JP2018117402A - 絶縁部材、回転電機のステータ、回転電機、および回転電機のステータの製造方法 - Google Patents

絶縁部材、回転電機のステータ、回転電機、および回転電機のステータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転電機の製造効率の向上を図ることのできる絶縁部材を提供する。
【解決手段】スロット絶縁紙40は、回転電機のステータコア10のスロット13に挿入され、ステータコア10とスロット13に配置されるステータコイル20とを絶縁する絶縁部材であって、シート状の絶縁基材50により形成され、絶縁基材50を挟んだ両側を連通する連通部49を備える。絶縁基材50の主面50a,50bには、繊維材料により形成された繊維層が設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、絶縁部材、回転電機のステータ、回転電機、および回転電機のステータの製造方法に関するものである。
電気自動車やハイブリッド自動車等の車両には、ステータおよびロータを備えた回転電機が搭載されている。ステータのステータコア(鉄心)には、ステータの径方向に延びるティースが設けられている。ステータの周方向に隣接するティース間には、コイルが挿通可能なスロットが形成されている。スロットとコイルとの間には、ステータコアとコイルとを絶縁する絶縁部材が挿入されている。ステータコアとコイルとを固定する方法として、例えばスロット内における絶縁部材の表裏両側にワニスを流し込む方法や、特許文献1および特許文献2に記載されたように絶縁部材の表裏両側に加熱により発泡する材料(発泡接着剤等)等の接着剤を配置する方法等がある。
特開2011−244596号公報 特開2013−9499号公報
しかしながら、ステータコアとコイルとの固定にワニスを用いる場合、絶縁部材の表裏両側にワニスを流し込む必要がある。このため、スロット内にワニスを導入する工程が複雑になり、製造効率が低下するおそれがある。また、接着剤が表面に配置された絶縁部材をスロットに挿入する場合、絶縁部材が挿入されたスロットにコイルを挿入する際に発泡接着剤がコイルに接着してコイルの挿入性が悪化するおそれがある。したがって、従来技術にあっては、回転電機の製造効率の向上を図るという点で課題がある。
そこで本発明は、回転電機の製造効率の向上を図ることのできる絶縁部材、回転電機のステータ、回転電機、および回転電機のステータの製造方法を提供するものである。
本発明の絶縁部材(例えば、実施形態におけるスロット絶縁紙40,140,240,340,440,540)は、回転電機(例えば、実施形態における回転電機1)の鉄心(例えば、実施形態におけるステータコア10)のスロット(例えば、実施形態におけるスロット13)に挿入され、前記鉄心と前記スロットに配置されるコイル(例えば、実施形態におけるステータコイル20)とを絶縁する絶縁部材であって、シート状の絶縁基材(例えば、実施形態における絶縁基材50,350,550)により形成され、前記絶縁基材を挟んだ両側を連通する連通部(例えば、実施形態における49,249,349,449,549)を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、スロット内における絶縁基材に対する一方側のみに、鉄心とコイルとを固定する固定材を配置することで、スロット内における絶縁基材に対する他方側に連通部を通じて固定材を供給できる。このため、固定材としてワニスを用いる場合には、スロット内における絶縁基材に対する両側にワニスを導入することなく、スロット内にワニスを充填できる。よって、従来技術のように連通部が設けられていない絶縁部材を用いる場合と比較して、ワニスを導入する工程を簡略化できる。また、固定材として発泡接着剤を用いる場合、スロット内における絶縁基材に対する両側に発泡接着剤を配置することなく、スロット内に発泡接着剤を充填できる。これにより、絶縁部材が挿入されたスロットにコイルを挿入する際に発泡接着剤がコイルに接着してコイルの挿入性が悪化することを抑制できる。したがって、回転電機の製造効率の向上を図ることができる。
上記の絶縁部材において、前記絶縁基材の少なくとも一方の主面(例えば、実施形態における第1主面50a、第2主面50b)には、繊維材料により形成された繊維層が設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、繊維層が設けられた絶縁部材の表面に固定材を含浸させることができる。これにより、絶縁部材と固定材とが強固に固定される。したがって、絶縁部材を介して固定材により固定される鉄心とコイルとの位置ずれを確実に防止できる。
