JP2018128097A - キャリパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非制動時における制輪子とディスクとの不要な接触を抑制することのできるキャリパ装置を提供する。【解決手段】キャリパ装置は、車両の台車に取り付けられるブラケット21に相対移動可能に連結された連結部材30を備え、連結部材30に支持された一対のアームが回動することにより、ディスクを挟むように配置された一対の制輪子をディスクに接触する位置とディスクから離間した位置とに移動させる。キャリパ装置は、連結部材30とブラケット21との間の相対移動に対して抵抗力を与える抵抗付与部として摩擦機構70を更に備える。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用ディスクブレーキ装置に用いられるキャリパ装置に関する。
従来、鉄道車両の車輪と一体に回転するディスクに制輪子を押し付けることにより車輪にブレーキ力を付与するキャリパ装置が知られている。このようなキャリパ装置は、圧縮空気等の流体により制輪子を動作させるシリンダ装置と、シリンダ装置に接続され、シリンダ装置により制輪子をディスクに接近及び離間させるように支軸において回転するアームとを有する(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−164183号公報
ところで、キャリパ装置は、鉄道車両の走行に伴って台車が車軸に対して傾斜した場合でもディスクと制輪子とが平行な状態に保たれるように、台車に対して揺動可能に取り付けられている。しかし、こうした構成では、走行中に発生する振動によってもキャリパ装置が揺動し、ブレーキ力が発生していない非制動時であるにも関わらず、制輪子がディスクに接触してしまうおそれがある。なお、鉄道車両に限らず、トラック、バス、高所作業車等の産業車両のディスクブレーキ装置に用いられるキャリパ装置においても同様の課題がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、非制動時における制輪子とディスクとの不要な接触を抑制することのできるキャリパ装置を提供することにある。
上記課題を解決するキャリパ装置は、車両に取り付けられるブラケットに相対移動可能に連結された連結部材を備え、前記連結部材に支持された一対のアームが回動することにより、車輪とともに回転するディスクを挟むように配置された一対の制輪子を、前記ディスクに接触する位置と前記ディスクから離間した位置とに移動させるキャリパ装置において、前記連結部材と前記ブラケットとの間の相対移動に対して抵抗力を与える抵抗付与部を更に備える。
上記構成によれば、連結部材とブラケットとの間の相対移動に対して生じる抵抗力により、連結部材がブラケットに対して相対移動しにくくなるため、非制動時における制輪子とディスクとの不要な接触を効果的に抑制することができる。この抵抗付与部による抵抗力は、相対移動する部材間の接触による摩擦力の他、磁力や流体の粘性力などを利用することができる。このキャリパ装置の各制輪子は、ブラケットに対する連結部材の揺動に伴ってディスクとの間の距離が変化するものである。なお、連結部材とブラケットとの相対移動は、連結軸を介した揺動の他、ガイド機構を利用した円弧移動や直線移動も可能である。車両に取り付けられるブラケットは、例えば鉄道車両の台車や車体に取り付けることができる。車両は、鉄道車両に限られず、トラック、バス、高所作業車等の産業車両も含む。
上記キャリパ装置について、前記連結部材は、前記ブラケットに連結軸を介して連結され、当該連結軸を中心として揺動可能であることが好ましい。
上記構成によれば、連結部材がブラケットに対して揺動することによって、ブラケットと連結部材との相対移動を行うことができる。
上記キャリパ装置について、前記抵抗付与部は、前記連結部材と前記ブラケットとの相対移動に伴う摩擦力を増大させる摩擦機構からなることが好ましい。
上記構成によれば、抵抗付与部は、相対移動する部材間の摩擦力を増大させる摩擦機構を設けるだけの比較的簡単な構成で、相対移動に対する抵抗力を与えることができる。
上記キャリパ装置について、前記摩擦機構は、前記ブラケット、前記連結部材、及び連結軸のうちいずれか一つに設けられ、前記連結部材と前記ブラケットとが揺動する際に、相対移動する相手に押し付けられることで前記摩擦力を発生させる押付部材を有することが好ましい。
上記構成によれば、摩擦機構は、キャリパ装置の構成要素に設けられるため、摩擦機構を設けるための構成要素を別途備える必要がない。この摩擦機構を備えたキャリパ装置は、摩擦機構を設けるための専用部材を別途備えた装置と比較して、部品点数を少なくすることができる。
上記キャリパ装置について、前記連結軸は、前記ブラケット及び前記連結部材のうち一方に固定されており、前記押付部材は、前記ブラケット及び前記連結部材のうち他方に設けられ、前記連結軸に押し付けられることが好ましい。
上記構成によれば、押付部材は、連結部材の揺動中心となる連結軸に押し付けられるため、押付部材を押し付ける部分をブラケット又は連結部材に別途確保する必要がない。
上記キャリパ装置について、前記押付部材は、前記ブラケット及び前記連結部材のうち一方に設けられ、前記ブラケット及び前記連結部材のうち他方に面接触する状態で押し付けられることが好ましい。
上記構成によれば、押付部材を連結軸に押し付ける場合に比べ、ブラケット又は連結部材と押付部材との間の接触面積を確保しやすくなるため、連結部材が揺動することによって生じる、押付部材や連結部材の摩耗を抑えることができる。
上記キャリパ装置について、前記摩擦機構は、前記押付部材を付勢することで前記摩擦力を発生させる付勢部材を有することが好ましい。
上記構成によれば、付勢部材が押付部材を付勢することで、ブラケットと連結部材との間の相対移動に対する抵抗力を与えることができる。
本発明のキャリパ装置によれば、非制動時における制輪子とディスクとの不要な接触を抑制することができる。
