JP2018114625A - ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する方法及び検査装置 - Google Patents

ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する方法及び検査装置 Download PDF

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【課題】インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影された1つのノズルチェックパターン画像を用いて、ノズル不良を検査できる方法を提供する。【解決手段】検査装置10は、ノズルチェックパターン画像であって、インクジェットプリンタにより印字されたノズルチェックパターンが、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影されたノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する処理部11を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する方法及び検査装置に関する。
従来、インクジェットプリンタが用いられている。
インクジェットプリンタは、ノズルからインク滴を印刷用紙に吐出して、微小なドットを印刷用紙上に印字することにより、文字又は図形等を印刷する。
インク滴を吐出するノズルは、インク滴が正常に吐出されないノズル不良を起こすことがある。ノズル不良が生じると、インクジェットプリンタにより印字された文字又は図形等には、ドットが印字されないドット抜けが発生して、所望の印刷が行えないことになる。
そこで、各ノズルからインク滴を吐出させてノズルチェックパターンを印字して、インクジェットプリンタのノズルの状態を確認することが行われている。
また、印字されたノズルチェックパターンを撮影したノズルチェックパターン画像を用いて、ノズルの状態を検査することが提案されている。ノズルチェックパターン画像は、例えば、パターンマッチング法を用いて、基準となるパターンとノズルチェックパターン画像とが比較されて、ノズルの状態が判断される。
特開2006−305798号公報
ノズルチェックパターン画像は、インクジェットプリンタの印字解像度以上の解像度を有することが、一のノズルの不良により1ドットが印字されないドッド抜けを検出する上で求められる。
例えば、ノズルチェックパターン画像の解像度が、インクジェットプリンタの印字解像度の半分であった場合、ノズルチェックパターン画像の一画素の大きさは、インクジェットプリンタの隣接する2つのノズルにより印字された2つドットに対応する。この場合、インクジェットプリンタの隣接する2つのノズルの内の何れか一方に不良が生じてドット抜けが発生しても、ノズルチェックパターン画像の一画素にドット抜けの影響が十分に反映されない場合には、ノズル不良を検出できないおそれがある。
インクジェットプリンタの印字解像度が向上しているので、インクジェットプリンタの印字解像度以上の解像度を有するカメラを用いるには、高価なカメラを準備するという問題が生じる。
そこで、解像度の高くないカメラを用いて、ノズルチェックパターンの画像を撮影することがある。その場合、カメラとノズルチェックパターンが印字された印刷用紙との距離を近づけることにより、ノズルチェックパターン画像の解像度として、所望の解像度を得ることができるが、カメラにより撮影されるノズルチェックパターンの撮影領域が狭いので、ノズルチェックパターンの全体を一度に撮影するためには、ノズルチェックパターンを複数の領域に分割し、複数のカメラを用いて分割された各領域を撮影することが求められる。この場合には、複数のカメラを準備するという問題が生じる。
本明細書では、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影された1つのノズルチェックパターン画像を用いて、ノズル不良を検査できる方法及び検査装置を提供することを課題とする。
本明細書に開示する方法によれば、ノズルチェックパターン画像であって、インクジェットプリンタにより印字されたノズルチェックパターンが、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影されたノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する。