また、固定材としてワニスを用いる場合には、ワニスを絶縁部材の表面に沿って容易に濡れ広がらせることができる。したがって、ワニスを導入する工程をより簡略化できる。
さらに、絶縁部材の表面に繊維層が配置されることで、回転電機の製造時において繊維層に摺接する他部材と絶縁部材とが滑りやすくなる。これにより、絶縁部材をスロットに挿入する際、または絶縁部材が挿入されたスロットにコイルを挿入する際に、摩擦により絶縁部材が引きずられて座屈することを防止できる。したがって、絶縁部材による鉄心とコイルとの間の電気的絶縁を確実に確保することができる。
上記の絶縁部材において、前記連通部は、前記繊維層を貫通する貫通孔である、ことが望ましい。
本発明によれば、連通部を通じて絶縁基材に対する一方側から他方側に固定材を容易に供給できる。
上記の絶縁部材において、前記連通部は、前記スロットに対向する箇所に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、スロット内における絶縁基材に対する一方側に配置した固定材を、スロット外を経由せずに、連通部を通じて絶縁基材に対する他方側に供給できる。したがって、スロット内に固定材を確実に充填できる。
上記の絶縁部材において、前記鉄心の軸方向に沿って延びる折り目(例えば、実施形態における折り目47)を備え、前記連通部は、前記折り目を避けた箇所に形成されている、ことが望ましい。
連通部が折り目に形成されていると、折り曲げられたスロット絶縁紙の角部に連通部が形成される。すると、絶縁部材を予め折り曲げた状態でスロットに挿入する際に、スロット絶縁紙の折り目に沿う角部の連通部がスロットの端縁に引っ掛かり、スロット絶縁紙の挿入性が悪化するおそれがある。
本発明によれば、連通部が折り目を避けた箇所に形成されているので、絶縁部材のスロットへの挿入性が悪化することを抑制できる。
上記の絶縁部材において、前記絶縁基材の一方の主面(例えば、実施形態における第1主面50a)上に配置された発泡接着剤(例えば、実施形態における発泡接着剤160)を備える、ことが望ましい。
本発明によれば、絶縁基材の両主面上に発泡接着剤を配置することなく、連通部を通じて発泡接着剤を絶縁基材の他方の主面側に供給することができる。これにより、絶縁基材におけるスロットに対向する主面上に発泡接着剤を配置することで、絶縁部材が挿入されたスロットにコイルを挿入する際に発泡接着剤がコイルに接着してコイルの挿入性が悪化することを抑制できる。したがって、回転電機の製造効率の向上を図ることができる。
本発明の回転電機(例えば、実施形態における回転電機1)のステータ(例えば、実施形態におけるステータ3)は、上記の絶縁部材と、前記鉄心と、を備えることを特徴とする。
本発明の回転電機(例えば、実施形態における回転電機1)は、上記の回転電機のステータを備えることを特徴とする。
本発明によれば、上述した絶縁部材を備えているので、ステータの製造工程を簡略化することができ、回転電機およびステータの低コスト化を図ることができる。
本発明の回転電機のステータの製造方法は、上記の絶縁部材と、前記鉄心と、を備える回転電機のステータの製造方法であって、前記絶縁部材を前記スロットに挿入する絶縁部材挿入工程と、前記スロットに前記コイルを配置するコイル配置工程と、前記絶縁基材の一方の主面(例えば、実施形態における第1主面50a)側に固定材(例えば、実施形態におけるワニス60)を導入する固定材導入工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、固定材導入工程において絶縁基材の一方の主面側のみに固定材を導入することで、絶縁部材の他方の主面側に連通部を通じて固定材を供給できる。このため、スロット内における絶縁基材に対する両側に固定材を導入することなく、スロット内に固定材を充填できる。したがって、従来技術のように連通部が設けられていない絶縁部材を用いる場合と比較して、固定材を導入する工程が簡略化された製造方法を提供できる。
