JP2018137520A - 通信装置、通信方法および通信処理プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法および通信処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの境界に存在する装置の故障に対して、迂回する通信経路を設定するための時間を短縮する。【解決手段】実施形態における通信装置は、本ネットワークと隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置であって、(1)本ネットワークからパケットを受信した時に、宛先が自装置であるか判定する為の自装置情報と、(2)別の境界装置を宛先とし、かつ予備経路により自装置を経由するパケットの宛先である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルと、パケットを受信した時に、宛先情報テーブルを基に隣接ネットワークに送信すると判定したパケットの宛先情報を削除し、どの隣接ネットワークに送信するか選択し、パケットの形式をこのネットワークの形式に変換するパケット形式変換部と、このパケットの送信ポートを決定する隣接ネットワーク送信機能部とを有する。【選択図】図12

Description

本発明の実施形態は、通信装置、通信方法および通信処理プログラムに関する。
広域のネットワークを構築する際に、ネットワークの要件に応じて、複数のネットワークを組み合わせて構築をする方法が普及している。
例えば、広域イーサネット(登録商標)サービスを提供する際に、イーサネットのみでネットワークを構築するのではなく、複数のイーサネットのネットワークを、MPLS(Multi Protocol Label Switching)のネットワークで接続して構築する事で、イーサネットでは実現が難しいトラフィックエンジニアリングを可能にする様な手法が広く用いられている。
上記の例の様に、複数のイーサネットのネットワークをMPLSのネットワークで接続する場合、MPLSとイーサネットの境界にある装置で、MPLSとイーサネットのパケット形式を変換する事で、ネットワーク間の通信を実現する。
広域イーサネットサービスを使用しているユーザ間はイーサネットに基づくパケットの送受信が出来ている様に見えるが、網内ではMPLSに基づいたパケットの送受信を行う事が出来る。
この様なネットワークにおいて、ネットワーク内で故障が発生した場合、故障箇所の迂回方法は、故障した箇所のネットワークの迂回技術に依存する。
例えば、イーサネットで構築したネットワーク内の故障であれば、ERP(Ethernet(登録商標) Ring Protocol)の様な、故障時の経路切替技術を用いて、故障箇所を迂回して通信を継続する事が可能である。
その他、IP(Internet Protocol)ネットワーク等で用いられる故障箇所の迂回方法として、ネットワーク内でルーティングプロトコルを動作させ、故障検知を契機に、故障箇所を迂回して通信を回復する経路の再計算を行う方法があるが、当該方法は、ネットワークの規模に依存して再計算時間が長くなるため、通信が回復するまでの通信断時間が長時間化するという課題がある。
そこで、上記のルーティングプロトコルによる経路の再計算によって発生する通信断時間を短縮する為に、FRR(Fast ReRoute)と呼ばれる技術がある(非特許文献1)。
当該技術は、故障が発生する可能性がある場所に対して、迂回を行なって正常系の経路に戻す経路(予備経路)を予め設定する事で、故障を検知した後、高速に経路を切り替える技術である。
この技術を用いて、ネットワーク内の全ての通信装置を迂回出来る経路を設定する事で、ネットワークのどの部分が故障しても、高速に経路を切替る事が出来る。
Fast Reroute Extensions to RSVP-TE for LSP Tunnels、インターネット<https://tools.ietf.org/html/rfc4090>、[2017年2月7日検索]
しかしながら、ネットワークの境界に位置する装置が故障した場合、境界を跨いだ各ネットワークで故障箇所の迂回方法が異なる為、故障した装置を跨ぐ予備経路を設定できない。
ネットワークの境界に位置する装置が故障すると、通信を回復する為には、前述した通り、ネットワーク内でルーティングプロトコルを動作させ、経路の再計算を実施する方法や、ネットワークのオペレーションツール等を用いて、新たな通信経路を設定する方法があるが、通信回復までの時間が長期間化する事が課題である。
本発明の目的は、ネットワークの境界に存在する装置の故障に対して、迂回する通信経路を設定するための時間を短縮できる通信装置、通信方法および通信処理プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の実施形態における通信装置の第1の態様は、ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置であって、(1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置を経由するパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部と、前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定する送信先ネットワーク判定部と、前記送信先ネットワーク判定部が、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合した形式に変換するパケット形式変換部と、前記パケット形式変換部にて形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したネットワーク接続ポートへ送信する隣接ネットワーク送信機能部とを有する装置を提供する。
