JP2018131944A - 多段遠心ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用品の軸封装置シールを用いることができ、かつ高圧の液体を生成することができる多段遠心ポンプ装置を提供する。【解決手段】多段遠心ポンプ装置は、並列に配置された第1回転軸11および第2回転軸12と、第1回転軸11に固定された第1遠心羽根車15と、第2回転軸12に固定された第2遠心羽根車16と、第1遠心羽根車15を収容する第1ケーシング18と、第2遠心羽根車16を収容する第2ケーシング19と、第1ケーシング18と第2ケーシング19とを接続する連通流路22と、第1回転軸11および第2回転軸12を反対方向に同期して回転させる単一の多軸電動機24を備える。第1遠心羽根車15は多軸電動機24を向き、第2遠心羽根車16は第1遠心羽根車15とは反対方向を向いている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体を移送するための多段遠心ポンプ装置に関する。
図7に示すように、多段遠心ポンプ装置は、回転軸201に固定された複数の遠心式羽根車202と、回転軸201に連結された電動機203とを備える。羽根車202はケーシング206内に配置されており、ケーシング206の端部には吸込口206aと吐出口206bが設けられる。電動機203により羽根車202を回転させると、液体は吸込口206aを通じてケーシング206内に導かれ、複数段の羽根車202によって昇圧され、そして吐出口206bを通じて外部に吐き出される。このような多段遠心ポンプ装置は、液体を移送するための装置として広く使用されている。
羽根車202と電動機203との間には、軸封装置であるメカニカルシール210が配置されている。メカニカルシール210は、ケーシング206と回転軸201との間の隙間を封止し、羽根車202によって加圧された高圧の液体がケーシング206から漏洩することを防止している。
羽根車202の枚数が多くなるほど、多段遠心ポンプ装置は液体をより高い圧力で移送することができる。しかしながら、羽根車202の枚数が多くなると、メカニカルシール210はより高い圧力に耐えうる構造を備えている必要がある。特に最近では、建物の高層化に伴い、より高い圧力を発生することができる多段遠心ポンプ装置が求められている。このような多段遠心ポンプ装置に使用可能なメカニカルシール210は、汎用品には存在せず、特注品となる。このため、ポンプ装置のコストが上昇する。さらに、多くの羽根車202を回転軸201に固定すると、必然的に回転軸201が長くなり、回転軸201が撓みやすくなる。
特開2007−205360号公報 特開2016−108951号公報
上記問題を解決するために、図8に示すような、2台の多段遠心ポンプ装置220A,220Bを直列に接続したポンプシステムが提案されている。1段目の多段遠心ポンプ装置220Aの吐出口は、2段目の多段遠心ポンプ装置220Bの吸込口に連絡管223を介して接続されている。このような配列によれば、各多段遠心ポンプ装置220A,220Bの回転軸を短くできるので、回転軸の撓みが防止できる。
しかしながら、1段目の多段遠心ポンプ装置と2段目の多段遠心ポンプ装置は直列に接続されているため、2段目の多段遠心ポンプ装置のメカニカルシール210には依然として高い圧力が加わる。このため、2段目の多段遠心ポンプ装置は、特注品のメカニカルシール210を使用する必要があり、製造コストが上昇してしまう。
そこで、本発明は、汎用品の軸封装置を用いることができ、かつ高圧の液体を生成することができる多段遠心ポンプ装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、並列に配置された第1回転軸および第2回転軸と、前記第1回転軸に固定された少なくとも1つの第1遠心羽根車と、前記第2回転軸に固定された少なくとも1つの第2遠心羽根車と、前記第1遠心羽根車を収容する第1ケーシングと、前記第2遠心羽根車を収容する第2ケーシングと、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとを接続する連通流路と、前記第1回転軸および前記第2回転軸を反対方向に同期して回転させる単一の多軸電動機を備え、前記第1遠心羽根車は前記多軸電動機を向き、前記第2遠心羽根車は、前記第1遠心羽根車とは反対方向を向いていることを特徴とする多段遠心ポンプ装置である。
