JP2018087658A - チリングユニットシステム、温度管理システム、リモートコントローラ及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】負荷に応じて冷媒の温度を調整できるチリングユニットシステムを提供する。
【解決手段】チリングユニットシステムは、負荷側に敷設された配管に冷媒を供給するチリングユニットと、前記負荷側の空間に設けられ、前記空間の温度を検出する温度センサを有するリモートコントローラと、前記チリングユニットを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する。
【選択図】図1
【解決手段】チリングユニットシステムは、負荷側に敷設された配管に冷媒を供給するチリングユニットと、前記負荷側の空間に設けられ、前記空間の温度を検出する温度センサを有するリモートコントローラと、前記チリングユニットを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、チリングユニットシステム、温度管理システム、リモートコントローラ及び制御方法に関する。
従来からチリングユニットは、空調機等で広く用いられている。チリングユニット自体は、冷媒を冷却・加熱する熱源装置であり、負荷側にはファンコイルなどの熱交換器を必要とする。一般にチリングユニットとファンコイルを含む空調機では、負荷側の温度調整をファンコイルによって行い、チリングユニットは所定の設定温度で冷媒を加熱または冷却する。つまり、チリングユニットの運転は、ファンコイル等の制御に依存しているため、チリングユニット自体が空調負荷の状態を把握するのは難しい。
また、農業の分野では、農作物の育成を促進するために、例えば、ビニールハウス内に配管を敷設して、その配管中にボイラで加熱した温水を循環させることにより、ビニールハウス内の温度を所望の温度に制御することが行われている。
なお、関連する技術として、特許文献1には、ヒートポンプの室内機と室外機とをビニールハウスの内外にそれぞれ設置し、室内機が吐出した暖気または冷気を、吐出口近傍に設置した循環扇によって室内の長手方向に送ることで、暖気又は冷気の流れを生み出し、ハウス全体へ均等に暖気又は冷気が拡充することを目的とした冷暖房装置が記載されている。また、特許文献2には、栽培ハウス内に複数のヒートポンプ式空気調和装置、燃焼式暖房装置、循環扇、それらを制御する制御装置を設置し、循環扇の運転を工夫して室内の温度と湿度が均一になるようにしつつ、CO2排出量や運転料金の少ない暖房機を優先して使用し、それらの暖房機の能力の低減が予測できると、他の暖房機を運転して暖房能力不足に陥ることを回避する空気調和システムが開示されている。
ところで、チリングユニットを農業用途で使用する場合、新規にファンコイルの設置が必要となってしまい、コストが掛かかってしまう。特に大規模になるとコスト大となる。また、屋外に積まれた藁やホコリなどがファンコイルのフィンに付着し目詰まりするので定期的なメンテナンスが必要となるため、使用しづらいという理由、などによってビニールハウス内にファンコイルを設置しない場合がある。ファンコイルを設置しない場合、ビニールハウス内に敷設してある既存の配管に冷媒を循環させる等してビニールハウス内の温度を管理することになる。しかし、上記のようにチリングユニットには負荷に応じて冷媒の冷却や加熱を制御する仕組みが備わっていないため、チリングユニットはビニールハウス内の温度に応じて配管を循環する冷媒の温度を調整することができない。従って、ビニールハウス内の温度は過暖房または過冷房された状態になる可能性がある。また、このような状況を避けるために、別途、温度センサをビニールハウス内に設けたり、その検出温度に応じてチリングユニットに運転指示を行う制御装置を設けたりすると、例えば、この制御装置はこの用途のために特別に開発されるものであるため、コスト増となる可能性がある。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできるチリングユニットシステム、温度管理システム、リモートコントローラ及び制御方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様は、負荷側に敷設された配管に冷媒を供給するチリングユニットと、前記負荷側の空間に設けられ、前記空間の温度を検出する温度センサを有するリモートコントローラと、前記チリングユニットを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する、チリングユニットシステムである。
本発明の第2の態様における前記リモートコントローラは、冷媒温度調節モード・負荷側温度調節モードのいずれかの選択を受け付ける運転モード受付部、をさらに有し、前記制御装置は、前記運転モード受付部が冷媒温度調節モードの選択を受け付けた場合に、前記冷媒が所定の設定温度となるように前記チリングユニットを制御し、前記運転モード受付部が負荷側温度調節モードの選択を受け付けた場合に、前記冷媒が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する。
本発明の第3の態様における前記リモートコントローラは、前記負荷側の温度と前記冷媒の設定温度との対応関係を定めた設定対応情報を受け付ける設定温度受付部、をさらに備え、前記制御装置は、前記運転モード受付部が負荷側温度調節モードの選択を受け付けた場合、前記冷媒の温度が、前記設定温度受付部が受け付けた設定対応情報に基づいて、前記冷媒が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する。
本発明の第4の態様における前記負荷側温度調節モードには、前記負荷側の空間の冷房を行う冷却モードが含まれる。
本発明の第5の態様における前記負荷側温度調節モードには、前記負荷側の空間の暖房を行う加熱モードが含まれる。
本発明の第6の態様における前記負荷側温度調節モードには、前記負荷側の雪を融かすための融雪モードが含まれる。
本発明の第7の態様は、1つ又は複数の配管と、当該配管を循環する冷媒を供給する上記のチリングユニットシステムと、を備える温度管理システムである。
本発明の第8の態様は、ビニールハウスの室内に敷設した配管と、当該配管を循環する冷媒を供給する上記のチリングユニットシステムと、を備える温度管理システムである。
