JP2018101930A - 雲台システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの雲台に対して複数のコントローラが排他的に接続されているリモコン雲台システムにて、あるスタジオで雲台を使用している場合、別スタジオでリハーサルなどのために同じ雲台のプリセット位置間映像を使用することができないため、リハーサルなどで雲台映像の説明ができないことが起こる。【解決手段】リモコン雲台システムのプリセット位置間映像をあらかじめ記録しておくことで、リハーサルなどで使用したいリモコン雲台システムが使えない状況が起こっても、記録された映像を使用することで臨場感があるリハーサルなどを可能にすることを特徴とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、リモートコントロール可能な雲台システムに関するものである。
テレビ放送では番組の中に雲台を利用した映像を使用することがある。例えば、天気予報ではバックの映像に高層ビルなどのランドマークに設置した雲台からのパンニング映像を使用していることがある。このときに使用する映像はあらかじめ決められているため、再現良く映像を放映するために雲台のプリセット位置機能を利用して2つのプリセット位置間の映像を使用するようにしている。また雲台からの映像を使用するような番組のリハーサルや収録をする場合、台本通りいかないと同じ内容を繰り返すため、何度も雲台の映像を使用する場合がある。
このとき一つの雲台に対して複数のコントローラで排他的に制御可能なリモコン雲台システムに於いて、あるスタジオで雲台映像を使用するような生番組を放送していたり、後日放送するに番組を収録している場合に、他のスタジオに於いてその雲台のプリセット位置間の映像を同時にリハーサルなどで使用することができない。
一方、番組ごとにスケジュールを立てて雲台映像を同時使用しないようにすることが可能であるが、番組の収録やリハーサルでは何度も同じ内容を繰り返すようなことが発生する可能性があるため、スケジュール通りに行かないことが起こった場合、同じ雲台映像を使用することができないことが発生する。特許文献1では、雲台のプリセット位置の画像をサムネイルとして記憶する技術が公開されている。特許文献2では、雲台のプリセット位置の画像を記憶する技術が開示されている。
特開2009−164885号公報 特開2001−15040号公報
しかし、特許文献1のようにサムネイルとして記憶されているプリセット位置の映像を利用する場合、近年のHDのような高画質に対応した大型モニタに映し出されるとサムネイルでは画素数がかなり少ないため画質が低下してしまう。また特許文献2のようにプリセット位置の映像を利用する場合は、映し出される画質は低下しないが静止画像としてモニタに映し出されるため、動画映像のような臨場感が欠けてしまうだけでなく、映像の解説場面では解説すべき映像が映し出されないため、場面の解説が難しいということが起こる。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、雲台を複数の操作卓(コントローラ)で接続されているシステムに於いて、プリセットボタンに割りつけられたプリセット位置間の映像をあらかじめ録画しておくことにより、あるスタジオで使用中の雲台を別なスタジオでプリセット位置間の映像をリハーサルなどで使用したい場合が発生しても、あらかじめ録画しておいた映像をバーチャル出力として使用することで、使用したい映像を確認できなくなることがなくなる。
上記目的を達成するために、本発明は、2つ以上のコントローラが接続可能で前記コントローラの操作に従って制御可能な撮像装置を搭載し、前記コントローラによりパン、チルト動作が可能な雲台であって前記撮像素子と前記雲台を前記コントローラから排他的に制御可能にする排他的制御手段と前記撮像装置のズーム、フォーカス位置および前記雲台のパン、チルト位置を記憶するプリセット設定手段と前記プリセット設定手段により記憶されたプリセット位置に前記撮像装置と前記雲台を移動させるプリセット作動手段と前記プリセット作動手段による前記雲台の作動時間を指定する作動時間指定手段と前記プリセット作動手段による前記雲台の動作に基づいた前記撮像装置の出力映像を記録する映像記録手段とからなり、前記プリセット作動手段に基づいた映像を前記映像記録手段にあらかじめ記録しておき1つの前記コントローラによる前記雲台の作動中に、他の前記コントローラの少なくとも1つにより前記プリセット作動手段による前記雲台の映像を使用する場合、前記プリセット設定手段により記録された前記映像記録手段からの映像を使用することを特徴とする。