キャリパ装置の第1の実施形態の構成を示す右側面図。 同実施形態のキャリパ装置の構成を示す左側面図。 同実施形態のキャリパ装置の構成を示す分解斜視図。 同実施形態のキャリパ装置の構成を示す上面図。 同実施形態のキャリパ装置の構成を示す正面図。 同実施形態のキャリパ装置の摩擦機構の構成を示す拡大断面図。 同実施形態のキャリパ装置の摩擦機構の構成を示す分解斜視図。 同実施形態のキャリパ装置の駆動側摩擦機構の構成を示す拡大断面図。 同実施形態のキャリパ装置の制動側摩擦機構の構成を示す拡大断面図。 キャリパ装置の第2の実施形態の構成を示す分解斜視図。 同実施形態のキャリパ装置の摩擦機構を示す部分断面図。 同実施形態のキャリパ装置の構成を示す正面図。 同実施形態のキャリパ装置の摩擦機構を示す拡大断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。 キャリパ装置の変形例を示す部分断面図。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図9を参照して、キャリパ装置の第1の実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、キャリパ装置20は、鉄道車両の台車10に取り付けられ、台車10の車輪を回転させる車軸と一体に回転する円盤状のディスク11に帯状の形状の制輪子12を押し付けることにより、ブレーキ力を車輪に付与する。すなわち、キャリパ装置20は、ディスク11とともにディスクブレーキ装置を構成する。
キャリパ装置20は、台車10に取り付けられるブラケット21と、ブラケット21に揺動可能に連結される連結部材30と、連結部材30に支持される一対の左側アーム40及び右側アーム50とを備える。また、キャリパ装置20は、一対の左側アーム40及び右側アーム50の基端部に支持され、圧縮空気の給排によって左側アーム40及び右側アーム50を駆動するシリンダ装置60を備える。
図3、図4、図6に示すように、ブラケット21は、矩形状の枠体21aを備えている。ブラケット21の四隅には、図示しないボルトによってブラケット21を台車10に取り付けるための取付孔22がそれぞれ設けられている。枠体21aは、一対の貫通孔21bを有している。これら貫通孔21bには、連結軸23が挿通されている。この連結軸23は枠体21aにボルト23aにより固定されている。連結部材30は連結軸23の軸線を中心とする揺動が可能である。連結軸23の軸心は、一対の制輪子12の長手方向における中央部分よりも同長手方向において異なる鉛直上方の位置に配置されている。
連結部材30は、基部31と、基部31から垂れ下がる接続部32と、接続部32から左右にそれぞれに延出して左側アーム40及び右側アーム50をそれぞれ支持する左側支持部33及び右側支持部34とを備える。左側支持部33の先端部33aには、挿通孔33bが設けられている。この挿通孔33bには、左側アーム40を回転可能に支持する支軸としての左側駆動回転軸35が回転可能な状態で挿通されている。同じく右側支持部34の先端部34aには、挿通孔34bが設けられている。この挿通孔34bには、右側アーム50を回転可能に支持する支軸としての右側駆動回転軸36が回転可能な状態で挿通されている。
左側アーム40は、左側駆動回転軸35の軸方向において離間し互いに対向して延出する一対の左側延出片41を備えている。各左側延出片41は、左側挿入部42から延びる出力部43と、左側挿入部42から出力部43とは異なる方向(反対方向)に延びる入力部44とを備えている。出力部43の先端部には、一対の左側延出片41を互いに連結する連結部45が設けられている。一対の左側延出片41には、左側挿入部42がそれぞれ設けられている。左側支持部33の挿通孔33bに挿通された左側駆動回転軸35の両端部は左側挿入部42にそれぞれ固定されている。
連結部45には、制輪子12が取り付けられる制輪子取付部材46が制輪子回転軸47により接続されている。制輪子回転軸47は、連結部45に挿入されるとともに、制輪子取付部材46の一対の支持部46aに挿入されて固定されている。制輪子回転軸47は、左側延出片41の先端部に対して回動可能である。制輪子回転軸47は、制輪子取付部材46に固定されている。
右側アーム50は、右側駆動回転軸36の軸方向において離間し互いに対向して延出する一対の右側延出片51を備えている。各右側延出片51は、右側挿入部52から延びる出力部53と、右側挿入部52から出力部53とは異なる方向(反対方向)に延びる入力部54とを備えている。出力部53の先端部には、一対の右側延出片51を互いに連結する連結部55が設けられている。一対の右側延出片51には、右側挿入部52がそれぞれ設けられている。右側支持部34の挿通孔34bに挿通された右側駆動回転軸36の両端部は右側挿入部52にそれぞれ固定されている。
連結部55には、制輪子12が取り付けられる制輪子取付部材56が制輪子回転軸57により接続されている。制輪子回転軸57は、連結部55に挿入されるとともに、制輪子取付部材56の一対の支持部56aに挿入されて固定されている。制輪子回転軸57は、右側延出片51の先端部に対して回動可能である。制輪子回転軸57は、制輪子取付部材56に固定されている。
図4に示されるように、左側アーム40及び右側アーム50は、ディスク11の板厚方向(ディスク11の軸心が延びる方向)においてディスク11の両側にそれぞれ配置される。制輪子取付部材46と制輪子取付部材56とは、ディスク11の板厚方向において、ディスク11と対向して配置される。
図3及び図4に示すように、左側アーム40の入力部44の先端部には、左側固定部材48によりシリンダ装置60が取り付けられている。左側固定部材48は、入力部44に回転可能に接続されている。このため、シリンダ装置60は、入力部44に対して回転可能に接続されている。また、右側アーム50の入力部54の先端部には、右側固定部材58によりシリンダ装置60が取り付けられている。右側固定部材58は、入力部54に回転可能に接続されている。このため、シリンダ装置60は、入力部54に対して回転可能に接続されている。よって、シリンダ装置60は、左側アーム40の出力部43と右側アーム50の出力部53との間に支持されている。
