JP2018122371A - 塗膜研磨装置及び型鋼材処理システム - Google Patents

塗膜研磨装置及び型鋼材処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】L字型鋼材などの長尺の型鋼材を移動中において、その型鋼材の溶接部分のショッププライマー等の塗膜を研磨できて、後工程における溶接作業で溶接欠陥の発生を抑制できる塗膜研磨装置、型鋼材処理システム、塗膜研磨方法及び型鋼材処理方法を提供する。【解決手段】塗膜研磨装置は、長尺の形鋼材の端面32Cの角部、及び端面32Cに隣接する平面32A、32Bのそれぞれにブラシ11ab、11bbが回転しながら当接可能な第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bを備え、第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abの先端部と第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbの先端部の間の相互距離D1を変更可能とする面用ブラシ間距離変更機構を設けて構成している。【選択図】図5

Description

本発明は、型鋼材のショッププライマー等の塗膜を研磨除去してする溶接欠陥の発生を抑制できる塗膜研磨装置、型鋼材処理システム、塗膜研磨方法及び型鋼材処理方法に関する。
造船業界においては、船体外板や隔壁などに長尺の型鋼材を補強材として溶接で取り付ける溶接作業が行われており、この長尺の型鋼材に対しては、ショットブラスト装置により、入荷した型鋼材の錆落としをした後、ショッププライマー塗装装置により、工程中における錆の発生を抑制するために、一時的な防蝕として無機ジンクプライマーの防食塗料等のショッププライマー(一次防錆プライマー)を塗装している。そして、さらに、印字装置により、型鋼材の用途や使用場所等の情報を印字し、その後で、切断装置により、必要な長さに切断して、骨組用の型鋼材を製作している。
しかしながら、この型鋼材は船体外板や隔壁などの平板に溶接で組み付けされるが、この溶接のときに塗装されたショッププライマーが厚いまま溶接を行うと、溶接欠陥が発生する要因となる。そして、このショッププライマーの厚みが10μm〜15μm程度以上の場合には、厚みが厚い程溶接欠陥が発生し易い傾向にある。そのため、ショッププライマーの膜厚が適正な厚さ以下になるように手作業でグランダーを用いて型鋼材の端部の溶接面を研磨している。そのため、非常に手間が掛り、作業効率が悪いという問題がある。
特に、型鋼材がL字型鋼材である場合には、断面形状で幅が大きい板材の端部が溶接される平板に当接した状態で組み付けられるので、この端部の端面とその両側の平面が溶接面となる。一方、ローラーなどでL字型鋼を上側が凸になるように運搬されながら、ショッププライマー塗装装置によりショッププライマーが塗布されると、L字型鋼材の平面に沿って流下するショッププライマーが上記の溶接をする端部に溜まり、厚くなり易い。
これに関連して、ショッププライマーではないが、金属製品のかえりやバリを取ったり、研磨や塗装剥離を行ったりするために、ブラシ軸が自転および公転する回転ブラシを用いて、装置の大型化および複雑化を抑えて手作業をなくすことができ、かつブラシの毛同士が絡み合うことがないバリ取り及び研磨・塗装剥離装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このバリ取り及び研磨・塗装剥離装置では、一面のみを研磨するだけであり、型鋼材の端面とその両側の平面の3面からなる溶接部のショッププライマーを予め設定された範囲内の厚みになるまで研磨するためには、例えば、L字型鋼材では、短い方の幅が100mm程度で長い方の幅が350mm程度で厚みが12mm/17mm程度(不等厚のアングル材)で単位長さの重さが45.3kg/m程度となり、その向きを変更する場合には、この型鋼材の転倒装置又は転倒機構が非常に大掛かりなものとなるという問題がある。
特開2004−142059号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、L字型鋼材などの長尺の型鋼材を移動中において、その型鋼材の溶接部分のショッププライマー等の塗膜を研磨できて、後工程における溶接作業で溶接欠陥の発生を抑制できる塗膜研磨装置、型鋼材処理システム、塗膜研磨方法及び型鋼材処理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の塗膜研磨装置は、長尺の形鋼材の端面の角部の塗膜を研磨する塗膜研磨装置であって、前記型鋼材の前記端面に隣接する平面のそれぞれにブラシが回転しながら当接可能な第1面用ブラシング装置と第2面用ブラシング装置を備え、前記第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と前記第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離を変更可能とする面用ブラシ間距離変更機構を設けて構成されている。
