JP2018141342A - 遮蔽装置および巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降コードに異物が引っ掛かることによってヘッドボックスに過剰な負荷が作用することを軽減し、かつ、その軽減に際して昇降コードが分断されることを抑制可能にした遮蔽装置を提供する。【解決手段】巻取軸16は、ヘッドボックス11から吊り下げ支持されるスクリーン13の最下部に配置されるウェイトバー14を昇降させることによってスクリーン13を昇降させる複数本の昇降コード15であって、余巻分を有した昇降コード15を巻き取る。ウェイトバー14が上限位置にあるときのウェイトバー14の荷重とスクリーン13の荷重との総和が最大荷重であり、トルクリミッタ29は、各巻取軸に1つずつ備えるN個(Nは2以上の整数)備える。トルクリミッタの各々が作動するトルクは、最大荷重以下であり、かつ、N−1個のトルクリミッタ29の作動荷重の総和が前記最大荷重以上となるように設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、遮蔽装置および巻取装置に関する。
横型ブラインドやロールアップブラインドなどの遮蔽装置は、ヘッドボックスから吊り下げ支持される遮蔽材の最下部にウェイトバーが配置されている。そして、ヘッドボックスから垂下された昇降コードを巻き取りまたは巻き戻すことによりウェイトバーを昇降させ、遮蔽材を昇降させている(特許文献1参照)。この種の遮蔽装置には、昇降コードにコードジョイントが設けられている。コードジョイントは、昇降コードに異物が引っかかって昇降コードに過剰な引張力が加わったときには、昇降コードをコードジョイントにて分断することによって、遮蔽装置に対する過剰な負荷を軽減し、異物の引っ掛かりや異物の転倒を抑える。
国際公開第2011/129345号
しかしながら、昇降コードがコードジョイントにて分断された後には、遮蔽装置の利用に際して、分断されたコードジョイントを再度接続するという煩わしい作業を利用者に強いる構成となっている。
本発明は、昇降コードに異物が引っ掛かることによって遮蔽装置に過剰な負荷が作用することを軽減し、かつ、その軽減に際して昇降コードが分断されることを抑制可能にした遮蔽装置および巻取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する遮蔽装置は、上方から支持される遮蔽材と、前記遮蔽材の下端部を昇降させることによって前記遮蔽材を昇降させる昇降コードと、巻取軸と駆動軸との間に介在されるトルクリミッタとを備え、前記トルクリミッタは、所定以上のトルクで前記巻取軸と前記駆動軸と相対回転するよう構成され、昇降動作時は相対回転しないことを特徴とする。
上記遮蔽装置において、前記遮蔽装置は、前記昇降コードを複数本備え、前記遮蔽材は、ヘッドボックスから吊り下げられ、最下部にウェイトバーが配置され、前記昇降コードにより前記ウェイトバーと共に昇降され、前記ヘッドボックスにおいて、前記トルクリミッタを、前記各巻取軸に1つずつ備えるようにすることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記昇降コードは、前記ヘッドボックスから前記ウェイトバーの最下位置までの長さよりも余巻分だけ長いことが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記ウェイトバーが上限位置にあるときの前記ウェイトバーの荷重と前記遮蔽材の荷重との総和が最大荷重であり、前記トルクリミッタをN個(Nは2以上の整数)備える場合において、前記トルクリミッタの各々が作動するトルクは、N−1個の前記トルクリミッタが作動するトルクの総和が前記最大荷重以上となるように設定されていることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記遮蔽装置は、前記遮蔽材を昇降操作する操作部と、前記昇降コードに対する引張力が作用したときに前記昇降コードを分断可能としたコードジョイントとをさらに備え、前記駆動軸は、前記操作部と前記巻取軸とを接続し、前記巻取軸に前記トルクリミッタを介して接続され、前記トルクリミッタは、前記コードジョイントの分断に先立って、前記巻取軸と前記駆動軸と相対回転させることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記遮蔽装置は、前記ヘッドボックスから前記遮蔽材としてのスクリーンを吊下支持し、前記スクリーンの下端部に前記ウェイトバーを吊下支持し、前記ウェイトバーの下方を巻回した前記昇降コードの一端部を前記ヘッドボックスに取り付け、前記昇降コードの他端部を前記巻取軸で巻き取りまたは巻き戻すことにより、前記スクリーンを前記ウェイトバーに巻き取りまたは巻き