JP2018137568A - 受付電話端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】どのユーザによるジェスチャー操作であっても精度よくその操作を判別することができ、どのユーザにとっても訪問先の各部署や担当者の電話番号などを非接触操作により簡単に検索して、訪問相手に電話をかけることが可能な受付電話端末を提供する。【解決手段】操作対象物11をユーザが視認可能な三次元空間に空中画像2として表示させる画像結像プレート20が表面に設置された筐体1と、三次元空間におけるユーザの手3の動きを検出する3Dセンサ30と、ユーザの手3の動きによるジェスチャー操作を認識する制御ユニット40と、ジェスチャー操作に基づいてユーザが電話をかける相手先を特定して電話発信を行う発信制御部51と、相手先と通話することを可能にする通話制御部52とを備えることにより、訪問先の部署などを実像として浮かび上がらせ、ユーザがジェスチャー操作により非接触で検索を行い、訪問相手に電話をかけることができる。【選択図】図1

Description

この発明は、総合ビルや会社等の受付において、来訪者が訪問相手に電話をかけることが可能な受付電話端末に関するものである。
従来より、総合ビルや会社等の受付において、内線電話機が設置されており、来訪者が受付案内部署に電話をかけたり、各部署や担当者の電話番号が記載された印刷物等を閲覧できるようにしておくことにより、訪問相手に電話をかけることが可能な受付電話が使用されている。また、近年では、各部署や担当者の電話番号を検索することが可能なタッチパネル式の受付電話端末が設置されていることも多い。
一方、端末装置としては、近年では、パソコン等の入力装置に対して、三次元空間におけるユーザの手の動き、すなわち、ジェスチャーに基づいて、ユーザの操作指令を判別するジェスチャー操作装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2011−248606号公報 特許第5665140号公報
ジェスチャーUIソリューション「フィンガージェスチャー」、NECソリューションイノベータ株式会社、インターネット<URL:http://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/finger/>
しかしながら、訪問先の各部署や担当者の電話番号が記載された印刷物等を閲覧する場合や、タッチパネル式の受付電話端末を使用する場合には、ユーザが必ずその印刷物やタッチパネル部分に触れて操作するため、不特定多数の人が触れて操作することになり、あまり衛生的ではないという課題があった。
そこで、前述のようなジェスチャー操作装置を受付電話に適用することも考えられるが、例えば特許文献1に示すような従来のジェスチャー操作装置では、ユーザにとって使い方がわかりにくく、また、すべてのユーザのジェスチャー操作を精度よく検出することが難しいため、ユーザにとって思い通りの操作がスムーズに展開されず、使い勝手が悪いという課題が考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、どのユーザによるジェスチャー操作であっても精度よくその操作を判別することができ、どのユーザにとっても訪問先の各部署や担当者の電話番号などを非接触操作により簡単に検索して、訪問相手に電話をかけることが可能な受付電話端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、ユーザが視認可能な三次元空間における、前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作を認識するジェスチャー操作機能が搭載された受付電話端末であって、前記ユーザに対して表示させて操作させたい対象である操作対象物が内部に設置され、前記操作対象物を前記ユーザが視認可能な三次元空間に空中画像として表示させる画像結像プレートが表面に設置された筐体と、前記三次元空間における前記ユーザの手の動きを検出する3Dセンサと、前記操作対象物に接続され、当該操作対象物の表示制御を行う表示制御部と、前記3Dセンサおよび前記表示制御部に接続され、前記三次元空間における前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作を認識する、NECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーを搭載した制御ユニットと、前記制御ユニットにより認識された前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作に基づいて、前記ユーザが電話をかける相手先を特定して当該相手先に対して電話発信を行う発信制御部と、前記発信制御部により電話発信された前記相手先と前記ユーザが通話することを可能にする通話制御部とを備えることを特徴とする。
この発明の受付電話端末によれば、パソコン等の入力装置のディスプレイ画像などにより、訪問先の各部署や担当者の電話番号などを実像として三次元空間に浮かび上がらせ、ユーザがジェスチャー操作により非接触で検索を行い、訪問相手に電話をかけることができるので、どのユーザによるジェスチャー操作であっても精度よく簡単に訪問先の各部署や担当者の電話番号などを検索することができ、かつ、非接触であるため衛生面でも問題なく操作することができる。
