JP2018116059A - 測定装置及び測定装置の操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定の不確かさを低減する測定装置及びその操作方法を提供する。【解決手段】各プローブユニット16、35はプローブ素子18、37を有する。各プローブ素子18、37は、探測方向xにプローブ外側、及びプローブ外側の反対側にプローブ内側18i又は37iを有する。ゼロ位置、又は探測方向xに直角な角度に参照面を決定するために、2つのプローブ素子を、各プローブ外側又は各プローブ内側18i、37iを介して接触させることができる。2つのプローブユニット16、35の内の1つが、関連するプローブ側面の間の接触を検出するとすぐに、2つのプローブ素子の間の接触点によって、参照面が探測方向xのゼロ位置として定義される。【選択図】図3

Description

本発明は、測定装置及び測定装置の操作方法に関する。
測定装置には2つのプローブユニットがあり、それぞれが接触して探測するプローブ素子を有する。この種のプローブ素子は、長さ測定量を測定するための測定装置に使用される。プローブ素子がワークピースに接触するとき、定義されたスタート位置又はゼロ位置に対するプローブ素子の位置に基づいて、ワークピースにおける測長値が決定可能である。
測定装置においてこの種のゼロ位置を設定するために、較正された基準又は様々な様式のゲージブロックが使用される。しかしながら基準又はブロックゲージは不確かさにも関係する。円筒リングの不確定性は、Physikalisch−Technische Bundesanstalt(ドイツ連邦共和国国立計量研究所、略して「PTB」)により、50ナノメートルであると特定されている。不確定性が20ナノメートルであると特定されたゲージブロックは使用することも可能である。したがって測定精度は、測定装置のプローブ素子のスタート位置の決定に使用される参照物体の精度で常に制限される。さらに、プローブユニットそのものによって測定の不正確さが与えられる。
このことから、本発明の目的は測定の不確かさを低減する測定装置及び方法を創生することにあると考えられる。
この目的は、請求項1に記載の特徴を有する測定装置、及び請求項15に記載の特徴を有する方法によって達成される。
測定装置は第1搬送部を含み、そこに第1プローブ素子を有する第1プローブユニットが配置される。探測方向にワークピースを探測するために、第1プローブ素子はプローブ内側を有し、所望によりプローブ内側の反対側にプローブ外側も有する。第1プローブ素子のプローブ外側は第1搬送部に背反する方向を向く。つまり、第1プローブ素子のプローブ内側は第1搬送部に対向する方向を向く。したがって第1プローブユニットの設計によって、ワークピースはプローブ側面の片側だけで、つまりプローブ素子のプローブ外側か反対のプローブ内側のいずれかによって、探測方向に探測可能である。
第2プローブユニットが第2搬送部に配置され、この第2プローブユニットは第2プローブ素子を有する。第2プローブユニットは第1プローブユニットに対応した形で構築される。第1プローブ素子と同様に第2プローブ素子は、探測方向のプローブ内側と、所望により反対のプローブ外側を有する。第2プローブ素子のプローブ外側は第2搬送部に背反する方向を向く。つまり、第2プローブ素子のプローブ内側は第2搬送部に対向する方向を向く。
第1プローブユニット及び/又は第2プローブユニットは、さらに第1又は第2のプローブ信号を生成するように設計されている。これは特定のプローブ素子がワークピース又は別の物体に接触しているかどうかを示す。このために当該のプローブユニットは、例えば静止位置からのプローブ素子の偏向、及び/又は第1プローブ素子に作用する力を検出可能である。プローブユニットの1つは受動的、つまりプローブ信号生成の可能性なしに実現することも可能である。したがって、これはセンサシステムなしではいかなる測定も実行不能であり、例えば偏向できないプローブ本体を有してもよい。
測定装置は、第1搬送部を台座に対して探測方向に位置決めするように設計された第1位置決め装置、及び/又は第2搬送部を台座に対して探測方向に位置決めするように設計された第2位置決め装置を有する。第1及び/又は第2位置決め装置はさらに、探測方向内の並進運動に加えて、1つ以上の別の自由度でも特定の搬送部を位置決めするように設計可能である。この場合には、最大6自由度での位置決めが可能である。
第1又は第2搬送部、及び第1又は第2プローブシステムは、台座に対して固定されるように実現されてもよい。
測定装置はさらに制御ユニットを有し、プローブユニットのプローブ信号がそこへ送信される。制御ユニットはさらに位置決め装置を制御して、以下のステップを遂行するように設計されている。
