JP2018092513A - 情報処理装置、画像形成装置、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアプリケーションをインストールされていても使い勝手をよくする情報処理装置を提供する。【解決手段】統合表示部100は、複数のアプリケーションのユーザーインターフェイスを統合して一つの画面に表示させる。認証データ格納部110は、統合表示部100により表示された画面上で、いずれかのアプリケーションのユーザーインターフェイスから認証データ210が入力されたことを検知して、当該認証データ210を記憶部19に格納する。共通認証部120は、統合表示部100により表示された画面上で、他のアプリケーションにおいて認証が必要な場合、認証データ格納部110に格納された認証データ210により認証を行わせる。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、画像形成装置、及び情報処理方法に係り、特にアプリケーションソフトウェア(アプリケーション、アプリ)を実行可能な情報処理装置、画像形成装置、及び情報処理方法に関する。
従来から、文書や画像を印刷可能な複合機(Multifunctional Peripheral, MFP)等の画像形成装置が存在する。
また、特許文献1を参照すると、パラメータ設定対象の機器がそれぞれ異なる機種の場合であっても、設定先の機器の機種を意識せずにパラメータを一括設定できるコンピューティング機器が記載されている。このコンピューティング機器は、ユーザーの入力を必要とするユーザーインターフェイスを有する複数の周辺コンピューティング機器の中の2つ以上について、複数のユーザーインターフェイスの中の2つ以上のユーザーインターフェイスを統合する。また、統合したユーザーインターフェイスに基づき、複数のユーザーインターフェイスの少なくとも1つのユーザー入力を複製する。そして、統合したユーザーインターフェイスに基づき、複製したユーザー設定を複数の周辺コンピューティング機器の中の2つ以上に送るために出力するよう、1以上の命令を実行するように構成されている。
特開2010−92486号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、単に複数の装置に対して、ユーザー入力を複製して送信するだけであった。
このため、単一の装置に複数のアプリケーションがインストールされており、それぞれのアプリケーションからユーザー認証を行う必要がある場合、いちいちユーザー認証を行う必要があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、上述の問題点を解消する画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の情報処理装置は、複数のアプリケーションのユーザーインターフェイスを統合して一つの画面に表示させる統合表示部と、前記統合表示部により表示された前記画面上で、いずれかの前記アプリケーションの前記ユーザーインターフェイスから認証データが入力されたことを検知して、当該認証データを格納する認証データ格納部と、前記統合表示部により表示された前記画面上で、他の前記アプリケーションにおいて認証が必要な場合、前記認証データ格納部により格納された前記認証データにより認証を行わせる共通認証部とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、前記統合表示部は、設定された配置データに対応して、複数の前記アプリケーションの前記ユーザーインターフェイスと、特定の処理を指示するボタンとを一つの前記画面上に並べて配置することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記情報処理装置を備えることを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置に、複数のアプリケーションのユーザーインターフェイスを統合して一つの画面に表示させ、表示された前記画面上で、いずれかの前記アプリケーションの前記ユーザーインターフェイスから認証データが入力されたことを検知して、当該認証データを格納させ、表示された前記画面上で、他の前記アプリケーションにおいて認証が必要な場合、格納された前記認証データにより認証を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションから認証された認証データを格納し、他のアプリケーションにおいて認証が必要な場合、格納された認証データにより認証を行わせることで、それぞれのアプリケーションから認証を行う必要がない情報処理装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成図である。 図1に示す画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアプリ統合実行処理のフローチャートである。 図4に示すアプリ統合実行処理の画面例である。
<実施の形態>
〔情報処理システムXのシステム構成〕
まず、図1〜図3を参照して、情報処理システムXのシステム構成について説明する。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムXにおいては、画像形成装置1と、複数のサーバー2とが、ネットワーク5で接続されて構成されている。
