JP2018130754A - 電動プレス、電動プレスの加圧関連作業実行方法およびプログラム - Google Patents

電動プレス、電動プレスの加圧関連作業実行方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の加圧関連工程を1つのプログラムでまとめて管理する。
【解決手段】1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行い、加圧対象における複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、加圧対象における複数の加圧関連工程が完了する前に、評価工程において適切でないとの評価をした加圧関連工程がある場合に、次の加圧関連工程を実行せずに、加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動プレス、電動プレスの加圧関連作業実行方法およびプログラムに関する。
電動プレスによるプレス加工作業においては、1つのワーク(加圧対象物)に対して、複数の加圧関連工程を行なう場合がある。このようなプレス加工作業には、主に、1つのワークに対して、同一の位置で加圧関連条件を変えながら加圧関連工程を繰り返し実行する場合と、ワークを移動する装置等により加圧位置を変えながら同一の加圧関連工程を行なう場合とがある。ここで、加圧関連工程とは、ラムが上方待機位置から運転をスタートしてアプローチ制御、探り制御を行なってワークに当接し、加圧駆動を行って、所定の待機位置まで戻って、次の運転スタート待ちになるまでの作業ばかりでなく、アプローチ制御無しの作業や加圧無しの作業といった、通常の加圧作業のプロセスの一部を部分的に無くした作業も含むものであり、以下では、これを「加圧関連工程」と記載して説明する。
複数の加圧関連工程を実行する場合には、複数の加圧関連工程のうち、1つの加圧関連工程を実行するプログラムを複数用意し、この複数のプログラムのプログラム番号を切り替えながら複数の加圧関連工程を実行するやり方がある。また、特許文献1に記載のように、複数の加圧条件の順番を記憶しておき、記憶した順番に複数の加圧関連工程を実行するといったことが行なわれていた。
特開平6−218596号公報
しかしながら、上記のやり方は、複数のプログラムあるいは、加圧条件を順番に切り替えるものであり、複数のプログラムあるいは、複数の加圧条件に対応する複数の加圧関連工程を1つのプログラムとして扱うといったことは無かった。そのため、各加圧関連工程で実行される加圧関連情報の判定において、NGの判定が出た場合でも、そのまま次の加圧関連工程に移ることになっていた。そのため、NGの判定が出た場合には、ラムを戻すための特別なプログラムに切り替えてラム位置を戻すという処理を外部から制御する必要があった。
また、NGの判定により、途中で加圧関連工程の実行を中断して、プログラムの先頭に戻るとしても、カウンタが複数の加圧関連工程の完了をカウントするカウンタであるために、加圧関連工程を実行したワークの数とカウンタの値とが必ずしも一致しないという問題もあった。
一方で、ワークを特定するためにワークID(あるいはワークシリアル番号)といったものをワーク毎に設定して、ワークIDを加圧関連工程の作業結果データと共に記録するといったことが行われている。しかしながら、1つのワークに対して、複数の加圧関連工程がある場合には、加圧関連工程毎にワークIDの変更処理が必要となり、処理が煩雑となるという問題もあった。
また、加圧関連工程の作業結果データの表示(品質管理データや時系列のデータグラフ表示)においても、加圧関連工程ごとに表示が切り替わったり、加圧関連工程の作業結果データが順次送りに表示されたりするために、1つのワークの結果をすべて同時に見られなかったという問題もあった。具体例を図8に示す。図8の例では、1つのワークに対する4回の加圧関連工程に対してプログラム番号を変えながら実施している。プログラム番号は、同図左上から4列目のProg#で示している。図8では、1つの加圧関連工程毎にその作業結果が1行で表示されており、4行の結果表示で1つのワーク分の結果となっている。ワークIDは、4回とも同じものを設定することによって、1つの加圧関連工程に対して同じものを付与している。OKカウンタおよびNGカウンタは、1つの加圧関連工程と対応しているため、ワークの数を単純に判別することはできない。また、終了位置、終了荷重はそれぞれのプログラムの加圧終了位置・荷重であるため、その値が意味するものは異なっている。そのため、評価判定は、1つ目の加圧関連工程と4つ目の加圧関連工程のみについており、作業結果の数値データも判りにくいという問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、複数の加圧関連工程を1つのプログラムでまとめて管理する電動プレス、電動プレスの加圧関連作業実行方法およびプログラムを提供する。