JP2018132852A - 触覚呈示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予期せぬ荷重が付加された際に圧電素子の破損を抑制することができる触覚呈示装置を提供する。【解決手段】触覚呈示装置1は、例えば、操作面200を有する操作部2と、操作面200に付加された荷重を検出する圧電素子40、及び圧電素子40と一体とされた金属シム41を有するアクチュエータ4と、操作面200を押し下げる操作に伴う金属シム41の変形が大きくなる操作部2と金属シム41の間に設けられた押子5と、を備えて概略構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、触覚呈示装置に関する。
従来の技術として、入力部と、入力部に設けられた複数の振動部と、押圧された入力位置に応じて、複数の振動部のうち一部の振動部を振動させる制御部と、を備えた触覚伝達装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この触覚伝達装置は、振動部として圧電素子を使用し、またこの圧電素子によって入力部に付加された荷重を検出するように構成されている。
特開2011−90615号公報
このような触覚伝達装置の中には、例えば、入力部に設けられた押子によって直接圧電素子に荷重が付加されるものがあり、予期せぬ過剰な荷重が入力部に付加された場合に圧電素子が破損する可能性がある。
従って本発明の目的は、予期せぬ荷重が付加された際に圧電素子の破損を抑制することができる触覚呈示装置を提供することにある。
本発明の一態様は、操作面を有する操作部と、操作面に付加された荷重を検出する圧電素子、及び圧電素子と一体とされた金属シムを有するアクチュエータと、操作面を押し下げる操作に伴う金属シムの変形が大きくなる操作部と金属シムの間に設けられた押子と、を備えた触覚呈示装置を提供する。
本発明によれば、予期せぬ荷重が付加された際に圧電素子の破損を抑制することができる。
図1(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の一例を示す概略図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)-I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。 図2(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置のアクチュエータの一例を示す概略図であり、図2(b)は、アクチュエータの一例を示す側面図であり、図2(c)は、触覚呈示装置のブロック図の一例であり、図2(d)は、触覚呈示装置が有するデータベースの一例を示す概略図である。 図3は、実施の形態に係る触覚呈示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る触覚呈示装置は、操作面を有する操作部と、操作面に付加された荷重を検出する圧電素子、及び圧電素子と一体とされた金属シムを有するアクチュエータと、操作面を押し下げる操作に伴う金属シムの変形が大きくなる操作部と金属シムの間に設けられた押子と、を備えて概略構成されている。
この触覚呈示装置は、操作部と圧電素子とが接触しないので、操作部や操作部に設けられた押子が圧電素子に接触する場合と比べて、予期せぬ荷重が付加された際に圧電素子の破損を抑制することができる。
[実施の形態]
(触覚呈示装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の一例を示す概略図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)-I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。図2(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置のアクチュエータの一例を示す概略図であり、図2(b)は、アクチュエータの一例を示す側面図であり、図2(c)は、触覚呈示装置のブロック図の一例であり、図2(d)は、触覚呈示装置が有するデータベースの一例を示す概略図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図2(c)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
この触覚呈示装置1は、例えば、車両のステアリングに配置され、車両に搭載された電子機器を操作するように構成されている。また触覚呈示装置1は、例えば、ステアリングを把持した状態で親指などの操作指によって操作される小型の操作装置である。なお触覚呈示装置1の配置は、これに限定されず、例えば、電子機器の操作部として、当該電子機器の表示部などの近くに配置されても良い。
触覚呈示装置1は、例えば、図1(a)〜図2(c)に示すように、操作面200を有する操作部2と、操作面200に付加された荷重を検出する圧電素子40、及び圧電素子40と一体とされた金属シム41を有するアクチュエータ4と、操作面200を押し下げる操作に伴う金属シム41の変形が大きくなる操作部2と金属シム41の間に設けられた押子5と、を備えて概略構成されている。このアクチュエータ4は、荷重を検出すると共に操作面200に振動を付加するように構成されている。