戻して昇降可能としたロールアップブラインドであることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記ヘッドボックスから垂下され前記ウェイトバーで巻回された前記昇降コードのループの内側を通り、前記ウェイトバーおよび前記遮蔽材から離間可能に構成されたリセットバーをさらに備えることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記ウェイトバーは、前記スクリーンの下端部が固定される固定バーと、前記固定バーに対して着脱可能、かつ、前記遮蔽材から離間可能に構成された前記リセットバーとを備えることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記トルクリミッタは、前記駆動軸と一体に回転する伝達部材と、前記巻取軸と一体に回転する軸部材と、前記伝達部材と前記軸部材とを摩擦力によって一体に回転させ、前記所定以上のトルクで前記軸部材を前記伝達部材に対して空回りさせる摩擦力発生部材とを備えることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記巻取軸が第1巻取軸であり、前記第1巻取軸に前記昇降コードの一端部が巻き取られ、前記昇降コードの他端部が第2巻取軸に巻き取られ、前記第2巻取軸に前記トルクリミッタが配置されていることが好ましい。
上記遮蔽装置において、前記第2巻取軸は、前記昇降コードの余巻分を巻き取ることが好ましい。
上記課題を解決する巻取装置は、遮蔽材を昇降させる昇降コードを巻き取る巻取軸部と、前記巻取軸部に設けられ、巻取軸部を回転させる駆動軸が接続される入力部とを備え、所定以上のトルクで前記巻取軸部と前記入力部とが相対回転するよう構成されている。
上記課題を解決する遮蔽装置は、上方から支持される遮蔽材と、前記遮蔽材の下端部を昇降させることによって前記遮蔽材を昇降させる昇降コードと、前記昇降コードの一端部が接続され、駆動軸によって回転されることにより前記一端部側を巻き取る第1巻取軸と、前記昇降コードの他端部が接続され、前記他端部側を巻き取る第2巻取軸と、前記第2巻取軸に取り付けられるトルクリミッタとを備え、前記第2巻取軸がヘッドボックスに対して相対回転可能である。
上記課題を解決する遮蔽装置は、上方から支持される遮蔽材と、前記遮蔽材の下端部を昇降させることによって前記遮蔽材を昇降させる複数本の昇降コードと、前記昇降コードを巻き取る巻取軸と、前記各巻取軸に1つずつ備えるN個(Nは2以上の整数)のトルクリミッタとを備え、前記遮蔽材の下端部が上限位置にあるときの前記遮蔽材を含む吊下体の荷重が最大荷重であり、前記トルクリミッタの各々の作動するトルクは、前記最大荷重以下であり、かつ、N−1個の前記トルクリミッタの作動荷重の総和が前記最大荷重以上となるように設定されている。
本発明によれば、昇降コードに異物が引っ掛かることによって遮蔽装置に過剰な負荷が作用することを軽減し、かつ、その軽減に際して昇降コードが分断されることを抑制可能にした遮蔽装置および巻取装置を提供することができる。
第1実施形態におけるロールアップブラインドの正面図。 第1実施形態におけるロールアップブラインドの側面図。 第1実施形態におけるロールアップブラインドにおいて、スクリーンを巻き上げた状態の側面図。 トルクリミッタの分解斜視図。 トルクリミッタの断面図。 1本の昇降コードの余巻分が引き出された状態の正面図。 第2実施形態におけるロールアップブラインドの側面図。 第3実施形態におけるロールアップブラインドに用いられるウェイトバーの斜視図。 固定バーとリセットバーの斜視図。 リセットバーで全ての昇降コードを同じ長さに揃えた状態の正面図。 第3実施形態で示したウェイトバーを構成する固定バーとリセットバーの着脱構造の変形例を示す斜視図。 第3実施形態で示したウェイトバーの変形例を概念的に示す側面図。 固定バーとリセットバーとをぜんまいで接続した変形例を概念的に示す断面図。 第4実施形態において、昇降コードの余巻分を巻き取る巻取軸を別途設けたヘッドボックスを概念的に示す斜視図。 第5実施形態のトルクリミッタの分解斜視図。 第5実施形態のトルクリミッタの断面図。 第6実施形態のトルクリミッタの断面図。
以下、図1〜図17を参照して、本発明に係る遮蔽装置の一実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
図1および図2に示すように、ロールアップブラインド1は、ヘッドボックス11が取付ブラケット12を介して取付面に取着され、そのヘッドボックス11の背面に経木すだれで構成される遮蔽材としてのスクリーン13の上端が取着されている。
