JP2018074295A - 表示装置、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

表示装置、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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陽介 岩井
Yosuke Iwai
陽介 岩井
剛 半澤
Takeshi Hanzawa
剛 半澤
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Abstract

【課題】利便性を向上させた表示装置及びプログラムを提供する。【解決手段】表示装置10は、設置面に設置される支柱11に接続可能な接続部又は支柱11と、支柱11に対して少なくとも1つの軸周りに回転可能に接続され、窓部13を有する筐体12と、筐体12の内部に配置され、窓部13を介してユーザが視認可能なディスプレイ14と、筐体12の姿勢を検出可能な第1センサ15と、動画像上の一部の領域をディスプレイ14に表示させるプロセッサ18と、を備える。動画像上の領域が、筐体12の姿勢に応じて変化する。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、情報処理装置、及びプログラムに関する。
従来、例えばユーザの姿勢に応じて、画面が動的に変化する表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、ヘッドマウントディスプレイを備える身体動作の練習支援システムが開示されている。
特開2016−047219号公報
しかしながら、従来の表示装置では、ユーザが表示装置を所定の態様で装着する必要がある。表示装置に不慣れなユーザにとって、例えば装着方法が理解し難く、表示装置の利便性は必ずしも高くない。したがって、表示装置の利便性について改善の余地があった。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、利便性を向上させた表示装置、情報処理装置、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る表示装置は、
設置面に設置される支柱に接続可能な接続部又は前記支柱と、
前記支柱に対して少なくとも1つの軸周りに回転可能に接続され、窓部を有する筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記窓部を介してユーザが視認可能なディスプレイと、
前記筐体の姿勢を検出可能な第1センサと、
動画像上の一部の領域を前記ディスプレイに表示させるプロセッサと、
を備え、
前記動画像上の前記領域が、前記筐体の姿勢に応じて変化する。
また、本発明に係る情報処理装置は、
筐体を有する表示装置と通信可能な通信インターフェースと、
動画像のデータを記憶するメモリと、
プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、
前記筐体の姿勢に関する情報を前記表示装置から受信し、
前記動画像上の一部の領域を、前記筐体の姿勢に応じて決定し、
前記動画像のデータのうち、前記動画像上の前記領域に対応するデータを前記表示装置へ送信する。
また、本発明に係るプログラムは、
ディスプレイと、動画像を記憶するメモリと、前記ディスプレイの近傍において物体の存在及び不存在を検出可能なセンサと、を備える端末装置に、
前記ディスプレイの近傍において物体の存在を検出するステップと、
前記ディスプレイの近傍において物体の存在が検出されたときに、前記動画像を所定の再生位置から自動的に再生させるステップと、を実行させる。
本発明に係る表示装置、情報処理装置、及びプログラムによれば、利便性を向上させた表示装置及びプログラムが実現可能である。
本発明の一実施形態に係る表示装置の正面図である。 表示装置の右側面図である。 表示装置の概略構成を示すブロック図である。 表示装置の動作を示すフローチャートである。 動画像上の表示領域を示す図である。 一実施形態に係る表示システムの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係る表示装置10の概略について説明する。表示装置10は、支柱11と、筐体12と、を備える。また、表示装置10は、筐体12の内部に種々の構成要素を備える。筐体12の内部に備えられる構成要素の詳細については後述する。