本発明の第9の態様は、ビニールハウスの屋根および外壁のうち少なくとも1つに敷設された融雪用の配管と、当該融雪用の配管を循環する冷媒を供給する第6の態様に記載のチリングユニットシステム、をさらに備える温度管理システムである。
本発明の第10の態様は、ビニールハウスの屋根および外壁のうち少なくとも1つに敷設された融雪用の配管と、当該融雪用の配管を循環する冷媒を供給する第6の態様に記載のチリングユニットシステム、を備える温度管理システム。
本発明の第11の態様は、負荷側に敷設された配管に冷媒を供給するチリングユニットのリモートコントローラであって、前記負荷側の空間に設置され、前記負荷側の空間の温度を検出する温度センサ、を有するリモートコントローラである。
本発明の第12の態様は、負荷側の空間に設けられ、前記空間の温度を検出する温度センサを有するチリングユニットのリモートコントローラが、前記温度センサが検出した温度情報を前記チリングユニットの制御装置に送信し、前記制御装置は、前記チリングユニットが供給する冷媒の温度が、前記温度センサから受信した温度情報に対応する温度となるように制御する、制御方法である。
本発明によれば、フィンコイルを用いることなく、チリングユニットだけで負荷に応じた温度の冷媒を供給することができる。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態による温度管理システムを図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の温度管理システムの構成例を示す図である。図9は、従来の温度管理システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る温度管理システム1は、チリングユニット10、チリングユニット10のリモートコントローラ20、配管30を含んで構成される。チリングユニット10は、負荷に冷媒を供給する装置である。チリングユニット10は、制御装置11と冷媒回路12とを備える。制御装置11は、リモートコントローラ20から冷媒の設定温度を指示する情報を受信し、この情報に基づいて冷媒が所望の温度となるよう冷媒回路12の動作を制御する。これによりチリングユニット10は、所望の温度に冷却又は加熱した冷媒を供給する。なお、冷媒の設定温度を指示する情報については後に図4を用いて説明する。
チリングユニット10が供給する冷媒は、配管30を矢印の方向に流れ、負荷側(室内40)に運搬される。室内40では、配管30が分岐された配管30a、30b、30cを流れる冷媒が、室内40の空気と熱交換を行い、室内40を冷房または暖房する。熱交換後の冷媒は、配管30を流れてチリングユニット10へ還り、再度、所望の温度に冷却または加熱されて同様の経路を循環する。なお、本実施形態では、冷媒は例えば水である。また、室内40とは、例えば、事務所、ショッピングモール等の一般空調用途やビニールハウス、工場、畜舎、家禽舎等の室内も含む。
なお、本明細書では、チリングユニット10とリモートコントローラ20とを含んでチリングユニットシステムと記載する。
以下、本発明の実施形態による温度管理システムを図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の温度管理システムの構成例を示す図である。図9は、従来の温度管理システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る温度管理システム1は、チリングユニット10、チリングユニット10のリモートコントローラ20、配管30を含んで構成される。チリングユニット10は、負荷に冷媒を供給する装置である。チリングユニット10は、制御装置11と冷媒回路12とを備える。制御装置11は、リモートコントローラ20から冷媒の設定温度を指示する情報を受信し、この情報に基づいて冷媒が所望の温度となるよう冷媒回路12の動作を制御する。これによりチリングユニット10は、所望の温度に冷却又は加熱した冷媒を供給する。なお、冷媒の設定温度を指示する情報については後に図4を用いて説明する。
チリングユニット10が供給する冷媒は、配管30を矢印の方向に流れ、負荷側(室内40)に運搬される。室内40では、配管30が分岐された配管30a、30b、30cを流れる冷媒が、室内40の空気と熱交換を行い、室内40を冷房または暖房する。熱交換後の冷媒は、配管30を流れてチリングユニット10へ還り、再度、所望の温度に冷却または加熱されて同様の経路を循環する。なお、本実施形態では、冷媒は例えば水である。また、室内40とは、例えば、事務所、ショッピングモール等の一般空調用途やビニールハウス、工場、畜舎、家禽舎等の室内も含む。
なお、本明細書では、チリングユニット10とリモートコントローラ20とを含んでチリングユニットシステムと記載する。
また、リモートコントローラ20は、負荷側の空間である室内40に設置される。リモートコントローラ20は、サーミスタ等の温度センサを備え、室内40の気温を検出し、この温度情報を制御装置11へ送信する。制御装置11は、リモートコントローラ20から取得した温度情報に基づいて、冷媒の温度を調整する。
次に本実施形態の温度管理システム1を、図9に示す従来の温度管理システム1´と対比する。図9に示すように従来の温度管理システム1´では、負荷側にファンコイルユニット50a、50b、50cが設けられる。また、ファンコイルユニット50a等の設置に伴いリモートコントローラ56、制御装置55が設けられる。ファンコイルユニット50aは、熱交換器51aとファン52aを備える。また、配管30aのファンコイルユニット50a上流側には、熱交換器51aに流入する冷媒の流量を調整するための流量調節弁54aが設けられる。ファンコイルユニット50b、50cについても同様である。リモートコントローラ56は、室内40の設定温度等の入力をユーザから受け付け、設定情報を制御装置55に送信する。制御装置55は、ユーザが入力した設定情報に基づいてファン52a〜52cの回転数、流量調節弁54a〜54cの開度等の制御を行う。
なお、従来の温度管理システム1´においては、チリングユニット10´のリモートコントローラ20´は、冷媒温度の設定入力に用いられる。つまり、チリングユニット10´は、負荷側(室内40)の設定温度に関係なく、リモートコントローラ20´を用いて入力された設定温度の冷媒を供給する。そして、負荷側の温度調整には、ファンコイルユニット50a〜50cが用いられる。
従来の温度管理システム1´の場合、ファンコイルユニット50a〜50cが必要となるため、本実施形態の温度管理システム1(図1)に比べコストが掛かる。
