JP2018084613A - ホログラム転写箔 - Google Patents

ホログラム転写箔 Download PDF

Info

Publication number
JP2018084613A
JP2018084613A JP2016225984A JP2016225984A JP2018084613A JP 2018084613 A JP2018084613 A JP 2018084613A JP 2016225984 A JP2016225984 A JP 2016225984A JP 2016225984 A JP2016225984 A JP 2016225984A JP 2018084613 A JP2018084613 A JP 2018084613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
hologram
transfer foil
filler
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016225984A
Other languages
English (en)
Inventor
聖月 柳本
Mizuki Yanagimoto
聖月 柳本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2016225984A priority Critical patent/JP2018084613A/ja
Publication of JP2018084613A publication Critical patent/JP2018084613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】転写箔基材1上に剥離容易にホログラム形成層2を有し、このホログラム形成層上に、順次、光反射層3とフィラー4aを配合した接着層4とを設けたホログラム転写箔であって、しかも、紙等に転写しても、光反射層が歪むことのない転写箔を提供すること。【解決手段】フィラー4aとして鱗状フィラーを使用する。転写の際には被転写物の上に転写箔を重ねて熱圧するが、この熱によって接着層が溶融又は軟化し、前記鱗状フィラーはこの接着層中で自在に移動できるようになる。このため、転写時の圧力により、前記鱗状フィラーは光反射層を構成する面と平行な方向に配列するように移動又は回転して、この光反射層を歪めることがない。このため、ホログラム画像の劣化が生じない。【選択図】図1