本発明によれば、スロット内における絶縁基材に対する一方側のみに、鉄心とコイルとを固定する固定材を配置することで、スロット内における絶縁基材に対する他方側に連通部を通じて固定材を供給できる。このため、固定材としてワニスを用いる場合には、スロット内における絶縁基材に対する両側にワニスを導入することなく、スロット内にワニスを充填できる。よって、従来技術のように連通部が設けられていない絶縁部材を用いる場合と比較して、ワニスを導入する工程を簡略化できる。また、固定材として発泡接着剤を用いる場合、スロット内における絶縁基材に対する両側に発泡接着剤を配置することなく、スロット内に発泡接着剤を充填できる。これにより、絶縁部材が挿入されたスロットにコイルを挿入する際に発泡接着剤がコイルに接着してコイルの挿入性が悪化することを抑制できる。したがって、回転電機の製造効率の向上を図ることができる。
第1実施形態に係る回転電機の全体構成を示す概略構成図である。 第1実施形態に係るステータの斜視図である。 第1実施形態に係るステータの一部を示す断面図である。 第1実施形態に係るコイルセグメント群の斜視図である。 第1実施形態に係るスロット絶縁紙の断面図である。 第1実施形態に係るスロット絶縁紙を展開した状態を示す平面図である。 第1実施形態に係るステータの一部を示す断面図である。 第1実施形態に係るスロット絶縁紙の作用を説明する図であって、ステータの一部を示す断面図である。 第1実施形態の第1変形例に係るスロット絶縁紙を説明する図であって、ステータの一部を示す断面図である。 第1実施形態の第2変形例に係るスロット絶縁紙の断面図である。 第2実施形態に係るスロット絶縁紙の断面図である。 第2実施形態の変形例に係るスロット絶縁紙の断面図である。 第3実施形態に係るスロット絶縁紙の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る回転電機の全体構成を示す概略構成図(断面図)である。
図1に示すように、回転電機1は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車のような車両に搭載される走行用モータである。但し、本発明の構成は、走行用モータに限らず、発電用モータやその他用途のモータ、または車両用以外の回転電機(発電機を含む)にも適用可能である。
回転電機1は、ケース2と、ステータ3と、ロータ4と、出力シャフト5と、図示しない冷媒供給システムと、を備えている。
冷媒供給システムは、ステータ3やロータ4等に冷媒を供給する。冷媒の一例は、例えばAT(オートマチックトランスミッション)のトランスミッションにおいて潤滑および動力伝達等に用いられる作動油である。回転電機1は、ステータ3の一部が冷媒に浸かった状態で使用される。
出力シャフト5は、ケース2に回転可能に支持されている。
ロータ4は、出力シャフト5に外嵌された円筒状に形成されている。なお、以下の説明では、出力シャフト5の軸線Cに沿う方向を軸方向といい、軸線Cに直交して軸線Cから放射状に延びる方向を径方向といい、軸線C周りの周方向を単に周方向という。
図2は、第1実施形態に係るステータの斜視図である。図3は、第1実施形態に係るステータの一部を示す断面図である。なお、図3では、後述するスロット絶縁紙40を簡略化して図示しているとともに、後述するワニス60の図示を省略している。
図2および図3に示すように、ステータ3は、ステータコア10(鉄心)と、ステータコア10に装着された複数相(例えば、U相、V相、W相)のステータコイル20(コイル)と、ステータコア10とステータコイル20とを絶縁するスロット絶縁紙40(絶縁部材)と、を備えている。
ステータコア10は、ロータ4(図1参照)を径方向の外側から囲む、軸線Cと同軸の円筒状に形成されている。図3に示すように、ステータコア10は、円筒状のバックヨーク11と、バックヨーク11の内周面から径方向内側に突出する複数のティース12と、を備えている。ステータコア10の周方向に隣接するティース12間には、溝状のスロット13が設けられている。すなわち、ステータコア10には、周方向に沿ってティース12およびスロット13が交互に配置されている。
図4は、第1実施形態に係るコイルセグメント群の斜視図である。
図4に示すように、ステータコイル20は、断面矩形状の平角線により形成された複数の導体セグメント21を有する。ステータコイル20は、導体セグメント21を所定本数(本実施形態では4本)毎に径方向に並べて束とした複数のコイルセグメント群22により構成されている。図2および図4に示すように、各導体セグメント21は、平行に延在する一対の脚部24と、両脚部24を連結する湾曲した連結部26と、を有するU字状に形成された状態でスロット13に挿入された後、スロット13から突出した部分に曲げ加工が行なわれる。各導体セグメント21は、ステータコア10の一端から軸方向の一方側に突出する一対の端部21aを有している。導体セグメント21のうち端部21aの先端を除く箇所は、絶縁被膜28によって絶縁されている。