実際の測定をする前に、プローブ素子のいわばスタート位置又はゼロ位置を定義する参照面が決定される。このために、第1の位置決め装置及び/又は第2の位置決め装置が、第1プローブ素子のプローブ内側を第2プローブ素子のプローブ内側に接触させるように制御される。第1プローブ信号及び/又は第2プローブ信号が2つのプローブ要素の接触を示すとすぐに、台座に対して固定された座標系に関する2つのプローブ素子のその時の接触位置が、参照面内の点として定義される。参照面は探測方向に直交しており、したがって2つのプローブ素子の接触点によって明確に定義される。参照面は台座に対して固定である。プローブ内側同士が互いに当接するとき、プローブ素子はその前に互いを通過して移動しなければならない。これは、搬送部の対応する相対移動、及び/又は折れ曲がったプローブ先端及び/又はプローブ素子を有するプローブ先端の相互に傾斜した位置、又は探測方向の横断方向に相互にずれて配置されたプローブ素子によって実現可能である。
参照面を決定するとき、対応するプローブユニットがそのプローブユニットの載っている搬送部に対して移動することが特に回避される。むしろ、搬送部はそこに配置された各プローブユニットと一体的に、相互に並進及び/又は回転して移動するように特になっている。この参照面を起点にして、この後の測定時に参照面からのプローブ素子の距離、あるいは参照面からの両プローブ素子の両方の距離を決定することにより、ワークピースにおける測長値が決定可能である。
参照面は較正体又はブロックゲージなしで決定される。2つのプローブ素子を相互に接触させて参照面が定義される。プローブ素子の正確な形状を知る必要はない。
参照面を決定することでゼロ位置又はスタート位置が極めて容易に決定され、探測方向に非常に高精度の測定が可能となる。
この参照面を起点として、プローブ要素の参照面からの距離が決定できる。ワークピースが、例えば探測方向の対向する両側の2つのプローブ素子によって探測されるとき、これらの2つの側面間の距離、例えば円筒形ワークピースの外径が決定可能である。代替的又は追加的に、2つのプローブ要素によって、ワークピースの相対向する内側の間の距離を決定することも可能である。
各プローブ要素は、プローブ内側の反対側にプローブ外側を有することも可能である。2つのプローブ要素のプローブ外側もまた、もう1つの参照面を決定するために接触させることができる。
ワークピースにおいて探測方向に、相互に向き合う2つのワークピース面間の内幅と、相互に背反する2つのワークピース面間の外幅のいずれを測定すべきかを制御ユニットが照会するように設計されていれば有利である。例えば、測定装置の測定プログラムから情報を引き出すようにして照会をすることができる。内幅の距離又は外幅の距離のいずれを測定するかによるが、内幅を測定するために参照面を決定する際に2つのプローブ要素のプローブ内側を接触させられれば特に有利である。外幅を測定する場合には、参照面の決定に2つのプローブ要素のプローブ外側を接触させられれば有利である。
内幅と外幅のいずれを測定するかの情報は、対応する仕様によってオペレータが制御ユニットに送信することも可能である。その測定装置で内幅だけ、又は外幅だけが測定される場合には、この情報は制御ユニット内に固定的に指定することも可能である。
少なくとも1つのプローブユニットが、探測方向を中心に回転するように移動可能、及び/又は探測方向に対して直角に並進して移動可能であるように、対応する搬送部に一体的に取り付けられていれば有利である。プローブユニットはこのように、対応する位置決め装置によってプローブ要素及び搬送部と共に回転及び/又は並進して移動可能である。参照面に平行な面内で回転及び/又は並進移動することにより、2つのプローブユニットは探測方向に互いを通過して移動可能であり、それらのプローブ内側で接触することが可能である。
各プローブ素子が対応するプローブユニットのプローブ先端の自由端に配置されるか、又はプローブ先端の自由端で形成されていれば、これも有利である。プローブ先端は好ましくはその自由端又はプローブ素子までピンのように延在し、プローブ素子の反対の端部で対応するプローブユニットのプローブヘッドに結合される。測定業務に依存して、プローブ先端又はプローブ素子は交換可能であってよい。例えば、プローブ素子はボール先端又は球形キャップであってよい。プローブ素子はまた1つ以上のプローブ先端を有してもよい。プローブ内側及び/又はプローブ外側を形成するためにプローブ素子は、対向する片側又は両側が、例えば1つの球か球形キャップ、又は2つの球か2つの球形キャップによって探測方向に適切に凸型の形状となることが好ましい。
一例示的実施形態では特定のプローブヘッドを、プローブ素子に作用する力の測定、及び/又はプローブ素子の静止位置からの偏向の測定をするように設計可能である。例えば、プローブ先端を、探測方向に直交する旋回軸の周りで旋回可能に、プローブヘッドに取り付けることが可能である。
