JP2018146182A - 電気集塵フィルター式焼き装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置を提供すること。【解決手段】電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置に関し、焼く過程から発生する臭いまたはオイル蒸気を含めた多様な汚染性ガス状の異物を電気集塵フィルターによって除去させる電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置に関する。電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置は、熱源によって加熱される加熱ユニットが配されるグリルユニット13と、グリルユニット13から発生するガス状の異物を誘導する誘導ユニット141、142と、誘導されたガス状の異物を通過させながら、集塵ユニットと放電ユニットとの間の放電によってガス状の異物の少なくとも一部を収集する電気集塵フィルター151、152と、電気集塵フィルター151、152によって濾過された拡散型物質の残余成分を排出させる排出ユニット16とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置に関する。具体的には、焼く過程から発生する臭いまたはオイル蒸気を含めた多様な汚染性ガス状の異物を電気集塵フィルターによって除去させる電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置に関する。
肉または魚のような肉類を焼く多様な形態の調理装置または焼き装置が、この分野に公知されている。肉類を焼くために、電気熱、マイクロウェーブ熱またはガス熱のような熱源による間接方式または炭またはそれと類似した材料による直接方式が適用可能である。このような直接または間接方式で肉類を焼く過程で多様な形態の微粒子またはガスが発生して臭いを誘発させるか、装置または周辺環境を汚染させることができる。特に、拡散型オイル蒸気は、多様な環境問題を発生させることができるので、それを効果的に除去することができる焼き装置が開発される必要がある。
本発明は、肉または魚のような肉類の焼き過程から発生する臭い及び油オイルを含むガス状の異物を電気集塵フィルターによって除去させる電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置は、熱源によって加熱される加熱ユニットが配されるグリルユニットと、グリルユニットから発生するガス状の異物を誘導する誘導ユニットと、誘導された前記ガス状の異物を通過させながら、集塵ユニットと放電ユニットとの間の放電によってガス状の異物の少なくとも一部を収集する電気集塵フィルターと、電気集塵フィルターによって濾過された拡散型物質の残余成分を排出させる排出ユニットと、を備える。
本発明の他の適切な実施形態によれば、誘導ユニットは、グリルユニットの上面に配される天井流入ユニット及び天井流入ユニットと電気集塵フィルターを連結させる連結誘導ユニットとからなる。
本発明のさらに他の適切な実施形態によれば、電気集塵フィルターは、多数個の円筒状になる集塵電極と集塵電極の内部に配される線形の放電電極とからなる。
本発明による焼き装置は、室内または室内で多様な形態の肉類または魚の調理のために使われる。本発明による焼き装置は、多数個の分離または結合が可能な多数個のモジュールが組み立てられる構造を有する。これにより、キッチン機器に要求される多様な国際規格に適するように容易に改造または変形されながら、多様な熱源が適用されるようにする。また、車輪のような移動手段が設けられることによって、移動性を有するように作られる。本発明による焼き装置が、室内または室外で使われる場合、調理過程から発生する臭い成分を含むあらゆる汚染性ガスを定められた経路を通じて電気集塵フィルターに誘導させる。そして、電気集塵フィルターで臭い成分を含む有害成分を除去させる。このような構造によって、別途にフードが設けられる必要がないようにしながら、臭いまたは有害成分の外部流出が防止される。これにより、環境汚染を防止し、焼き装置自体、調理者または環境の清潔を保持させる。具体的に、本発明による焼き装置は、肉または生成のような肉類の焼き過程から煙状に発生する臭いまたは油オイルを含む多様なガス状の異物が循環通路を経由して、電気集塵フィルターによって収集されるようにする。これにより、焼き装置の清潔性を保持させ、それと同時に環境汚染を防止させる。また、ガス状の異物に含まれた有害性物質が除去されることによって、人体の健康に悪影響を及ぼす化学成分を除去させる。
