JP2018119644A - 電動回動装置 - Google Patents

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Hirotomo Minamiyama
広知 南山
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Abstract

【課題】減速機構の伝達ギヤに回動位置検出用ギヤを組み付ける際の誤組み付けを抑制する。【解決手段】減速機構が備える複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと異なる歯幅を有して指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤを備えるものにおいて、所定ギヤおよび回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの噛み合わせ位置の基準となる基準歯を他の歯と区別して視認可能な視認部と、一方のギヤの基準歯と噛み合う他方のギヤの基準歯に対する周囲の歯の歯溝を埋める溝埋め部とを設ける。溝埋め部は、他方のギヤの径方向において一方のギヤと重ならない部分を埋めるように設けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、出力部材に出力されるトルクにより被回動部材を回動する電動回動装置に関する。
従来、この種の電動回動装置としては、モータと、モータの回転を減速して便座(便蓋)の回動軸に伝達する減速機構とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−246880号公報
こうした電動回動装置において、便座(便蓋)の開閉位置を検出するために、減速機構の伝達ギヤに回動位置検出用ギヤを噛合させ、回動位置検出用ギヤの回動位置に応じた信号を出力する回動位置センサ(例えば、ロータリポテンショメータやロータリエンコーダなど)を設ける場合がある。この場合、回動位置検出用ギヤは、伝達ギヤに対して噛み合い位置の基準となる歯が決まっているため、組み付け工程において、作業者が回動位置検出用ギヤを組み付ける際に誤組み付けが生じないようにする必要がある。
本発明は、減速機構の伝達ギヤに回動位置検出用ギヤを組み付ける際の誤組み付けを抑制することを主目的とする。
本発明の電動回動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の電動回動装置は、
出力部材に出力されるトルクにより被回動部材を回動する電動回動装置であって、
モータと、
前記モータからのトルクを前記出力部材に伝達する複数の伝達ギヤを有する減速機構と、
前記複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと異なる歯幅を有し、前記所定ギヤと指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤと、
前記回転位置検出用ギヤの回動位置に応じた信号を出力して前記被回動部材の回動位置を検出する回動位置検知センサと、
前記所定ギヤおよび前記回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの他方のギヤに対する噛み合わせ位置の基準となる基準歯を該一方のギヤの他の歯と区別して視認可能な視認部と、
前記一方のギヤの前記基準歯に噛み合う前記他方のギヤの基準歯に対する周囲の歯の歯溝であって、径方向において前記一方のギヤと重ならない部分を埋める溝埋め部と、
を備えることを要旨とする。
本発明の第1の電動回動装置では、複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと異なる歯幅を有して指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤを備えるものにおいて、所定ギヤおよび回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの他方のギヤに対する噛み合わせ位置の基準となる基準歯を他の歯と区別して視認可能な視認部と、一方のギヤの2枚の歯と噛み合う他方のギヤの基準歯に対する周囲の歯の歯溝を埋める溝埋め部とを設ける。溝埋め部は、他方のギヤの径方向において一方のギヤと重ならない部分を埋めるように設けられる。これにより、作業者は、視認部で視認される一方のギヤの基準歯と、溝埋め部に挟まれる他方のギヤの基準歯とを噛合させるように両者を組み付ければよいため、誤組み付けを防止することができる。ここで、所定ギヤは、出力部材に連結される出力ギヤとしてもよい。
