JP2018099488A - 防煙垂壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】震災等の災害時においても破損や崩落の危険性が少なく、また、災害時以外の通常時においても案内表示等の情報性や、美感性を確保し、スペースの有効活用をすることが可能な防煙垂壁を提供する。【解決手段】防煙垂壁1は、透明なアクリルによって形成された矩形状の導光板2と、導光板2の縁に沿って設けられたLED3と、導光板2を建築物の天井に固定する不燃材の枠体4と、を有して構成される。導光板2の表示方向の表面において、不燃材のシート6が設けられ、導光板2は、枠体4とシート6とによって覆われ、表示方向の表面において装飾が施される。これにより、防煙垂壁1としての機能を発揮しつつ、電光サインとしても機能を発揮することが可能となるため、スペースの有効活用をしつつ、明るいイメージの装飾を表示することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、建物において防煙区画を構成する防煙垂壁に関する。
防煙垂壁は、間仕切壁、天井面から50cm(政令第28条第1項1号に掲げる防火対象物にあっては、80cm)以上下方に突出した垂れ壁、その他これらと同等以上の煙の流動を妨げる効力のあるもので、不燃材(アルミニウム、ガラス等加熱により容易に変形又は破損するものを除く。)で造り、又は覆われたものをいう(建築基準法施行令126条の2第1項)。
このような防煙垂壁として、従来用いられているものは、多数のガラス板を天井から所定の高さまで下ろしたものを連ねることによって構成されているものが多い。
このような防煙垂壁は、例えば商業施設に設置されるもので、消防法や、建築基準法等の法律で定められた所定の防煙機能を有し、所定の区画ごとに設けられている。
ところで、商業施設等においては、通路等の案内は、防煙垂壁とは別個に設けられた看板等によって行われている。このため、防煙垂壁と看板等が様々な個所に設けられ、まとまりがなく、美感を損ねると共に、スペースの有効活用ができない問題がある。
このような問題を解消するものとして、防煙垂壁に標識や案内の機能を持たせたものが特許文献1に開示されている。
また、ガラス素材の導光板を用いて防煙垂壁を構成したものであって、天井側に光源を設けて導光板の表示方向の表面に案内表示等が施すことも行われている。
特開2014−132294号公報
しかしながら、特許文献1の防煙垂壁は、防煙機能を確保するためにガラス素材が採用されている。
このため、ガラス製の防煙垂壁は、震災等の災害時において破損や崩落した場合にはガラス片が飛散する危険性がある。
また、特許文献1の防煙垂壁は、蓄光性の案内表示であり、停電時等における案内表示を果たすものの、通常時において、目立ちにくく十分な情報を提供することができない問題や、デザインも蓄光性のあるものに限定される問題もある。このため、災害時以外の通常時においては暗いイメージになりがちであり、設計者の意図にそぐわない。
また、設置位置において照度が不足している場合には、状況に応じてダウンライト等の照明が必要であり、スペースの有効活用ができない問題もある。
他方、ガラス素材の導光板で防煙垂壁を構成し、光源を設けて案内表示等を行う場合、ガラス素材の特性により導光板全体に光源の光が行渡りにくく、案内表示等の視認性が悪いという問題もあった。
そこで、本発明は、震災等の災害時においても破損や崩落の危険性が少なく、また、災害時以外の通常時においても案内表示等の情報性や、美感性を確保し、スペースの有効活用することが可能な防煙垂壁を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明に係る防煙垂壁は、透明なアクリルによって形成された矩形状の導光板と、前記導光板の縁に沿って設けられたLEDと、前記導光板を建築物の天井に固定する不燃材の枠体と、を有し、前記導光板の表示方向の表面において、不燃材のシートが設けられ、前記導光板は、前記枠体と前記シートとによって覆われ、表示方向の表面において装飾が施されることを特徴としている。ここで、シートは、建築基準法等の法律によって定められた不燃性を有し、かつ、防煙性能を満たしている必要がある。
アクリル製の導光板によって防煙垂壁が構成されているため、ガラスに比べて軽量であり、災害時においても落下する危険性が少ない。たとえ、防煙垂壁が地震等により落下した場合であっても、アクリル製であるため破片の飛散は少ない。