Description

本発明は、ホログラム画像を転写することのできる転写箔に関する。
ホログラムは、肉眼で認識できる特有の美麗な画像を形成できると共に、コピーが困難であり、また、複製も困難であることから、装飾目的や、偽造防止マークとして広く使用されている。
このホログラム画像は、さまざまな方法で目的とする物品に固定されている。例えば、基材となるシートにホログラム画像を形成し、これに接着剤を塗布してホログラムシールとして、このホログラムシールに貼着して固定する方法である。
また、基材シートにホログラム画像を形成した後、細長いスレッド状に裁断し、このホログラムスレッドを混抄して固定する方法である。
中でも、基材シート上に剥離容易にホログラム画像を形成し、さらに接着剤を塗布して形成したホログラム転写箔は、各種カードや有価証券等に広く適用されている。
このホログラム転写箔は、一般に、図3の断面図に示すような構造を有している。すなわち、まず、基材となるシート(転写箔基材)1’上に剥離容易にホログラム形成層2’が設けられており、このホログラム形成層2’の表面には、微細な凹凸が設けられている。この微細な凹凸は位相型の回折格子を構成するものである。そして、この凹凸表面に沿って光反射層3’が設けられている。このため、ホログラム形成層2’と光反射層3’との境界面で反射した光は回折して、特有のホログラム画像を構成する。そして、この光反射層3’の上には接着層4’が設けられている。
この転写箔10’は、これを目的とする物品(被転写物)21に重ね、熱圧を加えて接着層4’を被転写物21に接着した後、転写箔基材1’を剥離することにより、この被転写物21上にそのホログラム画像を設けることができる。
ところで、この転写の際には、接着層4’、光反射層3’及びホログラム形成層2’の三者は、被転写物21に転写される領域と転写されずに転写箔基材1’に残存する領域とに分離される必要がある。そこで、前記接着層4’にはフィラー4a’を配合して、その膜切れ性を改善していることがあった(特許文献1参照)。
また、このフィラー4a’は、次のような役割も有している。すなわち、未転写の転写箔10’をロール状に巻き取って保管しておくとき、前記接着層4’が転写箔10’背面に密着してブロッキングを起こすことがある。フィラー4a’はこのようなブロッキングを防止する役割を有している。
しかしながら、このように接着層4’中のフィラー4a’によって膜切れ性を改善し、また、ブロッキングを防止するためには、このフィラー4a’は粒径の大きいものでなければならない。例えば、図3に示すように、フィラー4a’の一部又は全部が接着層4’表面から突出する程度に大きい粒子である。
ところで、このように接着層4’が大径粒子のフィラー4a’を含む場合には、この転写箔10’を被転写物21に重ねて熱圧したとき、光反射層3’はこのフィラー4a’に
よって押し上げられる。特に被転写物21が紙のように表面凹凸の物品である場合には、図4に示すように、被転写物21の表面凹凸とフィラー4a’とが重畳して光反射層3’が押し上げられるため、この光反射層3’が歪められあるいはフィラー4a’によって突き破られ、この結果、ホログラム画像が劣化したり、あるいは白化することがあった。
特開平11−227368号公報
そこで、本発明は、転写箔基材上に剥離容易にホログラム形成層を有し、このホログラム形成層上に、順次、光反射層とフィラーを配合した接着層とを設けたホログラム転写箔であって、しかも、紙等に転写しても、光反射層が歪むことのない転写箔を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、転写箔基材上に剥離容易にホログラム形成層を有し、このホログラム形成層上に、順次、光反射層と接着層とを設けた転写箔であり、前記ホログラム形成層の表面に回折格子を構成する微細な凹凸が設けられており、かつ、光反射層がこの微細な凹凸に沿って設けられているホログラム転写箔において、
前記接着層が、鱗状フィラーを含有していることを特徴とするホログラム転写箔である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記鱗状フィラーの平均粒径が5〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載のホログラム転写箔である。
次に、請求項3に記載の発明は、前記接着層中に前記鱗状フィラーが1.0〜50.0質量%含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホログラム転写箔である。
本発明の転写箔においては、その接着層中に鱗状フィラーが含まれており、このため、転写の際の膜切れ性が改善され、また、保管時のブロッキングも抑制される。
そして、転写の際には、紙等の被転写物の上に転写箔を重ねて熱圧するが、この熱によって接着層が溶融又は軟化し、前記鱗状フィラーはこの接着層中で自在に移動できるようになる。このため、転写時の圧力により、前記鱗状フィラーは光反射層を構成する面と平行な方向に配列するように移動又は回転して、この光反射層を歪めることがない。そして、このため、ホログラム画像の劣化が生じないのである。
図1は本発明に係るホログラム転写箔の具体例の断面説明図である。 図2は本発明に係るホログラム転写箔を転写して得られた転写済み被転写物の断面説明図である。 図3は従来のホログラム転写箔の具体例の断面説明図である。 図4は従来のホログラム転写箔を転写して得られた転写済み被転写物の断面説明図である。