特定のプローブ素子の参照面からの現在の距離を測定又は決定するために、各搬送部には少なくとも1つの干渉計装置を割り当て可能である。干渉計装置は、搬送部又は台座に配置されたレーザ干渉計と、レーザ干渉計が搬送部に配置されている場合には台座に配置され、レーザ干渉計が台座に配置されている場合には搬送部に配置された、少なくとも1つのリフレクタとを有する。レーザ干渉計は、関連するリフレクタに向けて探測方向に平行な対応する放射方向に、少なくとも1つのレーザ測定ビームを放射して、そのリフレクタで反射されたレーザ測定ビームを受光するように設計可能である。参照光路のレーザ参照ビームとの差を形成することで、リフレクタに対するレーザ干渉計の距離、および結果的に搬送部又はプローブ素子の参照面に対する距離が決定可能である。関連するリフレクタからのレーザ干渉計の距離のいかなる変化も非常に高精度に検出可能である。当該のプローブ素子が参照面内に位置している場合、これを干渉計装置又は制御ユニットではゼロ位置と定義できる。少なくとも1つのリフレクタに対してこのゼロ位置からのレーザ干渉計の移動を決定することができる。そしてそれがプローブ素子の参照面に対する探測方向の移動に対応する。特定のプローブ素子の位置をこうして非常に高精度に取得可能である。レーザ干渉計は少なくとも1つの距離信号を制御ユニットに送信し、この信号は少なくとも1つのリフレクタからのレーザ干渉計の探測方向の距離を表す。
レーザ干渉計は、探測方向に平行な相対向する放射方向にあるそれぞれのリフレクタに向けて2つのレーザ測定ビームを放射することが可能である。こうして、冗長性のある距離決定が行われ、測定精度をさらに向上させることができる。さらに、温度、密度、又は空気組成などへの変化による環境の影響を検出し、測定値を決定する際にこれらを補正することができる。
各搬送部に2つの干渉計装置が割り当てられると有利である。搬送部の2つの干渉計装置のレーザ干渉計のそれぞれは、探測方向に直交する横方向に、中央面から等距離を有する。中央面は探測方向と、探測方向に直交しかつ横方向に直交する垂直方向とに広がる。中央面は参照面に対して直交している。参照面を決定するためにワークピースが、対応する中央面内のプローブ要素及び/又は2つのプローブ要素で探測されれば好ましい。中央面からのレーザ干渉計の距離が等しくない場合、その差を知ることが必要であり、そうすれば補正時にそれに応じた考慮をすることが可能である。
参照面は好ましくは、リフレクタが配置されている面同士の間の中央に配置された面であって、すべてのリフレクタが参照面から等距離あるようにすることが好ましい。
測定装置が測定フレームを持っていれば有利である。測定フレームは台座に配置され、備えられたリフレクタを担持する。測定フレームには、ワークピースや位置決め装置、プローブユニットからの力がかからない。測定装置やワークピースによる外力は測定フレームに作用しない。例えば測定フレームはベースプレートを有し、そこから柱が参照面に平行かつ中央面に平行に突出する。リフレクタはそれぞれの柱に配置される。柱及び干渉計装置のリフレクタは探測方向に相互に対となって配置される。一実施例では4つのリフレクタと、したがって4つの柱を測定フレームに備えることができる。
少なくとも1つの干渉計装置の代わりに、機械的及び/又は光学的及び/又は磁気的及び/又は電磁的及び/又は他の方法でプローブ素子の位置決定が可能な、他の既知の測定装置又は材料手段を用いることができる。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項、明細書、及び図面から明らかとなるであろう。本発明の好適な例示的実施形態を添付の図面を参照して以下で詳細に説明する。
測定装置の例示的実施形態の概略ブロック図表示である。 図1の測定装置の部分斜視図である。 参照面決定のために2つのプローブ素子が相互に接触した概略基本斜視図である。 内幅測定時の概略基本図である。 参照面決定のために2つのプローブ素子が接触した概略基本斜視図である。 外幅測定時の概略基本図である。 参照面決定のために2つのプローブ素子が接触した概略基本斜視図である。 内幅測定時の概略基本図である。
測定装置10の例示的実施形態が図1及び図2に示されている。測定装置10は台座11を有し、これは基盤面上への測定装置10の支持に使用される。台座11は例えば機械フレーム又は鋳造体であってもよい。
例示的実施形態の測定装置10は、2つの実質的に同一構造の測定ユニット12、13を有する。ここで、図2には第1測定ユニット12のみを示す。
第1測定ユニット12には第1位置決め装置14が含まれ、これは第1搬送部15を台座11に対して探測方向xに位置決めするように設計されている。第1位置決め装置14は、第1搬送部15を追加的に更なる自由度で位置決めするようにも設計可能であり、それは並進及び/又は回転の自由度であってよい。そのために第1位置決め装置14は、対応する駆動器、及び並進又は回転ガイドを有することができる。第1搬送部15は最大6自由度までの移動が可能である。
