JP2018135693A - コンクリート打継用スペーサー - Google Patents

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Abstract

【課題】各種現場に設置可能で取り扱いを容易にする。【解決手段】コンクリート打継用スペーサー1は、半割にした多孔質弾性体12,12の間に中芯11を挟み込んだ状態で接着した四角柱状の芯材10を、合成樹脂製の袋体13の内部に収納したものである。中芯11は、多孔質弾性体12,12に埋設可能な幅と高さとを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体であって、鉄線を屈曲し、下辺の中央をスポット溶接にて接合することで作成されている。袋体13はヒートシールによって封がなされ、芯材10の上部に位置する様に、複数個の空気孔14,14,…が開口されている。直立状態で整然と設置することができない様な現場や、井桁状に組んだ鉄筋が高さ方向においてずれているような現場においても、中芯を曲げるなどにより、正しい打継面をしっかりと形成することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリートの打継ぎに用いるスペーサーに関する。
従来、図18に示す様に、鉄筋支持材を井桁状に組んだ打継部の底部型枠の上面に、打継用スペーサーを並べる様に設置してコンクリートの打ち継ぎを行っている。この打継用スペーサーとして、コンクリートに対して易剥離性を有する袋体の中に直方体状の多孔質弾性体を収容したものが提案されている(特許文献1〜3)。
特許文献1は袋体の上部を閉塞する閉塞部材に指を係止可能な持手部が設けられた打継用スペーサーを、特許文献2は袋体を内側ポリ袋と外側ポリ袋の二重構造とし、補強用鉄筋で補強した角柱状スポンジを収容した打継用スペーサーを、特許文献3は柱状部分の上端に横棒部分を備えたT字状の芯材を埋設した多孔質弾性体をジッパーで開閉可能とした袋体に収納した打継用スペーサーを提案している。
特許第5314334号公報(図1,2) 特許第4958081号公報(図2) 特許第5073789号公報(図2)
特許文献1のものは、軽量で取り扱い易い反面、変形し易いという問題があり、特許文献2,3のものは、鉄筋等によって変形し難い反面、重くなってしまうという問題がある。
また、コンクリートの打ち継ぎ現場は、必ずしも図18(A)に示した様に打継用スペーサーを整然と並べることができないこともある。
そこで、本発明は、各種現場に設置可能で取り扱いの容易なコンクリート打継用スペーサーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明のコンクリート打継用スペーサーは、合成樹脂製の袋体の内部に多孔質弾性体に中芯を埋設して四角柱状とした芯材を収納してなり、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1A)前記中芯は、前記多孔質弾性体に埋設可能な幅と高さとを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されていること。
(1B)前記袋体は、前記収納した芯材の上端よりも上に伸びる上部閉じ代部を有する有底角筒状に構成され、前記上部閉じ代部は、一対の面を内側へ折り込みつつ他の一対の面を前記芯材の上端近傍で重ね合わせる様に谷折りして上方に伸びる上部突出部を形成しつつ封がなされた構成とされていること。
(1C)前記袋体には、前記芯材の上部に位置する様に、複数個の空気孔が開口された構成とされていること。
本発明のコンクリート打継用スペーサーによれば、多孔質弾性体に中芯が埋設されて芯材の補強がなされると共に、中芯は多孔質弾性体に埋設可能な幅と高さを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されているから、矩形の長辺側を芯材の厚さ方向に湾曲又は屈曲させることができる。このとき、多孔質弾性体の変形に伴って空気孔から空気が抜けるから、中芯の湾曲や屈曲が妨げられない。こうしてスペーサー自体を湾曲させたり屈曲させたりすることができる結果、直立状態で整然と設置することができない様な現場や、井桁状に組んだ鉄筋が高さ方向においてずれているような現場においても、打継用スペーサーによる正しい打継面をしっかりと形成することができる。
本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(2)前記矩形状の枠体は、屈曲された鉄線の端部同士を前記矩形の上部又は下部の辺で突き合わせる様に接合して構成されていること。
