JP2018099254A - 懸賞付きゲーム管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、より幅広いゲームユーザーにとって魅力的な懸賞を提供しながら、ユーザーの過度なゲームプレイを抑制し、ゲーム外でのユーザー間の不正行為を防止することを目的としている。【解決手段】このため、インターネット回線を介して接続するユーザーを対象とした懸賞付きゲームを管理する管理会社を有する懸賞付きゲーム管理システムにおいて、前記管理会社は、プログラム実行手段と、記憶手段と、懸賞プログラムの実行の際に当選したユーザーに懸賞品として実際の金品を進呈する商品進呈処理手段と、ゲーム内において価値を持つものに対して現価に換算する現価換算手段とを備え、前記プログラム実行手段は、前記当選したユーザーに前記懸賞品を実際の金品としてを受領するか、或いは、受領せずにゲーム内で使用するかを選択させるように構成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は懸賞付きゲーム管理システムに係り、インターネット回線を介して接続するユーザーを対象とした懸賞付きゲームを管理する管理会社を有する懸賞付きゲーム管理システムに関するものである。
従来、インターネットを通じたゲーム管理システムにおいては、ゲーム内外に関わらず、ゲームのランキングの上位者に懸賞品を進呈する懸賞や、ゲーム参加者全員を対象としたクジ選定によって選ばれた当選者に懸賞品を進呈する懸賞を実行する懸賞付きゲーム管理システムがある。
このような懸賞付きゲーム管理システムを提供することによって、特定の条件を達成することを条件に懸賞品が進呈される種類の懸賞では、ユーザーは特定の条件を達成することによる達成感に加え、懸賞品が進呈されることで、そのゲームへの興味が増加し、リピーターとなる可能性があることが知られている。
また、クジ選定によって当選者を選定する種類の懸賞では、ゲームを始めて間もないユーザーやゲームをあまり長くできないユーザーにも平等に当選の可能性があるため、ゲーム参加者全員のゲームへの参加意欲を高めることができることが知られている。
特開2002−000948号公報
ところで、従来の懸賞付きゲーム管理システムにおいて、懸賞で当選し賞与されているものはゲーム内で使用する武器やアイテムなどといった、ゲーム内のみで使用することが可能なデータに限定されていた。このため、懸賞での当選は、ゲーム自体に興味が薄れているユーザーの参加意欲の増進を図ることが難しいという不都合があった。
加えて、懸賞品に限らず、ゲームをプレイしてユーザーが得られるものがゲーム内のみでしか価値を持たないものであることが、ユーザーがゲームをやめられない一種のゲーム中毒状態を引き起こす要因となっており、また、別の問題としては、懸賞の種類によってログイン時間やプレイ時間、プレイ回数に応じて、当選確率が変化する懸賞が存在し、このため、実世界を顧みず、多大な時間をゲームプレイに消費する、別種のゲーム中毒状態に陥ることが社会問題となりつつある。
更にまた、懸賞で当選し賞与されるものは、その希少性からゲームに執心のユーザーにとっては非常に魅力的なものであるため、懸賞が所謂リアルマネートレードといった不正行為の原因となる問題があった。
この発明は、より幅広いゲームユーザーにとって魅力的な懸賞を提供しながら、ユーザーの過度なゲームプレイを抑制し、ゲーム外でのユーザー間の不正行為を防止することを目的としている。
ここで、この発明は、上記不都合を除去するために、インターネット回線を介して接続するユーザーを対象とした懸賞付きゲームを管理する管理会社を有する懸賞付きゲーム管理システムにおいて、前記管理会社は、ゲーム内外で懸賞プログラムを実行するプログラム実行手段と、前記懸賞プログラムを実行するために必要な情報を記憶する記憶手段と、前記懸賞プログラムの実行の際に当選したユーザーに懸賞品として実際の金品を進呈する商品進呈処理手段と、ゲーム内において価値を持つものに対して現価に換算する現価換算手段とを備え、前記プログラム実行手段は、前記当選したユーザーに前記懸賞品を前記商品進呈処理手段によって実際の金品として進呈する前に、実際の金品として受領するか、或いは、受領せずにゲーム内で使用するかを選択させるように構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、懸賞品として実際の金品が進呈されることで、懸賞での当選がゲームへの興味が薄れてきているユーザーに対しても価値あるものとなり、幅広いユーザーが楽しむことができる懸賞を提供することが可能となるとともに、ゲーム外でのユーザー間の不正行為を防止することが可能となる。加えて、懸賞品を実際の金品として受領するか、ゲーム内で使用するか選択する機会を通して、得られる金品とゲームに消費する時間や労力を比較する機会をユーザーに提供することで、過度なゲームプレイを抑制しうる。
更に、ゲーム内で価値を持つ全てのものの現価を換算することで、従来懸品の対象となり得なかったものを懸賞の対象とすることが可能となり、懸賞の幅をより広げ、ユーザーにとって魅力的な懸賞を提供することが可能となる。
図1は懸賞付きゲーム管理システムの概略構成図である。(実施例) 図2は懸賞付きゲーム管理システムの現価記憶手段に格納されるデータの具体例について説明するための図である。(実施例) 図3は懸賞付きゲーム管理システムのゲーム内懸賞フローチャートである。(実施例) 図4は懸賞付きゲーム管理システムの懸賞ガチャフローチャートである。(実施例) 図5は懸賞付きゲーム管理システムのゲーム内懸賞を説明するための仮想空間の一例である。(実施例) 図6は懸賞付きゲーム管理システムのゲーム内選択フローチャートである。(実施例) 図7は懸賞付きゲーム管理システムの当選アイテム買取店の表示する基準値段表の一例である。(実施例)
