JP2018111126A - レーザー加工装置の加工方法 - Google Patents

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涼 中原
省三 柴戸
Shozo Shibato
省三 柴戸
弘典 楠木
Hironori Kusuki
弘典 楠木
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Abstract

【課題】レーザー加工装置において、加工パターンに急曲線部が含まれる場合でも、対象物に対して高速で精度よく一定の深さの加工を施すことができる加工方法を提案する。
【解決手段】本発明のレーザー加工装置の加工方法は、加工パターンの直線部L1或いは緩曲線部では、光学ユニット駆動部21によって光学ユニット2を等速で移動させ、次いで、直線部L1或いは緩曲線部から急曲線部L3につながる第一連結部L2では、光学ユニット駆動部21によって光学ユニット2を所定の加速度で減速させるとともに、レンズ駆動部6によって対物レンズ5を光学ユニット2の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、しかる後、急曲線部L3では、レンズ駆動部6によって対物レンズ5を等速で移動させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、レーザー光によって対象物の表面に加工を施すレーザー加工装置における加工方法に関するものである。
昨今、各種の対象物を切断したり、対象物の表面に溝を形成したりする加工装置の一つとして、レーザー光を対象物に照射して所定の加工を施すレーザー加工装置が使用されている。このようなレーザー加工装置として特許文献1には、個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面に装着された接着フィルムに対して、分割されたウエーハ間の隙間を通してレーザー光を照射して接着フィルムに加工溝を形成するものが示されている。ここで特許文献1のレーザー加工装置では、レーザー光の出射源としてYAGレーザー発振器を使用し、またレーザー光をX軸方向及びY軸方向に走査するためにガルバノミラーを使用している。
特開2008−264805号公報
ところで、例えば電子基板の表面に深さの浅い溝を形成したり、電子基板の表面に貼り付けたマスキングテープのみを所定の形状に切断したりする場合、YAGレーザーは比較的高出力であるため、特許文献1のレーザー加工装置では電子基板にダメージを与えるおそれがある。また、ガルバノミラーを使用しているために装置の構造が複雑になるという問題もある。
このようなレーザー加工装置に対して、出力が比較的小さくなる半導体レーザーを使用し、また半導体レーザーを備える光学ユニットをXY駆動部によって対象物の表面に対して平行に移動させるように構成することが考えられる。このようなレーザー加工装置によれば、半導体レーザーを一定状態で照射させたままXY駆動部で光学ユニットを等速で移動させることによって、対象物の表面に深さの浅い溝を任意のパターンで形成することができる。また、ガルバノミラーの代わりにXY駆動部を使用しているため、装置の構成が簡素化されるという利点もある。
一方、光学ユニットを高速で移動させる場合、加工パターンが直線や緩やかな曲線であればこのような装置でも問題なく追従させることができるものの、光学ユニットは比較的重量が嵩むため、例えば半径が小さい曲線では十分に追従させることができないおそれがある。このため、加工パターンに半径が小さい曲線のような急曲線部を含む場合は、この部分で加工パターンの精度が悪化したり、光学ユニットの移動速度が変動して溝の深さが変わったりする懸念がある。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、半導体レーザーを備える光学ユニットを対象物の表面と平行な平面内で移動させるように構成したレーザー加工装置において、加工パターンに急曲線部が含まれる場合であっても、対象物に対して高速で精度よく一定の深さの加工を施すことができる加工方法を提案するものである。
本発明は、半導体レーザーと、該半導体レーザーのレーザー光を対象物の表面で集光させる対物レンズと、該対象物の表面と平行な平面内で該対物レンズを該半導体レーザーに対して相対的に移動させるレンズ駆動部と、を含む光学ユニットと、
前記対象物の表面と平行な平面内で前記光学ユニットを該対象物に対して相対的に移動させる光学ユニット駆動部と、を備え、前記半導体レーザーのレーザー光によって前記対象物に所定の加工パターンで加工を施すレーザー加工装置の加工方法であって、