また、シートが導光板の表示方向の表面に設けられるため、破片の飛散を回避することができる。
したがって、本発明の防煙垂壁は、災害時における破損や崩落する危険性が少なく、安全性を確保することができる。
さらに、導光板にシートが設けられることにより、防煙垂壁としての機能が発揮される。
さらにまた、導光板の表示方向の表面に装飾が施されることにより、電光サインとしての機能が発揮される。
また、LEDにより照明としての効果も発揮するため、照度の不足を解消することができ、ダウンライトの設置が不要になる。
また、透明なアクリルによって形成された矩形状の導光板と、前記導光板の縁に沿って設けられたLEDと、前記導光板を建築物の天井に固定する不燃材の枠体と、を有し、前記導光板の表示方向において、不燃材のシートが設けられ、前記導光板は、前記枠体と前記シートとによって覆われ、前記シートは、前記導光板の表示方向の表面において装飾が施されるようにしてもよい。
シートに装飾が施されることにより、シートを取り換えるだけで容易に装飾の変更をすることが可能となる。
ここで、シートは、行政機関によって不燃材として認定がされたものである。この行政機関は、防煙垂壁の不燃材を認定する管轄省庁であり、本願の出願時においては国土交通省である。
枠体は、前記導光板の上縁を保持する天井側枠体と、前記導光板の下縁を保持する床側枠体と、を備え、LEDは、前記天井側枠体に設けられるようにしてもよい。
LEDが天井側枠体に設けられることによって、最短距離で配線をすることができ、最小限のスペースで設置することが可能となる。
導光板は、表示方向の表面にエンボス加工が施されるようにしてもよい。
エンボス加工が施されることにより、このエンボスが、表示方向に対して光源となるため、均一に導光板に光を提供することができ、より装飾を見やすくすることができる。
不燃材のシートは、導光板の表面に着脱可能に貼着されるようにしてもよいし、導光板の表面にスライド可能に設けられた樹脂製のスライド板に着脱可能に貼着されるようにしてもよい。
以上のように、本発明の防煙垂壁によれば、装飾が施されたアクリル製の導光板と、LEDによる光源と、防煙機能を有するシートを備えることにより、ガラスに比べて軽量な防煙垂壁を提供することができ、災害時においても落下する危険性を少なくすることができる。たとえ、防煙垂壁が地震等により落下した場合であっても、アクリル製であるため破片の飛散は少なくなる。
また、シートが導光板の表示方向の表面に設けられるため、破損時の破片の飛散を回避することができる。
したがって、本発明の防煙垂壁は、災害時における破損や崩落する危険性が少なく、安全性を確保することができる。
さらに、導光板にシートが設けられることにより、防煙垂壁としての機能が発揮される。
さらにまた、導光板の表示方向の表面に装飾が施されることにより、電光サインとしての機能が発揮される。また、LEDにより照明としての効果も発揮するため、照度の不足を解消することができ、ダウンライトの設置が不要になる。このため、スペースの有効活用しつつ、明るいイメージの装飾を表示することが可能となる。
図1は、本発明の防煙垂壁の全体構成を示す斜視図である。 図2は、枠体にLEDと導光板が格納された状態を示す拡大図であり、(a)は、天井側に配置される枠体の格納状態を示すものであり、(b)は、床側に配置される枠体の格納状態を示すものである。 図3は、実施例1における防煙垂壁の正面図である。 図4は、床側枠体と連用吊り子受けとの嵌合を示す拡大斜視図である。 図5は、実施例2における導光板を示したもので、(a)は、導光板の表示方向の表面にエンボス加工がされたものを示す正面図である。(b)は、エンボス加工が施された導光板に入射光の散乱状態を示したものである。 図6は、実施例2における防煙垂壁の正面図である。 図7は、実施例3における防煙垂壁の正面図であり、(a)は、スライド板を枠体に嵌める際の状態を示したものであり、(b)は、スライド板が枠体に収容された状態を示す斜視図である。 図8は、実施例3における床側枠体を斜視図であり、(a)は、床側枠体の全体構成を示すものであり、(b)は、各部材が係合された状態を示すものである。 図9は、接続部の係合突起とスライド板保持部の係合突起との係合状態を示す拡大断面図である。
本発明の防煙垂壁について、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至4に示すように、防煙垂壁1は、透明なアクリルによって形成された矩形平板状の導光板2と、導光板2の光源となるLED(Light Emitting Diode)3と、導光板2を建築物の天井に固定する枠体4と、を有して構成されている。