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の前記動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の前記加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行う評価工程と、前記加圧対象における前記複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、該加圧対象における前記複数の加圧関連工程が完了する前に、前記評価工程において適切でないとの評価をした前記加圧関連工程がある場合に、次の前記加圧関連工程を実行せずに、前記加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す加圧部材戻し工程と、を実行させるためのプログラムを備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記加圧情報評価工程における評価に応じたカウントを行なう評価カウント工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記加圧部材戻し工程が実行されるときに、カウントを行なうワークカウント工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記加圧関連工程の実行前に、前記加圧対象と該加圧対象を一意に特定するIDとを関連付けるID関連付け工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記複数の加圧関連工程のうちのいずれかの加圧関連工程を識別する識別情報を出力する識別情報出力工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態6;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記複数の加圧関連工程がすべて同一条件の加圧関連工程であることを特徴とする電動プレスを提案している。
形態7;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記ID関連付け工程において関連付けられたID毎に、前記複数の前記加圧関連工程の加圧関連情報と、前記評価カウント工程に基づいてカウントされた前記加圧関連情報に関する評価カウントと、を表示する実行結果表示工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態8;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記加圧関連工程のいずかに変更が生じた場合に、その工程変更履歴を保存する工程変更履歴保存工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする電動プレスを提案している。
形態9;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、少なくとも、実行部と、評価部と、位置制御部と、を備えた電動プレスにおける電動プレスの加圧関連作業実行方法であって、1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の前記動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、前記実行部が、複数の加圧関連工程に関する処理を実行し、前記評価部が、前記複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の前記加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行う評価工程と、前記位置制御部が、前記加圧対象における前記複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、該加圧対象における前記複数の加圧関連工程が完了する前に、前記評価工程において適切でないとの評価をした前記加圧関連工程がある場合に、次の前記加圧関連工程を実行せずに、前記加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す加圧部材戻し工程と、を備えたことを特徴とする電動プレスの加圧関連作業実行方法を提案している。
形態10;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、少なくとも、実行部と、評価部と、位置制御部と、を備えた電動プレスにおける電動プレスの加圧関連作業実行方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の前記動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、前記実行部が、複数の加圧関連工程に関する処理を実行し、前記評価部が、前記複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の前記加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行う評価工程と、前記位置制御部が、前記