なお、従来の温度管理システム1´においては、チリングユニット10´のリモートコントローラ20´は、冷媒温度の設定入力に用いられる。つまり、チリングユニット10´は、負荷側(室内40)の設定温度に関係なく、リモートコントローラ20´を用いて入力された設定温度の冷媒を供給する。そして、負荷側の温度調整には、ファンコイルユニット50a〜50cが用いられる。
従来の温度管理システム1´の場合、ファンコイルユニット50a〜50cが必要となるため、本実施形態の温度管理システム1(図1)に比べコストが掛かる。
これに対し、本実施形態の温度管理システム1では、リモートコントローラ20に温度センサ21を設け、さらにリモートコントローラ20を負荷側の空間に設置することで、温度センサ21が検出した負荷側の温度に応じて冷媒温度を調整し、その冷媒を負荷に供給する。これにより、ファンコイルユニット50a等を必要としない低コストのシステムによって、負荷側の空間の温度管理を行うことができる。
次に本実施形態のリモートコントローラ20について図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラのブロック図である。
図2に示すようにリモートコントローラ20は、温度センサ21と、設定温度受付部22と、運転モード受付部23と、通信部24と、記憶部25と、入出力部26とを備える。
温度センサ21は、リモートコントローラ20が設置された空間の温度を検出する。温度センサ21は、例えば、サーミスタである。
設定温度受付部22は、次に説明する「空調モード」について、負荷側の温度と冷媒の設定温度との対応関係を定めた設定対応情報の入力を受け付ける。また、設定温度受付部22は、次に説明する「水温モード」について、冷媒の設定温度の入力を受け付ける。
運転モード受付部23は、「水温モード」、「空調モード」のいずれかの選択を受け付ける。「水温モード」とは、制御装置11が、チリングユニット10が供給する冷媒の温度を所定の温度(設定温度受付部22が受け付けた冷媒の設定温度)とするように冷媒回路12を運転する運転モードである。「空調モード」とは、制御装置11が、チリングユニット10が供給する冷媒の温度を、設定温度受付部22が受け付けた対応関係を定めた設定対応情報と温度センサ21が検出した温度とに基づく設定温度とするように冷媒回路12を制御する運転モードである。
通信部24は、設定温度受付部22や運転モード受付部23が受け付けた情報や温度センサ21が検出した温度情報を制御装置11へ送信する。
記憶部25は、設定温度受付部22や運転モード受付部23が受け付けた情報などを記憶する。
入出力部26は、ボタン、タッチパネル等の入力装置、液晶ディスプレイなどの表示装置を含む。入出力部26は、ユーザによる設定温度などの入力を受け付ける。また、入出力部26は、各種設定用画面の画像や現在運転中のモードを表示した画像などを表示する。
図2は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラのブロック図である。
図2に示すようにリモートコントローラ20は、温度センサ21と、設定温度受付部22と、運転モード受付部23と、通信部24と、記憶部25と、入出力部26とを備える。
温度センサ21は、リモートコントローラ20が設置された空間の温度を検出する。温度センサ21は、例えば、サーミスタである。
設定温度受付部22は、次に説明する「空調モード」について、負荷側の温度と冷媒の設定温度との対応関係を定めた設定対応情報の入力を受け付ける。また、設定温度受付部22は、次に説明する「水温モード」について、冷媒の設定温度の入力を受け付ける。
運転モード受付部23は、「水温モード」、「空調モード」のいずれかの選択を受け付ける。「水温モード」とは、制御装置11が、チリングユニット10が供給する冷媒の温度を所定の温度(設定温度受付部22が受け付けた冷媒の設定温度)とするように冷媒回路12を運転する運転モードである。「空調モード」とは、制御装置11が、チリングユニット10が供給する冷媒の温度を、設定温度受付部22が受け付けた対応関係を定めた設定対応情報と温度センサ21が検出した温度とに基づく設定温度とするように冷媒回路12を制御する運転モードである。
通信部24は、設定温度受付部22や運転モード受付部23が受け付けた情報や温度センサ21が検出した温度情報を制御装置11へ送信する。
記憶部25は、設定温度受付部22や運転モード受付部23が受け付けた情報などを記憶する。
入出力部26は、ボタン、タッチパネル等の入力装置、液晶ディスプレイなどの表示装置を含む。入出力部26は、ユーザによる設定温度などの入力を受け付ける。また、入出力部26は、各種設定用画面の画像や現在運転中のモードを表示した画像などを表示する。
次に本実施形態の運転モードの一例について説明する。本実施形態の温度管理システムには、「空調モード」と「水温モード」の2つの運転モードが存在する。
図3は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第1の図である。
図3(a)は、「空調モード」と「水温モード」を切り替える設定画面の一例を示している。図3(a)に示す設定画面で、ユーザが「有効」を選択すると、運転モードは「空調モード」に設定される。一方、ユーザが「無効」を選択すると、図示しないメニュー画面が表示され、当該メニュー画面から「水温モード」を選択することができる。運転モードが「空調モード」に設定された場合、制御装置11は、次に図4を用いて説明する設定対応情報と温度センサ21が検出した温度に基づいて、負荷に供給する冷媒の温度を制御する。また、運転モードが「水温モード」に設定された場合、制御装置11は、負荷側の温度に関係なく、冷媒の温度を所定の設定温度に制御する。なお、「水温モード」における所定の温度についても、リモートコントローラ20が表示する設定画面(図示せず)から、ユーザが入力して設定してもよい。
図3は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第1の図である。
