帯電部材66、及び帯電部材68の構成について説明する。さらに、画像形成装置10について、主に帯電部材40の構成について説明する。
〔現像装置の構成〕
現像装置44は、帯電部材54、帯電部材66、及び帯電部材68と、装置内の温度を測定する測定部材162と、各部を制御する制御部190とを備えている。なお、制御部190による各部(ファン172等)の制御については、後述する作用と共に説明する。
測定部材162は、図8で示されるように、装置奥行方向から見て、現像ロール52を挟んで、帯電部材54の反対側で、現像ロール52と対向するように配置されている。つまり、現像装置44の装置内の温度とは、測定部材の有無に係わらず、現像ロール52を挟んで、帯電部材54の反対側の部分の温度である。
帯電部材54は、装置奥行方向(現像ロール52の回転軸方向)に延びており、現像ロール52に対向して配置されている。そして、帯電部材54は、現像ロール52に供給されて現像ロール52が保持している液体現像剤Gに含まれるトナーを、コロナ放電によって正極性に帯電するようになっている。
帯電部材66は、装置奥行方向に延びており、供給ロール62に対向して配置されている。そして、帯電部材66は、供給ロール62に供給されて供給ロール62が保持している液体現像剤Gに含まれるトナーを、コロナ放電によって正極性に帯電するようになっている。
帯電部材68は、装置奥行方向に延びており、現像ロール52に対向して配置されている。そして、帯電部材68は、像保持体38に供給されずに現像ロール52に残留して現像ロール52が保持している液体現像剤Gに含まれるトナーを、コロナ放電によって負極性に帯電するようになっている。
以上記載した以外の構成については、帯電部材54、帯電部材66、及び帯電部材68で、同様とされている。以下、代表して帯電部材54について説明する。
帯電部材54は、図2に示されるように、現像ロール52側が開口した筐体156と、筐体156の内部に配置されて、装置奥行方向に延びている放電ワイヤ154とを備えている。さらに、帯電部材54は、放電ワイヤ154の両端部を支持するワイヤ支持部材(図示省略)と、筐体156の開口156Aに配置されたメッシュ状金属板であるグリッド電極158とを備えている。
この構成において、図示せぬ電源によって放電ワイヤ154に電圧が印加されると、現像ロール52と放電ワイヤ154との間で放電が生じることで、現像ロール52に保持されている液体現像剤Gに含まれるトナーが帯電するようになっている。
なお、帯電部材66は、筐体206と、放電ワイヤ204と、筐体206の開口206Aに配置されたグリッド電極208とを備えている。
また、帯電部材68は、筐体256と、放電ワイヤ254と、筐体256の開口256Aに配置されたグリッド電極258とを備えている。
さらに、現像装置44は、図1に示されるように、帯電部材54、66、68の筐体156、206、256の内部の温度を測定する測定部材164と、筐体156の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む送込み部材166とを備えている。このように、測定部材164が、帯電部材54、66、68に対して夫々設けられており、送込み部材166が、帯電部材54、66、68に対して夫々設けられている。なお、測定部材164については、送込み部材166によって送り込まれる空気が直接当たらない場所に配置されている。送込み部材166は、送込み手段の一例である。
以下、代表して帯電部材54に設けられている測定部材164、及び送込み部材166について説明する。
測定部材164は、図1に示されるように、筐体156の側板を貫通しており、感温部164Aが筐体156の内部に配置されている。
送込み部材166は、ファン172と、ファン172を稼動させることで流れる空気を、筐体156の内部に導く配管174と、配管174の中間部に配置されている冷却装置178とを備えている。
ファン172は、所謂プロペラファンであって、図示せぬ駆動源から電圧が印加されることで回転するようになっている。
配管174は、図2に示されるように、一端がファン172に接続されている共通路174Aと、共通路174Aの他端に一端が接続されて分岐する一対の分岐路174Bとを有している。そして、共通路174Aの中間部に、冷却装置178が配置されている。
また、一方の分岐路174Bの他端は、筐体156の長手方向の一方側の側板156Bに形成された貫通孔176の周囲に接続されている。さらに、他方の分岐路174Bの他端は、筐体156の長手方向の他方側の側板156Cに形成された貫通孔177の周囲に接続されている。
冷却装置178は、冷熱サイクルを有する熱交換器180と、熱交換器180によって冷却された媒体が流れる伝熱管182と、伝熱管182に取り付けられている複数の冷却フィン184とを備えている。