加圧対象における前記複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、該加圧対象における前記複数の加圧関連工程が完了する前に、前記評価工程において適切でないとの評価をした前記加圧関連工程がある場合に、次の前記加圧関連工程を実行せずに、前記加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す加圧部材戻し工程と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、複数の加圧関連工程を1つのプログラムでまとめて管理することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る電動プレスの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る電動プレスの電気的構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る電動プレスの処理を示す図である。 本発明の実施例1に係るワークプログラムの概略を例示する図である。 本発明の実施例1に係るワークプログラム実施後の結果をリスト形式で表示する表示例を示す図である。 本発明の実施例1に係るワークプログラム実施後の結果をグラフ形式で表示する表示例を示す図である。 本発明の実施例2に係るワークプログラムの概略を例示する図である。 関連技術に係る結果表示例である。
以下、本発明の実施形態について、図1から図3を用いて詳細に説明する。
<電動プレスの構造>
図1を用いて、本実施形態に係る電動プレスの構造を説明する。
本実施形態に係る電動プレスは、図1に示すように、昇降動作により、ワークW(加工対象)に対して所望の圧力を与えるプレス用のラム1と、該ラム1に昇降動作(直線運動)を与えるボール螺子2とからなり、これらが、プレス本体3内に設けられている。また、駆動源となるACサーボモータ等の電動機4もプレス本体3に接続されたケーシング5の頭部枠体内に収納されている。そして、電動機4の駆動は、プーリ、ベルトを介してボール螺子2に伝達される。
ラム1は、図1に示すように、筒状体に形成されている。具体的には、円筒状に形成された筒状本体1aの内部に軸方向に沿って中空状部が形成されており、該中空状部の内部にボール螺子2の螺子軸2aが挿入可能となっている。また、ラム1の筒状本体1aの軸長方向端部箇所には、ボール螺子2のナット体2bが固着されている。
筒状本体1aの先端部には、起歪柱9が装着自在となるように構成されており、実際には、起歪柱9がワークWに当接して、適宜、圧力を与えるものである。また、起歪柱9は、歪ゲージが取り付け可能に構成され、この歪ゲージによって、ワークWに与える圧力を検出することができるようになっている。
筒状本体1aの外周側面を包むようにして筒状ガイド6が設けられている。筒状ガイド6は、ケーシング5内に固定され、該筒状ガイド6に沿ってラム1が昇降移動可能に構成されている。
<電動プレスの電気的構成>
図2に示すように、本実施形態に係る電動プレスは、CPU(中央演算処理装置)10と、制御プログラム記憶部11と、表示部12と、操作部13と、一時記憶部14と、ワークプログラム記憶部15と、ワークカウント記憶部16と、ワークID記憶部17と、加圧関連工程結果記憶部18と、工程変更履歴記憶部19と、回路部21と、モータ駆動制御部22と、エンコーダ23と、加圧関連工程識別情報出力部24と、評価カウンタ25と、ワークカウンタ26とから構成されている。
制御プログラム記憶部11は、CPU(中央演算処理装置)10が電動プレス全体の動作や処理を制御するための制御プログラムを記憶する。表示部12は、各種情報を表示する表示装置である。本実施形態では、ワークWと関連付けられたID毎に、加圧関連情報と、それまでにカウントされた加圧関連情報に関する評価カウント値とを表示する。なお、表示内容の詳細については、後述する。
操作部13は、加圧条件等を設定するためのタッチパネル、タクトスイッチ等で構成されている。一時記憶部14は、一時的なデータを記憶する。ワークプログラム記憶部15は、複数の加圧関連工程に対する加圧条件に応じて、電動プレスの動作や処理等を実行するワークプログラムを記憶する。ワークカウント記憶部16は、ワークプログラムにおける加圧関連工程が完了したときに行なうカウント値を記憶する。ワークID記憶部17は、個別のワークWと関連付けられたワークIDを記憶する。
加圧関連工程結果記憶部18は、複数の加圧関連工程ごとの作業結果を記憶する。工程変更履歴記憶部19は、加圧関連工程のいずかに変更が生じた場合に、その工程変更履歴を保存する。
回路部21は、起歪柱9に取り付けられた歪みゲージの抵抗変化に関する信号を増幅し、A/D変換処理によりアナログ信号をデジタル信号に変換した後に、CPU(中央演算処理装置)10へ出力する。CPU(中央演算処理装置)10は、回路部21から入力したデジタル信号により圧力を検出する。