スクリーン13の下端には円柱状の形材で形成されるウェイトバー14が取着されている。前記ウェイトバー14を昇降するための複数本の昇降コード15は、その一端部が前記ヘッドボックス11の背面に取着され、他端部がウェイトバー14の下方を経てヘッドボックス11内の巻取軸16に螺旋状に巻き取り可能に取着されている。したがって、ウェイトバー14はその下方に巻回される複数本の昇降コード15に支持されている。
巻取軸16は、ヘッドボックス11内に配設される軸受部材17に回転可能に支持され、昇降コード15の他端が取着される。また、巻取軸16は、その中心部に六角棒状の駆動軸18が相対回転可能に挿通されている。巻取軸16に巻き取られる昇降コード15は、ウェイトバー14を最下位置に位置させる長さに対してさらに余分に巻取軸16に巻き取られる余巻分を有した長さに設定されている。余巻分は、過剰な引張力が昇降コード15に加わったときに、巻取軸16から巻き出される部分である。
ヘッドボックス11の一端部には、操作部19が取着され、その操作部19内に回転可能に支持されたプーリ20にボールチェーン21が掛装されている。そして、ボールチェーン21を操作してプーリ20を正逆方向に回転させると、駆動軸18が正逆方向に回転される。
図2および図3に示すように、駆動軸18の回転に基づいて巻取軸16が昇降コード15の巻き取り方向に回転されると、ウェイトバー14を支持する昇降コード15の一方が引き上げられるため、ウェイトバー14が回転されてスクリーン13を巻き取りながら上昇し、スクリーン13がウェイトバー14に巻き取られる。
操作部19では、ボールチェーン21の操作により回転駆動されるプーリ20の回転トルクは、駆動軸18に伝達され、さらに、トルクリミッタ29を介して巻取軸16に伝達される。図4および図5に示すように、トルクリミッタ29は、プーリと接続された駆動軸18が相対回転不能に接続された入力部としての伝達部材30と、捩じりコイルスプリングで構成される摩擦力発生部材としてのリミットスプリング31と、巻取軸部としての巻取軸16と接続される軸部材32とを備えている。図5に示すように、伝達部材30は、筒状部30aを備え、筒状部30aの外周面には、リミットスプリング31が装着されている。伝達部材30が筒状の軸部材32内に挿入される。そして、リミットスプリング31の両端部が軸部材32の内周面に形成された係止部32aに係合している。
このような構成により、常にはリミットスプリング31と筒状部30aとの摩擦力に基づいて軸部材32と伝達部材30が一体に回転される。また、巻取軸16と一体の軸部材32に作用する負荷が増大してその回転が阻害されている状態では、リミットスプリング31が伝達部材30に対し空回りする。
伝達部材30は、相対回転不能に接続された駆動軸18が複数のギヤやプーリなどを介してプーリ20と接続されており、プーリ20が回転されると、伝達部材30に駆動力が伝達される。トルクリミッタ29は、各巻取軸16に一体的に設けられている。操作部19に最も近い伝達部材30に相対回転不能な駆動軸18は、その巻取軸16の中心を相対回転可能な状態で挿通され、次の巻取軸16に対応したトルクリミッタ29の伝達部材30に相対回転不能な状態で挿通される。
巻取軸16とトルクリミッタ29とは、一体の部品として取り扱い、ヘッドボックス11に組み付けることができる。
図6に示すように、各巻取軸16に対応したトルクリミッタ29が作動するトルクでもある作動荷重をB1,B2,B3…とし、全トルクリミッタ29の総作動荷重をAとする。そして、ウェイトバー14にスクリーン13が巻き上げられ、ウェイトバー14が上限位置にあるときの吊下体の最大荷重をGとする。最大荷重をGは、一例として、ウェイトバー14の荷重とスクリーン13の荷重との総和である。この場合、総作動荷重Aは最大荷重G以上に設定され、ウェイトバー14が上限位置にあるときに、ウェイトバー14が下方に落下しスクリーン13が巻き出されてしまわないようにしている。また、各トルクリミッタ29を作動させるトルクである作動荷重Bは、N−1個のトルクリミッタ29の作動荷重の総和が最大荷重G以上となるように設定される。また、作動荷重Bは、最大荷重G以下となるように設定される。これにより、1本の昇降コード15が切断されても、残りの昇降コード15でスクリーン13とウェイトバー14を支持できるようにしている。
なお、ヘッドボックス11内にはウェイトバー14の自重降下を阻止する公知のストッパー装置22と、ストッパー装置22の作動を解除してウェイトバー14を自重降下させる場合に、駆動軸18の回転速度を制限してウェイトバー14の下降速度を制限するガバナー装置23が配設されている(図1参照)。
次に、以上のように構成されたロールアップブラインド1の作用について説明する。