図3(a)は、「空調モード」と「水温モード」を切り替える設定画面の一例を示している。図3(a)に示す設定画面で、ユーザが「有効」を選択すると、運転モードは「空調モード」に設定される。一方、ユーザが「無効」を選択すると、図示しないメニュー画面が表示され、当該メニュー画面から「水温モード」を選択することができる。運転モードが「空調モード」に設定された場合、制御装置11は、次に図4を用いて説明する設定対応情報と温度センサ21が検出した温度に基づいて、負荷に供給する冷媒の温度を制御する。また、運転モードが「水温モード」に設定された場合、制御装置11は、負荷側の温度に関係なく、冷媒の温度を所定の設定温度に制御する。なお、「水温モード」における所定の温度についても、リモートコントローラ20が表示する設定画面(図示せず)から、ユーザが入力して設定してもよい。
図3(b)は、運転モードに「空調モード」が設定された場合に入出力部26が表示する画像の一例を示している。図3(b)に示す画像の例は、冷房と暖房のうち、暖房(加熱モード)運転中であることを示している。また、「設定温度AUTO」とは、冷媒の設定温度が、次に図4を用いて説明する室温と設定温度との対応関係に従って、室温に応じて自動的に制御されることを示している。
次に「空調モード」で運転する場合の冷媒温度の設定方法について説明する。
図4は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第2の図である。
図4は、設定温度受付部22が、負荷側の温度と冷媒の設定温度との対応関係を定める設定対応情報の入力の受け付け処理について説明する。
図4(a)、図4(b)は、入出力部26が表示する冷房運転時の室温と冷媒の温度との関係を設定する画面の例である。図4(a)は、A点における室内温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面である。A点とは、図4(a)の設定画面の右上のグラフG1で「A」と示された点を示す。グラフG1の縦軸は冷房運転時の冷媒温度(冷却設定温度)、横軸は室内温度を示している。A点とは、冷房運転時において、室内40の気温に応じて冷媒温度をある範囲内で調整するうえで、冷媒温度の上限値と室温との関係を定める点である。図4(a)の例の場合、20℃以下の室内温度に対して、冷媒の設定温度を15℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する室内40の気温が20℃以下の場合(範囲H1)、制御装置11が冷媒の温度を15℃になるように制御することを意味している。
図4は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第2の図である。
図4は、設定温度受付部22が、負荷側の温度と冷媒の設定温度との対応関係を定める設定対応情報の入力の受け付け処理について説明する。
図4(a)、図4(b)は、入出力部26が表示する冷房運転時の室温と冷媒の温度との関係を設定する画面の例である。図4(a)は、A点における室内温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面である。A点とは、図4(a)の設定画面の右上のグラフG1で「A」と示された点を示す。グラフG1の縦軸は冷房運転時の冷媒温度(冷却設定温度)、横軸は室内温度を示している。A点とは、冷房運転時において、室内40の気温に応じて冷媒温度をある範囲内で調整するうえで、冷媒温度の上限値と室温との関係を定める点である。図4(a)の例の場合、20℃以下の室内温度に対して、冷媒の設定温度を15℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する室内40の気温が20℃以下の場合(範囲H1)、制御装置11が冷媒の温度を15℃になるように制御することを意味している。
次に図4(b)は、B点における室内温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面である。B点は、図4(a)のグラフG1で「B」と示された点を示す。B点は、冷房運転時における冷媒温度の下限値と室温との関係を定める点である。図4(b)の例の場合、室内温度が25℃以上に対して、冷媒の設定温度を10℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する室内40の気温が25℃以上の場合(範囲H3)、制御装置11が冷媒の温度を10℃になるように制御することを意味している。
また、グラフG1は、下限値から上限値の間の室温の場合(範囲H2)、制御装置11がA点とB点とを線形補間して得られる冷却設定温度に冷媒の温度を制御することを示している。つまり、この間の室内温度と冷媒温度の関係は、A点とB点を結ぶ線で表される。グラフG1のA点より左側は横線が引かれており、A点より室内温度が低い場合は、A点で決められた冷却設定温度を維持することを示す。同様に、グラフG1のB点より右側も横線が引かれているが、B点より温度が高い場合でもB点で決められた冷却設定温度を維持することで過冷房を防ぐ仕様となっている。
図4(c)、図4(d)は、暖房運転時の室温と冷媒の温度との関係を設定する画面の例である。設定方法については、冷房運転時と同様である。
グラフG2の縦軸は暖房運転時の冷媒温度(加熱設定温度)、横軸は室内温度を示している。図4(c)は、A点における室内温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面である。A点は、暖房運転時において、室内40の気温に応じて冷媒温度をある範囲内で調整するうえで、その範囲の冷媒温度の上限値と室温との関係を定める点である。図4(c)の例の場合、室内温度が10℃以下に対して、冷媒の設定温度を55℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する室内40の気温が10℃以下の場合(範囲H4)、制御装置11が冷媒の温度を55℃となるように制御することを意味している。グラフG2のA点より左側は横線が引かれており,A点より室内温度が低い場合は,A点で決められた加熱設定温度を維持し、過暖房を防ぐ仕様となっている。同様に、グラフG2のB点より右側も横線が引かれているが、B点より温度が高い場合でもB点で決められた加熱設定温度を維持することを示す。
