JP2018071859A - 風呂給湯装置 - Google Patents

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Masami Omomo
正己 大桃
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Makoto Honma
誠 本間
純平 林
Junpei Hayashi
純平 林
憲介 巖
Kensuke Iwao
憲介 巖
徳子 諸橋
Noriko Morohashi
徳子 諸橋
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Abstract

【課題】浴室内の人の状況を好適に把握することができる風呂給湯装置を提供する。【解決手段】浴室内における人の有無を検出する焦電センサ98と、浴槽内における人の有無を検出する水位センサ48と、浴室以外の箇所に設置された台所リモコン10と、水位センサ48の検出結果に基づいて、人が入浴したか否かを判定する入浴判定手段と、焦電センサ98が人がいることを検出し、かつ入浴判定手段が人が入浴したと判定した場合、報知時間までカウントを開始するタイマーと、タイマーのカウントが報知時間到達時に焦電センサ98が人がいることを検出した場合、報知時間に到達した旨を台所リモコン10により報知する報知制御手段と、タイマーのカウントが報知時間到達前に焦電センサ98が人がいないことを検出した場合、カウントをリセットするタイマー制御手段と、を備えた。【選択図】図5

Description

本発明は、風呂給湯装置に係り、特に浴室内の人の状況を把握し報知する風呂給湯装置に関する。
従来、入浴者の入浴時間が上限時間に達したところで、風呂リモコンと異なる場所に設けられた第2のリモコンに警告表示する風呂給湯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−107767号公報
今日、入浴者、特に高齢者の入浴事故が増加している。上述した風呂給湯装置は、例えば同居者により入浴者の入浴から出浴までの監視を行うことにより、入浴事故を未然に防ぐことができる。しかし、上述した風呂給湯装置は、浴槽から立ち上がり出浴した直後、または出浴して浴室から退室する前に急激な血圧低下などを起因として意識を失い卒倒したことや、出浴後において浴室内で身動きが取れないことを同居者が知ることができない。すなわち、上述した風呂給湯装置は、入浴時間が上限時間に達する前に浴槽から出浴した場合には、以後の警告表示を行わないため、これらの状況下では警告表示を有効に活用することはできない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、浴室内の人の状況を好適に把握することができる風呂給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る風呂給湯装置は、上述した課題を解決するために、浴室内における人の有無を検出する人感センサと、浴槽内における人の有無を検出する入出浴センサと、前記浴室以外の箇所に設置された浴室外報知手段と、前記入出浴センサの検出結果に基づいて、人が入浴したか否かを判定する入浴判定手段と、前記人感センサが人がいることを検出し、かつ前記入浴判定手段が前記人が入浴したと判定した場合、報知時間までカウントを開始するタイマーと、前記タイマーのカウントが前記報知時間到達時に前記人感センサが人がいることを検出した場合、前記報知時間に到達した旨を前記浴室外報知手段により報知する報知制御手段と、前記タイマーのカウントが前記報知時間到達前に前記人感センサが人がいないことを検出した場合、前記カウントをリセットするタイマー制御手段と、を備えた。
本発明に係る風呂給湯装置においては、浴室内の人の状況を好適に把握することができる。
本実施形態における貯湯式風呂給湯装置の概略的なシステム構成図。 貯湯式風呂給湯装置の機能ブロック図。 本実施形態における給湯装置により実行される入出浴報知処理を説明するフローチャート。 図3の処理において報知時間到達を報知する場合の浴室内の人と、焦電センサと、水位センサと、タイマーと、風呂リモコンおよび台所リモコンとの動作を説明するためのタイムチャート。 図3の処理において報知時間到達を報知しない場合の浴室内の人と、焦電センサと、水位センサと、タイマーと、風呂リモコンおよび台所リモコンとの動作を説明するためのタイムチャート。