前記加工パターンは、曲率が所定の大きさ未満の直線部或いは緩曲線部と、曲率が所定の大きさ以上の急曲線部とを含むものであり、
前記半導体レーザーからのレーザー光が、加工中において前記対象物の表面に対して一定に照射されるようにしたうえで、
前記直線部或いは前記緩曲線部では、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを等速で移動させ、
次いで、前記直線部或いは前記緩曲線部から前記急曲線部につながる第一連結部では、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを所定の加速度で減速させるとともに、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを該光学ユニットの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、
しかる後、前記急曲線部では、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを等速で移動させる、レーザー加工装置の加工方法である。
このような加工方法にあっては、前記急曲線部から他の前記直線部或いは前記緩曲線部につながる第二連結部では、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを所定の加速度で減速させるとともに、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを該対物レンズの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、
次いで、他の前記直線部或いは前記緩曲線部では、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを等速で移動させることが好ましい。
そして、他の前記直線部或いは前記緩曲線部では、更に前記レンズ駆動部によって前記第一連結部、前記急曲線部、及び前記第二連結部で移動した前記対物レンズを元の位置に戻す復帰動作が行われるとともに、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを該復帰動作が打ち消されるように移動させる打ち消し動作が行われることが好ましい。
また本発明は、半導体レーザーと、該半導体レーザーのレーザー光を対象物の表面で集光させる対物レンズと、該対象物の表面と平行な平面内で該対物レンズを該半導体レーザーに対して相対的に移動させるレンズ駆動部と、を含む光学ユニットと、
前記対象物の表面と平行な平面内で該対象物を前記光学ユニットに対して相対的に移動させる対象物駆動部と、を備え、前記半導体レーザーのレーザー光によって前記対象物に所定の加工パターンで加工を施すレーザー加工装置の加工方法であって、
前記加工パターンは、曲率が所定の大きさ未満の直線部或いは緩曲線部と、曲率が所定の大きさ以上の急曲線部とを含むものであり、
前記半導体レーザーからのレーザー光が、加工中において前記対象物の表面に対して一定に照射されるようにしたうえで、
前記直線部或いは前記緩曲線部では、前記対象物駆動部によって前記対象物を等速で移動させ、
次いで、前記直線部或いは前記緩曲線部から前記急曲線部につながる第一連結部では、前記対象物駆動部によって前記対象物を所定の加速度で減速させるとともに、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを該対象物の加速度に対して大きさが同一且つ向きが同一の加速度で加速させ、
しかる後、前記急曲線部では、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを等速で移動させる、レーザー加工装置の加工方法でもある。
本発明の加工方法においては、半導体レーザーと、半導体レーザーのレーザー光を対象物の表面で集光させる対物レンズと、対象物の表面と平行な平面内で対物レンズを半導体レーザーに対して相対的に移動させるレンズ駆動部と、を含む光学ユニットを、光学ユニット駆動部によって、対象物の表面と平行な平面内で対象物に対して相対的に移動させるように構成したレーザー加工装置を使用する。そして、半導体レーザーからのレーザー光が、加工中において対象物の表面に対して一定に照射されるようにしたうえで、加工パターンの直線部或いは緩曲線部では、光学ユニット駆動部によって光学ユニットを等速で移動させ、次いで直線部或いは緩曲線部から急曲線部につながる第一連結部では、光学ユニット駆動部によって光学ユニットを所定の加速度で減速させるとともに、レンズ駆動部によって対物レンズを光学ユニットの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、更に急曲線部では、レンズ駆動部によって対物レンズを等速で移動させる方法で加工を行う。