この圧電素子40は、例えば、図2(a)に示すように、押子5を中心に対称な形状を有している。そして圧電素子40は、貫通孔405を有している。押子5は、貫通孔405に挿入され、操作面200を押し下げる操作(プッシュ操作)に伴って金属シム41を介して圧電素子40を変形させる。
そして触覚呈示装置1は、さらに、操作面200に接触した操作指の位置を検出する検出部としてのタッチセンサ3と、操作面200に規定された複数の領域ごとに基準荷重を付加して検出された荷重に基づいて領域ごとに定められた荷重しきい値、及びアクチュエータ4を駆動するための領域ごとの駆動信号Sを有し、操作指が検出された領域の荷重しきい値に基づいて操作を判定すると共に当該領域に対応する駆動信号Sによってアクチュエータ4を駆動して触覚フィードバックを呈示する制御部8と、を備えて概略構成されている。
従って触覚呈示装置1は、操作部2に付加された荷重を検出すると共に振動による触覚フィードバックを呈示するように構成されている。
この操作面200は、例えば、図1(a)及び図1(b)に示す操作部2の表面である。そして操作面200は、一例として、中央の領域(中央領域27)、及び中央の領域を挟んで位置する複数の領域(上領域23〜右領域26)に規定されている。なお操作面200の領域の規定は、これに限定されず、触覚呈示装置1の仕様に応じて任意に設定することが可能である。
ここで触覚呈示装置1が表示装置に表示されたカーソルの移動を指示できる場合、操作者は、例えば、上領域23を押すことでカーソルを上方向に移動させ、下領域24を押すことで下方向、左領域25を押すことで左方向、右領域26を押すことで右方向に移動させることができる。そして例えば、操作者が所望のアイコンなどをカーソルで選択した状態で中央領域27を押すと、選択されたアイコンの機能の実行が決定される。
触覚呈示装置1は、一例として、領域に対してプッシュ操作が判定された場合、ボタンを押し込んだ際のクリック感などを模した触覚フィードバックを呈示する。なお触覚フィードバックは、これに限定されず、操作を受け付けたことを示す触覚などであっても良い。
(操作部2の構成)
操作部2は、例えば、タッチセンサ3と、基部20と、を備えて概略構成されている。操作部2に付加された荷重は、押子5及び金属シム41を介して圧電素子40に作用する。またアクチュエータ4が生成した振動は、金属シム41及び押子5を介して操作部2に伝達される。
タッチセンサ3は、基部20に貼り合わされている。この基部20は、例えば、図1(a)に示すように、樹脂を用いて円板形状に形成され、その表面である操作面200には印刷やレーザなどによって上下左右方向の矢印や文字が形成されている。
なお変形例として基部20は、例えば、光を遮光する遮光領域と光を透過する透過領域が表面に形成された透明な樹脂で形成され、タッチセンサ3との間に発光部を有する基板が配置されても良い。この場合、発光部からの光が基部20内部を伝達して透過領域から出射するので、透過領域が照明される。
また変形例として操作部2は、上面視において円形や対称な形状に限定されず、他の形状であっても良い。
(タッチセンサ3の構成)
タッチセンサ3は、例えば、図1(b)に示すように、基板30と、電極部31と、を備えて概略構成されている。タッチセンサ3は、操作部2の形状に応じて円板形状を有している。基板30は、例えば、リジット基板である。この基板30の表面30a側には、タッチセンサ3の電極部31が取り付けられ、裏面30b側には、押子5が取り付けられている。
このタッチセンサ3は、例えば、静電容量方式のタッチセンサである。そしてタッチセンサ3は、少なくとも操作面200に規定された上領域23〜中央領域27のいずれの領域に操作指が接触しているのかを判定するための検出信号Sを出力するように構成されている。
タッチセンサ3の電極部31は、例えば、上領域23〜中央領域27の形状に応じた形状の検出電極を有している。そしてタッチセンサ3は、領域ごとに検出した静電容量の信号である検出信号Sを制御部8に出力するように構成されている。
なお変形例としてタッチセンサ3は、複数の駆動電極と、駆動電極と絶縁されて交差する複数の検出電極と、を有し、駆動電極と検出電極の全ての組み合わせで検出された静電容量を検出信号Sとして制御部8に出力するように構成されても良い。そして制御部8は、例えば、検出信号Sに基づいて操作面200に設定された座標系における操作指が検出された座標から領域を判定する。
この上領域23は、図1(a)の紙面において上向きの矢印の周囲の点線で囲まれた領域である。また下領域24は、下向きの矢印の周囲の点線で囲まれた領域である。また左領域25は、左向きの矢印の周囲の点線で囲まれた領域である。また右領域26は、右向きの矢印の周囲の点線で囲まれた領域である。そして中央領域27は、操作部2の中心の点線の円で囲まれた領域である。なお他の点線よりも間隔の広い点線で囲まれた円は、アクチュエータ4の外形を示している。
上述の押子5は、例えば、樹脂によって円柱形状に形成され、操作部2の荷重をアクチュエータ4の金属シム41に伝達するものである。