支柱11は、例えば屋内外の床又は地面等の設置面に設置される。支柱11の下端が、設置面上に設置される。設置面上に設置された支柱11の下端から上端までの高さが、人間の身長を基準に決定されてもよい。例えば、支柱11の長手方向の長さは1m〜2m程度であるが、任意の長さであってもよい。支柱11は、例えば柱状であるが、他の任意の形状に形成されてもよい。支柱11は、例えば人間の力では実質的に変形しない剛性を有してもよい。或いは、支柱11は、例えば人間の力で変形可能な可撓性を有してもよい。他の実施形態において、例えば屋内外に設置された既存の設備を、支柱11として利用可能であってもよい。
筐体12は、支柱11に対して少なくとも1つ軸周りに回転可能となるように、例えば支柱11の上端に接続される。したがって、筐体12の姿勢が変化し得る。筐体12は、接続部を介して支柱11と接続されてもよい。接続部には、例えばボルト及びナット等の締結部材が含まれてもよい。本実施形態において、筐体12は、支柱11に対して2つの軸周りに回転可能である。具体的には、筐体12は、例えば図1に示すように、支柱11の長手方向の軸A周りに回転可能である。また、筐体12は、例えば図2に示すように、支柱11の長手方向に略垂直な方向の軸B周りに回転可能である。以下、軸A周りの角度をパン角ともいい、軸B周りの角度をチルト角ともいう。筐体12のパン角及びチルト角は、ユーザ操作に応じて変化し得る。他の実施形態において、筐体12は、支柱11に対して3つの軸回りに回転可能であってもよい。かかる場合、例えば筐体12のパン角、チルト角、及びロール角が、ユーザ操作に応じて変化し得る。
筐体12は、1つ以上の窓部13を有する。本実施形態において、筐体12は、ユーザの両眼に対応する2つの窓部13を有する。窓部13は、例えばカバーガラス又はレンズ等、1つ以上の光学部材を含んでもよい。筐体12は、例えば望遠鏡又は双眼鏡と同様の外観を有してもよい。かかる場合、望遠鏡又は双眼鏡の接眼レンズに相当する、筐体12上の位置に、窓部13が設けられてもよい。筐体12は、例えば水及び塵等の異物が内部へ侵入することを低減する防水性能及び防塵性能を有してもよい。
概略として、表示装置10は、例えば公共施設等に設置されてもよい。表示装置10は、窓部13を覗きこんだユーザに対して、動画像を用いたコンテンツを視認させる。当該コンテンツには、例えば都市等を上空から俯瞰するコンテンツ等、任意のコンテンツが含まれてもよい。表示装置10は、筐体12の姿勢に応じて、動画像上の表示領域を変化させる。以下、表示装置10の筐体12の内部に備えられる各構成要素と、表示装置10の動作と、について具体的に説明する。
図3に示すように、表示装置10は、窓部13を有する筐体12の内部に、ディスプレイ14と、第1センサ15と、第2センサ16と、メモリ17と、プロセッサ18と、を備える。
ディスプレイ14は、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等の表示デバイスを含む。ディスプレイ14は、多様な画面を表示可能である。ディスプレイ14は、表示される画面の少なくとも一部が窓部13を介してユーザによって視認可能となるように、筐体12の内部に配置される。
第1センサ15は、筐体12の姿勢に関する情報を検出可能なセンサを含む。筐体12の姿勢に関する情報は、例えばパン角及びチルト角を含む筐体12の向き、又は筐体12の角加速度を含んでもよい。第1センサ15として、例えば加速度センサ又はジャイロセンサ等、筐体12の姿勢に関する情報を検出可能な任意のセンサが採用可能である。第1センサ15は、検出結果を出力する。第1センサ15の検出結果には、筐体12の姿勢に関する情報が含まれてもよい。
第2センサ16は、筐体12の外部空間のうち窓部13の近傍において物体の存在及び不存在を検出可能なセンサを含む。本実施形態において、第2センサ16は、窓部13の近傍において人体の存在及び不存在を検出可能であればよい。第2センサ16は、ユーザが窓部13を覗き込んでいるか否かを判定するために用いられる。第2センサ16は、検出結果を出力する。第2センサ16の検出結果には、窓部13の近傍における物体の存在又は不存在を示す情報が含まれてもよい。
第2センサ16として、例えば赤外光の発光素子及び受光素子を含む近接センサが採用可能である。かかる場合、第2センサ16は、発光素子から発せられる赤外光が、例えば窓部13又は筐体12に設けられた他の窓を介して筐体12の外部に出射するように、筐体12の内部に配置される。例えばユーザが窓部13を覗き込んでいる等、窓部13の近傍に物体が存在する場合、発光素子から発せられた赤外光が当該物体で反射し、受光素子まで到達する。したがって、例えば受光素子が当該赤外光を検出した場合、窓部13の近傍において物体の存在を検出したと判定可能である。一方、例えばユーザが窓部13を覗き込んでいない等、窓部13の近傍に物体が存在しない場合、発光素子から発せられた赤外光は受光素子まで到達しない。したがって、例えば受光素子が当該赤外光を検出しない場合、窓部13の近傍において物体の不存在を検出したと判定可能である。