以下、本発明は、添付した図面に提示された実施形態を参照して詳細に説明されるが、実施形態は、本発明の明確な理解のためのものであって、本発明は、これに制限されるものではない。下記の説明で、互いに異なる図面で同じ図面符号を有する構成要素は、類似した機能を有するので、発明の理解のために、不要であれば、反復説明はせず、公知の構成要素は、簡略に説明されるか、省略されるが、本発明の実施形態から除外されない。
図1は、本発明による焼き装置で空気が循環される構造についての実施形態を図示したものである。
図1を参照すれば、電気集塵フィルターを有した焼き装置10は、多様な熱源によって加熱されて調理がなされるようにする加熱ユニットが配されるグリルユニット13と、グリルユニット13から発生するガス状の異物を誘導する誘導ユニット141、142と、誘導された前記ガス状の異物を通過させながら、集塵ユニットと放電ユニットとの間の放電によってガス状の異物の少なくとも一部を収集する電気集塵フィルター151、152と、電気集塵フィルター151、152によって濾過された拡散型物質の残余成分を排出させる排出ユニット16と、を含む。
図1を参照すれば、電気集塵フィルターを有した焼き装置10は、多様な熱源によって加熱されて調理がなされるようにする加熱ユニットが配されるグリルユニット13と、グリルユニット13から発生するガス状の異物を誘導する誘導ユニット141、142と、誘導された前記ガス状の異物を通過させながら、集塵ユニットと放電ユニットとの間の放電によってガス状の異物の少なくとも一部を収集する電気集塵フィルター151、152と、電気集塵フィルター151、152によって濾過された拡散型物質の残余成分を排出させる排出ユニット16と、を含む。
焼き装置10は、牛肉、豚肉、鶏肉、鴨肉またはそれと類似した肉類または魚類の焼き、またはバーベキューのような調理のために使われるが、これに制限されず、熱によって調理される多様な形態の調理に適用可能である。熱は、電気、ガス、誘導加熱またはこれと異なる手段によって発生するが、望ましくは、炭(charcoal)によって発生し、例えば、ナラガシワ炭またはそれと類似した木炭によって発生しうる。
グリルユニット13で熱が発生し、発生した熱によってグリルユニット13の上側に配される焼き網に熱が加えられうる。グリルユニット13は、例えば、内部に炭のような熱源の収容が可能な収容空間が形成されたボックス状になりうるが、これに限定されるものではない。グリルユニット13は、ハウジング11の上側に形成されたモジュール結合フレーム12に配置される。具体的に、ハウジング11は、焼き装置10の下側フレームを形成し、モジュール結合フレーム12は、ハウジング11の上側に形成された調理空間を形成しうる。そして、調理空間にグリルユニット13が配され、グリルユニット13で焼きが作られる。設計構造によって、グリルユニット13は、独立したモジュールの形態で作られてモジュール結合フレーム12に結合されうる。下記で説明される誘導ユニット141、142、電気集塵フィルター151、152、排出ユニット16も、また同一である。このように、焼き装置を形成するユニットをそれぞれモジュール構造で作って分離または結合を可能にすることによって、キッチン機器に要求される多様な規格に適するように焼き装置を設計させる。また、必要に応じて、それぞれのモジュールを焼き装置から分離して交換するか、洗浄することを容易にする。
グリルユニット13の上側に焼き網のような加熱ユニットが配され、加熱ユニットに肉類のような調理対象物が置かれうる。グリルユニット13の下側に形成された収容空間から加えられる熱によって、加熱ユニットに位置する調理対象物が加熱されて調理されうる。そして、調理過程でガス状の物質が発生しうる。ガス状の異物は、調理過程から発生する煙、水蒸気、オイル蒸気、微粒子または化学成分を含みうる。また、グリルユニット13の上側にガス状に拡散されるか、グリルユニット13の下側に流れる。グリルユニット13の下側に落ちるか、または流れる固状または液状の異物は、適切な収集方法によって収集されうる。そして、グリルユニット13の上側にガス状に、またはガスに含まれて分散または拡散されるガス状の異物は、誘導ユニット141、142に誘導されうる。
