JP2018134259A - 洗濯機 - Google Patents

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和吉 竹内
Wakichi Takeuchi
和吉 竹内
柳 真介
Shinsuke Yanagi
真介 柳
新井 康弘
Yasuhiro Arai
康弘 新井
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Abstract

【課題】表示画面のなかで操作可能な操作部とそれに対応する表示部とを容易に判別できる使い勝手の良い洗濯機の操作表示パネルを実現する。【解決手段】洗濯機本体と、前記洗濯機本体の上方に設けられ略矩形形状の開口部を有する操作表示パネルと、前記操作表示パネルの前記開口部を覆う透明板と、前記操作表示パネルの前記開口部内に設けられる制御装置と、前記制御装置上に設けられ、脱水等の設定条件および残時間等を表示する液晶パネルと、前記透明板の裏側の前記液晶パネルの上方以外の位置に取り付けられるタッチパネル操作部と、を備える。前記タッチパネル操作部は、前記透明板の裏側に取り付けられ文字や図形を印字した印刷部と、前記印刷部の裏側に取り付けられる電極センサーと、を有する。【選択図】図3

Description

本発明はタッチパネル操作表示部の操作に対応して表示する液晶パネルを搭載した洗濯機に関する。
従来、この種の洗濯機の操作表示パネルは、図12、図13に示すような構成としている(例えば、特許文献1参照)。
図12は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の操作表示パネルの正面図、図13は、同洗濯機の操作表示パネルの制御装置の要部詳細図である。
図12、図13に示すように、操作表示パネル101は、上面にシート材で構成されたパネルシート102をインサート成形している。操作表示パネル101には、表示部103が設けられている。表示部103には、液晶パネル105が用いられている。操作表示パネル101には、押圧式の操作部106が用いられており、操作部106には、工程ボタン106a、コースボタン106b等がある。
工程ボタン106aを押すことにより、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各運転時間や設定条件等を変更できる。コースボタン106bを押すことにより、運転コースを変更できる。洗濯乾燥切替ボタン106cを押すことで、洗濯、洗濯〜乾燥、乾燥のみ、ミストの切替ができる。操作部106は、上記の他に、洗濯機本体に電源を投入する電源入ボタン106d、洗濯機本体の電源を遮断する電源切ボタン6e、洗濯機の運転を開始させるスタートボタン106fなどがある。
図13に示すように、操作表示パネル101の操作部106に対応する位置には、ボタン式電気スイッチ107および操作部106が押されていることを報知するLED素子108が設けられている。液晶パネル105とを積載した制御装置109を樹脂ケース110に固定している。
特開2008−66163号公報
しかしながら、上記従来の洗濯機の操作表示パネルの構成では、操作部と表示部が離れているため、操作部で設定した内容を表示部で確認しにくく、操作しづらいという課題を有していた。また、上記課題を解決するため、表示部をタッチ操作可能に構成すると、表示画面の中で操作可能な操作部と表示部とが区別し難く、誤って操作部でない箇所を押してしまうことがあった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、設定内容が表示部で容易に確認できるとともに、表示画面のなかで操作可能な操作部と表示部とを簡単に判別できる洗濯機を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体
の上方に設けられ略矩形形状の開口部を有する操作表示パネルと、前記操作表示パネルの前記開口部を覆う透明板と、前記操作表示パネルの前記開口部内に設けられる制御装置と、前記制御装置上に設けられ、脱水等の設定条件および残時間等を表示する液晶パネルと、前記透明板の裏側の前記液晶パネルの上方以外の位置に取り付けられるタッチパネル操作部と、を備え、前記タッチパネル操作表示部は、前記透明板の裏側に取り付けられ文字や図形を印字した印刷部と、前記印刷部の裏側に取り付けられる電極センサーと、を有する構成とすることで、液晶パネルとタッチパネル操作部とを近傍に配置できるとともに、タッチ操作可能なタッチパネル操作部とタッチ操作ができない液晶パネルとを簡単に判別できるので、操作性を向上させることができる。