第2センサ16は、上述した構成に限られない。第2センサ16として、例えば静電容量センサ、超音波センサ、電磁波センサ、及び物理スイッチ等、窓部13の近傍において人体の存在及び不存在を検出可能な任意の装置が採用可能である。
メモリ17は、例えば一次記憶装置及び二次記憶装置を含む。例えばメモリ17は、半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等を含んでもよい。メモリ17は、表示装置の動作に必要な種々の情報及びプログラムを記憶する。例えば、メモリ17は、ディスプレイ14に表示させる動画像のデータを記憶する。ユーザに視認させる1つのコンテンツが、ユーザに両目で視認させる単一の動画像を用いて実現されてもよい。或いは、ユーザに視認させる1つのコンテンツが、ユーザの左眼用の動画像と右目用の動画像とを含む1組の動画像を用いて実現されてもよい。かかる場合、ユーザに対して動画像を立体視させるコンテンツが実現可能である。
プロセッサ18は、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する1つ以上の汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した1つ以上の専用のプロセッサを含む。プロセッサ18は、表示装置10全体の動作を制御する。プロセッサ18によって制御される表示装置10の動作の詳細については後述する。
上述したディスプレイ14、第1センサ15、第2センサ16、メモリ17、及びプロセッサ18が、1つの端末装置19として実現されてもよい。例えば、ディスプレイ14、第1センサ15、第2センサ16、メモリ17、及びプロセッサ18に対応する構成を有する汎用又は専用の情報処理装置が、端末装置19として採用可能である。かかる情報処理装置には、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、及びPC(Personal Computer)等が含まれる。端末装置19は、筐体12の内部に保持される。
表示装置10の構成は、上述したものに限られない。例えば、表示装置10は、動画像の音声を出力可能な音声出力部を更に備えてもよい。音声出力部には、例えばスピーカ及びイヤフォン等が含まれる。
図4を参照して、プロセッサ18によって制御される表示装置10の動作について、具体的に説明する。
ステップS100:プロセッサ18は、第2センサ16の検出結果に基づいて、筐体12の窓部13の近傍において物体の存在が検出されたか否かを判定する。物体の存在が検出されたと判定された場合(ステップS100−Yes)、プロセスはステップS101に進む。一方、物体の存在が検出されていないと判定された場合(ステップS100−No)、プロセスはステップS100に戻る。
ステップS101:ステップS100で物体の存在が検出されたと判定された場合(ステップS100−Yes)、プロセッサ18は、所定の再生位置から動画像の再生を開始する。再生位置は、例えば動画像の再生時間におけるタイミングを示してもよい。本実施形態において、所定の再生位置は、動画像の開始タイミング(再生時間=0分0秒)を示すが、任意のタイミングを示してもよい。或いは、再生位置は、動画像データにおけるフレームを示してもよい。かかる場合、本実施形態において、所定の再生位置は、動画像データにおける最初のフレームを示すが、任意のフレームを示してもよい。動画像の再生中、プロセッサ18は、例えば図5に示すように、動画像P上の一部領域である表示領域Qをディスプレイ14に表示させる。動画像P上における表示領域Qの位置及び大きさは、それぞれ任意に定められてもよい。
ステップS102:プロセッサ18は、動画像P上の表示領域Qを、筐体12の姿勢に応じて変化させる。具体的には、プロセッサ18は、筐体12のパン角の変化に連動して、例えば図5に示す表示領域Qの位置を左右方向に移動させる。また、プロセッサ18は、筐体12のチルト角の変化に連動して、表示領域Qの位置を上下方向に移動させる。他の実施形態において、第1センサ15の検出結果に基づき筐体12のロール角を検出可能である場合、プロセッサ18は、筐体12のロール角の変化に連動して、表示領域Qを時計回り又は反時計回りに回転させてもよい。