本発明の実施形態における通信装置の第2の態様は、ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置であって、(1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置に送信されるパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部と、前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定する送信先ネットワーク判定部と、前記送信先ネットワーク判定部が、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合した形式に変換するパケット形式変換部と、前記パケット形式変換部にて形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したネットワーク接続ポートへ送信する隣接ネットワーク送信機能部と装置を提供する。
本発明の実施形態における通信装置の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記送信先ネットワーク判定部が、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると決定したパケットについて、前記宛先情報テーブルの情報と、前記受信したパケットが前記隣接ネットワークでマルチキャストとして扱われるか否かとに応じて、当該パケットを、前記隣接ネットワークへ送信するか廃棄するか否かを判定する重複パケット廃棄部をさらに有する装置を提供する。
本発明の実施形態における通信方法の第1の態様は、ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置に適用される方法であって、前記通信装置が、(1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置を経由するパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部を有し、前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定し、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合したパケット形式に変換し、前記形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したるネットワーク接続ポートへ送信する方法を提供する。
本発明の実施形態における通信方法の第2の態様は、ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置に適用される方法であって、前記通信装置が、(1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置に送信されるパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部を有し、前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定し、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合したパケット形式に変換し、前記形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したるネットワーク接続ポートへ送信する方法を提供する。
本発明の実施形態における通信方法の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると決定したパケットについて、前記宛先情報テーブルの情報と、前記受信したパケットが前記隣接ネットワークでマルチキャストとして扱われるか否かを示す情報とに応じて、当該パケットを、前記隣接ネットワークへ送信するか廃棄するか否かを判定する方法を提供する。
本発明の実施形態における通信処理プログラムの態様は、第1または第2の態様における通信装置の一部分として動作するコンピュータに用いられるプログラムであって、前記コンピュータを、前記記憶部、前記送信先ネットワーク判定部、前記パケット形式変換部、および前記隣接ネットワーク送信機能部として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、ネットワークの境界に存在する装置の故障に対して、迂回する通信経路を設定するための時間を短縮することが可能になる。
異なるネットワークを用いて通信を行う動作の一例を示す図。 境界装置故障時に、ルーティングプロトコルによる経路再計算によって通信を回復させる動作の一例を示す図。 境界装置故障時に、ルーティングプロトコルによる経路再計算によって通信を回復させる動作の一例を示す図。 故障時の高速経路切替機能であるFRRを用いた場合の動作の一例を説明する図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障した境界装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する動作の一例を示す図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障境界装置と冗長構成にある装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する動作の一例を示す図。 本発明の一実施形態における、異なるネットワークを用いて、マルチキャストを行う動作の一例を示す図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、マルチキャストパケットが重複して送信される課題の一例を示す図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、マルチキャストパケットの重複送信を防止する動作の一例を示す図。 本発明の一実施形態を説明する為のネットワーク形態の一例を示す図。 