本発明の洗濯機は、液晶パネルによる表示部とタッチパネル操作表示部とを近傍に配置できるとともに、タッチ操作可能な箇所とタッチ操作ができない箇所とを簡単に判別することができるので、操作性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図 同洗濯機の全体斜視図 同洗濯機の操作表示パネルの要部平面図 図3のA−A断面図 図3のB−B断面図 同洗濯機の操作表示パネルの制御装置の要部詳細図 (a)〜(f)同洗濯機の操作表示パネルの表示内容の一例を示す正面図 同洗濯機の操作表示パネルのタッチパネル操作部の透明電極センサーの正面図 同洗濯機の操作表示パネルのタッチパネル操作部の側面図 同洗濯機の操作表示パネルのタッチパネル操作部のタッチ検知時の検知を示す図 同洗濯機の操作表示パネルのタッチパネル操作部のタッチ検知時の検知を示す簡略図 従来の洗濯機の操作表示パネルの正面図 同洗濯機の操作表示パネルの制御装置の要部詳細図
第1の発明は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体の上方に設けられ略矩形形状の開口部を有する操作表示パネルと、前記操作表示パネルの前記開口部を覆う透明板と、前記操作表示パネルの前記開口部内に設けられる制御装置と、前記制御装置上に設けられ、脱水等の設定条件および残時間等を表示する液晶パネルと、前記透明板の裏側の前記液晶パネルの上方以外の位置に取り付けられるタッチパネル操作部と、を備え、前記タッチパネル操作表示部は、前記透明板の裏側に取り付けられ文字や図形を印字した印刷部と、前記印刷部の裏側に取り付けられる電極センサーと、を有する構成とすることで、液晶パネルとタッチパネル操作部とを近傍に配置できるとともに、タッチ操作可能なタッチパネル操作部とタッチ操作ができない液晶パネルとを簡単に判別できるので、操作性を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の洗濯機の前記電極センサーは、前記透明板を介して、人の指が触れるときの静電容量の変化を検出する構成とすることで、直感的な操作により使い勝手を向上させることができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の洗濯機の前記電極センサーは、透明電極センサーで構成され、前記タッチパネル操作表示部には、運転コースなどを設定できる複数の設定部を有しており、前記制御装置上の前記複数の設定部に対向する位置にそれぞれ発光部が設けられることにより、現在どの工程を設定しているか容易に認識でき、使い勝手
を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の洗濯機の前記発光部は、前記複数の設定部毎に発光色を変更することで、設定中の工程の認識度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機の全体斜視図である。
図1および図2において、洗濯機本体12内には、水槽13が揺動自在に弾性支持されている。水槽13内に有底円筒形に形成された回転ドラム14が配設されている。回転ドラム14は、回転軸の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させてかつ回転自在に配設されている。
水槽13の正面側には、回転ドラム14の開口端に通じる衣類出入口15が形成されている。洗濯機本体12の前面を構成する前部枠体16の前部に形成された上向き傾斜面には、衣類出入口15に対応して開口部17が設けられている。前部枠体16には、開口部17を開閉する扉18を設けており、扉18を開くことにより、衣類出入口15を通じて回転ドラム14内に洗濯物を出し入れできる。開口部17が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業を、腰を屈めることなく行うことができる。回転ドラム14の周面には、水槽13内に通じる多数の透孔19が形成されている。回転ドラム14は、水槽13の背面側に取りけられたモータ20によって正転及び逆転方向に回転駆動される。
水槽13には、注水管路21及び排水管路22が配管接続され、注水弁23および排水弁24を制御することによって水槽13内への注水および排水がなされる。