本発明によれば、あるスタジオで雲台を使用している場合(生放送や番組の収録中など)でも、他のスタジオでのリハーサルなどで同じ雲台のプリセット位置間映像を使用することができるようになる。
構成ブロック図 構成ブロック図 コントローラ構成図 プリセット位置間移動における映像の使用例 プリセット位置の設定方法のフロー プリセット位置間映像使用フロー プリセット位置間映像録画フロー プリセット位置間映像自動録画フロー 映像記録用インデックス
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
以下、図1を用いて、本発明の第1の実施例を説明する。図1は、実施例1の構成ブロック図である。リモートコントロール可能な雲台101はパン、チルトなどの動作が可能で、カメラ107に接続されたレンズ装置102およびカメラ107を搭載している。レンズ装置102はズーム、フォーカスなどの動作がリモートコントロール可能となっている。また雲台101にはMODEMc103が接続されており公衆回線網106を通して雲台101およびレンズ装置102がコントロール可能となっている。
さらに雲台101はFPUb104が接続されており、カメラ107の映像や音声出力(例えばHD−SDI)を放送局160にあるFPUa105に伝送し録画編集室150に送ることができるようになっている。放送局160にはスタジオa120やスタジオb140などいくつかのスタジオが存在する。そして、それぞれのスタジオにはFPUa105に伝送された映像などを、録画編集室150を通して映し出すことができるモニタa121やモニタb141が存在し、雲台101からの映像を映し出すことが可能となっている。
また各スタジオには副調整室が存在し、スタジオa120には副調整室a110、スタジオb140には副調整室b130が用意されている。そして副調整室a110からスタジオa120、副調整室b130からスタジオb140のように、各副調整室から各スタジオに設けられた機材を操作することが可能となっている。副調整室a110にはコントローラa112がありMODEMa111から公衆回線網106を通じてMODEMc103に接続し、雲台101やレンズ装置102を制御したりカメラ107のゲインやホワイトバランスなどを調整することが可能になっている。
同様に、副調整室b130にはコントローラb132がありMODEMb131から公衆回線網106を通じてMODEMc103に接続し、雲台101やレンズ装置102を制御したりカメラ107のゲインなどを調整することが可能になっている。さらに録画編集室150には録画装置152や編集装置151が存在し、FPUa105から伝送された映像や音声を記録したり編集したりすることが可能である。また公衆回線網106に繋がっているMODEMd170が存在し、MODEMd170を通じて録画編集室150の編集装置150や録画装置152をコントロールすることが可能となっている。
ここで、スタジオa120で生番組や番組収録が行われている場合について説明を行う。スタジオa120で雲台101に搭載のカメラ107の映像を使用するためにコントローラa112からMODEMa111を制御し、公衆回線網106を通じてMODEMc103に接続する。MODEMa111とMODEMc103が接続状態となったため、コントローラa112によりレンズ装置102や雲台101、カメラ107が制御可能となる。このときカメラ107の映像や音声はFPUb104からFPUa105に伝送し、録画編集室152を通じてスタジオa120のモニタa121へ映し出される。
すなわちスタジオa120の番組進行に合わせて、コントローラa121によりレンズ装置102や雲台101、カメラ107を制御して必要な映像や音声をモニタa121に映し出すことにより映像の解説などが可能となる。
この時、スタジオb140においてリハーサルを行いスタジオa120で使用中の雲台101に搭載されているカメラ107からの映像や音声を使用したい場合を説明する。副調整室b130のコントローラb132からMODEMb131を制御し、公衆回線網106を通じてMODEMc103に接続をしようとすると、MODEMc103はすでにMODEMa111と接続されている。そのため、MODEMb131はMODEMc103と接続できずにコントローラb132へビジー状態を返すことになる。このような状態においてはスタジオb140では雲台からの映像を解説したりするリハーサルを行うことが難しくなる。