すなわち、直線部或いは緩曲線部では、比較的重量が嵩む光学ユニットであっても高速で追従性よく等速で移動させることが可能であり、また、例えば半径が小さい急曲線部では、重量の軽い対物レンズを動かすことによってこれを高速で追従性よく等速で移動させることができるため、これら何れでもレーザー光を意図した通りのパターンで且つ等速で走査することができる。また、直線部或いは緩曲線部から急曲線部につながる第一連結部では、光学ユニットを減速させる一方、対物レンズを光学ユニットの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させることによって、この部分でもレーザー光を意図した通りのパターンで且つ等速で走査することができる。従って、直線部或いは緩曲線部から第一連結部を経て急曲線部までの全域において、意図した通りのパターンで且つ一定の深さで対象物に加工を施すことができる。
また、急曲線部から他の直線部或いは緩曲線部につながる第二連結部では、レンズ駆動部によって対物レンズを所定の加速度で減速させるとともに、光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを対物レンズの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、次いで、他の直線部或いは緩曲線部では、光学ユニット駆動部によって光学ユニットを等速で移動させることによって、直線部或いは緩曲線部から第一連結部、急曲線部、及び第二連結部を経て他の直線部或いは緩曲線部までの全域において、レーザー光を意図した通りのパターンで且つ等速で走査することができる。このように本発明の加工方法にあっては、加工パターンが直線部或いは緩曲線部のみで構成される場合や急曲線部のみで構成される場合は勿論のこと、直線部或いは緩曲線部と急曲線部とが組み合わされた加工パターンであっても、対象物に意図した通りのパターンで且つ一定の深さで加工を施すことができる。
ところで、対物レンズを移動させることによってレーザー光の集光点を移動させることが可能であるが、その有効範囲は対物レンズの有効径内にレーザー光のビーム径が収まる領域に限られるものである。このため、急曲線部に対応させて移動した対物レンズをそのままの位置に止めておくと、次の急曲線部では有効範囲から外れてしまうおそれがある。このため、他の直線部或いは緩曲線部では、更にレンズ駆動部によって第一連結部、急曲線部、及び第二連結部で移動した対物レンズを元の位置に戻す復帰動作が行われるようにしておけば、次の急曲線部でも有効範囲に収めることができる。また復帰動作が行われる際には、光学ユニット駆動部によって光学ユニットを復帰動作が打ち消されるように移動させる打ち消し動作が行われるようにすれば、レーザー光の走査を等速のまま維持することができるため、加工精度に影響を与えることがない。
なお、これまではレンズ駆動部と光学ユニット駆動部を備えるレーザー加工装置を用いた加工方法について説明したが、光学ユニット駆動部に換えて(或いは併用して)、対象物を光学ユニットに対して相対的に移動させる対象物駆動部を用いても本発明の目的を達成することができる。なおこの場合は、直線部或いは緩曲線部では、対象物駆動部によって対象物を等速で移動させ、次いで、直線部或いは緩曲線部から急曲線部につながる第一連結部では、対象物駆動部によって対象物を所定の加速度で減速させるとともに、レンズ駆動部によって対物レンズを対象物の加速度に対して大きさが同一且つ向きが同一の加速度で加速させ、更に急曲線部では、レンズ駆動部によって対物レンズを等速で移動させる方法で加工を行えばよい。
本発明に従うレーザー加工装置の一実施形態につき、光学ユニットの構造を説明する図である。 対物レンズの移動に応じてレーザー光の集光点が変位することを説明する図である。 図1に示す光学ユニットにつき、他の実施形態の構造を説明する図である。 本発明に従うレーザー加工装置の一実施形態を説明する概略図である。 加工パターンの一例を示す図である。 図5に示す加工パターンに従って光学ユニットと対物レンズを移動させる際のX、Y方向速度と時間との関係を示す図である。 他の加工パターンの一例を示す図である。 図6の変形例を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。まず、図1を参照しつつ、本発明に従うレーザー加工装置における、レーザー光の照射に関わる部位について説明する。
図1において、符号1は、後述する光学ユニットに取り付けられる半導体レーザーを示す。半導体レーザー1は、波長が405nmの青紫色レーザー光を連続波発振によって出射することが可能である。