この構成において、ファン172を回転させることで流れる空気は、共通路174Aを流れ、冷却装置178の冷却フィン184の間を通過することで冷却されるようになっている。そして、冷却された空気の一部は、一方の分岐路174Bを通って、筐体156の一方側の側板156Bに形成された貫通孔176から筐体156の内部に送り込まれるようになっている。また、冷却された空気の他の一部は、他方の分岐路174Bを通って、筐体156の他方側の側板156Cに形成された貫通孔177から筐体156の内部に送り込まれるようになっている。
〔画像形成装置の構成〕
画像形成装置10は、像保持体38の外周面38Aを帯電する帯電部材40と、装置内の温度(雰囲気温度)を測定する測定部材112と、各部を制御する制御部140とを備えている。なお、制御部140による各部(ファン122等)の制御については、後述する作用と共に説明する。
測定部材112は、図8で示されるように、装置奥行方向から見て、像保持体38を挟んで、帯電部材40の反対側で、像保持体38と対向するように配置されている。つまり、画像形成装置10の装置内の温度とは、測定部材の有無に係わらず、像保持体38を挟んで、帯電部材40の反対側の部分の温度である。
帯電部材40は、装置奥行方向(像保持体38の回転軸方向)に延びており、像保持体38の外周面38Aをコロナ放電によって帯電させるようになっている。
そして、帯電部材40は、スコロトロン型の帯電部材であって、図4、図5に示されるように、像保持体38側が開口した筐体106と、筐体106の内部に配置されて、装置奥行方向に延びている放電ワイヤ104とを備えている。さらに、帯電部材40は、放電ワイヤ104の両端部を支持するワイヤ支持部材(図示省略)と、筐体106の開口106Aに配置されているメッシュ状金属板であるグリッド電極108とを備えている。
この構成において、図示せぬ電源によって放電ワイヤ104に電圧が印加されると、像保持体38と放電ワイヤ104との間で放電が生じることで、像保持体38の外周面38Aが帯電するようになっている。
さらに、画像形成装置10は、図3に示されるように、帯電部材40の筐体106の内部の温度を測定する測定部材114と、筐体106の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む送込み部材116とを備えている。測定部材114については、送込み部材116によって送り込まれる空気が直接当たらない場所に配置されている。送込み部材116は、送込み手段の一例である。
測定部材114は、筐体106の側板を貫通しており、感温部114Aが筐体106の内部に配置されている。
送込み部材116は、ファン122と、ファン122を稼動させることで流れる空気を、筐体106の内部に導く配管124と、配管124の中間部に配置されている冷却装置128とを備えている。
ファン122は、所謂プロペラファンであって、図示せぬ駆動源から電圧が印加されることで回転するようになっている。
配管124は、図4に示されるように、一端がファン122に接続されている共通路124Aと、共通路124Aの他端に一端が接続されて分岐する一対の分岐路124Bとを有している。そして、共通路124Aの中間部に、冷却装置128が配置されている。
また、一方の分岐路124Bの他端は、筐体106の長手方向の一方側の側板106Bに形成された貫通孔126に接続されている。さらに、一方の分岐路124Bの他端は、筐体106の長手方向の他方側の側板106Cに形成された貫通孔127に接続されている。
冷却装置128は、熱交換器130と、熱交換器130によって冷却された媒体が流れる伝熱管132と、伝熱管132に取り付けられている複数の冷却フィン134とを備えている。
この構成において、ファン122を回転させることで流れる空気は、共通路124Aを流れ、冷却装置128の冷却フィン134の間を通過することで冷却されるようになっている。そして、冷却された空気の一部は、一方の分岐路124Bを通って、筐体106の一方側の側板106Bに形成された貫通孔126から筐体106の内部に流れ込むようになっている。また、冷却された空気の他の一部は、他方の分岐路124Bを通って、筐体106の他方側の側板106Cに形成された貫通孔127から筐体106の内部に流れ込むようになっている。
(作用)
次に、現像装置44の作用について、図6に示すフロー図を用いて説明する。さらに、画像形成装置10の作用について、図6に示すフロー図を用いて説明する。
先ず、現像装置44について説明する。なお、帯電部材54、帯電部材66、及び帯電部材68で、同様の部分については、代表して帯電部材54について説明する。
画像形成装置10を稼動させると、現像装置44の冷却装置178が稼動して、図6に示すステップS100で、制御部190(図1参照)は、測定部材162(図8参照)によって測定された現像装置44の温度情報を受け取る。さらに、制御部190は、測定部材164によって測定された筐体156の内部の温度情報を受け取る。制御部190が各温度情報を受け取ると、ステップS200へ移行する。