各導体セグメント21の一方の脚部24は、いずれかのスロット13の径方向内側の領域に挿入され、他方の脚部24は、一方の脚部24が挿入されたスロット13から所定数のスロット離れた位置にあるスロット13の径方向外側の領域に挿入される。各導体セグメント21の一対の脚部24は、スロット13内において軸方向に延在している。各脚部24は、それぞれの外面における幅の広い一対の側面が径方向に向くように配置されている(図3参照)。各スロット13に挿入される導体セグメント21の脚部24は、周方向にU相、U相、V相、V相、W相、W相の順に並んでいる。
図2に示すように、導体セグメント21の各端部21aは、スロット13内で径方向に隣接する導体セグメント21同士の曲げ方向が互いに逆方向となるように、かつ、同相の対応する導体セグメント21の端部21aに近接するように周方向に曲げられる。近接した端部21a同士は、TIG溶接やレーザ溶接等により接合される。また、接合された端部21aには、図示しない絶縁性の粉体塗料により粉体塗装が施されている。また、ステータコイル20における軸方向の他方側の端部には、複数のコイルセグメント群22(図4参照)における各導体セグメント21の連結部26が周方向に連続し、かつ、周方向で隣り合う連結部26同士が軸方向から見て部分的に重なるように配置されている。
図3に示すように、スロット絶縁紙40は、スロット13に挿入されている。スロット絶縁紙40は、スロット13と、ステータコイル20と、の間に配置されている。スロット絶縁紙40は、シート状の絶縁基材50により形成されている。
図5は、第1実施形態に係るスロット絶縁紙の断面図である。
図5に示すように、絶縁基材50は、フィルム層51と、接着層52を介してフィルム層51の両面にそれぞれ積層された一対の繊維層53と、を備えている。フィルム層51は、絶縁性を有するとともに耐久性に優れた樹脂材料により形成されたフィルムである。本実施形態では、フィルム層51は、ポリエチレンナフタレートにより形成されたフィルムである。繊維層53は、例えばアラミド繊維により形成されている。繊維層53は、後述するワニス60(図7参照)を含浸可能に形成されている。
図3に示すように、スロット絶縁紙40は、スロット13内の全ての導体セグメント21をまとめて囲うように配置されている。スロット絶縁紙40は、スロット13の形状、およびスロット13内のステータコイル20の外形形状に倣って、矩形状の絶縁基材50を折り曲げることにより筒状に形成されている。
図6は、第1実施形態に係るスロット絶縁紙を展開した状態を示す平面図である。
図3および図6に示すように、スロット絶縁紙40は、径方向におけるステータコイル20の外側に位置する外周部41と、外周部41における周方向の端部から径方向内側に向かって延びる一対の側部43と、各側部43における径方向内側の端部から径方向におけるステータコイル20の内側に延びる一対の内周部45と、を備えている。外周部41と各側部43との間、および側部43と内周部45との間には、それぞれ軸方向に沿って延びる折り目47が形成されている。一対の内周部45は、径方向に重なり合うように配置されている。
図2に示すように、スロット絶縁紙40は、軸方向においてスロット13の全長よりも長く形成されている。スロット絶縁紙40は、軸方向の端部がステータコア10の軸方向の両端面10aからそれぞれ張り出すように、スロット13に挿入されている。
図6に示すように、スロット絶縁紙40は、絶縁基材50を挟んだ表裏両側を連通する複数の連通部49を備えている。連通部49は、絶縁基材50を一方の繊維層53から他方の繊維層53に亘って、絶縁基材50をその厚み方向に貫通する貫通孔である(図5参照)。連通部49は、例えば円孔状に形成されている。複数の連通部49は、スロット13(図3参照)に対向する箇所に形成されている。すなわち、複数の連通部49は、絶縁基材50のうち、ステータコア10の軸方向の両端面10a(図2参照)から張り出す軸方向の両端部以外の箇所に形成されている。また、複数の連通部49は、折り目47を避ける箇所に形成されている。なお、複数の連通部49の数や形状は任意に設定可能であるが、連通部49の開口幅の最大値は、例えば導体セグメント21の太さよりも小さくすることが望ましい。これにより、ステータコイル20(導体セグメント21)がスロット13に接触することを防止できる。