誘導ユニット141、142は、グリルユニット13の上面に配される天井流入ユニット141及び天井流入ユニット141と電気集塵フィルター151、152を連結させる連結誘導ユニット142とからなりうる。天井流入ユニット141は、グリルユニット13の上側に配され、グリルユニット13の上面と対向しながら、多数個の流入ホールが形成された流入平面を含みうる。天井流入ユニット141の内部に流動空間が形成され、流入平面に沿って流入されたガス状の異物は、例えば、ファンのような送風装置の作動によって連結誘導ユニット142に移送されうる。連結誘導ユニット142の一部分は、天井流入ユニット141と連結され、内部に移送空間が形成されうる。そして、連結誘導ユニット142の他端は、電気集塵フィルター151、152が連結された空間と連結されうる。
電気集塵フィルター151、152は、ハウジング11の内部に配され、1つまたはそれ以上の電気集塵フィルター151、152が互いに連設されうる。電気集塵フィルター151、152は、高電圧の印加によって放電され、これにより、電気集塵フィルター151、152に流入されるガス状の異物が帯電されて、電気集塵フィルター151、152の内部に付着されうる。具体的に、電気集塵フィルター151、152は、多数個の円筒状の集塵ユニットと集塵ユニットの内部に延びる放電電極とからなりうる。集塵電極は、ガス状の異物が流動する中空の円筒状になりうる。放電電極は、集塵電極の長手方向に中心に沿って延びる線形構造になりうる。放電電極と集塵電極とに高電圧を印加することによって、放電され、これにより、ガス状の異物が帯電されうる。これにより、ガス状の異物が集塵電極または放電電極に付着されて収集されうる。電気集塵フィルター151、152によって臭いを誘発させる化学成分、汚染物質になる微粒子またはオイル成分のような異物が除去される。そして、有害異物が除去された無害ガス成分が電気集塵フィルター151、152の外部に排出されて、排出ユニット16を通じて外部に排出されうる。
排出ユニット16は、一端が電気集塵フィルター152の排出部分と連結され、他端が外部に、または外部排出のための導管と連結されうる。排出ユニット16は、中空のシリンダー状になり、内部面に吸音素材が配されて、ガスの流動によるノイズが防止される構造を有しうる。排出ユニット16は、グリルユニット13の上側平面に対して垂直になる構造で配されるが、これに限定されるものではない。
前述したように、焼き装置を形成するハウジング11、モジュール結合フレーム12、グリルユニット13、誘導ユニット141、142、電気集塵フィルター151、152または排出ユニット16は、それぞれ独立したモジュール構造からなって、着脱または互いに結合される方式で組み立てられて焼き装置を形成しうる。ハウジング11の下側に定められた位置に固定が可能でありながら、移動性を有するキャスター(CA)が結合されうる。また、ハウジング11の下側またはモジュール結合フレーム12に高さ調節座ユニット(HC)が配されて、互いに異なる調理師の体型に合わせてユーザの便宜を向上させうる。そして、床の水平が合っていないキッチン環境に合わせて調節して、焼き装置の設置を容易にする。また、ガス状の異物の誘導のための多様な循環誘導ユニットまたは送風ユニットが焼き装置に配置される。本発明は、このような焼き装置の組み立て構造、特定ユニットの付加または省略によって制限されるものではない。
図2は、本発明による焼き装置の実施形態を図示したものである。
図2を参照すれば、ハウジング11は、内部に収容空間が形成されたボックス状になり、前側に少なくとも1つのドアが形成されうる。ハウジング11の上側にグリルユニット13が配され、グリルユニット13は、少なくとも1つのグリルボックス131a、131bからなりうる。それぞれのグリルボックス131a、131bが分離可能にハウジング11に結合され、必要に応じて、互いに異なる熱源を有したグリルボックス131a、131bがハウジングに結合されうる。ハウジング11の内部に少なくとも1つの電気集塵フィルターが配され、ハウジング11の一側面に調節ケース21が配置される。調節ケース21の内部に電気集塵フィルターの作動またはグリルボックス131a、131bの作動と関連した部品またはユニットが配され、調節パネル22に配された調節手段によって作動が制御される。