グラフG2の縦軸は暖房運転時の冷媒温度(加熱設定温度)、横軸は室内温度を示している。図4(c)は、A点における室内温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面である。A点は、暖房運転時において、室内40の気温に応じて冷媒温度をある範囲内で調整するうえで、その範囲の冷媒温度の上限値と室温との関係を定める点である。図4(c)の例の場合、室内温度が10℃以下に対して、冷媒の設定温度を55℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する室内40の気温が10℃以下の場合(範囲H4)、制御装置11が冷媒の温度を55℃となるように制御することを意味している。グラフG2のA点より左側は横線が引かれており,A点より室内温度が低い場合は,A点で決められた加熱設定温度を維持し、過暖房を防ぐ仕様となっている。同様に、グラフG2のB点より右側も横線が引かれているが、B点より温度が高い場合でもB点で決められた加熱設定温度を維持することを示す。
また、図4(d)は、B点における室内温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面を示す。B点は、暖房運転時における冷媒温度の下限値と室温との関係を定める点である。図4(d)の例の場合、室内温度が25℃以上に対して、冷媒の設定温度を30℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する室内40の気温が25℃以上の場合(範囲H6)、冷媒の温度が30℃となるように設定することを意味している。
また、範囲H5が示す室温の場合、グラフG2は、制御装置11が、A点とB点との間を線形補間して得られる温度センサ21が検出した温度に応じた加熱設定温度に冷媒の温度を制御することを示している。
なお、冷房運転時、暖房運転時の室内温度に対する適切な冷媒の設定温度は、例えば、予め実験や計算などで求められており、ユーザはこの計算結果等に基づいて設定を行う。
なお、冷房運転時、暖房運転時の室内温度に対する適切な冷媒の設定温度は、例えば、予め実験や計算などで求められており、ユーザはこの計算結果等に基づいて設定を行う。
ユーザは、図4(a)〜図4(d)の設定画面から冷房時および暖房時の設定温度の入力を行う。ユーザが入力した室温と設定温度との対応関係を定めた設定情報は記憶部25に記録される。通信部24は、記憶部25に記録された設定対応情報を、制御装置11へ送信する。制御装置11は、設定対応情報を受信する。また、通信部24は、温度センサ21が検出した温度情報を、制御装置11へ送信する。チリングユニット10が空調モードで稼働する場合、制御装置11は、これらの情報に基づいて冷媒の温度を管理する。
次に「空調モード」運転時の温度管理システムの処理の流れの一例について図5を用いて説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る温度管理システムの空調モード運転時のフローチャートである。
まず、ユーザが、図3で説明したようにリモートコントローラ20に「空調モード」の選択を入力する。運転モード受付部23は、「空調モード」選択の入力を受け付ける(ステップS11)。また、ユーザが加熱モード(暖房運転)または冷却モード(冷房運転)を指定する情報を入力する。運転モード受付部23は、加熱モードまたは冷却モードの入力を受け付ける。運転モード受付部23は、受け付けた運転モードの情報を記憶部25に記録する。
次にユーザが、図4で説明したように室内温度と冷媒の設定温度の関係を定めた設定対応情報の入力を行う。設定温度受付部22は、この設定対応情報の入力を受け付ける(ステップS12)。設定温度受付部22は、受け付けた設定対応情報を記憶部25に記録する。
図5は、本発明の実施形態に係る温度管理システムの空調モード運転時のフローチャートである。
まず、ユーザが、図3で説明したようにリモートコントローラ20に「空調モード」の選択を入力する。運転モード受付部23は、「空調モード」選択の入力を受け付ける(ステップS11)。また、ユーザが加熱モード(暖房運転)または冷却モード(冷房運転)を指定する情報を入力する。運転モード受付部23は、加熱モードまたは冷却モードの入力を受け付ける。運転モード受付部23は、受け付けた運転モードの情報を記憶部25に記録する。
次にユーザが、図4で説明したように室内温度と冷媒の設定温度の関係を定めた設定対応情報の入力を行う。設定温度受付部22は、この設定対応情報の入力を受け付ける(ステップS12)。設定温度受付部22は、受け付けた設定対応情報を記憶部25に記録する。
次に例えば、ユーザがリモートコントローラ20に運転開始指示情報を入力する。すると、通信部24が、ステップS11、ステップS12で受け付けた情報と共に運転開始指示情報を送信する(ステップS13)。制御装置11は、これらの情報を取得し、記憶部(図示せず)に記録する。また、制御装置11は、チリングユニット10の運転を開始する。
一方、リモートコントローラ20では、温度センサ21が室内40の気温を検出する(ステップS14)。通信部24は、温度センサ21が検出した温度情報(室内40の気温)を制御装置11へ送信する(ステップS15)。制御装置11は、この温度情報を取得する。
次に制御装置11は、先に記録した室内温度と冷媒の設定温度の関係を定めた設定対応情報に基づいて、リモートコントローラ20から取得した温度情報に対応する冷媒の設定温度を算出する。例えば、暖房運転の場合であって、図4(b)で例示した設定情報が記録されているとする。この場合に温度センサ21が検出した室内40の気温が9℃であれば、制御装置11は、冷媒の設定温度を55℃に決定する。また、室内40の気温が26℃であれば、制御装置11は、冷媒の設定温度を30℃に決定する。また、例えば、室内40の気温が10℃〜25℃の間であれば、A点とB点を結ぶ直線における、その気温に相当する点の「加熱設定温度」を冷媒の設定温度に決定する。
次に、制御装置11は、冷媒の温度が、ステップS16で算出した冷媒の設定温度となるように冷媒回路12を制御する。これにより、室内40の気温を所望の温度に管理することができる。
一方、リモートコントローラ20では、温度センサ21が室内40の気温を検出する(ステップS14)。通信部24は、温度センサ21が検出した温度情報(室内40の気温)を制御装置11へ送信する(ステップS15)。制御装置11は、この温度情報を取得する。
次に制御装置11は、先に記録した室内温度と冷媒の設定温度の関係を定めた設定対応情報に基づいて、リモートコントローラ20から取得した温度情報に対応する冷媒の設定温度を算出する。例えば、暖房運転の場合であって、図4(b)で例示した設定情報が記録されているとする。この場合に温度センサ21が検出した室内40の気温が9℃であれば、制御装置11は、冷媒の設定温度を55℃に決定する。また、室内40の気温が26℃であれば、制御装置11は、冷媒の設定温度を30℃に決定する。また、例えば、室内40の気温が10℃〜25℃の間であれば、A点とB点を結ぶ直線における、その気温に相当する点の「加熱設定温度」を冷媒の設定温度に決定する。