また、本明細書に開示する検査装置によれば、ノズルチェックパターン画像であって、インクジェットプリンタにより印字されたノズルチェックパターンが、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影されたノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する。
上述した本明細書に開示する方法によれば、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影された1つのノズルチェックパターン画像を用いて、ノズル不良を検査できる。
また、上述した本明細書に開示する検査装置によれば、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影された1つのノズルチェックパターン画像を用いて、ノズル不良を検査できる。
本明細書に開示する検査装置の第1実施形態を示す図である。 本明細書に開示する検査装置の第1実施形態で用いられるノズルチェックパターンを示す図である。 第1実施形態の検査装置の動作を説明するフローチャートである。 ノズルチェックパターン画像を示す図である。 本明細書に開示する検査装置の第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンを示す図である。 第2実施形態の検査装置の動作を説明するフローチャートである。 ノズルチェックパターン画像を示す図である。 ノズルチェックパターン画像のドット抜けの位置とノズルチェックパターン画像の平均印字濃度との関係を示す印字濃度表を示す図である。 ノズルチェックパターン画像のドット抜けの例を示す図(その1)である。 ノズルチェックパターン画像のドット抜けの例を示す図(その2)である。 第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンの変形例1を示す図である。 変形例1のノズルチェックパターン画像のドット抜けの位置とノズルチェックパターン画像の平均印字濃度との関係を示す印字濃度表を示す図である。 第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンの変形例2を示す図である。 第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンの変形例3を示す図である。
以下、本明細書で開示する検査装置の好ましい第1実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示する検査装置の第1実施形態を示す図である。
本実施形態の検査装置10は、インクジェットプリンタにより印刷されたノズルチェックパターンを撮影したノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断して、ノズル不良を検査する。検査装置10は、例えば、インクジェットプリンタを用いた印刷工程において、インラインの検査装置として組み込まれ得る。
検査装置10は、処理部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、出力部15と、画像撮影部16を備える。
処理部11は、一つまたは複数のプロセッサと、周辺回路とを有する。処理部11は、記憶部12に予め記憶されている所定のプログラムに従い、検査装置10の各ハードウェア構成要素の制御及び各種処理を行い、処理中に生じるデータを一時的に保存するために記憶部12を利用する。
記憶部12は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリーメモリ(ROM)等の半導体メモリ又は磁気ディスク又はフラッシュメモリ等を有していても良い。記憶部12は、所定のプログラムを記憶する記憶媒体を読み出し可能なドライブを有していても良い。
表示部13は、処理部11に制御されて、各種の情報を表示可能である。表示部13としては、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作部14は、検査装置10の操作者により操作されて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する処理において、各種情報を入力可能である。操作部14としては、例えば、キーボード、マウス又はタッチパネル等を用いることができる。
出力部15は、ノズルチェックパターンの異常の有無の判断結果等を出力する。出力部15として、例えば、プリンタを用いることができる。
画像撮影部16は、インクジェットプリンタにより印字されたノズルチェックパターンを撮影する。画像撮影部16により撮影されるノズルチェックパターン画像の解像度は、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い。画像撮影部16により撮影されたノズルチェックパターン画像は、記憶部12に記憶される。