符号2は、光学ユニットを示す。光学ユニット2は、半導体レーザー1からのレーザー光を対象物Wの表面で集光させて加工を施すものである。本実施形態では、半導体レーザー1から対象物Wに至る経路に、コリメートレンズ3、ビームサンプラー4、及び対物レンズ5を設けている。
半導体レーザー1から出射されるレーザー光は、まず、コリメートレンズ3を通る。半導体レーザー1から出射された直後のレーザー光は拡散光であるが、コリメートレンズ3を通すことによって平行光に変換することができる。コリメートレンズ3を光学ユニット2に取り付けるに当たっては、コリメートレンズ3を通したレーザー光の波面収差を計測し、コリメートレンズ3のZ軸での位置調整(焦点位置の調整)によってデフォーカス収差を調整し、コリメートレンズ3を傾けることで非点収差を調整し、XY面内でのコリメートレンズ3の位置調整によってチルト収差の調整を行っている。なお、各収差はλ/4以下に調整することが好ましい。
ビームサンプラー4は、コリメートレンズ3を通ったレーザー光を対物レンズ5に向けて透過させる一方、対象物Wで反射したレーザー光を、後述する撮像部に向けて反射させるものである。なお、対象物Wでのレーザー光の状態を観察する必要がない場合は、ビームサンプラー4を設けずに、直接、コリメートレンズ3からのレーザー光を対物レンズ5に導入するように構成することも可能である。
対物レンズ5は、ビームサンプラー4を透過したレーザー光を対象物Wの表面上に集光させるものである。コリメートレンズ3によって平行光に変換されたレーザー光は、対物レンズ5によって集光され、本実施形態のレーザー光は、対物レンズ5によって対象物Wの表面上において約10μmの集光径になるように調整されている。
更に光学ユニット2には、対象物Wの表面と平行な平面内で且つ対物レンズ5の光学中心がレーザー光のビーム径内に収まる範囲で、対物レンズ5を半導体レーザー1のレーザー光に対して相対的に移動させるレンズ駆動部6が設けられている。図示した実施形態において、対象物Wの表面と平行な平面はXY平面であり、レーザー光の光軸Aの向きはXY平面に対して垂直となるZ方向に一致している。またレンズ駆動部6は、XY平面において相互に直交するX方向及びY方向に対し、それぞれの方向に移動可能なX方向レンズ駆動部6a、及びY方向レンズ駆動部6bを備えている。ここで、X方向レンズ駆動部6aは、Y方向レンズ駆動部6bを保持してX方向に移動するように構成されており、Y方向レンズ駆動部6bは、対物レンズ5を保持してY方向に移動するように構成されている。
対物レンズ5は、図2に示すように、対物レンズ5の有効径(図中±X1)内にレーザー光のビーム径が収まる範囲でX方向に移動させれば、集光点pも同じ方向に且つ同じ距離だけ変位させることができる。すなわち、X方向レンズ駆動部6a、及びY方向レンズ駆動部6bによって、対物レンズ5をX方向、及びY方向に所定の距離で移動させると、対象物Wの表面上の集光点pを同方向に同距離だけ変位させることができるので、対物レンズ5の移動によって所要の加工を施すことができる。なお、本実施形態における対物レンズ5を移動可能な有効範囲は、対物レンズ5の光学中心がレーザー光の光軸Aに一致している場合を基準として、X方向及びY方向とも±1.5mmである。
更に光学ユニット2には、ミラー7、結像レンズ8、ローカットフィルター9、及びCCDカメラ等の撮像部10が設けられている。対物レンズ5で集光されたレーザー光は、その一部が対象物Wによって反射され、再度対物レンズ5を透過してビームサンプラー4に至る。ビームサンプラー4はXY平面に対して45度傾いているので、ビームサンプラー4で反射したレーザー光は−X方向に向かって進み、同じくXY平面に対して45度傾けて設けたミラー7によって進路が+Z方向に変更される。その後は、結像レンズ8、及びローカットフィルター9によって、青紫色成分の光を撮像部10の受光面に結像させることができる。すなわち本実施形態の光学ユニット2によれば、対象物Wで集光するレーザー光を同軸上で観察することが可能である。