ボールチェーン21を操作して、プーリ20、トルクリミッタ29及び駆動軸18を介して巻取軸16を昇降コード15の巻き取り方向に回転させると、昇降コード15が巻取軸16に螺旋状に巻き取られる。すると、ウェイトバー14はスクリーン13を巻き取りながら上昇する。そして、ウェイトバー14が上限まで引き上げられると、図3に示すように、スクリーン13を巻き取ったウェイトバー14が前部のバランス24の後方に隠れ、室内の視界から遮られる。なお、後部にもバランス24が設けられ、スクリーン13を巻き取ったウェイトバー14が隠されている。
ウェイトバー14を所望高さまで引き上げた状態でボールチェーン21を手放すと、ストッパー装置22が作動して、ウェイトバー14の自重降下が阻止される。ウェイトバー14が所望高さに吊下支持されている状態から、ボールチェーン21を操作して駆動軸18を昇降コード巻取り方向に僅かに回転させると、ストッパー装置22の作動が解除されて、巻取軸16が昇降コード巻き戻し方向に自在に回転可能となる。すると、ガバナー装置23により下降速度が制限された状態でウェイトバー14がスクリーン13を巻き戻しながら下降する。
例えば、ウェイトバー14が最下位置まで降下しているときは、ウェイトバー14が床に近接した状態にある。したがって、1つの昇降コード15に異物が引っかかり当該昇降コード15の巻取軸16に設けられた1つのトルクリミッタ29の作動荷重Bを超える過剰な引張力が加わってしまうことがある。このような場合には、トルクリミッタ29は、巻取軸16と駆動力を伝達する伝達部材30とを分断する。すなわち、巻取軸16の軸部材32が伝達部材30に対して空回りする。これにより、昇降コード15は、巻取軸16から余巻分が引き出される(図6中最も右の点線で示した昇降コード15参照)。
そして、複数本の昇降コード15は、引っ張られた昇降コード15のみが長くなってしまう。この場合、引っ張られていない方の昇降コード15も、引っ張られ長くなった昇降コード15と同じ長さとなるように引っ張り、余巻分を引き出す。次いで、全ての昇降コード15の余巻分を巻取軸16に巻き取り、昇降コード15がウェイトバー14に対して弛んだ状態を解消する。
上記第1実施の形態によれば、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1−1)昇降コード15に居住者等が引っ掛かった場合には、トルクリミッタ29で余巻分が巻取軸16から引き出される。したがって、コードジョイントを設けることなく、昇降コード15にフェイルセーフ機能を備えることができる。
(1−2)各トルクリミッタ29の作動荷重は、N−1個のトルクリミッタ29の作動荷重の総和が最大荷重G以上とされる。これにより、1本の昇降コード15が切断されても、残りの昇降コード15でスクリーン13とウェイトバー14を支持できる。したがって、昇降コード15に異物が引っ掛かることによってロールアップブラインドに過剰な負荷が作用することを軽減することができる。加えて、その軽減に際して、昇降コードが分断されることがないので、昇降コード15の修復作業が容易となる。
〔第2実施形態〕
図7に示すように、第2実施形態のロールアップブラインドは、各昇降コード15に、コードジョイント25が設けられている。コードジョイント25は、昇降コード15において、一対のジョイント本体25a,25bと、そのジョイント本体25a,25bを連結する連結部25cとを備えている。一方のジョイント本体25aは、昇降コード15において、ヘッドボックス11に対する固定端に近い第1コード部15aに接続され、他方のジョイント本体25bは、巻取軸16に近い第2コード部15bが接続される。そして、昇降コード15に通常の引張力を超える過剰な引張力が作用したときに限り、連結部25cに対してジョイント本体25a,25bの何れか一方が合成樹脂の弾性により外れる。トルクリミッタ29は、コードジョイント25の分断に先立って、巻取軸16と駆動軸18との接続を分断する。
上記第2実施の形態によれば、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(2−1)昇降コード15に過剰な引張力が加わったときにも、先ずは、トルクリミッタ29が機能し、巻取軸16から昇降コード15の余巻分が引き出される。したがって、昇降コード15が分断される可能性を低くすることができる。昇降コード15の余巻分が巻取軸16から引き出されても、さらに過剰な引張力が加わっているときに限って、コードジョイント25が昇降コード15を分断する。これにより、2段階のフェイルセーフ機能を備えることができる。
〔第3実施形態〕
ロールアップブラインドは、トルクリミッタ29が設けられることで、過剰な引張力が加わったとき昇降コード15のみ巻取軸16から余巻分が引き出される。したがって、複数本の昇降コード15は、引っ張られた昇降コード15のみが長くなってしまう(図6中最も右の点線で示した昇降コード15参照)。この場合、修復作業の最初に、引っ張られていない方の昇降コード15も、引っ張られ長くなった昇降コード15と同じ長さとなるように引っ張り余巻分を引き出す必要がある。図8および図9に示すように、第3実施形態では、ウェイトバー40が長手方向に分割された固定バー41とリセットバー42とで構成されている。そして、固定バー41に対して、リセットバー42が着脱可能に設けられている。