図7は、第1実施形態に係るステータの一部を示す断面図である。
図7に示すように、スロット13内におけるステータコイル20の周囲には、ワニス60が充填されている。ワニス60としては、例えば流動性(例えば液状)の硬化性樹脂を含む、電気絶縁性の組成物が挙げられる。ワニス60は、スロット絶縁紙40を挟んだ両側に配置され、スロット絶縁紙40の両主面に設けられた絶縁基材50の繊維層53(図5参照)に浸透している。ワニス60は、スロット絶縁紙40とスロット13とを固定するとともに、スロット絶縁紙40とステータコイル20とを固定している。これにより、ステータコイル20は、ステータコア10に対して固定される。
続いて、本実施形態のステータ3の製造方法について説明する。なお、以下の説明におけるステータ3の各構成部品の符号については、図2から図7を参照されたい。
本実施形態のステータの製造方法は、スロット絶縁紙40をスロット13に挿入する絶縁紙挿入工程(絶縁部材挿入工程)と、スロット13にステータコイル20を配置するコイル配置工程と、絶縁基材50の第1主面50a側にワニス60(固定材)を導入するワニス導入工程(固定材導入工程)と、を備えている。
まず、絶縁紙挿入工程を行う。絶縁紙挿入工程では、スロット13の形状に倣って、スロット絶縁紙40を予め筒状に折り曲げる。次いで、筒状のスロット絶縁紙40を軸方向に沿って移動させ、スロット絶縁紙40をスロット13における軸方向の一方の開口からスロット13に挿入する。
次に、コイル配置工程を行う。コイル配置工程では、コイルセグメント群22を軸方向に沿って移動させ、導体セグメント21の脚部24を、導体セグメント21の端部21a側から、スロット13に配置された筒状のスロット絶縁紙40の内側に挿入する。
次に、ワニス導入工程を行う。ワニス導入工程では、流動性を有するワニス60をスロット13内に注入し、スロット13内でワニス60を硬化させる。この際、ワニス60をスロット13内のうち、絶縁基材50の一対の主面50a,50bのうちいずれかの主面が面する領域に注入する。本実施形態では、ワニス60を絶縁基材50のスロット13に対向する第1主面50a側、すなわちスロット絶縁紙40とスロット13との間に注入する。
図8は、第1実施形態に係るスロット絶縁紙の作用を説明する図であって、ステータの一部を示す断面図である。
図8に示すように、絶縁基材50の第1主面50a側に導入されたワニス60は、絶縁基材50の第1主面50aに設けられた繊維層53(図5参照)に浸透しつつ、連通部49を通って、絶縁基材50の第2主面50b側に流れ込む。絶縁基材50の第2主面50b側に流れ込んだワニス60は、絶縁基材50の第2主面50bに設けられた繊維層53に浸透しつつ、スロット絶縁紙40とステータコイル20との間を埋める。これにより、スロット13内におけるステータコイル20の周囲に、ワニス60が充填される。そしてワニス60を硬化させることで、ステータコイル20とステータコア10とは、スロット絶縁紙40を介してワニス60により固定される。
このように、本実施形態のスロット絶縁紙40は、絶縁基材50を挟んだ両側を連通する連通部49を備えている。また、本実施形態のステータ3の製造方法は、絶縁基材50の第1主面50a側にワニス60を導入するワニス導入工程を備えている。
この構成によれば、スロット13内における絶縁基材50に対する一方側(本実施形態ではスロット13側)のみにワニス60を導入することで、スロット13内における絶縁基材50に対する他方側(本実施形態ではステータコイル20側)に連通部49を通じてワニス60を供給できる。このため、スロット13内における絶縁基材50に対する両側にワニス60を導入することなく、スロット13内にワニス60を充填できる。よって、従来技術のように連通部49が設けられていないスロット絶縁紙を用いる場合と比較して、ワニス60を導入する工程を簡略化できる。したがって、回転電機1の製造効率の向上を図ることができる。
また、絶縁基材50の両主面50a,50bには、繊維材料により形成された繊維層53がそれぞれ設けられているので、スロット絶縁紙40の表面にワニス60を含浸させることができる。これにより、スロット絶縁紙40とワニス60とが強固に固定される。したがって、スロット絶縁紙40を介してワニス60により固定されるステータコイル20とステータコア10との位置ずれを確実に防止できる。