一方、雲台に搭載されたカメラの映像を使用するときは、一般的にプリセットされた位置間を一定速度で移動する映像を使用する。これはコントローラで雲台やレンズ装置を制御しながらの映像では画面が揺れてしまうことがあるためである。
そこで、使用する雲台101に搭載されたカメラ107の映像のプリセット位置間の映像をあらかじめ録画装置152に記録させておいて、雲台101が使用中の場合には録画装置152から使用した映像を読み出す。そしてその映像をモニタb141に映し出すことによりリハーサルで使用するプリセット位置間の映像がバーチャル出力されるため、雲台101からの映像を解説する場面でも支障なくなる。
そこでコントローラb132がビジー状態を受け取った場合、コントローラb132はMODEMb131をMODEMd170に公衆回線網106を通じて接続を行う。接続確認後、コントローラb132はMODEMd170を通じて録画装置152へアクセス可能となる。コントローラb132からプリセット位置間の移動指令が出力されると録画装置152はあらかじめ記録されているプリセット位置間映像をスタジオb140にあるモニタb141に映し出す。この映像を使用してリハーサルを行うことで臨場感のある解説が可能となる。
ここで、録画編集室150を通して編集装置151や録画装置152へアクセスできるMODEMの数を複数用意しておくことで、複数の副調整室からの同時アクセスが可能となる。また録画装置152に記録したプリセット位置間映像は確認用に使用し本放送で使用することがないため、HDなどの高画質で保存する必要がない。そこで圧縮映像として記録しておくことにより記録用メモリの効率化がおこなわれる。
図2(a)を用いて、録画装置152が副調整室b130にある場合を説明する。基本構成は図1と同等なため、違いのみを説明する。FPUa105を通じて伝送されてきた映像や音声を副調整室b130にある録画装置152に記録する。コントローラb132がMODEMb131使用し公衆回線網106を通じてMODEMc103に接続をした時、MODEMc103が使用中でビジー状態がコントローラb132に帰ってきたとする。
この場合、副調整室b130にあるMODEMe201に接続しなおし、録画装置152へアクセスできるようになっている。コントローラb132は同じ副調整室b130にある録画装置152にあるプリセット位置間映像をスタジオb140にあるモニタb141に映し出すよう制御する。
ここで録画装置152が副調整室b130にあることにより、副調整室b130にいるディレクタなどがコントローラb132を使用しなくても、副調整室b130にある図示しないモニタで記録されているプリセット位置間映像の確認ができる。これによりリハーサルの最中でもプリセット位置間映像を使用する前に映し出される映像の内容を確認することが可能となる。また録画装置152がパソコンなどで構成されている場合、別途確認用モニタを用意する必要がなく、映像編集や管理なども容易になる。
次に図2(b)を用いて、副調整室b130にあるコントローラb132がMODEMを使用しないで記録装置152を制御する場合について説明する。図2(a)と同様に基本構成は図1と同等なため、違いのみを説明する。コントローラb132は記録装置152へ直接制御可能な構成となっている。MODEMc103が使用中でMODEMb131からビジー状態がコントローラb132に返ってきた場合、コントローラb132は録画装置152へMODEMを使用せずに直接アクセスする。
コントローラb132と録画装置152が接続状態となった後は、図2(a)と同様にあらかじめ記録されているプリセット位置間映像を使用する。MODEMを使用しないため記録装置に接続する時間が効率よくなるため、リハーサル最中に急に録画映像を使用するような緊急事態が発生した場合でも対処が容易になる。
図3を用いて、コントローラの構成例について説明をする。カメラ制御用SW類301は、雲台101に搭載されているカメラ107の制御用SW類である。ホワイトバランスの設定やゲインの選択などを行う。パネル302は雲台101に搭載されているレンズ装置102やカメラ107などの状態などを表示する。プリセットスイッチ類303は雲台101に搭載したレンズ装置102のパン、チルト、ズーム、フォーカスなどの位置情報を記憶、再現するためのスイッチである。