本発明の好ましい態様は、前記第1遠心羽根車と前記多軸電動機との間に配置された第1軸封装置と、前記第2遠心羽根車と前記多軸電動機との間に配置された第2軸封装置をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記第1軸封装置および前記第2軸封装置は、同一の構成および同一のサイズを有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記多軸電動機は、前記第1回転軸および前記第2回転軸に連結され、永久磁石が取り付けられた複数のロータと、各ロータの外周に配置された複数の電機子とを備え、前記複数の電機子は、磁極歯と磁極歯に装着されたコイルとを備え、隣接する前記ロータに設けられた永久磁石は、該永久磁石間で電機子を介して磁気カップリングして反転可能なように異磁極の複数対をなし、前記隣接するロータを駆動するときに、対称する位置の電機子が異磁極となるように通電して該対称する位置の電機子の異磁極間で磁気カップリングさせるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、第2遠心羽根車によって加圧された液体の圧力は、第2回転軸が貫通する第2ケーシングの部位には加わらない。したがって、第2ケーシングに取り付ける軸封装置として、例えば汎用のメカニカルシールを用いることができ、結果としてポンプ装置全体のコストを下げることができる。さらに、多軸電動機は、タイミングギヤを用いることなく、第1回転軸および第2回転軸を反対方向に同期して回転させることができるので、ポンプ装置の運転中の振動や騒音を低減させることが可能である。
本発明の多段遠心ポンプ装置の一実施形態を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1及び図2に示す多軸電動機の動作を説明する説明図である。 図3に示す動作時のコイルへの通電パターンのタイムチャートである。 図3に示す動作時のコイルへの通電状態を示す回路図である。 本発明の多段遠心ポンプ装置の他の実施形態を示す断面図である。 多段遠心ポンプ装置の従来例を示す断面図である。 多段遠心ポンプ装置の別の従来例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の多段遠心ポンプ装置の一実施形態を示す断面図である。多段遠心ポンプ装置は、並列に配置された第1回転軸11および第2回転軸12と、第1回転軸11に固定された複数の第1遠心羽根車15と、第2回転軸12に固定された複数の第2遠心羽根車16と、複数の第1遠心羽根車15を収容する第1ケーシング18と、複数の第2遠心羽根車16を収容する第2ケーシング19と、第1ケーシング18と第2ケーシング19とを接続する連通流路22と、第1回転軸11および第2回転軸12を反対方向に同期して回転させる単一の多軸電動機24を備えている。複数の第1遠心羽根車15は多軸電動機24を向き、複数の第2遠心羽根車16は、複数の第1遠心羽根車15とは反対方向を向いている。本実施形態では、第1遠心羽根車15の枚数と第2遠心羽根車16の枚数は同じである。一実施形態では、第1遠心羽根車15の枚数と第2遠心羽根車16の枚数は異なってもよい。さらに、一実施形態では、第1遠心羽根車15および第2遠心羽根車16はそれぞれ1枚ずつのみ設けられてもよい。
第1ケーシング18は、その端部に吸込口18aを有し、第2ケーシング19は、その端部に吐出口19aを有している。吸込口18aと吐出口19aは同じ高さに位置している。吸込口18aと吐出口19aに、同軸上に配列された別の吸込口と吐出口を取り付けることにより、図1に示す多段遠心ポンプ装置を、インライン型多段遠心ポンプ装置として構成することも可能である。