第1プローブユニット16は、第1測定ユニット12の第1搬送部15に配置される。第1プローブユニット16には、第1プローブヘッド17と第1プローブ素子18が含まれる。第1プローブ素子18は、第1プローブ先端19の自由端に配置されるか、又はこの自由端で形成される。第1プローブ先端19の反対の端部は第1プローブヘッド17に結合される。第1プローブヘッド17は、第1プローブ素子18に作用する力、及び/又は第1プローブ素子18の静止位置からの偏向を測定するように設計されている。こうして、長さ測定値の測定のために例えばワークピース20を探測可能である。
第1プローブユニット16は、搬送部15に対しては探測方向xに動かないように配置される。第1位置決め装置14は、第1プローブユニット16を探測方向xに直角の並進移動、及び/又は探測方向xを中心とする回転移動をさせるように設計可能である。本明細書で説明する例示的実施形態では、第1位置決め装置14には、第1搬送部15と第1プローブユニット16の間に配置された第1スライド21が含まれ、これは搬送部15上に配置されて、探測方向xに対して直角の横方向yへ移動可能となっている。第1プローブユニット16はこうして、(例えば測定前の)調節の目的のために、第1スライド21によって横方向yに移動可能である。測定中は、第1スライド21は変位しない。さらに、例示的実施形態では、第1プローブユニット16は第1スライド21に配置されるか、あるいは変更実施形態では搬送部15に配置されて第1旋回軸S1を中心に旋回可能となっている。第1旋回軸S1は探測方向xに平行に延在する。第1旋回軸S1は好ましくは、第1プローブ素子18の中心を貫通する。
第1測定ユニット12はさらに少なくとも1つの干渉計装置25を含む。本明細書に示す例示的実施形態では、第1測定ユニット12には2つの干渉計装置25があり、それぞれがレーザ干渉計26と少なくとも1つのリフレクタ27を有し、この実施例によれば2つのリフレクタ27がある。レーザ干渉計26はそれぞれの場合、二重干渉計として実現されており、各レーザ測定ビームに対して1つの干渉計ユニットを有している。干渉計装置25の2つのリフレクタ27は探測方向xに対となって対向して配置される。各レーザ干渉計26は少なくとも1つのレーザ測定ビームL1、L2を放射し、本明細書に記載の例示的実施形態では2つのレーザ測定ビームL1、L2を放射する。これらは、レーザ干渉計26から探測方向xに平行な互いに反対方向にあるそれぞれの関連するリフレクタ27に向けて放射され、そこで反射されて再び対応するレーザ干渉計26で受光される。干渉計ではいつもそうであるように、関連するリフレクタ27で反射されて受光された光は参照レーザビームと重畳され、そうして増加的干渉及び/又は減殺的干渉を生じる。干渉像が受信器、具体的にはカメラで検出される。したがってレーザ干渉計26の対応するリフレクタ27からの距離に対する変化は、結果として干渉像が変化するために非常に高精度に検出可能である。こうして、探索方向xでのレーザ干渉計26の位置を非常に高精度に決定できる。2つのリフレクタ27に対して各レーザ干渉計26の位置を決定することで、冗長性が得られる。こうして測定の不正確さはさらに減少し、例えば温度、空気組成、空気密度などへの変化により生じ得る外的影響を考慮に入れることが可能となる。
各干渉計26は、本実施例によればホルダ28によって第1搬送部15に、具体的には動かないように結合されている。最低でも、搬送部15に対する探測方向xへのレーザ干渉計26の移動は不可能である。レーザ干渉計26の第1プローブ素子18に対する探測方向xの位置もこうして固定される。
図1に示すように、第1測定ユニット12は2つの干渉計装置25を有している。2つの干渉計装置25の2つのレーザ干渉計26は、第1測定ユニット12の第1中央面M1から横方向yに等距離にある。第1中央面M1は、横方向yに直交しており、したがって探測方向xと垂直方向zに広がる。垂直方向zは探測方向xと横方向yに直交する。第1旋回軸S1は第1中央面M1内に延在する。第1中央面M1は、第1プローブ素子18を貫通する。長さ測定値を測定するときは、ワークピース20は第1中央面M1内で検査される。
第1プローブユニット16は第1プローブ信号T1を生成するように設計されており、これはプローブ素子18が物体、例えばワークピース20と接触しているかどうかを示す。プローブ素子18に作用する力及び/又はプローブ素子18の偏向により、物体へ触れていることすなわち接触を識別可能である。第1プローブ信号T1は制御装置30へ送信される。