画像形成装置1は、MFP、ネットワークスキャナー、ドキュメントスキャナー、ネットワークFAX、スキャナー機能付きのプリンター等の情報処理装置である。画像形成装置1は、アプリケーションソフトウェア(Application Software、アプリケーション、以下、単に「アプリ」という。)を導入(install、インストール)して実行することが可能である。これにより、画像形成装置は、例えば、画像処理、OCR(Optical Character Recognition)処理、分類処理等を行い、最終的にEメール、共有フォルダー(保存フォルダー、文書ボックス)、又は業務や事務用のDMS(Document Management System)等への送信処理を行うことが可能である。
サーバー2は、画像形成装置1との間で、各種データを送受信可能な情報処理装置である。本実施形態において、サーバー2は、汎用機、PC(Personal Computer)、NAS(Network Attached Storage)等で構成される。サーバー2は、画像形成装置1から認証情報(図3)を取得して、画像形成装置1の指示に対応したクラウドサービスを実行する。
ネットワーク5は、本実施形態においては、LAN(Local Area Network)のようなイントラネット(Intranet)、インターネット(登録商標)や携帯電話網等のWAN(Wide Area Network)等である。ネットワーク5がWANの場合、ルーター(Router)やゲートウェイ(Gateway)等を介して、いわゆる「クラウド」上の他のサーバーに接続可能であってもよい。また、ネットワーク5は、VPN(Virtual Private Network)を構成していてもよい。
また、画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、給紙部14、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、画像形成部17(画像形成手段)、FAX送受信部18、及び記憶部19等を含んでいる。各部は、制御部10に接続され、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、GPP(General Purpose Processor)、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Processor、特定用途向けプロセッサー)等の情報処理手段である。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させることが可能である。
また、制御部10は、図示しない外部の端末や操作パネル部16から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)等の制御演算手段である。画像処理部11は、画像データに対して所定の画像処理を行う。画像処理部11は、例えば、拡大縮小、濃度調整、階調調整、画像改善等の各種画像処理を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19に印刷データとして記憶する。この際、画像処理部11は、印刷データをPDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換することも可能である。
原稿読取部12は、セットされた原稿を読み取る(スキャン)手段である。また、原稿読取部12は、画像形成装置1の本体部の上部に配設される。
原稿読取部12は、例えば、スキャナーと、プラテンガラスと、原稿読取スリットとを備えている。原稿読取部12は、プラテンガラスに載置された原稿を読み取る場合には、スキャナーをプラテンガラスに対向する位置に移動させる。そして、原稿読取部12は、プラテンガラスに載置された原稿を走査しながら読み取って画像データを取得する。原稿読取部12は、取得した画像データを制御部10に出力する。
また、原稿読取部12は、原稿給送部13から給送された原稿を読み取る場合には、スキャナーを、原稿読取スリットと対向する位置に移動させる。そして、原稿読取部12は、原稿読取スリットを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って、画像データを取得する。原稿読取部12は、取得した画像データを、制御部10に出力する。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。
原稿給送部13は、原稿載置部と、原稿搬送機構とを備えている。原稿給送部13は、原稿載置部に載置された原稿を、原稿搬送機構によって1枚ずつ順に繰り出して、原稿読取部12に給送する。
給紙部14は、記録紙を1枚ずつ画像形成部17に向けて繰り出す手段である。給紙部14は、本体部に備えられている。
ネットワーク送受信部15は、ネットワーク5に接続するためのLANボードや無線送受信機等を含むネットワーク接続手段である。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
操作パネル部16は、ユーザーの指示を取得し、画像形成装置1の状態等を表示する手段である。
操作パネル部16の構成については、後述する。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19に記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は外部の端末から取得されたデータから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