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図7はこの発明の実施例を示すものである。
図1において、1は懸賞付きゲーム管理システムである。
この懸賞付きゲーム管理システム1は、インターネット回線(「ネットワーク」ともいう。)2と、ゲームを行う複数のユーザー3(例えば6名のユーザー3a〜3f)と、提携企業4と、提携ネットバンク5と、管理会社10とにより構成する。
前記ユーザー3は、入力装置と出力装置及びインターネット回線に接続可能な通信装置を備える周知の端末(例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末等。)によって、ネットワーク2を介して管理会社10に接続し、管理会社10の管理するゲームを実行する。
説明上、図1においては、ユーザー3aを懸賞で当選した当選ユーザーとする。
前記管理会社10は、主に、プログラム実行手段20と、記憶手段30と、商品進呈処理手段40と、提携企業情報管理手段50と、現価換算手段60と、を有する。
前記プログラム実行手段20は、処理機能を有する集積回路及び集積回路の演算を一時的に記憶する主記憶装置と補助記憶装置により構成される。
このプログラム実行手段20は、主に、ゲーム実行に関わる演算処理を行うゲーム実行関連手段21と、ゲームの情報や懸賞の当選情報を配信する情報配信手段22と、懸賞の実行に関わる演算処理を行う懸賞実行手段23と、を有する。
前記ゲーム実行関連手段21は、ユーザー3の要求に応じたゲーム実行に関わる演算処理の実行として、ユーザー3からの入力情報を受信し、他のユーザー3から送られる入力情報や、前記記憶手段30に格納される情報に基づいて、予めプログラムされている演算処理を行い、ユーザー3にデータを返す。
また、前記ゲーム実行関連手段21は、懸賞がゲーム内で行われる場合に、ユーザー3の入力情報を懸賞実行手段23に送信し、懸賞実行手段23から返された懸賞結果を、後述するユーザー情報記憶手段33に格納し、懸賞結果をユーザー3に表示するための処理を行い、ユーザー3に返す。
また、前記ゲーム実行関連手段21は、懸賞品の選択(懸賞品を実際の金品として受け取るか否かの選択)がゲーム内で行われる場合に、前記記憶手段30に格納される情報に基づいて、当選ユーザー3aが懸賞品の選択を行うための処理を実行する。
前記情報配信手段22は、所謂、ウェブサーバーで、管理会社10がゲームに関する情報を配信するために運営するウェブページをユーザー3に提供する。
また、前記情報配信手段22は、ユーザー3の入力情報から、ユーザー情報記憶手段33を参照し、ユーザー3を識別してユーザー3に個別の情報を表示する。
また、前記情報配信手段22は、管理会社10が運営するウェブページ等のゲーム外で懸賞が行われる場合に、ユーザー3の入力情報を懸賞実行手段23に送信し、懸賞実行手段23から返された懸賞結果を、後述するユーザー情報記憶手段33に格納し、懸賞結果をユーザー3に表示するための処理を行い、ユーザー3に返す。
また、前記情報配信手段22は、懸賞品の選択(懸賞品を実際の金品として受け取るか否かの選択)がゲーム外で行われる場合で、前記記憶手段30に格納される情報に基づいて、当選ユーザー3aが懸賞品の選択を行うための処理を実行する。
前記懸賞実行手段23は、懸賞の実行に関わる演算処理の実行として、ゲーム実行関連手段21または情報配信手段22の要求に応じて、記憶手段30に格納されるデータを参照し、懸賞を実行し、結果をゲーム実行関連手段21または情報配信手段22に返す。
前記記憶手段30は、処理機能を有する集積回路及び集積回路の演算を一時的に記憶する主記憶装置と補助記憶装置により構成され、プログラム実行手段20、商品進呈処理手段40、提携企業情報管理手段50及び現価換算手段60がプログラムを実行するために必要な情報を格納する、所謂、データベースサーバーである。
前記記憶手段30は、ゲームの実行に関わるデータを記憶するゲームデータ記憶手段31と、懸賞の実行に関わるデータを記憶する懸賞情報記憶手段32と、個々のユーザーの情報を記憶するユーザー情報記憶手段33と、を有する。
前記ゲームデータ記憶手段31は、ゲームの初期プログラムやゲームのフィールド情報、敵モンスターの出現確率、敵モンスターレベル、アイテムや武器の情報等を格納し、ゲーム実行関連手段21からゲーム実行に関わるプログラムを実行するために参照される。
また、前記ゲームデータ記憶手段31は、ユーザー3からの要求に応じて、内部に格納されているゲームの初期プログラムデータを送信する。
前記懸賞情報記憶手段32は、懸賞の種類、懸賞開始条件、懸賞参加条件、懸賞方法、当選確率、懸賞品と懸賞品の属性、懸賞品の残数などのデータを格納し、懸賞実行手段23からゲーム内外で懸賞を実行するために参照される。
また、前記懸賞情報記憶手段32は、懸賞の開催状況や、懸賞品の残数を表示するために、ゲーム実行関連手段21または情報配信手段22によって参照される。
前記懸賞情報記憶手段32に格納される懸賞データは、管理会社10によって適宜変更することが可能である。
前記懸賞情報記憶手段32は、内部に当選数を管理するため、当選数管理手段34を有し、この当選数管理手段34は、当選数が限られる懸賞について、当選者が出ると残数のカウントダウンを行い、残りの懸賞品の残数の値を懸賞情報記憶手段32に格納する。