このコンクリート打継用スペーサーによれば、矩形状の枠体は、鉄線で製造されているからプレス抜き型などを用いることなく閉じた矩形形状に製造することができる。また、矩形状の枠体は、矩形の上部又は下部の辺で突き合わせる様に端部を接合された鉄線で製造されているから、鉄線の接合部分に大きな負荷を加えることなく矩形の長辺側を厚さ方向に湾曲又は屈曲させることができる。ここで、鉄線の端部の接合はスポット溶接により実施するとよい。また、スペーサーの高さ=300mm〜900mmに応じて、直径3.5mm〜8mmの鉄線を用いるとよい。
本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(3)前記芯材は、間に前記中芯を挟み込んだ状態で接着し合った半割の多孔質弾性体によって構成されていること。
かかる構成をも備えたコンクリート打継用スペーサーによれば、矩形状の枠体からなる中芯を多孔質弾性体の中心部に容易に埋設することができる。このとき、中芯は、厚さ方向に扁平であるから、半割の多孔質弾性体同士の合わせ面に収納用空間を形成しなくてもよく、中芯を挟み付けた多孔質弾性体同士の変形量も少ないから、中芯の影響で外面形状に大きな膨らみを生じさせたりせず、多孔質弾性体同士の接着状態を阻害したりすることもない。この結果、係る構成を備えるコンクリート打継用スペーサーは、製造が容易になる。
本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(4)前記芯材は、一面に形成された切り込み溝に前記中芯が埋設された多孔質弾性体によって構成されていること。
かかる構成をも備えたコンクリート打継用スペーサーによれば、中芯は、切り込み溝を介して多孔質弾性体の中心部に埋設することができる。このとき、(2)の構成をも備える場合は、中芯は鉄線であるから、切り込み溝は、カッター等による切り込みでよい。中芯を埋設する多孔質弾性体自身の変形により、溝がひろがり、中芯を容易に埋設することができるからである。なお、中芯を埋設した後、切り込み溝を形成した面にガムテープ等を貼り付けて切り込み溝が開いてしまわない様にしておくとよい。かかる構成をも備えたコンクリート打継用スペーサーは、例えば、標準サイズに対して厚さ半分のハーフサイズの打継用スペーサーとしたいときに適している。(3)の構成を有する通常サイズの打継用スペーサーと、(4)の構成を有するハーフサイズの打継用スペーサーとを用いることにより、さらに、様々な条件の下での設置が可能となる。また、ハーフサイズとすることにより、中芯の屈曲や湾曲がより容易になる。
これら本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成を備えるとよい。
(5)前記袋体が、内外両面が平滑な白色ビニールシートで構成されていること。
かかる構成を採用することにより、芯材の収納作業を容易にすると共に、袋体の外側で紫外線を反射し、紫外線の侵入による多孔質弾性体の劣化を防止することができるからである。
(5)とは異なり、本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成を備えてもよい。
(6)前記袋体が、内側が平滑で外側にエンボス加工が施された合成樹脂シートで構成されていること。
(6)の構成を採用したコンクリート打継用スペーサーは、外側がエンボス加工により凹凸面となっているので、凹部に空気が閉じこめられ、打設したコンクリートとの接触面が密着し過ぎることがない。一方、内側を平滑面とすることで、多孔質弾性体を収納したり取り出したりする作業もスムーズに行うことができる。
これら本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成を備えるとよい。
(7)前記上部突出部の封は、前記谷折りの折り目付近と上端とに対するヒートシールによってなされた構成とされていること。
ヒートシールによって封をすることで、袋体の上端部から雨水等が侵入するのを防止することができる。
(7)とは異なり、本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成を備えてもよい。
(8)前記上部閉じ代部が前記谷折りの折り目よりも上部で山折りされて4枚重なっているシートの複数箇所をステープラで綴じることによって、前記上部突出部の形成と封とがなされた構成とされていること。
(8)の構成を採用したコンクリート打継用スペーサーは、雨水等の侵入を防止できると共に、製造が容易で、芯材の交換も容易である。