ステップS200では、制御部190は、筐体156の内部の温度が、現像装置44の温度以上か否かを判断する。筐体156の内部の温度が、現像装置44内の温度以上の場合は、ステップS300へ移行し、筐体156の内部の温度が、現像装置44内の温度未満の場合は、フローが終了する。
ステップS300では、制御部190は、ファン172を稼動させることで、筐体156の内部に冷却された空気を送り込む。
具体的には、ファン172を稼動させることで、図2に示される矢印のように、筐体156の内部には、長手方向の両端から冷却した空気が送り込まれる。そして、長手方向の両端から筐体156の内部に送り込まれた空気は、筐体156の開口156Aから、装置奥行方向に亘って満遍なく現像ロール52側に向けて流れる。これにより、現像ロール52に保持されている液体現像剤Gの温度が低下する。このため、液体現像剤Gの温度が低下しない場合と比して、現像ロール52に保持されている液体現像剤Gに含まれるオイルの気化が抑制される。なお、図7には、横軸を温度とし、縦軸をオイルの飽和蒸気濃度(オイルが蒸気として空気に含まれることができる割合)とするグラフが示されている。このグラフから、温度が高い程、オイルが蒸気として空気に含まれる割合が多くなるのが分かる。換言すれば、このグラフから温度が低下すると、オイルの気化が抑制されることが分かる。
ファン172を稼動させると、再び、ステップS100へ移行して、制御部190は、各温度情報を受け取る。
そして、筐体156の内部の温度が、現像装置44内の温度未満になるまで、ステップS100からステップS300までのフローが繰り返される。ステップS200で、制御部190が、筐体156の内部の温度が現像装置44内の温度未満になったと判断した場合は、ファン172を10分間稼動させた後に停止させてフローが終了する。
なお、筐体156の内部の温度が、現像装置44内の温度未満になって、フローが終了した後も、定期的に、前述したフローが行われる。
次に、画像形成装置10について説明する。
画像形成装置10を稼動させると、冷却装置128が稼動して、図6に示すステップS100で、制御部140(図3参照)は、測定部材112(図8参照)によって測定された画像形成装置10内の温度情報を受け取る。さらに、制御部140は、測定部材114によって測定された筐体106の内部の温度情報を受け取る。制御部140が各温度情報を受け取ると、ステップS200へ移行する。
ステップS200では、制御部140は、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度以上か否かを判断する。筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度以上の場合は、ステップS300へ移行し、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度未満の場合は、フローが終了する。
ステップS300では、制御部140は、ファン122を稼動させることで、筐体106の内部に冷却された空気を送り込む。
具体的には、ファン122を稼動させることで、図4に示される矢印のように、筐体106の内部には、長手方向の両端から冷却した空気が送り込まれる。そして、長手方向の両端から筐体106の内部に送り込まれた空気は、筐体106の開口106Aから、装置奥行方向に亘って満遍なく像保持体38側に向けて流れる。これにより、像保持体38に保持されている液体現像剤Gの温度が低下する。このため、液体現像剤Gの温度が低下しない場合と比して、像保持体38に保持されている液体現像剤Gに含まれるオイルの気化が抑制される。
ファン122を稼動させると、再び、ステップS100へ移行して、制御部140は、各温度情報を受け取る。
そして、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度未満になるまで、ステップS100からステップS300までのフローが繰り返される。ステップS200で、制御部140が、筐体106の内部の温度が画像形成装置10内の温度未満になったと判断した場合は、ファン122を停止させてフローが終了する。
なお、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度未満になって、フローが終了した後も、定期的に、前述したフローが行われる。
(まとめ)
以上説明したように、現像装置44においては、現像装置44内の温度よりも低い温度の空気が筐体156、206、256の内部に送り込まれることで、現像ロール52(供給ロール62)に保持されている液体現像剤Gに含まれるオイルの気化が抑制される。オイルの気化が抑制されることで、放電ワイヤ154、204、254にオイルが付着するのが抑制される。
換言すると、コロナ放電によって液体現像剤Gに含まれるトナーを帯電する場合において、筐体156、206、256の内部に、現像装置44内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、放電ワイヤ154、204、254にオイルが付着するのが抑制される。