図2を参照すれば、ハウジング11は、内部に収容空間が形成されたボックス状になり、前側に少なくとも1つのドアが形成されうる。ハウジング11の上側にグリルユニット13が配され、グリルユニット13は、少なくとも1つのグリルボックス131a、131bからなりうる。それぞれのグリルボックス131a、131bが分離可能にハウジング11に結合され、必要に応じて、互いに異なる熱源を有したグリルボックス131a、131bがハウジングに結合されうる。ハウジング11の内部に少なくとも1つの電気集塵フィルターが配され、ハウジング11の一側面に調節ケース21が配置される。調節ケース21の内部に電気集塵フィルターの作動またはグリルボックス131a、131bの作動と関連した部品またはユニットが配され、調節パネル22に配された調節手段によって作動が制御される。
それぞれのグリルボックス131a、131bの上側に焼き網のような平面状の加熱ユニットまたは誘導加熱のための加熱板が配され、加熱ユニットの下側に熱を発生させる加熱手段が配置される。例えば、加熱手段は、木炭のようなものになりうるが、これに限定されるものではない。必要に応じて、それぞれのグリルボックス131a、131bに空気の誘導によって熱の強度を調節することができる熱調節手段133a、133bが配置される。
調理のために、それぞれのグリルボックス131a、131bの上側に肉類または魚のような調理材料が置かれ、加熱ユニットが加熱されうる。調理過程でガス状の異物が浮遊されて天井流入ユニット141の内部に流入されて、連結誘導ユニット142に沿って流れる。天井流入ユニット141と連結誘導ユニット142は、密閉構造の流動空間を形成し、電気集塵フィルターと連結されうる。電気集塵フィルターでガス状の異物が濾過されて収集され、無害ガス成分が、電気集塵フィルターから排出されて排出ユニット16に誘導されうる。
調理のために、それぞれのグリルボックス131a、131bの上側に肉類または魚のような調理材料が置かれ、加熱ユニットが加熱されうる。調理過程でガス状の異物が浮遊されて天井流入ユニット141の内部に流入されて、連結誘導ユニット142に沿って流れる。天井流入ユニット141と連結誘導ユニット142は、密閉構造の流動空間を形成し、電気集塵フィルターと連結されうる。電気集塵フィルターでガス状の異物が濾過されて収集され、無害ガス成分が、電気集塵フィルターから排出されて排出ユニット16に誘導されうる。
ガス状の異物の移動のための送風ファンまたはモータのような駆動ユニットが焼き装置に配され、加熱を補助するための多様な部品またはユニットが、また配置される。そして、電気集塵フィルターは、ガス状の異物が流動する適切な構造からなる。
図3は、本発明による焼き装置に適用される電気集塵フィルターの実施形態を図示したものである。
図3を参照すれば、電気集塵フィルター151は、両側端が開放されたシリンダー状の多数個の集塵電極311が互いに接して形成される集塵電極モジュール31と、それぞれの集塵電極311の内部に配され、放電フレーム321によって互いに連結された多数個の放電電極322で形成された放電電極モジュール32と、集塵電極モジュール31と放電電極モジュール32との上部を互いに絶縁させる上部絶縁体332aからなる第1絶縁モジュール33aと、からなりうる。また、設計構造によって、集塵電極モジュール31と放電電極モジュール32との下部を互いに電熱させる下部絶縁体332bからなる第2絶縁モジュール33bを含みうる。
図3を参照すれば、電気集塵フィルター151は、両側端が開放されたシリンダー状の多数個の集塵電極311が互いに接して形成される集塵電極モジュール31と、それぞれの集塵電極311の内部に配され、放電フレーム321によって互いに連結された多数個の放電電極322で形成された放電電極モジュール32と、集塵電極モジュール31と放電電極モジュール32との上部を互いに絶縁させる上部絶縁体332aからなる第1絶縁モジュール33aと、からなりうる。また、設計構造によって、集塵電極モジュール31と放電電極モジュール32との下部を互いに電熱させる下部絶縁体332bからなる第2絶縁モジュール33bを含みうる。