本発明の一実施形態における、境界装置が2台を超えた台数で冗長構成をとり、境界装置が故障した時の動作の一例を示す図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障した境界装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する為の機能部の構成の一例を示す図。 本発明の一実施形態における、送信先ネットワーク判定部の判定フローの一例を示す図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障境界装置と冗長構成にある装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する為の機能部の構成の一例を示す図。 本発明の一実施形態における境界装置故障時に、マルチキャストパケットの重複送信を防止する為の機能部の構成の一例を示す図。 本発明の一実施形態における、重複パケット廃棄部の廃棄フローの一例を示す図。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係わる実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は以下の実施形態に制限されるものではない。
ここで、本発明の理解を容易にするために、従来の技術による、ネットワークの境界に位置する通信装置(以下、境界装置と称することがある)が故障した場合の、当該故障した境界装置を迂回して通信を継続する例について説明する。
境界装置が故障した場合、当該故障装置を迂回して通信を継続する必要がある。装置故障時に、通信経路(以下、単に経路と称することがある)を高速に切り替える為には、FRRを用いて、各装置を跨いだ予備経路を予め設定する必要がある。
図1〜図3を用いて、境界装置が故障した時に、経路の再設計による通信を回復する動作について説明する。図1は、異なるネットワークを用いて通信を行う動作の一例を示す図である。図2および図3は、境界装置故障時に、ルーティングプロトコルによる経路再計算によって通信を回復させる動作の一例を示す図である。
たとえば、図1に示すように、冗長構成をとる第1境界装置10(以下、境界装置Aと称することがある)と第2境界装置20(以下、境界装置Bと称することがある)、冗長構成をとる第3境界装置50(以下、境界装置Eと称することがある)と第4境界装置60(以下、境界装置Fと称することがある)、及び、第1中継装置30(以下、中継装置Cと称することがある)、第2中継装置40(以下、中継装置Dと称することがある)、及び、装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する第1対向装置70(以下、装置Gまたは対向装置Gと称することがある)で構成されるネットワークについて説明する。中継装置とは、境界装置が所属するネットワークの内部に位置する装置である。
境界装置Aはネットワーク接続ポート(以下、接続ポート、またはポートと称することがある)A1、ポートA2、ポートA3を有する。境界装置BはポートB1、ポートB2、ポートB3を有する。中継装置CはポートC1、ポートC2、ポートC3を有する。中継装置DはポートD1、ポートD2、ポートD3を有する。境界装置EはポートE1、ポートE2、ポートE3を有する。境界装置FはポートF1、ポートF2、ポートF3を有する。装置Gは、ポートG1、ポートG2を有する。
ポートA1はポートG1と通信可能に接続される。ポートA2はポートB2と通信可能に接続される。ポートA3はポートC1と通信可能に接続される。
ポートB1はポートG2と通信可能に接続される。ポートB3はポートD1と通信可能に接続される。
ポートC2はポートD2と通信可能に接続される。ポートC3はポートE1と通信可能に接続される。
ポートD3はポートF1と通信可能に接続される。
ポートE2はポートF2と通信可能に接続される。ポートE3、ポートF3は、外部からパケットを受信する。
図1に示すように、境界装置Eは、転送テーブル(宛先情報テーブル)E4を有する。この転送テーブルE4は、パケットの宛先装置(ここでは対向装置G)と、宛先境界装置(ここでは境界装置A)を定義する。
また、図1に示すように、境界装置Fは、転送テーブルF4を有する。この転送テーブルF4は、パケットの宛先装置(ここでは対向装置G)と、宛先境界装置(ここでは境界装置B)を定義する。各種転送テーブルは、例えば不揮発性メモリなどの記憶装置に記憶することで記憶部として実現される。
境界装置Eは、装置G宛のパケット(Data A)を受信する。また、境界装置Fも、装置G宛のパケット(Data B)を受信する。
境界装置Eは、転送テーブルE4の宛先装置の情報(装置G)と宛先境界装置(故障検知前)の情報(境界装置A)に基づいて、装置G宛のパケットに境界装置A宛の宛先を付与して、パケットを中継装置Cを介して境界装置Aに送信する。
また、境界装置Fは、転送テーブルF4の宛先装置の情報(装置G)と宛先境界装置の情報(境界装置B)に基づいて、装置G宛のパケットに境界装置B宛の宛先を付与して、パケットを中継装置Dを介して境界装置Bに送信する。
当該パケットを受信した境界装置A,境界装置Bは、このパケットに付与される自装置宛の宛先を削除し、装置Gへパケットを送信する。
図1を用いて説明したネットワークで、境界装置Aが故障した場合、境界装置Eは、境界装置A宛に送信していたパケットの宛先を境界装置B宛に変更して送信を継続する必要がある。
たとえば図2、図3に示すように、図1で説明したネットワーク、かつ、境界装置Aが故障している状態のネットワークを考える。
境界装置Aの故障を検知した境界装置Bは、自装置以外の境界装置に対してルーティングプロトコルによる宛先変更要求を境界装置E,Fに送信する。
宛先変更要求を受信した境界装置Eは、転送テーブルE4の宛先境界装置の情報を、故障検知前の境界装置A宛から故障検知後の境界装置B宛に変更し、図3に示すように、装置G宛のパケットを、境界装置Bを介して送信する。このようにして、境界装置Aの故障時に送信を継続する事は可能である。