画像形成部17は、感光体ドラム、露光部、現像部、転写部、及び定着部等を備えている。画像形成部17は、帯電、露光、現像、転写、定着からなる画像形成プロセスを実行することで記録紙Pにトナー像を記録する。
FAX送受信部18は、ファクシミリの送受信を行う手段である。FAX送受信部18は、音声回線等により、他のFAX装置(図示せず)からファクシミリ受信して、記憶部19に保存し、画像形成部17で画像形成させることが可能である。また、FAX送受信部18は、原稿読取部12で読み取られた原稿や外部の端末から送信されたネットワークFAXのデータを画像データに変換して、他のFAX装置へ音声回線等でファクシミリ送信することが可能である。
記憶部19は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリー等の半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体を用いた記憶手段である。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持されてもよい。
記憶部19のROMやフラッシュメモリーやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。この制御プログラムには、制御部10や図示しない他の端末からユーザーが自装置をGUI(Graphical User Interface)で操作可能とする機能を備えたOS(Operating System)、各種アプリ等のプログラムやデータを含んでいる。また、この制御プログラムは、OS上で動作するウェブサーバーやミドルウェア等も含む。
これに加えて、記憶部19は、ユーザーのアカウント設定も記憶している。また、記憶部19には、ユーザー毎の保存フォルダー(文書ボックス)の領域が含まれていてもよい。
また、操作パネル部16は、入力部20と、表示部21とを備えている。
入力部20は、ユーザーによる各種指示を取得するためのタッチパネル、スイッチ、ボタン等である。入力部20のタッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式や歪み検知方式等により、ユーザーが押下した表示部21上の座標等を検出する。また、入力部20は、タッチパネルがマルチタッチ対応であってもよい。
また、入力部20のスイッチは、例えば、スタートキー、テンキー、動作モードの切り換え、選択された文書へ指示を取得するためのスイッチである。この動作モードは、複写やスキャナー等のモードの切り換えが可能であってもよい。選択された文書への指示は、印刷、送信、受信等に係る指示であってもよい。
表示部21は、LCD(Liquid Crystal Display)、OEL(Organic Electro-Luminescence)、FED(Field Emission Display)、蛍光表示管等の平面ディスプレイパネル、プロジェクタ、ステータス表示用LED等である。
表示部21は、GUIの各種操作画面を表示することが可能である。
なお、画像形成装置1において、制御部10及び画像処理部11は、GPU内蔵CPU等やチップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成されていてもよい。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
〔画像形成装置1の制御構成〕
ここで、図3を参照し、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の制御構成について説明する。
制御部10は、統合表示部100、認証データ格納部110、共通認証部120、及びアプリ実行部130を備えている。
記憶部19は、配置データ200及び認証データ210を格納させることが可能である。
統合表示部100は、複数のアプリのユーザーインターフェイス(User Interface、以下、単に「UI」という。)を統合して一つの画面に表示させる。本実施形態においては、具体的には、統合表示部100は、画像形成装置1にインストールされた各アプリのGUI画面を配置データ200に基づいて統合して操作パネル部16の表示部21上に、統合画面300(図5)として表示させる。このため、統合表示部100は、各アプリを統合して表示させる「統合アプリ」を実行する。
また、統合表示部100は、設定された配置データ200に対応して、複数のアプリのUIと、特定の処理を指示するボタンとを統合画面300上に並べて配置する。本実施形態においては、具体的には、統合表示部100は、配置データ200に基づいて、各アプリとカスタマイズボタンとを並べて表示することが可能である。
認証データ格納部110は、統合表示部100により表示された統合画面300上で、いずれかのアプリのUI等から認証データ210が入力されたことを検知して、当該認証データ210を記憶部19に格納する。
認証データ格納部110は、認証データ210において、各アプリに共通の認証用のデータで認証ができなかった場合、当該アプリに認証させて、このデータをアプリ毎に異なる個別の認証用のデータとして認証データに含ませることも可能である。
共通認証部120は、統合表示部100により表示された画面上で、他のアプリにおいて認証が必要な場合、認証データ格納部110に格納された認証データ210により認証を行わせる。この際、共通認証部120は、この認証データ210を、この他のアプリに受け渡し、各サーバー2へ送信させる。