シリンダ装置60は、図示しない給排気部から供給される圧縮空気に基づいて入力部44,54の先端部(左側固定部材48及び右側固定部材58)が互いに離間するように入力部44,54に駆動力を与える。また、シリンダ装置60は、制輪子12をディスク11から離間させる力を入力部44,54に与えるためのリターンスプリング(図示略)を備える。制輪子12がディスク11を挟み込んだ状態において給排気部から供給された圧縮空気が排出されてシリンダ装置60が入力部44,54に与える力よりもリターンスプリングが入力部44,54に与える力が大きくなると制輪子12がディスク11から離間する。
ところで、キャリパ装置20は、鉄道車両の走行に伴って台車10が傾斜した場合でもディスク11と制輪子12とが平行な状態に保たれるように、台車10に対して揺動可能に取り付けられている。このため、走行中に発生する振動によってもキャリパ装置20が揺動し、ブレーキ力が発生していない非制動時であるにも関わらず、制輪子12がディスク11に接触してしまうおそれがある。そこで、キャリパ装置20は、連結部材30が揺動する際に生じるブラケット21と連結部材30との間の相対移動に伴う摩擦力を増大させる摩擦機構を備えている。
図6に示すように、摩擦機構70は、連結部材30に設けられ、ブラケット21に固定された連結軸23に押し付けられている。摩擦機構70は、連結部材30の基部31に設けられ、連結部材30の接続部32側から挿入されて固定されている。
図7に示すように、摩擦機構70は、連結部材30の基部31に取り付けられるプラグ71を備えている。プラグ71には、有底円筒状の押付部材73及び3個の付勢部材74が取り付けられる。3個の付勢部材74は、一例として皿ばねであり、プラグ71と押付部材73とにより挟み込まれる。なお、付勢部材74の個数は、1個、2個、又は4個以上であってもよい。
プラグ71には、円筒状のねじ部71A、円柱状の封止部71B、及び円柱状の取付部71Cが連続して形成されている。ねじ部71A、封止部71B、及び取付部71Cの外径は、ねじ部71A、封止部71B、及び取付部71Cの順に小さくなる。封止部71Bとねじ部71Aとの間には、第1段差部71Dが形成されている。封止部71Bと取付部71Cとの間には、第2段差部71Eが形成されている。ねじ部71Aの外周部分には、雄ねじが形成されている(図示略)。封止部71Bの外周部分には、シール部材72が取り付けられている。シール部材72の一例は、Oリングである。
図6に示すように、連結部材30の基部31には、連結軸23の軸方向に沿って延び、連結軸23が貫通する第1収容部37が形成されている。連結軸23の軸方向における第1収容部37の中央には、第1収容部37から接続部32側へ向けて延び、摩擦機構70を収容する第2収容部38が形成されている。第1収容部37と第2収容部38とは連通している。第2収容部38は、外部に連通している。
第1収容部37の両開口部寄りには、一対のシール部材24がそれぞれ取り付けられている。シール部材24の一例は、Oリングである。連結軸23と第1収容部37との隙間のうち、一対のシール部材24の間の部分には、潤滑剤の一例であるグリースが充填される。
第2収容部38は、雌ねじが形成されたねじ部38Aと、ねじ部38Aよりも内径が小さい封止部38Bとを備えている。ねじ部38Aと封止部38Bとの間には、段差部38Cが形成されている。
摩擦機構70が連結部材30の基部31に組み付けられた状態において、プラグ71は、ねじ部71Aが第2収容部38のねじ部38Aにねじ込まれることにより第2収容部38の開口部を閉塞する。このとき、プラグ71の第1段差部71Dは、第2収容部38の段差部38Cと接触する。また、プラグ71の封止部71Bは、第2収容部38の封止部38Bに挿入され、シール部材72により封止部71Bと封止部38Bとの間がシールされる。第1収容部37、第2収容部38、及び連結軸23において一対のシール部材24とプラグ71のシール部材72とにより形成される空間が密閉状態となる。
3個の付勢部材74のうちの最も封止部71B側の付勢部材74は、第2段差部71Eと接触する。3個の付勢部材74のうちの最も押付部材73側の付勢部材74は、押付部材73の円筒部73Aの端面と接触する。なお、第2収容部38へのプラグ71の組み付けは、ねじ込みに限らず、圧入、接着、又は溶接であってもよい。要するに、プラグ71が第2収容部38に組み付けられる方法であれば、ねじ込み以外の方法であってもよい。
プラグ71と押付部材73とにより3個の付勢部材74が挟み込まれるため、3個の付勢部材74が圧縮される。そして、3個の付勢部材74が押付部材73を連結軸23に向けて押すことにより、押付部材73が連結軸23に押し付けられる。この押付部材73の連結軸23に対する押し付けにより、ブラケット21と連結部材30との間の相対移動に伴う摩擦力が発生する。押付部材73は、第1収容部37及び第2収容部38において一対のシール部材24とプラグ71のシール部材72とにより形成される密閉空間内で、連結軸23に押し付けられる。そして、その空間内に充填された潤滑剤により、押付部材73と連結軸23との間の焼き付きを効果的に抑制することができる。
また、図1に示すように、連結部材30の右側アーム50側の右側支持部34には、駆動側摩擦機構80が設けられている。なお、連結部材30の左側アーム40側の左側支持部33には、駆動側摩擦機構80が設けられていない。駆動側摩擦機構80は、右側駆動回転軸36に押付部材を押し付けることにより右側駆動回転軸36に対する右側アーム50の回転を制限する。駆動側摩擦機構80は、右側支持部34において右側駆動回転軸36に対して入力部54が配置される側(シリンダ装置60が配置される側)に配置されている。