この構成によれば、一度に、型鋼材の溶接部分の両側の平面部分を同時に研磨できると共に、型鋼材の厚み及び塗膜の厚みに追従して、第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離を変更して微調整することにより、第1面用ブラシング装置のブラシと第2面用ブラシング装置のブラシの間に挟み込んだ型鋼材の端部部分における塗膜の厚みを、防錆効果と溶接時の溶接欠陥の発生防止効果の両方のバランスを最適にする厚みとすることができるようになる。また、第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離を大きくすることにより、ブラシの点検や交換が容易となる。
上記の塗膜研磨装置において、前記塗膜がショッププライマーであると特に上記の効果が大きい。
上記の塗膜研磨装置において、前記型鋼材の前記端面若しくは前記平面の傾斜を検出する傾斜センサと、この傾斜センサによって検出された傾斜に合うように、前記第1面用ブラシング装置のブラシと前記第2面用ブラシング装置のブラシを共に傾斜させる面用ブラシ傾斜機構を設けて構成していると、ローラーの上等の移動面を移動する型鋼材の種類や大きさによって、溶接部分の研磨対象の平面が傾斜したときに、その傾斜の度合いに応じて、第1面用ブラシング装置のブラシと第2面用ブラシング装置のブラシを同時に傾斜できるので、簡単に型鋼材の種類や大きさの変更に追従できるようになる。
上記の塗膜研磨装置において、前記端面にブラシが回転しながら当接可能な端面用ブラシング装置を備えていると共に、前記端面に対する前記端面用ブラシング装置のブラシの先端部の距離を変更可能な端面用ブラシ移動機構を設けて構成していると、型鋼材の溶接部分の両側の2面のみならず、端面も研磨できるので、型鋼材の溶接に際して溶接欠陥の発生をより防止できるようになる。
上記の塗膜研磨装置において、前記傾斜センサによって検出された傾斜に合うように、前記端面用ブラシング装置のブラシを傾斜させる端面用ブラシ傾斜機構を設けて構成していると、研磨対象の型鋼材の傾斜の度合いに応じて、第1面用ブラシング装置のブラシと第2面用ブラシング装置のブラシを同時に傾斜できるので、簡単に型鋼材の種類や大きさの変更に追従できるようになる。
上記の塗膜研磨装置において、前記第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と前記第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離の大きさにかかわらず、前記第1面用ブラシング装置と前記第2面用ブラシング装置におけるそれぞれのブラシを前記平面に押し付ける押圧力をそれぞれ一定の大きさの押圧力にして構成していると、型鋼材の種類や寸法が異なっている場合に対しても、型鋼材の移動速度とブラシの回転数を変えることなく、最適な塗膜の研磨量、言い換えれば、残存する塗膜の厚みをほぼ一定にすることができるようになる。なお、この押圧力を一定にする機構としては、エアシリンダを採用して押圧し、エアシリンダに供給するエア圧を一定圧力にすることで容易に構成できる。
また、上記の目的を達成するための型鋼材処理システムは、前記型鋼材を移動する搬送装置に、上記のプライマー研磨装置を設けて構成される。そして、この構成によれば、上記のプライマー研磨装置と同様の作用効果を発揮できる。
また、上記の目的を達成するための型鋼材処理システムは、ショットブラスト装置とショッププライマー塗装装置と印字装置と切断装置を備えて構成されていると、型鋼材の錆落とし、ショッププライマーの塗装、各種情報の印字、ショッププライマーの厚み調整のための研磨、型鋼材の切断を行うことができる。
また、上記の目的を達成するための本発明の塗膜研磨方法は、長尺の形鋼材の端面の角部の塗膜を研磨する塗膜研磨方法であって、第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の相互距離を変更して、前記型鋼材の前記端面に隣接する平面のそれぞれに前記第1面用ブラシング装置のブラシと前記第2面用ブラシング装置のブラシを当接させて回転させることで、前記角部の塗膜を研磨することを特徴とする方法である。
この方法によれば、一度に、型鋼材の溶接部分の両側の平面部分を同時に研磨できると共に、型鋼材の厚み及び塗膜の厚みに追従して、第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離を変更して微調整することにより、型鋼材の溶接部分の塗膜の厚みを、防錆効果と溶接時の溶接欠陥の発生防止効果の両方のバランスを最適にする厚みとすることができるようになる。また、この相互距離を大きくすることにより、ブラシの点検や交換が容易となる。