本発明に係る給湯装置の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における貯湯式風呂給湯装置1の概略的なシステム構成図である。
図2は、貯湯式風呂給湯装置1の機能ブロック図である。
貯湯式風呂給湯装置(給湯装置)1は、貯湯タンクユニット3と、ヒートポンプユニット4と、風呂リモコン5と、台所リモコン10とを主に有している。また、給湯装置1は、浴槽7と、シャワー8と、カラン9と接続されている。
貯湯タンクユニット3は、湯水を貯湯する貯湯タンク11を有している。貯湯タンク11は、貯湯タンク11内の貯湯温度を検出する複数の貯湯温度センサ12を側面の上下方向にわたって有している。貯湯タンク11底部には、貯湯タンク11に市水を供給する給水管13が接続される。給水管13は、市水の給水圧を一定の圧力に減圧する減圧弁14を有している。また、貯湯タンク11頂部には、貯湯タンク11内の過圧を逃す過圧逃し弁16が接続されている。
貯湯タンク11頂部には、貯湯タンク11から出湯する出湯管18が接続されている。出湯管18は、給水管13から分岐された給水バイパス管20と給湯混合弁19を介して接続されている。給水バイパス管20は、給水温度を検出する給水温度センサ25を有している。
給湯混合弁19は、給水バイパス管20からの湯水と出湯管18からの湯水とを給湯設定温度になるよう混合する。給湯混合弁19は、給湯管24と接続されており、給湯混合弁19で混合された湯水は給湯管24によりシャワー8およびカラン9へ導かれる。給湯管24は、給湯流量センサ26と、給湯温度センサ27と、流量調整弁28とを有している。給湯流量センサ26および給湯温度センサ27は、給湯管24を流れる湯水の流量および温度をそれぞれ検出する。流量調整弁28は、開度を調整することにより給湯管24を流れる湯水の流量を調整(制限)する。
給湯管24は、湯水を風呂循環回路40へ供給する湯はり管32と接続されている。湯はり管32は、湯はり流量センサ33と、湯はり温度センサ34と、湯はり開閉弁35とを有している。湯はり流量センサ33および湯はり温度センサ34は、湯はり管32から供給される湯水の流量および温度をそれぞれ検出する。湯はり開閉弁35は、湯はり管32を開閉する電磁弁である。
貯湯タンクユニット3は、浴槽7の湯水(浴水)を浴槽7と風呂熱交換器41との間で循環させる風呂循環回路40を有している。風呂循環回路40は、戻り管42と、風呂熱交換器41と、往き管43とを主に有している。戻り管42は、浴水を風呂熱交換器41へ戻す。風呂熱交換器41は、貯湯タンク11内上部に設けられ、貯湯タンク11内の湯の熱で浴水を加熱する。往き管43は、風呂熱交換器41で加熱された湯水を浴槽7側へ供給する。
風呂循環回路40は、風呂三方弁45を介して戻り管42と往き管43とをバイパスする熱交バイパス管46を有している。風呂三方弁45は、戻り管42からの湯水を風呂熱交換器41に流通させるか、往き管43にバイパスさせるかを切り替える。
また、戻り管42は、水位センサ48と、風呂温度センサ49と、風呂循環ポンプ50とを有している。水位センサ48は、浴槽7からの圧力を検出することにより浴槽7内の水位を検出する。水位センサ48は、浴槽7内における人の有無を検出する入出浴センサとして設けられる。風呂温度センサ49は、循環する湯水の温度を検出する。風呂循環ポンプ50は、風呂循環回路40に浴水を循環させる。往き管43は、風呂循環回路40の浴水の循環の有無を検出する流水スイッチ51を有している。
貯湯タンクユニット3は、貯湯タンクユニット3を電気的に制御する貯湯制御部55を有している。貯湯制御部55は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従って貯湯タンクユニット3を電気的に制御する。すなわち、貯湯制御部55は、貯湯温度センサ12、給水温度センサ25、給湯流量センサ26、給湯温度センサ27、湯はり流量センサ33、湯はり温度センサ34、水位センサ48、風呂温度センサ49、および流水スイッチ51の検出値を取得し、この検出値に基づいて貯湯タンクユニット3の各種弁などの作動を制御する。また、貯湯制御部55は、風呂リモコン5および台所リモコン10を介してユーザの指示を受け付け、各部を制御し指示を実行する。すなわち、貯湯制御部55は、風呂リモコン5および台所リモコン10で指示された給湯設定温度や、風呂設定温度、設定湯量などに基づいて給湯運転、風呂自動運転、風呂追だき運転などを実行する。貯湯制御部55は、後述する入出浴報知処理(図3)において報知時間などをカウントするタイマーを有する。