実施の形態1における受付電話端末の概略構成を示す構成図である。 実施の形態1における受付電話端末の制御ユニットと電話ユニットの機能構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1における受付電話端末の制御ユニットの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における受付電話端末の使用例を示す説明図である。 実施の形態2における受付電話端末の概略構成を示す構成図である。 実施の形態2における受付電話端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2における受付電話端末の使用例を示す説明図である。
この発明の受付電話端末は、ユーザが視認可能な三次元空間における、ユーザの手の動きによるジェスチャー操作機能が搭載されており、そのジェスチャー操作に基づいて、ユーザが電話をかける相手先を特定してその相手先に対して電話発信を行うものである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における受付電話端末の概略構成を示す構成図である。この受付電話端末は、筐体1を備えるものであり、その筐体1の内部には、パソコン等の入力装置の操作画面であるディスプレイ画像を表示させる液晶表示装置など、ユーザに対して表示させて操作させたい対象である操作対象物11が設置されている。
また、筐体1の表面には、操作対象物11をユーザが視認可能な三次元空間に、空中画像2として表示させる画像結像プレート20が設けられている。すなわち、空中画像2は、ユーザに対して表示させて操作させたい対象である操作対象物11を実像として三次元空間に浮かび上がらせたものである。なお、筐体1の内部に設置された操作対象物11の表示画像面は、画像結像プレート20側を向いていることは言うまでもない。
また、操作対象物11を、ユーザが視認可能な三次元空間に、空中画像2として表示させる画像結像プレート20としては、例えば、株式会社アスカネットのエアリアルイメージングプレート等の、既に知られている空中結像技術を用いればよいので、ここでは説明を省略する。なお、図中、空中画像2は一点鎖線で表しており、三次元空間に画像が浮かび上がっているものの、向こう側は透過して視認できる状態である。
さらに、筐体1の表面上の画像結像プレート20が設置されていない位置には、画像結像プレート20によって三次元空間に表示された空中画像2を操作するユーザの手3の動きを検出する3Dセンサ30を備えている。なお、この3Dセンサ30としては、例えばTOFカメラ(TOFセンサ)など、三次元空間における位置などを検出できるものであれば、どのようなものであっても構わない。
また、図1においては、筐体1の表面の画像結像プレート20が設置されていない位置のうち、空中画像2やユーザの手3から遠い側(図中、画像結像プレート20の左)に、3Dセンサ30を設置した場合を示しているが、筐体1の表面の画像結像プレート20が設置されていない位置であれば、例えば、空中画像2やユーザの手3から近い側(図中、画像結像プレート20の右等)に、3Dセンサ30を設置してもよい。
そして、3Dセンサ30に接続された制御ユニット40を備えており、この制御ユニット40は、ユーザの手3の動きによる三次元空間におけるジェスチャー操作を検出・認識するものである。なお、制御ユニット40は、筐体1の内部に設置されている。
また、パソコン等の入力装置の操作画面であるディスプレイ画像を表示させる液晶表示装置など、ユーザに対して表示させて操作させたい対象である操作対象物11の表示制御を行う表示制御部12を備えており、この表示制御部12は、操作対象物11および制御ユニット40に接続されている。そして、この実施の形態1では、表示制御部12と操作対象物11は、パソコン等の入力装置10に一体となって組み込まれているものとする(後述する図2参照)。
なお、表示制御部12は、パソコン等の入力装置10の本体に内蔵され、操作対象物11は、本体とは別体の液晶表示装置などであってもよい。すなわち、この実施の形態1では、表示制御部12は、操作対象物11と一体となって(入力装置10に組み込まれて)筐体1の内部に設置されているが、表示制御部12が操作対象物11と別体の場合には、表示制御部12は、筐体1の内部に設置されている。
また、筐体1の表面上の画像結像プレート20が設置されていない位置であって、ユーザが使いやすい位置(例えば、筐体1の左手前位置など)に、ユーザが訪問相手に電話をかけることが可能な電話機60が設けられており、制御ユニット40により検出・認識されたユーザの手3の動きによるジェスチャー操作に基づいて、ユーザが電話をかける(訪問したい)相手先を特定して当該相手先に対して電話発信が行われ、通話可能にする電話ユニット50を介して、ユーザが相手先と通話をすることが可能となっている。なお、電話ユニット50についても、筐体1の内部に設置されている。
図2は、この実施の形態1における受付電話端末の制御ユニット40と電話ユニット50の機能構成を示す機能ブロック図である。
制御ユニット40は、空間操作認識部41と、タッチ操作判別部42と、操作制御部43とを備えている。また、電話ユニット50は、発信制御部51と、通話制御部52とを備えている。