アプリ実行部130は、アプリを実行する実行ユニットである。具体的には、アプリ実行部130は、インストールされた各アプリに対応するクラス、オブジェクト、実行ファイル等が、タスクやスレッド等として、制御部10により実行される単位を示している。
配置データ200は、各アプリのUIやボタン等を統合画面300上で並べて配置するためのデータである。配置データ200は、例えば、XMLやHTML等のマークアップ言語、マクロ言語等で構成されていてもよい。また、配置データ200は、例えば、各アプリを識別するアプリID、アプリのUIの配置位置、大きさ、色、フォント等の見た目、仮想化等を行うか否か、統合アプリで取得するユーザーの指示の種類等の記述を含んでいてもよい。また、配置データ200は、例えば、統合画面300上に、アプリと並べて表示可能な、特定の処理を指示するボタンについての記述を含んでいてもよい。このボタンは、例えば、インストールされたアプリと、本体内蔵の機能とを用いて、各種の処理を順次実行する「ワークフロー」、特別な印刷方式の設定、アプリの配置自体の設定等の各種の処理をユーザーにより自由に設定可能な「カスタマイズボタン」(customizable button)であってもよい。
認証データ210は、ユーザーのID(Identification)、アカウント名、パスワード等を含む、ユーザー認証用のデータである。本実施形態においては、認証データ210として、各アプリについて共通の認証用のデータを用いることが可能である。また、認証データ210は、アプリ毎に異なる個別の認証用のデータを含ませることも可能である。また、認証データ210は、暗号化されていてもよい。
ここで、制御部10は、記憶部19に記憶された制御プログラムを実行することで、統合表示部100、認証データ格納部110、共通認証部120、及びアプリ実行部130として機能させられる。
また、上述の画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
〔画像形成装置1によるアプリ統合実行処理〕
次に、図4及び図5を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXの画像形成装置1によるアプリ統合実行処理の説明を行う。
本実施形態のアプリ統合実行処理では、複数のアプリのUIを統合して一つの統合画面300(図5)に表示させる。この上で、表示された統合画面300上で、いずれかのアプリのUIから認証データ210が入力されたことを検知して、当該認証データ210を格納させる。そして、表示された統合画面300上で、他のアプリケーションにおいて認証が必要な場合、格納された認証データ210により認証を行わせる。
本実施形態のアプリ統合実行処理は、主に制御部10が記憶部19に記憶されたプログラムを各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図4のフローチャートを参照して、アプリ統合実行処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS101)
まず、統合表示部100が、統合表示処理を行う。
ユーザーによる操作パネル部16の入力部20からの指示を取得すると、統合表示部100は、記憶部19にインストールされて格納されている複数のアプリを起動させ、それぞれのアプリ実行部130により実行させる。
図5によると、統合表示部100は、統合アプリにより、配置データ200を参照して、各アプリのUIを統合して、統合画面300に表示させる。また、統合表示部100は、配置データ200に対応して、各アプリとカスタマイズボタンとを並べて、それぞれを指示可能なオブジェクト(object)として統合画面300に表示させる。この統合画面300は、例えば、全画面表示、単一のウィンドウやタブ等で、ユーザーから一体として認識されるような形式で表示部21に表示される。
また、統合表示部100は、入力部20のタッチパネルやボタンでこの統合画面300上にフォーカス(focus)してユーザーが操作したことを検知する。この場合、統合表示部100は、フォーカスされたオブジェクトに入力されたデータを渡す前に、一旦、ユーザーの指示を取得する。
図5の例では、統合画面300上に、アプリA1、A2が横に並べて表示され、その横に、カスタマイズボタンBが3つ縦に並んで表示される。
(ステップS102)
次に、認証データ格納部110が、認証データ210が入力されたか否かを判定する。認証データ格納部110は、統合表示部100により表示された統合画面300上で、いずれかのアプリのUIから認証データ210が入力されたことを検知する。具体的には、認証データ格納部110は、フォーカスされたオブジェクトがアプリのUIであり、更に、ユーザーの指示としてID、アカウント名、パスワード等が入力されたことを検知した場合に、Yesと判定する。認証データ格納部110は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、認証データ格納部110は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、認証データ格納部110は、処理をステップS104に進める。
(ステップS103)
認証データ210が入力されたことを検知した場合、認証データ格納部110が、認証データ格納処理を行う。
認証データ格納部110は、アプリのUIから入力された認証データ210を記憶部19に格納する。具体的には、認証データ格納部110は、入力されたユーザーの指示に係るID、アカウント名、パスワード等を認証データ210として、アプリIDと対応付け、記憶部19に格納する。認証データ格納部110は、この認証データ210を、共通の認証用のデータとして格納することが可能である。