なお、検査装置10は、画像撮影部16を用いてノズルチェックパターンを撮影するのではなく、ノズルチェックパターンを撮影した画像を入力して、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断してもよい。この場合、検査装置10は、画像撮影部16を備えていなくてもよい。
検査装置10として、例えば、コンピュータ又はステートマシン等を用いることができる。
図2は、本明細書に開示する検査装置の第1実施形態で用いられるノズルチェックパターンを示す図である。
インクジェットプリンタ(図示せず)は、一列に並んで配置されたノズルN1〜N12を有する。各ノズルN1〜N12は、黒色のインク滴を印刷媒体上に吐出して印字する。なお、検査装置10により検査されるインクジェットプリンタのノズルの配置及び印字されるインクの色は、特に制限されるものではない。
一つのノズルチェックパターンは、正常に印字された場合、4つのパターンP1〜P4を有する。4つのパターンP1〜P4は、印刷媒体である印刷用紙の送り方向に延びるように並んで印字される。パターンP1は、ノズルN1からのインク滴の吐出により印字される。同様に、パターンP2は、ノズルN4からのインク滴の吐出により印字され、パターンP3は、ノズルN7からのインク滴の吐出により印字され、パターンP4は、ノズルN10からのインク滴の吐出により印字される。
各パターンを印字するノズルとして隣接するノズルを用いないようにすることが、印字された隣接するパターン同士が、印字のにじみにより接続しないようにする観点から好ましい。図2に示す例では、各パターンを印字するノズルは、間に2つの印字しないノズルを挟んで選択されている。
また、図2に示す例では、各パターンP1〜P4には、印刷用紙の送り方向において、インク滴の吐出により印字されたドットとドットとの間に間隔が示されているが、この間隔は、ドットを分かり易く示したものであり、実際には、ドットとドットとの間に間隔があるとは限らない。
1番目のノズルチェックパターンは、ノズルN1、N4、N7、N10により印字された4つのパターンP1〜P4を有する。2番目のノズルチェックパターンは、ノズルN2、N5、N8、N11により印字された4つのパターンP5〜P8を有する。ここで、2番目のノズルチェックパターンでは、ノズルN5は、ノズル不良のために、ノズルN5によるパターンは印字されていない。3番目のノズルチェックパターンは、ノズルN3、N6、N9、N12により印字された4つのパターンP9〜P12を有する。
図2に示す例では、3つのノズルチェックパターンを印刷することにより、各ノズルN1〜N12の状態をチェックすることができる。
以下、検査装置10の動作を、図3に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS301において、処理部11は、画像撮影部16を用いて、4つのパターンP1〜P4を含む撮影領域R1(図2参照)を撮影して、図4(A)に示すように、ノズルチェックパターン画像H1を得る。同様に、処理部11は、画像撮影部16を用いて、4つのパターンP6、P7、P8を含む撮影領域R2(図2参照)を撮影して、図4(B)に示すように、ノズルチェックパターン画像H2を得る。また、処理部11は、画像撮影部16を用いて、4つのパターンP9〜P12を含む撮影領域R3(図2参照)を撮影して、ノズルチェックパターン画像を得る。各撮影領域R1〜R3は、同じ形状及び同じ大きさを有する。
次に、ステップS303において、処理部11は、ノズルチェックパターン画像を分割して、各分割領域の平均印字濃度を求める。
具体的には、図4(A)に示すように、処理部11は、ノズルチェックパターン画像H1を、4つの分割領域D1〜D4に等分割する。4つの領域D1〜D4は、同じ数のパターンが含まれるように分割されることが好ましい。図4(A)に示す例では、各分割領域D1〜D4は、1つのパターンを有するように分割される。
分割領域D1は、パターンP1を形成する4つのドットが印字された印字領域と、8つのドットに相当する非印字領域を有する。印字領域の面積は、分割領域D1の1/3であり、非印字領域の面積は、分割領域D1の2/3である。分割領域D2〜D3も同様の印字領域及び非印字領域を有する。
本実施形態の検査装置10では、各分割領域は、正常なノズルによりノズルチェックパターンが印字されている場合には、印字領域は、分割領域の面積の1/3となるように決定されている。