第2測定ユニット13は第1測定ユニット12と同様に構築される。したがって、基本的に上記の説明を参照する。第2測定ユニット13は第2搬送部33を有し、これは位置決め装置34によって探測方向xに可動であり、かつ恐らくは並進及び/又は回転の更なる自由度を有する。第2プローブヘッド36と第2プローブ素子37を有する第2プローブユニット35は、第2搬送部xに配置される。第1測定ユニット12と同様に、第2スライド39が第2搬送部33とプローブヘッド36の間に備えられ、この第2スライドは(測定が行われていないときに)調整目的のためだけに横方向yに移動可能である。第2プローブ素子37は、第2プローブ先端38の自由端に配置されるか、又はこの自由端で形成される。さらに、例示的実施形態では、第2プローブユニット35は第2スライド39に配置されるか、あるいは変更実施形態では第2搬送部39に配置されて第2旋回軸S2を中心に旋回可能となっている。第2旋回軸S2は探測方向xに平行に延在する。第2旋回軸S2は好ましくは、第2プローブ素子37の中心を貫通する。
図1及び図2から変形では、2つのスライド21、29を省略することも可能である。図3〜図8では、搬送部15又は33は、単なる概略図としてスライド21、39なしで示されている。
第2測定ユニット13も、第1測定ユニット12と同様に少なくとも1つの干渉計装置を有する。本実施例によれば2つの干渉計装置25を持ち、それぞれにレーザ干渉計26がある。第2測定ユニット13の2つの干渉計装置25のレーザ干渉計26は、横方向yに直交する第2中央面M2から横方向yに等距離に配置されている。
第2プローブユニット35は、第2プローブ素子37と物体、例えばワークピース20、との間の接触が判定されたときに、第2プローブ信号T2を生成するように設計されている。第2プローブ信号T2もまた、制御装置30へ送信される。
その上、制御ユニット30は各干渉計装置25から少なくとも1つの距離信号ASを受信する。本明細書に記載の例示的実施形態では、各レーザ干渉計26は2つのレーザ測定ビームL1、L2を相対向する放射方向に各リフレクタ27に向けて放射する。そうしてその2つのリフレクタ27から2つの独立した距離の値を測定することができる。したがって、各干渉計装置25の関係する距離信号ASは、実施例に従った2つの独立した距離値を含み、制御ユニットへの送信を可能とする。こうして冗長性が得られ、それによって環境の影響を識別し、考慮に入れて、ゼロ位置又は参照面に対する関連プローブ素子18、37の距離値の補正計算に使用可能である。
図1と図2は、本実施例によるリフレクタ27が台座11に直接配置されるのではなく、測定フレーム43に配置されていることを概略的に示す。測定フレーム43には位置決め装置14、34やワークピース20により生じる力がかからない。測定フレームは測定装置10又はワークピースからのいかなる力も支持する必要がない。測定フレーム43は台座11に配置される。例示的実施形態では測定フレームはリセス45を有するベースプレート44を有する。リセス45においては、ワークピース又はワークピース取付台又は測定装置10のワークピースクランプ装置が、測定フレーム43のベースプレート44に支持されることなくベースプレート44から部分的又は完全に突き出ることができる。
測定フレーム43の柱46は垂直方向xに突き出る。例示的実施形態では、柱は直方体形状である。柱46は探測方向xに相互にある距離をおいて対で配置される。リフレクタ27は、探測方向xに対向して配置された第2の柱46の対向面側に配置される。干渉計装置25のレーザ干渉計26はそれぞれの場合において、探測方向xに対向して配置された2つのリフレクタ27の間に配置される(図1)。測定フレーム43は、低温度係数を有する材料から製造され得る。それは台座11の材料とは異なっていてもよい。
ワークピース20において測長値を決定できるためには、スタート位置又はゼロ位置を、台座11に対する参照としてまず定義しなければならない。本明細書に記載の例示的実施形態では、参照面B(図1)がこの目的で定義される。この参照面は探測方向xに対して直交し、かつ測定フレーム43又は台座11に対して不動である。参照面Bの決定手順を図3〜図8を参照して説明する。
第1プローブ素子18は、探測方向xに見た場合、第1搬送部15に背反するプローブ外側18aと、第1搬送部15に対向するプローブ内側18iを有する。それに呼応して、第2プローブ素子37は、第2搬送部33に背反するプローブ外側37aと、第2搬送部33に対向するプローブ内側37iを有する。図3〜図8では、2つの搬送部のプローブ側部を具体的に見ることができる。2つのプローブユニット16、35が各旋回軸S1、S2を中心に旋回可能であり、及び/又は搬送部15、33が横方向yに移動可能であるために、1つ又は両方の搬送部15、33を探測方向xに動かすことで2つのプローブユニット16、25は互いに他方を越えて移動可能である。こうして、2つのプローブ素子18、37はそれぞれのプローブ内側18i、37iで接触することができる。このような状況を図3及び図7に例示として示す。