集塵電極311は、中空のシリンダー構造になり、伝導性素材からなる。集塵電極311は、多数個が互いに電気的に連結または絶縁され、長手方向に互いに接して集塵モジュールを形成しうる。集塵電極311が互いに絶縁されれば、上部プレート331aまたは下部プレート331bによって電気的に連結されうる。
放電電極322は、ロッド状または棒状になり、それぞれが集塵電極311の内部を貫通するように延びる。集塵電極311が円筒状になるので、内部で均一な電界が形成されるように、放電電極322は、棒状になることが有利である。放電電極322は、集塵電極311の一端から他端に延びる棒状になりながら、集塵電極311の内部面と離隔する任意の直径を有しうる。代案として、放電電極322は、集塵電極311の一端から全体長さの1/2または3/4の長さまで延びる。しかし、このような場合、放電電極322が、集塵電極311から十分に離隔しないこともある。または、放電電極322が堅固な素材で作られない場合、放電電極322の端部が集塵電極311の特定方向に偏向されうる。それを防止するために、放電電極322が集塵電極311を貫通させ、放電電極322の一端が固定ユニット334のような固定手段によって固定されうる。
集塵電極311が、全体として同じ内部断面積を有さなければならないものではない。集塵電極311の一端は、ホコリ、煙または臭いを含むガスが流入される入口になり、他の一端は、排出口の機能を有しうる。したがって、入口側は、断面積が小さく、中間部分は、断面積が大きく、そして、出口側は、断面積が小さくなるように集塵電極311が形成されうる。外部ガスの流入形態を考慮して、集塵電極311は、多様な構造からなる。
集塵電極311が、全体として同じ内部断面積を有さなければならないものではない。集塵電極311の一端は、ホコリ、煙または臭いを含むガスが流入される入口になり、他の一端は、排出口の機能を有しうる。したがって、入口側は、断面積が小さく、中間部分は、断面積が大きく、そして、出口側は、断面積が小さくなるように集塵電極311が形成されうる。外部ガスの流入形態を考慮して、集塵電極311は、多様な構造からなる。
それぞれの集塵電極311の一端は、上部プレート331aによって固定され、他端は、下部プレート331bによって固定されうる。それぞれの集塵電極311は、互いに連結されて集塵電極モジュール31を形成しうる。集塵電極モジュール31は、多様な方法で固定され、必ずしも上部プレート331aと下部プレート331bとによって固定されなければならないものではない。例えば、集塵電極モジュール31は、ボックス状のケースまたはそれぞれの集塵電極311を固定させることができる中間プレートのようなものによって固定されうる。また、電気集塵フィルター151の設計構造によって、下記で説明される固定ユニット334が形成されず、これにより、互いに異なる方向に流体の移動が可能な構造からなる。
放電電極モジュール32と集塵電極モジュール31は、それぞれの集塵電極311を固定させる上部プレート331aに設けられる上部絶縁体332a及び集塵電極モジュール31の下側に設けられる下部絶縁体332bによって電気的に絶縁されうる。必要に応じて、それぞれの集塵電極311の下側が固定される下部プレート331bが設けられ、それぞれの放電電極322の一端を固定させる固定ユニット334が設けられることもある。そして、下部絶縁体332bは、下部プレート331bと固定ユニット334との間に設けられることもある。このように、上部絶縁体332a及び下部絶縁体332bは、集塵電極モジュール31と放電電極モジュール32とを互いに絶縁させながら、それと同時に集塵電極モジュール31または放電電極モジュール32を支持する機能を有しうる。上部絶縁体332aまたは下部絶縁体332bは、例えば、電気碍子(insulator)のような装置になり、上部プレート331aまたは下部プレート331bのそれぞれのエッジに設けられることもある。