ステップS103:プロセッサ18は、第2センサ16の検出結果に基づいて、窓部13の近傍において物体の不存在が検出されたか否かを判定する。物体の不存在が検出されたと判定された場合(ステップS103−Yes)、プロセスはステップS104に進む。一方、物体の不存在が検出されていないと判定された場合(ステップS103−No)、プロセスはステップS102に戻る。
ステップS104:ステップS103で物体の不存在が検出されたと判定された場合(ステップS103−Yes)、プロセッサ18は、動画像の再生を一時停止する。
ステップS105:プロセッサ18は、ステップS103で物体の不存在が検出されてからの経過時間の計測を開始する。
ステップS106:プロセッサ18は、第2センサ16の検出結果に基づいて、筐体12の窓部13の近傍において物体の存在が検出されたか否かを判定する。物体の存在が検出されたと判定された場合(ステップS106−Yes)、プロセスはステップS107に進む。一方、物体の存在が検出されていないと判定された場合(ステップS106−No)、プロセスはステップS106に戻る。
ステップS107:ステップS106で物体の存在が検出されたと判定された場合(ステップS106−Yes)、プロセッサ18は、ステップS105の経過時間が所定の閾値未満であるか否かを判定する。閾値は、任意に定められてもよい。経過時間が閾値未満であると判定された場合(ステップS107−Yes)、プロセスはステップS108に進む。一方、経過時間が閾値以上であると判定された場合(ステップS107−No)、プロセスはステップS101に戻る。
ステップS108:ステップS107で経過時間が閾値未満であると判定された場合(ステップS107−Yes)、プロセッサ18は、ステップS104で実行された動画像の再生の一時停止を解除する。その後、プロセスはステップS102に戻る。
以上述べたように、本実施形態に係る表示装置10は、支柱11に対して少なくとも1つの軸周りに回転可能に接続され、窓部13を有する筐体12を備える。筐体12の内部には、窓部13を介してユーザが視認可能なディスプレイ14が備えられる。かかる構成によれば、ユーザは窓部13を覗き込みながら筐体12の向きを動かすだけで、ディスプレイ14に表示させる動画像上の表示領域を変化させることができる。このため、例えばユーザにとって表示装置10を装着する必要がないので、表示装置10の利便性が向上する。
例えば、ディスプレイ14と、第1センサ15と、メモリ17と、プロセッサ18と、が1つの端末装置19に備えられていてもよい。かかる構成によれば、端末装置19として、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、及びPC(Personal Computer)等の汎用の情報処理装置が採用可能となる。
例えば、プロセッサ18は、窓部13の近傍において物体の存在が検出されたときに、動画像を所定の再生位置から自動的に再生させてもよい。かかる構成によれば、例えば動画像の再生途中で第1ユーザが表示装置10から離れていき、その後第2ユーザが表示装置10を使用しようとする場合、当該第2ユーザが窓部13を覗き込むだけで動画像が例えば最初から再生がされる。このため、表示装置10の利便性が更に向上する。
例えば、プロセッサ18は、窓部13の近傍において物体の不存在が検出されてからの経過時間を計測してもよい。プロセッサ18は、物体の不存在の検出後、窓部13の近傍において物体の存在が検出されたときに、経過時間が所定の閾値以上である場合、動画像を所定の再生位置から自動的に再生させてもよい。かかる構成によれば、例えばユーザが窓部13の覗き込みを一時的に中断し、窓部13を再度覗き込んだ場合に、ユーザが意図せず動画像が所定の再生位置から再生される蓋然性が低下する。このため、表示装置10の利便性が更に向上する。
例えば、プロセッサ18は、窓部13の近傍において物体の不存在が検出されたときに、動画像の再生を一時停止させてもよい。プロセッサ18は、物体の不存在の検出後、窓部13の近傍において物体の存在が検出されたときに、経過時間が所定の閾値未満である場合、動画像の再生の一時停止を解除してもよい。かかる構成によれば、例えばユーザが窓部13の覗き込みを中断している間に、動画像の再生が進行してしまう蓋然性が低下する。このため、表示装置10の利便性が更に向上する。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した表示装置10の構成、機能、及び動作の一部を、表示装置10とは異なる外部装置に具備させてもよい。外部装置として、例えばサーバ装置、PC、スマートフォン、及びタブレット端末等、1つ以上の任意の情報処理装置が採用可能である。かかる場合、例えば図6に示すように、表示装置100及び情報処理装置200は、無線又は有線を介して互いに通信可能に接続される。表示装置100及び情報処理装置200を纏めて表示システム300ともいう。