図8に示されるように、駆動側摩擦機構80は、摩擦機構70と同様に、プラグ81、押付部材83、及び3個の付勢部材84を備える。プラグ81、押付部材83、及び付勢部材84は、摩擦機構70のプラグ71、押付部材73、及び付勢部材74と同様の形状である。なお、付勢部材84の個数は、1個、2個、又は4個以上であってもよい。右側駆動回転軸36の右側支持部34の挿通孔34bに挿入される部分には、一対のシール部材25が取り付けられる。右側駆動回転軸36における一対のシール部材25の間の部分と、その部分に対応する右側支持部34の挿通孔34bとの間には、潤滑剤の一例であるグリースが充填される。
右側支持部34には、駆動側摩擦機構80を収容するための収容部86が形成されている。収容部86は、雌ねじが形成されたねじ部86Aと、ねじ部86Aよりも内径が小さい封止部86Bとを備える。ねじ部86Aと封止部86Bとの間には、段差部86Cが形成される。
プラグ81には、ねじ部81A、封止部81B、及び取付部81Cが連続して形成されている。プラグ81は、ねじ部81Aが収容部86のねじ部86Aにねじ込まれることにより、収容部86の開口部を閉塞する。このとき、プラグ81の第1段差部81Dは、収容部86の段差部86Cと接触する。また、プラグ81の封止部81Bは、収容部86の封止部86Bに挿入され、封止部81Bに取り付けられたシール部材82により封止部81Bと封止部86Bとの間がシールされる。収容部86、右側支持部34、及び右側駆動回転軸36において一対のシール部材25とプラグ81のシール部材82とにより形成される空間が密閉状態となる。
プラグ81と押付部材83とにより3個の付勢部材84が挟み込まれるため、3個の付勢部材84が圧縮される。そして付勢部材84が押付部材83を右側駆動回転軸36に向けて押すことにより、押付部材83が右側駆動回転軸36に押し付けられる。
また、図2に示すように、左側アーム40の連結部45には、制動側摩擦機構90が設けられている。左側アーム40の連結部45に設けられた制動側摩擦機構90は、制輪子回転軸47に押付部材を押し付けることにより制輪子回転軸47(出力部43)に対する制輪子取付部材46の回転を制限する。
また、図1に示すように、右側アーム50の連結部55には、制動側摩擦機構90が設けられる。右側アーム50の連結部55に設けられた制動側摩擦機構90は、制輪子回転軸57に押し付けられることにより制輪子回転軸57(出力部53)に対する制輪子取付部材56の回転を制限する。図1及び図2に示すように、制動側摩擦機構90は、制輪子回転軸47(57)に対して左側アーム40(右側アーム50)の左側挿入部42(右側挿入部52)が配置される側に配置されている。また、制動側摩擦機構90は、左側アーム40(右側アーム50)の一対の左側延出片41(右側延出片51)の外側に設けられている。
図9に示されるように、制動側摩擦機構90は、摩擦機構70と同様に、プラグ91、押付部材93、及び3個の付勢部材94を備える。プラグ91、押付部材93、及び付勢部材94は、摩擦機構70のプラグ71、押付部材73、及び付勢部材74と同様の形状である。なお、付勢部材94の個数は、1個、2個、又は4個以上であってもよい。制輪子回転軸47(57)において連結部45(55)に挿入される部分には、一対のシール部材26が取り付けられる。制輪子回転軸47(57)における一対のシール部材26の間の部分と、その部分に対応する連結部45(55)との間には、潤滑剤の一例であるグリースが充填される。
連結部45(55)には、制動側摩擦機構90を収容するための収容部96が形成されている。収容部96は、雌ねじが形成されたねじ部96Aと、ねじ部96Aよりも内径が小さい封止部96Bとを備えている。ねじ部96Aと封止部96Bとの間には、段差部96Cが形成されている。
プラグ91には、ねじ部91A、封止部91B、及び取付部91Cが連続して形成される。プラグ91は、ねじ部91Aが収容部96のねじ部96Aにねじ込まれることにより、収容部96の開口部を閉塞する。このとき、プラグ91の第1段差部91Dは、収容部96の段差部96Cと接触する。また、プラグ91の封止部91Bは、収容部96の封止部96Bに挿入され、封止部91Bに取り付けられたシール部材92により封止部91Bと封止部96Bとの間がシールされる。収容部96、連結部45(55)、及び制輪子回転軸47(57)において一対のシール部材26とプラグ91のシール部材92とにより形成される空間が密閉状態となる。
プラグ91と押付部材93とにより3個の付勢部材94が挟み込まれるため、3個の付勢部材94が圧縮される。そして、付勢部材94が押付部材93を制輪子回転軸47(57)に向けて押すことにより、押付部材93が制輪子回転軸47(57)に押し付けられる。
次に、図5を参照して、上記のように構成したキャリパ装置20の作用について説明する。なお、左側アーム40がブラケット21に接近する連結部材30の回転方向を「回転方向R1」とし、右側アーム50がブラケット21に接近する連結部材30の回転方向を「回転方向R2」とする。
鉄道車両の走行中においては、鉄道車両の走行に起因する振動に基づいて車輪と台車10とが車幅方向(ディスク11の板厚方向)、鉄道車両の上下方向、及び鉄道車両の前後方向に相対移動する。車輪と台車10とが相対移動するとき、台車10に取り付けられたブラケット21に支持された連結部材30は、ブラケット21の連結軸23まわりの回転が摩擦機構70によって制限される。このため、鉄道車両の走行に起因する振動が発生しても連結部材30はブラケット21に対して揺動しにくい構造となる。なお、制輪子12がディスク11に押されて、左側アーム40又は右側アーム50を介してディスク11からの力を連結部材30が受けたときには、連結部材30が連結軸23まわりに回転する。つまり、摩擦機構70は、振動によって連結部材30が連結軸23まわりに回転することを抑制しつつ、ディスク11が制輪子12に接触したときには連結部材30が連結軸23まわりに回転するように調整されている。