しかしながら、このような技術を用いる場合、境界装置Bの宛先変更要求にかかる処理時間がネットワークの規模によって長くなるため、故障による通信断から復旧するまでの時間が長時間化してしまう。
次に、図4を用いて、境界装置故障時に、予備経路を設定できない課題の一例を説明する。図4は、故障時の高速経路切替機能であるFRRを用いた場合の動作の一例を説明する図である。
例えば、図4に示すとおり、(1)冗長構成をとる境界装置Aと境界装置B、(2)冗長構成をとる境界装置Eと境界装置F、(3)中継装置C、(4)中継装置D、(5)装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する装置G、及び(6)中継装置Cが故障を検知した時に用いる予備経路H、を有するネットワークであって、かつ、境界装置Aが故障している状態のネットワークを考える。
図4に示したような、予備経路Hを有するネットワークでは、中継装置Eは、パケットの宛先を定義する転送テーブルC4を有する。この転送テーブルC4は、パケットの宛先装置(ここでは境界装置A)を定義する。
境界装置Eと境界装置Fは、装置G宛のパケットを受信する。
図1に示した例と同様に、境界装置Eは、転送テーブルE4の宛先装置の情報(装置G)と宛先境界装置(故障検知前)の情報(境界装置A)に基づいて、装置G宛のパケットに境界装置A宛の宛先を付与して、パケットを、中継装置Cを介して、転送テーブルC4で定義される宛先の境界装置Aに送信する。
また、境界装置Fは、転送テーブルF4の宛先装置の情報(装置G)と宛先境界装置(故障検知前)の情報(境界装置B)に基づいて、装置G宛のパケットに境界装置B宛の宛先を付与して、パケットを中継装置Dを介して境界装置Bに送信する。
境界装置Aの故障に伴い、経路迂回する為には、中継装置Cから装置Gまでの予備経路Hを設定する必要があるが、境界装置A,Bと、装置Gの間のネットワークは、境界装置A〜Fが所属するネットワークとは異なる為、FRRでは、上記の中継装置Cから装置Gまでの予備経路を設定できない。
中継装置Cから、中継装置D、境界装置Bを経由する境界装置A宛の予備経路を設定する事は可能であるが、境界装置Aが故障した場合、当該予備経路を用いても、宛先の装置である境界装置Aが故障している為、故障箇所を迂回する経路を設定できない。
以上のように、既存技術を用いると、境界装置の障害時は、境界装置が所属するネットワークによって、通信断時間が長時間化してしまう課題がある。
そこで、本発明では、異なるネットワークの境界に位置する境界装置に障害が発生した際に、ルーティングプロトコルの再計算時間を待たずに、通信を回復させる手法を提供する。
本発明では、冗長構成の境界装置において、予備経路識別子を参照し、予備経路識別子が付与されたパケットを受信した場合、自装置宛でなくても、宛先へパケットを送信する通信装置を提供する。
図5を用いて、本発明を用いた時の動作の説明をする。図5は、本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障した境界装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する動作の一例を示す図である。
例えば、図5に示すように、(1)冗長構成をとる境界装置Aと境界装置B、(2)冗長構成をとる境界装置Eと境界装置F、(3)中継装置C、(4)中継装置D、(5)装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する装置G、及び(6)中継装置Cが故障を検知した時に用いる、境界装置A宛の予備経路H、を有するネットワークであって、かつ、境界装置Aが故障している状態のネットワークを考える。
中継装置Cは、境界装置Aの故障を検知した際に、転送テーブルC4の宛先装置の情報を、故障検知前の境界装置A宛から予備経路Hに変更し、境界装置A宛の予備経路Hを使用してパケットを送信する。
境界装置Bは、中継装置Cから受信したパケットの宛先情報と、予備経路識別子の有無を判定し、自装置宛でないパケットでも、このパケットに予備経路識別子が付与されている場合、このパケットを境界装置Aへ送信せずに、当該境界装置Bから装置Gへ送信する。
また、受信したパケットの宛先情報が自装置宛であれば、境界装置Bは、このパケットを装置Gへ送信する。
本発明によって、境界装置Aの故障時に、従来行っていた、ルーティングプロトコルによる経路の再計算を待たずに通信を回復する事が出来る為、通信断時間の短縮が実現できる。
付け加えると、図5で説明した動作では、予備経路を、中継装置Cから境界装置Aまでの間に設定した上で、境界装置Bが装置G宛にパケットを送信しているが、中継装置Cから境界装置Bまでの間の予備経路を設定しても同等の動作がなされる。
しかし、既存機能であるFRRでは、予備経路は、正常時の経路に戻す様に設定する事しか出来ない為、予備経路の経路を設定可能な機能が必要になる。
図6を用いて、予備経路の経路を正常系に戻さない設定について説明をする。図6は、発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障境界装置と冗長構成にある装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する動作の一例を示す図である。
例えば、図6に示すように、(1)冗長構成をとる境界装置Aと境界装置B、(2)冗長構成をとる境界装置Eと境界装置F、(3)中継装置C、(4)中継装置D、(5)装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する装置G、及び(6)中継装置Cが故障を検知した時に用いる、境界装置B宛の予備経路I、を有するネットワークであって、かつ、境界装置Aが故障している状態のネットワークを考える。予備経路Iは、図5に示した、境界装置A宛の予備経路Hと比較して、宛先が異なる経路である。
予備経路Hを有するネットワークと同じく、図6に示したような、予備経路Hを有するネットワークでは、中継装置Eは、転送テーブルC4を有する。