図3では6個のプリセット設定スイッチが記載されており、6か所のプリセット位置を記憶することが可能な場合を示しているが、スイッチの数が6個に限らないことは言うまでもない。パン、チルト、ズーム、フォーカスなどの現在位置からプリセットスイッチ類303で記憶された指定位置までに移動することをショットという。
例えばプリセットスイッチ類303の1番にプリセット位置が記憶されている場合、1番スイッチを押すことで現在位置から記憶された位置に移動することになる。この時の移動速度を指定するのがショットスピードスイッチ304である。このスイッチによりパン、チルト、ズーム、フォーカスなどの移動時間が指定され、現在位置から指定位置までの移動距離に対してそれぞれが同じ時間で移動することになる。
またこのショットスピードスイッチ304はあらかじめ記録されたプリセット位置間映像の再生速度の調整も兼ねている。このスイッチにより再生速度が変えられるため、コントローラによる実際のショット動作と同じ操作感が得られる。すなわちコントローラが雲台101などを制御可能な場合は、ショット動作の速度を指定し、あらかじめ録画されたプリセット位置間映像を使用する場合はその映像の再生速度を指定することが可能となっている。ズーム制御スイッチ307はレンズ装置101のズーミング制御を行う。フォーカス制御スイッチ308はレンズ装置101のフォーカシング制御を行う。
パンチルト制御スイッチ309は雲台101のパン、チルト制御を行う。アイリス制御スイッチ310はレンズ装置101のアイリス制御を行う。プリセット記憶スイッチ305はプリセットスイッチ類303にプリセット位置を記憶させるときに使用する。例えば、パン、チルト、ズーム、フォーカスの現在位置から必要なそれぞれの位置にパンチルト制御スイッチ309などを使用して移動させる。移動後、プリセット記憶スイッチ305を押し、次にプリセットスイッチ類303の記憶したい番号のプリセットスイッチを押す。例えば2番の番号を押せば、2番のプリセットスイッチに現在位置が登録される。
プリセットスイッチ類303の中の一つのスイッチを押すと記憶されたプリセット位置に移動するが、後押し優先で移動するように構成されている。すなわちあるプリセットスイッチを押してショット動作が開始し終了しない場合でも別なプリセットスイッチを押すと後に押したプリセット位置に移動する。またプリセットスイッチを一定時間(例えば1秒)以内に連続押しをした場合は後押し優先ではなく順番に移動するように構成されている。
例えば1番のプリセットスイッチを押してから一定時間以内に2番のプリセットスイッチを押した場合、1番に記憶されているプリセット位置に移動後、2番に記憶されているプリセット位置に移動する。プリセット間映像記録ボタン306はプリセット位置間移動映像を録画装置152に記録する場合に使用する。またプリセット位置の静止画像も同時に録画装置152に記録する。この映像はショット動作を行った場合に移動中の映像は使用せず、プリセット位置での静止画像を使用したい場合に有効な画像となる。
図4を用いて、プリセット位置間移動における映像の使用例の説明を行う。図4(a)は、ある景色に対してパンニングのみでプリセット位置間移動をした場合の例である。プリセット位置aからパンニングしてプリセット位置bに移動したときのイメージである。このパンニングによるプリセット位置間の移動映像の全部あるいは一部を天気予報の背景に利用して解説をしてモニタに映し出した例が図4(b)である。これは宇都宮の明日の天気を予報しながら背景がパンニングしている例である。
図5を用いて、プリセット位置の設定方法を説明する。ここでは副調整室a110にあるコントローラa112を用いる場合で説明を行う。他の副調整室のコントローラでも同様である。ステップ501で設定開始し、ステップ502へ行く。
ステップ502では、雲台101のパン、チルト位置をコントローラa112のパンチルト制御スイッチ309を用いて制御し位置を決定する。そしてステップ503へ行く。ステップ503ではコントローラa112のズーム制御スイッチ307を用いて画角を決める。次にフォーカス制御スイッチ308を用いてピント位置を決める。そしてステップ504へ行く。ステップ504ではコントローラa112のプリセット番号を指定して、プリセット位置を記憶する。記憶方法は図3のプリセット記憶スイッチ305で説明した通りである。そしてステップ505へ行き終了する。