また、右側アーム50は、鉄道車両の走行に起因する振動による右側駆動回転軸36まわりの回転が駆動側摩擦機構80によって制限される。制輪子取付部材46,56は、鉄道車両の走行に起因する振動による制輪子回転軸47,57まわりの回転が制動側摩擦機構90によってそれぞれ制限される。このため、鉄道車両の走行に起因する振動が発生しても両制輪子12及び右側アーム50は揺動しにくい構造となり、ブレーキ動作時の車輪に対するキャリパ装置20の姿勢を維持することで姿勢変化による制輪子12の不要な接触を抑制し、偏摩耗を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)連結部材30とブラケット21との間の相対移動に対して生じる抵抗力により、連結部材30がブラケット21に対して相対移動しにくくなるため、非制動時における制輪子12とディスク11との不要な接触を効果的に抑制することができる。
(2)連結部材30がブラケット21に対して揺動することによって、ブラケット21と連結部材30との相対移動を行うことができる。
(3)相対移動するブラケット21と連結部材30との間の摩擦力を増大させる摩擦機構70を設けるだけの比較的簡単な構成で、相対移動に対する抵抗力を与えることができる。
(4)摩擦機構70がキャリパ装置20の構成要素である連結部材30に設けられるため、摩擦機構70を設けるための構成要素を別途備える必要がない。この摩擦機構70を備えたキャリパ装置20は、摩擦機構70を設けるための専用部材を別途備えた装置と比較して、部品点数を少なくすることができる。
(5)押付部材73が連結部材30の揺動中心となる連結軸23に押し付けられるため、押付部材73を押し付ける部分をブラケット21又は連結部材30に別途確保する必要がない。
(6)付勢部材74が押付部材73を付勢することで、ブラケット21と連結部材30との間の相対移動に対する抵抗力を与えることができる。
(7)連結軸23の軸心が制輪子12の長手方向において中央部分と同じ位置に配置されている構成、言い換えると、連結軸23をシリンダ装置60と連結部材30との間に配置した構成と比較して、連結部材30の揺動に応じた制輪子12の位置変化が大きくなる。このため、台車10とディスク11との間の走行中における相対変位量が比較的大きい鉄道車両に適用できる。また、キャリパ装置20は、シリンダ装置60と連結部材30とを接近させて設置できるため、各アーム40,50が延びる方向において小型化することができる。
(第2の実施形態)
以下、図10〜図13を参照して、キャリパ装置の第2の実施形態について説明する。この実施形態のキャリパ装置は、連結軸の軸心が一対の制輪子12の長手方向における中央部分と同長手方向において同じ位置に配置されている点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図10に示すように、キャリパ装置120は、ブラケット121と連結部材130との構造が第1の実施形態と異なっている。すなわち、ブラケット121は、矩形状の取付部122と、取付部122から垂れ下がる接続部123とを備えている。取付部122の四隅には、図示しないボルトによって台車10に取り付けられるための取付孔124がそれぞれ設けられている。ブラケット121の接続部123には、連結部材130を回転可能に取り付けられる連結軸125が設けられている。
連結部材130は、連結軸125に対して回動する回動部131と、回動部131から左右にそれぞれに延出して左側アーム40及び右側アーム50をそれぞれ支持する左側支持部133及び右側支持部134とを備える。回動部131は、連結軸125が貫通することで連結軸125のまわりに回動可能である。左側支持部133の先端部133aには、挿通孔133bが設けられている。この挿通孔133bには、左側アーム40を回転可能に支持する支軸としての左側駆動回転軸35が回転可能な状態で挿通されている。同じく右側支持部134の先端部134aには、挿通孔134bが設けられている。この挿通孔134bには、右側アーム50を回転可能に支持する支軸としての右側駆動回転軸36が回転可能な状態で挿通されている。
次に、図11に示すように、キャリパ装置120は、連結部材30をブラケット21に押し付けることで連結部材30が揺動する際に生じるブラケット21と連結部材30との間の摩擦力を増大させる摩擦機構100を備えている。摩擦機構100は、ブラケット121の連結軸125とは異なる部分に設けられ、連結部材130に押し付けられている。摩擦機構100は、ブラケット121の接続部123に設けられ、シリンダ装置60側から挿入されて固定されている。
図13に示すように、摩擦機構100は、ブラケット121の接続部123に取り付けられるプラグ101を備えている。摩擦機構100は、第1の実施形態の摩擦機構70と同様に、プラグ101、押付部材103、及び3個の付勢部材104を備えている。プラグ101、押付部材103、及び付勢部材104は、摩擦機構70のプラグ71、押付部材73、及び付勢部材74と同様の形状である。なお、付勢部材104の個数は、1個、2個、又は4個以上であってもよい。
ブラケット121の接続部123には、摩擦機構100を収容するための収容部106が形成されている。収容部106は、雌ねじが形成されたねじ部106Aと、ねじ部106Aの内径よりも小さい内径により形成される封止部106Bとを備えている。ねじ部106Aと封止部106Bとの間には、段差部106Cが形成されている。
プラグ101には、ねじ部101A、封止部101B、及び取付部101Cが連続して形成されている。プラグ101は、ねじ部101Aが収容部106のねじ部106Aにねじ込まれることにより、収容部106の開口部を閉塞する。このとき、プラグ101の第1段差部101Dは、収容部106の段差部106Cと接触する。また、プラグ101の封止部101Bは、収容部106の封止部106Bに挿入され、封止部101Bに取り付けられたシール部材102により封止部101Bと封止部106Bとの間がシールされる。
プラグ101と押付部材103とにより3個の付勢部材104が挟み込まれるため、3個の付勢部材104が圧縮される。そして付勢部材104が押付部材103を連結部材130の回動部131に向けて押すことにより、押付部材103が回動部131に押し付けられる。
次に、図12を参照して、上記のように構成したキャリパ装置120の作用について説明する。なお、左側アーム40がブラケット121に接近する連結部材130の回転方向を「回転方向R1」とし、右側アーム50がブラケット121に接近する連結部材130の回転方向を「回転方向R2」とする。