モータ駆動制御部22は、CPU(中央演算処理装置)10からの指令に基づいて、電動機4の駆動を制御する。エンコーダ23は、ラム1の位置を検出するためのものであり、電動機4に連結されている。CPU(中央演算処理装置)10はエンコーダ23からの入力信号により、ラム1の移動量および速度を検出する。
加圧関連工程識別情報出力部24は、CPU(中央演算処理装置)10を介して、ワークプログラム記憶部15からワークプログラムを読み込み、複数の加圧関連工程のうちのいずれの加圧関連工程であるかを示す識別情報を出力する。評価カウンタ25は、加圧関連情報評価作業における作業結果の評価(OK/NG)に応じたカウントを行ない、カウント値をCPU(中央演算処理装置)10に出力する。ワークカウンタ26は、ワークプログラムにおけるすべての加圧関連工程が完了したときにカウントを行い、そのカウント値をCPU(中央演算処理装置)10に出力する。
<電動プレスの処理>
図3を用いて、本実施形態に係る電動プレスの処理について説明する。
1つのワークプログラムを実行開始(スタート)すると、まず、CPU(中央演算処理装置)10は、ワークプログラムに含まれる加圧関連工程の対象となるワークWを一意に識別するワークIDをワークID記憶部17から読み出して、ワークIDを設定する(ステップS101)。なお、ワークIDの取得は、ワークWに付けられたバーコードをバーコードリーダで読み出してもよいし、外部の制御装置からワークWのシリアル番号を取得して、これをワークIDとしてもよい。
次に、加圧関連工程識別情報出力部24より、これから行なう加圧関連工程の識別情報をCPU(中央演算処理装置)10に対して出力する(ステップS102)。すると、識別情報に基づく加圧関連工程を実行すべく待機モードとなる(ステップS103)。
正常なスタート指示を受けた場合には(ステップS103の「スタート」)、実行すべき加圧関連工程の加圧関連条件を読み出し、加圧関連工程を実行する(ステップS104)。そして、加圧関連工程を実行した後に、加圧関連工程の実行結果に対して、CPU(中央演算処理装置)10が評価判定を行なう(ステップS105)。
ここで、加圧関連工程の実行結果に対する評価判定がOKである場合には(ステップS105の「OK」)、CPU(中央演算処理装置)10がワークプログラムのすべてを終了したか否かを判断し(ステップS106)、ワークプログラムのすべてを終了していないと判断した場合には(ステップS106の「No」)、ステップS102に処理を戻す。
一方で、ワークプログラムのすべてが終了していると判断した場合には(ステップS106の「Yes」)、ワークポジション(WP)の予め定められた位置まで、ラム1を戻すためにラム1を上昇させ(ステップS107)、評価カウンタ25のOK値をカウントアップさせ(ステップS108)、すべての加圧関連工程の作業結果を表示部12に表示させ(ステップS109)、ワークプログラムのすべての処理を終了する。
また、ステップS105において、加圧関連工程の実行結果に対する評価判定がNGである場合には(ステップS105の「NG」)、ワークプログラムを途中終了させる。そして、ワークポジション(WP)の予め定められた位置まで、ラム1を戻すためにラム1を上昇させ(ステップS110)、評価カウンタ25のNG値をカウントアップさせ(ステップS111)、それまでに実行したすべての加圧関連工程の作業結果を表示部12に表示させ(ステップS109)、ワークプログラムのすべての処理を終了する。
なお、ステップS103の待機モードにおいて、例えば、作業員の操作により、CPU(中央演算処理装置)10が加圧関連工程の中止指示を受けた場合においても、ワークポジション(WP)の予め定められた位置まで、ラム1を戻すためにラム1を上昇させ(ステップS110)、評価カウンタ25のNG値をカウントアップさせ(ステップS111)、これまでに実行したすべての加圧関連工程の作業結果を表示部12に表示させ(ステップS109)、ワークプログラムのすべての処理を終了する。
<本実施形態の作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態によれば、ワークプログラムが1の動作待機状態から次の動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を1の加圧対象に対して複数回実行する加圧関連工程に対して、加圧関連工程の加圧関連情報に関する評価を行う加圧情報評価工程と、加圧関連工程が完了、あるいは、加圧情報評価工程において適切でないとの評価をした加圧関連工程がある場合に、次の加圧関連工程を実行せずに、予め定められた所定の位置に加圧部材を戻す加圧部材戻し工程とを有することから、複数の加圧関連工程のいずれかにおいて、加圧関連工程の実行結果に対する評価判定がNGであった場合には、その時点で、ワークプログラムを終了し、自動的に予め定められたワークポジション(WP)の位置まで、ラム1を戻すためにラム1を上昇させることから、再度、加圧関連工程を再開する場合でも、予め定められたワークポジション(WP)の位置まで、ラム1を戻すためにラム1を上昇させる外部からの特別な制御を行なうことなく、加圧関連工程を再開することができる。