なお上述の光学ユニット2は、図3に示すように構成することも可能である。ここで符号11は、半導体レーザー1のレーザー光に対して異なる波長の光を発光する発光体である。本実施形態では、波長が630nmとなる赤色LEDを使用している。発光体11の前方にはコリメートレンズ12が設けられていて、発光体11からの赤色光を平行光に変換することができる。更にコリメートレンズ12の前方には、XY平面に対して45度傾けて設けたハーフミラー13が設けられている。これにより、コリメートレンズ12からの平行光は−Z方向に進み、上述のミラー7で+X方向に進路が変更されて、ダイクロイックミラー14に至る。本実施形態のダイクロイックミラーは、レーザー光(波長405nm)は透過する一方、赤色光(波長630nm)は反射する特性を持っており、XY平面に対して45度傾けて設けている。これにより、ダイクロイックミラー14で反射した発光体11の光は、対象物Wに照射されるとともにこの対象物Wで反射され、その反射された光が再度、ダイクロイックミラー14で反射される。その後は、ミラー7、結像レンズ8を経由し、ハーフミラー13を透過して撮像部10の受光面に結像される。図1に示したビームサンプラー4の反射率は4%程度であるので、撮像部10で対象物Wの加工状態を観察するには光量が不足するものの、ダイクロイックミラー14の赤色光に対する反射率は90%程度であるので、撮像部10には十分な光量が届くことになり、対象物Wの加工状態を観察することが可能になる。なお、ダイクロイックミラー14に対する波長405nmの光の透過率は90%程度であるので、対象物Wに対する加工には殆ど影響が及ばない。
次に、図4を参照しつつ、上述した光学ユニット2等を含む本発明に従うレーザー加工装置の全体構成について説明する。符号20は、本実施形態のレーザー加工装置を示す。レーザー加工装置20は、対象物Wの表面と平行な平面内で光学ユニット2を対象物Wに対して相対的に移動させる光学ユニット駆動部21を備えている。本実施形態の光学ユニット駆動部21は、詳細な図示は省略するが、光学ユニット2を、X方向に移動させるX方向光学ユニット駆動部21aと、Y方向に移動させるY方向光学ユニット駆動部21bとを備えている。また本実施形態の光学ユニット駆動部21は、光学ユニット2を対象物Wに対して相対的に垂直方向(Z方向)に移動させるZ方向光学ユニット駆動部21cも備えている。またレーザー加工装置20は、対象物Wを載置するステージ22を備えている。本実施形態のステージ22は、加工中において移動しないものであるが、光学ユニット駆動部21に換えて(或いは併用して)、対象物Wを光学ユニット2に対して相対的にX方向及びY方向に移動させる対象物駆動部を設けてもよい。更にレーザー加工装置20は、この装置の動作を全体的に制御する制御部23を備えていて、制御部23からの指令によって、X方向レンズ駆動部6a及びY方向レンズ駆動部6bを駆動させて対物レンズ5を移動させたり、X方向光学ユニット駆動部21a及びY方向光学ユニット駆動部21bを駆動させて光学ユニット2を移動させたりすることが可能である。なお、ステージ22を移動させる対象物駆動部を設ける場合は、制御部23に対象物駆動部を駆動させる機能を持たせることとする。また、制御部23は、撮像部10によって対象物Wで反射するレーザー光の画像情報を取得し、この画像情報をもとにZ方向光学ユニット駆動部21cを駆動させて、例えば対象物Wに反り等が生じていても、レーザー光の焦点位置を対象物Wの表面に一致させる機能も備えている。
次に、本実施形態のレーザー加工装置20によって、対象物Wに所定の加工パターンで加工を施す方法について説明する。
図5は、加工パターンの一例を示す。本加工パターンは、点P0から点P3に向かって+X方向に直線状に延在する部分と、点P3から点P4に向かって+X方向から+Y方向に向きを変えつつ円弧状に延在する部分と、点P4から点P10に向かって+Y方向に直線状に延在する部分と、点P10から点P11に向かって+Y方向から+X方向に向きを変えつつ円弧状に延在する部分と、点P11から点P17に向かって+X方向に直線状に延在する部分とで構成されている。また図6は、点P0から点P17の間における光学ユニット2と対物レンズ5のX、Y方向速度と時間との関係、及び光学ユニット2と対物レンズ5によって走査されるレーザー光のX、Y方向速度と時間との関係を示している。なお、図6におけるTP0〜TP17は、図5における点P0から開始して点P17で終了するまでの各点での時間を示している。
ここで、本明細書等における緩曲線部とは、曲率が所定の大きさ未満(例えば1/3[1/mm]未満)になる部分であり、急曲線部とは、曲率が所定の大きさ以上(例えば1/3[1/mm]以上)になる部分である。本実施形態における点P3から点P4に向かう円弧状部分、及び点P10から点P11に向かう円弧状部分は、ともに急曲線部に相当する部分である。
このような加工パターンに対してレーザー加工装置20は、レーザー光を等速で走査して対象物Wに所定の加工を行うべく、制御部23の指令の下、点P1から点P16の間で半導体レーザー1から一定の出力でレーザー光を照射させつつ、Z方向光学ユニット駆動部21cを駆動させてレーザー光の焦点位置を対象物Wの表面に一致させた状態で、以下に説明するように光学ユニット2と対物レンズ5を所定の手順で移動させる。