図3に示されたように、多数個の放電電極322は、放電フレーム321によって電気的及び構造的に互いに連結されうる。矩形状の放電フレーム321は、電気碍子のような上部絶縁体332aによって支持され、放電フレーム321に設けられた多数個の連結部材321aに放電電極322が放電フレーム321に垂直になる方向に延びる構造で設けられることもある。それぞれの放電電極322は、集塵電極311を貫通して下側に設けられる固定ユニット334によって固定されうる。
固定ユニット334は、多数個の固定部材を有した放電フレーム321に類似した構造を有しうるが、これに制限されず、放電電極322の一端を固定させることができる任意の形状を有しうる。そして、固定ユニット334は、それぞれの放電電極322の延長端に対応する部分に形成された固定ホール334aを有しうる。固定ホール334aは、放電電極322の一端を固定することができる任意の形状を有し、例えば、放電電極322の直径と類似した貫通ホールの構造を有しうる。固定ユニット334は、伝導性素材または絶縁性素材からなる。このような構造で放電電極322の一端は、放電フレーム321に、例えば、溶接のような手段によって固定される。そして、他端は、固定ホール334aに分離可能に挿入される形態で固定されうる。
固定ユニット334が設けられず、下部プレート331bに放電電極322の一端が固定されうる。下部プレート331bは、伝導性素材になるか、または絶縁性素材になり、固定ホール334aは、自体的に絶縁されるか、または絶縁されないこともある。多様な方法で放電電極322の自在な一端が固定されうる。
固定ユニット334が設けられず、下部プレート331bに放電電極322の一端が固定されうる。下部プレート331bは、伝導性素材になるか、または絶縁性素材になり、固定ホール334aは、自体的に絶縁されるか、または絶縁されないこともある。多様な方法で放電電極322の自在な一端が固定されうる。
図3に提示された電気集塵フィルター151は、例示的なものであって、全体として円筒状または六角形状になりうる。また、集塵電極311が外部に露出された部分は、絶縁コーティングになり、例えば、アノダイジングになりうる。また、必要に応じて、絶縁モジュール33a、33bに対する保護ケースが形成され、電気集塵フィルター151の全体が絶縁性ハウジング内に収容されうる。多様な形態の安全手段が、電気集塵フィルター151に追加されうる。
前述したように、電気集塵フィルター151は、焼き装置から、例えば、洗浄のために分離可能な構造からなり、多数個の電気集塵フィルター151が連結された構造で、それぞれの電気集塵フィルター151が分離可能に設けられることもある。
前述したように、電気集塵フィルター151は、焼き装置から、例えば、洗浄のために分離可能な構造からなり、多数個の電気集塵フィルター151が連結された構造で、それぞれの電気集塵フィルター151が分離可能に設けられることもある。
図4は、本発明による焼き装置に適用される互いに異なる電気集塵フィルターが連結される構造の実施形態を図示したものである。
図4を参照すれば、放電電極モジュール32または放電電極モジュール32の下側部分を固定させる固定ユニットのフレームを形成するフレーム部材にフィルター連結ユニット40が配置される。フィルター連結ユニット40は、フレーム部材に結合される固定ブラケット44と、固定ブラケット44から延びるシリンダー部材41と、シリンダー部材41に長さ調節可能に結合される長さ調節部材42と、他の電気集塵フィルターのフレームに接触される接触ユニット43と、からなりうる。
図4を参照すれば、放電電極モジュール32または放電電極モジュール32の下側部分を固定させる固定ユニットのフレームを形成するフレーム部材にフィルター連結ユニット40が配置される。フィルター連結ユニット40は、フレーム部材に結合される固定ブラケット44と、固定ブラケット44から延びるシリンダー部材41と、シリンダー部材41に長さ調節可能に結合される長さ調節部材42と、他の電気集塵フィルターのフレームに接触される接触ユニット43と、からなりうる。
固定ブラケット44のボルトまたはスクリューのような固定手段441によって、1つの電気フィルターユニットのフレームに固定されうる。シリンダー部材41は、中空の円筒状になり、内部にバネのような長さ調節可能な弾性部材が配置される。長さ調節部材42は、ピストン状にシリンダー部材41の中空の部分に結合されて、弾性部材によって長さ調節されうる。そして、長さ調節部材42の端部に結合される接触ユニット43は、一端が開放されたドラム状になりうる。接触ユニット43の開放部分の周り部分または円周部分に沿って歯車状または鋸歯状の接触安定突起431が形成されうる。