また、加圧情報評価工程における評価に応じたカウントを行なう評価カウント工程を設けた。つまり、評価結果がOKであれば、OKカウンタをカウントアップし、評価結果がNGであれば、NGカウンタをカウントアップする。そのため、NGの判定により、途中で加圧関連工程の実行を中断して、先頭のプログラムに戻るとしても、加圧関連工程を行なったワークWの数とカウンタの値とを常に一致させることができる。
また、加圧部材戻し工程が実行されるときに、カウントを行なう完了カウント工程を設けたことから、特定のワークWに対して、加圧部材戻し工程が実行されたのか、実行されていないのかを容易に識別することができる。
また、加圧関連工程の実行前に、加圧対象と加圧対象を一意に特定するIDとを関連づけるID関連付け工程を設けたことから、1つのワークWに対して、複数の加圧関連工程がある場合でも、加圧関連工程毎のワークIDの変更処理が不要となり、処理が簡素化できる。
また、電動プレスを用いて、1つのワークWに対して、複数の加圧関連工程を順次実行する場合に、現在の加圧関連工程が何番目の加圧関連工程であるのかを外部から確認したい場合がある。例えば、ジグや装置等の干渉などを防ぐために、現在の加圧関連工程に対応した正しい外部装置の制御が必要となる場合等である。これに対して、本実施形態においては、複数の加圧関連工程のうちのいずれの加圧関連工程であるのかを識別するための識別情報を出力する識別情報出力工程を設けたことから、容易に、現在の加圧関連工程が何番目の加圧関連工程であるのかを外部から確認することができる。
また、ワークWと関連付けられたID毎に、複数の加圧関連工程の加圧関連情報と、それまでに評価カウント工程に基づいてカウントされた加圧関連情報に関する評価カウントと、を表示する実行結果表示工程を設けたことから、加圧関連工程ごとに表示が切り替わったり、加圧関連工程の作業結果データが順次送り表示されたりすることなく、1つのワークWの結果をすべて同時に見ることができる。
本実施形態で用いるワークプログラムは1つのワークWに対する作業手順そのものであり、結果判定を含めて、その変更は、いわゆる工程変更に相当し、工程変更申請、許可といった手続きを経て変更される。そのため、本実施形態では、加圧関連工程のいずかに変更が生じた場合に、その工程変更履歴を保存する工程変更履歴保存工程を設けたことから、工程変更申請、許可といった手続きを経ることなく、ワークプログラムの変更履歴を詳細に管理し把握することができる。
<実施例1>
図4、図5を用いて、実施例1について説明する。
図4は、本実施例のワークプログラム(WorkProgram No.1(51))を示している。また、ワークプログラムには、ワークプログラムを識別可能なように、名前(8592型エンジンシリンダ)が付けてられている。本実施例のワークプログラム(WorkProgram No.1(51))は、4つの加圧関連工程(shot1からshot4)からなるプログラムとなっている。
本実施例のワークプログラム(WorkProgram No.1(51))は、ワークプログラムの設定として3つの項目が示されている。ここで、「WP戻り位置(52)」は、正常あるいは異常で終了した時にラム1を戻す位置を規定している。また、エリア出力上限位置、エリア出力下限位置は、ワークプログラムの選択時にエリア出力、すなわち、下限位置から上限位置にラム1がある場合にはONとする出力を設定((53)(54))することを規定いたものである。これは、ワークWを搬送する時の搬送系とラム1との干渉を防ぐために、搬送系を動かしても問題ないラム1の位置範囲を設定したものである。
1つ目の加圧関連工程(shot1(56))は、2つのStep(加圧駆動ステップ)から構成されている。1番目のStep(Step1)は、一定速度・荷重停止(57)の加圧駆動ステップであり、加圧速度は15mm/s、停止荷重は1500Nと規定されている。また、2番目のStep(Step2)は、一定速度・距離駆動(63)の加圧駆動ステップであり、加圧速度は3mm/s、加圧距離は2mmと規定されている。この2つの加圧駆動ステップは順番に続けて実行される。2番目のStep(Step2)が終わると、戻り位置(56)まで、ラム1が上昇して1つ目の加圧関連工程(shot1(56))が終了する。そこで、一旦停止し、次の加圧関連工程(Shot)のスタート待ちとなる。
また、1番目のStep(Step1)と2番目のStep(Step2)との間には、1番目のStep(Step1)の作業結果を評価するための評価工程(Judge1)が設けられており、位置判定の評価が行われる。なお、評価基準は、下限位置が51.5mm、上限位置が52.5mmとなっている。評価工程(Judge1)では、上記の評価基準に従い、1番目のStep(Step1)の作業結果を評価し、評価基準の範囲内であれば、その評価結果を「OK」として、次のStepに進み、1番目のStep(Step1)の作業結果が評価基準の範囲外であれば、1つ目の加圧関連工程(shot1(56))の評価結果を「NG」として、ラム1を設定されているWP戻り位置(52)まで戻し、ワークプログラム自体を終了する。