本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成を備えるとよい。
(9)前記空気孔は、前記上部閉じ代部において内側へ折り込まれる面に形成された構成とされていること。
かかる構成を備えたコンクリート打継用スペーサーは、空気孔による空気の吸排を自在としつつ、空気孔を上部閉じ代部において内側へ折り込む面に設けて雨水の浸入を防止することができ、空気孔を設けたことに伴う多孔質弾性体の湿潤を防止することができる。従って、大きめの空気孔を備えさせても構わない。
また、本発明のコンクリート打継用スペーサーは、さらに、以下の構成を備えるとよい。
(10)前記空気孔は、前記中芯の上端と前記芯材の上端との間に複数個が位置する様に形成された構成とされていること。
かかる構成を備えたコンクリート打継用スペーサーによれば、空気孔を大きくしなくても、芯材を湾曲させたり屈曲させたりする際の空気の出入りがスムーズとなるからである。
本発明によれば、各種現場に設置可能で取り扱いの容易なコンクリート打継用スペーサーを提供することができる。
実施例1のコンクリート打継用スペーサーを示し、(A)は斜視図、(B)は奥行き方向中央断面図、(C)は幅方向中央断面図である。 実施例1のコンクリート打継用スペーサーの製造工程を示す説明図である。 実施例1のコンクリート打継用スペーサー製造例を示す斜視図、六面図、及び部分拡大図である。 実施例1のコンクリート打継用スペーサー製造例における部品を示し、(A)は袋体の、(B)は多孔質弾性体の、(C)は中芯の六面図である。 実施例2のコンクリート打継用スペーサーを示し、(A)は斜視図、(B)は奥行き方向中央断面図、(C)は幅方向中央断面図である。 実施例2のコンクリート打継用スペーサーの製造工程を示す説明図である。 実施例2のコンクリート打継用スペーサー製造例を示す斜視図、六面図、及び部分拡大図である。 実施例2のコンクリート打継用スペーサー製造例における部品を示し、(A)は袋体の、(B)は多孔質弾性体の、(C)は中芯の六面図である。 実施例3のコンクリート打継用スペーサーを示し、(A)は斜視図、(B)は奥行き方向中央断面図、(C)は幅方向中央断面図である。 実施例3のコンクリート打継用スペーサーの製造工程を示す説明図である。 実施例3のコンクリート打継用スペーサー製造例を示す斜視図、六面図、及び部分拡大図である。 実施例4のコンクリート打継用スペーサーを示し、(A),(B)は斜視図、(C)は要部拡大斜視図である。 実施例4のコンクリート打継用スペーサーの製造工程を示す説明図である。 実施例4のコンクリート打継用スペーサー製造例を示す斜視図及び要部の斜視図、拡大図、及び底面図である。 実施例5のコンクリート打継用スペーサー製造例を実施例3のコンクリート打継用スペーサー製造例と比較して示す斜視図、及び多孔質弾性体の相違を示す正面図及び部分拡大図である。 実施例6,7を示し、(A),(B)は実施例6として製造例1,2のコンクリート打継用スペーサーを曲げた状態を曲げる前の状態と並べて示す側面図、(C)は実施例7として製造例5のコンクリート打継用スペーサーと変形例を並べて示す斜視図である。 実施例8を示し、コンクリート打継用スペーサーによるコンクリート打継部への設置例を示す説明図である。 従来技術の説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
実施例1のコンクリート打継用スペーサー1は、図1に示す様に、中芯11を埋設された四角柱状の芯材10を、合成樹脂製の袋体13の内部に収納したものである。
芯材10は、図2(A)に示す様に、四角柱を半割にした多孔質弾性体12,12の間に中芯11を挟み込んだ状態で接着し合うことによって作成され、図2(B)に示す様に、袋体13の開口から挿入する様にして収納される。
中芯11は、図1,図2に示す様に、多孔質弾性体12,12に埋設可能な幅と高さとを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されている。
袋体13は、収納した芯材10の上端よりも上に伸びる上部閉じ代部13aを有する有底角筒状に構成され、上部閉じ代部13aは、一対の面を内側へ折り込みつつ他の一対の面を前記芯材の上端近傍で重ね合わせる様に谷折りして上方に伸びる上部突出部13bを形成しつつ、谷折りの折り目付近と上端とに対するヒートシールによって封がなされ、上側のヒートシール部分を残す様に切断されている。袋体13には、芯材10の上部に位置する様に、複数個の空気孔14,14,…が開口されている。