表示装置100は、窓部13を有する筐体12の内部に、ディスプレイ14と、第1センサ15と、第2センサ16と、メモリ17と、プロセッサ18と、通信インターフェース101と、を備える。
通信インターフェース101は、無線又は有線を介して情報処理装置200と通信可能である。ディスプレイ14、第1センサ15、第2センサ16、メモリ17、及びプロセッサ18の構成は、上述した実施形態と同様である。しかしながら、例えばメモリ17は、動画像のデータを記憶していなくてもよい。プロセッサ18は、筐体12の姿勢に関する情報を情報処理装置200へ送信する。プロセッサ18は、動画像のデータのうち、ディスプレイ14に表示させる表示領域に対応するデータを情報処理装置200から受信する。表示領域に対応するデータは、例えば、動画像の各フレームについて表示領域を切り出したデータを含んでもよい。プロセッサ18は、受信された表示領域に対応するデータを用いて、動画像上の表示領域をディスプレイ14に表示させる。プロセッサ18は、筐体12の窓部13の近傍において物体の存在又は不存在を検出すると、物体の存在又は不存在が検出されたことを示す通知を情報処理装置200へ送信してもよい。
情報処理装置200は、通信インターフェース201と、メモリ202と、プロセッサ203と、を備える。
通信インターフェース201は、無線又は有線を介して表示装置100と通信可能である。メモリ202は、動画像のデータを記憶する。
プロセッサ203は、例えばフレーム毎に、動画像上の表示領域を筐体12の姿勢に応じて決定し、決定された当該表示領域を表示装置100に表示させる。具体的には、プロセッサ203は、筐体12の姿勢に関する情報を、表示装置100から受信する。プロセッサ203は、動画像上の表示領域を、筐体12の姿勢に応じて決定する。プロセッサ203は、動画像のデータのうち、動画像上の表示領域に対応するデータを表示装置100へ送信する。プロセッサ203は、物体の存在又は不存在が検出されたことを示す通知を表示装置100から受信すると、当該通知に基づいて、例えば所定の再生位置から動画像を再生させる処理、再生中の動画像を一時停止する処理、物体の不存在が検出されてからの経過時間を計測する処理、及び動画像の一時停止を解除する処理等を行ってもよい。
このように、例えば動画像上の表示領域を決定する処理を情報処理装置200に実行させる構成によれば、表示装置100の小型化が可能である。また、表示装置100の処理負担が軽減されるので、表示装置100のプロセッサ18による発熱が低減される。したがって、例えば筐体12が防水性能又は防塵性能を有する等、筐体12の内部空間が密閉される場合に特に好適である。
また、上述した実施形態において、プロセッサ18が、メモリ17に記憶された動画像上の一部領域である表示領域をディスプレイ14に表示させる構成について説明した。しかしながら、ディスプレイ14に表示させる情報は、メモリ17に記憶された動画像に限られない。例えば、メモリ17には、仮想空間を表示するために必要な種々の情報が記憶されていてもよい。かかる場合、プロセッサ18は、メモリ17に記憶されている情報を用いて、仮想空間の少なくとも一部領域をディスプレイ14に表示させてもよい。プロセッサ18は、当該仮想空間の当該領域を、筐体12の姿勢に応じて変化させてもよい。かかる構成によれば、ユーザは表示装置10を装着することなく、例えば仮想現実(VR:Virtual Reality)のコンテンツを視認可能である。
また、上述した実施形態において、表示装置10は、ユーザが窓部13を介して筐体12の外界を視認できない、いわゆる没入型の表示デバイスとして機能する。他の実施形態において、表示装置10は、ユーザが窓部13を介して、ディスプレイ14に表示された動画像を視認可能としつつ、ディスプレイ14を透過して筐体12の外界を視認可能とした、いわゆる透過型の表示デバイスとして機能してもよい。かかる構成によれば、ユーザは表示装置10を装着することなく、例えば拡張現実(AR:Augmented Reality)のコンテンツを視認可能である。