まず、図5に示す点P0から点P1の間(図6に示すTP0からTP1の区間)では、X方向光学ユニット駆動部21aを駆動させて、光学ユニット2を+X方向に等加速で移動させ、引き続き、点P1から点P2至る直線部(第一直線部)L1においては、光学ユニット2を等速で移動させる。これにより、レーザー光を第一直線部L1に沿って等速で走査することができる。なお、点P1の時点において対物レンズ5は、その光学中心Cがレーザー光の光軸Aに一致している位置にある。
そして点P2から点P3に至る第一連結部L2では、+X方向に等速で移動させていた光学ユニット2を所定の加速度で減速させるとともに、X方向レンズ駆動部6aによって対物レンズ5を光学ユニット2の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させる。すなわち、光学ユニット2を所定の加速度で減速させる一方で対物レンズ5を同じ大きさの加速度で加速しているので、両者の加速度は打ち消されることになる。このため、点P2から点P3においてもレーザー光を等速で走査することができる。
次いで、点P3から点P4に至る第一急曲線部L3では、X方向レンズ駆動部6a、及びY方向レンズ駆動部6bを駆動させて、対物レンズ5を円弧状の軌跡で且つ等速で移動させる。ここで第一急曲線部L3は、半径が1.5mm以下であって、X方向に延在する第一直線部L1からY方向に向かって急激に方向が変わるものであるが、対物レンズ5の重量は軽いため、高速であってもこれを追従性よく等速で移動させることができる。すなわち、この区間においてもレーザー光を等速で走査することができる。
しかる後、点P4から点P5に至る第二連結部L4では、第一急曲線部L3に沿って円弧状に移動した後に+Y方向に向かって等速で移動する対物レンズ5を所定の加速度で減速させるとともに、Y方向光学ユニット駆動部21bの駆動によって、光学ユニット2を対物レンズ5の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させる。すなわち、対物レンズ5を所定の加速度で減速させる一方で光学ユニット2を同じ大きさの加速度で加速しているので、両者の加速度は打ち消されることになり、点P4から点P5においてもレーザー光を等速で走査させることができる。
ところで点P5において対物レンズ5は、図5に示すように、前述の第一連結部L2、第一急曲線部L3、及び第二連結部L4での移動によって、その光学中心Cはレーザー光の光軸Aに対してずれた位置にある。このため、このままの位置に止めた状態にしておくと、次の急曲線部では、対物レンズ5を移動させることが可能な有効範囲(図5において符号Hで示す範囲)から外れてしまうおそれがある。このため本実施形態においては、点P5から点P9に至る直線部(第二直線部)L5のうち、点P5から点P8の間で、対物レンズ5の光学中心Cがレーザー光の光軸Aに直線的に近づくようにX方向レンズ駆動部6a、及びY方向レンズ駆動部6bを駆動させて対物レンズ5を元の位置に戻す、復帰動作を行っている。一方、この間においてX方向光学ユニット駆動部21a、及びY方向光学ユニット駆動部21bは、復帰動作が打ち消されるように光学ユニット2を移動させる打ち消し動作を行っている。具体的には、Y方向レンズ駆動部6bを駆動させることによって、点P5から点P6に至る部分では対物レンズ5を所定の加速度で加速させ、次いで、点P6から点P7に至る部分では等速で移動させ、点P7から点P8に至る部分では、所定の加速度で減速させる。一方、Y方向光学ユニット駆動部21bは、点P5から点P6に至る部分では、光学ユニット2を対物レンズ5の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、次いで、点P6から点P7に至る部分では等速で移動させ、点P7から点P8に至る部分では、対物レンズ5の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で減速させる。これにより、対物レンズ5の光学中心Cがレーザー光の光軸Aに一致する位置まで対物レンズ5を戻しつつ、レーザー光は等速で走査させ続けることができる。
そして、点P8から点P9至る第二直線部L5の残部においては、Y方向光学ユニット駆動部21bによって光学ユニット2を等速で移動させることによって、レーザー光を等速で走査させることができる。
