JP2018099105A - 害獣の威嚇と捕獲の機能を持つ罠 - Google Patents

害獣の威嚇と捕獲の機能を持つ罠 Download PDF

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利宣 岩崎
Toshinori Iwasaki
利宣 岩崎
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Abstract

【課題】害獣を追い払う機能と、捕獲する機能を合わせ持つ罠。【解決方法】害獣を威嚇するための広い範囲のセンサー14と捕獲するための狭い範囲のセンサー13を持ち、14が感知すると地面に伏せてあった網を持つ腕が約90度起き上がり害獣を威嚇し追い払う機能と、その後罠の近くに寄ってきた場合は13が感知し起き上がっていた網が害獣に覆いかぶさり捕獲する機能を持ち、また13のみ感知すると14も外れ網が地面より180度回転し害獣を捕獲する。【選択図】図1

Description

農作物に被害を与える害獣を威嚇又は捕獲する罠に関する。
従来害獣対策として、罠を仕掛け捕獲する方法と、音や花火で威嚇する方法が用いられている。また柵で害獣の侵入を阻止する方法も有効とされている。
一般に用いられている害獣捕獲用罠は箱罠とくくり罠が主であるが、大きい箱罠は移動に手間がかかり、くくり罠は人間にも被害を与える危険がある。柵で畑を囲って農作物を守る方法も一般に行われているが、小さな穴などで柵の中に侵入されることもある。現在の害獣被害について文献1に詳細が記録されている。
また捕獲せず威嚇し、追い払う方法も多種あり、音波では特許文献2、臭気では特許文献3、散水では特許文献4がある。
上記の害獣対策では捕獲と威嚇が異なった設備になっているが、簡単な装置で両方の機能が発揮できれば便利である。
特開 2015−112098 特開 2015−044801 特開 2009−178089
文献1
猪変 中国新聞取材班 株式会社本の雑誌社
移動が簡単で比較的安全で畑の中にも設置でき広い範囲のセンサーに接触すると、造形物が起き上がり害獣を威嚇し、かつ罠の近くに接近した場合、捕獲可能な罠が課題である。
地面より捕獲用の網が回動して起き上がり害獣を威嚇する第1の状態と、更に前倒し害獣を捕獲する第2の状態を持ち、ベース上の軸に設置された第1の状態を支える第1のヒンジと、ヒンジを略90度回動させる第1のスプリングと、該スプリングの蓄圧状態で該ヒンジの回動を阻止する第1のストッパーと、第2の状態を支える第2のヒンジと、ヒンジを略90度回動させる第2のスプリングと、該スプリングの蓄圧状態で該ヒンジの回動を阻止する第2のストッパーと、第1のヒンジに固着された腕もしくは腕を取り付ける接合部と、該腕に止められた袋状の網と、他端を杭などに固定された網の入口を絞るロープとを具備し、ベース上に腕が略水平状に伏せる状態で、第2のスプリングを蓄圧状態で第2のストッパーがベースに支持され第2のヒンジの回動を阻止し、かつ第1のスプリングが蓄圧状態で第1のストッパーが第2のヒンジに支持され第1のヒンジの回動を阻止し、第1のストッパーの解除手段に機能する第1のセンサーと、第2のストッパーの解除手段に機能する第2のセンサーを設置し、第1のセンサーに触れると第1の状態となり、第2のセンサーに触れると第2の状態となり、かつ第2のセンサーのみに触れると第1のセンサーも連動し、第1の状態と第2の状態が同時に機能する罠により解決できる。
この発明により罠の遠くにいる害獣が第1のセンサーに触れると罠が地面より起き上がり網に取り付けた鳴り物などで害獣を威嚇する。センサーに長い糸を使用すれば広い範囲を威嚇できる。その後威嚇に慣れて罠に接近すると第2のセンサーに触れ、第2のヒンジが回動し網が害獣に覆いかぶさる。害獣は逃げようとし網を引き、網の入口のロープを締める。ロープは他端を固定されていて、網は軽く止められていた腕から抜け、害獣が動けば動くほどロープが締まり捕獲できる。また餌などで罠に接近させ直接第2のセンサーに触れさせれば、連動して第1、第2のヒンジが回転し威嚇状態を省き捕獲できる。この罠は害獣の通り道に設置しても、畑に設置しても広い範囲での威嚇効果が大であり、害獣の駆除用罠として効果がある。
以下本発明の実施の形態の一例の二重のヒンジの例を図1に基づいて説明する。
1はベースである、2はヒンジの回転中心となる軸である、軸はベースに少し浮いた状態で固定されている。3は軸の外周に回動自由に設置された第2のヒンジで、軸に端部を固定し他端を第2のヒンジに固定された約90度の復元力をもつ第2のスプリング4と、スプリンクが蓄圧状態の時ベースに支持され、第2のヒンジの回転を止める第2のストッパー5を持っている。6は第1のヒンジでの第2のヒンジ3を回転軸とし、端部を第1のヒンジに固定し他端を第2のヒンジに固定した約90度の復元力を持つ第1のスプリング7とスプリングが蓄圧状態の時第2のヒンジに支持され第1のヒンジの回転を止める第1のストッパー8と回転軸に対し直角の腕9もしくは腕を取り付ける接合部を持っている。10は腕が起き上がる第1の状態である。
網11は袋状にし、腕に軽く止め入口にロープ12を網目に縫うように一周させ投げ縄式に結び他端は杭などに固定する。第2のストッパー5をベースと第2のヒンジ3間に設定し、センサー13として糸を結び、その糸を害獣の捕獲範囲に杭などで張る。
第1のストッパー8を第1のヒンジと第2のヒンジ間に設定し第1のセンサー14として糸を結び、その糸を害獣の威嚇範囲に杭などで張る。
害獣が第1のセンサー用の糸14にかかると第1のストッパー8が外れ、網が起き上がり害獣を威嚇する第1の状態となる。その後害獣が第2のセンサー用の糸13にかかると、第2のストッパー5が外れ、網が害獣の上から覆いかぶさる第2の状態となる。第2のストッパー5が最初に外れた場合第1のストッパー8の支持部が回り第1のストッパーも外れ、網が地面から180度回転し第1の状態と第2の状態が同時に機能し害獣を捕獲する。
なお、腕は柔らかくてしなやかな竹や、木の枝などを腕の接合部に固定し使用すると、人にけがをさせにくいし、害獣が暴れて破損した場合でも入手が簡単である。上記の二重のヒンジは、概念を分かりやすく表すためであるが、一本の軸に内と外のヒンジを支持する入れ子状にすれば簡単な構造となる。
二重のヒンジを使用した罠
1 ベース
2 軸
3 第2のヒンジ
4 第2のスプリング
5 第2のストッパー
6 第1のヒンジ
7 第1のスプリング
8 第1のストッパー
9 腕もしくは腕を取り付ける接合部
10 第1の状態の腕
11 網
12 ロープ
13 第2のセンサー
14 第1のセンサー