空間操作認識部41は、3Dセンサ30によって検出されたユーザの手3の動きに基づいて、ユーザの手3の動きによる三次元空間におけるジェスチャー操作を認識するとともに、3Dセンサ30からユーザの手3までの距離と、3Dセンサ30から空中画像2までの距離との差を算出して、タッチ操作判別部42へ送信する。
タッチ操作判別部42は、空間操作認識部41が算出した、3Dセンサ30からユーザの手3までの距離と3Dセンサ30から空中画像2までの距離との差が、あらかじめ定められた所定の範囲内(例えば、5mm以内)であるか否かを判断し、所定の範囲内である場合に、空間操作認識部41により認識されたジェスチャー操作が、空中画像2に対して行われたタッチ操作であると判別し、操作制御部43へ送信する。
操作制御部43は、タッチ操作判別部42によりユーザの手3の動きによるジェスチャー操作が空中画像2に対して行われたタッチ操作であると判別された場合に、ユーザにより空中画像2の元の操作対象物11に対して、どのようなタッチ操作が行われたかという情報を、表示制御部12および発信制御部51に送信する。
発信制御部51は、制御ユニット40により検出・認識されたユーザの手3の動きによるジェスチャー操作に基づいて、ユーザが電話をかける(訪問したい)相手先を特定して当該相手先に対して電話発信を行う。
通話制御部52は、発信制御部51により電話発信された相手先が電話に出た場合に、ユーザがその相手先と通話することを可能にする。
ここで、制御ユニット40の処理動作について説明する。
図3は、実施の形態1における受付電話端末の制御ユニット40の動作を示すフローチャートである。
まず初めに、空間操作認識部41が、3Dセンサ30によって検出されたユーザの手3の動きに基づいて、ユーザの手3の動きによる三次元空間におけるジェスチャー操作を認識し、タッチ操作判別部42へ送信する(ステップST1)。
このジェスチャー認識の方法については、既に様々な方法が知られており、例えば、特許文献2に示すようなジェスチャー認識技術を用いればよいが、この発明では、NECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーを用いるものとする。すなわち、この実施の形態1の携帯電話端末における制御ユニット40は、NECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーを搭載している。以下の実施の形態においても、同様である。なお、このNECソリューションイノベータ社製のフィンガージェスチャーについては、公知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する(非特許文献1参照)。
また、空間操作認識部41は、3Dセンサ30によって検出されたユーザの手3の動きに基づいて、3Dセンサ30からユーザの手3までの距離と、3Dセンサ30から空中画像2までの距離との差を算出し、タッチ操作判別部42へ送信する(ステップST2)。
タッチ操作判別部42は、空間操作認識部41により算出された、3Dセンサ30からユーザの手3までの距離と、3Dセンサ30から空中画像2までの距離との差が、あらかじめ定められた所定の範囲内(例えば、5mm以内)であるか否かを判断し(ステップST3)、所定の範囲内であると判断した場合(ステップST3のYESの場合)に、空間操作認識部41により認識されたジェスチャー操作が、空中画像2に対して行われたタッチ操作であると判別し、操作制御部43へ送信する(ステップST4)。
一方、3Dセンサ30からユーザの手3までの距離と、3Dセンサ30から空中画像2までの距離との差が、あらかじめ定められた所定の範囲内でないと判別された場合(ステップST3のNOの場合)には、ステップST1へ戻って処理を繰り返す。
なお、ここで用いる「あらかじめ定められた所定の範囲」については、どのユーザによるジェスチャー操作であっても、精度よくその操作指令を判別することができるように、適宜変更が可能である。
そして、操作制御部43は、タッチ操作判別部42により、ユーザの手3の動きによるジェスチャー操作が空中画像2に対して行われたタッチ操作であると判別された場合に、ユーザにより空中画像2の元となる画像である操作対象物11に対してどのようなタッチ操作が行われたかという情報を、操作対象物11と接続されているパソコン等の入力装置10の表示制御部12および発信制御部51へ送信する(ステップST5)。
ここで、この実施の形態では、操作対象物11として、訪問先の各部署や担当者の電話番号などがユーザに対して表示される。すなわち、パソコン等の入力装置10のディスプレイ画像などにより、訪問先の各部署や担当者の電話番号などを実像として三次元空間に浮かび上がらせることにより、ユーザがジェスチャー操作により訪問相手を検索することができるのである。
また、前述のとおり、制御ユニット40は、NECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーを搭載しているものであり、図3に示す処理動作は、このNECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーにより実現されるものである。