フィルター連結ユニット40は、互いに隣接する電気集塵フィルターを電気的に連結させながら、それと同時に構造的に安定させる。
フィルター連結ユニット40は、互いに隣接する電気集塵フィルターを電気的に連結させながら、それと同時に構造的に安定させる。
図5は、本発明による焼き装置に適用されるグリルユニットの実施形態を図示したものである。
図5を参照すれば、グリルユニット13は、少なくとも1つのグリルボックス131、132を含み、前述したように、それぞれのグリルボックス131、132は、上部ケース51から分離可能な構造からなる。それぞれのグリルボックス131、132は、全体として六面体状またはボックス状になり、上面に焼き網のような加熱ユニット53が配される構造からなる。加熱本体の内部壁52に多数個の流動調節ホール521が形成されうる。流動調節ホール521を通じてそれぞれのグリルボックス131、132の内部または外部に水またはそれと類似した温度調節可能な液体の流動が可能である。具体的に、グリルボックス131、132の内部温度を調節するために、溶媒注入ユニット54を通じて水のような溶媒が投入されて、流動調節ホール521を通じてグリルボックス131、132の内部に注入されて、グリルボックス131、132の温度が調節される。また、グリルボックス131、132の内部に流入される空気の量が、流動調節手段55によって調節される。
図5を参照すれば、グリルユニット13は、少なくとも1つのグリルボックス131、132を含み、前述したように、それぞれのグリルボックス131、132は、上部ケース51から分離可能な構造からなる。それぞれのグリルボックス131、132は、全体として六面体状またはボックス状になり、上面に焼き網のような加熱ユニット53が配される構造からなる。加熱本体の内部壁52に多数個の流動調節ホール521が形成されうる。流動調節ホール521を通じてそれぞれのグリルボックス131、132の内部または外部に水またはそれと類似した温度調節可能な液体の流動が可能である。具体的に、グリルボックス131、132の内部温度を調節するために、溶媒注入ユニット54を通じて水のような溶媒が投入されて、流動調節ホール521を通じてグリルボックス131、132の内部に注入されて、グリルボックス131、132の温度が調節される。また、グリルボックス131、132の内部に流入される空気の量が、流動調節手段55によって調節される。
図5に示されたように、グリルユニットは、少なくとも1つのグリルボックス131、132からなり、それぞれのグリルボックス131、132は、独立して分離可能に焼き装置に結合されうる。具体的に、ハウジングの上側に上部ケース51がハウジングに対して分離可能に配置される。そして、上部ケース51に同一であるか、互いに異なる熱源を有した少なくとも1つのグリルボックス131、132が着脱構造で結合されうる。必要に応じて、上部ケース51に多数個のグリルボックス131、132が収容されて、安全に固定させるロック手段が配置される。上部ケース51に多数個のグリルボックス131、132のそれぞれの縁部が掛けられる方式または他の適切な方式で焼き装置に結合されうる。それぞれのグリルボックス131、132は、加熱ユニット53のない状態で焼き装置に結合され、例えば、木炭のような熱源がグリルボックス131、132に満たされた以後、加熱ユニット53が、それぞれのグリルボックス131、132に結合されうる。代案として、熱源は、例えば、誘導加熱方式になり、それぞれのグリルボックス131、132が、誘導加熱モジュールに代替されうる。
グリルユニット13は、調理の種類、熱源または焼き装置の全体構造によって多様な構造からなり、本発明は、提示された実施形態に制限されるものではない。
グリルユニット13は、調理の種類、熱源または焼き装置の全体構造によって多様な構造からなり、本発明は、提示された実施形態に制限されるものではない。
以上、本発明は、提示された実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、提示された実施形態を参照して、本発明の技術的思想を外れない範囲で多様な変形及び修正発明を作ることができる。本発明は、このような変形及び修正発明によって制限されず、但し、下記に添付した特許請求の範囲によって制限される。