また、現像装置44は、筐体156、206、256の内部の温度を測定する測定部材164を備えている。このため、測定部材164を備えていない場合と比して、筐体156、206、256の内部に送り込まれる空気の温度が、効率よく、予め決められた温度となる。
また、放電ワイヤ154、204、254にオイルが付着するのが抑制されることで、筐体156、206、256の内部に、現像装置44内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、液体現像剤Gに含まれるトナーの帯電むらが抑制される。
また、筐体156、206、256の内部には、長手方向の両端から冷却した空気が送り込まれる。そして、長手方向の両端から筐体156、206、256の内部に送り込まれた空気は、開口156A、206A、256Aから、装置奥行方向に亘って満遍なく現像ロール52(供給ロール62)側に向けて流れる。このため、長手方向の一端から筐体の内部に空気が送り込まれる場合と比して、オイルの気化が抑制される。
また、画像形成装置10においては、液体現像剤Gに含まれるトナーの帯電むらが抑制されることで、現像装置44を備えていない場合と比して、出力画像の品質の低下が抑制される。
また、画像形成装置10においては、画像形成装置10内の温度よりも低い温度の空気が筐体106の内部に送り込まれることで、像保持体38に保持されている液体現像剤Gに含まれるオイルの気化が抑制される。オイルの気化が抑制されることで、放電ワイヤ104にオイルが付着するのが抑制される。
換言すると、筐体106の内部に、画像形成装置10内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、放電ワイヤ104にオイルが付着するのが抑制される。
また、画像形成装置10は、筐体106の内部の温度を測定する測定部材114を備えている。このため、測定部材114を備えていない場合と比して、筐体106の内部に送り込まれる空気の温度が、効率よく、予め決められた温度となる。
また、放電ワイヤ104にオイルが付着するのが抑制されることで、筐体106の内部に、画像形成装置10内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、像保持体38の帯電むらが抑制される。
また、像保持体38の帯電むらが抑制されることで、筐体106の内部に、画像形成装置10内の温度よりも低い温度の空気が流れない場合と比して、出力画像の品質の低下が抑制される。
また、筐体106の内部には、長手方向の両端から冷却した空気が送り込まれる。そして、長手方向の両端から筐体106の内部に送り込まれた空気は、開口106Aから、装置奥行方向に亘って満遍なく像保持体38側に向けて流れる。このため、長手方向の一端から筐体の内部に空気が送り込まれる場合と比して、オイルの気化が抑制される。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る現像装置、及び画像形成装置の一例を図10〜図13に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
(現像装置の構成)
先ず、第2実施形態に係る現像装置344の構成について説明する。なお、帯電部材54、帯電部材66、及び帯電部材68で、同様の部分については、代表して帯電部材54について説明する
現像装置344は、装置内の湿度(相対湿度)を測定する測定部材362(図12参照)と、帯電部材54の筐体156の内部の湿度(相対湿度)を測定する測定部材364(図10参照)とを備えている。測定部材364については、送込み部材166によって送り込まれた空気と当たらない場所に配置されている。測定部材364は、他の測定部材の一例である。
測定部材362は、図12で示されるように、装置奥行方向から見て、現像ロール52を挟んで、帯電部材54の反対側で、現像ロール52と対向するように配置されている。つまり、現像装置344の装置内の湿度とは、現像ロール52を挟んで、帯電部材54の反対側の部分の湿度である。
測定部材364は、図10に示されるように、筐体156の側板を貫通しており、感湿部364Aが筐体156の内部に配置されている。
なお、測定部材364については、帯電部材66、及び68に対しても、夫々設けられている。
(画像形成装置の構成)
第2実施形態に係る画像形成装置310は、装置内の湿度を測定する測定部材312(図12参照)と、帯電部材40の筐体106の内部の湿度を測定する測定部材314(図11参照)とを備えている。測定部材314については、送込み部材116によって送り込まれた空気と当たらない場所に配置されている。測定部材314は、他の測定部材の一例である。
(作用)
次に、現像装置344の作用について図13に示すフロー図を用いて説明する。さらに、画像形成装置310の作用について図13に示すフロー図を用いて説明する。
先ず、現像装置344の作用について説明する。なお、帯電部材54、帯電部材66、及び帯電部材68で、同様の部分については、代表して帯電部材54について説明する。