図2において、前部枠体16の上方と天板27との間には、操作表示パネル25が配置される。操作表示パネル25の左下の前部枠体16には、洗剤投入ケース26が前方に引き出し自在に配設されている。使用者は、運転に先立ち洗剤を洗剤投入ケース26に入れた後、操作表示パネル25を操作することにより、希望する運転内容を設定、運転のスタート、一時停止、あるいは、設定内容、運転の進行状態等の確認を行うことができる。
扉18を開放して開口部17から回転ドラム14内に洗濯物を投入する。運転が開始されると、注水弁23が開き、洗剤投入ケース26内に水が注水される。洗剤投入ケース26内に注水された水は、洗剤投入ケース26内の洗剤を流しながら、注水管路21を介して水槽13内に注水される。水槽13内に所定量の水が注水されると、モータ20により回転ドラム14が回転駆動され、洗い工程が開始される。洗い工程の洗濯物は、回転ドラム14の回転により、回転方向に持ち上げられ落下する撹拌動作が繰り返される。
所要の洗い時間の後、排水弁24が開き、汚れた洗濯液は排水管路22から排出される。その後、回転ドラム14を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水する脱水工程が行われる。脱水工程の後、水槽13内に注水管路21から注水され、すすぎ工程が行われる。すすぎ工程においても、洗濯物には回転ドラム14の回転により撹拌動作が繰り返される。
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯機の操作表示パネルの要部平面図、図4は、図3のA−A断面図、図5は、図3のB−B断面図、図6は、本発明の実施の形態1における洗濯機の操作表示パネルの制御装置の要部詳細図である。
図3〜図6において、透明ABS樹脂からなる基部28の表面にインサート成形されたフィルム29(PETフィルム)で覆われて着色、印刷が施された化粧面を成している。基部28およびフィルム29の略中央には、略矩形形状を成すパネル開口部30(開口部)が設けられる。
パネル開口部30は、基部28もフィルム29も無い領域であり、パネル開口部30の裏面には、透明ガラス板31(透明板)が操作表示パネル25に取付けられている。透明ガラス板31の全周囲には、防水手段としての弾性体32が配設されている。パネル開口部30には、表示部60とタッチパネル操作部61が設けられる。
図4に示すように、表示部60の透明ガラス板31裏面下側には、セグメント式の液晶パネル34および液晶パネル34等を制御するメイン制御基板36(制御装置)等が取付けられる。メイン制御基板36は、下樹脂ケース46に固定されている。メイン制御基板36には、タッチパネル専用IC40を実施している。タッチパネル専用IC40は、タッチパネル操作表示部38へ信号を入出力することにより人がタッチ操作したか否かを判定し、制御手段39に判定信号を伝達させる。
図3に示すように、タッチパネル操作部61には、タッチ操作可能なタッチボタンとして、設定ボタン71およびコース選択ボタン74(設定部)とがある。
図4に示すように、設定ボタン71の透明ガラス板31の裏面(下面)には、それぞれ水位、洗い、すすぎ、脱水、予約、風呂水と印字された印刷部57が設けられている。印刷部57の背面(下面)には、透明電極センサー33(電極センサー)がOCAと呼ばれる透明性の極めて高い透明両面テープ37で接着固定されている。
図3、図5に示すように、コース選択ボタン74の透明ガラス板31の裏面(下面)には、それぞれおまかせ、毛布、わたし流、デリケートと印字された印刷部57が設けられている。印刷部57の背面(下面)には、透明電極センサー33(電極センサー)がOCAと呼ばれる透明性の極めて高い透明両面テープ37で接着固定されている。図5、図6に示すように、透明電極センサー33の裏側のコース選択ボタン74(おまかせ、毛布、わたし流、デリケート)に対向する位置には、LED等の発光部55a、55b、55c、55dが設けられている。発光部55a、55b、55c、55dの周囲には、側面から光が漏れないよう遮光部品56が設けられている。各コースの認識度を向上させるため、各発光部55a、55b、55c、55dは、色の異なるLEDを採用してもよい。
本実施の形態では、液晶パネル34は表示専用域としている。このため、図4に示すように、透明ガラス板31の裏側の液晶パネル34と対向する位置には、透明電極センサー33は設けられていない。
なお、メイン制御基板36上の設定ボタン71に対応する位置に、発光部を設けてもよい。