同様に、図4(B)に示すように、処理部11は、撮影したノズルチェックパターン画像H2を、4つの分割領域D5〜D8に等分割する。各分割領域D5〜D8も、1つのパターンを有するように分割される。分割領域D5、D7、D8は、1つのパターンを含んでいるが、分割領域D6は、ノズル不良によりパターンが印字されていないので、パターンを含まない。
分割領域D5、D7、D8は、分割領域D1と同様に、印字領域及び非印字領域を有する。分割領域D6は、ノズル不良によりパターンが印字されていないので、全体が非印字領域となっている。なお、撮影領域R3についても、同様に、ノズルチェックパターン画像を分割して、各分割領域の平均印字濃度を求めるが、これ以降は説明を省略する。
そして、処理部11は、各分割領域内の画素の平均輝度を求める。例えば、ノズルチェックパターン画像が、256階調のグレースケールで撮影されている場合には、階調0が最低輝度の黒い画素を意味し、階調255は、最大輝度の白い画素を意味する。処理部11は、各分割領域内の画素の平均階調を平均輝度として求めた後、(255−平均輝度)/255)×100の計算により平均印字濃度を求める。ノズルチェックパターン画像が、RGB画像である場合には、RGB画像をグレースケール画像に変換した後、同様の計算により平均印字濃度を求めることができる。
分割領域D1の平均印字濃度は、パターンP1が印字されたドットの輝度が階調0であるとした場合、理論的には33.3%となる。他の分割領域D2〜D4、D5、D7、D8の平均印字濃度も、同様に、理論的には33.3%となる。
各分割領域は、正常なノズルによりノズルチェックパターンが印字されている場合には、分割領域の面積の1/3が印字領域となるので、平均印字濃度が33.3%であることは、ノズルチェックパターンが正常であり、ノズルに不良がない状態を意味する。
一方、分割領域D6にはパターンが印字されていないので、非印字領域の輝度が階調255であるとした場合、分割領域D6の平均印字濃度は、理論的には100%となる。
次に、ステップS305〜ステップS313において、処理部11は、各分割領域のノズルチェックパターンの異常の有無を判断する処理を繰り返す。
ステップS307において、処理部11は、各分割領域の平均印字濃度と基準印字濃度との差の絶対値が、許容値以下であるか否かを判断する。平均印字濃度は、上述したステップS303において、ノズルチェックパターン画像の各分割領域に対して求めた値である。基準印字濃度は、正常なノズルによりノズルチェックパターンが印字されている場合に理論的に求められる平均印字濃度である。本実施形態の検査装置10では、各分割領域の基準印字濃度は、33.3%である。許容値は、印字のにじみ、かすれ又は印字の位置ずれ等のインクジェットプリンタの印刷誤差、及びノズルチェックパターン画像の撮影に伴う輝度変化等に基づいて決定され得る。許容値は、正常なノズルを用いて印刷されたノズルチェックパターンを撮影したノズルチェックパターン画像を用いて、事前に決定される。
平均印字濃度と基準印字濃度との差の絶対値が、許容値以下である場合(ステップS307−Yes)には、処理部11は、この分割領域のノズルチェックパターンは異常を有さない(即ち、正常である)と判断する(ステップS309)。処理部11は、分割領域と判断結果とを関連づけて、記憶部12に記憶する。
例えば、正常にパターンが印字されている分割領域D1〜D4、D5、D7、D8の平均印字濃度と基準印字濃度との差の絶対値が、許容値以下であれば、分割領域D1〜D4、D5、D7、D8のノズルチェックパターンは正常であると判断される。
一方、平均印字濃度と基準印字濃度との差の絶対値が、許容値より大きい場合(ステップS307−No)には、処理部11は、この分割領域のノズルチェックパターンは異常を有する(即ち、正常ではない)と判断する(ステップS311)。処理部11は、分割領域と判断結果とを関連づけて、記憶部12に記憶する。
例えば、ノズル不良によりパターンが印字されていない分割領域D6の平均印字濃度と基準印字濃度との差の絶対値が、許容値より大きければ、分割領域D6のノズルチェックパターンは異常を有すると判断される。
処理部11は、各分割領域に対して、上述した処理を繰り返して行う。
次に、ステップS315において、処理部11は、出力部15を用いて、各分割領域に対して判断されたノズルチェックパターンの異常の有無の結果を出力する。ノズルチェックパターンが異常を有する分割領域のパターンに対応するインクジェットプリンタのノズルは、ノズル不良が生じている可能性がある。検査装置の操作者は、検査装置の判断結果に基づいて、インクジェットプリンタのノズルの点検を行うことができる。なお、検査装置10は、出力部15を用いる代わりに、図示しなし通信部を用いて、判断結果を送信してもよい。