また、スロット絶縁紙40の表面にワニス60が含浸するので、ワニス60をスロット絶縁紙40の表面に沿って容易に濡れ広がらせることができる。したがって、ワニス60を導入する工程をより簡略化できる。
さらに、スロット絶縁紙40の表面に繊維層53が配置されることで、ステータ3の製造時において繊維層53に摺接する他部材(本実施形態ではスロット13およびステータコイル20)とスロット絶縁紙40とが滑りやすくなる。これにより、スロット絶縁紙40をスロット13に挿入する際、またはスロット絶縁紙40が挿入されたスロット13にステータコイル20を挿入する際に、摩擦によりスロット絶縁紙40が引きずられて座屈することを防止できる。したがって、スロット絶縁紙40によるステータコア10とステータコイル20との間の電気的絶縁を確実に確保することができる。
また、連通部49は、絶縁基材50の繊維層53を貫通する貫通孔であるので、連通部49を通じて絶縁基材50に対する一方側から他方側にワニス60を容易に供給できる。
また、連通部49がスロット13に対向する箇所に設けられているので、スロット13内における絶縁基材50に対する一方側に配置したワニス60を、スロット13外を経由せずに、連通部49を通じて絶縁基材50に対する他方側に供給できる。したがって、スロット13内にワニス60を確実に充填できる。
また、連通部が折り目に形成されていると、折り曲げられたスロット絶縁紙の角部に連通部が形成される。すると、スロット絶縁紙を予め折り曲げた状態でスロット13に挿入する際に、スロット絶縁紙の折り目に沿う角部の連通部がスロット13の端縁に引っ掛かり、スロット絶縁紙の挿入性が悪化するおそれがある。本実施形態によれば、連通部49が折り目47を避けた箇所に形成されているので、スロット絶縁紙40のスロット13への挿入性が悪化することを抑制できる。
また、回転電機1およびステータ3は、上述したようにステータ3の製造工程を簡略化できるスロット絶縁紙40を備えているので、低コスト化を図ることができる。
[第1実施形態の第1変形例]
図9は、第1実施形態の第1変形例に係るスロット絶縁紙を説明する図であって、ステータの一部を示す断面図である。なお、図9では、発泡接着剤160を発泡させる前の状態を示している。
第1実施形態では、ステータコア10とステータコイル20とがワニス60により固定される。これに対して、第1実施形態の第1変形例では、ステータコア10とステータコイル20とが発泡接着剤160により固定される点で、第1実施形態と異なっている。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する(以下の実施形態および変形例についても同様)。
図9に示すように、スロット絶縁紙140(絶縁部材)は、絶縁基材50と、絶縁基材50のスロット13に対向する第1主面50a上に塗布(配置)された発泡接着剤160と、を備えている。発泡接着剤160は、加熱により発泡して膨張するとともに粘着性を有する樹脂材料である。発泡接着剤160は、例えばエポキシ系の樹脂材料からなる基材に、液体のイソペンタンを内包するアクリル系のカプセルを分散させたものである。これにより、発泡接着剤160は、加熱されることでカプセル内部の液体のイソペンタンが気化して膨張し、基材を発泡させることができる。
発泡接着剤160は、スロット13内で加熱されると、絶縁基材50とスロット13との間を埋めるように発泡しつつ、連通部49を通って絶縁基材50とステータコイル20との間に流れ込む。絶縁基材50とステータコイル20との間に流れ込んだ発泡接着剤160は、絶縁基材50とスロット13との間を埋めるように発泡する。これにより、発泡接着剤160は、ステータコイル20とステータコア10とを接着固定している。
このように、本変形例のスロット絶縁紙140は、絶縁基材50を挟んだ両側を連通する連通部49を備えている。また、スロット絶縁紙140は、絶縁基材50の第1主面50a上に配置された発泡接着剤160を備えている。