こうした本発明の第1の電動回動装置において、前記視認部は、前記一方のギヤの基準歯の端面から歯幅方向に延びた凸部であるものとしてもよいし、前記視認部は、前記一方のギヤの基準歯の端面が歯幅方向に窪んだ凹部であるとしてもよい。こうすれば、簡易な構成により、作業者に一方のギヤの基準歯を他の歯と区別して視認させることができる。
本発明の第2の電動回動装置は、
出力部材に出力されるトルクにより被回動部材を回動する電動回動装置であって、
モータと、
前記モータからのトルクを前記出力部材に伝達する複数の伝達ギヤを有する減速機構と、
前記複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと軸方向にズレた指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤと、
前記回動位置検出用ギヤの回動位置に応じた信号を出力して前記被回動部材の回動位置を検出する開閉位置検知センサと、
前記所定ギヤおよび前記回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの他方のギヤに対する噛み合わせ位置の基準となる基準歯に対する周囲の歯の歯溝であって、径方向において前記他方のギヤと重ならない部分を埋める第1溝埋め部と、
前記一方のギヤの前記基準歯に噛み合う前記他方のギヤの基準歯に対する周囲の歯の歯溝であって、径方向において前記一方のギヤと重ならない部分を埋める第2溝埋め部と、
ことを要旨とする。
この本発明の第2の電動回動装置では、複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと軸方向にズレた指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤを備えるものにおいて、所定ギヤおよび回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの他方のギヤに対する噛み合わせ位置の基準となる基準歯に対する周囲の歯の歯溝を埋める第1溝埋め部と、一方のギヤの2枚の歯に噛み合う他方のギヤの1枚の歯に対する周囲の歯の歯溝を埋める第2溝埋め部とを設ける。第1溝埋め部は、一方のギヤの径方向において他方のギヤと重ならない部分を埋めるように設けられ、第2溝埋め部は、他方のギヤの径方向において一方のギヤと重ならない部分を埋めるように設けられる。これにより、第1溝埋め部と第2溝埋め部とによって、作業者が指定の噛み合わせ位置以外で所定ギヤと回動位置検出用ギヤとを噛合させることが困難となるため、誤組み付けを効果的に防止することができる。
本発明の一実施例としての電動回動装置20を有する便座装置10の構成の概略を示す構成図である。 電動回動装置20の構成の概略を示す構成図である。 電動回動装置20を分解して示す分解斜視図である。 互いに噛合する出力ギヤ48および回動位置検出用ギヤ49の正面図および側面図である。 出力ギヤ48の正面図および側面図である。 回動位置検出用ギヤ49の正面図および側面図である。 変形例の回動位置検出用ギヤ49Bの正面図および側面図である。 変形例の回動位置検出用ギヤ49Cの正面図および側面図である。 互いに噛合する出力ギヤ48および第2実施例の回動位置検出用ギヤ49Dの正面図および側面図である。 第2実施例の回動位置検出用ギヤ49Dの正面図および側面図である。
本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
[第1実施例]
図1は本発明の一実施例としての電動回動装置20を有する便座装置10の構成の概略を示す構成図であり、図2は電動回動装置20の構成の概略を示す構成図であり、図3は電動回動装置20を分解して示す分解斜視図である。便座装置10は、便器の上面に設置され、便座14に着座した使用者の局部を図示しないノズルから噴射する洗浄水によって洗浄可能な温水洗浄便座装置として構成されており、図1に示すように、便器の上面後方に設置される本体12と、本体12に対して開閉可能に支持された便座14および便蓋16と、本体12に内蔵され便座14および便蓋16をそれぞれ開閉する電動回動装置20,21と、を備える。以下、電動回動装置20の詳細について説明する。なお、電動回動装置21は、電動回動装置20と同様に構成されているから、その詳細な説明については省略する。