上述した本実施形態の検査装置10によれば、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影された1つのノズルチェックパターン画像を用いて、ノズル不良を検査できる。従って、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度を有する一台の画像撮影部を用いて、インクジェットプリンタのノズルの検査を行うことができる。
また、検査装置10を、インクジェットプリンタを用いた印刷工程において、インラインの検査装置として組み込むことにより、インクジェットプリンタのノズルの状態を、ノズルチェックパターンを印刷することにより検査することが可能となる。ノズルチェックパターンは、例えば、印刷物の非印刷領域に印刷してもよい。
次に、上述した検査装置の第2実施形態を、図5〜図10を参照しながら以下に説明する。第2実施形態について特に説明しない点については、上述の第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、同一の構成要素には同一の符号を付してある。
図5は、本明細書に開示する検査装置の第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンを示す図である。
本実施形態の検査装置10では、図5に示すようなノズルチェックパターンを用いることにより、ノズルチェックパターン画像の平均印字濃度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断すると共に、不良のあるノズルの位置を決定可能になされている。
まず、図5に示すノズルチェックパターンについて、以下に説明する。
インクジェットプリンタ(図示せず)は、一列に並んで配置されたノズルN1〜N12を有する。各ノズルN1〜N12は、黒色のインク滴を印刷用紙上に吐出して印字する。
まず、ノズルN1からインク滴を吐出させて、第1の長さL1を有し、印刷用紙の送り方向に延びるように印字されたパターンQ1が印刷される。
次に、ノズルN1と隣接するノズルN2からインク滴を吐出させて、第1の長さとは異なる第2の長さL2を有し、印刷用紙の送り方向に延びるように印字されたパターンQ2が印刷される。
次に、ノズルN2と隣接するノズルN3からインク滴を吐出させて、第1の長さ及び第2の長さとは異なる第3の長さL3を有し、印刷用紙の送り方向に延びるように印字されたパターンQ3が印刷される。
ノズルN1〜N3を用いて、パターンQ1〜Q3を印字するのと同時に、ノズルN4〜N6、ノズルN7〜9及びノズルN10〜N12を用いて、パターンQ1〜Q3が印字されて、図5に示すノズルチェックパターンが得られる。パターンQ1同士の間には、2つのノズル分の間隔が配置され、パターンQ2同士の間には、2つのノズル分の間隔が配置され、パターンQ3同士の間には、2つのノズル分の間隔が配置される。
また、図5に示す例では、各パターンQ1〜Q3には、印刷用紙の送り方向において、インク滴の吐出により印字されたドットとドットとの間に間隔があるが、これは、ドットを分かり易く示したものであり、実際には、ドットとドットとの間に間隔があるとは限らない。
ここで、第1の長さL1、第2の長さL2及び第3の長さL3は、Ln=L0×2^(n−1)(nは、1〜3の正の整数、L0は定数)として決定される。なお、第1の長さL1、第2の長さL2及び第3の長さL3は、図5に示すように、1つの直線ではなく、複数の直線に分割されていてもよい。この場合、複数の直線の長さを合計した長さは、第1の長さL1、第2の長さL2又は第3の長さL3となるようにする。具体例を、後述する図13に示す。
各パターンの長さの関係は、第1の長さL1と第2の長さL2との和が、第3の長さL3と等しくならければ、他の長さの関係を用いてもよい。
また、連続して隣接するM個(Mは、正の整数)のノズルを用いて、第1の長さL1〜第Mの長さLMのパターンが、Ln=L0×2^(n−1)(nは、正の1〜Mの整数、L0は定数)の長さの関係を有するようにノズルチェックパターンを形成してもよい。
図5に示す例では、4つの組のパターンQ1〜Q3を印刷することにより、各ノズルN1〜N12の状態をチェックすることができる。
以下、本実施形態の検査装置10の動作を、図6に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS601において、処理部11は、画像撮影部16を用いて、3つのパターンQ1〜Q3を含む撮影領域R(図5参照)を撮影して、図7に示すように、ノズルチェックパターン画像Hを得る。
次に、ステップS603において、図7に示すように、処理部11は、ノズルチェックパターン画像Hを分割して、各分割領域の平均印字濃度を求める。