(アクチュエータ4の構成)
アクチュエータ4は、例えば、図1(b)に示すように、圧電素子40と、金属シム41と、を備えたユニモルフ型の圧電アクチュエータである。
このアクチュエータ4は、例えば、図1(b)に示すように、支持部10に形成された取付部14に取り付けられている。この取付部14は、アクチュエータ4の金属シム41が嵌り込む形状を有している。そして取付部14には、操作面200に付加された荷重、及び操作面200に付加する振動によるアクチュエータ4の撓みを許容する凹部12が形成されている。この凹部12は、取付部14の底面に形成されている。
押子5は、金属シム41に対して荷重をかけた場合、変位が大きい位置に取り付けられる。言い換えるなら押子5は、アクチュエータ4が振動している際に振幅が大きい位置に取り付けられる。この変位が大きい位置は、金属シム41が円板形状である場合、中央である。なお変位が大きい位置は、金属シム41の形状によって中心であったり、重心であったり、自由端となる端部であったりする。
圧電素子40は、例えば、図2(a)及び図2(b)に示すように、円板形状を有し、圧電体401を第1の電極400と第2の電極402で挟んで概略構成されている。この圧電体401の材料としては、例えば、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などが用いられる。圧電体401は、例えば、これらの材料を用いて形成された膜を積層して形成された積層型の圧電体である。なお圧電体は、圧電定数がd33となるように厚み方向に分極し、厚み方向の変形に対して出力が大きくなるように構成されている。
圧電体401は、過度な荷重による変形によって破壊され易いものである。従って本実施の形態では、図1(b)に示すように、操作部2の荷重が伝達される押子5が直接圧電素子40に接触しないように貫通孔405に挿入されている。
第1の電極400は、金属シム41及び配線を介して制御部8と電気的に接続されている。また第2の電極402は、配線を介して制御部8と電気的に接続されている。
金属シム41は、例えば、図2(a)に示すように、圧電素子40よりも半径が大きい円板形状を有している。この金属シム41は、例えば、導電性を有するリン青銅やステンレスなどによって形成されている。
アクチュエータ4は、操作面200に荷重が付加されると、操作部2、押子5及び金属シム41を介して圧電素子40に荷重が付加され圧電体401が変形する。圧電素子40は、この変形に応じた電圧を出力する。また圧電体401は、第1の電極400及び第2の電極402の間に電圧が印加されるとこの電圧に応じて変形する。アクチュエータ4は、荷重に応じて出力した電圧を荷重信号Sとして制御部8に出力し、制御部8から出力された駆動信号Sに基づく電圧に応じて変形して金属シム41と共に振動するように構成されている。
(制御部8の構成)
制御部8は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部8が動作するためのプログラムと、データベース80と、が格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部8は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
この制御部8は、アクチュエータ4から出力された荷重信号Sを荷重に変換するように構成されている。
データベース80は、例えば、図2(d)に示すように、領域ごとの荷重しきい値及び駆動波形と、タッチしきい値Th10を有している。
荷重しきい値Th〜荷重しきい値Thは、領域ごとに基準荷重を付加し、その結果アクチュエータ4が検出した荷重に基づいて定められたしきい値である。具体的には、上領域23の荷重しきい値Thは、上領域23に基準荷重を付加した際に検出された荷重に基づいて定められる。同様に、下領域24〜中央領域27の荷重しきい値Th〜荷重しきい値Thは、下領域24〜中央領域27ごとに基準荷重を付加した際に検出された荷重に基づいて定められる。
駆動波形Wa〜駆動波形Waは、領域ごとの駆動信号Sに関する情報である。この駆動波形Waは、基準波形を有する駆動信号Sによって生成された触覚フィードバックに基づいて振幅や振動数などを変更し、操作者が十分に触覚フィードバックを認知できるように定められた波形である。同様に、駆動波形Wa〜駆動波形Waは、基準波形を有する駆動信号Sによって生成された触覚フィードバックに基づいて振幅や振動数などをそれぞれ変更し、操作者が十分に触覚フィードバックを認知できるように定められた波形である。
なお変形例として制御部8は、領域ごとの駆動信号Sをデータベース80に格納していても良い。また制御部8は、領域ごとの駆動波形又は駆動信号を関数としてデータベース80に格納していても良い。
タッチしきい値Th10は、タッチセンサ3に対する接触を判定するためのしきい値である。制御部8は、入力する検出信号Sに基づいてタッチしきい値Th10以上の静電容量が検出された領域を判定する。