(ステップS104)
ここで、共通認証部120が、共通認証が必要か否かを判定する。共通認証部120は、統合表示部100により表示された統合画面300上で、他のアプリにおいて認証が必要な場合に、Yesと判定する。具体的には、共通認証部120は、例えば、上述の認証データ格納処理において認証データ210を格納した際のアプリIDのアプリではないアプリ(他のアプリ)が、認証データ210を送付するユーザー認証を必要とした場合に、Yesと判定する。つまり、共通認証部120は、例えば、統合画面300上で動作している他のアプリ自体、又は他のアプリと連携するサーバー2との間で、認証データ210を必要とする場合に、Yesと判定する。また、共通認証部120は、例えば、統合画面300上で動作している他のアプリのUIが、ユーザーに認証情報を求める画面を表示した場合に、Yesと判定する。共通認証部120は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、共通認証部120は、処理をステップS105に進める。
Noの場合、共通認証部120は、アプリ統合実行処理を終了する。
(ステップS105)
共通認証が必要な場合、共通認証部120が、共通認証処理を行う。
共通認証部120は、認証データ格納部110により格納された認証データ210により認証を行わせる。具体的には、共通認証部120は、例えば、記憶部19に格納されていた認証データ210を用いて、統合画面300上で動作している認証を必要とする他のアプリ、他のアプリと連携するサーバー2、又は他のアプリのUIに、認証データ210内の共通の認証用のデータを渡して認証させる。この際に共通認証部120は、認証データ210に含まれるID、アカウント名、パスワード等を、他のアプリに合わせた形式に変換してもよい。
また、共通認証部120は、統合画面300上で動作している他のアプリ自体が認証を必要とするものでなくとも、ネットワークを介して他のアプリと連携するサーバー2が認証を必要とする場合、連携するサーバー2が認証要である情報を自動的に受け取ることにより、他のアプリに認証データ210内の共通の認証用のデータを渡して認証させることができる。
さらに、共通認証部120は、統合画面300上で動作している他のアプリと、他のアプリと連携するサーバー2とが認証を必要とするものでなくとも、ネットワークを介してサーバー2とさらに連携するサーバー(図示せず)が認証を必要とする場合、連携するサーバーが認証要である情報を自動的に受け取ることにより、他のアプリに認証データ210内の共通の認証用のデータを渡して認証させることができる。すなわち、共通認証部120は、他のアプリとネットワーク末端に結合されたサーバーの認証要または認証不要の情報を自動的に取得し、認証要の場合は認証データ210内の共通の認証用のデータを渡すことが可能なように構成されていてもよい。
(ステップS106)
次に、共通認証部120が、共通認証が成功したか否かを判定する。共通認証部120は、上述の共通認証による認証が成功した場合に、Yesと判定する。具体的には、共通認証部120は、この認証の成功として、例えば、他のアプリ、他のアプリと連携するサーバー2、又は他のアプリのUIから、再度の認証の要求がなく特定時間経過した、又は、認証成功の応答があった場合に、Yesと判定する。また、共通認証部120は、それ以外の場合、例えば、他のアプリ、他のアプリと連携するサーバー2、又は他のアプリのUIから再度の認証を求められた場合には、Noと判定する。
Yesの場合、共通認証部120は、アプリ統合実行処理を終了する。
Noの場合、共通認証部120は、処理をステップS107に進める。
(ステップS107)
共通認証が成功しなかった場合、認証データ格納部110が、個別アプリ認証処理を行う。
認証データ格納部110は、認証データ210を入力させる画面等を表示部21に表示させて、入力部20から、他のアプリに必要なID、アカウント名、パスワード等をユーザーに入力させる。認証データ格納部110は、入力されたデータを個別の認証用のデータとして、認証データ210に含ませて、他のアプリのアプリIDと対応付け、記憶部19に格納する。
以上により、本発明の実施の形態に係るアプリ統合実行処理を終了する。
その後、また、統合画面300上で、ユーザーの指示を待つ待機状態となる。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来、典型的な技術では、複数のアプリがインストールされている環境では、各アプリからいちいち認証をする必要があり、ユーザーの使い勝手が悪くなっていた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る情報処理装置である画像形成装置1は、複数のアプリのUIを統合して一つの画面である統合画面300に表示させる統合表示部100と、統合表示部100により表示された統合画面300上で、いずれかのアプリのUIから認証データ210が入力されたことを検知して、当該認証データ210を記憶部19に格納する認証データ格納部110と、統合表示部100により表示された統合画面300上で、他のアプリにおいて認証が必要な場合、認証データ格納部110により格納された認証データ210により認証を行わせる共通認証部120とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、複数のアプリがインストールされている環境でも、一度、共通の認証用のデータを取得すると、それぞれのアプリから認証を要求されることがなくなる。このため、ユーザーの煩わしさが軽減され、使い勝手がよくなる。また、複数のパスワードを管理することによるセキュリティ上の問題も回避できる。