図3,図4に製造例1を示す。製造例1のコンクリート打継用スペーサー100は、高さ300mm、幅100mm、奥行き80mmの寸法からなる。
中芯101としては、直径3.5mmの鉄線(日鉄住金鋼線株式会社製のJIS G 3532規格相当品)を、多孔質弾性体102に対して1/3〜1/2程度の幅で8〜9割程度の高さを有し、上辺を円弧状とし、下辺を直線状として角Rを備える矩形状に屈曲させたものを用いる。中芯101は、図4(C)の拡大底面図に示す様に、下辺の直線部分の中央で突き合わせた状態でスポット溶接によって接合されている。
多孔質弾性体102としては、一方の面(図4(B)における背面図側)に接着剤層を備え剥離紙で覆った奥行き寸法を半分とした低発泡率の高密度発泡ポリウレタン製のものを2つ用いる。中芯101は、剥離紙を剥がした接着剤層同士の間に挟み付ける様に埋設する。
袋体103としては、図4(A)に示す様に、二つ折りの状態で表裏に貫通する4個の空気孔104,104,…が貫通された白色ビニールシート製のものを用いる。空気孔104,104,…は、図3に示した様に、芯材を収納した完成状態において、正面、背面、及び両側面に各2個の合計8個が芯材の上部を取り巻く様に位置する状態となる。この白色ビニールシートは、内外面共に平滑なものである。上部突出部103bは、ヒートシールによって封をしている。
実施例2のコンクリート打継用スペーサー2は、図5に示す様に、中芯21を埋設された四角柱状の芯材20を、合成樹脂製の袋体23の内部に収納したものである。
芯材20は、図6(A)に示す様に、奥行き方向中程までの深さを有する切り込み溝20aが一方の面に形成された多孔質弾性体22に対して、切り込み溝20aに収納する様に中芯21を埋設した上で、切り込み溝20aを覆い隠す様にガムテープ20bを貼り付けて作成され、図6(B)に示す様に、袋体23の開口から挿入する様にして収納される。
中芯21は、図5,図6に示す様に、多孔質弾性体22に埋設可能な幅と高さとを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されている。
袋体23は、収納した芯材20の上端よりも上に伸びる上部閉じ代部23aを有する有底角筒状に構成され、上部閉じ代部23aは、一対の面を内側へ折り込みつつ他の一対の面を前記芯材の上端近傍で重ね合わせる様に谷折りして上方に伸びる上部突出部23bを形成しつつ、谷折りの折り目付近と上端とに対するヒートシールによって封がなされ、上側のヒートシール部分を残す様に切断されている。袋体23には、芯材20の上部に位置する様に、複数個の空気孔24,24,…が開口されている。
図7,図8に製造例2を示す。製造例2のコンクリート打継用スペーサー200は、高さ300mm、幅100mm、奥行き40mmの寸法からなる。
中芯201としては、直径3.5mmの鉄線(実施例1と同じ)を、多孔質弾性体202に対して1/3〜1/2程度の幅で8〜9割程度の高さを有し、上辺を円弧状とし、下辺を直線状として角Rを備える矩形状に屈曲させたものを用いる。中芯201は、図8(C)の拡大底面図に示す様に、下辺の直線部分の中央で突き合わせた状態でスポット溶接によって接合されている。
多孔質弾性体202としては、製造例1の半割状態のものと同じで接着剤層を備えない低発泡率の高密度発泡ポリウレタン製のものを1つ用いる。この一方の面に、カッターナイフで、中芯201の幅及び高さに対応する切り込みを縦横に形成する。
袋体203としては、図8(A)に示す様に、二つ折りの状態で表裏に貫通する3個の空気孔204,204,…が貫通された白色ビニールシート製のものを用いる。空気孔204,204,…は、図5に示した様に、芯材を収納した完成状態において、正面と背面に各3個の合計6個が芯材の上部を取り巻く様に位置する状態となる。この白色ビニールシートは、内外面共に平滑なものである。上部突出部203bは、ヒートシールによって封をしている。
実施例3のコンクリート打継用スペーサー3は、図9に示す様に、中芯31を埋設された四角柱状の芯材30を、合成樹脂製の袋体33の内部に収納したものである。
芯材30は、図10(A)に示す様に、四角柱を半割にした多孔質弾性体32,32を、間に中芯31を挟み込んだ状態で接着し合うことによって作成され、図10(B)に示す様に、袋体33の開口から挿入する様にして収納される。
中芯31は、図10に示す様に、多孔質弾性体32,32の間に挟み込んで埋設可能な幅と高さとを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されている。