導光板2の厚さは、薄すぎると風などによりしなってしまうため、5mm程度であることが好ましい。
導光板2は、その表示方向の表面において装飾5が施される。
この装飾5は、レーザー加工等によって施されたもので、情報を伝達する文字、数字、図形、アイコン等、また、情報を伝達するものに限られず、例えば、模様や絵柄であってもよく、所望のものを施すことができる。
本実施例においては、図3に示すように、中央に24階であることを示す24Fの文字と、その両隣に模様が施されている。
導光板2の表示方向の表面において、建築基準法等の法律によって定められた防煙機能を有するシート6が接着剤等によって貼着されている。
シート6は、透明であることが好ましく、防煙垂壁1の不燃材を認定する行政機関(本願出願時においては国土交通省)によって不燃材の規定に適合するものと認定を受けたものであること要する。
さらに、導光板2の表示方向の表面と当接する部分には粘着層が設けられている。したがって、この粘着層を気泡を抜きつつ導光板2の表示方向の表面に貼ることによって、シート6が導光板2に設けられる。
LED3は、板状に形成された基盤30に長手方向に列状をなして複数設けられたもので、スイッチング電源31に接続されている。また、LED3の長さは、導光板2の上縁の長さと同等(表示方向の幅方向に対して同等)である。
枠体4は、アルミ等の不燃材で形成されるもので、隣り合う導光板2のLED3の配列方向の側面を収容する中間ジョイント40と、建物の天井側に配置され導光板2の上縁を保持する天井側枠体41と、床側に配置され導光板2の下縁を保持する床側枠体42と、導光板2の側面の端部を覆い天井側枠体41と床側枠体42とに接続される側方枠体43と、を有して構成される。
天井側枠体41は、LED3の配列方向の形状が断面略H状に形成されるもので、LED3の配線等を収容する配線収容部44と、LED3と導光板2を格納する格納体7を収容する格納体収容部45と、天井仕上材(図示せず)と当接するレール部46と、床側枠体42と連結するネジ切プレート(図示せず)を収容するネジ切プレート収容部47と、を有して構成されている。
配線収容部44は、吊り下げ方向の天井側に形成されるもので、LED3に接続する配線と、ネジ切プレートと、を収容する。また、配線収容部44は、吊り下げ方向に沿って延設された一対の立設部44aを有し、この立設部同士の対峙する先端が互いに近接するように延びて形成されている。また、LED3の接続部が配置される側に端部の近傍には、配線をLED3の接続部に通すための孔44bが設けられている。
格納体収容部45は、吊り下げ方向の床側に設けられるもので、床側に配される部位が開口された略コ字状に形成され、吊り下げ方向に沿って形成された一対の立設面を有する。
格納体7は、床側に向けられた部位が開口された断面コ字状に形成されるもので、吊り下げ方向に沿って形成された一対の立設面7aに導光板2のスペーサ8がそれぞれ設けられ、天井側に位置する面にLED3が設けられている。LED3とスペーサ8の固定は、それぞれ接着剤等によって接着することによって行われている。
レール部46は、導光板2の表示方向の外側に向かって天井側枠体41の側面から一体に延設されたもので、先端部46aが僅かに吊り下げ方向の上側(天井仕上材方向)に向かって延設される。
ネジ切プレート収容部47は、配線収容部44と、格納体収容部45と、の間に設けられ、床側面の一部がLED3の配列方向に沿って開口して形成された開口部47aを有している。したがって、ネジ切プレート収容部47は、この開口部47aを介して格納体収容部45と連通している。
床側枠体42は、天井側に向けられる部位が開口された(上方に開口された)断面コ字状に形成されるもので、吊り下げ方向の上側に向かって一対の立設部42aが設けられ、この立設部42aの対峙する方向の内側には中間ジョイント40と嵌合する返し部が設けられる。
隣り合う床側枠体42の間には、隣り合う導光板2の側面同士を固定する中間ジョイント40が設けられる。
中間ジョイント40は、不燃材によって形成されるもので、吊り下げ方向に沿って延設され、LED3の配列方向の両側面に(導光板2と対峙する両側縁に)、導光板2の側面を覆うことが可能に一対の凹部が設けられると共に、天井側から床側に貫通するように吊り下げ棒10を通すための貫通孔(図示せず)がLED3の配列方向の略中央(一対の凹部間)に形成されている。