画像形成装置310を稼動させると、現像装置344の冷却装置178が稼動して、図13に示すステップS110で、制御部190(図10参照)は、測定部材162(図12参照)によって測定された現像装置344の温度情報を受け取る。さらに、制御部190は、測定部材164によって測定された筐体156の内部の温度情報を受け取る。制御部190が各温度情報を受け取ると、ステップS210へ移行する。
ステップS210では、制御部190は、筐体156の内部の温度が、現像装置344の温度以上か否かを判断する。筐体156の内部の温度が、現像装置344の温度以上の場合は、ステップS310へ移行し、筐体156の内部の温度が、現像装置344の温度未満の場合は、ステップS410に移行する。
ステップS310では、制御部190は、ファン172を稼動させることで、筐体156の内部に冷却された空気を送り込む。
ファン172を稼動させると、再び、ステップS110へ移行して、制御部190は、各温度情報を受け取る。
そして、筐体156の内部の温度が、現像装置344の温度未満になるまで、ステップS110からステップS310までのフローが繰り返される。ステップS210で、筐体156の内部の温度が、現像装置344の温度未満になったと判断した場合は、ファン172を10分間稼動させた後にファン172を停止させて、前述したように、ステップS410に移行する。
ステップS410で、制御部190は、測定部材362(図12参照)によって測定された現像装置344の装置内の湿度情報を受け取る。さらに、制御部190は、測定部材364によって測定された筐体156の内部の湿度情報を受け取る。制御部190が各湿度情報を受け取ると、ステップS510へ移行する。
ステップS510では、制御部190は、筐体156の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度以上か否かを判断する。筐体156の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度以上の場合は、ステップS610へ移行し、筐体156の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度未満の場合は、フローが終了する。
ステップS610では、制御部190は、ファン172を稼動させることで、筐体156の内部に冷却された空気を送り込む。
具体的には、空気が冷却装置178によって冷却されることで、空気に含まれる蒸気が液化する。つまり、空気が冷却装置178によって冷却されることで、筐体156の内部には、湿度が低下した空気が送り込まれる。
ファン172を稼動させると、再び、ステップS410へ移行して、制御部190は、各湿度情報を受け取る。
そして、筐体156の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度未満になるまで、ステップS410からステップS610までのフローが繰り返される。ステップS510で、筐体156の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度未満になったと判断した場合は、ファン172を10分間稼動させた後ファン172を停止させて、フローが終了する。
なお、筐体156の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度未満になって、フローが終了した後も、定期的に、前述したフローが行われる。
次に、画像形成装置310の作用について説明する。
画像形成装置310を稼動させると、冷却装置128が稼動して、図13に示すステップS110で、制御部140(図11参照)は、測定部材112(図12参照)によって測定された画像形成装置310内の温度情報を受け取る。さらに、制御部140は、測定部材114によって測定された筐体106の内部の温度情報を受け取る。制御部140が各温度情報を受け取ると、ステップS210へ移行する。
ステップS210では、制御部140は、筐体106の内部の温度が、画像形成装置310内の温度以上か否かを判断する。筐体106の内部の温度が、画像形成装置310内の温度以上の場合は、ステップS310へ移行し、筐体106の内部の温度が、画像形成装置310内の温度未満の場合は、ステップS410に移行する。
ステップS310では、制御部140は、ファン122を稼動させることで、筐体106の内部に冷却された空気を送り込む。
ファン122を稼動させると、再び、ステップS110へ移行して、制御部140は、各温度情報を受け取る。
そして、筐体106の内部の温度が、画像形成装置310内の温度未満になるまで、ステップS110からステップS310までのフローが繰り返される。ステップS210で、筐体106の内部の温度が、画像形成装置310内の温度未満になったと判断した場合は、ファン122を停止させて、前述したように、ステップS410に移行する。