袋体33は、収納した芯材30の上端よりも上に伸びる上部閉じ代部33aを有する有底角筒状に構成され、上部閉じ代部33aは、一対の面を内側へ折り込みつつ他の一対の面を前記芯材の上端近傍で重ね合わせる様に谷折りして上方に伸びる上部突出部33bを形成しつつ、谷折りの折り目よりも上部で山折りされて4枚重なっているシートの複数箇所をステープラで綴じることによって封がなされたものとなっている。袋体33には、芯材30の上部に位置する様に、複数個の空気孔34,34,…が開口されている。
図11に製造例3を示す。製造例3のコンクリート打継用スペーサー300は、高さ300mm、幅100mm、奥行き80mmの寸法からなり、ヒートシールに代えてステープラで綴じる点以外は、中芯、多孔質弾性体、及び袋体のいずれも製造例1と同じものを用いる。
実施例4のコンクリート打継用スペーサー4は、図12に示す様に、合成樹脂製の袋体43の内部に四角柱状の芯材40を収納してなる。芯材40の構成は実施例1,3と同じで、半割状態の多孔質弾性体42,42の間に矩形枠体で構成された中芯(図示略)が挟み込む様に埋設されている。
袋体43は有底角筒状に縫合することによって製造され、多孔質弾性体42,42をスッポリと収納することができる内側寸法と高さとを有し、上部閉じ代部43aの左右一対の面を内側へ折り込みつつ、前後一対の面を重ね合わせて縫合することによって封がなされている。この際、前後一対の面は、手指で掴むことが可能な高さの突出部43bを形成しつつ、奥行き方向に伸びる屋根部43c,43dがわずかな傾斜となる様に、芯材40の上端近傍と、突出部43bの上端近傍とで水平方向に縫合されている。
また、上部閉じ代部43aの左右一対の面において、三角形状に内側へ折り込まれる部分の中心やや下側には、シート材を貫通する空気抜き穴44を形成する様に、ハトメ金具44aが取り付けられている。この空気抜き穴44は、図12(A),(B)に示す様に、屋根部43c,43dの下に隠れる様にして開口された状態となる。
図13に製造例4を示す。製造例4のコンクリート打継用スペーサー400は、高さ300mm、幅100mm、奥行き80mmの寸法からなり、内部に収納される中芯及び多孔質弾性体はいずれも製造例1,3と同じものを用いる。袋体403は、図14(D)に示す様に、有底角筒状に縫製造され、図14(C)に示す様に、外側面にエンボス加工が施された合成樹脂シートで構成されている。この合成樹脂シートの内側面にはエンボス加工は施されず、平滑面となっている。また、空気孔404は、屋根部分403c,403dに隠れ、ハトメ金具404aが取り付けられている。
実施例3のコンクリート打継用スペーサー3と同様の実施例5について、図15に基づき、製造例で説明する。製造例5のコンクリート打継用スペーサー500は、並べて示した製造例3のコンクリート打継用スペーサー300の多孔質弾性体302と比較すると分かる様に、発泡率を高めた低密度の発泡ポリウレタンを用いた多孔質弾性体502を用いている。
次に、実施例6として、製造例1のコンクリート打継用スペーサー100及び製造例2のコンクリート打継用スペーサー200を曲げた状態を、図16(A),(B)に示す。
コンクリート打継用スペーサー100は、中芯として鉄線を矩形状にした枠体を採用している結果、図16(A)に示す様に、高さ方向の途中で屈曲させた状態にして用いることができる。ここで、製造例4のコンクリート打継用スペーサー400は、多孔質弾性体がより柔らかいことから、製造例1のコンクリート打継用スペーサー100よりも大きく屈曲させ易い。また、奥行き寸法が半分のハーフサイズとされたコンクリート打継用スペーサー200は、図16(B)に示す様に、コンクリート打継用スペーサー100に比べて大きく曲げ易い。なお、他の製造例のコンクリート打継用スペーサーも同様に屈曲させて用いることができる。
次に、実施例7として、製造例4のコンクリート打継用スペーサー400に対する変形例を図16(C)に示す。変形例のコンクリート打継用スペーサー700は、製造例4のコンクリート打継用スペーサー400の2倍の高さ600mmとしたものである。中芯及び多孔質弾性体は、これに伴って高さを2倍にする。中芯については、直径6mmの鉄線を用いる。なお、高さを900mmとした場合には、中芯としては、直径8mmの鉄線を用いるとよい。