この構成によれば、スロット13内における絶縁基材50に対する一方側(本実施形態ではスロット13側)に配置された発泡接着剤160を、スロット13内における絶縁基材50に対する他方側(本実施形態ではステータコイル20側)に連通部49を通じて供給できる。このため、スロット13内における絶縁基材50に対する両側に発泡接着剤を配置することなく、スロット13内に発泡接着剤160を充填できる。これにより、スロット絶縁紙140が挿入されたスロット13にステータコイル20を挿入する際に発泡接着剤160がステータコイル20に接着してステータコイル20の挿入性が悪化することを抑制できる。したがって、回転電機1の製造効率の向上を図ることができる。
なお、本変形例では、発泡接着剤160が絶縁基材50の第1主面50a上に塗布されているが、これに限定されず、ステータコイル20に対向する第2主面50b上に塗布されていてもよい。この構成によれば、スロット絶縁紙をスロット13に挿入する際に、発泡接着剤がスロット13の端縁に接触して剥がれることを防止できる。
[第1実施形態の第2変形例]
図10は、第1実施形態の第2変形例に係るスロット絶縁紙の断面図である。
第1実施形態では、スロット絶縁紙40の連通部49は、絶縁基材50を一方の繊維層53から他方の繊維層53に亘って貫通している。これに対して図10に示す第1実施形態の第2変形例では、スロット絶縁紙240(絶縁部材)の連通部249は、絶縁基材50を一方の接着層52から他方の接着層52に亘って貫通している点で、第1実施形態と異なっている。すなわち、連通部249は、絶縁基材50をその厚み方向に完全には貫通していない。ただし、繊維層53は、上述したワニス60等の流動性を有する固定材を含浸可能なので、連通部249は、絶縁基材50を挟んだ表裏両側を連通する。
この構成によれば、スロット絶縁紙240は、絶縁基材50を挟んだ両側を連通する連通部249を備えているので、上述した第1実施形態と同様に、ワニス60を導入する工程を簡略化できる。したがって、回転電機1の製造効率の向上を図ることができる。
[第2実施形態]
図11は、第2実施形態に係るスロット絶縁紙の断面図である。
第1実施形態では、繊維層53が接着層52を介してフィルム層51に積層されている。これに対して第2実施形態では、繊維層53がフィルム層351に直接積層されている点で、第1実施形態と異なっている。
図11に示すようにスロット絶縁紙340(絶縁部材)は、シート状の絶縁基材350により形成されている。絶縁基材350は、フィルム層351と、フィルム層351の両面にそれぞれ直接積層された一対の繊維層53と、を備えている。フィルム層351は、絶縁性を有するとともに耐久性に優れた樹脂材料により形成されたフィルムである。本実施形態では、フィルム層351は、ポリフェニレンスルファイドにより形成されたフィルムである。繊維層53は、フィルム層351に対して熱融着により固着している。フィルム層351を形成するポリフェニレンスルファイドの融点は、約260℃であり、第1実施形態のフィルム層51を形成するポリエチレンナフタレートの融点よりも低いので、フィルム層351と繊維層53とを容易に熱融着により積層することができる。
スロット絶縁紙340は、絶縁基材350を挟んだ表裏両側を連通する複数の連通部349を備えている。連通部349は、絶縁基材350を一方の繊維層53から他方の繊維層53に亘って、絶縁基材350の厚み方向に貫通する貫通孔である。
このように、本実施形態では、スロット絶縁紙340が、絶縁基材350を挟んだ両側を連通する連通部349を備えている。このため、上述した第1実施形態と同様に、ワニス60を導入する工程を簡略化できる。また、上述した第1実施形態の第1変形例と同様に、ステータコイル20の挿入性が悪化することを抑制できる。したがって、回転電機1の製造効率の向上を図ることができる。
[第2実施形態の変形例]
図12は、第2実施形態の変形例に係るスロット絶縁紙の断面図である。
第2実施形態では、スロット絶縁紙340の連通部349は、絶縁基材350を一方の繊維層53から他方の繊維層53に亘って貫通している。これに対して図12に示す第2実施形態の変形例では、スロット絶縁紙440(絶縁部材)の連通部449は、絶縁基材350のフィルム層351のみを貫通している点で、第2実施形態と異なっている。すなわち、連通部449は、絶縁基材350をその厚み方向に完全には貫通していない。ただし、繊維層53は、上述したワニス60等の流動性を有する固定材を含浸可能なので、連通部449は、絶縁基材350を挟んだ表裏両側を連通する。
この構成によれば、スロット絶縁紙440は、絶縁基材350を挟んだ両側を連通する連通部449を備えているので、上述した第2実施形態と同様に、回転電機1の製造効率の向上を図ることができる。