また、中間ジョイント40の吊り下げ方向の床側の端部には、床側枠体42を天井側枠体41に接続する連用吊り子受け48が設けられる。
連用吊り子受け48は、図4に示すように、天井側に向けられる部位が開口された断面コ字状に形成され、LED3の配列方向において吊り下げ方向の上側に向かって一対の立設部48aを有しており、床側枠体42の凹部の端部からスライドして嵌入することが可能になっている。
また、LED3の配列方向の略中央には、先端がボルト状に形成された吊り下げ棒10の基端が固定されている。
側方枠体43は、LED3の配列方向の側面の端部(中間ジョイント40の凹部に収容されない端部)を覆うことが可能に断面コ字状に凹部が形成され、先端側に天井側枠体41と接続する天井側接続部(図示せず)と、基端に床側枠体42と接続する床側接続部(図示せず)と、が設けられている。
本実施例においては、天井側接続部と床側接続部とは、天井側枠体41、床側枠体42に嵌入することによってそれぞれ接続される。
以上で説明した防煙垂壁1を天井に取り付ける場合には、天井側枠体41の配線収容部44に設けられたネジ切プレートと天井部材とを連結ボルト(図示せず)で螺合することにより天井側枠体41を天井部材に固定する。
導光板2が格納された格納体7を格納体収容部45に差し込み、吊り下げ棒10の先端を、中間ジョイント40の孔を介して、天井側枠体41のネジ切プレート収容部47に収容されたネジ切プレートと螺合させる。
連用吊り子受け48の端部を床側枠体42の端部からスライドさせて嵌入する。側方枠体43を天井側枠体41と床側枠体42の端部に差し込み接続する。
なお、本実施例では、天井側枠体41にLED3を設けるように構成したが、床側枠体42にLED3を設けて実施することも可能である。この場合において、格納体7を収容する格納体収容部45を床側枠体42に設けて実施すると良い。
さらに、側方枠体43にLED3を設けて実施することも可能である。この場合において、格納体7を収容する格納体収容部45を床側枠体42に設けて実施すると良い。
以上のように、本発明の防煙垂壁1によれば、装飾5が施されたアクリル製の導光板2と、LED3による光源と、防煙機能を有するシート6を備えることにより、ガラスに比べて軽量な防煙垂壁1を提供することができ、災害時においても落下する危険性が少ない。たとえ、防煙垂壁1が地震等により落下した場合であっても、アクリル製であるため破片の飛散は少ない。
また、シート6が導光板2の表示方向の表面に設けられるため、破片の飛散を回避することができる。
したがって、本発明の防煙垂壁は、災害時における破損や崩落する危険性が少なく、安全性を確保することができる。
さらに、導光板2にシート6が設けられることにより、防煙垂壁1としての機能を発揮することができる。
さらにまた、導光板2の表示方向の表面に装飾5が施されることにより、電光サインとしての機能が発揮される。また、LED3により照明としての効果も発揮するため、照度の不足を解消することができ、ダウンライトの設置が不要になる。このため、スペースの有効活用しつつ、明るいイメージの装飾5を表示することが可能となる。
上述の実施例においては、導光板2に装飾5が施されるものであったが、シート6に装飾5が施されるものであってもよい。
尚、実施例1と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略し、以下の実施例についても同様とする。
図5に示すように、導光板2の表示方向の表面にエンボス加工が施され、凹部20が形成されている。
このエンボス加工は、導光板2の一方の表示面に施されるものであってもよいし、両方の表示面に施されるものであってもよい。
また、図6に示すように、シート6の表面には、装飾5が施されている。シート6は、透明であっても、着色が施されていてもよいが、防煙垂壁1の不燃材を認定する行政機関(本願出願時においては国土交通省)によって不燃材として認定されたものである。
本例において装飾5は、シート6の表示方向の表面に、出口の方向の案内表示と、お手洗いの案内表示を示すものである。したがって、防煙垂壁1は、案内板としての機能も果たしている。なお、実施例1と同様に、装飾5は案内表示に限られず、様々な文字、図形、模様等を施すことが可能である。
以上のように、LED3から導光板2に入光した光が、エンボス加工によって形成された凹部20に入り込むことによって、当該凹部20から表示方向に光を発することができ、導光板2の表示面全体を明るく照らすことになる。
また、シート6の表面に装飾5が施されることによって、シート6を張り替えるだけで容易に装飾5のデザインを変更することができる。