また、上記の目的を達成するための本発明の型鋼材処理方法は、長尺の形鋼材をショットブラストする工程と、前記型鋼材にショッププライマーを塗装する工程と、前記型鋼材に印字する工程と、上記の塗膜研磨方法を用いて前記型鋼材のショッププライマーの厚みを調整する工程と、前記型鋼材を切断する工程を含んでいることを特徴とする方法である。この方法により、型鋼材の錆落とし、ショッププライマーの塗装、各種情報の印字、ショッププライマーの厚み調整のための研磨、型鋼材の切断を行うことができる。
本発明の塗膜研磨装置、型鋼材処理システム、塗膜研磨方法及び型鋼材処理方法によれば、L字型鋼材などの長尺の型鋼材を移動中において、その型鋼材の溶接部分のショッププライマー等の塗膜を研磨できて、後工程における溶接作業で溶接欠陥の発生を抑制できる。
本発明に係る実施の形態の塗膜研磨装置の構成を模式的に示す側面図で、第1面用ブラシング装置と第2面用ブラシング装置のある部分を示す図である。 図1の塗膜研磨装置の構成を模式的に示す側面図で、端面用ブラシング装置のある部分を示す図である。 L字型鋼材と塗膜研磨装置のブラシと、型鋼材処理システムの搬送装置のローラーの位置関係を模式的に示す説明図である。 図3の第1面用ブラシング装置のブラシと第2面用ブラシング装置のブラシと端面用ブラシング装置のブラシの位置関係を拡大して模式的に示す説明図である。 図4の第1面用ブラシング装置のブラシと第2面用ブラシング装置のブラシと端面用ブラシング装置のブラシの位置関係を型鋼材の長手方向から見た説明図である。 本発明に係る実施の形態の型鋼材処理システムの構成要素を模式的に示す説明図である。 比較例の型鋼材処理システムの構成要素を模式的に示す説明図である。
以下、本発明に係る実施の形態の塗膜研磨装置、型鋼材処理システム、塗膜研磨方法及び型鋼材処理方法について図面を参照しながら説明する。なお、ここでは、塗膜の例として、本発明の効果が大きいショッププライマーを例にすると共に、型鋼材の例として、同じく本発明の効果が大きいL字型鋼材を例にして説明するが、必ずしも本発明の対象となる塗膜はショッププライマーに限定されず、また、本発明の対象となる型鋼材はL字型鋼材に限定されず、他の平板状の型鋼材でも、T字型鋼材、H字型鋼材等で有ってもよい。なお、通常は、平板状型鋼材(フラットバー)の場合は塗膜の厚みを制御し易いので、研磨で均一化する必要性は低い。
図1〜図5に示すように、本発明に係る実施の形態の塗膜研磨装置10は、L字型鋼材等の長尺の鋼材30の端面32cの角部のショッププライマー等の塗膜を研磨する塗膜研磨装置10であって、型鋼材30の端面32Cに隣接する平面32A、32Bのそれぞれにブラシ11ab、11bbが回転しながら当接可能な第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bを備えて構成される。また、好ましくは、それと共に、型鋼材30の端面32Cにブラシ11cbが回転しながら当接可能な端面用ブラシング装置11cを備えて構成される。
このブラシ11ab、11bbが相互に対向するように配置された第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bにより、一度に、型鋼材30の溶接部分の両側の平面32A、32Bの部分を同時に研磨できる。また、この端面用ブラシング装置11cにより、型鋼材30の溶接部分の両側の2面32A、32Bのみならず、端面32Cも研磨できるようになり、型鋼材30の溶接に際して溶接欠陥の発生をより防止できるようになる。
また、図5に示すように、第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abの先端部と第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbの先端部の相互距離D1を変更可能とする面用ブラシ間距離変更機構12を設けて構成される。この面用ブラシ間距離変更機構12は、例えば、シリンダや棒ネジ機構による2つの部材を互いに平行移動その距離を変化させる周知の技術の機構を用いることができる。
この面用ブラシ間距離変更機構12により、図5に示すように、型鋼材30の厚みt及び塗膜(図示しない)の厚み(図示しない)に追従して、相互距離D1を変更して微調整することができるようになる。そして、これにより、第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abと第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbの間に挟み込んだ型鋼材30の端部部分における塗膜の厚みを、防錆効果と溶接時の溶接欠陥の発生防止効果の両方のバランスを最適にする厚み、例えば、ショッププライマーでは、十数μm程度にすることができるようになる。また、相互距離D1を大きくすることにより、これらの面用ブラシング装置11a、11bの点検や交換が容易となる。