第1ケーシング18と第2ケーシング19は並列して配置され、かつ互いに離れている。第1ケーシング18の吐出し側と第2ケーシング19の吸込み側は、連通流路22によって接続されている。連通流路22は、液体の流れを妨げないように、曲管から構成されている。第1遠心羽根車15は多軸電動機24を向いており、第2遠心羽根車16は第1遠心羽根車15とは反対方向を向いている。なお、多軸電動機24を向いた方向とは、液体が吸込口18aから多軸電動機24に向かって流れる方向である。
第1軸封装置としての第1メカニカルシール31は、第1ケーシング18の吐出し側および第1回転軸11に着脱可能に取り付けられている。第1メカニカルシール31は、第1遠心羽根車15と多軸電動機24との間に配置されている。第1ケーシング18と第1回転軸11との隙間は、第1メカニカルシール31によって封止される。第2軸封装置としての第2メカニカルシール32は、第2ケーシング19の吸込み側および第2回転軸12に着脱可能に取り付けられている。第2メカニカルシール32は、第2遠心羽根車16と多軸電動機24との間に配置されている。第2ケーシング19と第2回転軸12との隙間は、第2メカニカルシール32によって封止される。一実施形態では、第1軸封装置および第2軸封装置として、メカニカルシールに代えて、オイルシール、グランドパッキン、またはラビリンスシールなどを使用してもよい。
多軸電動機24は、少なくとも2つの回転軸を同期して反対方向に回転させることが可能なブラシレスDCモータから構成されている。本実施形態では、多軸電動機24は第1回転軸11および第2回転軸12を反対方向に同期して同一の速度で回転させるように構成されている。
多軸電動機24が第1回転軸11および第2回転軸12を反対方向に回転させると、第1遠心羽根車15および第2遠心羽根車16は反対方向に回転する。第1遠心羽根車15および第2遠心羽根車16の回転に伴い、液体は吸込口18aを通って第1ケーシング18内に流入し、第1遠心羽根車15によって昇圧される。昇圧された液体は連通流路22を通って第2ケーシング19内に流入し、第2遠心羽根車16によって昇圧される。第2遠心羽根車16は第1遠心羽根車15の下流に配置されており、第1遠心羽根車15および第2遠心羽根車16は直列に並んでいる。したがって、液体は第1遠心羽根車15および第2遠心羽根車16の両方によって加圧され、高圧となる。
第1メカニカルシール31および第2メカニカルシール32に接触する液体は、第1遠心羽根車15によって昇圧された液体であって、かつ第2遠心羽根車16によって昇圧される前の液体である。言い換えれば、第2遠心羽根車16によって昇圧された液体の圧力は、第2メカニカルシール32には作用しない。本実施形態では、第1遠心羽根車15と第2遠心羽根車16の枚数は同じであるので、第1メカニカルシール31および第2メカニカルシール32に作用する圧力は、吐出口19aから吐き出される液体の圧力の半分である。よって、第1メカニカルシール31および第2メカニカルシール32には、汎用のメカニカルシールを使用することができる。結果として多段遠心ポンプ装置全体のコストを下げることができる。
第1ケーシング18の吐出し側と第2ケーシング19の吸込み側は、連通流路22によって接続されているので、第1メカニカルシール31および第2メカニカルシール32には液体の同じ圧力が作用する。したがって、第1メカニカルシール31および第2メカニカルシール32には、同一の構成および同一のサイズを有するメカニカルシールを用いることができる。
第1回転軸11および第2回転軸12は、第1軸継手35および第2軸継手36によって共通の多軸電動機24のロータ2A,2Bにそれぞれ連結されている。回転軸11,12と多軸電動機24との間には、タイミングギヤは存在せず、多軸電動機24が発生したトルクは、第1回転軸11および第2回転軸12に直接伝達される。このような多軸電動機24を用いた構成により、多段遠心ポンプ装置の運転中の振動や騒音を低減させることが可能である。