実施例2においては、導光板2の表示方向の表面に直接的にシート6を設けたものであったが、部材を介して間接的にシート6が設けられるものであってもよい。
具体的には、図7に示すように、シート6は、導光板2の表示方向の表面と当接するように設けられたスライド板11に着脱可能に接着剤等によって貼着される。
スライド板11は、アクリル等の透過性を有する樹脂製であり、透明であっても着色されたものであってもよい。
また、スライド板11の厚さは、側方枠体43の凹部及び中間ジョイント40の凹部において、導光板2が収容された際に形成される隙間をスライド可能に形成されると共に、導光板2が格納された格納体7において形成される隙間に収容可能に形成される。
床側枠体42は、図8(a)に示すように、導光板2を保持する導光板保持部42bと、導光板2とスライド板11とを保持するスライド板保持部42cとから構成されている。
導光板保持部42bは、天井側に向けられる部位が開口された断面コ字状に形成された本体部42dと、本体部42dの先端と基端に形成されスライド板保持部42cと接続する2つの接続部42eとから構成されている。
本体部42dと接続部42eの間には、スライド板保持部42cの保持部位の厚みに応じた段部42fが形成される。また、接続部42eは、接続方向の略中間に係合孔42gが形成される。このため、図8(b)及び9に示すように、導光板保持部42bとスライド板保持部42cとが接続されると、接合面が同じ高さに(平らに)なる。
スライド板保持部42cは、天井側に向けられる部位が開口された断面コ字状に形成され、立設部間の幅Aは、導光板保持部42bの立設部間の幅Bよりも広く形成される。また、導光板保持部42bの立設部と対峙するスライド板保持部42cの立設部間の幅Cは、スライド板の厚みと同等に形成される。
また、スライド板保持部42cの底面(床側に形成される面)には、LED3の配列方向の略中央に係合突起42hが形成される。
したがって、スライド板保持部42cを導光板保持部42bの接続部42e上をスライドさせつつ、係合突起42hを係合孔42gに嵌合させることで、両者は接続され、枠体4は、スライド板11を保持することが可能となる。
以上のように、予め装飾5を施したシートを貼着したスライド板11を入れ替えるだけで、容易に装飾5の表示内容を変更することができる。
1 防煙垂壁
2 導光板
3 LED
4 枠体
5 装飾
6 シート
11 スライド板

Claims (6)

  1. 透明なアクリルによって形成された矩形状の導光板と、
    前記導光板の縁に沿って設けられたLEDと、
    前記導光板を建築物の天井に固定する不燃材の枠体と、を有し、
    前記導光板の表示方向の表面において、不燃材のシートが設けられ、
    前記導光板は、前記枠体と前記シートとによって覆われ、表示方向の表面において装飾が施されることを特徴とする防煙垂壁。
  2. 透明なアクリルによって形成された矩形状の導光板と、
    前記導光板の縁に沿って設けられたLEDと、
    前記導光板を建築物の天井に固定する不燃材の枠体と、を有し、
    前記導光板の表示方向において、不燃材のシートが設けられ、
    前記導光板は、前記枠体と前記シートとによって覆われ、
    前記シートは、前記導光板の表示方向の表面において装飾が施されることを特徴とする防煙垂壁。
  3. 前記枠体は、前記導光板の上縁を保持する天井側枠体と、前記導光板の下縁を保持する床側枠体と、を有し、
    前記LEDは、前記天井側枠体に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の防煙垂壁。
  4. 前記導光板は、表示方向の表面にエンボス加工が施されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の防煙垂壁。
  5. 前記不燃材のシートは、前記導光板の表面に着脱可能に貼着されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の防煙垂壁。
  6. 前記不燃材のシートは、前記導光板の表面にスライド可能に設けられた樹脂製のスライド板に着脱可能に貼着されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の防煙垂壁。
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