次に、制御装置11は、冷媒の温度が、ステップS16で算出した冷媒の設定温度となるように冷媒回路12を制御する。これにより、室内40の気温を所望の温度に管理することができる。
なお、「温水モード」運転時の処理についても同様である。つまり、ユーザが運転モード「温水モード」と冷媒の設定温度(例えばx℃)をリモートコントローラ20に入力する。すると、運転モード受付部23が「温水モード」選択の入力を受け付け、設定温度受付部22が冷媒の設定温度x℃の入力を受け付ける。次にユーザがリモートコントローラ20に運転開始指示情報を入力すると、通信部24が、選択された運転モード(「温水モード」)の情報、冷媒設定温度(x℃)、運転開始指示情報を制御装置11へ送信する。制御装置11は、これらの情報を取得し、記憶部(図示せず)に記録する。制御装置11は、チリングユニット10の運転を開始し、冷媒の温度がx℃となるように冷媒回路12を制御する。
これまでに、リモートコントローラ20を室内40に設置し、室内40の温度管理をする実施形態について説明した。本実施形態の温度管理システム1は、例えば、ビニールハウス内の温度管理に利用することができる。本実施形態によれば、ファンコイルユニット50a等が不要なのでコストを削減することができる。また、従来からビニールハウス内には、配管を敷設されていることも多い。この配管は、ビニールハウス内の室温管理のためにボイラで加熱した温水を循環させるために敷設されたものである。本実施形態の温度管理システム1であれば、既設の配管を利用することができるので、システム導入のコストを低減することができる。これらにより、本実施形態の温度管理システム1を例えば、大規模な農場に導入すると大きなコスト削減効果が得られる。
また、農場などでファンコイルを用いると、フィンが目詰まりする等の問題が生じるが、負荷側にファンコイルを必要としない温度管理システム1であれば、そのような問題が生じることがない。また、本実施形態の温度管理システム1は、家畜の畜舎、家禽舎、工場の温度管理にも適している。
また、農場などでファンコイルを用いると、フィンが目詰まりする等の問題が生じるが、負荷側にファンコイルを必要としない温度管理システム1であれば、そのような問題が生じることがない。また、本実施形態の温度管理システム1は、家畜の畜舎、家禽舎、工場の温度管理にも適している。
ところで、寒冷地のビニールハウスでは積雪が問題になることがある。温度管理システム1は、ビニールハウス内の室温管理の他、ビニールハウスに積もった雪の融雪システムとしても用いることができる。図6に温度管理システム1を、ビニールハウス2の室温管理および融雪に適用する例を示す。なお、この例では、温度管理システム1を、土壌温度管理にも用いている。
図6に本発明の実施形態における温度管理システムの農業分野への適用例である温度管理システム1A、1B、1Cを示す。温度管理システム1Aは、ビニールハウス2の融雪システムである。温度管理システム1Bは、ビニールハウス2の室内温度管理システムである。温度管理システム1Cは、ビニールハウス2内の土壌の温度管理システムである。図6においてチリングユニット10A、10B、10Cが、ビニールハウス2の室外に設置されている。また、ビニールハウス2の内外を循環する配管30A、30B、30C、30Dが敷設されている。
図6に本発明の実施形態における温度管理システムの農業分野への適用例である温度管理システム1A、1B、1Cを示す。温度管理システム1Aは、ビニールハウス2の融雪システムである。温度管理システム1Bは、ビニールハウス2の室内温度管理システムである。温度管理システム1Cは、ビニールハウス2内の土壌の温度管理システムである。図6においてチリングユニット10A、10B、10Cが、ビニールハウス2の室外に設置されている。また、ビニールハウス2の内外を循環する配管30A、30B、30C、30Dが敷設されている。
配管30Aは、ビニールハウス2の屋根や外壁に沿って設けられている融雪用のパイプである。チリングユニット10Aが供給する水などの冷媒は配管30Aを循環し、降雪時には、屋根に積もった雪を熱によって溶かす。リモートコントローラ20Aは、降雪環境の温度を検出できる環境(例えば、ビニールハウス2の内部上空)に設置される。チリングユニット10Aは、リモートコントローラ20Aが備える温度センサ21Aが検出するビニールハウス内部の気温に応じて冷媒温度を制御し、融雪に必要な温度の冷媒を配管30Aに供給する。なお、融雪システムとして用いる場合の外気温と冷媒の設定温度の関係を定めた設定対応情報の設定例については後に図8を用いて説明する。
配管30Bは、ビニールハウス2の内部を、長手方向に複数回縦断するように設けられている。チリングユニット10Bが供給する水などの冷媒は配管30Bを循環し、ビニールハウス2内の温度を農作物の栽培に適した温度に維持する。リモートコントローラ20Bは、ビニールハウス2内に設置される。チリングユニット10Bは、リモートコントローラ20Bが備える温度センサ21Bが検出するハウス内の気温に応じて冷媒の温度を調節し、所望の室温の維持に必要な温度の冷媒を配管30Bに供給する。配管30Bを循環する冷媒の温度は、図4を用いて説明した設定対応情報に従って管理される。
配管30Cは、ビニールハウス2内の地中に設けられている。所定温度に管理された水等の冷媒が配管30Cを巡回し、土壌の温度を農作物の栽培に適した温度に維持する。なお、水に代えて溶液を配管30C中に循環させ、土中の温度維持とともに、必要な養分を土壌に供給するようにしてもよい。配管30Cを循環する冷媒の温度は、熱交換器61によって所定の温度に維持される。
配管30Dは、チリングユニット10Cが供給する冷媒(加熱用冷媒)を循環させ、熱交換器61に供給する。ここで、チリングユニット10Cは、「水温モード」によって運転され、チリングユニット10Cが供給する加熱用冷媒の温度は所定の温度に保たれる。配管30Cを循環する冷媒は、熱交換器61にて、加熱用冷媒と熱交換することにより加熱されるが、土中を循環する冷媒の温度が所定の温度(例えば5℃)を下回る場合、ボイラ60を運転し、加熱用冷媒をさらに加熱するようにしてもよい。