また、2つのプローブユニット16、35を、2つのプローブ素子18、37のそれぞれのプローブ外側18a、37aで互いに接触するように配置することも可能である。
2つのプローブ素子18、37を、その各プローブ外側18a、37a、又はその各プローブ内側18i、37iで互いに接触させることで、参照面Bをその接触点において決定又は定義することができる。参照面Bの方向は探測方向xに直角に与えられているので、この目的に対しては空間内の一点で十分である。制御ユニット30は、互いに接触するプローブ素子18、37又はプローブ側面18i、37iあるいは18a、37aの位置を探測方向xのゼロ位置として記憶する。そうして参照面Bを起点とする(すなわちゼロ位置を起点とする)プローブ素子18又は37の探測方向xへの移動が、各測定ユニット12と13の少なくとも1つの干渉計装置25によって測定可能となる。2つのプローブユニット16、35がワークピース20に接触すると、ワークピース20に接触するときの2つのプローブ素子18、37の参照面Bに対する位置がわかるので、これを基にしてワークピース30の測長値が決定できる。
参照面Bを決定するために、2つのプローブ素子18、37が接触するとき、又はプローブ側面18iと37i、又は18aと37aが接触するときには、プローブユニット16、35は各搬送部15、33に対して動かさないで、精度を損なわないようにする。それぞれの搬送部15、33に対するプローブユニット16、35の移動は、測定の前に、測定装置を設定するとき又は他の調整目的でプローブ素子18、37を整列させるために行うことができる。
具体的には、図4と図8に例示されているように、ワークピース20においてワークピースの相互に対向する2つの面の間の内幅を測定しようとする場合には、制御ユニット30又は測定装置10は、プローブ素子18、37の2つのプローブ内側18i、37iを接触させることにより参照面Bを画定するように設計されている。ワークピース20においてワークピースの相互に背反する2つの面の間の外幅を測定しようとする場合には、参照面Bは好ましくはプローブ素子18、37の2つのプローブ外側18a、37aを接触させることによりを画定される(図5及び図6)。ワークピース20はこうして、参照面Bの決定と同じ探測方向xの向きに探測される。こうして、探測方向xにおいて探測の向きがかわるときにプローブユニット16、35により生じ得る測定の不正確さが低減される。
2つのプローブ外側18a、37a、又は2つのプローブ内側18i、37iの接触は、第1プローブ信号T1及び/又は第2プローブ信号T2によって制御ユニット30で識別可能である。ここで、2つのプローブユニット16、35は、ワークピース20が測定される方向に可能な限り一致する、対応する旋回軸S1、S2を中心とする旋回位置におかれる。例えば、ワークピース20を測定するときにプローブ先端38、39が実質的に垂直方向zに向くのであれば、同じようにプローブ先端38、39をほぼ垂直方向zに、又は垂直方向zに対して小さい鋭角に向けることができる(図3)。逆に、参照面Bの決定(図7)と同様に、その位置が次のワークピース20測定(図8)時にも使用されるのであれば、プローブ先端19、38をほぼ横方向yに向けることも可能である
2つのプローブユニット16、35の少なくとも1つが旋回できること、及び/又は2つの搬送部15、33の少なくとも1つが横方向yに移動できることによって、プローブ素子18、37は探測方向xに互いを越えて移動可能であり、かつ各プローブ内側18i、37iで当接することが可能である(図3及び図7)。この目的のためにプローブヘッド17、36は、各旋回軸S1、S2を中心に旋回可能となるように保持部50によってそれぞれの関連するスライド21、39に結合される。対応するプローブ内側18i、37iを使用して探測操作を遂行可能とするために、関連するプローブ内側18i、37iと、関連するスライド21、39又は搬送部15、33との間にはいずれの場合にも十分大きな距離を取らねばならない。これは本実施例によれば、探測方向xに延伸する部分を有する保持部50によって達成可能である。
本発明は、測定装置10及びその操作方法に関する。測定装置10は、それぞれがプローブユニット16、35を持つ2つの測定ユニット12、13を有する。各プローブユニットはプローブ素子18、37を有する。各プローブ素子18、37は探測方向xに、プローブ外側18a又は37aと、プローブ外側の反対側にプローブ内側18i又は37iを有する。ゼロ位置、又は探測方向xに直角な角度に参照面Bを決定するために、2つのプローブ素子を、各プローブ外側18a、37a又は各プローブ内側18i、37iを介して接触させることができる。2つのプローブユニット16、35の内の1つが、関連するプローブ側面18a、37a又は18i、37iの間の接触を検出するとすぐに、2つのプローブ素子の間の接触点によって、参照面Bが探測方向xのゼロ位置として定義される。ゼロ位置はこうして、較正された基準やブロックゲージなしで、容易かつ正確に決定可能である。