具体的には、図7に示すように、処理部11は、ノズルチェックパターン画像Hを、4つの分割領域D1〜D4に等分割する。4つの領域D1〜D4それぞれは、1つのパターンQ1と、このパターンQ1と隣接するパターンQ2と、このパターンQ2と隣接するパターンQ3を含む。
各分割領域D1〜D4の長さは、パターンQ1の長さと、パターンQ2の長さと、パターンQ3の長さと合わせた長さと一致する。ここで、分割領域の長さは、印刷媒体の送り方向における分割領域の長さである。
また、各分割領域D1〜D4の幅は、パターンQ1の幅と、パターンQ2の幅と、パターンQ3の幅と合わせた幅と一致する。ここで、分割領域の幅は、印刷媒体の送り方向と直交する方向における分割領域の長さである。
そして、処理部11は、各分割領域内の画素の平均輝度を求める。例えば、ノズルチェックパターン画像が、256階調のグレースケールで撮影されている場合には、階調0が最低輝度の黒い画素を意味し、階調255は、最大輝度の白い画素を意味する。処理部11は、各分割領域内の画素の平均階調を平均輝度として求めた後、(255−平均輝度)/255×100の計算により平均印字濃度を求める。
次に、ステップS605〜ステップS609において、処理部11は、各分割領域のノズルチェックパターンの異常の有無を判断する処理を繰り返す。
ステップS607において、処理部11は、各分割領域の平均印字濃度に基づいて、図8に示す印字濃度表を参照して、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断し、パターンに異常が有る場合には、不良のノズルの位置を決定する。
図8は、ノズルチェックパターン画像のドット抜けの位置とノズルチェックパターン画像の平均印字濃度との関係を示す印字濃度表を示す図である。
印字濃度表800は、ドット抜けの位置を示す欄801と、印字濃度を示す欄802を有する。
次に、図9及び図10に示すノズルチェックパターン画像のドット抜けの例を参照しながら、印字濃度表800について、以下に説明する。
図9(A)は、分割領域に含まれるパターンQ1〜Q3がドット抜けを含まずに、正常に印字されている場合のノズルチェックパターン画像を示す。
図9(A)では、パターンQ1〜Q3を形成する印字領域の面積は、分割領域の1/3であり、ドットが印字されない非印字領域の面積は、分割領域の2/3であるので、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、理論的には33.3%となる。この場合、不良のノズルはない。
図9(B)は、ノズル不良によりパターンQ1が印字されていない場合のノズルチェックパターン画像を示す。例えば、ノズルN1が、ノズル不良を有していることになる。
図9(B)では、パターンQ1が印字されていない分だけ正常な場合よりも非印字領域の面積が増加しており、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、左端のドッド抜けによるノズル不良であり、理論的には28.6%となる。
図9(C)は、ノズル不良によりパターンQ2が印字されていない場合のノズルチェックパターン画像を示す。例えば、ノズルN2が、ノズル不良を有していることになる。
図9(C)では、パターンQ2が印字されていない分だけ正常な場合よりも非印字領域の面積が増加しており、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、中央のドッド抜けによるノズル不良であり、理論的には23.8%となる。
図9(D)は、ノズル不良によりパターンQ23が印字されていない場合のノズルチェックパターン画像を示す。例えば、ノズルN3が、ノズル不良を有していることになる。
図9(D)では、パターンQ3が印字されていない分だけ正常な場合よりも非印字領域の面積が増加しており、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、右端のドッド抜けによるノズル不良であり、理論的には14.3%となる。
図10(E)は、ノズル不良によりパターンQ1及びパターンQ2が印字されていない場合のノズルチェックパターン画像を示す。例えば、ノズルN1及びノズルN2が、ノズル不良を有していることになる。
図10(E)では、パターンQ1及びパターンQ2が印字されていない分だけ正常な場合よりも非印字領域の面積が増加しており、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、左端及び中央のドッド抜けによるノズル不良であり、理論的には19.0%となる。
図10(F)は、ノズル不良によりパターンQ2及びパターンQ3が印字されていない場合のノズルチェックパターン画像を示す。例えば、ノズルN2及びノズルN3が、ノズル不良を有していることになる。