図6を用いて、録画された画像を使用する例を説明する。副調整室b130においてコントローラb132を用いて雲台101、レンズ装置102、カメラ107などを使用したい場合を例にとって説明する。
ステップ601で開始し、ステップ602へ行く。ステップ602ではMODEM接続を行う。コントローラb132はMODEMb131より公衆回線網106を通してMODEMc103へ接続を行う。そして接続確認のためにステップ602へ行く。ステップ602では、コントローラb132はMODEMb131からのビジー状態を確認する。MODEMb131とMODEMc103が接続された場合、コントローラb132から雲台101やレンズ装置102、カメラ107などが制御可能となるため、ステップ609へ行く。
ステップ609では雲台101に搭載のカメラ107の映像が使用可能なため、コントローラb132の制御に基づいてプリセット位置間映像やプリセット位置画像を使用する。そしてステップ610に行き終了する。ステップ603でMODEMb131からコントローラb132へビジー状態が返ってきた場合、例えば副調整室a110からMODEMc103を使用して雲台101などを制御しカメラ107の映像を使用していることになるため、ステップ604へ行く。
ステップ604ではあらかじめ録画されているプリセット位置間映像やプリセット位置画像を使用するために、コントローラb132はMODEMb131を使用して公衆回線網106と通してMODEMd170へ接続を行う。そしてステップ605へ行く。
ステップ605ではコントローラb132のプリセットスイッチ類303が操作されるのを待つ。プリセットスイッチが操作されると、パン、チルト、ズーム、フォーカスの現在位置からプリセット位置に移動する。図3のコントローラの説明をしたようにプリセット位置に直接移動するかあるプリセット位置に移動してから別なプリセット位置に移動することが可能となっている。プリセットスイッチが操作されたと認識された場合、ステップ606へ行く。
ステップ606ではプリセット位置間映像が必要なのかプリセット位置画像が必要なのかを判断する。現在位置から直接プリセット位置に移動する場合は、プリセット位置画像が必要と判断され、ステップ608へ行く。また現在位置からあるプリセット位置を経由してから別なプリセット位置へ移動する場合は、プリセット位置間映像が必要と判断されステップ607へ行く。
またプリセットスイッチ類303でショット動作を行いたい番号のボタンを押す場合、シングルクリックやダブルクリックのように区別することも考えられる。例えばシングルクリックの場合は現在位置からプリセット位置へ移動しプリセット位置画像を録画装置152から選択する。ダブルクリックの場合は現在位置が既存のプリセット位置かどうかを判断し、プリセット位置近傍の場合はプリセット位置間映像を使用し、近傍でない場合はプリセット位置画像を使用するように構成してもよい。これはあらかじめプリセット位置近傍にある場合にスイッチ操作の煩わしさがない有効な手段となる。
ステップ607では、プリセット位置間映像を録画装置152から取り出しスタジオb140のモニタb141に映し出す。そしてステップ610へ行き、終了する。ステップ608では、プリセット位置画像を録画装置152から取り出しスタジオb140のモニタb141に映し出す。そしてステップ610へ行き、終了する。
図7を用いてプリセット位置間映像の記録方法例について説明をする。ステップ701で開始し、ステップ702へ行く。ステップ702ではコントローラから雲台101へのMODEM接続を行う。ここでは雲台101が未使用でMODEM接続が可能な状態であることを前提とする。MODEM接続が完了したらステップ703へ行く。
ステップ703では録画開始位置用のプリセットボタンをオンし、雲台101やレンズ装置102、カメラ107などを駆動する。そしてステップ704へ行く。ステップ704では移動が完了するまで待つ。移動が完了したらステップ705へ行く。ステップ705では、録画開始するためにコントローラにあるプリセット間映像記録ボタン306をオンし雲台101に搭載されたカメラ107の映像を録画装置152に記録開始をする。そしてステップ706へ行く。
ステップ706では録画終了位置用のプリセットボタンをオンし、雲台101やレンズ装置102、カメラ107などを駆動する。そしてステップ707へ行く。ステップ707では、移動が完了するのを待つ。移動が完了したらステップ708へ行く。ステップ708ではプリセット間映像記録ボタン306をオフしプリセット位置間の録画を停止させる。そして録画装置152はプリセット位置の静止画像を記録する。そしてステップ709へ行き終了する。ここでステップ708にてプリセット位置の静止画像を記録したが、プリセット位置画像は、プリセット位置を記憶させるときに自動的に記録するようにしてもよい。