ステップS410で、制御部140は、測定部材312(図12参照)によって測定された画像形成装置310の装置内の湿度情報を受け取る。さらに、制御部140は、測定部材314によって測定された筐体106の内部の湿度情報を受け取る。制御部140が各湿度情報を受け取ると、ステップS510へ移行する。
ステップS510では、制御部140は、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度以上か否かを判断する。筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度以上の場合は、ステップS610へ移行し、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度未満の場合は、フローが終了する。
ステップS610では、制御部140は、ファン122を稼動させることで、筐体106の内部に冷却された空気を送り込む。
具体的には、空気が冷却装置128によって冷却されることで、空気に含まれる蒸気が液化する。つまり、空気が冷却装置128によって冷却されることで、筐体106の内部には、湿度が低下した空気が送り込まれる。
ファン122を稼動させると、再び、ステップS410へ移行して、制御部140は、各湿度情報を受け取る。
そして、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度未満になるまで、ステップS410からステップS610までのフローが繰り返される。ステップ510で、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度未満になったと判断した場合は、ファン122を停止させて、フローが終了する。
なお、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度未満になって、フローが終了した後も、定期的に、前述したフローが行われる。
(まとめ)
以上説明したように、現像装置344においては、湿度が低下した空気が筐体156、206、256の内部に送り込まれる。そして、筐体156、206、256の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度未満となる。これにより、筐体156、206、256の内部の水蒸気が液化(結露)して、放電ワイヤ154、204、254に付着するのが抑制される。
換言すると、筐体156、206、256の内部の湿度が、現像装置344の装置内の湿度以上の場合と比して、放電ワイヤ154、204、254に水が付着するのが抑制される。
現像装置344の他の作用については、第1実施形態の現像装置44の作用と同様である。
また、画像形成装置310においては、湿度が低下した空気が筐体106の内部に送り込まれる。そして、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度未満となる。これにより、筐体106の内部の水蒸気が液化(結露)することで、放電ワイヤ104に付着するのが抑制される。
換言すると、筐体106の内部の湿度が、画像形成装置310の装置内の湿度以上の場合と比して、放電ワイヤ104に水が付着するのが抑制される。
画像形成装置310の他の作用については、第1実施形態の画像形成装置10の作用と同様である。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の一例を図14に示すフロー図に従って説明する。なお、第3実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
制御部140は、像保持体38に形成されるトナー画像の画像密度(エリアカバレッジ)が、予め決められた閾値密度以下の場合は、画像密度が閾値密度より大きい場合と比して、測定部材114によって測定された筐体106の内部の温度が低くなるように、送込み部材116を制御する。
以下、制御部140による各部の制御について、図14に従って具体的に説明する。
画像形成装置10を稼動させると、冷却装置128が稼動して、図14に示すステップS120で、制御部140は、測定部材112(図8参照)によって測定された画像形成装置10内の温度情報を受け取る。さらに、制御部140は、測定部材114によって測定された筐体106の内部の温度情報を受け取る。制御部140が各温度情報を受け取ると、ステップS220へ移行する。
ステップS220では、制御部140は、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度以上か否かを判断する。筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度以上の場合は、ステップS320へ移行し、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度未満の場合は、ステップS420へ移行する。