次いで、点P9から点P10に至る第三連結部L6では、+Y方向に等速で移動させていた光学ユニット2を所定の加速度で減速させるとともに、Y方向レンズ駆動部6bによって対物レンズ5を光学ユニット2の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させる。そして、点P10から点P11に至る第二急曲線部L7では、X方向レンズ駆動部6a、及びY方向レンズ駆動部6bを駆動させて、対物レンズ5を円弧状の軌跡で且つ等速で移動させ、点P11から点P12に至る第四連結部L8では、第二急曲線部L7に沿って円弧状に移動した後に+X方向に向かって等速で移動する対物レンズ5を所定の加速度で減速させるとともに、X方向光学ユニット駆動部21aを駆動させて、光学ユニット2を対物レンズ5の加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させる。しかる後、点P12から点P16に至る直線部(第三直線部)L9のうち、点P12から点P15では、前述の復帰動作及び打ち消し動作と同様にして、対物レンズ5の光学中心Cがレーザー光の光軸Aに一致する位置まで対物レンズ5を戻しつつ等速でレーザー光を走査させ、点P15から点P16に至る第三直線部L9の残部においては、X方向光学ユニット駆動部21aによって光学ユニット2を等速で移動させて、レーザー光を等速で走査する。そして、点P16から点P17では、光学ユニット2を等加速で減速させてこれを停止させる。
なお、図5に示す加工パターンでは対物レンズ5の復帰動作と光学ユニット2の打ち消し動作が必要であったが、例えば図7に示す加工パターンでは、対物レンズ5の光学中心Cがレーザー光の光軸Aに対してずれた位置にあっても、次の急曲線部は有効範囲Hに収まることになる。すなわち、次の急曲線部が有効範囲Hに収まる場合は、対物レンズ5の復帰動作と光学ユニット2の打ち消し動作を行わなくても加工を行うことができる。なお、本実施形態の制御部23は、対象物Wに加工を施すにあたって、加工パターンに基づいて、対物レンズ5の復帰動作と光学ユニット2の打ち消し動作が必要か否かの判断も行っている。
以上、本発明に従うレーザー加工装置の加工方法について、その一実施形態を説明したが、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更を含むものである。例えば図5に示す加工パターンでは、光学ユニット2を等速で移動させる区間が直線部(第一直線部L1、第二直線部L5、第三直線部L9)であったが、直線部に換えて曲率が所定の大きさ未満の緩曲線部でも光学ユニット2を等速で移動させることができる。また、前述の加工パターンにおける対物レンズ5の復帰動作及び光学ユニット2の打ち消し動作は、図5の点P6から点P7の間(図6のTP6からTP7の間)、及び点P13から点P14の間(TP13からTP14の間)において等速で移動する区間含んでいて、図6に示すように速度と時間との関係においては台形状になるものであったが、この等速区間を省いて、速度と時間との関係において三角形状になるようにして復帰動作及び打ち消し動作を行うようにしてもよい。また、前述の加工パターンでは、対物レンズ5の復帰動作及び光学ユニット2の打ち消し動作を行う前の第二連結部L4(図6のTP4からTP5の間)、及び第四連結部L8(図6のTP11からTP12の間)において、対物レンズ5を減速させるとともに光学ユニット2を加速させ、その後、復帰動作及び打ち消し動作として、図6のTP5からTP6の間、及びTP12からTP13の間で対物レンズ5を更に減速させるとともに光学ユニット2を更に加速していたが、図8におけるTP4からTP5、及びTP11からTP12に示すように、第二連結部L4、及び第四連結部L8での動作を復帰動作及び打ち消し動作に含めて行うようにしてもよい。また、光学ユニット2を移動させる換わりに、ステージ22を移動させることによっても同じようにレーザー光を等速で走査することができる。なおこの場合は、前述の光学ユニット2の移動方向に対してステージ22を逆向きに移動させればよい。
このように本発明によるレーザー加工装置の加工方法によれば、対象物に対して所定の加工パターンに沿ってレーザー光を等速で走査することができるため、例えば電子基板の表面に深さの浅い溝を形成したり、電子基板の表面に貼り付けたマスキングテープのみを所定の形状に切断したりすることが可能である。また、レーザー光の出力と走査速度を適宜変更することによって、希望する深さで加工することが可能である。
1:半導体レーザー
2:光学ユニット
3:コリメートレンズ
4:ビームサンプラー
5:対物レンズ
6:レンズ駆動部
6a:X方向レンズ駆動部
6b:Y方向レンズ駆動部
7:ミラー
8:結像レンズ
9:ローカットフィルター
10:撮像部
11:発光体
12:コリメートレンズ
13:ハーフミラー
14:ダイクロイックミラー
20:レーザー加工装置
21:光学ユニット駆動部
21a:X方向光学ユニット駆動部
21b:Y方向光学ユニット駆動部
21c:Z方向光学ユニット駆動部