図10(F)は、では、パターンQ2及びパターンQ3が印字されていない分だけ正常な場合よりも非印字領域の面積が増加しており、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、中央及び右端のドッド抜けによるノズル不良であり、理論的には4.8%となる。
図10(G)は、ノズル不良によりパターンQ1及びパターンQ3が印字されていない場合のノズルチェックパターン画像を示す。例えば、ノズルN1及びノズルN3が、ノズル不良を有していることになる。
図10(G)は、では、パターンQ1及びパターンQ3が印字されていない分だけ正常な場合よりも非印字領域の面積が増加しており、分割領域の平均印字濃度は、図8に示すように、左端及び右端のドッド抜けによるノズル不良であり、理論的には9.5%となる。
処理部11は、各分割領域の平均印字濃度に基づいて、図8に示す印字濃度表800を参照して、数値が一致する印字濃度を調べる。ここで、分割領域の平均印字濃度と、印字濃度表800の印字濃度との一致度には、所定の誤差が許容される。この所定の誤差は、例えば、上述した第1実施形態の許容値と同様の考えに基づいて決定される。
なお、ノズル不良の状態によっては、一のパターンが部分的に印字されている場合もある。このようなパターンを含む分割領域の平均印字濃度に対して、図8に示す印字濃度表800を用いると、一致する印字濃度を決定できないおそれがある。このようなノズル不良に対応するには、各ドット抜けの位置欄801に対応して、印字濃度欄802が所定の範囲の印字濃度を有するようにして、各印字濃度の範囲が連続するように印字濃度表800を作成すればよい。このようにすれば、分割領域の平均印字濃度は、何れかの印字濃度に区分されて、ドット抜けの位置を決定することができる。
そして、処理部11は、分割領域の平均印字濃度と一致した印字濃度のドット抜けの位置を参照して、ドット抜けの位置を決定する。処理部11は、ドッド抜けの位置が無しの場合には、ノズルチェックパターンは異常を有さない(即ち、正常である)と判断する。
一方、そうでない場合には、処理部11は、ノズルチェックパターンは異常を有する(即ち、正常ではない)と判断する。処理部11は、ノズルチェックパターンは異常を有すると判断した場合には、分割領域とドット抜けの位置とを関連付けて、記憶部12に記憶する。
処理部11は、各分割領域に対して、上述した処理を繰り返して行う。
次に、ステップS611において、処理部11は、各分割領域について判断されたノズルチェックパターンの異常の有無の結果を出力する。処理部11は、ノズルチェックパターンが異常を有する分割領域に対しては、ドット抜けの位置を、不良を有するノズルの位置として出力する。検査装置の操作者は、検査装置の判断結果に基づいて、インクジェットプリンタのノズルの点検を行うことができる。
上述した本実施形態の検査装置によれば、上述した第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、ノズルチェックパターンが異常を有する分割領域に対しては、具体的なドット抜けの位置を決定することができる。
次に、上述した第2実施形態のノズルチェックパターンの変形例1〜3を、図11〜図14を参照しながら、以下に説明する。
図11は、第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンの変形例1を示す図である。
本変型例では、パターンQ1とパターンQ3とは、同時に印字されているので、ノズルチェックパターンの印刷用紙の送り方向の長さを短くできる。図5に示すノズルチェックパターンの印刷用紙の送り方向の長さは21ドットであったが、図11に示すノズルチェックパターンの長さは18ドットである。
また、本変型例では、ノズルN1を用いて印字されるパターンQ1と、ノズルN4を用いて印字されるパターンQ1とは、印字される印刷用紙の送り方向の位置を異ならせており、ノズルN2を用いて印字されるパターンQ2と、ノズルN5を用いて印字されるパターンQ2とは、印字される印刷用紙の送り方向の位置を異ならせており、ノズルN3を用いて印字されるパターンQ3と、ノズルN6を用いて印字されるパターンQ3とは、印字される印刷用紙の送り方向の位置を異ならせており、パターン同士が隣接しないようになされている。
図12は、変形例1のノズルチェックパターン画像のドット抜けの位置とノズルチェックパターン画像の平均印字濃度との関係を示す印字濃度表を示す図である。
変形例1のノズルチェックパターンを用いる場合には、図12に示す印字濃度表1200を用いる。
図13は、第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンの変形例2を示す図である。