また、端面32Cに対する端面用ブラシング装置11cのブラシ11cbの先端部との距離D2を変更可能な端面用ブラシ移動機構13を設けて構成する。この端面用ブラシ移動機構13もシリンダなどにより容易に構成できる。これにより、型鋼材30の端面32Cにおける塗膜の厚みを、防錆効果と溶接時の溶接欠陥の発生防止効果の両方のバランスを最適にする厚みとすることができるようになる。また、端面用ブラシング装置11cを大きく引き込むことにより、ブラシ11cbの点検や交換が容易となる。
なお、図1及び図2の構成では、この端面用ブラシ移動機構13により、第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bを有する面用ブラシ間距離変更機構12の位置も同時にB方向に移動できる構成となっている。このような構成にすると、B方向に移動する構成が一つで済むので、B方向への移動のための機構の構造が単純化するのでより好ましい。しかし、必ずしもこの構成に限定する必要は無く、第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bのB方向への移動機構と端面用ブラシ移動機構13とを別々に構成してもよい。この構成の場合には、移動する部分が小さくまた軽量になり、また、面用のブラシ11ab、11bbと端面用のブラシ11cbをそれぞれ個別に移動できるようになる。
また、型鋼材30の端面32C若しくは平面32A、32Bの傾斜αを検出する傾斜センサ14aと、この傾斜センサ14aによって検出された傾斜αに合うように、第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bを共に傾斜させる面用ブラシ傾斜機構14を設けて構成する。この傾斜センサ14aは例えば、平面32Aに接触する面の回転角度をエンコーダ等で検出したりすることで容易に傾斜角度(傾斜の割合)αを検出することができる。あるいは、型鋼材30の移動方向Aに垂直な面内において水平方向に離間した2つの位置で、装置の基準面と型鋼材30の上側の面32の表面との間の距離を測定して、その差から傾斜を算出するようにしてもよい。
これにより、搬送装置のローラー21aの上等の移動面を移動する型鋼材30の種類や大きさによって、短い部分31と長い部分32との割合が変化して、溶接部分の研磨対象の平面32A、32Bの傾斜が変化したときに、その傾斜αの度合いに応じて、第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bを同時に傾斜できるので、簡単に型鋼材30の種類や大きさの変更に追従できるようになる。
上記の塗膜研磨装置において、また、同時に、傾斜センサ14aによって検出された傾斜αに合うように、端面用ブラシング装置11cのブラシ11cbを傾斜させる端面用ブラシ傾斜機構14を設けていると、研磨対象の型鋼材30の傾斜αの度合いに応じて、端面用ブラシング装置11cのブラシ11cbを傾斜でき、端面32Cの正面に端面用ブラシング装置11cのブラシ11cbの先端面を配置して精度よく均一に研磨することができる。
なお、図1及び図2の構成では、この面用ブラシ傾斜機構14と端面用ブラシ傾斜機構14を同一の機構で構成している。このような構成にすると、α方向に傾斜させる構成が一つで済むので、構造が単純化するのでより好ましいが、面用ブラシ傾斜機構と端面用ブラシ傾斜機構とを別々に構成してもよい。この構成の場合には、傾斜させる部分が小さくまた軽量になり、また、面用ブラシ11a、11bと端面用ブラシ11cをそれぞれ個別に傾斜できるようになる。
そして、面用ブラシ11a、11bの回転方向Rba、Rbcは型鋼材30の移動方向Aとは逆方向に回転させる方が、順方向に回転させるよりも、面用ブラシ11a、11bと型鋼材30の接触部分の相対速度が速くなり効率よく研磨できるのでより好ましい。従って、回転方向Rba、Rbcは互いに同じ方向となる。
さらには、面用ブラシ11ab、11bbの直径は70mmφ〜120mmφ程度が好ましく、また、それぞれが型鋼材30に接触する先端部の面積は、先端部の総面積の30%〜70%の範囲が好ましく、さらには、30%〜55%の範囲がより好ましい。