前記ユーザー情報記憶手段33は、ユーザー3の識別情報、住所等の個人情報、プレイデータを格納する。ここで言うユーザーのプレイデータとは、ユーザーがゲームを行った履歴だけではなく、ゲームのプレイ時間やゲーム中に得られた経験値、レベル、スキルやユーザーがゲーム内で所持するアイテムや仮想通貨、武器や防具、アバターの情報、及び懸賞の結果やユーザーが懸賞に参加するための条件に関するデータ等を含む。
前記ユーザー情報記憶手段33は、プログラム実行手段20や商品進呈手段40、現価換算手段60の要求に対して適宜値を送信したり、書き換えられる。
前記商品進呈処理手段40は、処理機能を有する集積回路及び集積回路の演算を一時的に記憶する主記憶装置と補助記憶装置により構成され、プログラム実行手段20からの要求に対して、当選ユーザー3aに実際の金品を進呈するための処理を行う。
例えば、実際の金品の進呈が、管理会社10から直接賞金として当選ユーザー3aに進呈される場合には、商品進呈処理手段40はユーザー情報記憶手段33を参照し、当選ユーザー3aの口座情報を取得し、取得した口座への入金を行う。
また、例えば、実際の金品の進呈が、管理会社10から直接景品として当選ユーザー3aに進呈される場合には、商品進呈処理手段40はユーザー情報記憶手段33を参照し、当選ユーザー3aの郵便番号、住所、氏名を取得し、取得した住所宛に景品を送付する。
そして、例えば、実際の金品の進呈が、提携企業4や提携ネットバンク5を介して進呈される場合には、商品進呈処理手段40は、ユーザー情報記憶手段33を参照し、提携企業4または提携ネットバンク5が当選ユーザー3aに実際の金品を贈呈するために必要な情報を取得し、金品進呈依頼とともに取得した当選ユーザー3aの情報を提携企業4または提携ネットバンク5に送信する。
前記提携企業情報管理手段50は、処理機能を有する集積回路及び集積回路の演算を一時的に記憶する主記憶装置と補助記憶装置により構成され、提携企業4や提携ネットバンク5の情報を管理する。
前記提携企業情報管理手段50は、懸賞の支払いの代行や、ゲーム内で広告を行うために、提携企業4や提携ネットバンク5の要求に応じて、提携企業4や提携ネットバンク5の情報を補助記憶装置内に格納する。
前記現価換算手段60は、処理機能を有する集積回路及び集積回路の演算を一時的に記憶する主記憶装置と補助記憶装置により構成され、ゲーム内で価値をもつ全てのものの価値を算出する。
詳述すれば、前記現価換算手段60は、ゲーム実行関連手段21または情報配信手段22の要求に応じて、該当するものの現価の値、又は、該当するものの使用回数や所持期間に応じて変動する現価の配列をゲーム実行関連手段21または情報配信手段22に返す。
或いは、前記現価換算手段60は該当するものの使用回数および/または所持期間から現価の算出を行い、値をゲーム実行関連手段21または情報配信手段22に返す。
前記現価換算実行手段60は、現価記憶手段61、使用度判断手段62、所持期間判断手段63を内部に有する。
前記現価記憶手段61は、図2に示す如く、ゲーム内で価値を有する全てのものの属性と、現価を定義した情報を格納し、現価換算手段60が現価換算を行う際に参照される。
ここで、「通常アイテム」は、ゲーム開始時点から持っているアイテム等を指し、この発明の実施例においては、現価0円として定義する。この「通常アイテム」は、懸賞の仕様により「当選アイテム」に属性が変わるということが可能である。
「購入アイテム」は、所謂、課金アイテムと呼ばれるアイテムで、そのアイテムを得るために必要な購入価格が現価として定義される。この「購入アイテム」も「当選アイテム」と同様に実際の金品として交換し進呈することが可能である。
「当選アイテム」は、懸賞の当選者に与えられる懸賞品として実際の金品に替えることができるアイテムを指す。
前記使用度判断手段62は、使用度に応じた現価の換算処理を行う。
前記使用度判断手段62は、使用回数の増加に応じて現価が低下するように定めた現価換算表を有し、ユーザー情報記憶手段33に記憶されるユーザー3の該当アイテムを使用した回数から現価の算出や、使用回数に応じた現価の配列を送信する(図7参照。)。
現価の換算が使用度及び所持期間で判断される場合には、前記使用度判断手段62は、算出した現価を所持期間判断手段63に送る。
所持期間判断手段63は、所持期間に応じた現価の換算処理を行う。
所持期間判断手段63は、所持期間が長くなるに連れて現価が低下または増加するように定めた現価換算表を有し、ユーザー情報記憶手段33に記憶されるユーザー3の該当アイテムの所持期間から現価の算出や、所持期間に応じて変化する現価の配列を送信する。
次に作用を説明する。
本発明の懸賞付きゲーム管理システム1で行われる懸賞がゲーム内で行われる場合の懸賞の流れを説明するために、所謂、RPG(ロールプレイングゲーム)といわれる種類のゲームを例に、ゲーム開始からアイテム発見までの流れを図3のゲーム内懸賞フローチャートに沿って説明する。
この懸賞付きゲーム管理システム1を構成するプログラム実行手段20の内部に記憶されているゲーム内懸賞プログラムがスタート(A01)すると、ゲームアプリケーションをダウンロードする処理(A02)に移行する。
この処理(A02)は、ゲームデータ記憶手段31が内部に格納するゲーム初期プログラムデータを送信し、ユーザー3はユーザー3の有する端末内にそのゲーム初期プログラムデータをダウンロードする。その後、ゲーム実行関連手段21がユーザー3の接続を受信すると、アプリケーションを開始する処理(A03)に移行する。