以下、図面を参照して本発明を説明する。図面の図1は本発明に係るホログラム転写箔10の具体例の断面説明図である。
この図1に示すように、本発明のホログラム転写箔10は、シート状の転写箔基材1、ホログラム形成層2、光反射層3、接着層4を必須の構成要素とするものである。
転写箔基材1は任意のフィルムでよい。例えば、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等の合成樹脂、天然樹脂、紙、合成紙などから単独で選択されたもの、または上記より選択されて組み合わされた複合体が使用可能である。
ホログラム形成層2は、この転写箔基材1上に剥離容易に設けられる。この両者の剥離を容易とするため、転写箔基材1とホログラム形成層2との間に剥離層を設けてもよい。この剥離層は容易に転写箔基材1から剥がれる材料であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線あるいは電子線硬化性樹脂のいずれであっても良いが、柔軟性、箔切れ性を考慮し、熱可塑性樹脂が好ましい。その例として、熱可塑性ポリアクリル酸エステル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、セルロース系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂等を、単独あるいは複合して用いることができる。また、箔切れ性や耐摩耗性を考慮し、石油系ワックス、植物系ワックス等の各種ワックス、ステアリン酸等の高級脂肪酸の金属塩、シリコンオイル等の滑剤や、フッ素樹脂パウダー、ポリエチレンパウダー、シリコーン系微粒子やアクリルニトリル系微粒子等の有機フィラーおよび、シリカ微粒子等の無機フィラーを添加することもできる。
次に、ホログラム形成層2は光反射層3と共にホログラム層を構成するものである。すなわち、ホログラム形成層2の表面には光学レベルの微細な凹凸が形成されており、この凹凸で位相型回折格子を構成している。そして、光反射層3はこの凹凸に沿って設けられており、このため、その表面にもホログラム形成層2表面の凹凸と同様の凹凸が設けられており、この光反射層3表面の凹凸も位相型回折格子を構成している。そして、ホログラム形成層2と光反射層3との境界面に入射した光は光反射層3で反射されて反射回折光を構成し、ホログラム特有の画像を表示するのである。
このホログラム形成層2の材質としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂等の光透過性樹脂を使用することができる。
光透過性熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポロエチレンナフタレート、ポリカーボネート、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、ニトロセルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリルスチレン共重合体、塩化ビニル、ポリメタクリル酸メチル等を挙げることができる。
光透過性熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステルウレタン、アクリルウレタン、エポキシウレタン、シリコーン、エポキシ樹脂及びメラミン樹脂等を挙げることができる。
放射線硬化性樹脂は、紫外線や電子線等の放射線の照射で硬化する樹脂である。このよに放射線照射でラジカル重合して硬化する樹脂としては、その代表的な例として、分子中にアクリロイル基を有するアクリル樹脂が例示できる。例えば、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系もしくはポリオール系アクリレート系のオリゴマーもしくはポリマー、単官能、2官能又は多官能重合性(メタ)アクリル系モノマー(例えば、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート又はペンタエリスリトールテトラアクリレート)又はそのオリゴマーもしくはポリマーである。
そして、これらの樹脂で形成した層の表面に、微細な前記凹凸を形成したプレス板を押し付けることにより、ホログラム形成層2を形成することができる。
次に、光反射層3は、金属又は高屈折率の透明材料を、ホログラム形成層3の前記凹凸に沿って堆積することによって形成することができる。金属としては、例えば、アルミニウム、錫、クロム、ニッケル、銅、金及びこれらの合金等を使用できる。高屈折率透明材料としては、TiO、ZnS等を例示できる。これらは、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法等の方法でホログラム形成層2の前記凹凸に沿って堆積することができる。厚みは1〜100nmの範囲であることが望ましい。
なお、この光反射層3はホログラム形成層2の表面全面に設けることもできるが、その一部にパターン状に設けることも可能である。
このように光反射層3をパターン状に設けるためには、例えば、このパターンと同一形状のマスク層を光反射層3上に積層し、このマスク層をエッチングレジストとして、マスク層からはみ出して露出した部位の光反射層3をエッチングして除去すればよい。マスク層としては可視光や赤外光を透過する透明樹脂を使用することが望ましい。このマスク層は、例えば、グラビア印刷法等で形成することができる。