中継装置Cは、境界装置Aの故障を検知した際に、転送テーブルC4の宛先装置の情報を、故障検知前の境界装置A宛から予備経路Iに変更し、境界装置B宛の予備経路Iを使用してパケットを送信する。
境界装置Bは、中継装置Cから受信したパケットが予備経路識別子を持つ場合、当該境界装置Bから装置Gへ当該パケットを送信する。
しかしながら、本発明を適用すると、境界装置がマルチキャストトラフィックを受信した場合、パケットの重複が発生するという課題がある。
図7、図8を用いて、本発明の適用時、送信するマルチキャストパケットが重複してしまう動作について説明をする。図7は、本発明の一実施形態における、異なるネットワークを用いて、マルチキャストを行う動作の一例を示す図である。図8は、本発明の一実施形態における境界装置故障時に、マルチキャストパケットが重複して送信される課題の一例を示す図である。
例えば、図7に示すように、(1)冗長構成をとる境界装置Aと境界装置B、(2)冗長構成をとる境界装置Eと境界装置F、(3)中継装置C、(4)中継装置D、及び(5)装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する装置Gと装置H、を有するネットワークを考える。
境界装置Eは、境界装置Aのみに接続されている装置Hにマルチキャストを送信する為に、このマルチキャストをポートE3で受信した場合、宛先の対向装置(装置E)を収容している全ての境界装置にパケットを送信する。
境界装置Aと境界装置Bに接続されている装置Gが、境界装置A、境界装置Bの両方からマルチキャストを受信すると、同一のパケットが装置Gで重複してしまう為、装置Gは、境界装置A、境界装置Bのどちらかがマルチキャストを廃棄する動作をとるのが一般的である。
次に、図8に示すように、(1)冗長構成をとって本発明を適用した境界装置Aと境界装置B、(2)冗長構成をとる境界装置Eと境界装置F、(3)中継装置C、(4)中継装置D、(5)装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する装置G、及び(6)中継装置Cが故障を検知した時に用いる予備経路H、を有するネットワークであって、かつ、境界装置Aが故障している状態のネットワークを考える。
境界装置Aが故障した場合、予備経路Hを経由した境界装置A宛のマルチキャストトラフィックと、境界装置B宛のマルチキャストトラフィックとが境界装置Bに到達する。
本発明を図8のネットワークに適用すると、境界装置Bは、パケットに予備経路識別子が付与されたパケットと、宛先が境界装置B宛のパケットとを、全て装置Gに送信する。その為、境界装置Bは、当該境界装置Bから装置Gへ同一のマルチキャストパケットを送信してしまう。
そこで、マルチキャストの重複を防ぐ為に、本発明では、マルチキャストパケットに予備経路識別子が付与されている場合、このマルチキャストパケットを廃棄し、パケットの重複を防止する動作を加える。
図9を用いて、マルチキャストの重複を防ぐ動作について説明をする。図9は、本発明の一実施形態における境界装置故障時に、マルチキャストパケットの重複送信を防止する動作の一例を示す図である。
図9に示すように、(1)冗長構成をとる境界装置Aと境界装置B、(2)冗長構成をとる境界装置Eと境界装置F、(3)中継装置C、(4)中継装置D、(5)装置A〜Fで構成されたネットワークとは異なるネットワークに所属する装置G、及び(6)中継装置Cが故障を検知した時に用いる予備経路H、を有し、かつ、境界装置Aが故障している状態のネットワークを考える。
境界装置Aが故障した場合、図7、図8を用いて説明した通り、境界装置Bは、マルチキャストパケットを重複して受信する。
(1)受信したパケットにおける、装置A〜Fで構成されたネットワークで使用する予備経路識別子の有無と、(2)当該パケットの宛先情報に基づいて、境界装置Bは、予備経路識別子を有して、かつ、宛先情報がマルチキャストであるパケットを判定し、当該パケットを廃棄する。
上記で説明した、パケットの廃棄により、境界装置が故障した際の通信断時間を短縮しつつ、パケットの重複を防止する事が出来る。
図10は、本発明の一実施形態を説明する為のネットワーク形態の一例を示す図である。図10に示した例では、中継装置C,Dが所属するネットワーク(以下、本ネットワークと称することがある)と、装置G,Hが所属する隣接ネットワークと、両ネットワークに所属する境界装置A,Bを要素として挙げる。
図10に示した例では、境界装置Aは、ネットワーク接続ポート10a、装置G用の接続ポート10b、装置H用の接続ポート10cを有する。境界装置Bは、ネットワーク接続ポート20a、装置G用の接続ポート20b、装置H用の接続ポート20cを有する。
中継装置Cは、ポート30a、ポート30bを有する。中継装置Dは、ポート40a、ポート40bを有する。装置Gは、ポート70a、ポート70bを有する。装置Hは、ポート80a、ポート80bを有する。
ポート10aは、ポート30aと通信可能に接続される。ポート10bは、ポート70aと通信可能に接続される。ポート10cは、ポート80aと通信可能に接続される。
ポート20aは、ポート40aと通信可能に接続される。ポート20bは、ポート70bと通信可能に接続される。ポート20cは、ポート80bと通信可能に接続される。
ポート30bは、ポート40bと通信可能に接続される。
本ネットワークは、各境界装置のネットワーク接続ポート、及び、中継装置C,中継装置Dで構成された部分を示す。
また、隣接ネットワークは、各境界装置の装置G用の接続ポート、装置H用の接続ポート、及び、装置G、装置Hで構成された部分を示す。
以降の説明において、装置G、装置Hは、2台の境界装置A,Bで装置冗長構成をとり、この装置冗長構成にある、どの境界装置から送信されたパケットも受信が可能である。
以降の実施形態の説明では、上記の本ネットワークに所属している中継装置C、中継装置Dの記載を省略することがあるが、ネットワーク接続ポートから受信しているパケットは、ネットワークを介して受信したパケットを示す。