電動回動装置20は、図2および図3に示すように、モータ32と、出力シャフト34と、減速機構40と、回動位置センサ50と、トルクリミッタ60と、モータ32を収容する第1ハウジング22と、出力シャフト34の一部および減速機構40の一部を収容する第2ハウジング24と、第1および第2ハウジング22,24の間に設けられたブラケット25と、を備える。
出力シャフト34は、便座14の回動部に相対回転不能に嵌合され、回動を伴って便座14を開閉させる。また、出力シャフト34には、図2および図3に示すように、便座14を開方向に付勢するためのアシストスプリング36が設けられている。
減速機構40は、図3に示すように、モータ32の回転軸(図示せず)と一体回転するよう同軸に連結された第1ウォーム41と、第1ウォーム41に噛合される第1ウォームホイール42と、第1ウォームホイール42と一体回転するよう同軸に連結された第2ウォーム43と、第2ウォーム43に噛合される第2ウォームホイール44と、第2ウォームホイール44と一体回転するよう同軸に連結された平歯の第1小径ギヤ45と、第1小径ギヤ45に噛合される平歯の第1大径ギヤ46と、第1大径ギヤ46と一体回転するよう同軸に連結された第2小径ギヤ47と、第2小径ギヤ47に噛合される平歯且つ大径の出力ギヤ48とを備える。出力ギヤ48には、外周面にスプラインを有する筒状の連結部48aが軸方向に延出され、連結部48aの外周面が出力シャフト34の端部に設けられた筒状の連結部34aの内周面とスプライン嵌合されている。これにより、モータ32からのトルクは、互いに噛合する第1ウォーム41および第1ウォームホイール42による減速と、互いに噛合する第2ウォーム43および第2ウォームホイール44による減速と、互いに噛合する第1小径ギヤ45および第1大径ギヤ46による減速と、互いに噛合する第2小径ギヤ47および出力ギヤ48による減速とを経て出力シャフト34に伝達されて、便座14を開閉することとなる。
第1ウォームホイール42および第2ウォーム43は、樹脂材料により一体成形され、支持板26によって回転自在に支持されている。第2ウォームホイール44および第1小径ギヤ45は、それぞれ樹脂材料により成形されてトルクリミッタ60を介して連結されており、ブラケット25と支持板26とに回転自在に支持されている。第1大径ギヤ46および第2小径ギヤ47は、樹脂材料により一体成形され、ブラケット25と第2支持板27とに回転自在に支持されている。出力ギヤ48は、樹脂材料により成形され、ブラケット25と第2支持板27とに回転自在に支持されている。
また、出力ギヤ48には、樹脂材料により成形された回動位置検出用ギヤ49が噛合され、回動位置検出用ギヤ49には、その回動位置に応じた信号を出力する回動位置センサ50が設けられている。回動位置センサ50は、取付板28を介して第2支持板27に支持されている。回動位置センサ50は、例えばロータリポテンショメータやロータリエンコーダなどを採用することができる。
回動位置検出用ギヤ49は、出力ギヤ48が組み付けられた後、出力ギヤ48に噛合するように組み付けられる。回動位置検出用ギヤ49には、出力ギヤ48に対して噛み合い位置の基準となる歯が決められており、出力ギヤ48に対して噛み合い位置が周方向にズレていると、回動位置センサ50は出力ギヤ48(出力シャフト34)の正しい回動位置を検出することができなくなる。
図4は互いに噛合する出力ギヤ48および回動位置検出用ギヤ49の正面図および側面図であり、図5は出力ギヤ48の正面図および側面図であり、図6は回動位置検出用ギヤ49の正面図および側面図である。回動位置検出用ギヤ49は、図4および図6に示すように、出力ギヤ48に対する噛み合い位置の基準となる2枚の歯(基準歯)491の端面から歯形に沿って歯幅方向に延びる凸部493が形成され、凸部493を含めた歯幅が出力ギヤ48よりも短くなるように形成されている。出力ギヤ48は、図4および図5に示すように、回動位置検出用ギヤ49の2枚の歯(基準歯)491に挟まれる歯溝492に噛み合う1枚の歯(基準歯)481に対し、周方向の両側各3枚(複数枚)の歯に挟まれる歯溝をそれぞれ埋める溝埋め部483が形成されている。溝埋め部483は、図4に示すように、出力ギヤ48および回動位置検出用ギヤ49が互いに噛合した状態で両者の回転を可能とするために、径方向において回動位置検出用ギヤ49の歯や凸部493と重ならない部分(回動位置検出用ギヤ49の組み付け側の端部)のみを埋めるよう形成されている。これにより、作業者は、出力ギヤ48に回動位置検出用ギヤ49を組み付ける際に、回動位置検出用ギヤ49の凸部493が形成された2枚の歯491の歯溝492が、出力ギヤ48の溝埋め部483に挟まれる1枚の歯481に噛み合うように、出力ギヤ48に対して回動位置検出用ギヤ49を組み付ければよいため、誤組み付けを抑制することができる。