鉄道車両の走行中においては、鉄道車両の走行に起因する振動に基づいて車輪と台車10とが車幅方向(ディスク11の板厚方向)、上下方向、及び前後方向に相対移動する。車輪と台車10とが相対移動するとき、台車10に取り付けられたブラケット121に支持された連結部材130は、ブラケット121の連結軸125まわりの回転が摩擦機構100によって制限される。このため、鉄道車両の走行に起因する振動が発生しても連結部材130はブラケット121に対して揺動しにくい構造となる。なお、制輪子12がディスク11に押されて、左側アーム40又は右側アーム50を介してディスク11からの力を連結部材130が受けたときには、連結部材130が連結軸125まわりに回転する。つまり、摩擦機構100は、振動によって連結部材130が連結軸125まわりに回転することを抑制しつつ、ディスク11が制輪子12に接触したときには連結部材130が連結軸125まわりに回転するように調整されている。このため、鉄道車両の走行に起因する振動が発生してもブレーキ動作時の車輪に対するキャリパ装置120の姿勢を維持することで姿勢変化による制輪子12の不要な接触を抑制し、偏摩耗を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)連結部材130とブラケット121との間の相対移動に対して生じる抵抗力により、連結部材130がブラケット121に対して相対移動しにくくなるため、非制動時における制輪子12とディスク11との不要な接触を抑制することができる。
(2)連結部材130がブラケット121に対して揺動することによって、ブラケット121と連結部材130との相対移動を行うことができる。
(3)相対移動するブラケット121と連結部材130との間の摩擦力を増大させる摩擦機構100を設けるだけの比較的簡単な構成で、相対移動に対する抵抗力を与えることができる。
(4)摩擦機構100がキャリパ装置120の構成要素であるブラケット121に設けられるため、摩擦機構100を設けるための構成要素を別途備える必要がない。この摩擦機構100を備えたキャリパ装置120は、摩擦機構100を設けるための専用部材を別途備えた装置と比較して、部品点数を少なくすることができる。
(5)押付部材103と連結部材130との間の接触面積を確保しやすくなるため、連結部材130が揺動することによって生じる、押付部材103や連結部材130の摩耗を抑えることができる。
(6)付勢部材104が押付部材103を付勢することで、ブラケット121と連結部材130との間の相対移動に対する抵抗力を与えることができる。
(7)連結軸125の軸心が制輪子12の長手方向において中央部分よりも上方に配置されている構成と比較して、連結部材130の揺動に応じた制輪子12の位置変化が小さくなるため、台車10とディスク11との間の走行中における相対変位量が比較的小さい鉄道車両に適用できる。キャリパ装置120は、連結軸125がシリンダ装置60と連結部材130との間に配置されていることで、左右の駆動回転軸35,36が延びる方向において小型化することができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記第1の実施形態では、連結軸23がブラケット21に固定されて連結部材30が連結軸23に対して回転する構成であって、摩擦機構70を連結部材30に設けて連結軸23に押し付ける構成とした。しかしながら、図14に示すように、摩擦機構70を連結軸23に設けて連結部材30に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結軸23に摩擦機構70を収容する収容部を設けて、摩擦機構70を連結部材30の基部31の内壁に押し付ける。
・また、図15に示すように、連結軸23がブラケット21に固定されて連結部材30が連結軸23に対して回転する構成であって、摩擦機構70をブラケット21に設けて連結部材30に押し付ける構成としてもよい。すなわち、ブラケット21の連結部材30と対向する部位に摩擦機構70を収容する収容部を設けて、摩擦機構70を連結部材30の基部31に押し付ける。
・また、図16に示すように、連結軸23がブラケット21に固定されて連結部材30が連結軸23に対して回転する構成であって、摩擦機構70を連結部材30に設けてブラケット21に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結部材30のブラケット21と対向する部位に摩擦機構70を収容する収容部を設ける。
・上記第1の実施形態では、連結軸23がブラケット21に固定されて連結部材30が連結軸23に対して回転する構成とした。しかしながら、図17に示すように、連結軸23が連結部材30に固定されて連結軸23がブラケット21に対して回転する構成としてもよい。そして、摩擦機構70をブラケット21に設けて連結軸23に押し付ける構成としてもよい。すなわち、ブラケット21に摩擦機構70を収容する収容部を設ける。
・また、図18に示すように、連結軸23が連結部材30に固定されて連結軸23がブラケット21に対して回転する構成であって、摩擦機構70を連結軸23に設けてブラケット21に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結軸23に摩擦機構70を収容する収容部を設ける。
・また、図19に示すように、連結軸23が連結部材30に固定されて連結軸23がブラケット21に対して回転する構成であって、摩擦機構70をブラケット21に設けて連結部材30に押し付ける構成としてもよい。すなわち、ブラケット21の連結部材30と対向する部位に摩擦機構70を収容する収容部を設けて、摩擦機構70を連結部材30の基部31に押し付ける。
・また、図20に示すように、連結軸23が連結部材30に固定されて連結軸23がブラケット21に対して回転する構成であって、摩擦機構70を連結部材30の基部31に設けてブラケット21に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結部材30のブラケット21と対向する部位に摩擦機構70を収容する収容部を設ける。