次に、多軸電動機24の一実施形態を説明する。図1は多軸電動機24の縦断面を示している。図2は図1のII−II線断面図である。モータフレーム1内には一対のロータ2A,2Bが収容されている。各ロータ2A,2Bは両端部近傍で軸受5,5によって回転可能に支承されている。2つのロータ2A,2Bは、それぞれ2n極(nは極数)の永久磁石2a,2bを軸芯に対称に等間隔で磁束がラジアル方向に発生するように配置されている。本実施形態においては、各々のロータ2A,2Bはn=2であり、S,N,S,Nの4極の永久磁石がそれぞれのロータに取り付けられている。これら4つの永久磁石は、各ロータの中心軸線の周りに等間隔で配列されている。本実施形態では、永久磁石は各々のロータ2A,2Bの外周面に固定されているが、一実施形態では、永久磁石は各々のロータ2A,2B内に埋設されてもよい。
ロータ2A,2Bの外周側には、各ロータ2A,2Bの外周全周を囲むように複数の電機子3a〜3a,3b〜3bが配設されている。隣接する電機子間のピッチは60°に設定されている。各電機子3a〜3a,3b〜3bは、電機子鉄心Acに形成された磁極歯U〜Z,U1〜Z1と、磁極歯U〜Z,U1〜Z1に装着されたコイル4a,4bとから構成されている。磁極歯U〜Z,U1〜Z1は円周等配に形成されており、磁極歯U〜Z,U1〜Z1には、両ロータ2A,2Bの軸線の中心面Cにおいて対称かつ反対の磁極となるように前記コイル4a,4bがそれぞれ装着されており、コイル4bはコイル4aと反対巻きとなっている。
次に、前述のように構成された多軸電動機24の動作を説明する。図3は多軸電動機24の動作を説明する説明図である。なお、図3では図解を簡略化するためにロータと電機子のみ示している。
電機子のコイル4a,4bに通電すると、電機子にはロータ2A,2Bをそれぞれ反転して回転させる空間移動磁界が形成される。すなわち、図3(a)の状態では電機子の磁極歯U,XにはN極,磁極歯V,YにはS極が形成され、電機子の磁極歯U1,X1にはS極,磁極歯V1,Y1にはN極が同時に形成されるように通電すると、ロータ2A,2Bは矢印で示すように、対向する方向に回転駆動される。
同様に図3(b)において、磁極歯V,YにはS極,磁極歯W,ZにはN極が形成され、磁極歯V1,Y1にはN極、磁極歯W1,Z1にはS極が形成され、更に図3(c)に示すように、磁極歯X,UにはS極,磁極歯W,ZにはN極が形成され、磁極歯X1,U1にはN極、磁極歯W1,Z1にはS極がそれぞれ同時に形成されるように通電すると、ロータ2A,2Bは連続した回転力で矢印で示す対向する方向に回転駆動される。
ロータ2A,2Bのそれぞれ永久磁石2a,2bにより発生する磁界は、電機子によって磁路が各ロータ2A,2B間で形成され閉じるように構成されている。したがって、一対のロータ2A,2Bには、異磁極面で磁気カップリング作用が働き、必ず同期して相互に反対方向に回転する。
図4は、図3に示す動作時のコイルへの通電パターンのタイムチャートであり、磁極歯U〜Zの各コイル4a及び磁極歯U1〜Z1の各コイル4bに供給する直流電流の通電パターンを示す図である。各磁極歯U〜Z及び磁極歯U1〜Z1には、図3(a)、図3(b)、図3(c)に示すように磁化されるように空間移動磁界(回転磁界)が発生し、ロータ2A,ロータ2Bは、前述したように互いに反対方向に同期して回転する。図4に示すパターンの直流を通電する通電回路は、図示は省略するが、半導体素子等の既存の電気素子で構成することができる。
図5は、図3に示す動作時のコイルへの通電状態を示す回路図である。図5(a)は図3(a)の動作時のコイルの通電状態を示し、図5(b)は図3(b)の動作時のコイルの通電状態を示し、図5(c)は図3(c)の動作時のコイルの通電状態を示している。
以上説明した図1乃至図5に示す実施形態においては、永久磁石2a,2bが取り付けられた一対のロータ2A,2Bを並列して配設し、各ロータの外周全周に複数の電機子3a〜3a,3b〜3bを配設し、永久磁石2a,2bは、ロータ2A,2B間で電機子を介して磁気カップリング可能なように異磁極の複数対をなすため、磁気カップリング作用により同期反転を可能にすると共に、それぞれの軸受には過大な偏心荷重をかけずラジアル方向にバランスのとれた均等な荷重となるので、2軸を高速で安定して同期反転駆動することができ、かつ、長寿命な電動機を提供することができる。