処理(A03)では、ゲーム実行関連手段21はユーザー3に仮想空間を表示するための処理を行い、ユーザー3に送信し、フィールド移動(A04)に移行する。
処理(A04)では、フィールド移動処理として、ゲーム実行関連手段21はユーザー3の入力情報を仮想空間内に反映するための演算処理を行いながら、懸賞実行のため、受信したユーザー3の操作入力を懸賞実行手段23に送信し、懸賞ガチャが有るか否かの判断(A05)に移行する。
判断(A05)では、懸賞ガチャが有るか否かの判断として、懸賞実行手段23はゲーム実行関連手段21から接続されると、懸賞情報記憶手段32を参照し、懸賞の種類のうち「懸賞ガチャ」として登録される懸賞データの存在を参照する。
判断(A05)がYES、つまり懸賞の種類のうち「懸賞ガチャ」として登録される懸賞がある場合には、懸賞ガチャを実行する処理(A06)に移行する。
判断(A05)がNO、つまり懸賞の種類のうち「懸賞ガチャ」として登録される懸賞がない場合には、アイテムが隠されているか否かの判断(A07)に移行する。
処理(A06)では、後述する懸賞ガチャを実行する。処理が完了すると、アイテムが隠されているか否かの判断(A07)に移行する。
判断(A07)は、ユーザー3の特定の操作を開始条件として、懸賞の種類のうち「アイテムが隠されているタイプ」の懸賞が開催されているか否かを判定する。
仮に、ゲーム実行関連手段21がユーザー3の宝箱を開ける操作入力を受信したことを送信すると、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32を参照し、登録される懸賞のうち、宝箱を開ける操作が懸賞開始条件で、懸賞の種類のうち「アイテムが隠されているタイプ」の懸賞が登録されているか否かを参照する。
判断(A07)がYES、つまり該当する懸賞がある場合には、ユーザー3が懸賞に参加するための他の条件を満たしているか否かの判断(A08)に移行する。
判断(A07)がNO、つまり該当する懸賞がない場合には、アイテムを持つ敵を倒したか否かの判断(A09)に移行する。
判断(A09)は、ユーザー3の特定の操作を開始条件として、懸賞の種類のうち「アイテムを持つ敵を討伐するタイプ」の懸賞が開催されているか否かを判定する。
仮に、ゲーム実行関連手段21が、図5に示す仮想空間内で、ユーザー3のゴブリンを討伐する操作入力を受信したことを送信すると、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32を参照し、登録される懸賞のうち、ゴブリン討伐が懸賞開始条件で、懸賞の種類のうち「アイテムを持つ敵を討伐するタイプ」の懸賞が登録されているか否かを参照する。
判断(A09)がYES、つまり該当する懸賞がある場合には、上述したユーザー3が懸賞に参加するための他の条件を満たしているか否かの判断(A08)に移行する。
判断(A09)がNO、つまり該当する懸賞がない場合には、人からアイテムをもらえるか否かの判断(A10)に移行する。
判断(A10)は、ユーザー3の特定の操作を開始条件として、懸賞の種類のうち「人からアイテムをもらうタイプ」の懸賞が開催されているか否かを判定する。
仮に、ゲーム実行関連手段21が、ユーザー3の迷子のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)と会話する操作入力を受信したことを送信すると、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32を参照し、登録される懸賞のうち、迷子のNPCとの会話が懸賞開始条件で、懸賞の種類のうち「人からアイテムをもらうタイプ」の懸賞が登録されているか否かを参照する。
判断(A10)がYES、つまり該当する懸賞がある場合には、ユーザー3が懸賞に参加するための他の条件を満たしているか否かの判断(A08)に移行する。
判断(A10)がNO、つまり該当する懸賞がない場合には、アイテム出現の特殊条件があるか否かの判断(A11)に移行する。
判断(A11)は、懸賞の種類のうち「特別条件のあるタイプ」の懸賞があるか否かを判定する。仮に、ゲーム実行関連手段21が、全てのユーザー3の中でユーザー3aがプレイスコア1位であることを送信すると、懸賞実行手段23は懸賞情報記憶手段32を参照し、プレイスコア1位が懸賞開始条件で、懸賞の種類のうち「特別条件のあるタイプ」の懸賞が登録されているか否かを参照する。
判断(A11)がYES、つまり該当する懸賞がある場合には、ユーザー3aが懸賞に参加するための他の条件を満たしているか否かの判断(A08)に移行する。
判断(A11)がNO、つまり該当する懸賞がない場合には、後述するフィールド移動(A17)に移行する。
上述した判断(A08)では、懸賞開始条件以外の参加条件をユーザー3が満たすか否かの判定として、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32を参照し、懸賞開始条件以外に懸賞参加条件が設けられているか否かを参照し、懸賞開始条件以外に懸賞参加条件が設けられる場合には、懸賞実行手段23は、ユーザー情報記憶手段33内に格納されるユーザー3の情報を参照し、ユーザー3が懸賞参加条件を満たしているか否かを判定する。
判断(A08)がYES、つまり懸賞参加条件がない、または、ユーザー3が懸賞参加条件を満たす場合には、懸賞を実行し、当選か否かの判断(A12)に移行する。