隣接ネットワークは、パケットネットワーク(例えば、イーサネット等)であれば、本発明を適用可能である。
以降の実施形態の説明では、境界装置は2台で装置冗長構成になっているが、本発明は境界装置の台数によらず適用可能である。
図11は、本発明の一実施形態における、境界装置が2台を超えた台数で装置冗長構成をとり、境界装置が故障した時になっている際の動作の一例を示す図である。
図11に示した例では、第1境界装置10(境界装置A)、第2境界装置20(境界装置B)、第N境界装置25(境界装置C)を含むN台の境界装置で装置冗長構成をとり、この構成に対応して、本ネットワーク内に第1中継装置30(中継装置C)、第2中継装置40(中継装置D)、第N中継装置45(中継装置E)を含むN台の中継装置が設けられる。
境界装置(例えば図11における境界装置A)が故障した時には、境界装置の台数によらず、境界装置A宛パケットを受けた中継装置から予備経路を設定して、故障した境界装置と異なる境界装置(例えば図11における境界装置C)から隣接ネットワークにパケット(例えば装置G宛パケット)を送信する必要がある。
装置冗長構成をとる境界装置全てに本発明が適用されている場合、境界装置Cは、予備経路経由のパケットを判定し、隣接ネットワークに送信する事が出来る為、通信を回復できる。
図11で示した動作は、境界装置の故障時に、予備経路を経由し、故障した境界装置と冗長構成にある別の境界装置にパケットを送信することが出来れば、本発明を適用する事で、境界装置の台数に限らず通信を回復させる事が可能である事を示している。
(第1の実施形態)
図12は、本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障した境界装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する為の機能部の構成の一例を示す図である。
ここでは、図12を用いて、ネットワークの境界に複数台配置された装置であって、複数の装置間で装置冗長動作を行う境界装置の故障時に、故障した境界装置と装置冗長の対となる境界装置が、故障した境界装置を宛先に設定した予備経路を経由するパケットを隣接ネットワークへ送信する事で、通信を回復する動作例を説明する。
図12に示した例では、境界装置Bは、ネットワーク接続ポート20a(図10参照)、装置G用の接続ポート20b(図10参照)、装置H用の接続ポート20c(図10参照)、送信先ネットワーク判定部20d、宛先情報テーブル20e、パケット形式変換部20f、隣接ネットワーク送信機能部20gを有する。
宛先情報テーブル20eは、(1)自装置宛のパケットを判定する為の自装置情報と、(2)境界装置A宛の予備経路の予備経路識別子とを記録する。
具体的には、宛先情報テーブル20eは、(1)受信したパケットが境界装置B宛(自装置宛)であると判断する為の情報と、(2)境界装置Bと装置冗長の対をなす境界装置Aを宛先とし、かつ予備経路により自装置を経由して送信されるパケットに対して付与される予備経路識別子と、を記録している。
以降に、動作例を説明する。
境界装置Bは、境界装置Aが故障した時に、本ネットワークから図12における境界装置A宛予備経路を経由して送信された、境界装置A宛のパケット(端末装置A宛ユニキャスト、または端末装置A宛マルチキャスト)を受信する。
境界装置Bの送信先ネットワーク判定部20dは、ネットワーク接続ポート20aから受信したパケットについて、宛先情報テーブル20eの情報を基にして、パケットを自装置から隣接ネットワークに送信するか否か、つまりパケットの送信先が隣接ネットワークであるか否かを判定する。
送信先ネットワーク判定部20dは、宛先情報テーブル20eに記録された情報を基に、送信先ネットワークを判定する。以下、この判定について説明する。
図13は、本発明の一実施形態における、送信先ネットワーク判定部の判定フローの一例を示す図である。
送信先ネットワーク判定部20dがパケットを受信すると(S1)、この受信したパケットが自装置宛である場合(S2のYes)、境界装置Bの送信先ネットワーク判定部20dは、受信したパケットが隣接ネットワークに送信するパケットであると判定し、当該パケットをパケット形式変換部20fへ出力する(S3)。
一方、受信したパケットが自装置宛で無く(S2のNo)、受信したパケットに予備経路識別子が付与されている場合(S4のYes)、送信先ネットワーク判定部20dは、20dが、隣接ネットワークに送信するパケットであると判定し、隣接ネットワークにパケットを送信する為に、当該パケットをパケット形式変換部20fへ出力する(S3)。
また、受信したパケットが自装置宛で無く(S2のNo)、かつ、受信したパケットに予備経路識別子が付与されていない場合(S4のNo)、送信先ネットワーク判定部20dは、受信したパケットが、隣接ネットワークに送信するパケットでなく、本ネットワークに折り返すパケットであると判定し、パケットの宛先情報に従って送信を行う(S5)。
S3の後、境界装置Bが有するパケット形式変換部20fは、送信先ネットワーク判定部20dが出力したパケットの宛先情報を削除する。
パケットの宛先情報を削除した後、パケット形式変換部20fは、当該パケットを、どの隣接ネットワークに送信するかを選択する。
図12に示した動作例では、境界装置Bのパケット形式変換部20fは、当該パケットの送信先として、装置G、装置Hが所属する隣接ネットワークを選択する。
パケットの送信先ネットワークの判定が終了した後、境界装置Bのパケット形式変換部20fは、当該パケットの形式を、装置G、装置Hが所属する隣接ネットワークに適合した形式に変換し、隣接ネットワーク送信機能部20gへ出力する。
境界装置Bの隣接ネットワーク送信機能部20gは、パケット形式変換部20fが出力したパケットの送信先ポートを決定し、この決定したポートを介して装置G、装置Hに当該パケットを送信する。
このように、本発明の第1の実施形態を適用する事で、ルーティングプロトコルを使用する事で発生する、経路再計算時間中の通信断を待たずに、通信を回復する事が出来る。
