JP2018140749A - 運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転支援の内容を適切に決定することができる運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置1は、認識部41と、決定部43と、を備える。認識部41は、車両10の周辺環境に基づいて、車両10周辺に存在する歩行者(人)6の行動、歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きを認識する。決定部43は、認識部41で認識した歩行者6行動、歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きに応じて、実行する運転支援の内容を決定する。決定部43は、認識部41で認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動である場合、認識部41で認識した歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きにかかわらず、実行する運転支援の内容を減速支援に決定する。【選択図】図4
Description
本発明は、運転支援装置に関する。
従来の運転支援装置に関する技術として、例えば、特許文献1に記載された歩行者検出装置が知られている。特許文献1に記載された歩行者検出装置では、車両周辺に存在する歩行者の顔を含む頭部と身体部との動作をもとに、歩行者が車道へ飛び出す可能性を判定し、ひいては、実行する運転支援の内容を決定している。
上記従来技術では、前述のように、人(歩行者)の向きに基づいて運転支援の内容を決定しているが、運転支援の内容の決定に際しては、人の行動も適切に加味すべき場合がある。すなわち、上記従来技術では、運転支援の内容を適切に決定する上で改善の余地がある。
そこで、本発明は、運転支援の内容を適切に決定することができる運転支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る運転支援装置は、車両の周辺環境に基づいて、車両周辺に存在する人の行動、人の体の向き及び人の顔の向きを認識する認識部と、認識部で認識した人の行動、人の体の向き及び人の顔の向きに応じて、実行する運転支援の内容を決定する決定部と、を備え、決定部は、認識部で認識した人の行動が車両前方を横断する方向における移動である場合、認識部で認識した人の体の向き及び人の顔の向きにかかわらず、実行する運転支援の内容を減速支援に決定する。
ている。
ている。
この運転支援装置では、決定部は、認識部で認識した人の行動が車両前方を横断する方向における移動である場合、つまり、人の移動が主因となり、人と車両との衝突可能性が高くなる場合、認識部で認識した人の体の向き及び人の顔の向きにかかわらず、実行する運転支援の内容を減速支援に決定する。これにより、運転支援の内容の決定に際して人の行動を適切に加味でき、運転支援の内容を適切に決定することが可能となる。
本発明に係る運転支援装置では、決定部は、認識部で認識した人の行動が車両前方を横断する方向における移動ではない場合であって、人の体の向きが車道側のとき、又は、人の体の向きが車道側ではなく且つ人の顔の向きが車道側のとき、実行する運転支援の内容を減速支援に決定し、認識部で認識した人の行動が車両前方を横断する方向における移動ではない場合であって、人の体の向きが車道側ではなく且つ人の顔の向きが車道側ではないとき、実行する運転支援の内容を操舵支援に決定している。この構成によれば、運転支援の内容の決定に際して、人の体の向き及び人の顔の向きを適切に加味でき、運転支援の内容をより適切に決定することが可能となる。
本発明によれば、支援内容を適切に決定することができる運転支援装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、一実施形態に係る運転支援装置が搭載された車両の構成を示すブロック図である。図1に示すように、運転支援装置1は、車両10に搭載されている。運転支援装置1は、内部センサ2と、外部センサ3と、ECU[Electronic Control Unit]4と、アクチュエータ5と、を備えている。車両10は、ECU4等によって運転支援が行われる自動運転車両である。