なお、ここでは、土壌温度の管理に用いるチリングユニット10Cを「水温モード」で運転する場合を例に説明を行ったが、例えばリモートコントローラ20Cを地中に設置して、チリングユニット10Cを土壌の温度に応じて冷媒温度を制御する「空調モード」で運転してもよい。
なお、ここでは、土壌温度の管理に用いるチリングユニット10Cを「水温モード」で運転する場合を例に説明を行ったが、例えばリモートコントローラ20Cを地中に設置して、チリングユニット10Cを土壌の温度に応じて冷媒温度を制御する「空調モード」で運転してもよい。
図6に示すように本実施形態の温度管理システム1を用いると、ユーザが、リモートコントローラ20から「融雪モード」、「空調モード」、「温水モード」を選択するだけで容易にチリングユニット10が供給する冷媒の温度を用途に適した温度となるように切り替え、ビニールハウス2の運営に必要な各種(土壌、室内、融雪)温度管理を行うことができる。
次に「融雪モード」の設定方法の一例について説明する。
図7は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第3の図である。
図7(a)は、「融雪モード」の設定画面の一例を示している。図7(a)に示す設定画面で、ユーザが「有効」を選択すると、運転モードは「融雪モード」に設定される。一方、ユーザが「無効」を選択すると、図示しないメニュー画面に戻る。メニュー画面では、「融雪モード」に加え、「水温モード」や「空調モード」を選択することができる。
運転モードが「融雪モード」に設定された場合、制御装置11は、次に図8で説明する設定対応情報と温度センサ21が検出した温度に基づいて冷媒の温度を制御する。
図7は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第3の図である。
図7(a)は、「融雪モード」の設定画面の一例を示している。図7(a)に示す設定画面で、ユーザが「有効」を選択すると、運転モードは「融雪モード」に設定される。一方、ユーザが「無効」を選択すると、図示しないメニュー画面に戻る。メニュー画面では、「融雪モード」に加え、「水温モード」や「空調モード」を選択することができる。
運転モードが「融雪モード」に設定された場合、制御装置11は、次に図8で説明する設定対応情報と温度センサ21が検出した温度に基づいて冷媒の温度を制御する。
図7(b)は、運転モードに「融雪モード」が設定された場合に入出力部26が表示する画像の一例を示している。「融雪モード」の場合、図7(b)が示すように加熱モードで運転する。なお、「設定温度AUTO」とは、冷媒の設定温度が次に図8で例示する降雪環境の温度と設定温度との対応関係に従って、外気温(降雪環境温度)に応じて自動的に制御されることを示している。
次に図8を用いて設定温度受付部22が、降雪環境温度と冷媒の設定温度との対応関係を定めた設定対応情報の入力の受け付け処理について説明する。
図8は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第4の図である。
図8は、本発明の実施形態におけるリモートコントローラの表示画面の一例を示す第4の図である。
図8(a)、図8(b)は、融雪モード運転時の降雪環境温度と冷媒温度との関係を設定する画面の例である。設定方法については、図4で説明した「空調モード」の場合と同様である。グラフG3の縦軸は「融雪モード」運転時の冷媒温度(加熱設定温度)、横軸は降雪環境温度を示している。図8(a)は、A点における降雪環境温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面である。A点は、融雪モード運転時において、降雪環境温度に応じて冷媒温度をある範囲内で調整するうえで、その範囲の冷媒温度の上限値と降雪環境温度との関係を定める点である。図8(a)の例の場合、降雪環境温度が−5℃以下に対して、冷媒の設定温度を55℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する降雪環境の温度が−5℃以下(範囲H7)の場合、制御装置11が冷媒の温度を55℃となるように制御することを意味している。
また、図8(b)は、B点における降雪環境温度と冷媒の設定温度との関係を設定する画面を示す。B点は、「融雪モード」運転時における冷媒温度の下限値と降雪環境温度との関係を定める点である。図8(b)の例の場合、降雪環境温度が10℃に対して、冷媒の設定温度を30℃に定めている。これは、温度センサ21が検出する降雪環境の温度が10℃の場合(範囲H9)、制御装置11が冷媒の温度が30℃となるように制御することを意味している。
また、降雪環境温度が範囲H8にある場合、グラフG3は、制御装置11が、A点とB点とを結ぶ線のうち、温度センサ21が検出した温度に応じた加熱設定温度に冷媒の温度を制御することを示している。
次に融雪モード運転時の温度管理システム1の処理について説明する。まず、ユーザは、運転モードを「融雪モード」に設定する。運転モード受付部23は、「融雪モード」選択の入力を受け付け、記憶部25に記録する。次にユーザは、図8(a)、図8(b)で例示した設定画面から設定温度の入力を行う。設定温度受付部22は、この設定情報の入力を受け付け、受け付けた設定情報を記憶部25に記録する。次にユーザがリモートコントローラ20に運転開始指示情報を入力すると、通信部24が、選択した運転モード(「融雪モード」)の情報および設定対応情報と共に運転開始指示情報を制御装置11へ送信する。制御装置11は、これらの情報を取得し、記憶部(図示せず)に記録する。制御装置11は、チリングユニット10の運転を開始する。また、温度センサ21が降雪環境温度(例えば、外気温)を検出し、通信部24は、この温度情報(外気温)を制御装置11へ送信する。次に制御装置11は、先にリモートコントローラ20から受信した降雪環境温度と冷媒設定温度の関係を定めた設定対応情報に基づいて、温度センサ21が検出した温度に応じた冷媒の設定温度を算出する。例えば、図8で例示した設定情報が記録されている場合、温度センサ21が検出した温度がー5℃であれば、制御装置11は、冷媒の設定温度を55℃に決定する。制御装置11は、冷媒の温度が55℃となるように冷媒回路12を制御する。
本実施形態によれば、配管30を積雪が生じるビニールハウスの屋根や外壁などに敷設し、リモートコントローラ20を、降雪環境温度を検出できる場所(例えば、ハウス内部上空)に設置することにより、温度センサ21が検出した温度に応じた冷媒(温水)を配管30に巡回させ、ビニールハウスの屋根などに積雪した雪を融雪することができる。