透明ガラス板31の裏側には、液晶パネル34やメイン制御基板36などの電装部品が配しているため防水が必要となる。防水性を確保するため、略矩形形状の透明ガラス板31の全外周部を枠形状の弾性体32(防水手段)で覆い、透明ガラス板31の裏面に液晶パネル34やメイン制御基板36などの電装部品が取り付けられている。パネル開口部30の上辺41の内部および下辺42の内部では、透明ガラス板31の表面側、裏面側、端
面側の3方向とも弾性体32を介して、透明ガラス板31が操作表示パネル25と上樹脂ケース35の間に水密的に取付けられる。パネル開口部30の左辺43の内部および右辺44の内部では、透明ガラス板31の裏面側、端面側の2方向とも弾性体32を介して、透明ガラス板31が操作表示パネル25と上樹脂ケース35の間に水密的に取付けられる。
操作表示パネル25の裏面のパネル開口部30周縁の4隅には、ボス(図示せず)が設けられている。上樹脂ケース35および下樹脂ケース46は、ビス(図示せず)により締結される。操作表示パネル25に上樹脂ケース35および下樹脂ケース46をビス締結した状態では、弾性体32が上樹脂ケース35により押し付けられて透明ガラス板31および操作表示パネル25と密着するので、パネル開口部30の水密性が確保される。よって、使用者が誤ってパネル開口部30に水をこぼした場合でも、内部に配設された液晶パネル34やメイン制御基板36などの電装部品に水が付着することがなく、部品の信頼性を確保し、誤動作などを防止することができる。
透明ガラス板31は、弾性体32を介してパネル開口部30の裏面に取り付けられているので、外部から加わる衝撃で透明ガラス板31が破損することも防止できる。透明ガラス板31には、例えば、使用者が何かを落とした時に衝撃荷重が加わることが想定される。また、製品の包装状態における物流の途中で、積荷状態で落下したり、転倒したりすることが想定される。このような場合でも、透明ガラス板31の外周に弾性体32を配置させることにより、柔構造となり、外部から衝撃が加わった際の破損を防止できる。
前記操作表示パネル25には、タッチパネル操作表示部38から完全に独立した押圧式の押圧操作ボタン部48が設けられている。メイン制御基板36には、押圧操作ボタン部48に対応する位置にタクトスイッチ49を配設している。
押圧操作ボタン部48には、洗濯機本体12に電源を供給する電源入ボタン52と、洗濯機本体12への電源を遮断する電源切ボタン73と、洗濯機本体12の運転が開始されるスタートボタン72とがある。
図7は、本発明の実施の形態1における洗濯機の操作表示パネルの表示内容の一例を示す正面図である。図7(a)は、液晶パネルおよび各コース選択ボタンが全点灯した状態のタッチパネル操作表示部の平面図、図7(b)は、図7(a)の液晶パネルを示した図、図7(c)は、図7(a)の透明ガラス板31の背面に印刷された表示を示した図、図7(d)は、電源投入時におけるタッチパネル操作表示部の平面図、図7(e)は、図7(d)において洗い設定ボタンを一回タッチしたときのタッチパネル操作表示部の平面図、図7(f)は、図7(d)において毛布コースボタンを一回タッチしたときのタッチパネル操作表示部の平面図である。
図7(a)を用いて、設定ボタン71について説明する。
図7(a)において、水位設定ボタン75aをタッチすることで、水位設定表示75bを変更できる。洗い設定ボタン76aをタッチすることで洗い設定表示76bを変更できる。すすぎ設定ボタン77aをタッチすることで、すすぎ設定表示77bを変更できる。脱水設定ボタン78aをタッチすることで、脱水設定表示78bを変更できる。予約設定ボタン79aをタッチすることで、予約設定表示79bを変更できる。風呂水設定ボタン80aをタッチすることで、風呂水設定表示80bを変更できる。
次に、図6と図7を用いてコース選択ボタン74について説明する。
図7に示すように、運転コースは、おまかせコース、毛布コース、わたし流コース、デリケートコースの4コースがある。
おまかせコース表示81aは、おまかせの文字81bと囲い表示81cの箇所が印刷部57により印刷されている。おまかせコース表示81aは、メイン制御基板36に配設した発光部55aの光を透過できる。
毛布コース表示82aは、毛布の文字82bと、囲い表示82cの箇所が印刷部57により印刷されている。毛布コース表示82aは、メイン制御基板36に配設した発光部55bの光を透過できる。
わたし流コース表示83aは、わたし流の文字83bと囲い表示83cの箇所が印刷部57により印刷されている。わたし流コース表示83aは、メイン制御基板36に設けた発光部55cの光を透過できる。