判断(A08)がNO、つまりユーザー3が懸賞参加条件を満たしていない場合には、懸賞実行手段23は、ゲーム実行関連手段21にそのことを送信し、ゲーム実行関連手段21は、通常のゲームプログラムを実行する処理に戻り、後述するフィールド移動(A17)に移行する。
判断(A12)では、懸賞の実行と、ユーザー3が当選したか否かの判定として、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32を参照し、該当する懸賞の懸賞内容を参照し、懸賞を実行し、ユーザー3が当選したか否かを判定する。
判断(A12)がYES、つまり当選ユーザー3aが当選した場合には、懸賞品が当選アイテムか否かの判断(A13)に移行する。
判断(A12)がNO、つまりユーザー3が落選した場合には、懸賞実行手段23はユーザー3が落選したことゲーム実行関連手段21に送り、ゲーム実行関連手段21は、ユーザー3に懸賞結果を表示するための処理を行い、ユーザー3に送信し、通常のゲームプログラムを実行する処理に戻り、後述するフィールド移動(A17)に移行する。
判断(A13)は、懸賞品が当選アイテムか否かの判定として、懸賞実行手段23が懸賞情報記憶手段32を参照し、該当する懸賞品の属性が当選アイテムか否かを判定する。
判断(A13)がYES、つまり懸賞品の属性が当選アイテムである場合には、当選アイテムに属する懸賞品が残っているか否かの判断(A14)に移行する。
判断(A13)がNO、つまり懸賞品の属性が当選アイテムではない場合には、通常アイテム取得の処理(A15)に移行する。
判断(A14)は、当選アイテムに属する懸賞品が残っているか否かの判定として、懸賞実行手段23は懸賞情報記憶手段32の内部に格納される該当する懸賞品の残数を参照し、その値が0ではないか否かを判定する。
判断(A14)がYES、つまり該当する懸賞品が残っている場合(懸賞品の残数が0でない場合)には、当選アイテム取得の処理(A16)に移行する。
判断(A14)がNO、つまり該当する懸賞品が残っていない場合(懸賞品の残数が0の場合)には、通常アイテム取得の処理(A15)に移行する。
処理(A15)は、通常アイテム取得の処理として、懸賞実行手段23は、当選ユーザー3aが通常アイテムを取得したことをゲーム実行関連手段21に送信する。ゲーム実行関連手段21は、当選ユーザー3aに結果を表示するための処理を行い、ユーザー3に送信するとともに、ユーザー情報記憶手段33の当選ユーザー3aの所有するアイテム情報内に通常アイテムの追加を行い、後述するフィールド移動(A17)に移行する。
処理(A16)は、当選アイテム取得の処理として、懸賞実行手段23は、当選ユーザー3aが当選アイテムを取得したことをゲーム実行関連手段21に送信する。ゲーム実行関連手段21は、当選ユーザー3aに結果を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aに送信するとともに、ユーザー情報記憶手段33の当選ユーザー3aの所有するアイテム情報内に当選アイテムの追加を行う。更に、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32に当選アイテム獲得者が出たことを送信し、懸賞情報記憶手段32は、内部にある当選数管理手段34を使用して懸賞品の残数の値を変更する。
上述の処理を経て、フィールド移動(A17)に移行する。
フィールド移動(A17)では、ユーザー3がゲーム終了操作を行わない限り、ループプログラムのスタートである上述のフィールド移動(A04)に戻る。
所謂、PRGといわれる種類のゲームにおける、懸賞の1種である懸賞ガチャを実行する流れを図4の懸賞ガチャフローチャートに沿って説明する。
懸賞ガチャプログラムがスタート(A06−1)すると、懸賞ガチャに参加する条件が設けられているか否かの判断(A06−2)に移行する。
判断(A06−2)では、懸賞実行手段23が懸賞情報記憶手段32を参照し、懸賞ガチャに参加条件が設けられているか否かを確認する。
判断(A06−2)がYES、つまり懸賞の参加条件が設けられている場合には、その条件をユーザー3が満たしているか否かの判断(A06−3)に移行する。
判断(A06−2)がNO、つまり懸賞の参加条件が設けられていない場合には、懸賞ガチャ始動、つまり懸賞ガチャを実行する処理(A06−4)に移行する。
判断(A06−3)は、懸賞ガチャへの参加条件をユーザー3が満たすかの判定として、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32から懸賞の参加条件を取得し、ユーザー情報記憶手段33を参照し、ユーザー3が懸賞参加条件を満すか否か判定する。
判断(A06−3)がYES、つまりユーザー3が懸賞参加条件を満たす場合には、懸賞ガチャ始動である懸賞ガチャを実行する処理(A06−4)に移行する。
判断(A06−3)がNO、つまりユーザー3が懸賞参加条件を満たさない場合には、懸賞実行手段23は、そのことをゲーム実行関連手段21に送り、ゲーム実行関連手段21は、ユーザー3が懸賞に参加できないこと表示するための処理を行い、ユーザー3に送信し、後述する懸賞ガチャプログラムの終了(A06−9)に移行する。
処理(A06−4)は、懸賞ガチャ始動の処理として、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32内の該当する懸賞の懸賞内容を参照し、懸賞を実行し、ユーザー3が当選したか否かの判断(A06−5)に移行する。
判断(A06−5)がYES、つまり当選ユーザー3aが当選した場合には、当選アイテムが残っているか否かの判断(A06−6)に移行する。