Claims (1)

  1. 地面より捕獲用の網が回動して起き上がり害獣を威嚇する第1の状態と、更に前倒し害獣を捕獲する第2の状態を持つ罠であって、ベース上の軸に設置された第1の状態を支える第1のヒンジと、該ヒンジを略90度回動させる第1のスプリングと、該スプリングの蓄圧状態で該ヒンジの回動を阻止する第1のストッパーと、第2の状態を支える第2のヒンジと、該ヒンジを略90度回動させる第2のスプリングと、該スプリングの蓄圧状態で該ヒンジの回動を阻止する第2のストッパーと、第一のヒンジに固着された腕もしくは腕を取り付ける接合部とを具備し、前記ベース上に前記腕が略水平状に伏せる状態で、前記第2のスプリングが蓄圧状態を保ち、前記第2のストッパーが前記ベースに支持され前記第2のヒンジの回動を阻止し、前記第1のスプリングが蓄圧状態を保ち、前記第1のストッパーが前記第2のヒンジに支持され前記第1のヒンジの回動を阻止し、かつ前記第1のストッパー阻止の解除手段に機能する第1のセンサーと、前記第2のストッパー阻止の解除手段に機能する第2のセンサーと、前記腕に止められた袋状の網を設置し、前記第1のセンサーに触れると第1の状態となり、かつ前記第2のセンサーに触れると第2の状態となり、前記第2のセンサーのみに触れると前記第1のセンサーも連動し、第1の状態と第2の状態が同時に機能する罠。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114097761A (zh) * 2021-11-23 2022-03-01 江苏盐城国家级珍禽自然保护区管理处 一种自动识别触发捕鸟网

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