なお、「融雪モード」の場合、温度センサ21に代えて(または温度センサ21に加えて)積雪センサをリモートコントローラ20や制御装置11に接続してもよい。リモートコントローラ20に接続した場合は、積雪センサが検出した積雪の程度に応じて冷媒温度を上下させる制御を行っても良い。この場合、例えば、図8で説明した設定画面では、「降雪環境温度」の代わりに「積雪の程度」と「(加熱)設定温度」との関係を入力するように構成してもよい。制御装置11に接続した場合は、リモートコントローラ20で演算された冷媒温度値を積雪センサの検出状況に応じて上下にシフトさせる制御を行っても良い。
なお、「融雪モード」の場合、温度センサ21に代えて(または温度センサ21に加えて)積雪センサをリモートコントローラ20や制御装置11に接続してもよい。リモートコントローラ20に接続した場合は、積雪センサが検出した積雪の程度に応じて冷媒温度を上下させる制御を行っても良い。この場合、例えば、図8で説明した設定画面では、「降雪環境温度」の代わりに「積雪の程度」と「(加熱)設定温度」との関係を入力するように構成してもよい。制御装置11に接続した場合は、リモートコントローラ20で演算された冷媒温度値を積雪センサの検出状況に応じて上下にシフトさせる制御を行っても良い。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、負荷側の配管のバルブを季節ごとに自動または手動で切換える場合、リモコンのスケジュール機能で自動的に運転モードの切り替えを実施しても良いし、必要とされるモードを制御装置11に直接指令して切り替えても良い。なお、実施形態の「水温モード」は冷媒温度調節モードの一例、「空調モード」と「融雪モード」は負荷側温度調節モードの一例である。
1、1A、1B、1C、1´・・・温度管理システム
10、10´・・・チリングユニット
11・・・制御装置
12・・・冷媒回路
20、20´・・・リモートコントローラ
21・・・温度センサ
22・・・設定温度受付部
23・・・運転モード受付部
24・・・通信部
25・・・記憶部
30、30a、30b、30c・・・配管
40・・・室内
50a、50b、50c・・・ファンコイルユニット
55・・・制御装置
56・・・リモートコントローラ
G1、G2、G3・・・グラフ
10、10´・・・チリングユニット
11・・・制御装置
12・・・冷媒回路
20、20´・・・リモートコントローラ
21・・・温度センサ
22・・・設定温度受付部
23・・・運転モード受付部
24・・・通信部
25・・・記憶部
30、30a、30b、30c・・・配管
40・・・室内
50a、50b、50c・・・ファンコイルユニット
55・・・制御装置
56・・・リモートコントローラ
G1、G2、G3・・・グラフ
Claims (12)
- 負荷側に敷設された配管に冷媒を供給するチリングユニットと、
前記負荷側の空間に設けられ、前記空間の温度を検出する温度センサを有するリモートコントローラと、
前記チリングユニットを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する、
チリングユニットシステム。 - 前記リモートコントローラは、
冷媒温度調節モード・負荷側温度調節モードのいずれかの選択を受け付ける運転モード受付部、をさらに有し、
前記制御装置は、
前記運転モード受付部が冷媒温度調節モードの選択を受け付けた場合に、前記冷媒が所定の設定温度となるように前記チリングユニットを制御し、
前記運転モード受付部が負荷側温度調節モードの選択を受け付けた場合に、前記冷媒が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する、
請求項1に記載のチリングユニットシステム。 - 前記リモートコントローラは、前記負荷側の温度と前記冷媒の設定温度との対応関係を定めた設定対応情報を受け付ける設定温度受付部、をさらに備え、
前記制御装置は、
前記運転モード受付部が負荷側温度調節モードの選択を受け付けた場合、前記冷媒の温度が、前記設定温度受付部が受け付けた設定対応情報に基づいて、前記冷媒が前記温度センサによって検出された温度に対応する温度となるように前記チリングユニットを制御する、
請求項2に記載のチリングユニットシステム。 - 前記負荷側温度調節モードには、前記負荷側の空間の冷房を行う冷却モードが含まれる、
請求項2または請求項3に記載のチリングユニットシステム。 - 前記負荷側温度調節モードには、前記負荷側の空間の暖房を行う加熱モードが含まれる、
請求項2から請求項4の何れか1項に記載のチリングユニットシステム。 - 前記負荷側温度調節モードには、前記負荷側の雪を融かすための融雪モードが含まれる、
請求項2から請求項5の何れか1項に記載のチリングユニットシステム。 - 1つ又は複数の配管と、
当該配管を循環する冷媒を供給する請求項1から請求項6の何れか1項に記載のチリングユニットシステムと、
を備える温度管理システム。 - ビニールハウスの室内に敷設した配管と、
当該配管を循環する冷媒を供給する請求項1から請求項5の何れか1項に記載のチリングユニットシステムと、
を備える温度管理システム。 - ビニールハウスの屋根および外壁のうち少なくとも1つに敷設された融雪用の配管と、
当該融雪用の配管を循環する冷媒を供給する請求項6に記載のチリングユニットシステム、
をさらに備える請求項8に記載の温度管理システム。 - ビニールハウスの屋根および外壁のうち少なくとも1つに敷設された融雪用の配管と、
当該融雪用の配管を循環する冷媒を供給する請求項6に記載のチリングユニットシステム、
を備える温度管理システム。 - 負荷側に敷設された配管に冷媒を供給するチリングユニットのリモートコントローラであって、
前記負荷側の空間に設置され、前記負荷側の空間の温度を検出する温度センサ、を有するリモートコントローラ。 - 負荷側の空間に設けられ、前記空間の温度を検出する温度センサを有するチリングユニットのリモートコントローラが、前記温度センサが検出した温度情報を前記チリングユニットの制御装置に送信し、
前記制御装置は、前記チリングユニットが供給する冷媒の温度が、前記温度センサから受信した温度情報に対応する温度となるように制御する、
制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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