また本実施形態によれば、隣接するロータ2A,2B間で永久磁石2a,2bが磁気カップリングする場合に、複数対の異磁極間で磁気カップリング可能であるため、磁気カップリング面積が大きくとれ、しかも均等なエアギャップ長にできるので脈動のない大きな同期力が得られる。
さらに本実施形態によれば、一対のロータ2A,2Bを駆動するときに、対称する位置の電機子が異磁極となるように通電するため、無通電時の磁気カップリング効果に加え、通電時の磁気カップリング効果をさらに高めることができる。
本実施形態では、多軸電動機24は第1回転軸11および第2回転軸12を同一の速度で同期反転させるように構成されているが、多軸電動機24は第1回転軸11および第2回転軸12を異なる速度で同期反転させるように構成することも可能である。具体的には、ロータ2A,2Bの永久磁石の磁極数を異ならせ、磁極数比に応じた回転速度比でロータ2A,2Bを同期反転させてもよい。
図6は、本発明の多段遠心ポンプ装置の他の実施形態を示す断面図である。図6に示すように、第1ケーシング18と第2ケーシング19は互いに接触している。第1ケーシング18の吐出し側と第2ケーシング19の吸込み側は、連通流路22によって接続されている。その他の構成は、図1に示す実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 モータフレーム
2A,2B ロータ
3a〜3a,3b〜3b 電機子
4a,4b コイル
11 第1回転軸
12 第2回転軸
15 第1遠心羽根車
16 第2遠心羽根車
18 第1ケーシング
19 第2ケーシング
22 連通流路
24 多軸電動機
31 第1メカニカルシール(第1軸封装置)
32 第2メカニカルシール(第2軸封装置)

Claims (4)

  1. 並列に配置された第1回転軸および第2回転軸と、
    前記第1回転軸に固定された少なくとも1つの第1遠心羽根車と、
    前記第2回転軸に固定された少なくとも1つの第2遠心羽根車と、
    前記第1遠心羽根車を収容する第1ケーシングと、
    前記第2遠心羽根車を収容する第2ケーシングと、
    前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとを接続する連通流路と、
    前記第1回転軸および前記第2回転軸を反対方向に同期して回転させる単一の多軸電動機を備え、
    前記第1遠心羽根車は前記多軸電動機を向き、前記第2遠心羽根車は、前記第1遠心羽根車とは反対方向を向いていることを特徴とする多段遠心ポンプ装置。
  2. 前記第1遠心羽根車と前記多軸電動機との間に配置された第1軸封装置と、
    前記第2遠心羽根車と前記多軸電動機との間に配置された第2軸封装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の多段遠心ポンプ装置。
  3. 前記第1軸封装置および前記第2軸封装置は、同一の構成および同一のサイズを有することを特徴とする請求項2に記載の多段遠心ポンプ装置。
  4. 前記多軸電動機は、
    前記第1回転軸および前記第2回転軸に連結され、永久磁石が取り付けられた複数のロータと、
    各ロータの外周に配置された複数の電機子とを備え、
    前記複数の電機子は、磁極歯と磁極歯に装着されたコイルとを備え、隣接する前記ロータに設けられた永久磁石は、該永久磁石間で電機子を介して磁気カップリングして反転可能なように異磁極の複数対をなし、前記隣接するロータを駆動するときに、対称する位置の電機子が異磁極となるように通電して該対称する位置の電機子の異磁極間で磁気カップリングさせるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の多段遠心ポンプ装置。
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