このように、この実施の形態1のジェスチャー操作機能が搭載された受付電話端末によれば、パソコン等の入力装置10のディスプレイ画像などにより、訪問先の各部署や担当者の電話番号などの操作させたい操作対象物11を実像として三次元空間に浮かび上がらせた空中画像2に対して、ユーザがジェスチャー操作を行うことができるので、どのユーザによるジェスチャー操作であっても精度よくその操作を判別することができる。また、このようにユーザがジェスチャー操作により非接触で検索を行い、訪問相手に電話をかけることができるので、どのユーザにとっても簡単に訪問先の各部署や担当者の電話番号などを検索することができ、かつ、非接触であるため衛生面でも問題なく操作することができる。
また、図4は、この実施の形態1における受付電話端末の使用例の1つを示す説明図である。この図4は、ある会社にやってきた来訪者(ユーザ)が、その会社の受付において、訪問相手に連絡するために、この受付電話端末を用いて訪問先の部署や担当者の電話番号などを非接触で検索し、電話をかけている様子を示した例であり、受付電話端末の筐体1の表面に画像結像プレート20と3Dセンサ30が設置されている状態が見えており、三次元空間に各部署や担当者の電話番号が空中画像2として浮かび上がっている状態を示している。
この場合、訪問先の部署や担当者の電話番号などが見つかるまでは、来訪者(ユーザ)は電話機60の受話器を持つ必要はなく、三次元空間における空中画像2にタッチするだけで非接触で操作を行い、訪問先が検索できると、例えば空中画像2に「受話器をお取りください」などといった指示が出ることにより、電話機60の受話器を持ち上げて通話することができる。
なお、この図4においては、この受付電話端末が、触覚フィードバック装置70をさらに備えている場合を示している。触覚フィードバック装置70は、ユーザの手3が空中画像2の操作ボタン等をタッチしたと検出された場合に、ユーザの手3に対して振動等の触覚フィードバックを与えるものである。
このように、触覚フィードバックを与える機能も備えるようにすれば、空中画像2における操作であっても、ユーザにとってジェスチャー操作による入力感が得られるという効果がある。なお、この触覚フィードバックを与える触覚フィードバック装置70の構成や動作については、既に様々な技術が知られているので、ここでは説明を省略するが、そのいずれを用いるようにしてもよい。
なお、図4はあくまでも一例であり、この実施の形態1における受付電話端末は、例えば、ATM等において、通常はジェスチャー操作端末として使用され、担当者との通話が可能なインターホンが備え付けられた端末装置への適用などが可能である。
以上のように、この実施の形態1の受付電話端末によれば、パソコン等の入力装置10のディスプレイ画像などにより、訪問先の各部署や担当者の電話番号などを実像として三次元空間に浮かび上がらせ、ユーザがジェスチャー操作により非接触で検索を行い、訪問相手に電話をかけることができるので、どのユーザによるジェスチャー操作であっても精度よく簡単に訪問先の各部署や担当者の電話番号などを検索することができ、かつ、非接触であるため衛生面でも問題なく操作することができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2における受付電話端末の概略構成を示す構成図である。この実施の形態2では、実施の形態1における図1に示す受付電話端末の電話機60を備えておらず、その代わりに、指向性スピーカ81とマイク82とを備えるものである。また、この指向性スピーカ81およびマイク82を、この実施の形態2では通話装置80と呼ぶ。なお、図1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
指向性スピーカ81は、通話制御部52により通話が確立した場合に、相手先からの音声をユーザに対してのみ聞こえる方向に出力するものである。また、マイク82は、ユーザが発話した音声を検出するものである。
このように、指向性スピーカ81を用いたことにより、通話が確立した場合であっても、受付電話端末の周囲にいる人に対して相手先の電話の声は聞こえないため、この通話装置80により、ユーザが完全にハンズフリーの状態で、実施の形態1における電話機60を備えた場合と同様の使い方ができる。すなわち、ユーザの手が非接触のまま通話まで行うことが可能となるため、ジェスチャー操作により非接触で検索を行うことができることに加え、訪問相手との通話まで非接触で行うことができ、より衛生的であるという効果がある。
図6は、この実施の形態2における受付電話端末の機能構成を示す機能ブロック図である。また、制御ユニット40の動作を示すフローチャートは、実施の形態1における図3と同じであるため、ここでは図示および説明を省略する。
また、図7は、この実施の形態2における受付電話端末の使用例の1つを示す説明図である。この図7は、実施の形態1における図4と同様に、ある会社にやってきた来訪者(ユーザ)が、その会社の受付において、訪問相手に連絡するために、この受付電話端末を用いて訪問先の部署や担当者の電話番号などを非接触で検索し、電話をかけている様子を示した例であり、受付電話端末の筐体1の表面に画像結像プレート20と3Dセンサ30が設置されている状態が見えており、三次元空間に各部署や担当者の電話番号が空中画像2として浮かび上がっている状態を示している。