ステップS320では、制御部140は、ファン122を稼動させることで、筐体106の内部に冷却された空気を送り込む。ファン122を稼動させると、再び、ステップS120へ移行して、制御部140は、各温度情報を受け取る。
そして、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度未満になるまで、ステップS120からステップS320までのフローが繰り返される。ステップS220で、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度未満になったと判断した場合は、ファン122を10分間稼動させた後ファン122を停止させて、ステップS420へ移行する。
ステップS420では、制御部140は、図示せぬ入力部から像保持体38に形成されるトナー画像の画像情報を受け取り、この画像情報から画像密度を導く。制御部140が画像密度を導くと、ステップS520へ移行する。
ステップS520では、制御部140は、画像密度が、予め決められた画像密度(閾値密度)以下か否かを判断する。画像密度が、閾値密度以下の場合は、ステップS620へ移行し、画像密度が、閾値密度より大きい場合は、フローを終了する。
ステップS620では、制御部140は、筐体106の内部の温度が、画像形成装置10内の温度よりも低い、予め決められた温度(閾値温度)以上か否かを判断する。筐体106の内部の温度が、閾値温度以上の場合は、ステップS720へ移行し、筐体106の内部の温度が、閾値温度未満の場合は、フローを終了する。
ステップS720では、制御部140は、ファン122を稼動させることで、筐体106の内部に冷却された空気を送り込む。ファン122を稼動させると、ステップS820へ移行する。
ステップS820では、制御部140は、測定部材114によって測定された筐体106の内部の温度情報を受け取る。制御部140が温度情報を受け取ると、ステップS620へ移行する。
そして、筐体106の内部の温度が、閾値温度未満になるまで、ステップS620からステップS820までのフローが繰り返される。ステップS620で、筐体106の内部の温度が、閾値温度未満になったと判断した場合は、ファン122を10分間稼動させた後ファン122を停止させて、フローを終了する。
なお、筐体106の内部の温度が、閾値温度未満になって、フローが終了した後も、定期的に、前述したフローが行われる。
(まとめ)
以上説明したように、制御部140は、像保持体38に形成されるトナー画像の画像密度が、予め決められた閾値密度以下の場合は、画像密度が閾値密度より大きい場合と比して、筐体106の内部の温度が低くなるように、冷却された空気を送り込む。
換言すれば、像保持体38に保持されているオイルの量が多い場合には、オイルの量が少ない場合と比して、筐体106の内部の温度を低くする。このため、像保持体38に保持されているオイルの量に係らず、筐体106の内部に送り込まれる空気の温度が常に一定の場合と比して、オイルの気化が効果的に抑制される。
第3実施形態の他の作用については、第1実施形態の作用と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ファン122、172を稼動、非稼働とすることで、筐体の内部に流れ込む空気の温度、及び湿度を調整したが、ファン122、172の稼動条件を変えてもよく、また、冷却装置128、178を稼動、非稼働させてもよく、さらに、冷却装置128、178の稼動条件を変えてもよく、また、これらを組み合わせることで、筐体の内部に流れ込む空気の温度、及び湿度を調整してもよい。
また、上記実施形態では、ステップS200、S210、S220で、制御部140、190は、筐体の内部の温度が、装置内の温度以上か否かを判断したが、装置内の温度を基準とするのではなく、筐体の内部の温度を、例えば、予め決められた範囲内の温度にすればよい。
また、上記第2実施形態では、ステップS510で、制御部140、190は、筐体の内部の湿度が、装置内の湿度以上か否かを判断したが、装置内の湿度を基準とするのではなく、筐体の内部の湿度を、例えば、予め決められた範囲内の湿度にすればよい。
また、上記実施形態では、筐体の内部には、長手方向の両端から冷却した空気が送り込まれたが、図15に示すように、長手方向の一端から冷却した空気が送り込まれてもよい。しかし、この場合には、筐体の長手方向の両端から冷却した空気が送り込まれることで生じる作用は生じない。
また、上記実施形態では、帯電部材は、スコロトロン型の帯電部材であったが、例えば、コロトロン型の帯電部材であってもよい。
また、上記実施形態では、オイルにはエクソンモービル社製のアイソパーLを使用したが、エリクソンモービル社製アイソパーM、モレスコ社製流動パラフィンP−40等の揮発性のオイルを用いてもよい。
また、上記実施形態では、特に記載しなかったが、空気の温度を一定とし、流し込む空気の量を制御することが望ましい。空気の量を増やしすぎると、像保持体38上のオイルの揮発を誘発する場合があるからである。