判断(A06−5)がNO、つまりユーザー3が落選した場合には、懸賞実行手段23はユーザー3が落選したことゲーム実行関連手段21に送り、実行関連手段21は、ユーザー3に結果を表示するための処理を行い、ユーザー3に送信し、後述する懸賞ガチャプログラムの終了(A06−9)に移行する。
判断(A06−6)は、当選アイテムが残っているか否かの判定処理として、懸賞実行手段23は懸賞情報記憶手段32を参照し、当選アイテムに属する懸賞品の残数を参照し、その値が0ではないか否かを判定する。
判断(A06−6)がYES、つまり当選アイテムが残っている場合(懸賞品の残数が0でない場合)には、当選アイテム取得の処理(A06−7)に移行する。
判断(A06−6)がNO、つまり当選アイテムが残っていない場合(懸賞品の残数が0の場合)には、通常アイテム取得の処理(A06−8)に移行する。
処理(A06−7)では、当選アイテム取得の処理として、懸賞実行手段23は、当選ユーザー3aが当選アイテムを取得したことをゲーム実行関連手段21に送信する。ゲーム実行関連手段21は、結果を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aに送信するとともに、ユーザー情報記憶手段33の当選ユーザー3aの所有するアイテム情報内に当選アイテムの追加を行う。更に、懸賞実行手段23は、懸賞情報記憶手段32に当選アイテム獲得者が出たことを送信し、懸賞情報記憶手段32は、内部にある当選数管理手段34を使用して懸賞品の残数の値を変更する。
上述の処理を経て、後述する懸賞ガチャプログラムの終了(A06−9)に移行する。
処理(A06−8)は、通常アイテム取得の処理として、懸賞実行手段23は、当選ユーザー3aが通常アイテムを取得したことをゲーム実行関連手段21に送信する。ゲーム実行関連手段21は、結果を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aに送信するとともに、ユーザー情報記憶手段33の当選ユーザー3aの所有するアイテム情報内に通常アイテムの追加を行い、懸賞ガチャプログラムの終了(A06−9)に移行する。
本発明の懸賞付きゲーム管理システム1の懸賞品をゲーム内で使用するか、或いは、実際の金品として獲得するかの選択がゲーム内で行われる場合の流れを説明するために、所謂、RPGといわれる種類のゲームを例に、当選ユーザー3aが当選アイテムを売り、賞金獲得するまでの流れを図6のゲーム内懸賞選択フローチャートに沿って説明する。
この懸賞付きゲーム管理システム1を構成するプログラム実行手段20の内部に記憶されている懸賞選択ループプログラムがスタート、つまりフィールド移動(B01)になると、当選ユーザー3aが当選アイテム買取店を訪れたか否かの判断(B02)に移行する。仮に、図5に示す仮想空間のゲームを実行していたものとして説明すると、ゲーム実行関連手段21は、当選ユーザー3aの入力情報を仮想空間内に反映するための演算処理を行いながら、当選ユーザー3aの当選アイテム買取店を訪れる操作の入力を待機する。
判断(B02)がYES、つまり当選ユーザー3aの当選アイテム買取店を訪れる操作入力をゲーム実行関連手段21が受信すると、当選ユーザー3aが当選アイテムを売る意思があるか否かの判断(B03)に移行する。
判断(B02)がNO、つまりゲーム実行手段21が当選ユーザー3aの当選アイテムを訪れる操作入力を受信しない場合には、ゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用したか否かを判断する処理(B04)に移行する。
判断(B03)では、当選ユーザー3aが当選アイテムを売る意思があるか否かの判定として、ゲーム実行関連手段21は確認画面を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aに送信し、当選ユーザー3aからの信号を待機する。
判断(B03)がYES、つまりゲーム実行関連手段21が、当選ユーザー3aに当選アイテムを売る意思があるという信号を受信した場合には、確認画面の表示を終了し、当選アイテム買取基準値段表(図7参照。)を表示する処理(B05)に移行する。
判断(B03)がNO、つまりゲーム実行関連手段21が、当選ユーザー3aに当選アイテムを売る意思がないという信号を受信した場合には、確認画面の表示を終了し、通常のゲームプログラムを実行する処理に戻り、ゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用したか否かを判断する処理(B04)に移行する。
処理(B05)では、当選アイテム買取基準値段表(図7参照。)の表示処理を行う。
詳述すれば、ゲーム実行関連手段21は、現価換算手段60に接続し、現価換算手段60は、内部にある現価記憶手段61から当選アイテムに属するものの現価を取得し、値をゲーム実行関連手段21に戻す。或いは、前記当選アイテムが使用回数や所持期間によって現価が変動する場合には、内部にある使用度判断手段62及び所持期間判断手段63を使用して、使用回数や所持期間に応じて変動する現価の配列を取得し、取得した配列をゲーム実行関連手段21に戻す。ゲーム実行関連手段21は、受信した情報から当選アイテム買取基準値段表(図7参照。)を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aが当選アイテムを査定するか否かの判断(B06)に移行する。