・上記第2の実施形態では、連結軸125がブラケット121に固定されて連結部材130が連結軸125に対して回転する構成であって、摩擦機構100をブラケット121に設けて連結軸125に押し付ける構成とした。しかしながら、図21に示すように、摩擦機構100を連結軸125に設けて連結部材130に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結軸125に摩擦機構100を収容する収容部を設けて、摩擦機構100を連結部材130の回動部131の内壁に押し付ける。
・また、図22に示すように、連結軸125がブラケット121に固定されて連結部材130が連結軸125に対して回転する構成であって、摩擦機構100を連結部材130に設けて連結軸125に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結部材130の回動部131に摩擦機構100を収容する収容部を設けて、摩擦機構100を連結軸125に押し付ける。
・また、図23に示すように、連結軸125がブラケット121に固定されて連結部材130が連結軸125に対して回転する構成であって、摩擦機構100を連結部材130に設けてブラケット121に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結部材130の回動部131に摩擦機構100を収容する収容部を設けて、摩擦機構100をブラケット121の連結部材130と対向する部位に押し付ける。
・上記第2の実施形態では、連結軸125がブラケット121に固定されて連結部材130が連結軸125に対して回転する構成とした。しかしながら、図24に示すように、連結軸125が連結部材130に固定されて連結軸125がブラケット121に対して回転する構成としてもよい。そして、摩擦機構100をブラケット121に設けて連結軸125に押し付ける構成としてもよい。すなわち、ブラケット121に摩擦機構100を収容する収容部を設ける。
・また、図25に示すように、連結軸125が連結部材130に固定されて連結軸125がブラケット121に対して回転する構成であって、摩擦機構100を連結軸125に設けてブラケット121に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結軸125に摩擦機構100を収容する収容部を設ける。
・また、図26に示すように、連結軸125が連結部材130に固定されて連結軸125がブラケット121に対して回転する構成であって、摩擦機構100をブラケット121に設けて連結部材130に押し付ける構成としてもよい。すなわち、ブラケット121の連結部材130と対向する部位に摩擦機構100を収容する収容部を設けて、摩擦機構100を連結部材130の回動部131に押し付ける。
・また、図27に示すように、連結軸125が連結部材130に固定されて連結軸125がブラケット121に対して回転する構成であって、摩擦機構100を連結部材130の回動部131に設けてブラケット121に押し付ける構成としてもよい。すなわち、連結部材130のブラケット121と対向する部位に摩擦機構100を収容する収容部を設ける。
・上記各実施形態において、付勢部材74,84,94,104は皿ばねであったが、押付部材73,83,93,103を押す力を付与することができるものであれば、皿ばね以外であってもよい。例えば、付勢部材74,84,94,104は、コイルばね等の他の種類のばね、Oリング等の弾性部材であってもよい。また、付勢部材74,84,94,104として、プラグ71,81,91,101の取付部71C,81C,91C,101Cに取り付けられた第1永久磁石と、押付部材73,83,93,103に取り付けられて第1永久磁石と対向する部分の磁極が第1永久磁石の磁極と同じとなる第2永久磁石とにより構成されてもよい。この場合、第1永久磁石と第2永久磁石との間に発生する斥力により押付部材73,83,93,103が押される。
・上記各実施形態において、付勢部材74,84,94,104を省略してもよい。この場合、プラグ71,81,91,101と押付部材73,83,93,103とが互いに接触する。
・上記各実施形態において、駆動側摩擦機構80を右側アーム50に設けたが、駆動側摩擦機構80を左側アーム40に設けてもよい。
・上記各実施形態において、駆動側摩擦機構80を省略してもよい。
・上記各実施形態において、制動側摩擦機構90を省略してもよい。
・上記各実施形態では、抵抗付与部として摩擦機構を採用したが、抵抗付与部として、相対移動する部材間の接触による摩擦力の他、磁力や流体の粘性力などを利用する機構を採用してもよい。
・上記各実施形態において、ブラケット21(121)をキャリパ装置20(120)に設けられる構成としたが、ブラケット21(121)を車両の台車に設けられる構成としてもよい。すなわち、ブラケット21(121)を含まないキャリパ装置20(120)であってもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)前記連結軸は、前記ブラケットに固定されており、前記摩擦機構は、前記連結軸に設けられ、前記連結部材に押し付けるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結軸に設けられる摩擦機構が連結部材に押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(ロ)前記連結軸は、前記ブラケットに固定されており、前記摩擦機構は、前記ブラケットに設けられ、前記連結部材に押し付けるキャリパ装置。