10 測定装置
11 台座
12 第1測定ユニット
13 第2測定ユニット
14 第1位置決め装置
15 第1搬送部
16 第1プローブユニット
17 第1プローブヘッド
18 第1プローブ素子
18a 第1プローブ素子のプローブ外側
18i 第1プローブ素子のプローブ内側
19 第1プローブ先端
20 ワークピース
21 第1スライド
25 干渉計装置
26 レーザ干渉計
27 リフレクタ
28 ホルダ
30 制御ユニット
33 第2搬送部
34 第2位置決め装置
35 第2プローブユニット
36 第2プローブヘッド
37 第2プローブ素子
37a 第2プローブ素子のプローブ外側
37i 第2プローブ素子のプローブ内側
38 第2プローブ先端
39 第2スライド
43 測定フレーム
44 ベースプレート
45 リセス
50 保持部
AS 距離信号
M1 第1中央面
M2 第2中央面
S1 第1旋回軸
S2 第2旋回軸
T1 第1プローブ信号
T2 第2プローブ信号
x 探測方向
y 横方向
z 垂直方向

Claims (16)

  1. 測定装置(10)であって、
    第1搬送部(15)に配置され、かつ探測方向(x)にプローブ内側(18i)を備える第1プローブ素子(18)を有する、第1プローブユニット(16)と、
    第2搬送部(33)に配置され、かつ前記探測方向(x)にプローブ内側(37i)を備える第2プローブ素子(18)を有する、第2プローブユニット(35)と、
    第1搬送部(15)を台座(11)に対して探測方向(x)に位置決めするように設計された、第1位置決め装置(14)、及び/又は第2搬送部(33)を前記台座(11)に対して前記探測方向(x)に位置決めするように設計された、第2位置決め装置(34)であって、前記第1プローブユニット(16)は、前記第1プローブ素子(18)が物体に接触しているかどうかを示す第1プローブ信号(T1)を生成するように設計され、及び/又は前記第2プローブユニット(35)は、前記第2プローブ素子(37)が物体に接触しているかどうかを示す第2プローブ信号(T2)を生成するように設計されている、第1位置決め装置(14)、及び/又は第2位置決め装置(34)と、
    前記第1と第2のプローブ信号(T1、T2)が送信される制御ユニット(30)と、
    を備え、
    前記制御ユニット(30)は、
    前記第1と第2の位置決め装置(14、34)を制御し、かつ前記第1プローブ素子(18)の前記プローブ内側(18i)を前記第2プローブ素子(37)の前記プローブ内側(37i)に接触させるために、前記第1と第2の位置決め装置(14、34)を制御するステップと、
    前記第1プローブ信号(T1)及び/又は前記第2プローブ信号(T2)が前記2つのプローブ素子(18、37)が接触していることを示すときに、前記プローブ素子(18、37)の接触点に、前記探測方向(x)に直交する参照面(B)を決定するステップと、
    を遂行する、測定装置(10)。
  2. 前記第2の搬送部(33)は台座(11)に対して動かないように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記制御ユニット(30)は、前記ワークピース(20)において、相対向する2つのワークピース面の間の内幅を前記探測方向(x)に測定すべきか、又は互いに背反する2つのワークピース面の間の外幅を前記探測方向(x)に測定すべきかをリクエストするように設計されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記制御ユニット(30)は、前記ワークピース(20)において内幅を測定すべき場合に、前記第1プローブ素子(18)の前記プローブ内側(18i)を前記第2プローブ素子(37)の前記プローブ内側(37i)に接触させるために、前記第1位置決めユニット(14)及び/又は前記第2位置決めユニット(34)を制御するように設計されていることを特徴とする、請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記制御ユニット(30)は、前記ワークピース(20)において内幅と外幅のいずれを前記探測方向(x)に測定すべきかについての情報を、測定するために作動された測定プログラムにリクエストすることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の測定装置。