また、本願発明の一実施形態は、上述した端末装置19の動作を実行させる処理内容を記述したプログラムとして実現されてもよい。例えば、当該プログラムをインストールさせた汎用又は専用の情報処理装置が、上述した端末装置19として機能する。
10 表示装置
11 支柱
12 筐体
13 窓部
14 ディスプレイ
15 第1センサ
16 第2センサ
17 メモリ
18 プロセッサ
19 端末装置

Claims (9)

  1. 設置面に設置される支柱に接続可能な接続部又は前記支柱と、
    前記支柱に対して少なくとも1つの軸周りに回転可能に接続され、窓部を有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記窓部を介してユーザが視認可能なディスプレイと、
    前記筐体の姿勢を検出可能な第1センサと、
    動画像上の一部の領域を前記ディスプレイに表示させるプロセッサと、
    を備え、
    前記動画像上の前記領域が、前記筐体の姿勢に応じて変化する、表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記動画像のデータを記憶するメモリを更に備え、
    前記プロセッサは、前記動画像上の前記領域を、前記筐体の姿勢に応じて変化させる、表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記ディスプレイと、前記第1センサと、前記メモリと、前記プロセッサと、が1つの端末装置に備えられており、
    前記端末装置は、前記筐体の内部に保持される、表示装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記窓部の近傍において物体の存在及び不存在を検出可能な第2センサを更に備え、
    前記プロセッサは、前記窓部の近傍において物体の存在が検出されたときに、前記動画像を所定の再生位置から自動的に再生させる、表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記窓部の近傍において物体の不存在が検出されてからの経過時間を計測し、
    物体の不存在の検出後、前記窓部の近傍において物体の存在が検出されたときに、前記経過時間が所定の閾値以上である場合、前記動画像を前記所定の再生位置から自動的に再生させる、表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記窓部の近傍において物体の不存在が検出されたときに、前記動画像の再生を一時停止させ、
    物体の不存在の検出後、前記窓部の近傍において物体の存在が検出されたときに、前記経過時間が所定の閾値未満である場合、前記動画像の再生の一時停止を解除する、表示装置。
  7. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記筐体の姿勢に関する情報を情報処理装置へ送信し、
    前記動画像のデータのうち、前記動画像上の前記領域に対応するデータを受信し、
    受信された前記領域に対応する前記データを用いて、前記動画像上の前記領域を前記ディスプレイに表示させ、
    前記動画像上の前記領域は、前記情報処理装置によって前記筐体の姿勢に応じて決定される、表示装置。
  8. 筐体を有する表示装置と通信可能な通信インターフェースと、
    動画像のデータを記憶するメモリと、
    プロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記筐体の姿勢に関する情報を前記表示装置から受信し、
    前記動画像上の一部の領域を、前記筐体の姿勢に応じて決定し、
    前記動画像のデータのうち、前記動画像上の前記領域に対応するデータを前記表示装置へ送信する、情報処理装置。
  9. ディスプレイと、動画像を記憶するメモリと、前記ディスプレイの近傍において物体の存在及び不存在を検出可能なセンサと、を備える端末装置に、
    前記ディスプレイの近傍において物体の存在を検出するステップと、
    前記ディスプレイの近傍において物体の存在が検出されたときに、前記動画像を所定の再生位置から自動的に再生させるステップと、
    を実行させる、プログラム。
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WO2020259627A1 (zh) * 2019-06-28 2020-12-30 京东方科技集团股份有限公司 显示装置

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