(第2の実施形態)
図14は、本発明の一実施形態における境界装置故障時に、故障境界装置と冗長構成にある装置宛の予備経路を経由するパケットを、故障境界装置と冗長構成にある装置から送信する為の機能部の構成の一例を示す図である。
図14を用いて、ネットワークの境界に複数台配置された装置であって、複数の装置間で装置冗長動作を行う境界装置の故障時、故障した境界装置と装置冗長の対となる境界装置が、当該境界装置を宛先に設定した予備経路を経由するパケットを隣接ネットワークへ送信する事で、通信を回復する動作例を説明する。
図14に示した境界装置Bは、図12に示した境界装置Bと同様の構成を有する。また、宛先情報テーブル20eは、(1)自装置宛のパケットを判定する為の自装置情報と、(2)境界装置B宛の予備経路の予備経路識別子と、を記録する。
具体的には、宛先情報テーブル20eは、(1)受信したパケットが境界装置B宛(自装置宛)であると判断する為の情報と、(2)境界装置Bを宛先とし、かつ予備経路により自装置に送信されるパケットに対して付与される予備経路識別子と、を記録している。
以降に、動作例を説明する。
境界装置Bは、境界装置Aが故障した時に、本ネットワークから図14における境界装置B宛予備経路を経由して送信された、境界装置A宛のパケット(端末装置A宛ユニキャスト、または端末装置A宛マルチキャスト)を受信する。
境界装置Bの送信先ネットワーク判定部20dは、ネットワーク接続ポート20aから受信したパケットについて、宛先情報テーブル20eの情報を基にして、パケットを隣接ネットワークに送信するか否かを判定する。
送信先ネットワーク判定部20dは、宛先情報テーブル20eに記録された情報を基に、送信先ネットワークを判定する。この判定については、予備経路識別子が、境界装置B宛の予備経路の予備経路識別子である他は、第1の実施形態と同様である。
パケット形式変換部20fへ出力された当該パケットの送信は、第1の実施形態で記載した動作例と同等である。
このように、本発明の第2の実施形態を適用する事で、第1の実施形態と同じく、ルーティングプロトコルを使用する事で発生する、経路再計算時間中の通信断を待たずに、通信を回復する事が出来る。
(第3の実施形態)
図15は、本発明の一実施形態における境界装置故障時に、マルチキャストパケットの重複送信を防止する為の機能部の構成の一例を示す図である。
図15を用いて、第1および第2の実施形態で説明した動作例において、マルチキャストを受信した際に、パケットの重複送信を防止する動作例を説明する。
図15に示した例では、境界装置Bは、図12、図14に示したようにネットワーク接続ポート20a、装置G用の接続ポート20b、装置H用の接続ポート20c、送信先ネットワーク判定部20d、宛先情報テーブル20e、パケット形式変換部20f、隣接ネットワーク送信機能部20gを有する他、重複パケット廃棄部20hをさらに有する。
また、境界装置Bは、(1)宛先情報テーブル20eに、自装置宛のパケットを判定する為の自装置情報と、(2)境界装置A宛、もしくは境界装置B宛の予備経路の予備経路識別子と、を記録する。
以降に、動作例を説明する。図16は、本発明の一実施形態における、重複パケット廃棄部の廃棄フローの一例を示す図である。
本動作例では、境界装置Bの送信先ネットワーク判定部20dは、第1のおよび第2の実施形態の動作例において隣接ネットワークに送信すると判定したパケットを、重複パケット廃棄部20hに出力する(S11)。
重複パケット廃棄部20hは、送信先ネットワーク判定部20dが出力したパケットを、端末装置Bが持つ宛先情報テーブル20eの情報に基づいて、当該パケットに予備経路識別子が付与されているか否かを判定する。
また、重複パケット廃棄部20hは、受信したパケットの宛先情報から、当該パケットが本ネットワークでマルチキャストとして扱われているか否かを判定する。
重複パケット廃棄部20hは、上記の判定によって、以下の様に廃棄の判定を行う。
受信したパケットに予備経路識別子が付与されており(S12のYes)、かつ、このパケットが本ネットワークにてマルチキャストとして扱われる場合(S13のYes)、重複パケット廃棄部20hは、当該パケットを廃棄する(S14)。
また、受信したパケットに予備経路識別子が付与されており、かつ、このパケットが本ネットワークにてマルチキャストとしてではなくユニキャストとして扱われる場合(S13のNo)、重複パケット廃棄部20hは、当該パケットをパケット形式変換部20fへ出力する(S15)。
また、受信したパケットに予備経路識別子が付与されていない場合(S12のNo)、重複パケット廃棄部20hは、当該パケットをパケット形式変換部20fへ出力する(S15)。
パケット形式変換部20fへ出力された当該パケットの送信は、第1の実施形態で記載した動作例と同等である。
このように、本発明の第3の実施形態を適用する事によって、第1および第2の実施形態において発生する、マルチキャストパケットの重複送信を防止する事が出来る。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、各実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
10…第1境界装置、20…第2境界装置、20d…送信先ネットワーク判定部、20e…宛先情報テーブル、20f…パケット形式変換部、20g…隣接ネットワーク送信機能部、20h…重複パケット廃棄部、30…第1中継装置、40…第2中継装置、50…第3境界装置、60…第4境界装置。

Claims (7)

  1. ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置であって、
    (1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置を経由するパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部と、