内部センサ2は、車両10の走行状態を検出する。内部センサ2は、車速センサ、加速度センサ、及びヨーレートセンサのうち少なくとも一つを含む。車速センサは、車両10の速度を検出する検出器である。車速センサとしては、車輪の回転速度を検出する車輪速センサが用いられる。加速度センサは、車両10の加速度を検出する検出器である。加速度センサは、車両10の前後方向の加速度を検出する前後加速度センサと、車両10の横加速度を検出する横加速度センサとを含む。ヨーレートセンサは、車両10の重心の鉛直軸周りのヨーレート(回転角速度)を検出する検出器である。ヨーレートセンサとしては、ジャイロセンサを用いることができる。車速センサ、加速度センサ、及びヨーレートセンサは、必ずしも重複して備える必要はない。このような内部センサ2は、検出した車両10の走行状態に関する情報をECU4へ送信する。
外部センサ3は、車両10の周辺環境を検出する検出機器である。車両10の周辺環境は、少なくとも、車両10の周辺における歩行者(人)6(図2参照)、歩道7(図2参照)及び車道8(図2参照)に関する環境を含む。外部センサ3は、カメラを含む。また、外部センサ3は、レーダー[Radar]、及びライダー[LIDAR:Laser Imaging Detection and Ranging]の少なくとも一方を含む。外部センサ3は、検出した周辺環境に関する情報をECU4へ送信する。
カメラは、車両10の周辺環境を撮像する撮像機器である。カメラは、単眼カメラであってもよく、ステレオカメラであってもよい。ステレオカメラは、両眼視差を再現するように配置された二つの撮像部を有している。レーダーは、電波(例えばミリ波)を利用して車両10の周辺環境を検出する。ライダーは、光を利用して車両10の周辺環境を検出する。レーダー及びライダーは、必ずしも重複して備える必要はない。
ECU4は、車両10の各部の動作を制御する。ECU4は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]等を有する電子制御ユニットである。ECU4は、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、各種の制御を実行する。ECU4は、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。ECU4は、認識部41と、判定部42と、決定部43と、算出部44と、を備えている。
認識部41は、内部センサ2の検出結果から車両情報を認識する。車両情報は、例えば車両10の車速及びヨーレート等を含む。認識部41は、外部センサ3の検出結果から歩行者情報を認識する。例えば、認識部41は、カメラで取得した歩行者6の画像を画像認識することにより、歩行者情報を認識できる。認識部41は、レーダー又はライダーで取得した情報から、歩行者情報を認識できる。認識部41は、内部センサ2及び外部センサ3の検出結果を用いた機械学習によって、歩行者情報を認識できる。
歩行者情報は、歩行者6の位置(車両10に対する相対距離ないし相対位置を含む)、歩行者6の行動、歩行者6の走行速度、歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向き等を含む。歩行者の行動は、並走である場合、静止である場合、及び横断である場合を含む。歩行者6の体の向きは、歩道7側である場合、並走側である場合、及び車道8側である場合を含む。歩行者6の顔の向きは、歩行者6の体の向きと同様に、歩道7側である場合、並走側である場合、及び車道8側である場合を含む。
並走とは、歩行者6の行動が車道8の延びる方向における移動であることをいう。静止とは、歩行者6の行動が立ち止まっている状態であることをいう。横断とは、歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動であることをいう。歩道7側とは、車道8から歩道7に向いた方向のことをいう。並走側とは、車道8が延びる方向のことをいう。車道8側とは、歩道7から車道8に向いた方向のことをいう。体の向きとは、頭部以外の身体部の正面が向いている方向のことをいう。顔の向きとは、頭部の正面が向いている方向のことをいう。
図2の(a)及び(b)は、車両10の周辺環境を例示する図である。図2の(a)及び(b)は、例えば車両10の運転席から車両10前方に向けて見た場合を示す図である。図2の(a)及び(b)に示すように、歩道7には歩行者6が存在する。図2の(a)に示す歩行者6は、行動が静止であって、体の向きが車道8側であって、顔の向きが並走側である。図2の(b)に示す歩行者6は、行動が並走であって、体の向きが並走側であって、顔の向きが車道8側である。