また、典型的な各アプリやアプリを用いたソリューションの開発は、それぞれバラバラに行われるため、UIが統合されないという問題があった。このため、ソリューション毎に認証が必要となっていた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る情報処理装置である画像形成装置1は、統合アプリをインストールして統合表示部100により実行することで、インストールされた各アプリのUIの統合を行うことが可能となる。統合アプリを用いることで、各サーバー2に平行してアクセス可能することができ、各アプリが連携するサーバー2も把握することができる。また、フォーカスされたオブジェクトへのユーザーの指示を取得することで、認証の要否を容易に判別することが可能となる。
これにより、一度の認証で全てのアプリの認証を可能とする「シングルサインオン」を実現することができ、ユーザーの利便性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、統合表示部100は、設定された配置データ200に対応して、複数のアプリのUIと、特定の処理を指示するボタンとを一つの画面上に並べて配置することを特徴とする。
このように構成することで、一つの画面上に多数のアプリが表示されていても、一覧性がよくなり、統一的にユーザーの指示を受け取ることが可能となる。また、アプリと異なるボタンも表示することで、アプリ間を連携させるような機能も容易に実現することが可能となる。結果として、ユーザーの使い勝手がよくなる。
〔他の実施の形態〕
なお、図5の上述の統合表示部100の表示例では、縦画面のアプリを横に並べるような構成を記載したものの、これに限られない。すなわち、横画面のアプリを縦に並べたり、斜めに並べたり、一画面になるよう適切に配置することが可能である。
また、統合表示部100は、統合アプリにおいて、各アプリのUIのオブジェクトの一部のみを表示させ、当該アプリがフォーカスされた際に、残りのUIのオブジェクトを表示するようにしてもよい。また、統合表示部100は、統合画面300をスクロールさせたり、一部を拡大縮小したりして表示してもよい。
このように構成することで、インストールされたアプリが多くても、ユーザーの使い勝手をよくすることができる。
また、本発明の実施の形態においては、画像形成装置1以外の情報処理装置にも適用できる。すなわち、複数のアプリを統合して表示することが必要な、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistant)、家電機器等にも用いることが可能である。
また、本実施形態の処理は、操作パネル部16が取り外し可能であったり、リモート端末による操作が可能な画像形成装置1にも適用したりすることが可能である。また、ネットワークスキャナー、スキャナーをUSB等で別途接続したサーバー等を用いるような構成であってもよい。
このように構成することで、画像形成装置以外の情報処理装置においても、ユーザーの使い勝手をよくすることが可能となる。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 サーバー
5 ネットワーク
10 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
13 原稿給送部
14 給紙部
15 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
18 FAX送受信部
19 記憶部
20 入力部
21 表示部
100 統合表示部
110 認証データ格納部
120 共通認証部
130 アプリ実行部
200 配置データ
210 認証データ
300 統合画面
X 情報処理システム
A1、A2 アプリ
B カスタマイズボタン

Claims (4)

  1. 複数のアプリケーションのユーザーインターフェイスを統合して一つの画面に表示させる統合表示部と、
    前記統合表示部により表示された前記画面上で、いずれかの前記アプリケーションの前記ユーザーインターフェイスから認証データが入力されたことを検知して、当該認証データを格納する認証データ格納部と、
    前記統合表示部により表示された前記画面上で、他の前記アプリケーションにおいて認証が必要な場合、前記認証データ格納部により格納された前記認証データにより認証を行わせる共通認証部とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記統合表示部は、
    設定された配置データに対応して、複数の前記アプリケーションの前記ユーザーインターフェイスと、特定の処理を指示するボタンとを一つの前記画面上に並べて配置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置に、
    複数のアプリケーションのユーザーインターフェイスを統合して一つの画面に表示させ、
    表示された前記画面上で、いずれかの前記アプリケーションの前記ユーザーインターフェイスから認証データが入力されたことを検知して、当該認証データを格納させ、
    表示された前記画面上で、他の前記アプリケーションにおいて認証が必要な場合、格納された前記認証データにより認証を行わせる
    ことを特徴とする情報処理方法。
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