    前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定する送信先ネットワーク判定部と、
    前記送信先ネットワーク判定部が、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合した形式に変換するパケット形式変換部と、
    前記パケット形式変換部にて形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したネットワーク接続ポートへ送信する隣接ネットワーク送信機能部と
    を備える通信装置。
  2. ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、
    前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークと
    の境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置であって、
    (1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置に送信されるパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部と、
    前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定する送信先ネットワーク判定部と、
    前記送信先ネットワーク判定部が、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合した形式に変換するパケット形式変換部と、
    前記パケット形式変換部にて形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したネットワーク接続ポートへ送信する隣接ネットワーク送信機能部と
    を備える通信装置。
  3. 前記送信先ネットワーク判定部が、前記隣接ネットワークに送信するパケットであると決定したパケットについて、前記宛先情報テーブルの情報と、前記受信したパケットが前記隣接ネットワークでマルチキャストとして扱われるか否かとに応じて、当該パケットを、前記隣接ネットワークへ送信するか廃棄するか否かを判定する重複パケット廃棄部
    をさらに備える請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置に適用される方法であって、
    前記通信装置が、
    (1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置を経由するパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部を有し、
    前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定し、
    前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合したパケット形式に変換し、
    前記形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したるネットワーク接続ポートへ送信する、通信方法。
  5. ネットワーク故障に対する冗長化の為に、正常時の通信に使用する正常経路と、前記正常経路の故障時の通信に使用する予備経路が予め設定され、前記正常経路が故障した時に、使用する通信経路を対となった前記予備経路に切り替えて通信を回復する本ネットワークと、前記本ネットワークと接続して相互に通信を行う隣接ネットワークとの境界に複数台配置されて、装置冗長動作を行う境界装置として用いられる通信装置に適用される方法であって、
    前記通信装置が、
    (1)前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記受信したパケットの宛先が自装置であるか否かを判定する為に用いる自装置情報と、(2)自装置と装置冗長の対をなす別の境界装置を宛先とし、かつ前記予備経路により自装置に送信されるパケットに対して付与される宛先情報である予備経路識別子と、を記録する宛先情報テーブルを記憶する記憶部を有し、
    前記本ネットワークからパケットを受信した時に、前記宛先情報テーブルに記録された前記自装置情報および前記予備経路識別子を基にして、前記受信したパケットが、自装置から前記隣接ネットワークに送信するパケットであるか否かを判定し、
    前記隣接ネットワークに送信するパケットであると判定したパケットに付与された宛先情報を削除し、この削除の後に、前記受信したパケットを自装置が接続されている複数の前記隣接ネットワークのうち、どの隣接ネットワークに送信するかを選択し、前記受信したパケットの形式を前記選択した隣接ネットワークに適合したパケット形式に変換し、
    前記形式が変換されたパケットについて、送信に用いるネットワーク接続ポートを決定し、前記変換されたパケットを前記決定したるネットワーク接続ポートへ送信する、通信方法。
  6. 前記隣接ネットワークに送信するパケットであると決定したパケットについて、前記宛先情報テーブルの情報と、前記受信したパケットが前記隣接ネットワークでマルチキャストとして扱われるか否かを示す情報とに応じて、当該パケットを、前記隣接ネットワークへ送信するか廃棄するか否かを判定する
    請求項4または請求項5に記載の通信方法。
  7. 請求項1または請求項2に記載の通信装置の一部分として動作するコンピュータに用いられるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記記憶部、前記送信先ネットワーク判定部、前記パケット形式変換部、および前記隣接ネットワーク送信機能部
    として機能させるための通信処理プログラム。
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