本変型例では、ノズルN6を用いて印字されるパターンQ3は、2つの直線に分割されて印字されている。ノズルN5を用いて印字されるパターンQ2は、ノズルN2を用いて印字されるパターンQ2とは、印字される印刷用紙の送り方向の位置を異ならせて、パターン同士が隣接しないようになされている。各パターンは、1つの直線ではなく、複数の直線に分割されていても、分割領域内の画素の平均輝度への影響が許容範囲内であれば、複数の直線に分割されたパターンを用いてもよい。
図14は、第2実施形態で用いられるノズルチェックパターンの変形例3を示す図である。
本変型例では、パターンQ1〜Q3は、同時に印字されているので、ノズルチェックパターンの印刷用紙の送り方向の長さを更に短くできる。
また、各パターンを印字するノズルとして隣接するノズルを用いないようにすることが、印字された隣接するパターン同士が、印字のにじみにより接続しないようにする観点から好ましいが、図14に示す例のように、印刷用紙とインクとの組み合わせによっては、隣接するドットとドットとの間に隙間が生じる場合がある。このような場合には、各パターンを印字するノズルとして隣接するノズルを用いてもよい。
本発明では、上述した実施形態の方法及び検査装置は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。また、一の実施形態が有する構成要件は、他の実施形態にも適宜適用することができる。
例えば、上述した実施形態では、1つのノズルチェックパターン画像が分割された分割領域ごとにノズルチェックパターンの異常の有無を判断していたが、ノズルに異常が無い場合の理論的な平均印字濃度を求めることができれば、ノズルチェックパターン画像を分割せずに、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断してもよい。
10 検査装置
11 処理部
12 記憶部
13 表示部
14 操作部
15 出力部
16 画像撮影部
800 印字濃度表
801 ドット抜けの位置欄
802 印字濃度欄
N1〜N12 ノズル
R 撮影領域
H ノズルチェックパターン画像
D1〜D4 分割領域
P1〜P4 パターン
Q1〜Q3 パターン
800 印字濃度表
1200 印字濃度表

Claims (6)

  1. ノズルチェックパターン画像であって、インクジェットプリンタにより印字されたノズルチェックパターンが、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影されたノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する方法。
  2. ノズルチェックパターン画像の平均輝度と、所定の基準値とを比較して、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する請求項1に記載の方法。
  3. インクジェットプリンタが有する一列に並んだ複数のノズルからインク滴を吐出させて、印刷媒体の送り方向に延びるように並んで印字された複数のノズルチェックパターンを撮影したノズルチェックパターン画像を複数の領域に分割し、
    各領域の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する請求項1又は2に記載の方法。
  4. インクジェットプリンタが有する第1のノズルからインク滴を吐出させて、第1の長さを有し、印刷媒体の送り方向に延びるように印字された第1パターンと、インクジェットプリンタが有する第2のノズルからインク滴を吐出させて、前記第1の長さとは異なる第2の長さを有し、印刷媒体の送り方向に延びるように印字された第2パターンと、を有するノズルチェックパターンを撮影したノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、前記第1パターン又は前記第2パターンの異常の有無を判断する請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記第1の長さ及び第2の長さLnは、Ln=L0×2^(n−1)(nは、1又は2の正の整数、L0は定数)として決定される請求項4に記載の方法。
  6. ノズルチェックパターン画像であって、インクジェットプリンタにより印字されたノズルチェックパターンが、インクジェットプリンタの印字解像度よりも低い解像度で撮影されたノズルチェックパターン画像の平均輝度に基づいて、ノズルチェックパターンの異常の有無を判断する検査装置。
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