図9を用いてプリセット位置間映像とプリセット位置画像のインデックスについて説明をする。図9(a)はプリセット位置間映像を認識するためのインデックスである。各プリセット位置間映像に対して映像記録に使用した雲台ID、コントローラID、開始位置プリセットボタンID、終了位置プリセットボタンIDを関連付ける。このインデックスを参照することでコントローラから使用したい録画映像を指定してモニタに映し出すことが可能となる。
図9(b)はプリセット位置画像を認識するためのインデックスである。各プリセット位置画像に対して画像記録に使用した雲台ID、コントローラID、プリセットボタンIDを関連付ける。このインデックスを参照することでコントローラから使用したい録画画像を指定してモニタに映し出すことが可能となる。ここで雲台IDは搭載しているレンズ装置IDやカメラIDでも構わない。記録した映像の配信元が区別できればよい。
[実施例2]
図8を用いて、プリセット位置間映像の記録方法を説明する。ここでは副調整室a110にあるコントローラa112を用いる場合で説明を行う。他の副調整室のコントローラでも同様である。ステップ801で開始し、ステップ802へ行く。
ステップ802では、コントローラb132は雲台101用MODEMc103にMODEMb131を使用して接続を行う。そしてステップ803へ行く。ステップ803ではMODEMc103が接続可能かどうかを判断する。MODEMb131からコントローラb132へビジー状態が返ってきた場合は、MODEM接続ができないためステップ802へ行き、再度MODEM接続を試みる。ステップ803でMODEMb131からコントローラb132へビジー状態が返ってこない場合はMODEM接続が可能になったため、ステップ804へ行く。
ステップ804ではコントローラb132により雲台101やレンズ装置102などを制御開始するのを待つ。制御開始が確認された場合、ステップ805へ行く。ステップ805では、雲台101やレンズ装置102、カメラ107などの現在位置がプリセットスイッチ類303のいずれかに登録されているかどうかを確認し、登録されていない場合はステップ807へ行く。また登録されている場合はステップ806へ行く。
ここで、現在位置が登録されているプリセット位置かどうかを確認する際に、制御誤差などにより一致しているとは限らない場合がある。従って、制御誤差による近傍位置であれば登録されているプリセット位置と判断してもよい。ステップ806では録画装置152で映像の仮記録が開始される。そしてステップ807へ行く。
ステップ807ではコントローラb132の操作が終了するのを待つ。終了が確認されたらステップ808へ行く。ステップ808では、録画中かどうかを確認し、録画中ならば録画停止を行う。そしてステップ809へ行く。ステップ809ではプリセットスイッチ類303への登録が行われたかどうかをチェックする。登録が行われたことが確認された場合、ステップ810へ行く。またステップ809でプリセットスイッチ類303への登録が確認されない場合は、ステップ811へ行く。
ステップ810では仮録画された映像を正式なプリセット位置間映像として記録する。そしてステップ813へ行く。ステップ813では雲台101やレンズ装置102などの現在位置での映像をプリセット位置画像として記録する。そしてステップ814へ行き終了する。ステップ811ではコントローラb132の操作が再度行われたかどうかを確認する。操作が確認されない場合、ステップ809へ行く。操作が確認された場合はステップ812へ行く。
ステップ812ではコントローラb132の操作が再度行われたので、仮録画された映像をプリセット位置間映像として正式保存せずに削除する。そしてステップ805へ行く。このようにプリセット位置を登録したい場合、コントローラによる制御開始位置がプリセットされた位置から開始して、制御終了位置まで移動した際に自動的に録画することでプリセット位置間映像を記録するために再度ショット動作を行わなくても済むようになる。また、雲台は一日中使用していることはないため、コントローラに時計を持たせ、使用しない時間帯をコントローラに設定し、プリセットスイッチ類303の組み合わせによるプリセット位置間移動を一通り再現し、その際に自動録画しておくことも可能である。