また、上記実施形態では、特に記載しなかったが、空気の温度は、なるべく低い温度が好ましいが、水分が凝固する0℃以下は好ましくない。
10 画像形成装置
38 像保持体
40 帯電部材
42 露光装置(露光部材の一例)
44 現像装置
52 現像ロール(保持部材の一例)
54 帯電部材
62 供給ロール(保持部材の一例)
66 帯電部材
68 帯電部材
104 放電ワイヤ
106 筐体
106A 開口
106B 側板
106C 側板
114 測定部材
116 送込み部材(送込み手段の一例)
140 制御部
154 放電ワイヤ
156 筐体
156A 開口
156B 側板
156C 側板
164 測定部材
166 送込み部材(送込み手段の一例)
190 制御部
204 放電ワイヤ
206 筐体
206A 開口
254 放電ワイヤ
256 筐体
256A 開口
310 画像形成装置
314 測定部材(他の測定部材の一例)
344 現像装置
364 測定部材(他の測定部材の一例)

Claims (10)

  1. 像保持体に形成された静電潜像をトナー画像に現像するために用いる、揮発性のオイルとトナーとを含む液体現像剤を保持する保持部材と、
    液体現像剤側が開口した筐体と、前記筐体の内部に配置されている放電ワイヤとを備え、前記保持部材に保持されている液体現像剤に含まれるトナーをコロナ放電によって帯電させる帯電部材と、
    前記筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む送込み手段と、
    を備える現像装置。
  2. 前記筐体の内部の温度を測定する測定部材と、
    前記測定部材によって測定された温度が予め決められた範囲内の温度となるように、前記送込み手段を制御する制御部と、
    を備える請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記筐体の内部の湿度を測定する他の測定部材を備え、
    前記制御部は、前記筐体の内部に送り込まれる空気の湿度が、装置内の湿度よりも低くなるように、前記送込み手段を制御する請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記保持部材は、回転しながら液体現像剤を保持しており、
    前記筐体の開口は、前記保持部材の回転軸方向に延びて前記保持部材に対向しており、前記送込み手段は、前記筐体を構成する長手方向の一方側の側板と、長手方向の他方側の側板とから、前記筐体の内部に空気を送り込む請求項1から3の何れか1項に記載の現像装置。
  5. 静電潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体の静電潜像を現像する請求項1から4の何れか1項に記載の現像装置と、
    を備えた画像形成装置。
  6. 像保持体と、
    前記像保持体側が開口した筐体と、前記筐体の内部に配置されている放電ワイヤとを備え、前記像保持体の外周面をコロナ放電によって帯電させる帯電部材と、
    帯電した前記像保持体の外周面に露光光を照射して静電潜像を形成する露光部材と、
    揮発性のオイルとトナーとを含む液体現像剤を用いて前記静電潜像をトナー画像に現像する現像装置と、
    前記筐体の内部に、装置内の温度よりも低い温度の空気を送り込む送込み手段と、
    を備える画像形成装置。
  7. 前記筐体の内部の温度を測定する測定部材と、
    前記測定部材によって測定された温度が予め決められた範囲内の温度となるように、前記送込み手段を制御する制御部と、
    を備える請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記筐体の内部の湿度を測定する他の測定部材を備え、
    前記制御部は、前記筐体の内部に送り込まれる空気の湿度が、装置内の湿度よりも低くなるように、前記送込み手段を制御する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記送込み手段は、前記筐体の内部に送り込む空気を冷却する冷却装置を有し、
    前記制御部は、前記送込み手段を制御して、前記像保持体に形成されるトナー画像の画像密度が、予め決められた閾値密度以下の場合は、画像密度が前記閾値密度より大きい場合と比して、前記筐体の内部に送り込む空気の温度を低くさせる請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記像保持体は、回転しながら前記帯電部材によって外周面が帯電され、
    前記筐体の開口は、前記像保持体の回転軸方向に延びて前記像保持体に対向しており、前記送込み手段は、前記筐体を構成する長手方向の一方側の側板と、長手方向の他方側の側板から、前記筐体の内部に空気を送り込む請求項6から9の何れか1項に記載の画像形成装置。
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