デリケートコース表示84aは、デリケートの文字84bと囲い表示84cの箇所が印刷部57により印刷されている。デリケートコース表示84aは、メイン制御基板36に設けた発光部55dの光を透過できる。
電源投入時は初期設定として、上記4つのコースの内、おまかせコースを運転するように設定されている。
図7(d)に示すように、電源投入時には、おまかせコースが選択されていることを示すために、おまかせコース表示81aが点灯し、その他の3つのコースの、毛布コース表示82a、わたし流コース表示83a、デリケートコース表示84aは消灯している。この状態で、運転コース変更をしたい場合は、毛布コース表示82a、わたし流コース表示83a、デリケートコース表示84aのいずれかを押すことにより、操作した表示部に選択表示が移動し、使用者にコース選択変更が設定できたことを報知する。
次に、洗濯機の運転動作を行うための操作方法について説明する。
図3に示す操作表示パネル25に配置した電源入ボタン52を操作すると、洗濯機本体に電源が供給され、液晶パネル34が点灯し、文字等が表示される。
図7(d)は、電源投入状態の液晶パネル34の表示を示している。
電源投入時には、おまかせコースが初期設定されているため、おまかせコース表示81aが点灯している。おまかせの文字81bおよび囲い表示81cは、透明ガラス板31を透過して見えている。使用者は、見えている画面上を指でタッチ操作することで画面の切替や設定内容の変更等を行なうことができる。
図7の電源投入時の液晶表示の画面状態において、例えば、洗い時間を初期値の12分から変更したい場合は、洗い設定ボタン76aをタッチすることで変更できる。
図7(e)は、洗い設定ボタン76aを1回タッチした状態である。洗い設定ボタン76aを1回タッチすると、洗い設定表示76bが「12」分から「13」分に変更され、予約設定表示79bも「48」分から1分増加した「49」分に変更される。このように、洗い設定ボタン76aをタッチした回数分、洗い時間の変更が可能となる。
図7(d)に示す電源投入時の液晶表示の画面状態において、例えば、毛布コース表示
82aをタッチすることで、おまかせコースから毛布コースに変更できる。
図7(f)は、図7(d)から毛布コース表示82aを1回タッチした状態である。毛布コース表示82aを1回タッチすると、おまかせコース表示81aが消灯し、毛布コース表示82aが点灯することで、運転コースがおまかせコースから毛布コースに変更されたことを報知する。さらに、洗い設定表示76bが「16分」に変更され、予約設定表示79bも「64分」に変更され、水位設定表示75bが「高水位」に変更される。
運転の設定終了後、使用者は、操作表示パネル25に配設されたスタートボタン72を操作し、運転を開始する。なお、運転途中に運転を一時停止したい場合には、スタートボタン72を操作する。一時停止した状態から運転を再開させたいときには、再度スタートボタン72を操作する。
図8は、本発明の実施の形態1における洗濯機のタッチパネル操作部の透明電極センサーの正面図、図9は、同洗濯機のタッチパネル操作部の側面図である。
図8において、透明電極センサー33は、ガラス基材65上にITOと呼ばれる導電性の高い酸化インジウムスズを蒸着成膜させ、エッチング処理することで透明電極95を形成する。
透明電極95の内、液晶パネル34の水位設定ボタン75aの対向位置に水位透明電極85、洗い設定ボタン76aの対向位置に洗い透明電極86、すすぎ設定ボタン77aの対向位置にすすぎ透明電極87、脱水設定ボタン78aの対向位置に脱水透明電極88、予約設定ボタン79aの対向位置に予約透明電極89、風呂水設定ボタン80aの対向位置に風呂水透明電極90、おまかせコース表示81aの対向位置におまかせコース透明電極91、毛布コース表示82aの対向位置に毛布コース透明電極92、わたし流コース表示83aの対向位置にわたし流コース透明電極93、デリケートコース表示84aの対向位置にデリケートコース透明電極94をそれぞれ形成している。図示していないが、透明電極95は電気的にタッチパネル専用IC40に接続され、タッチパネル専用IC40は制御手段39と電気接続している。
図9において、透明ガラス板31の裏面には、各設定ボタンやコース選択ボタン(コース表示)の印刷部57が設けられている。透明電極センサー33の裏面には、一面ITOを蒸着成膜したシールド電極69が形成されている。シールド電極69は、FPC配線70を介してメイン制御基板36のGNDラインと接続することで電源ノイズ耐性を向上させ、下方に配置する液晶パネル34からのスイッチングノイズ等により、タッチパネル操作表示部38が誤動作することを防止している。透明電極センサー33は、透明両面テープ37により透明ガラス板31に接着固定している。