これまで複数のコントローラから一つの雲台を制御する場合について説明したが、雲台が複数存在し、複数のコントローラから目的の雲台を排他的に制御する場合も同様に適応可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 雲台
102 レンズ装置
103 MODEMc
104 FPUb
106 公衆回線網
107 カメラ
110 副調整室a
111 MODEMa
112 コントローラa
120 モニタa
152 録画装置

Claims (9)

  1. 2つ以上のコントローラが接続可能で前記コントローラの操作に従って制御可能な撮像装置を搭載し、前記コントローラによりパン、チルト動作が可能な雲台であって
    前記撮像素子と前記雲台を前記コントローラから排他的に制御可能にする排他的制御手段と
    前記撮像装置のズーム、フォーカス位置および前記雲台のパン、チルト位置を記憶するプリセット設定手段と
    前記プリセット設定手段により記憶されたプリセット位置に前記撮像装置と前記雲台を移動させるプリセット作動手段と
    前記プリセット作動手段による前記雲台の作動時間を指定する作動時間指定手段と
    前記プリセット作動手段による前記雲台の動作に基づいた前記撮像装置の出力映像を記録する映像記録手段と
    からなり
    前記プリセット作動手段に基づいた映像を前記映像記録手段にあらかじめ記録しておき
    1つの前記コントローラによる前記雲台の作動中に、他の前記コントローラの少なくとも1つにより前記プリセット作動手段による前記雲台の映像を使用する場合、前記プリセット設定手段により記録された前記映像記録手段からの映像を使用することを特徴とする雲台システム。
  2. 前記映像記録手段は前記プリセット位置間の映像および前記プリセット位置の映像を記録することを特徴とする請求項1に記載の雲台システム。
  3. 前記映像記録手段により記録された映像を使用する場合、再生速度を前記作動時間指定手段により調整可能なことを特徴とする請求項1または2に記載の雲台システム。
  4. 前記プリセット作動手段により前記記録手段による記録映像を使用する場合、前記プリセット手段の操作の違いにて、前記プリセット位置間の映像と前記プリセット位置の映像を使い分けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の雲台システム。
  5. 前記映像記録手段を作動させる映像記録開始手段を有し、前記映像記録開始手段が前記コントローラに搭載されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の雲台システム。
  6. 現在位置が前記プリセット設定手段により設定された位置から移動が開始する場合は前記映像記録開始手段による記録開始指示がなくても静止位置までの前記映像記録手段により映像を記録することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の雲台システム。
  7. 現在位置が前記プリセット設定手段により設定された位置から移動が開始する場合は前記映像記録開始手段による記録開始指示がなくても静止位置までの前記映像記録手段により記録された映像は、前記プリセット設定手段によりプリセット位置を設定する前に移動が開始された場合は記録映像が削除されることを特徴とする請求項6に記載の雲台システム。
  8. 前記映像記録手段により記録される映像は、前記雲台、前記コントローラのIDとともに記録されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の雲台システム。
  9. 個々の前記雲台を区別するための雲台認識手段、個々の前記コントローラを区別するためのコントローラ認識手段、個々の前記プリセット設定手段を区別するためのプリセット認識手段を有し、前記映像記録手段は前記プリセット位置間の映像および前記プリセット位置の映像は前記プリセット位置間の映像および前記プリセット位置の映像それぞれに前記雲台認識手段による雲台認識子、前記コントローラ認識手段によるコントローラ認識子、前記プリセット認識手段による開始プリセット認識子と終了プリセット認識子を有することを特徴とする請求項2に記載の雲台システム。
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