実施例8として、図17(A)〜(D)に実施例のコンクリート打継用スペーサー1,2によるコンクリート打継部への設置例を示す。図17(A)は、鉄筋支持材800を井桁状に組んだ打継部801の所定の位置に、打継用スペーサー1を並べる様に設置した状態を示す。図17(B)は、寸法的に半端が生じる様な打継部802に対して、コンクリート打継用スペーサー1だけでなくハーフサイズのコンクリート打継用スペーサー2を設置することによって隙間をなくした状態を示す。図17(C)は、上部に型枠810がある様な高さのない打継部803に対して、コンクリート打継用スペーサー1Aを屈曲させて隙間なく設置した状態を示す。図17(D)はその要部の平面図であって、図示の様に、屈曲させたコンクリート打継用スペーサー1Aを背面側に逃がすことで、その隣から、曲げていないコンクリート打継用スペーサー1を隙間なく設置することができる状態を示している。
[実施例の作用・効果]
以上説明した様に、実施例のコンクリート打継用スペーサーによれば、多孔質弾性体に中芯が埋設されて芯材の補強がなされると共に、中芯は多孔質弾性体に埋設可能な幅と高さを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されているから、矩形の長辺側を芯材の厚さ方向に湾曲又は屈曲させることができる。このとき、多孔質弾性体の変形に伴って空気孔から空気が抜けるから、中芯の湾曲や屈曲が妨げられない。こうしてスペーサー自体を湾曲させたり屈曲させたりすることができる結果、直立状態で整然と設置することができない様な現場や、井桁状に組んだ鉄筋が高さ方向においてずれているような現場においても、打継用スペーサーによる正しい打継面をしっかりと形成することができる。
実施例のコンクリート打継用スペーサーにおいては、中芯を構成する矩形状の枠体は、鉄線で製造されているからプレス抜き型などを用いることなく閉じた矩形形状に製造することができる。また、矩形状の枠体は、矩形の下辺で突き合わせる様に端部を接合された鉄線で製造されているから、鉄線の接合部分に大きな負荷を加えることなく矩形の長辺側を厚さ方向に湾曲又は屈曲させることができる。なお、中芯の上側の辺を接合箇所とする様にしても構わない。
実施例1,3,4,5,7のコンクリート打継用スペーサーによれば、矩形状の枠体からなる中芯を多孔質弾性体の中心部に容易に埋設することができる。このとき、中芯は、厚さ方向に扁平であるから、半割の多孔質弾性体同士の合わせ面に収納用空間を形成しなくてもよく、中芯を挟み付けた多孔質弾性体同士の変形量も少ないから、中芯の影響で外面形状に大きな膨らみを生じさせたりせず、多孔質弾性体同士の接着状態を阻害したりすることもない。
実施例2のコンクリート打継用スペーサーによれば、中芯は、切り込み溝を介して多孔質弾性体の中心部に埋設することができる。このとき、中芯は鉄線であるから、切り込み溝は、カッター等による切り込みで足り、中芯を埋設した後、切り込み溝を形成した面にガムテープ等を貼り付けて切り込み溝が開いてしまわない様にするだけで中芯は切り込み溝内に保持された状態となる。そして、図17(B)に示した様に、標準サイズに対して厚さ半分のハーフサイズの打継用スペーサーとして隙間無く並べたり、より大きく屈曲させた様な場合に便利なものとなっている。
実施例1〜3,5のコンクリート打継用スペーサーによれば、袋体が、内外両面が平滑な白色ビニールシートで構成されているから、芯材の収納作業を容易にすると共に、袋体の外側で紫外線を反射し、紫外線の侵入による多孔質弾性体の劣化を防止することができる。
実施例4,7のコンクリート打継用スペーサーによれば、袋体の外側がエンボス加工により凹凸面となっているので、凹部に空気が閉じこめられ、打設したコンクリートとの接触面が密着し過ぎることがない。一方、内側は平滑面となっているので、多孔質弾性体を収納したり取り出したりする作業もスムーズに行うことができる。
実施例1,2のコンクリート打継用スペーサーによれば、袋体の上部突出部の封は、前記谷折りの折り目付近と上端とに対するヒートシールによってなされているから、袋体の上端部から雨水等が侵入するのを防止することができる。
実施例3,5のコンクリート打継用スペーサーによれば、袋体は、上部閉じ代部が谷折りの折り目よりも上部で山折りされて4枚重なっているシートの複数箇所をステープラで綴じることによって、上部突出部の形成と封とがなされているから、雨水等の侵入を防止できると共に、製造が容易で、芯材の交換も容易である。
実施例4,7のコンクリート打継用スペーサーによれば、空気孔は、上部閉じ代部において内側へ折り込まれる面に形成されているから、空気孔による空気の吸排を自在としつつ雨水の浸入を防止することができ、空気孔を設けたことに伴う多孔質弾性体の湿潤を防止することができる。従って、大きめの空気孔を備えさせても構わない。なお、縫合によって袋体の突出部の封をしているから、この点でも雨水の浸入を防止できる。