静電容量の変化は、指が触る物質の誘電率によって決まり、誘電率が大きいほど静電容量の変化が大きくなり、感度を高く設定できる。なお、感度が高いとは、指で押された位置を正確に早く認識でき、例えば、水滴の付着を指が触れた状態と認識する誤検知を起こし難く、また、外部ノイズの影響による誤検知し難いことをいう。
例えば、ガラスの誘電率は9程度、ABS樹脂やPET樹脂の誘電率は3程度であり、また静電容量の変化は厚みに反比例するので、指で触る部分の材質がガラス板であれば、ABS樹脂やPET樹脂に比べて3倍の厚みがあっても、感度を同等にできる。
なお、本実施の形態では透明電極センサー33をガラス基材としたが、PETのような樹脂シートでも同様な効果が得られることはいうまでもない。
また、本実施の形態では、液晶パネルの各表示部に対応する位置のみに電極を配線して表示部に対応する位置のみ検出可能な構成としたが、透明電極のX電極、Y電極をマトリック状に配線し、ガラス基材のどの部分をタッチしても検出可能な構成としても、同等の性能が得られることはいうまでもない。
図8、図9を用いて簡単にタッチ操作時の検知メカニズムを説明する。
透明電極センサー33上に形成されている透明電極95には、非常に小さい静電容量成分(約2〜3PF程度)が存在し、タッチパネル専用IC40からX電極66に対して常時所定の周期で電圧を繰り返して印加している。Y電極67は、X電極66から印加され静電容量成分を通過した電圧が常時出力され、タッチパネル専用IC40に電圧信号を返すことで、常にタッチパネル操作部61に存在する静電容量成分での電圧変化をモニタリングする。
人が透明ガラス板31に触れると、指から透明ガラス板31、透明両面テープ37、透明電極センサー33の間で電気的に繋がり、人の持つ静電容量成分(一般的には100〜150PF程度)の電気が流れ、結果的にタッチパネル専用IC40で検出するタッチパネル操作部61に存在する静電容量成分の電圧が大きく変化することで、タッチ操作したことをタッチパネル専用IC40は確定させ、確定信号を制御手段39に伝える。
図10は、本発明の実施の形態1における洗濯機のタッチパネル操作部のタッチ検知時の検知を示す図、図11は、同洗濯機のタッチパネル操作部のタッチ検知時の検知を示す簡略図である。
図10において、X軸方向は透明ガラス板31の長辺側を示し、Z軸方向は透明ガラス板31の短辺側を示し、Y軸方向はタッチ操作されたときのタッチ感度を示している。図11においてY軸方向の上にいけばいくほどタッチ操作したときの感度が高いことを示している。図11は、タッチパネル専用IC40で検出したタッチ信号をパソコン(図示せず)上で確認するようにしたデータである。一般的にはタッチパネル専用IC40のなかでタッチ操作を判定する閾値Sを設定し、タッチ信号の高さHが閾値Sを越えるか否かでタッチ操作の有無を確定させる。
図11(a)は、水が透明ガラス板31に付着した際の感度高さの例、図11(b)は、液体洗剤が透明ガラス板31に付着した際の感度高さの例、図11(c)は、指で透明ガラス板31タッチ操作したときの感度高さの例を示している。
この例から、感度高さに対して導電性の低い水は、感度高さが閾値S以下であるが、導電性の高い液体洗剤は、感度高さが閾値S以上となり、誤検知により誤動作する虞が生じる。
この問題は、閾値Sを液体洗剤の感度高さ以上に設定することにより解決することが可能であるが、閾値Sを高く設定すると、指によるタッチ操作時の応答性が悪くなり、使い勝手が悪くなる可能性がある。図11中の(c)には、指によるタッチ操作によるタッチ感度の高さの一例を示したが、指が透明ガラス板31に接する面積が直接、静電容量に影響を与えるため、操作する人の指の大きさやタッチしたときの瞬間的なタッチ面積によりタッチ感度の高さが変化することも応答性を落とす要因につながる。
以上のように構成された洗濯機の操作表示パネルについて、以下その作用、効果を説明する。
図4、図5、図9に示すように、透明ガラス板31の裏面には印刷部57が取り付けられている。このため、使用者は、透明ガラス板31を介して各種設定やコース表示が印字された印刷部57の絵柄に直接触ることで操作できるため、使い勝手を向上できる。