判定部42は、認識部41で認識した車両情報及び歩行者情報に基づいて、運転支援を行うか否かを判定する。具体的には、判定部42は、認識部41で認識した車両情報及び歩行者情報に基づいて、車両10の支援範囲内に存在する歩行者6が検出された場合には運転支援を行うと判定し、支援範囲内に存在する歩行者6が検出されない場合には、運転支援を行わないと判定する。支援範囲は、車両10周辺における一定範囲の領域である。支援範囲は、固定値であってもよいし、例えば車両10の車速が早いときに広く設定される可変値であってもよい。
決定部43は、認識部41で認識した歩行者情報、すなわち、歩行者6の行動、歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きに応じて、実行する運転支援の内容を決定する(詳細は後述する)。運転支援の内容は、少なくとも、減速支援と操舵支援とを含む。減速支援は、大減速支援と小減速支援とを含む。大減速支援は、予め設定された設定量以上の要求減速量による減速支援である。小減速支援は、予め設定された設定量よりも小さい要求減速量による減速支援である。
算出部44は、判定部42が車両10の支援範囲内に歩行者6が存在すると判定した場合であって、決定部43が運転支援の内容を減速支援に決定した場合、認識部41で認識した車両情報及び歩行者情報に基づいて要求減速量を算出する。算出部44は、判定部42が車両10の支援範囲内に歩行者6が存在すると判定した場合であって、決定部43が運転支援の内容を操舵支援に決定した場合、認識部41で認識した車両情報及び歩行者情報に基づいて要求操舵量を算出する。ECU4は、要求減速量又は要求操舵量に応じてアクチュエータ5を制御する。
アクチュエータ5は、車両10の走行制御を実行する装置である。アクチュエータ5は、エンジンアクチュエータ、ブレーキアクチュエータ、及び操舵アクチュエータを少なくとも含む。エンジンアクチュエータは、ECU4からの制御信号に応じてエンジンに対する空気の供給量(スロットル開度)を制御し、車両10の駆動力を制御する。なお、車両10がハイブリッド車である場合には、エンジンに対する空気の供給量の他に、動力源としてのモータにECU4からの制御信号が入力されて当該駆動力が制御される。車両10が電気自動車である場合には、動力源としてのモータにECU4からの制御信号が入力されて当該駆動力が制御される。これらの場合における動力源としてのモータは、アクチュエータ5を構成する。
ブレーキアクチュエータは、ECU4からの制御信号に応じてブレーキシステムを制御し、車両10の車輪へ付与する制動力を制御する。ブレーキシステムとしては、例えば、液圧ブレーキシステムを用いることができる。なお、ブレーキアクチュエータは、車両10が回生ブレーキシステムを備えている場合、液圧ブレーキシステム及び回生ブレーキシステムの両方を制御してもよい。操舵アクチュエータは、電動パワーステアリングシステムのうち操舵トルクを制御するアシストモータの駆動を、ECU4からの制御信号に応じて制御する。これにより、操舵アクチュエータは、車両10の操舵トルクを制御する。
図3は、ECU4において実行される運転支援の内容のパターンを示す図である。通常の運転者の運転は、歩行者6が車両10前方を横断している、又は横断する可能性が高いときには、操舵ではなく減速して歩行者6との衝突を回避しようとすることが多い。具体的には、通常の運転者は、歩行者6が車両10前方を横断しているとき、又は、歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きの少なくとも一方が車道8側であるとき(歩行者6が車両10前方を横断する可能性が高いとき)には、減速して歩行者6との衝突を回避しようとすることが多い。また、通常の運転者は、上記以外のときには、操舵して歩行者6との衝突を回避しようとすることが多い。そこで、図3に示すように、ECU4によって運転支援が行われる車両10においても、上述した通常の運転者の運転と同様に、歩行者6の行動、歩行者6の体の向き、及び歩行者6の顔の向きに応じた運転支援の内容が決定される。
具体的には、決定部43は、認識部41が認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動である場合、認識部41で認識した歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きにかかわらず、実行する運転支援の内容を減速支援(大減速支援)に決定する。また、決定部43は、認識部41で認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動ではない場合であって、歩行者6の体の向きが車道8側のとき、又は、歩行者6の体の向きが車道8側ではなく且つ歩行者6の顔の向きが車道8側のとき、実行する運転支援の内容を減速支援(小減速支援)に決定する。また、決定部43は、認識部41で認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動ではない場合であって、歩行者6の体の向きが車道8側ではなく且つ歩行者6の顔の向きが車道8側ではないとき、実行する運転支援の内容を操舵支援に決定する。