2つ目の加圧関連工程(shot2(66))は、1つのStep(加圧駆動ステップ)から構成されている。このStepでは、加圧駆動を行うが、ラム1の戻りは、戻り無しと規定されている。そのため、加圧駆動後はラム1を戻すことなく終了する。なお、このStep(Step1)は、一定荷重・時間駆動(68)の加圧駆動ステップであり、加圧荷重は2500N、加圧時間は5secと規定されている。
3つ目の加圧関連工程(shot3(71))は、加圧無し(73)で戻り位置(71)に上昇するだけの動作となる。なお、戻り位置は、35mmと規定されている。
4つ目の加圧関連工程(shot4(74))は、1つのStep(加圧駆動ステップ)から構成されており、終了後、ラム1が戻り位置20mm(75)まで上昇して終了する。また、このStep(Step1)は、一定速度・位置停止(76)の加圧駆動ステップであり、加圧速度は5mm/s、停止位置は55mmと規定されている。また、このStep(Step1)の作業結果を評価するための評価工程(Judge1)が設けられており、荷重判定の評価が行われる。なお、評価基準は、下限荷重が2550N、上限荷重が2750Nとなっている。評価工程(Judge1)では、上記の評価基準に従い、このStep(Step1)の作業結果を評価し、評価基準の範囲内であれば、その評価結果を「OK」として、ワークプログラム自体を終了するとともに、ワークカウンタをカウントアップし、このStep(Step1)の作業結果が評価基準の範囲外であれば、4つ目の加圧関連工程(shot4(74))の評価結果を「NG」として、ワークプログラム自体を終了するとともに、ワークカウンタをカウントアップする。
本実施例に係る作業結果は、図5に示すように、1つのワークプログラムの結果が1行になって表示される。なお、図中、「WC」はワークカウンタを示し、「FP」は、終了位置を、「FL」は終了荷重を、「PJ」は位置判定を、「PJ」は荷重判定を示す。また、図中、ワークID、OKワークカウンタ、NGワークカウンタはそれぞれワークWに対応している。
<実施例1の作用・効果>
以上、説明したように、本実施例によれば、1つのワークプログラムの結果が1行になって表示される。そのため、1つのワークプログラムに含まれる複数の加圧関連工程の作業結果のすべてを容易に把握することができる。
また、図5に示すように、それぞれのワークWに対する同一の加圧関連工程の作業結果が列に並んで表示される。そのため、同一の加圧関連工程におけるそれぞれのワークWに対する作業結果を容易に把握することができる。また、それぞれのワークWに対する同一の加圧関連工程の作業結果が列に並んで表示されるため、列ごとの値を処理することにより、ワークW間の統計値(例えば、平均や分散等)を取得することができる。
また、1つのワークプログラムに含まれる複数の加圧関連工程のうち、途中の加圧関連工程において、NG判定が出たものについては、それ以降の加圧関連工程が実行されないことから、その作業結果も表示されない。そのため、どの加圧関連工程でNGが発生したのか、どの加圧関連工程でNGが多く発生しているのかを直ちに把握できる。そのため、作業結果データを解析することにより、作業内容の見直しや工程全体の見直しを行うことができる。
図4に示したように、ワークプログラムは1つのワークWに対する工程作業手順そのものである。そのため、判定を含めたその変更はいわゆる工程変更に相当し、工程変更申請、許可といった手続きを経て変更される。しかし、ワークプログラムの設定内容を変更する場合には、変更の日時や変更した者などの情報と共に、変更内容を記録している。また、いくつかの変更をしたタイミング、この変更が工程変更として承認されたタイミングで、版として記録している。さらに、運転結果の記録では、ワークプログラム番号と共に、この版のID(番号等)を合わせて出力あるいは記録している。そのため、煩雑な処理を行うことなく、工程変更の内容を簡便に記録、確認することができる。
<実施例2>
図6、図7を用いて、実施例2について説明する。
図6は、本実施例のワークプログラム(WorkProgram No.5(82))を示している。また、ワークプログラムには、ワークプログラムを識別可能なように、名前(8523型エンジンフランジかしめ)が付けてられている。本実施例のワークプログラム(WorkProgram No.5(82))は、1つの加圧関連工程(shot1)からなるプログラムとなっている。
本実施例のワークプログラム(WorkProgram No.5(82))は、ワークプログラムの設定として1つの項目が示されている。ここで、「WP戻り位置(83)」は、正常あるいは異常で終了した時にラム1を戻す位置を規定しており、その戻り位置は、12mmと規定されている。
加圧関連工程(shot1(84))は、同一条件で加圧位置を変えたStep(Step1(87))が8回実行されるものであり、同一の加圧関連工程(shot1(84))を8回実行するのと同義である。つまり、各回のStep(Step1(87))が終了すると、ラム1を規定の戻り位置12mm(86)に戻し、待機状態から次のStep(Step1(87))を行なう作業手順を8回繰り返す設定になっている。
Step(Step1)は、一定速度・位置停止(87)の加圧駆動ステップであり、加圧速度は35mm/s、位置停止は85.2mmと規定されている。