以上説明した第1実施例の電動回動装置20は、出力ギヤ48と噛合する回動位置検出用ギヤ49の噛み合わせ位置の基準となる2枚の歯(基準歯)491を他の歯と区別して視認可能に当該2枚の歯491の端面から歯幅方向に延びる凸部493を設け、回動位置検出用ギヤ49の2枚の歯(基準歯)491に挟まれる歯溝492に噛合される出力ギヤ48の1枚の歯(基準歯)481に対する周囲両側の歯の歯溝を埋める溝埋め部483を設ける。溝埋め部483は、径方向において回動位置検出用ギヤ49の歯や凸部493と重ならない部分のみを埋めるように設ける。これにより、作業者は、回動位置検出用ギヤ49の凸部493が形成された2枚の歯(基準歯)491の歯溝492が、出力ギヤ48の溝埋め部483に挟まれる1枚の歯(基準歯)481に噛み合うように両者を組み付ければよいため、誤組み付けを抑制することができる。
第1実施例では、回動位置検出用ギヤ49に、出力ギヤ48に対する噛み合い位置の基準となる2枚の歯(基準歯)491の端面から歯形に沿って歯幅方向に延びる凸部493を形成するものとしたが、これに限定されるものではなく、図7の変形例の回動位置検出用ギヤ49Bに示すように、出力ギヤ48に対する噛み合い位置の基準となる2枚の歯(基準歯)491Bの端面が他の歯よりも歯幅方向に窪んだ凹部493Bを形成するものとしてもよいし、図8の変形例の回動位置検出用ギヤ49Cに示すように、出力ギヤ48に対する噛み合い位置の基準となる2枚の歯(基準歯)491Cの端面を他の歯の端面と異なる色に着色した着色部493Cを形成するものとしてもよい。このように、作業者が、噛み合い位置の基準となる回動位置検出用ギヤの2枚の歯を他の歯と区別できるように視認可能なものであれば、如何なるものであっても構わない。
第1実施例では、回動位置検出用ギヤ49に凸部493(視認部)を設けると共に、出力ギヤ48に溝埋め部483を設けるものとしたが、回動位置検出用ギヤ49に溝埋め部を設けると共に、出力ギヤ48に視認部を設けるものとしてもよい。
[第2実施例]
第2実施例の電動回動装置は、回動位置検出用ギヤ49Dに、凸部(視認部)に代えて溝埋め部(第2溝埋め部493D)を設けたものとして構成される。図9は互いに噛合する出力ギヤ48および第2実施例の回動位置検出用ギヤ49Dの正面図および側面図であり、図10は第2実施例の回動位置検出用ギヤ49Dの正面図および側面図である。第2実施例の回動位置検出用ギヤ49Dは、図9および図10に示すように、出力ギヤ48に対する噛み合い位置の基準となる1枚の歯(基準歯)491Dに対し、周囲の全ての歯の歯溝を埋める第2溝埋め部493Dが形成されている。出力ギヤ48は、図9に示すように、回動位置検出用ギヤ49Dの1枚の歯(基準歯)491Dの片方の歯溝492Dに噛み合う1枚の歯(基準歯)481に対し、周方向の両側各3枚(複数枚)の歯に挟まれる歯溝をそれぞれ埋める溝埋め部483が形成されている。そして、出力ギヤ48および回動位置検出用ギヤ49Dが互いに噛合した状態で両者の回転を可能とするために、出力ギヤ48および回動位置検出用ギヤ49Dは互いに軸方向にズレた位置で噛合し、出力ギヤ48の溝埋め部483は、径方向において回動位置検出用ギヤ49Dの歯と重ならない部分に形成され、回動位置検出用ギヤ49Dの第2溝埋め部493Dは、径方向において出力ギヤ48の歯と重ならない部分に形成される。これにより、作業者は、溝埋め部483と第2溝埋め部493Dとによって、指定の噛み合わせ位置以外で出力ギヤ48に対して回動位置検出用ギヤ49を噛合させることが困難となるため、誤組み付けを効果的に防止することができる。なお、第2溝埋め部493Dは、噛み合い位置の基準となる1枚の歯(基準歯)491Dに対し、周囲の全ての歯の歯溝を埋めるものとしたが、少なくとも周方向両側の歯を含む複数枚の歯の歯溝を埋めるものであればよい。
第2実施例では、出力ギヤ48に溝埋め部483を設けると共に回動位置検出用ギヤ49Dに第2溝埋め部493Dを設けるものとしたが、出力ギヤ48に第2溝埋め部を設けると共に回動位置検出用ギヤ49Dに溝埋め部を設けるものとしてもよい。
第1実施例や第2実施例では、本発明を出力ギヤ48に回動位置検出用ギヤ49,49Dを噛合させるものに適用したが、減速機構40が備える他のギヤに回動位置検出用ギヤを噛合させるものに適用するものとしてもよい。