次に、ECU4において実行される処理の詳細について説明する。図4は、ECU4の処理を示すフローチャートである。図4に示すように、まず、判定部42は、認識部41で認識した車両情報及び歩行者情報に基づいて、車両10の支援範囲内に歩行者6が存在する否かを判定する(ステップS10)。ステップS10でYESの場合、ステップS20へ進む。一方、ステップS10でNOの場合、処理を終了する。その後、次周期におけるステップS10へ移行し、処理を繰り返し実行する。
ステップS20において、認識部41は、歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動であるか否かを認識する。ステップS20でYESの場合、ステップS30へ進む。一方、ステップS20でNOの場合、ステップS40へ進む。
ステップS30において、決定部43は、運転支援の内容を大減速支援に決定する。なお、ステップS20でYESの場合は、ステップS20でNOの場合に比べて、歩行者6との車両10との衝突可能性が高いと考えられるため、運転支援の内容が大減速支援に決定される。ステップS30の後、処理を終了する。その後、次周期におけるステップS10へ移行し、処理を繰り返し実行する。
ステップS40において、認識部41は、歩行者6の体の向きが車道8側であるか否かを認識する。ステップS40でYESの場合、ステップS50へ進む。ステップS40でNOの場合、ステップS60へ進む。
ステップS50において、決定部43は、運転支援の内容を小減速支援に決定する。つまり、決定部43は、ステップS20でNOの場合であって、ステップS40でYESのときには、歩行者6の顔の向きにかかわらず実行する運転支援の内容を小減速支援に決定する。これは、歩行者6の体の向きが車道8側であることから、歩行者6が車両10前方を横断する意志があると判断されるためである。例えば、図2の(a)に示すように、歩行者6の行動が静止であって、歩行者6の体の向きが車道8側であって、歩行者6の顔の向きが並走側であるときには、歩行者6が車道8を横断したくて周囲の車両を見渡すために、顔を並走側へ向いている可能性がある。このようなときには、歩行者6が車両10前方を横断する可能性が高い。なお、ステップS20でNOの場合は、ステップS20でYESの場合に比べて、歩行者6と車両10との衝突可能性が低いと考えられるため、ステップS50において、運転支援の内容が小減速支援に決定される。ステップS50の後、処理を終了する。その後、次周期におけるステップS10へ移行し、処理を繰り返し実行する。
ステップS60において、認識部41は、歩行者6の顔の向きが車道8側であるか否かを認識する。ステップS60でYESの場合、ステップS70へ進む。ステップS60でNOの場合、ステップS80へ進む。
ステップS70において、決定部43は、運転支援の内容を小減速支援に決定する。これは、歩行者6の顔の向きが車道8側であることから、歩行者6が車両10前方を横断する意志があると判断されるためである。例えば、図2の(b)に示すように、歩行者6の行動が並走であって、歩行者6の体の向きが並走側であって、歩行者6の顔の向きが車道8側であるときには、並走している歩行者6が急に行動の向きを変えて車道8を横断する可能性がある。つまり、このようなときには、歩行者6が車両10前方を横断する可能性が高い。ステップS70の後、処理を終了する。その後、次周期におけるステップS10へ移行し、処理を繰り返し実行する。
ステップS80において、決定部43は、運転支援の内容を操舵支援に決定する。ステップS80の後、処理を終了する。その後、次周期におけるステップS10へ移行し、処理を繰り返し実行する。ステップS30、ステップS50、ステップS70、及びステップS80の後、要求減速量又は要求操舵量が算出部44によって算出される。そして、アクチュエータ5が、算出された要求減速量又は要求操舵量に応じてECU4によって制御される。なお、図4に示される各処理は、例えば車両10のイグニッションOFF等の所定の終了条件が満たされた場合、終了される。