判断(B06)では、当選ユーザー3aからの当選アイテムを査定するか否かを確認するために、ゲーム実行関連手段21が当選アイテム買取基準値段表(図7参照。)と共に当選アイテムを査定するか否かの選択画面を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aに送信し、当選ユーザー3aからの信号を待機する。
判断(B06)がYES、つまりゲーム実行関連手段21が、当選ユーザー3aの当選アイテムを査定するという信号を受信した場合には、当選アイテムの現価の査定を行い、当選ユーザー3aが当選アイテムを売るか否かの判断(B07)に移行する。
判断(B06)がNO、つまり、ゲーム実行関連手段21が、当選ユーザー3aの当選アイテムを査定しないという信号を受信した場合には、当選アイテム買取基準値段表の表示を終了し、通常のゲームプログラムを実行する処理に戻り、ゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用したか否かを判断する処理(B04)に移行する。
判断(B07)では、当選アイテムの現価の査定を行い、当選ユーザー3aが当選アイテムを売るか否かの判定を行う。
詳述すれば、ゲーム実行関連手段21は、当選ユーザー3aの識別情報を現価換算手段60に送信すると、現価換算手段60は、内部にある現価記憶手段61及びユーザー情報記憶手段33から当選ユーザー3aの所有する当選アイテムの現価を取得し、内部にある使用回数判断手段62及び所持期間判断手段63を使用して、当選ユーザー3aの所有する当選アイテムの使用回数及び所持期間から現価を算出し、値をゲーム実行関連手段21に返す。ゲーム実行関連手段21は、受信した当選アイテムの現価と、当選ユーザー3aが当選アイテムを売却するか否かを選択するための選択画面を表示するための処理を行い、当選ユーザー3aに送信し、当選ユーザー3aからの信号を待機する。
判断(B07)がYES、つまりゲーム実行関連手段21が、当選ユーザー3aの当選アイテムを売却するという信号を受信した場合には、「賞金獲得」、つまり当選ユーザー3aに懸賞品として実際の金品を進呈するための処理(B08)に移行する。
判断(B07)がNO、つまりゲーム実行関連手段21が、当選ユーザー3aの当選アイテムを売却しないという信号を受信した場合には、査定結果及び売却するか否かの選択画面の表示を終了し、通常のゲームプログラムを実行する処理に戻り、ゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用したか否かの判断(B04)に移行する。
処理(B08)では、「賞金獲得」、つまり当選ユーザー3aに実際の金品を進呈するための処理として、ゲーム実行関連手段21は、ユーザー情報記憶手段33内の当選ユーザー3aの懸賞品のデータの削除と当選ユーザー3aの識別情報を取得を行い、算出した懸賞品の現価と当選ユーザー3aの識別情報を商品進呈処理手段40に送信し、商品進呈処理手段40は、受信した情報から当選ユーザー3aへの金品の進呈処理を行い、後述する懸賞選択ループプログラムの終了、つまりフィールド移動(B10)に移行する。
判断(B04)では、ゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用したかどうかを判断する判断を行う。
判断(B04)がYES、つまりゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用した場合、当選アイテムの劣化を記録する処理(B09)に移行する。
判断(B04)がNO、つまりゲーム内で当選ユーザー3aが当選アイテムを使用していない場合には、後述する懸賞選択ループプログラムの終了、つまりフィールド移動(B10)に移行する。
処理(B09)では、当選アイテムの劣化を記録する処理として、ゲーム実行関連手段21は、ユーザー情報記憶手段33の内部に格納される当選ユーザー3aの所有する当選アイテムの使用回数を書き換え、懸賞選択ループプログラムの終了、つまりフィールド移動(B10)に移行する。
懸賞選択ループプログラムの終了であるフィールド移動(B10)では、当選ユーザー3aがゲーム終了操作を行わない限り、懸賞選択ループプログラムのスタートであるフィールド移動(B01)に戻る。
これにより、インターネット回線(「ネットワーク」ともいう。)2を介して接続するユーザー3を対象とした懸賞付きゲームを管理する管理会社10を有する懸賞付きゲーム管理システム1において、前記管理会社10は、ゲーム内外で懸賞プログラムを実行するプログラム実行手段20と、前記懸賞プログラムを実行するために必要な情報を記憶する記憶手段30と、前記懸賞プログラムの実行の際に当選したユーザーに懸賞品として実際の金品を進呈する商品進呈処理手段40と、ゲーム内において価値を持つものに対して現価に換算する現価換算手段60とを備え、前記プログラム実行手段20は、前記当選したユーザーに前記懸賞品を前記商品進呈処理手段40によって実際の金品として進呈する前に、実際の金品として受領するか、或いは、受領せずにゲーム内で使用するかを選択させるように構成されていることを特徴とする。
従って、懸賞品として実際の金品が進呈されることで、懸賞での当選がゲームへの興味が薄れてきているユーザー3に対しても価値あるものとなり、幅広いユーザー3が楽しむことができる懸賞を提供することが可能となるとともに、ゲーム外でのユーザー間の不正行為を防止することが可能となる。加えて、懸賞品を実際の金品として受領するか、ゲーム内で使用するか選択する機会を通して、得られる金品とゲームに消費する時間や労力を比較する機会をユーザー3に提供することで、過度なゲームプレイを抑制しうる。