図8に示すように、一例として、固定バー41は、半円柱形状を有しており、平坦な側面である第1装着面41aを備えている。第1装着面41aは、リセットバー42を位置決めして固定する係合孔41bを備えている。また、固定バー41は、スクリーン13の下縁部が固定されている。
リセットバー42は、固定バー41に対して対をなす部材であり、半円柱形状を有しており、平坦な側面である第2装着面42aを備えている。第2装着面42aは、第1装着面41aの係合孔41bに係合される係合ピン42bを備えている。また、固定バー41およびリセットバー42の円弧面で構成された外面には、昇降コード15が係合される係合溝43が形成されている。係合溝43は、昇降コード15が垂下された位置に対応して設けられている。固定バー41とリセットバー42とは、通常の使用時結合され、全体が円柱形状を有しており、この状態でウェイトバー40として使用される。固定バー41およびリセットバー42の何れか一方には、マグネットを配し、他方を磁気吸引可能な鉄などの材料にする。これにより、固定バー41とリセットバー42の着脱を一層容易にすることができる。
通常の使用時では、スクリーン13を巻き上げるとき、ウェイトバー40は、スクリーン13を巻き取る。スクリーン13が引き出された状態では、ウェイトバー40が露出している。この状態で、過剰な引張力が加わったとき昇降コード15のみ巻取軸16から余巻分が引き出され、当該昇降コード15のみが長くなってしまう。この場合、引っ張られていない方の昇降コード15も、引っ張られ長くなった昇降コード15と同じ長さに揃える必要がある。
図10に示すように、この場合、先ず、リセットバー42を固定バー41から外す。次いで、リセットバー42を、ほぼ固定バー41と平行な状態で、かつ、全ての昇降コード15のループに通した状態で、長くなった昇降コード15の位置まで下げる。そして、長くなっていない昇降コード15についても余巻分を巻取軸16から引き出し、全ての昇降コード15を同じ長さとする。この後、全ての昇降コード15の余巻分を巻取軸16に巻き取り、昇降コード15がウェイトバー14に対して弛んだ状態を解消する。
上記第3実施の形態によれば、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(3−1)リセットバー42を用いることで、引っ張られ長くなった昇降コード15の長さに、他の昇降コード15の長さを容易に揃えることができる。これにより、昇降コード15の修復作業を容易にすることができる。
(3−2)通常の使用時では、リセットバー42は、固定バー41に装着され一体となっている。したがって、頻繁に使用することの無いリセットバー42を紛失したりすることを防ぐことができる。
(3−3)固定バー41とリセットバー42とが磁気吸引されることから、固定バー41とリセットバー42との着脱を容易に行うことができる。
(3−4)係合ピン42bを係合孔41bに対して係脱させるだけで、固定バー41とリセットバー42との着脱を容易に行うことができる。
なお、上記第3実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・係合ピンを固定バー41の第1装着面41aに設け、係合孔をリセットバー42の第2装着面42aに設けても上記(3−4)と同様な効果を得ることができる。
・固定バー41およびリセットバー42とを磁気吸着可能な構成としたときには、係合ピンや係合孔の構成を省略してもよい。
・固定バー41とリセットバー42との着脱は、図11のような構成によっても実現することができる。図11に示すように、固定バー41の両端部に、係合孔44aを有する弾性片44を設け、リセットバー42の両端部に突起44bを設ける。そして、固定バー41に対してリセットバー42を装着するときには、弾性片44を撓ませて係合孔44aに対して突起44bを係合する。また、固定バー41に対してリセットバー42を外すときには、弾性片44を撓ませて係合孔44aに対して突起44bを外す。このような構成によっても、固定バー41とリセットバー42とを着脱を容易に行うことができる。
なお、リセットバー42の両端部に、係合孔44aを有する弾性片44を設け、固定バー41の両端部に突起44bを設けるようにしてもよい。
また、図11の構成において、さらに、固定バー41およびリセットバー42とを磁気吸着可能な構成を加えてもよいし、係合ピンや係合孔の構成を加えてもよい。