以上、運転支援装置1では、決定部43は、認識部41で認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動である場合、つまり、歩行者6の移動が主因となり、歩行者6と車両10との衝突可能性が高くなる場合、認識部41で認識した歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きにかかわらず、実行する運転支援の内容を減速支援(大減速支援)に決定する。これにより、運転支援の内容の決定に際して歩行者6の行動を適切に加味でき、運転支援の内容を適切に決定することが可能となる。すなわち、歩行者6の挙動によって運転支援の内容を切り替えることで、煩わしさを感じ難く不要感及び違和感のない運転支援を実現し、通常の運転者の運転(運転支援なし)に近い回避行動とすることができる。
また、運転支援装置1では、決定部43は、認識部41で認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動ではない場合であって、歩行者6の体の向きが車道8側のとき、又は、歩行者6の体の向きが車道8側ではなく且つ歩行者6の顔の向きが車道8側のとき、実行する運転支援の内容を減速支援(小減速支援)に決定し、認識部41で認識した歩行者6の行動が車両10前方を横断する方向における移動ではない場合であって、歩行者6の体の向きが車道8側ではなく且つ歩行者6の顔の向きが車道8側ではないとき、実行する運転支援の内容を操舵支援に決定している。この構成によれば、運転支援の内容の決定に際して、歩行者6の体の向き及び歩行者6の顔の向きを適切に加味でき、運転支援の内容をより適切に決定することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
上記実施形態では、人が歩行者6である例を示したが、人は、自転車に乗った人や車椅子に乗った人等であってもよい。認識部41は、少なくとも車両10に対する歩行者6の走行速度に基づいて、歩行者6の行動(移動又は移動方向)を認識してもよい。
上記実施形態では、運転支援の内容として減速支援と操舵支援とを含む例を示したが、これに限定されない。運転支援の内容には、少なくとも減速支援が含まれていればよい。運転支援の内容には、支援なしがさらに含まれていてもよい。上記実施形態の運転支援装置1は、外部センサ3に代えてもしくは加えて、車車間通信、路車間通信ないし歩車間通信による通信情報に基づき周辺環境に関する情報を取得する通信装置を備えていてもよい。
上記実施形態では、図3に示すように、歩行者6の体の向きが歩道7側であって顔の向きが車道8側である場合、歩行者6の体の向きが車道8側であって顔の向きが歩道7側である場合、歩行者6の体の向きが歩道7側であって顔の向きが歩道7側又は並走側であり且つ歩行者6の行動が並走又は横断である場合、歩行者6の体の向きが並走側であって顔の向きが歩道7側であり且つ歩行者6の行動が横断である場合、及び、歩行者6の体の向きが車道8側であって顔の向きが車道8側であり且つ歩行者6の行動が並走である場合、運転支援の内容を小減速支援、大減速支援又は操舵支援に決定している。しかし、これらの少なくとも何れかの場合には、支援なしを運転支援の内容として決定してもよい。
1…運転支援装置、4…ECU、10…車両、41…認識部、43…決定部、6…歩行者(人)、7…歩道、8…車道。
Claims (2)
- 車両の周辺環境に基づいて、前記車両周辺に存在する人の行動、前記人の体の向き及び前記人の顔の向きを認識する認識部と、
前記認識部で認識した前記人の行動、前記人の体の向き及び前記人の顔の向きに応じて、実行する運転支援の内容を決定する決定部と、を備え、
前記決定部は、
前記認識部で認識した前記人の行動が前記車両前方を横断する方向における移動である場合、前記認識部で認識した前記人の体の向き及び前記人の顔の向きにかかわらず、
実行する前記運転支援の内容を減速支援に決定する、運転支援装置。 - 前記決定部は、
前記認識部で認識した前記人の行動が前記車両前方を横断する方向における移動ではない場合であって、前記人の体の向きが車道側のとき、又は、前記人の体の向きが車道側ではなく且つ前記人の顔の向きが車道側のとき、実行する前記運転支援の内容を減速支援に決定し、
前記認識部で認識した前記人の行動が前記車両前方を横断する方向における移動ではない場合であって、前記人の体の向きが車道側ではなく且つ前記人の顔の向きが車道側ではないとき、実行する前記運転支援の内容を操舵支援に決定する、請求項1に記載の運転支援装置。
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