本発明は、電気集塵フィルターによる清浄環境構造の焼き装置関連の技術分野に適用可能である。
10:焼き装置
11:ハウジング
12:モジュール結合フレーム
13:グリルユニット
16:排出ユニット
21:調節ケース
22:調節パネル
31:集塵電極モジュール
32:放電電極モジュール
33a:第1絶縁モジュール
33b:第2絶縁モジュール
40:フィルター連結ユニット
41:シリンダー部材
42:長さ調節部材
43:接触ユニット
44:固定ブラケット
51:上部ケース
52:内部壁
53:加熱ユニット
54:溶媒注入ユニット
55:流動調節手段
131、131a、131b、132:グリルボックス
133a、133b:熱調節手段
141、142:誘導ユニット
141:天井流入ユニット
142:連結誘導ユニット
151、152:電気集塵フィルター
311:集塵電極
321:放電フレーム
321a:連結部材
322:放電電極
331a:上部プレート
331b:下部プレート
332a:上部絶縁体
332b:下部絶縁体
334:固定ユニット
334a:固定ホール
431:接触安定突起
441:固定手段
521:流動調節ホール
CA:キャスター
HC:高さ調節座ユニット
11:ハウジング
12:モジュール結合フレーム
13:グリルユニット
16:排出ユニット
21:調節ケース
22:調節パネル
31:集塵電極モジュール
32:放電電極モジュール
33a:第1絶縁モジュール
33b:第2絶縁モジュール
40:フィルター連結ユニット
41:シリンダー部材
42:長さ調節部材
43:接触ユニット
44:固定ブラケット
51:上部ケース
52:内部壁
53:加熱ユニット
54:溶媒注入ユニット
55:流動調節手段
131、131a、131b、132:グリルボックス
133a、133b:熱調節手段
141、142:誘導ユニット
141:天井流入ユニット
142:連結誘導ユニット
151、152:電気集塵フィルター
311:集塵電極
321:放電フレーム
321a:連結部材
322:放電電極
331a:上部プレート
331b:下部プレート
332a:上部絶縁体
332b:下部絶縁体
334:固定ユニット
334a:固定ホール
431:接触安定突起
441:固定手段
521:流動調節ホール
CA:キャスター
HC:高さ調節座ユニット
Claims (3)
- 熱源によって加熱される加熱ユニットが配されるグリルユニット13と、
グリルユニット13から発生するガス状の異物を誘導する誘導ユニット141、142と、
誘導された前記ガス状の異物を通過させながら、集塵ユニットと放電ユニットとの間の放電によってガス状の異物の少なくとも一部を収集する電気集塵フィルター151、152と、
電気集塵フィルター151、152によって濾過された拡散型物質の残余成分を排出させる排出ユニット16と、を備える
ことを特徴とする電気集塵フィルター式焼き装置。 - 誘導ユニット141、142が、グリルユニット13の上面に配される天井流入ユニット141及び天井流入ユニット141と電気集塵フィルター151、152を連結させる連結誘導ユニット142とからなる
請求項1に記載の電気集塵フィルター式焼き装置。 - 電気集塵フィルター151、152が、多数個の円筒状になる集塵電極311と集塵電極311の内部に配される線形の放電電極322とからなる
請求項1に記載の電池集塵フィルター式焼き装置。
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JP2017042457A JP2018146182A (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 電気集塵フィルター式焼き装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2017-03-07 JP JP2017042457A patent/JP2018146182A/ja active Pending
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