Step(Step1)が1回終了すると、終了したStep(Step1)の作業結果を評価するための評価工程(Judge1、Judge2)が設けられており、評価工程(Judge1)では、荷重判定・位置範囲の評価が行われる。なお、評価基準は、判定開始位置60.2mmにおいて、開始下限荷重が580N、開始上限荷重が820N、判定終了位置が80.2mmにおいて、終了下限荷重が580N、終了上限荷重が1020Nとなっている。また、評価工程(Judge2)では、一定速度・位置停止の評価が行われる。なお、評価基準は、下限荷重が1200N、上限荷重が1800Nとなっている。上記の評価基準に従い、Step(Step1)の作業結果を評価し、評価基準の範囲内であれば、その評価結果を「OK」として、次のStepに進み、Step(Step1)の作業結果が評価基準の範囲外であれば、加圧関連工程(shot1(84))の評価結果を「NG」として、ラム1を設定されているWP戻り位置(83)まで戻し、ワークプログラム自体を終了する。
本実施例に係る作業結果は、図7に示すように、例えば、グラフ表示される。本実施例では1つのワークWに対して、同一条件で加圧位置を変えたStepが8回行なわれる。図7では、上記のように、本加圧関連工程のステップが同一の加圧関連工程を8回実行するのと同義であるとの観点から、1回目のStepを1回目の加圧関連工程と捉え、上段に1回目の加圧関連工程(加圧関連工程1)から4回目の加圧関連工程(加圧関連工程4)の作業結果を示し、下段に1回目の加圧関連工程(加圧関連工程1)から4回目の加圧関連工程(加圧関連工程4)の作業結果を示している。
図7に示す各加圧関連工程の結果は、位置を横軸とし、荷重を縦軸とした位置−荷重の関係をグラフで示しており、各グラフの下段には、終了位置と終了荷重の値とが表示されている。
<実施例2の作用・効果>
以上、説明したように、本実施例によれば、同一のワークWに対して、当該ワークWを移動する装置等により加圧する位置を変えながら同じ加圧関連工程を行なう場合がある。このように、同一のワークWに対して、当該ワークWを移動する装置等により加圧する位置を変えながら、同じ加圧関連工程を複数回繰り返すといった作業の場合でも、ワークプログラムに同一の加圧関連工程の繰り返し回数を設定することにより、設定のミスを防止し、簡便にプログラムを作成することができる。
また、本実施例のように、同一のワークWに対して、当該ワークWを移動する装置等により加圧する位置を変えながら同じ加圧関連工程を行なう場合には、その各加圧関連工程の作業結果を図7のように、表示することにより、1つのワークWの状態を1画面で見ることができる。
また、本実施例のように、同一のワークWに対して、当該ワークWを移動する装置等により加圧する位置を変えながら同じ加圧関連工程を行なう場合には、加圧関連条件が同一であるため、通常は、ほぼ同一のグラフ形状を示すことから、グラフ形状を見るだけで、異常を視覚的に検出することができる。
なお、電動プレスの処理をコンピュータシステムあるいはコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを電動プレスに読み込ませ、実行することによって本発明の電動プレスを実現することができる。ここでいうコンピュータシステムあるいはコンピュータとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステムあるいはコンピュータ」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムあるいはコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムあるいはコンピュータに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムあるいはコンピュータにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1;ラム
1a;筒状本体
2;ボール螺子
2a;螺子軸
2b;ナット体
3;プレス本体
4;電動機
5;ケーシング
6;筒状ガイド
9;起歪柱
10;CPU(中央演算処理装置)
11;制御プログラム記憶部
12;表示部
13;操作部
14;一時記憶部
15;ワークプログラム記憶部
16;ワークカウント記憶部
17;ワークID記憶部
18;加圧関連工程結果記憶部
19;工程変更履歴記憶部
21;回路部
22;モータ駆動制御部
23;エンコーダ
24;加圧関連工程識別情報出力部
25;評価カウンタ
26;ワークカウンタ
W;ワーク

Claims (10)

  1. 1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の前記動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、
    複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の前記加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行う評価工程と、