この範囲より小さいと、ブラシ11ab、11bbを押し付ける力が大きくなり、ショッププライマー等の塗膜の凸部が研磨されて除去されても、圧力が比較的大きいままで塗膜層の研磨が継続されてしまう。これに対して、先端部の面積がこの範囲であると塗膜の凸部が研磨されて除去されると、先端部が比較的広い範囲で塗膜層に当接することになるので、ブラシ11ab、11bbを押し付ける力が同じであっても押圧力が接触面の全体に分散して均等化することにより、塗膜層をそれ以上研磨して剥離させる作用が急激に減少することになる。従って、塗膜層の研磨し過ぎを回避できる。
また、この範囲より大きいとブラシ11ab、11bbの回転力が大きくなり、無駄なエネルギーが必要となるが、この範囲とすることにより、エネルギー効率よく研磨できるようになる。
なお、端面用ブラシング装置11cのブラシ11cbの接触部分と回転方向についても、同様にブラシ11cbの中心と端面32Cの中心とが板厚方向にずれるようにする。また、接触する部分の回転方向Rcbと型鋼材30の移動方向Aとが逆方向になるようにする。
また、第1面用ブラシング装置11aと第2面用ブラシング装置11bにおけるそれぞれのブラシ11ab、11bbを平面32A、32Bに押し付ける押圧力を、第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abの先端部と第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbの先端部の間の相互距離D1の大きさにかかわらず、それぞれ一定の大きさの押圧力にして構成する。この押圧力を一定にする機構としては、エアシリンダを採用して押圧し、エアシリンダに供給するエア圧を一定圧力にすることで容易に構成できる。
この構成によれば、型鋼材30の種類や寸法が異なっている場合に対しても、型鋼材30の移動速度とブラシ11ab、11bbの回転数を変えることなく、最適な塗膜の研磨量、言い換えれば、残存する塗膜の厚みをほぼ一定にすることができるようになる。
また、端面用ブラシング装置11cにおけるブラシ11cbを端面32Cに押し付ける押圧力を、端面32Cと端面用ブラシング装置11cのブラシ11cbの先端部の間の距離D2の大きさにかかわらず、一定の大きさの押圧力にして構成する。この押圧力を一定にする機構としては、エアシリンダを採用して押圧し、エアシリンダに供給するエア圧を一定圧力にすることで容易に構成できる。
この構成によれば、型鋼材30の種類や寸法が異なっている場合に対しても、型鋼材30の移動速度とブラシ11cbの回転数を変えることなく、最適な塗膜の研磨量、言い換えれば、残存する塗膜の厚みをほぼ一定にすることができるようになる。
そして、本発明の実施の形態の型鋼材処理システム1は、図6に示すように、L字型鋼材等の型鋼材30を移動する移動用のローラ21aを備えた移動システム21と、ショットブラスト装置22と、ショッププライマー塗装装置23と、上記の塗膜研磨装置10と、印字装置24と、切断装置25を設けて構成される。この構成によれば、上記の塗膜研磨装置10と同様の作用効果を発揮できる。そして、型鋼材30の錆落とし、ショッププライマーの塗布、ショッププライマーの厚み調整のための研磨、印字、切断を行うことができる。
また、本発明の実施の形態の塗膜研磨方法は、長尺のL字形鋼材30の端面32Cの角部の塗膜を研磨する塗膜研磨方法であって、第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abの先端部と第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbの先端部の相互距離D1を変更して、型鋼材30の端面32Cに隣接する平面32A、32Bのそれぞれに第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abと第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbを当接させて回転させることで、塗膜を研磨することを特徴とする方法である。
この方法によれば、一度に、型鋼材30の溶接部分の両側の平面32A、32Bの部分を同時に研磨できると共に、型鋼材30の厚みt及び塗膜の厚みに追従して、第1面用ブラシング装置11aのブラシ11abの先端部と第2面用ブラシング装置11bのブラシ11bbの先端部の相互距離D1を変更して微調整することにより、型鋼材30の溶接部分の塗膜の厚みを、防錆効果と溶接時の溶接欠陥の発生防止効果の両方のバランスを最適にする厚みとすることができるようになる。また、この相互距離D1を大きくすることにより、ブラシ11ab、11bbの点検や交換が容易となる。
また、本発明の実施の形態の型鋼材処理方法は、長尺の形鋼材30をショットブラストする工程と、型鋼材30にショッププライマーを塗装する工程と、上記の塗膜研磨方法を用いて、型鋼材30のショッププライマーの厚みを調整する工程と、型鋼材30に印字する工程と、型鋼材30を切断する工程を含んでいることを特徴とする方法である。この方法により、型鋼材30の錆落とし、ショッププライマーの塗布、ショッププライマーの厚み調整のための研磨、印字、切断を行うことができる。