・固定バー41とリセットバー42とは接続部材で接続し、リセットバー42が紛失しないようにすることができる。図12に示すように、接続コード45がヘッドボックス11内のローラ46を介してスクリーン13の表と裏に延在している。そして、一方の面、例えば裏面に延在するコード45aの端部は、固定バー41に固定されており、リセットバー42の挿通孔47に挿通されている。また、他方の面、例えば表面に延在するコード45bの端部は、操作部45cが設けられている。この場合、リセットバー42は、固定バー41に対して下げることができる。また、リセットバー42を固定バー41に装着するときには、操作部45cを下方に引っ張ることで、リセットバー42を持ち上げることができ、固定バー41に対してリセットバー42を装着する作業を補助することができる。
なお、図12の構成において、さらに、固定バー41およびリセットバー42とを磁気吸着可能な構成を加えてもよいし、係合ピンや係合孔の構成を加えてもよい。
・図13に示すように、リセットバー42と固定バー41とは、渦巻ばねで構成されたぜんまい48によって接続されていてもよい。この場合、リセットバー42を固定バー41から外されたときには、ぜんまい48が延びる。また、リセットバー42を固定バー41に装着するときには、ぜんまい48が巻き戻される。これにより、リセットバー42を固定バー41に装着するときの作業を補助することができる。
なお、図13の構成において、さらに、固定バー41およびリセットバー42とを磁気吸着可能な構成を加えてもよいし、係合ピンや係合孔の構成を加えてもよい。
・リセットバー42は、ヘッドボックス11などに配置し、必要な時だけ、ヘッドボックス11から外して使用してもよい。この場合、ウェイトバーは、ウェイトバー14と同じ構成のものを使用することができる。
〔第4実施形態〕
第1実施形態から第4実施形態では、各昇降コード15に対して1つの巻取軸(第1巻取軸)16を設け、この巻取軸16に昇降コード15の余巻分を巻き取るようにしたが、余巻分は、別の第2巻取軸となる巻取軸49に巻き取るようにしてもよい。図14に示すように、この場合、巻取軸部としての巻取軸49にトルクリミッタ29と同様なトルクリミッタ50を設ける。一例として、昇降コード15のヘッドボックス11に対する固定端となる側に巻取軸49とトルクリミッタ50を設けるようにする。余巻分は、過剰な引張力が昇降コード15に加わったときに、巻取軸49から巻き出されることになる。
〔第5実施形態〕
図15および図16に示すように、トルクリミッタ29は次のように構成することもできる。トルクリミッタ61は、プーリと接続された駆動軸18が相対回転不能に接続された入力部としての伝達部材62と、さらばねで構成される摩擦力発生部材としての皿ばね69と、巻取軸部としての巻取軸16と接続される軸部材63とを備えている。伝達部材62は、筒状部62aを備え、筒状部62aの外周面には、カム部材64が回転可能にかつ筒状部62aの軸方向に移動可能に支持されている。伝達部材62のカム部材64と対向するフランジ部65には凹凸部65aが設けられている。また、カム部材64の外周面にも凹凸部64aが設けられている。また、筒状部62aの先端部には、凹溝66が形成されている。軸部材63は、内部に筒状空間部68を備え、伝達部材62の筒状部62aおよびカム部材64を収納している。そして、凹凸部64aは、摩擦を有して凹凸部65aに係合している。伝達部材62のフランジ部67には、凸部67aが設けられている。この凹溝66と凸部67aが係合して、伝達部材62は、軸部材63に対して回転可能に支持される。
伝達部材62の先端部には、カム部材64を覆うように軸部材63の筒状空間部68に嵌合される。そして、カム部材64の外周面に等間隔に形成された凹凸部64aが筒状空間部68の側面に形成された凹凸部68aに係合する。これにより、カム部材64は、軸部材63と一体に回転されるとともに、軸部材63に対し軸方向に移動可能に支持されている。
カム部材64と軸部材63との間には、摩擦力発生部材としての皿ばね69が配設され、軸部材63を支点とする皿ばね69により、カム部材64がフランジ部65に向かって筒状部62aの軸方向に付勢されている。したがって、常に、カム部材64の凹凸部64aとフランジ部65の凹凸部65aが皿ばね69の付勢力により係合して、伝達部材62の回転がカム部材64を介して軸部材63に伝達される。なお、皿ばね69の代わりにコイルスプリングを使用することもできる。
また、昇降コード15が過剰な引張力で引っ張られたときには、カム部材64の凹凸部64aがフランジ部65の凹凸部65aを乗り越えながら、カム部材64が伝達部材62に対し空回りする。したがって、巻取軸16と一体の軸部材63に過大な引張力が作用しても、その引張力はカム部材64の空回りにより吸収される。