この場合、訪問先の部署や担当者の電話番号などが見つかるまでだけでなく、通話が可能になったあとも通話中も、来訪者(ユーザ)は受話器などを持つ必要もなく完全にハンズフリーの状態で、三次元空間における空中画像2にタッチするだけで非接触で操作を行い、訪問先が検索できて通話が確立すると、例えば空中画像2に「そのままお話しください」などといった指示が出ることにより、ユーザは通話することができる。
なお、この実施の形態2においても、図4に示したものと同様に、触覚フィードバック装置70をさらに備えるようにしてもよいことは言うまでもない。この場合には、図7における通話装置80と同じ位置に、触覚フィードバック装置70を配置することができるので、設置のための場所を余分にとる必要がなく、装置全体としての大型化を防止することができる。
以上のように、この実施の形態2の受付電話端末によれば、パソコン等の入力装置10のディスプレイ画像などにより、訪問先の各部署や担当者の電話番号などを実像として三次元空間に浮かび上がらせ、ユーザがジェスチャー操作により非接触で検索を行い、訪問相手に電話をかけることができるので、どのユーザによるジェスチャー操作であっても精度よく簡単に訪問先の各部署や担当者の電話番号などを検索することができ、かつ、非接触であるため衛生面でも問題なく操作することができる、という実施の形態1と同様の効果に加え、訪問相手との通話まで非接触で行うことができるので、より衛生的であるという効果がある。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 筐体
2 空中画像
3 ユーザの手
10 入力装置
11 操作対象物
12 表示制御装置
20 撮像プレート
30 3Dセンサ
40 制御ユニット
41 空間操作認識部
42 タッチ操作判別部
43 操作制御部
50 電話ユニット
51 発信制御部
52 通話制御部
60 電話機
70 触覚フィードバック装置
80 通話装置
81 指向性スピーカ
82 マイク

Claims (3)

  1. ユーザが視認可能な三次元空間における、前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作を認識するジェスチャー操作機能が搭載された受付電話端末であって、
    前記ユーザに対して表示させて操作させたい対象である操作対象物が内部に設置され、前記操作対象物を前記ユーザが視認可能な三次元空間に空中画像として表示させる画像結像プレートが表面に設置された筐体と、
    前記三次元空間における前記ユーザの手の動きを検出する3Dセンサと、
    前記操作対象物に接続され、当該操作対象物の表示制御を行う表示制御部と、
    前記3Dセンサおよび前記表示制御部に接続され、前記三次元空間における前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作を認識する、NECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーを搭載した制御ユニットと、
    前記制御ユニットにより認識された前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作に基づいて、前記ユーザが電話をかける相手先を特定して当該相手先に対して電話発信を行う発信制御部と、
    前記発信制御部により電話発信された前記相手先と前記ユーザが通話することを可能にする通話制御部と
    を備えることを特徴とする受付電話端末。
  2. 前記NECソリューションイノベータ株式会社製のフィンガージェスチャーを搭載した制御ユニットは、前記3Dセンサにより検出された前記三次元空間における前記ユーザの手の動きに基づいて、前記ユーザの手の動きによるジェスチャー操作を認識するとともに、前記3Dセンサから前記ユーザの手までの距離と、前記3Dセンサから前記空中画像までの距離との差が、あらかじめ定められた所定の範囲内であるか否かを判断し、前記所定の範囲内であると判断した場合に、前記認識されたジェスチャー操作が前記空中画像に対して行われたタッチ操作であると判別し、前記ユーザにより前記空中画像の元となる前記操作対象物に対してどのようなタッチ操作が行われたかという情報を、前記表示制御部および前記発信制御部に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の受付電話端末。
  3. 前記通話制御部により通話が確立した場合に、前記相手先からの音声を前記ユーザに対してのみ聞こえる方向に出力する指向性スピーカと、前記ユーザが発話した音声を検出するマイクとをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の受付電話端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021171733A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 株式会社村上開明堂 操作入力装置
WO2022138297A1 (ja) * 2020-12-21 2022-06-30 マクセル株式会社 空間浮遊映像表示装置

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