更に、ゲーム内において価値を持つ全てのものの現価を換算することで、従来懸賞の景品の対象となり得なかったものを懸賞の対象としうることが可能となり、懸賞の幅をより広げ、ユーザー3にとって魅力的な懸賞を提供することが可能となる。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、懸賞の実行をゲーム内(ゲーム実行関連手段21)で行う構成としたが、懸賞の実行をゲーム外(情報配信手段22)、すなわち、管理会社10の運営するウェブページにて懸賞を行う特別構成とすることも可能である。
また、この発明の実施例においては、懸賞品の選択をゲーム内(ゲーム実行関連手段21)で行う構成としたが、懸賞品の選択をゲーム外(情報配信手段22)、すなわち、管理会社10の運営するウェブページにて懸賞品の選択を行う特別構成とすることも可能である。
更に、この発明の実施例においては、懸賞付きゲーム管理システムの管理会社の提供するゲームプログラムを、実行においてインターネット回線との接続を要する、所謂、オンラインゲームとする構成としたが、実行においてインターネット回線との接続を要さない、所謂、オフラインゲームとする特別構成とすることも可能である。
すなわち、オフラインゲームのゲームプログラム内に予め懸賞プログラム及び懸賞選択プログラムを組み込み、予めプログラムされている当選コードを出力する。そして、ユーザーはインターネット回線に接続可能な別の端末を用いて、管理会社の運営するウェブページに接続し、当選コードを入力することで懸賞品を実際の金品として獲得するための手続きを行うという構成でも、本発明の懸賞付きゲーム管理システムは実施可能である。
或いは、オフラインのゲームのゲームプログラム内に当選コードの入力を受け付け、当選コードに応じて、ゲーム内で使用できるアイテムや武器等に変換する懸賞情報読込プログラムを予め組み込む。そして、管理会社の運営するウェブページにおいて懸賞の実行と懸賞品の選択の実行を行い、当選者がゲーム内で使用することを選択した場合には、当選コードを発行することによって、懸賞品をゲーム内で使用することが可能である。
また、この発明の実施例においては、RPGとして説明したが、農業シミュレーションゲームや競馬シミュレーションゲーム、パズルゲームなどにも対応可能である。
すなわち、農業シミュレーションゲームの場合には、食物を栽培する際に隠された条件を設定することにより特別な農作物として当選アイテムが出現させることができる。
また、競馬シミュレーションゲームのように単純に勝ち負けのあるゲームの場合には、勝利結果によって当選アイテムを出現させることが可能である。
パズルゲームの場合には誰よりも先にパズルを解くことにより当選アイテムがもらえるという仕様も可能であり、解き方に様々な隠された条件を課しておくことも可能である。
更にまた、この発明の実施例においては、懸賞ループプログラムの処理方法として、ユーザーの操作入力をゲーム実行関連手段が取得する毎に、逐一その操作に関連する懸賞が登録されているか否かを確認するものとして説明したが、ループ処理開始時に、ゲーム実行関連手段が予め懸賞実行手段に接続し、ゲーム内で実行するものとして登録される懸賞と、それを実行するために設定される懸賞開始条件を取得し、開始条件となる操作が行われた際に懸賞プログラムを開始する条件分岐プログラムでも処理対応が可能である。
また、この発明の実施例においては、使用度判断手段及び所持期間判断手段は、換算表を参照することで現価を換算するものとしたが、使用度や所持期間によって積算される係数を予め設定し、この係数によって現価を換算することも可能である。
1 懸賞付きゲーム管理システム
2 インターネット回線(「ネットワーク」ともいう。)
3 ユーザー
3a 当選ユーザー
4 提携企業
5 提携ネットバンク
10 管理会社
20 プログラム実行手段
21 ゲーム実行関連手段
22 情報配信手段
23 懸賞実行手段
30 記憶手段
31 ゲームデータ記憶手段
32 懸賞情報記憶手段
33 ユーザー情報記憶手段
34 当選数管理手段
40 商品進呈処理手段
50 提携企業情報管理手段
60 現価換算手段
61 現価記憶手段
62 使用度判断手段
63 所持期間判断手段

Claims (1)

  1. インターネット回線を介して接続するユーザーを対象とした懸賞付きゲームを管理する管理会社を有する懸賞付きゲーム管理システムにおいて、前記管理会社は、ゲーム内外で懸賞プログラムを実行するプログラム実行手段と、前記懸賞プログラムを実行するために必要な情報を記憶する記憶手段と、前記懸賞プログラムの実行の際に当選したユーザーに懸賞品として実際の金品を進呈する商品進呈処理手段と、ゲーム内において価値を持つものに対して現価に換算する現価換算手段とを備え、前記プログラム実行手段は、前記当選したユーザーに前記懸賞品を前記商品進呈処理手段によって実際の金品として進呈する前に、実際の金品としてを受領するか、或いは、受領せずにゲーム内で使用するかを選択させるように構成されていることを特徴とする懸賞付きゲーム管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110109746A (zh) * 2019-05-17 2019-08-09 腾讯科技(深圳)有限公司 一种任务处理方法、装置、设备及介质

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