従って、上記の構成の塗膜研磨装置10、型鋼材処理システム1、塗膜研磨方法及び型鋼材処理方法によれば、長尺の型鋼材30を移動中において、その型鋼材30の溶接部分のショッププライマー等の塗膜を研磨できて、後工程における溶接作業で溶接欠陥の発生を抑制できる。
10 塗膜研磨装置
11a 第1面用ブラシング装置
11b 第2面用ブラシング装置
11c 端面用ブラシング装置
11ab、11bb、11cb ブラシ
12 面用ブラシ間距離変更機構
13 端面用ブラシ移動機構
14 端面用ブラシ傾斜機構
14a 傾斜センサ
21 移動システム
21a ローラー
22 ショットブラスト装置
23 ショッププライマー塗装装置
24 印字装置
25 切断装置
30 型鋼材
32A、32B 端面に隣接する平面
32C 端面
A 型鋼材の移動方向
B ブラシング装置の移動方向
D1 第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離
D2 端面に対する端面用ブラシング装置のブラシの先端部との距離
Rba、Rbc、Rbc ブラシの回転方向
t 型鋼材の厚み
α 端面若しくは平面の傾斜

Claims (10)

  1. 長尺の形鋼材の端面の角部の塗膜を研磨する塗膜研磨装置であって、
    前記型鋼材の前記端面に隣接する平面のそれぞれにブラシが回転しながら当接可能な第1面用ブラシング装置と第2面用ブラシング装置を備え、前記第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と前記第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離を変更可能とする面用ブラシ間距離変更機構を設けていることを特徴とする塗膜研磨装置。
  2. 前記塗膜がショッププライマーであることを特徴とする請求項1に記載の塗膜研磨装置。
  3. 前記型鋼材の前記端面若しくは前記平面の傾斜を検出する傾斜センサと、この傾斜センサによって検出された傾斜に合うように、前記第1面用ブラシング装置のブラシと前記第2面用ブラシング装置のブラシを共に傾斜させる面用ブラシ傾斜機構を設けていることを特徴とする請求項1または2に記載の塗膜研磨装置。
  4. 前記端面にブラシが回転しながら当接可能な端面用ブラシング装置を備えていると共に、前記端面に対する前記端面用ブラシング装置のブラシの先端部の距離を変更可能な端面用ブラシ移動機構を設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗膜研磨装置。
  5. 前記傾斜センサによって検出された傾斜に合うように、前記端面用ブラシング装置のブラシを傾斜させる端面用ブラシ傾斜機構を設けていることを特徴とする請求項4に記載の塗膜研磨装置。
  6. 前記第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と前記第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の間の相互距離の大きさにかかわらず、前記第1面用ブラシング装置と前記第2面用ブラシング装置におけるそれぞれのブラシを前記平面に押し付ける押圧力をそれぞれ一定の大きさの押圧力にしていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項の塗膜研磨装置。
  7. 前記型鋼材を移動する搬送装置に、請求項1〜6のいずれか1項の塗膜研磨装置を設けていることを特徴とする型鋼材処理システム。
  8. ショットブラスト装置とショッププライマー塗装装置と印字装置と切断装置を備えていることを特徴とする請求項6の型鋼材処理システム。
  9. 長尺の形鋼材の端面の角部の塗膜を研磨する塗膜研磨方法であって、
    第1面用ブラシング装置のブラシの先端部と第2面用ブラシング装置のブラシの先端部の相互距離を変更して、前記型鋼材の前記端面に隣接する平面のそれぞれに前記第1面用ブラシング装置のブラシと前記第2面用ブラシング装置のブラシを当接させて、それぞれのブラシを回転させることで、前記角部の塗膜を研磨することを特徴とする塗膜研磨方法。
  10. 長尺の形鋼材をショットブラストする工程と、前記型鋼材にショッププライマーを塗装する工程と、前記型鋼材に印字する工程と、請求項9に記載の塗膜研磨方法を用いて前記型鋼材のショッププライマーの厚みを調整する工程と、前記型鋼材を切断する工程を含んでいることを特徴とする型鋼材処理方法。
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