  6. 前記プローブユニット(16、35)の少なくとも1つが、前記探測方向(x)を中心に回転移動可能、及び/又は前記探測方向(x)に対して直角に並進移動可能となるように、前記対応する搬送部(15、33)に一体的に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 前記各プローブ素子(18、37)は、前記対応するプローブユニット(16、35)のプローブ先端(19、38)の自由端に配置されるか、又は前記プローブ先端(19、38)の自由端によって形成されるかであることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 前記プローブ先端(19、38)は、前記プローブ素子(18、37)までピンのように延在し、かつ前記プローブ素子(18、37)の反対の端部で前記プローブユニット(16、35)のプローブヘッド(17、36)に結合されていることを特徴とする、請求項7に記載の測定装置。
  9. 前記プローブヘッド(17、36)は、前記プローブ素子(18、37)に作用する力を測定、及び/又は前記プローブ素子(18、37)の静止位置からの偏向を測定するように設計されていることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載の測定装置。
  10. 各搬送部(15、33)には、前記搬送部(15、33)又は前記台座(11)に配置され、かつ少なくとも1つのレーザ測定ビーム(L1、L2)を前記探索方向(x)の関連するリフレクタ(27)に向けて放射して、前記リフレクタ(27)で反射された前記レーザ測定ビーム(L1、L2)を受光するように設計されたレーザ干渉計(26)を有する、少なくとも1つの干渉計装置(25)が割り当てられ、
    前記レーザ干渉計(26)が前記搬送部(15、33)に配置されている場合には、前記リフレクタ(27)は前記台座(11)に配置され、かつ、
    前記レーザ干渉計(26)が前記台座(11)に配置されている場合には、前記リフレクタ(27)は前記搬送部(15、33)に配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の測定装置。
  11. 前記少なくとも1つのレーザ干渉計(26)は、前記レーザ干渉計(26)の前記少なくとも1つのリフレクタ(27)からの前記探測方向(x)への距離を表す、少なくとも1つの距離信号(AS)を前記制御ユニット(30)へ送信することを特徴とする、請求項10に記載の測定装置。
  12. 前記備えられたリフレクタ(27)は前記台座(11)に配置された測定フレーム(43)に配置されていることを特徴とする、請求項11に記載の測定装置。
  13. 各搬送部(15、33)には2つの干渉計装置(25)が割り当てられ、
    前記2つの干渉計装置(25)の前記レーザ干渉計(26)は、前記探測方向(x)に直角の横方向(y)で、それぞれが前記横方向(y)に直交する中央面(M1、M2)から等距離に配置されていることを特徴とする、請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の測定装置。
  14. 前記ワークピース(20)は対応する前記中央面(M1、M2)にある前記プローブ素子(18、35)によって探測されることを特徴とする、請求項13に記載の測定装置。
  15. 第1搬送部(15)に配置され、かつ探測方向(x)にプローブ内側(18i)を備える第1プローブ素子(18)を有する、第1プローブユニット(16)と、
    第2搬送部(33)に配置され、かつ前記探測方向(x)にプローブ内側(37i)を備える第2プローブ素子(37)を有する、第2プローブユニット(35)と、
    前記第1搬送部(15)を台座(11)に対して前記探測方向(x)に位置決めするための第1位置決め装置(14)、及び/又は前記第2搬送部(33)を前記台座(11)に対して前記探測方向(x)に位置決めするための第2位置決め装置(34)と、
    を備える測定装置(10)を操作する方法であって、
    前記第1プローブ素子(18)の前記プローブ内側(18i)を前記第2プローブ素子(37)の前記プローブ内側(37i)に接触させるために、前記第1位置決め装置(14)及び/又は前記第2位置決め装置(34)を制御するステップと、
    前記プローブ素子(18、37)同士の間の接触が識別されたときに前記プローブ素子(18、37)同士の前記接触点において、前記探測方向(x)に直交する参照面(B)を決定するステップと、
    を含む方法。
  16. 前記参照面(B)が決定されると、長さ測定値が、前記ワークピース(20)において測定されて、前記ワークピース(20)が接触したときの前記参照面(B)からの前記プローブ素子(18、37)の前記距離に基づいて決定されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
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