    前記加圧対象における前記複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、該加圧対象における前記複数の加圧関連工程が完了する前に、前記評価工程において適切でないとの評価をした前記加圧関連工程がある場合に、次の前記加圧関連工程を実行せずに、前記加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す加圧部材戻し工程と、
    を実行させるためのプログラムを備えたことを特徴とする電動プレス。
  2. 前記評価工程における評価に応じたカウントを行なう評価カウント工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動プレス。
  3. 前記加圧部材戻し工程が実行されるときに、カウントを行なうワークカウント工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする請求項2に記載の電動プレス。
  4. 前記加圧対象と該加圧対象を一意に特定するIDとを関連付けるID関連付け工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動プレス。
  5. 前記複数の加圧関連工程のうちのいずれかの加圧関連工程を識別する識別情報を出力する識別情報出力工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電動プレス。
  6. 前記複数の加圧関連工程がすべて同一条件の加圧関連工程であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電動プレス。
  7. 前記ID関連付け工程において関連付けられたID毎に、前記複数の前記加圧関連工程の加圧関連情報と、前記評価カウント工程に基づいてカウントされた前記加圧関連情報に関する評価カウントと、を表示する実行結果表示工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の電動プレス。
  8. 前記複数の加圧関連工程のうちのいずれかの加圧関連工程に変更が生じた場合に、その工程変更履歴を保存する工程変更履歴保存工程を更に前記プログラムに備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電動プレス。
  9. 少なくとも、実行部と、評価部と、位置制御部と、を備えた電動プレスにおける電動プレスの加圧関連作業実行方法であって、
    1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の前記動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、前記実行部が、複数の加圧関連工程に関する処理を実行し、
    前記評価部が、前記複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の前記加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行う評価工程と、
    前記位置制御部が、前記加圧対象における前記複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、該加圧対象における前記複数の加圧関連工程が完了する前に、前記評価工程において適切でないとの評価をした前記加圧関連工程がある場合に、次の前記加圧関連工程を実行せずに、前記加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す加圧部材戻し工程と、
    を備えたことを特徴とする電動プレスの加圧関連作業実行方法。
  10. 少なくとも、実行部と、評価部と、位置制御部と、を備えた電動プレスにおける電動プレスの加圧関連作業実行方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    1の加圧対象に対し、1の動作待機状態から次の前記動作待機状態までの間に行われる加圧関連工程を複数有し、前記実行部が、複数の加圧関連工程に関する処理を実行し、
    前記評価部が、前記複数の加圧関連工程のうち、少なくとも1の前記加圧関連工程において、加圧関連情報に関する評価を行う評価工程と、
    前記位置制御部が、前記加圧対象における前記複数の加圧関連工程が全て完了した場合、あるいは、該加圧対象における前記複数の加圧関連工程が完了する前に、前記評価工程において適切でないとの評価をした前記加圧関連工程がある場合に、次の前記加圧関連工程を実行せずに、前記加圧対象を加圧する加圧部材を所定の位置に戻す加圧部材戻し工程と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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