制御部8は、検出信号Sに基づく領域ごとの静電容量とデータベース80から読み出したタッチしきい値Th10とを比較して操作指が接触した領域を判定する。次に制御部8は、領域が判定されると、当該領域に対応する荷重しきい値をデータベース80から読み出して荷重信号Sに基づく荷重と比較する。そして制御部8は、荷重が荷重しきい値以上であり、当該領域に対するプッシュ操作が判定された場合、触覚フィードバックを生成するため、当該領域の駆動波形をデータベース80から読み出して駆動信号Sを生成してアクチュエータ4を駆動し、触覚フィードバックを呈示する。
制御部8は、判定結果に基づいてプッシュ操作がなされた領域の情報などを含む操作情報Sを生成して接続されている電子機器に出力する。
以下に本実施の形態の触覚呈示装置1の動作について図3のフローチャートに従って説明する。
(動作)
触覚呈示装置1の制御部8は、タッチセンサ3から取得した検出信号Sに基づく領域ごとの静電容量と、データベース80から読み出したタッチしきい値Th10と、を比較して操作指が接触するか否かを監視する。
制御部8は、ステップ1の「Yes」が成立する、つまり操作指の接触が検出されると(Step1:Yes)、接触が検出された領域の荷重しきい値をデータベース80から読み出して荷重信号Sに基づく荷重と比較し、プッシュ操作が行われるか否かを監視する(Step2)。
制御部8は、荷重が荷重しきい値以上であってプッシュ操作が判定された場合(Step3:Yes)、データベース80から接触が検出された領域の駆動波形を読み出して駆動信号Sを生成し、アクチュエータ4に出力し、触覚フィードバックを呈示する(Step4)。
ここでステップ3において制御部8は、プッシュ操作が判定されず(Step3:No)、また操作が継続していない、つまり操作指の接触が検出されなくなった場合(Step5:No)、処理を終了する。またステップ5において制御部8は、操作指の接触が継続して検出されている場合(Step5:Yes)、ステップ3に処理を進めてプッシュ操作の判定を行う。
(実施の形態の効果)
触覚呈示装置1は、予期せぬ荷重が付加された際に圧電素子40の破損を抑制することができる。具体的には、触覚呈示装置1は、操作部2と圧電素子40とが直接接触しないので、操作部や操作部に設けられた押子が直接圧電素子に接触する場合と比べて、予期せぬ荷重が付加された際に圧電素子40の破損を抑制することができる。
触覚呈示装置1は、押子5が金属シム41の変位が大きい場所に取り付けられているので、押子が直接圧電素子に接触する場合と比べて、荷重の検出精度の低下を抑制しつつ十分な触覚フィードバックを呈示することができる。
触覚呈示装置1は、荷重の検出と振動の呈示を1つのアクチュエータ4によって行い、また操作が検出された位置の違いによる荷重検出のばらつきを抑制するために領域ごとに荷重しきい値を定めると共に位置の違いによる触覚フィードバックのばらつきを抑制するために領域ごとに駆動信号を定めている。本実施の形態の上領域23〜右領域26は、中央領域27を挟んで対称に位置するので、理想的には、アクチュエータ4が検出する荷重や呈示する振動フィードバックは各領域で同じになるが、実際は異なる。また触覚呈示装置1は、アクチュエータ4が1つなので小型化が容易である。従って触覚呈示装置1は、この構成を採用しない場合と比べて、小型化されても荷重の検出精度の低下を抑制しつつ十分な触覚フィードバックを呈示することができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…触覚呈示装置、2…操作部、3…タッチセンサ、4…アクチュエータ、5…押子、8…制御部、10…支持部、12…凹部、14…取付部、20…基部、23…上領域、24…下領域、25…左領域、26…右領域、27…中央領域、30…基板、30a…表面、30b…裏面、31…電極部、40…圧電素子、41…金属シム、80…データベース、200…操作面、400…第1の電極、401…圧電体、402…第2の電極、405…貫通孔

Claims (4)

  1. 操作面を有する操作部と、
    前記操作面に付加された荷重を検出する圧電素子、及び前記圧電素子と一体とされた金属シムを有するアクチュエータと、
    前記操作面を押し下げる操作に伴う前記金属シムの変形が大きくなる前記操作部と前記金属シムの間に設けられた押子と、
    を備えた触覚呈示装置。
  2. 前記圧電素子は、前記押子を中心に対称な形状を有する、
    請求項1に記載の触覚呈示装置。
  3. 前記圧電素子は、貫通孔を有し、
    前記押子は、前記貫通孔に挿入され、前記操作面を押し下げる操作に伴って前記金属シムを介して前記圧電素子を変形させる、
    請求項1又は2に記載の触覚呈示装置。
  4. 前記アクチュエータは、荷重を検出すると共に前記操作面に振動を付加するように構成され、
    前記操作面に接触した操作指の位置を検出する検出部と、
    前記操作面に規定された複数の領域ごとに基準荷重を付加して検出された荷重に基づいて領域ごとに定められた荷重しきい値、及び前記アクチュエータを駆動するための領域ごとの駆動信号を有し、操作指が検出された領域の荷重しきい値に基づいて操作を判定すると共に当該領域に対応する駆動信号によって前記アクチュエータを駆動して触覚フィードバックを呈示する制御部と、
    を備えた請求項1乃至3のいずれか1項に記載の触覚呈示装置。
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