実施例では、本発明を、便座14を開閉する電動回動装置20に適用して説明したが、便蓋16を開閉する便蓋開閉装置21に適用するものとしてもよいし、便座14や便蓋16以外の他の如何なる被回動部材の回動にも適用し得る。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「モータ」に相当し、減速機構40が「減速機構」に相当し、回動位置検出用ギヤ49,49B,49Cが「回動位置検出用ギヤ」に相当し、凸部493や凹部493B、着色部493Cが「視認部」に相当し、溝埋め部483が「溝埋め部」に相当する。また、回動位置検出用ギヤ49Dが「回動位置検出用ギヤ」に相当し、溝埋め部483が「第1溝埋め部」に相当し、第2溝埋め部493Dが「第2溝埋め部」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動回動装置の製造産業などに利用可能である。
10 便座装置、12 本体、14 便座、16 便蓋、20,21 電動回動装置、22 第1ハウジング、24 第2ハウジング、25 ブラケット、26 支持板、27 第2支持板、28 取付板、32 モータ、34 出力シャフト、34a 連結部、36 アシストスプリング、40 減速機構、41 第1ウォーム、42 第1ウォームホイール、43 第2ウォーム、44 第2ウォームホイール、45 第1小径ギヤ、46 第1大径ギヤ、47 第2小径ギヤ、48 出力ギヤ、48a 連結部、49,49B,49C,49D 回動位置検出用ギヤ、50 回動位置センサ、60 トルクリミッタ、481,491D 1枚の歯、483 溝埋め部、491,491B,491C 2枚の歯、492,492B,492C,492D 歯溝、493 凸部、493B 凹部、493C 着色部、493D 第2溝埋め部。

Claims (5)

  1. 出力部材に出力されるトルクにより被回動部材を回動する電動回動装置であって、
    モータと、
    前記モータからのトルクを前記出力部材に伝達する複数の伝達ギヤを有する減速機構と、
    前記複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと異なる歯幅を有し、前記所定ギヤと指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤと、
    前記回転位置検出用ギヤの回動位置に応じた信号を出力して前記被回動部材の回動位置を検出する回動位置検知センサと、
    前記所定ギヤおよび前記回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの他方のギヤに対する噛み合わせ位置の基準となる基準歯を該一方のギヤの他の歯と区別して視認可能な視認部と、
    前記一方のギヤの前記基準歯に噛み合う前記他方のギヤの基準歯に対する周囲の歯の歯溝であって、径方向において前記一方のギヤと重ならない部分を埋める溝埋め部と、
    を備える電動回動装置。
  2. 請求項1記載の電動回動装置であって、
    前記視認部は、前記一方のギヤの基準歯の端面から歯幅方向に延びた凸部である、
    電動回動装置。
  3. 請求項1記載の電動回動装置であって、
    前記視認部は、前記一方のギヤの基準歯の端面が歯幅方向に窪んだ凹部である、
    電動回動装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の電動回動装置であって、
    前記所定ギヤは、前記出力部材に連結される出力ギヤである、
    電動回動装置。
  5. 出力部材に出力されるトルクにより被回動部材を回動する電動回動装置であって、
    モータと、
    前記モータからのトルクを前記出力部材に伝達する複数の伝達ギヤを有する減速機構と、
    前記複数の伝達ギヤのうち所定ギヤと軸方向にズレた指定の噛み合わせ位置で噛合する回動位置検出用ギヤと、
    前記回動位置検出用ギヤの回動位置に応じた信号を出力して前記被回動部材の回動位置を検出する開閉位置検知センサと、
    前記所定ギヤおよび前記回動位置検出用ギヤのうち一方のギヤの他方のギヤに対する噛み合わせ位置の基準となる基準歯に対する周囲の歯の歯溝であって、径方向において前記他方のギヤと重ならない部分を埋める第1溝埋め部と、
    前記一方のギヤの前記基準歯に噛み合う前記他方のギヤの基準歯に対する周囲の歯の歯溝であって、径方向において前記一方のギヤと重ならない部分を埋める第2溝埋め部と、
    を備える電動回動装置。
JP2017012955A 2017-01-27 2017-01-27 電動回動装置 Pending JP2018119644A (ja)

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