実施例1〜3,5のコンクリート打継用スペーサーによれば、空気孔は、中芯よりも上方に複数個が位置する様に形成されているから、空気孔を大きくしなくても、芯材を湾曲させたり屈曲させたりする際の空気の出入りがスムーズとなる。
以上説明した様に、実施例によれば、各種の現場に設置可能で取り扱いの容易なコンクリート打継用スペーサーを提供することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々に実施することができる。例えば、袋体の上部の閉じ方は、ヒートシール、ステープラ、縫合に限らず、紐で結んだり、雄雌のホックによるホック止めとするなど、種々の閉じ方を採用することができる。
本発明は、コンクリート打ち継ぎの際のコンクリート止めに用いることができる。
1,1A,2,3,4,5,100,200,300,400,500,700・・・コンクリート打継用スペーサー、10,20,30,40,50・・・芯材、11,21,31,101,201・・・中芯、12,22,32,102,202,302・・・多孔質弾性体、13,23,33,103,203,403・・・袋体、14,24,34,44,104,204,404・・・空気孔、20a・・・切り込み溝、20b・・・ガムテープ、800・・・鉄筋支持材、801,802,803・・・打継部、810・・・型枠。

Claims (10)

  1. 合成樹脂製の袋体の内部に多孔質弾性体に中芯を埋設して四角柱状とした芯材を収納してなり、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とするコンクリート打継用スペーサー。
    (1A)前記中芯は、前記多孔質弾性体に埋設可能な幅と高さとを有し厚さ方向に扁平な矩形状の枠体によって構成されていること。
    (1B)前記袋体は、前記収納した芯材の上端よりも上に伸びる上部閉じ代部を有する有底角筒状に構成され、前記上部閉じ代部は、一対の面を内側へ折り込みつつ他の一対の面を前記芯材の上端近傍で重ね合わせる様に谷折りして上方に伸びる上部突出部を形成しつつ封がなされた構成とされていること。
    (1C)前記袋体には、前記芯材の上部に位置する様に、複数個の空気孔が開口された構成とされていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (2)前記矩形状の枠体は、屈曲された鉄線の端部同士を前記矩形の上部又は下部の辺で突き合わせる様に接合して構成されていること。
  3. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (3)前記芯材は、間に前記中芯を挟み込んだ状態で接着し合った半割の多孔質弾性体によって構成されていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (4)前記芯材は、一面に形成された切り込み溝に前記中芯が埋設された多孔質弾性体によって構成されていること。
  5. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (5)前記袋体が、内外両面が平滑な白色ビニールシートで構成されていること。
  6. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (6)前記袋体が、内側が平滑で外側にエンボス加工が施された合成樹脂シートで構成されていること。
  7. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (7)前記上部突出部の封は、前記谷折りの折り目付近と上端とに対するヒートシールによってなされた構成とされていること。
  8. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (8)前記上部閉じ代部が前記谷折りの折り目よりも上部で山折りされて4枚重なっているシートの複数箇所をステープラで綴じることによって、前記上部突出部の形成と封とがなされた構成とされていること。
  9. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (9)前記空気孔は、前記上部閉じ代部において内側へ折り込まれる面に形成された構成とされていること。
  10. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のコンクリート打継用スペーサー。
    (10)前記空気孔は、前記中芯の上端と前記芯材の上端との間に複数個が位置する様に形成された構成とされていること。
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