上記構成によれば、ブラケットに設けられる摩擦機構が連結部材に押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(ハ)前記連結軸は、前記ブラケットに固定されており、前記摩擦機構は、前記連結部材に設けられ、前記ブラケットの前記連結軸とは異なる部分に押し付けるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結部材に設けられる摩擦機構がブラケットの連結軸とは異なる部分に押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(ニ)前記連結軸は、前記連結部材に固定されており、前記摩擦機構は、前記ブラケットに設けられ、前記連結軸に押し付けるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結部材に連結軸が備えられ、ブラケットに設けられる摩擦機構が連結軸に押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(ホ)前記連結軸は、前記連結部材に固定されており、前記摩擦機構は、前記連結軸に設けられ、前記ブラケットに押し付けるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結部材に連結軸が備えられ、連結部材の連結軸とは異なる部分に設けられる摩擦機構がブラケットに押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(ヘ)前記連結軸は、前記連結部材に固定されており、前記摩擦機構は、前記ブラケットに設けられ、前記連結部材の前記連結軸とは異なる部分に押し付けるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結部材に連結軸が備えられ、ブラケットに設けられる摩擦機構が連結部材の連結軸とは異なる部分に押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(ト)前記連結軸は、前記連結部材に固定されており、前記摩擦機構は、前記連結部材の前記連結軸とは異なる部分に設けられ、前記ブラケットに押し付けられるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結部材に連結軸が備えられ、連結部材の連結軸とは異なる部分に設けられる摩擦機構がブラケットに押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(チ)前記連結軸は、前記ブラケットに固定されており、前記摩擦機構は、前記連結部材に設けられ、前記連結軸に押し付けられるキャリパ装置。
上記構成によれば、ブラケットに連結軸が備えられ、連結部材に設けられる摩擦機構が連結軸に押し付けられることで連結部材とブラケットとの相対変位を抑制することができる。
(リ)前記一対の制輪子はそれぞれ帯状の形状を有し、前記連結軸の軸心は、前記一対の制輪子の長手方向における中央部分よりも同長手方向において異なる位置に配置されるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結軸の軸心が制輪子の長手方向において上記中央部分と同じ位置に配置されている構成と比較して、連結部材の揺動に応じた制輪子の位置変化が大きくなるため、台車とディスクとの間の走行中における相対変位量が比較的大きい鉄道車両に適用できる。
(ヌ)前記一対の制輪子はそれぞれ帯状の形状を有し、前記連結軸の軸心は、前記一対の制輪子の長手方向における中央部分と同長手方向において同じ位置に配置されるキャリパ装置。
上記構成によれば、連結軸の軸心が制輪子の長手方向において上記中央部分よりも上方に配置されている構成と比較して、連結部材の揺動に応じた制輪子の位置変化が小さくなるため、台車とディスクとの間の走行中における相対変位量が比較的小さい鉄道車両に適用できる。
10…台車、11…ディスク、12…制輪子、20…キャリパ装置、21…ブラケット、23…連結軸、30…連結部材、40…左側アーム、50…右側アーム、60…シリンダ装置、70…摩擦機構、73…押付部材、74…付勢部材、80…駆動側摩擦機構、90…制動側摩擦機構、100…摩擦機構、103…押付部材、104…付勢部材、120…キャリパ装置、121…ブラケット、125…連結軸、130…連結部材。

Claims (7)

  1. 車両に取り付けられるブラケットに相対移動可能に連結された連結部材を備え、前記連結部材に支持された一対のアームが回動することにより、車輪とともに回転するディスクを挟むように配置された一対の制輪子を、前記ディスクに接触する位置と前記ディスクから離間した位置とに移動させるキャリパ装置において、
    前記連結部材と前記ブラケットとの間の相対移動に対して抵抗力を与える抵抗付与部を更に備える
    キャリパ装置。
  2. 前記連結部材は、前記ブラケットに連結軸を介して連結され、前記連結軸を中心として揺動可能である
    請求項1に記載のキャリパ装置。
  3. 前記抵抗付与部は、前記連結部材と前記ブラケットとの相対移動に伴う摩擦力を増大させる摩擦機構からなる
    請求項1又は2に記載のキャリパ装置。
  4. 前記摩擦機構は、前記ブラケット、前記連結部材、及び連結軸のうちいずれか一つに設けられ、前記連結部材と前記ブラケットとが揺動する際に、相対移動する相手に押し付けられることで前記摩擦力を発生させる押付部材を有する
    請求項3に記載のキャリパ装置。
  5. 前記連結軸は、前記ブラケット及び前記連結部材のうち一方に固定されており、
    前記押付部材は、前記ブラケット及び前記連結部材のうち他方に設けられ、前記連結軸に押し付けられる
    請求項4に記載のキャリパ装置。
  6. 前記押付部材は、前記ブラケット及び前記連結部材のうち一方に設けられ、前記ブラケット及び前記連結部材のうち他方に面接触する状態で押し付けられる
    請求項4に記載のキャリパ装置。
  7. 前記摩擦機構は、前記押付部材を付勢することで前記摩擦力を発生させる付勢部材を有する
    請求項4〜6のいずれか一項に記載のキャリパ装置。
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