上記のように構成されたトルクリミッタ61では、トルクリミッタ29と同様な作用効果を得ることができるとともに、次に示す作用効果を得ることができる。伝達部材62に対しカム部材64が空回りするとき、カム部材64の凹凸部64aがフランジ部65の凹凸部65aを乗り越えながら空回りすることで、衝突音を発生させることができる。これにより、昇降コード15が巻取軸16から巻き出されたことを認識することができる。
また、巻取軸16とトルクリミッタ61とは、一体の部品として取り扱い、ヘッドボックス11に組み付けることができる。
〔第6実施形態〕
第6実施形態は、第5実施形態で説明したトルクリミッタ61を第4実施形態で説明した第2巻取軸となる巻取軸49に設けた例である。図17に示すように、この場合、ヘッドボックス11を構成するフレーム71には、伝達部材62を取り付ける取付部としての取付片72が設けられており、取付片72には、伝達部材62が取り付けられている。一例として、伝達部材62は、取付片72に対して回転しない。したがって、過剰な引張力が昇降コード15に加わったときに、巻取軸49は、ヘッドボックス11のフレーム71に対して回転することになる。すなわち、巻取軸49と一体の軸部材63は、フレーム71と一体の伝達部材62に対して回転し、昇降コード15の余巻分は、巻取軸49から巻き出されることになる。
なお、上記第6実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・トルクリミッタ61の代わりに、トルクリミッタ29を用いることもできる。また、その他の構成を備えたトルクリミッタであってもよい。
なお、上記第1実施形態〜第6実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・トルクリミッタ29,61の構成は、図4および図5ならびに図15および図16に示した例に限定されるものではなく、種々変更可能である。
・ロールスクリーン、ローマンシェード、横型ブラインドなど昇降コードを備えた遮蔽装置に適用することができる。
・遮蔽装置としては、ヘッドボックスを省略する構成としてもよい。この場合、遮蔽材としてのスクリーン13は、直接天井等に固定されてもよいし、ヘッドボックス以外の支持部材で支持されてもよい。
・ウェイトバー14は、直接スクリーン13の下端部に固定されていなくてもよい。例えば、ローマンシェードのように、スクリーン13に対して直接又はリング等の子部品を介してウェイトバー14を支持するようにしてもよい。
・昇降コード15は、一本であってもよい。
・トルクリミッタは全ての巻取軸16に対応して設けられていなくてもよい。
・昇降コード15は、余巻分を備えていなくてもよい。昇降コードが余巻分を有していなくても、例えば、ウェイトバー14が上限位置と下限位置の中間位置にある場合において、所定のトルクが加わったときに、トルクリミッタは、巻取軸と駆動軸と相対回転させることができる。
1…ロールアップブラインド、11…ヘッドボックス、12…取付ブラケット、13…スクリーン、14…ウェイトバー、15…昇降コード、15a…第1コード部、15b…第2コード部、16…巻取軸、17…軸受部材、18…駆動軸、19…操作部、20…プーリ、21…ボールチェーン、22…ストッパー装置、23…ガバナー装置、24…バランス、25…コードジョイント、25a…ジョイント本体、25b…ジョイント本体、25c…連結部、29…トルクリミッタ、30…伝達部材、30a…筒状部、31…リミットスプリング、32…軸部材、32a…係止部、40…ウェイトバー、41…固定バー、41a…第1装着面、41b…係合孔、42…リセットバー、42a…第2装着面、42b…係合ピン、43…係合溝、44…弾性片、44a…係合孔、44b…突起、45…接続コード、45a…コード、45b…コード、45c…操作部、46…ローラ、47…挿通孔、49…巻取軸、50…トルクリミッタ、61…トルクリミッタ、62…伝達部材、62a…筒状部、63…軸部材、64…カム部材、64a…凹凸部、65…フランジ部、65a…凹凸部、66…凹溝、67…フランジ部、67a…凸部、68…筒状空間部、68a…凹凸部、69…皿ばね、71…フレーム、72…取付片。

Claims (14)

  1. 上方から支持される遮蔽材と、
    前記遮蔽材の下端部を昇降させることによって前記遮蔽材を昇降させる昇降コードと、
    巻取軸と駆動軸との間に介在されるトルクリミッタとを備え、
    前記トルクリミッタは、所定以上のトルクで前記巻取軸と前記駆動軸と相対回転するよう構成され、昇降動作時は相対回転しないこと
    を特徴とする遮蔽装置。
  2. 前記遮蔽装置は、
    前記昇降コードを複数本備え、
    前記遮蔽材は、ヘッドボックスから吊り下げられ、最下部にウェイトバーが配置され、前記昇降コードにより前記ウェイトバーと共に昇降され、