また、別の方法で光反射層3をパターン状に加工することも可能である。すなわち、ホログラム形成層2の表面に、水溶性樹脂を前記パターンのネガパターンに塗布し、この水溶性樹脂パターンを覆ってホログラム形成層2の表面の全面に光反射層3を形成する。次いで水洗して水溶性樹脂パターンと共に、この水溶性樹脂パターンに重なった部位の光反射層3を除去することにより、パターン状の光反射層3を形成することができる。水溶性樹脂としてはポリビニルアルコールを使用できる。また、グラビア印刷法等によって水溶性樹脂パターンを設けることができる。
あるいは、ホログラム形成層2の表面の全面に光反射層3を形成した後、この光反射層3にレーザー光を照射して、この照射部分の光反射層3を選択的に破壊除去することによってパターン状の光反射層3を形成することも可能である。
次に、接着層4は感熱接着剤を主成分とし、この中にフィラー4aを分散させて構成する必要がある。接着層4がフィラー4aを含有することにより膜切れ性が向上し、また、転写箔10をロール状に巻き取って保管したときのブロッキングを抑制する。なお、このほか、滑剤等を配合してもよい。
感熱接着剤としては、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ビニル系樹脂等の単体あるいは共重合体等を使用できる。
また、フィラー4aとしては鱗状の形状を有することが必要である。フィラー4aが鱗状の形状を有することから、転写時の熱と圧力によって鱗状フィラー4aは光反射層3を構成する面と平行な方向に配列するように移動又は回転し、このため、この鱗状フィラー4aによる光反射層3の歪みや損傷を防止できる。なお、フィラー4aとして鱗状フィラ
ーを接着層4に配合することにより、この接着層4の機械的強度等の機械的性質や表面硬度、表面平滑性等が向上するという利点もある。
鱗状フィラー4aとしては、例えば、ウォラストナイト、チタン酸カリウム、ゾノトライト、石膏繊維、アルミボレート、MOS、アラミド繊維、各種ファイバー類、カーボンファイバー(炭素繊維)、グラスファイバー(ガラス繊維)、タルク、マイカ、ガラスフレーク、ポリオキシベンゾイルウィスカー等を使用できる。
なお、転写箔10をロール状に巻き取って保管したときのブロッキングを防止する観点から、鱗状フィラー4aの平均粒径は5〜20μmであることが望ましい。また、転写時の膜切れ性を改善する点から、接着層4中に鱗状フィラー4aを1.0〜50.0質量%含有することが望ましい。より望ましくは、10.0〜20.0質量%である。
この転写箔10は、次のような工程を経て製造することができる。すなわち、まず、転写箔基材1上にホログラム形成層2を形成し、その表面をプレス板でプレスして、微細な凹凸を形成する。次に、ホログラム形成層2の凹凸表面の全面に光反射層3を設け、最後に接着層4を設けて転写箔10を得ることができる。
この転写箔10は、紙等の被転写物21に対して、接着層4がこの物品に向き合うように重ね、熱圧して接着させた後、転写箔基材1を剥離除去することにより、接着層4、光反射層3及びホログラム形成層2の三者を転写することができる。この転写の際の熱によって接着層4中の感熱接着剤溶融又は軟化し、前記鱗状フィラー4aはこの接着層4中で自在に移動できるようになる。そして、転写時の圧力により、鱗状フィラー4aは光反射層を構成する面と平行な方向に配列するように移動又は回転する。こうして転写された被転写物21の断面を図2に示す。図2から分かるように、鱗状フィラー4aが接着層4中で移動又は回転するため、この鱗状フィラー4aによって光反射層が歪められたり、損傷を受けることがない。そして、このため、ホログラム画像は劣化することなく、本来の美麗な画像を被転写物21上に再現する。
転写箔基材1として、厚さ19μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを使用した。この転写箔基材1上に剥離層を形成した後、ウレタン樹脂を1μmの厚さに塗布し、微細な凹凸を有するプレス板を押圧して、ホログラム形成層2を形成した。このホログラム形成層2の表面にはプレス板の前記凹凸が再現されている。また、この凹凸はホログラム画像を表示する位相型回折格子を構成するものである。
次に、ホログラム形成層2の前記凹凸表面にアルミニウムを真空蒸着して光反射層3を形成した。その厚みは50nmで、ホログラム形成層2の前記凹凸表面に沿っており、これらホログラム形成層2と光反射層3との境界面は前記位相型回折格子を構成している。
次に、この光反射層3上にポリアミドイミド樹脂をパターン状に印刷してマスク層とし、このマスク層をエッチングレジストとして、マスク層からはみ出して露出した部位の光反射層3をエッチングして除去することにより、光反射層3をパターン状に加工した。
そして、これらホログラム形成層2とマスク層とを含む全面に接着剤を塗布して接着層4を形成することにより、ホログラム転写箔10を製造した。なお、接着剤は、塩化酢酸ビニル樹脂を主成分とし、この中に平均粒径15μmの鱗状フィラー4aを分散させた感熱接着剤である。なお、フィラー4aは15.0質量%配合した。
被転写物21を紙として、この被転写物21上に前記ホログラム転写箔10を重ね、温
度150℃、圧力10MPaの条件で押圧して両者を接着した後、転写箔基材1を剥離除去した。
こうしてホログラム形成層2と光反射層3とを転写して得られた被転写物20は、美麗なホログラム画像を表示しており、このホログラム画像には白濁した部分がなく、また、その損傷も見られなかった。
10:ホログラム転写箔
1:転写箔基材 2:ホログラム形成層 3:光反射層 4:接着層 4a:鱗状フィラー
20:転写済み被転写物 21:被転写物