図3、図7に示すように、パネル開口部30内に表示部60とタッチ操作可能なタッチパネル操作部61とが分離されて設けられている。上記構成により、表示部60とタッチパネル操作部61とを近傍に配置できるため、タッチパネル操作部61による設定内容を表示部60で容易に確認できる。また、タッチパネル操作部61の透明ガラス板31裏側には印刷部57が取り付けられているため、タッチ操作可能なタッチパネル操作部61とタッチ操作できない表示部60とを簡単に判別でき、操作性を向上できる。
また、液晶パネル34をセグメント液晶とすることで、フルドット液晶と比較しても安価にタッチパネルを構成することが可能となる。また、表示部60とタッチパネル操作部61とを分離することにより、表示部60を小型化できる。
また、本実施の形態では、透明電極センサー33は透明色としているが、本発明は透明色以外の色を使用してもよい。この場合、さらに安価に製造することができる。
また、静電容量式のタッチパネルを用いることで、透明ガラス板31を軽く触るだけでタッチの検出が可能となるので、指の力が弱い高齢者にも容易に操作ができる。
また、透明ガラス板31裏側の充電部を操作表示パネルのパネル開口部30に圧接してシールする構成とすることにより、水や洗剤等が透明板に付着しても、パネル開口部30から水や洗剤が浸入し透明電極センサー33や液晶パネル34などへの水や洗剤の付着を防ぎ、部品故障を減らし、信頼性を高めることができる。
また、コース選択ボタンの背面にLED等の発光部を設け、透明電極センサー33と透明ガラス板31を通して光を透過して文字や図柄等の周囲に選択していることがわかるように発光させることで、操作性が向上できる。
また、コース選択ボタンの背面にLED等の各発光部55a、55b、55c、55dの発光色を各コース選択ボタン毎に変更することで、視認性をさらに向上できる。
なお、本実施の形態では操作表示パネルを洗濯機の前面に配置する構成としたが、操作表示パネルを洗濯機の背面に配置する構成としても、同様な効果が得られることはいうまでもない。
なお、本実施の形態ではドラム式洗濯機を用いて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば縦型洗濯機であってもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機の操作表示パネルは、設定内容が表示部で容易に確認できるとともに、表示画面のなかで操作可能な操作部と表示部とを簡単に判別でき、タッチパネル操作部を有している特に水周りの各種機器に適用できる。
12 洗濯機本体
25 操作表示パネル
30 パネル開口部(開口部)
31 透明ガラス板(透明板)
32 弾性体
33 透明電極センサー(電極センサー)
34 液晶パネル
36 メイン制御基板(制御装置)
38 タッチパネル操作表示部
48 押圧操作ボタン部
55a 発光部
55b 発光部
55c 発光部
55d 発光部
57 印刷部
60 表示部
61 タッチパネル操作部
71 設定ボタン(設定部)
74 コース選択ボタン(設定部)

Claims (4)

  1. 洗濯機本体と、
    前記洗濯機本体の上方に設けられ略矩形形状の開口部を有する操作表示パネルと、
    前記操作表示パネルの前記開口部を覆う透明板と、
    前記操作表示パネルの前記開口部内に設けられる制御装置と、
    前記制御装置上に設けられ、脱水等の設定条件および残時間等を表示する液晶パネルと、前記透明板の裏側の前記液晶パネルの上方以外の位置に取り付けられるタッチパネル操作部と、を備え、
    前記タッチパネル操作部は、前記透明板の裏側に取り付けられ文字や図形を印字した印刷部と、前記印刷部の裏側に取り付けられる電極センサーと、を有する洗濯機。
  2. 前記電極センサーは、前記透明板を介して、人の指が触れるときの静電容量の変化を検出する請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記電極センサーは、透明電極センサーで構成され、前記タッチパネル操作部には、運転コースなどを設定できる複数の設定部を有しており、前記制御装置上の前記複数の設定部に対向する位置にそれぞれ発光部が設けられる請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 前記発光部は、前記複数の設定部毎に発光色を変更する請求項3記載の洗濯機。
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