    前記ヘッドボックスにおいて、前記トルクリミッタを、前記各巻取軸に1つずつ備えている
    請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. 前記昇降コードは、前記ヘッドボックスから前記ウェイトバーの最下位置までの長さよりも余巻分だけ長い
    請求項2に記載の遮蔽装置。
  4. 前記ウェイトバーが上限位置にあるときの前記ウェイトバーの荷重と前記遮蔽材の荷重との総和が最大荷重であり、
    前記トルクリミッタをN個(Nは2以上の整数)備える場合において、
    前記トルクリミッタの各々が作動するトルクは、N−1個の前記トルクリミッタが作動するトルクの総和が前記最大荷重以上となるように設定されている
    請求項2または3に記載の遮蔽装置。
  5. 前記遮蔽装置は、
    前記遮蔽材を昇降操作する操作部と、
    前記昇降コードに対する引張力が作用したときに前記昇降コードを分断可能としたコードジョイントとをさらに備え、
    前記駆動軸は、前記操作部と前記巻取軸とを接続し、前記巻取軸に前記トルクリミッタを介して接続され、
    前記トルクリミッタは、前記コードジョイントの分断に先立って、前記巻取軸と前記駆動軸と相対回転させる
    請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の遮蔽装置。
  6. 前記遮蔽装置は、
    前記ヘッドボックスから前記遮蔽材としてのスクリーンを吊下支持し、前記スクリーンの下端部に前記ウェイトバーを吊下支持し、前記ウェイトバーの下方を巻回した前記昇降コードの一端部を前記ヘッドボックスに取り付け、前記昇降コードの他端部を前記巻取軸で巻き取りまたは巻き戻すことにより、前記スクリーンを前記ウェイトバーに巻き取りまたは巻き戻して昇降可能としたロールアップブラインドである
    請求項2に記載の遮蔽装置。
  7. 前記ヘッドボックスから垂下され前記ウェイトバーで巻回された前記昇降コードのループの内側を通り、前記ウェイトバーおよび前記遮蔽材から離間可能に構成されたリセットバーをさらに備える
    請求項6に記載の遮蔽装置。
  8. 前記ウェイトバーは、前記スクリーンの下端部が固定される固定バーと、前記固定バーに対して着脱可能、かつ、前記遮蔽材から離間可能に構成された前記リセットバーとを備える
    請求項7に記載の遮蔽装置。
  9. 前記トルクリミッタは、
    前記駆動軸と一体に回転する伝達部材と、
    前記巻取軸と一体に回転する軸部材と、
    前記伝達部材と前記軸部材とを摩擦力によって一体に回転させ、前記所定以上のトルクで前記軸部材を前記伝達部材に対して空回りさせる摩擦力発生部材とを備える
    請求項1ないし8のうち何れか1項に記載の遮蔽装置。
  10. 前記巻取軸が第1巻取軸であり、前記第1巻取軸に前記昇降コードの一端部が巻き取られ、
    前記昇降コードの他端部が第2巻取軸に巻き取られ、前記第2巻取軸に前記トルクリミッタが配置されている
    請求項1ないし9のうち何れか1項に記載の遮蔽装置。
  11. 前記第2巻取軸は、前記昇降コードの余巻分を巻き取る
    請求項10に記載の遮蔽装置。
  12. 遮蔽材を昇降させる昇降コードを巻き取る巻取軸部と、
    前記巻取軸部に設けられ、前記巻取軸部を回転させる駆動軸が接続される入力部とを備え、
    所定以上のトルクで前記巻取軸部と前記入力部とが相対回転するよう構成されている
    巻取装置。
  13. 上方から支持される遮蔽材と、
    前記遮蔽材の下端部を昇降させることによって前記遮蔽材を昇降させる昇降コードと、
    前記昇降コードの一端部が接続され、駆動軸によって回転されることにより前記一端部側を巻き取る第1巻取軸と、
    前記昇降コードの他端部が接続され、前記他端部側を巻き取る第2巻取軸と、
    前記第2巻取軸に取り付けられるトルクリミッタとを備え、
    前記第2巻取軸がヘッドボックスに対して相対回転可能である
    を特徴とする遮蔽装置。
  14. 上方から支持される遮蔽材と、
    前記遮蔽材の下端部を昇降させることによって前記遮蔽材を昇降させる複数本の昇降コードと、
    前記昇降コードを巻き取る巻取軸と、
    前記各巻取軸に1つずつ備えるN個(Nは2以上の整数)のトルクリミッタとを備え、
    前記遮蔽材の下端部が上限位置にあるときの前記遮蔽材を含む吊下体の荷重が最大荷重であり、
    前記トルクリミッタの各々の作動するトルクは、前記最大荷重以下であり、かつ、N−1個の前記トルクリミッタの作動荷重の総和が前記最大荷重以上となるように設定されている
    遮蔽装置。
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