Claims (3)

  1. 転写箔基材上に剥離容易にホログラム形成層を有し、このホログラム形成層上に、順次、光反射層と接着層とを設けた転写箔であり、前記ホログラム形成層の表面に回折格子を構成する微細な凹凸が設けられており、かつ、光反射層がこの微細な凹凸に沿って設けられているホログラム転写箔において、
    前記接着層が、鱗状フィラーを含有していることを特徴とするホログラム転写箔。
  2. 前記鱗状フィラーの平均粒径が5〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載のホログラム転写箔。
  3. 前記接着層中に前記鱗状フィラーが1.0〜50.0質量%含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホログラム転写箔。
JP2016225984A 2016-11-21 2016-11-21 ホログラム転写箔 Pending JP2018084613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225984A JP2018084613A (ja) 2016-11-21 2016-11-21 ホログラム転写箔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225984A JP2018084613A (ja) 2016-11-21 2016-11-21 ホログラム転写箔

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018084613A true JP2018084613A (ja) 2018-05-31

Family

ID=62236676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016225984A Pending JP2018084613A (ja) 2016-11-21 2016-11-21 ホログラム転写箔

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018084613A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104407A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、転写基材の装着方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2020104406A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、転写基材の装着方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2020104409A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2020104408A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2021151700A (ja) * 2020-03-16 2021-09-30 凸版印刷株式会社 転写箔
US11338609B2 (en) 2018-12-27 2022-05-24 Oike & Co., Ltd. Decorative film formed body, manufacturing method for a decorative film formed body, mounting method for a transfer base material, satin-plated preparation, container, casing, and vehicle interior/exterior member

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11227368A (ja) * 1998-02-19 1999-08-24 Toppan Printing Co Ltd 情報表示媒体とその製造方法
US6242510B1 (en) * 1999-04-02 2001-06-05 Green Bay Packaging, Inc. Label adhesive with dispersed refractive particles
JP2003058847A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Konica Corp Icカード基材、画像記録体、icカード及びicカード製造方法
JP2005070064A (ja) * 2002-07-26 2005-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 体積ホログラム転写箔
JP2010149485A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Dic Corp 熱成形用積層シート及び加飾成形体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11227368A (ja) * 1998-02-19 1999-08-24 Toppan Printing Co Ltd 情報表示媒体とその製造方法
US6242510B1 (en) * 1999-04-02 2001-06-05 Green Bay Packaging, Inc. Label adhesive with dispersed refractive particles
JP2003058847A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Konica Corp Icカード基材、画像記録体、icカード及びicカード製造方法
JP2005070064A (ja) * 2002-07-26 2005-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 体積ホログラム転写箔
JP2010149485A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Dic Corp 熱成形用積層シート及び加飾成形体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104407A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、転写基材の装着方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2020104406A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、転写基材の装着方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2020104409A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
JP2020104408A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 尾池工業株式会社 加飾フィルム成形体、加飾フィルム成形体の製造方法、サテンめっき調製品、容器、筐体、車両用内外装部材
US11338609B2 (en) 2018-12-27 2022-05-24 Oike & Co., Ltd. Decorative film formed body, manufacturing method for a decorative film formed body, mounting method for a transfer base material, satin-plated preparation, container, casing, and vehicle interior/exterior member
JP2021151700A (ja) * 2020-03-16 2021-09-30 凸版印刷株式会社 転写箔

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018084613A (ja) ホログラム転写箔
JP4565482B2 (ja) ホログラム積層体およびホログラムラベル
US9778618B2 (en) Multilayer film and authentication label
WO2006095902A1 (ja) 転写箔及びそれを用いた画像形成物
JP2006251784A (ja) 複数図柄光輝性スレッド、及びそれを用いた光輝性複数図柄形成物
JP5629965B2 (ja) 画像形成体の製造方法および積層体
JP5382322B2 (ja) ホログラム転写箔
WO2006085597A1 (ja) 複数図柄光輝性フィルム、複数図柄光輝性スレッドおよびそれらを用いた光輝性複数図柄形成物
JP5704294B2 (ja) ホログラム転写箔及びそれを用いたホログラム転写体
JP2000047556A (ja) 光回折構造を有する物品の製造方法
JP4334656B2 (ja) 変色性蒸着媒体とその製造方法
JP2010018025A (ja) 転写材、転写材と被転写材との組合せ及び転写層の転写方法
JP7059575B2 (ja) 赤外線潜像デバイス
WO2018216700A1 (ja) 情報記録体、および、個人証明体
JP2000047555A (ja) 光回折構造を有する物品の製造方法
JP2010286768A (ja) 偽造防止体積ホログラム積層体
JP2012192585A (ja) 転写箔、転写媒体および転写箔の製造方法
JP2001322393A (ja) 転写シートおよびそれを用いて製造された光回折構造付きカード
JP5509843B2 (ja) ホログラムラベル
JP2011027897A (ja) 貼り替え防止シールおよび貼り替え防止シールの製造方法
JP2011027832A (ja) 表示体および転写箔並びに偽造防止媒体
JP4967566B2 (ja) 転写シート
JP5407922B2 (ja) ホログラムラベル
JP2018077335A (ja) ホログラム転写箔及び偽造防止物品
JP7476902B2 (ja) ホットスタンピング箔および光学可変デバイス付印刷体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210518