[第3実施形態]
図13は、第3実施形態に係るスロット絶縁紙の断面図である。
第1実施形態では、絶縁基材50がフィルム層51に積層された繊維層53を備えている。これに対して第3実施形態では、絶縁基材550がフィルム層351のみにより構成されている点で、第1実施形態と異なっている。
図13に示すように、スロット絶縁紙540(絶縁部材)は、シート状の絶縁基材550により形成されている。絶縁基材550は、フィルム層351のみにより構成されている。スロット絶縁紙540は、絶縁基材550を挟んだ表裏両側を連通する複数の連通部549を備えている。連通部549は、絶縁基材550をその厚み方向に貫通する貫通孔である。
このように、本実施形態では、スロット絶縁紙540が、絶縁基材550を挟んだ両側を連通する連通部549を備えている。このため、上述した第1実施形態と同様に、ワニス60を導入する工程を簡略化できる。また、上述した第1実施形態の第1変形例と同様に、ステータコイル20の挿入性が悪化することを抑制できる。したがって、回転電機1の製造効率の向上を図ることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、ステータコア10のスロット13に、導体セグメント21により構成されたステータコイル20が配置されているが、これに限定されない。スロットには、例えば絶縁被膜を有する導線をティースに巻回することにより形成されるステータコイルが配置される構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各実施形態および各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…回転電機 3…ステータ 10…ステータコア(鉄心) 13…スロット 20…ステータコイル(コイル) 40,140,240,340,440,540…スロット絶縁紙(絶縁部材) 47…折り目 49,249,349,449,549…連通部 50,350,550…絶縁基材 50a…第1主面(主面) 50b…第2主面(主面) 53…繊維層 60…ワニス(固定材) 160…発泡接着剤

Claims (9)

  1. 回転電機の鉄心のスロットに挿入され、前記鉄心と前記スロットに配置されるコイルとを絶縁する絶縁部材であって、
    シート状の絶縁基材により形成され、
    前記絶縁基材を挟んだ両側を連通する連通部を備える、
    ことを特徴とする絶縁部材。
  2. 前記絶縁基材の少なくとも一方の主面には、繊維材料により形成された繊維層が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の絶縁部材。
  3. 前記連通部は、前記繊維層を貫通する貫通孔である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の絶縁部材。
  4. 前記連通部は、前記スロットに対向する箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の絶縁部材。
  5. 前記鉄心の軸方向に沿って延びる折り目を備え、
    前記連通部は、前記折り目を避けた箇所に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の絶縁部材。
  6. 前記絶縁基材の一方の主面上に配置された発泡接着剤を備える、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の絶縁部材。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の絶縁部材と、
    前記鉄心と、
    を備えることを特徴とする回転電機のステータ。
  8. 請求項7に記載の回転電機のステータを備えることを特徴とする回転電機。
  9. 請求項1から6のいずれか1項に記載の絶縁部材と、前記鉄心と、を備える回転電機のステータの製造方法であって、
    前記絶縁部材を前記スロットに挿入する絶縁部材挿入工程と、
    前記スロットに前記コイルを配置するコイル配置工程と、
    前記絶縁基材の一方の主面側に固定材を導入する固定材導入工程と、
    を備えることを特徴とする回転電機のステータの製造方法。
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