22:ステージ
23:制御部
A:光軸
C:光学中心
H:有効範囲
L1:第一直線部
L2:第一連結部
L3:第一急曲線部
L4:第二連結部
L5:第二直線部
L6:第三連結部
L7:第二急曲線部
L8:第四連結部
L9:第三直線部
W:対象物

Claims (4)

  1. 半導体レーザーと、該半導体レーザーのレーザー光を対象物の表面で集光させる対物レンズと、該対象物の表面と平行な平面内で該対物レンズを該半導体レーザーに対して相対的に移動させるレンズ駆動部と、を含む光学ユニットと、
    前記対象物の表面と平行な平面内で前記光学ユニットを該対象物に対して相対的に移動させる光学ユニット駆動部と、を備え、前記半導体レーザーのレーザー光によって前記対象物に所定の加工パターンで加工を施すレーザー加工装置の加工方法であって、
    前記加工パターンは、曲率が所定の大きさ未満の直線部或いは緩曲線部と、曲率が所定の大きさ以上の急曲線部とを含むものであり、
    前記半導体レーザーからのレーザー光が、加工中において前記対象物の表面に対して一定に照射されるようにしたうえで、
    前記直線部或いは前記緩曲線部では、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを等速で移動させ、
    次いで、前記直線部或いは前記緩曲線部から前記急曲線部につながる第一連結部では、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを所定の加速度で減速させるとともに、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを該光学ユニットの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、
    しかる後、前記急曲線部では、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを等速で移動させる、レーザー加工装置の加工方法。
  2. 前記急曲線部から他の前記直線部或いは前記緩曲線部につながる第二連結部では、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを所定の加速度で減速させるとともに、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを該対物レンズの加速度に対して大きさが同一且つ向きが逆の加速度で加速させ、
    次いで、他の前記直線部或いは前記緩曲線部では、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを等速で移動させる、請求項1に記載のレーザー加工装置の加工方法。
  3. 他の前記直線部或いは前記緩曲線部では、更に前記レンズ駆動部によって前記第一連結部、前記急曲線部、及び前記第二連結部で移動した前記対物レンズを元の位置に戻す復帰動作が行われるとともに、前記光学ユニット駆動部によって前記光学ユニットを該復帰動作が打ち消されるように移動させる打ち消し動作が行われる請求項2に記載のレーザー加工装置の加工方法。
  4. 半導体レーザーと、該半導体レーザーのレーザー光を対象物の表面で集光させる対物レンズと、該対象物の表面と平行な平面内で該対物レンズを該半導体レーザーに対して相対的に移動させるレンズ駆動部と、を含む光学ユニットと、
    前記対象物の表面と平行な平面内で該対象物を前記光学ユニットに対して相対的に移動させる対象物駆動部と、を備え、前記半導体レーザーのレーザー光によって前記対象物に所定の加工パターンで加工を施すレーザー加工装置の加工方法であって、
    前記加工パターンは、曲率が所定の大きさ未満の直線部或いは緩曲線部と、曲率が所定の大きさ以上の急曲線部とを含むものであり、
    前記半導体レーザーからのレーザー光が、加工中において前記対象物の表面に対して一定に照射されるようにしたうえで、
    前記直線部或いは前記緩曲線部では、前記対象物駆動部によって前記対象物を等速で移動させ、
    次いで、前記直線部或いは前記緩曲線部から前記急曲線部につながる第一連結部では、前記対象物駆動部によって前記対象物を所定の加速度で減速させるとともに、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを該対象物の加速度に対して大きさが同一且つ向きが同一の加速度で加速させ、
    しかる後、前記急曲線部では、前記レンズ駆動部によって前記対物レンズを等速で移動させる、レーザー加工装置の加工方法。
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