貯湯タンクユニット3は、加熱往き管65および加熱戻り管66を介して、貯湯タンク11内の湯水を主に深夜時間帯に沸き上げるヒートポンプユニット4と接続される。ヒートポンプユニット4は、これら加熱往き管65および加熱戻り管66と、冷媒回路61と、加熱制御部62と、外気温度センサ63とを有している。
加熱往き管65は、貯湯タンク11底部から取り出した湯水を流通させる。加熱往き管65は、貯湯タンク11からの湯水を供給する加熱循環ポンプ64と、加熱往き管65から冷媒水熱交換器68に流入する湯水の温度を検出する入水温度センサ69とを有している。加熱戻り管66は、ヒートポンプユニット4で加熱された湯水を貯湯タンク11上部へ戻す。加熱戻り管66は、冷媒水熱交換器68から加熱戻り管66へ流出する湯水の温度を検出する沸き上げ温度センサ70を有している。
冷媒回路61は、圧縮機71、冷媒水熱交換器68、膨張弁72、および蒸発器73が冷媒サイクル配管74で環状に接続された回路である。圧縮機71は、冷媒を圧縮し高温冷媒とする。冷媒水熱交換器68は、高温冷媒と貯湯タンク11からの湯水とを熱交換する。膨張弁72は、冷媒水熱交換器68で放熱された冷媒を減圧し、低温低圧の冷媒とする。蒸発器73は、低温低圧の冷媒を蒸発させる。また、蒸発器73には、送風機75により熱源となる外気が送風される。
外気温度センサ63は、ヒートポンプユニット4が設置されている屋外の外気温度を検出する。加熱制御部62は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従ってヒートポンプユニット4を電気的に制御する。すなわち、加熱制御部62は、入水温度センサ69、沸き上げ温度センサ70、および外気温度センサ63の検出値を取得し、冷媒回路61などの作動を制御する。
浴室6には、浴槽7、シャワー8および風呂リモコン5が設けられている。風呂リモコン5は、浴室に設置された浴室報知手段として設けられる。風呂リモコン5は、表示部91と、スピーカ92と、スイッチ類93と、通話部94とを有している。表示部91は、給湯装置1に関する各種の情報(給湯設定温度、風呂設定温度、風呂設定湯量、残湯量、給湯装置1の作動状態など)を表示する。スイッチ類93は、風呂自動運転スイッチ、設定スイッチ、メニュースイッチなどを有する。設定スイッチは、給湯設定温度、風呂設定温度および風呂設定湯量を設定する指示を受け付ける。風呂自動運転スイッチは、風呂自動運転を開始または停止する指示を受け付ける。風呂自動運転は、風呂設定温度および湯量に基づいて浴槽7内の湯を設定水位および温度になるよう自動で湯はり運転し、湯はり完了後は設定水位および温度を維持するよう保温時間が経過するまで自動で保温運転する。メニュースイッチは、給湯装置1の詳細な設定を行う階層構造のメニュー設定画面を呼び出す。通話部94(インターホン)は、台所リモコン10と通信し、浴室6内の人と台所内の人との間で通話を行わせる。
風呂リモコン5は、焦電センサ98を有している。焦電センサ98は、浴室6内における人の有無を検出する人感センサとして設けられる。焦電センサ98は、検出エリア内の熱源の温度変化量を検出することにより、浴室6に人がいることを検出する。具体的には、焦電センサ98は、人が移動したときや手足などを動かすことによる検出エリアの温度変化を検出することにより、浴室6内に人が在室しているか否か(動いているかどうか)を検出する。風呂リモコン5は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従って風呂リモコン5を電気的に制御する風呂リモコン制御部97を有している。風呂リモコン制御部97は、スイッチ類93の指示信号や貯湯制御部55からの信号を受け、表示部91に予め定められた必要な情報を表示させる。
シャワー8およびカラン9は、浴室6内や、浴室6外の台所や洗面所などに設けられる。給湯管24は、流量調整弁28の下流側で分岐しており、浴室6に設けられたシャワー8と各所のカラン9へ並列に給湯している。
台所リモコン10は、浴室以外の箇所に設置された浴室外報知手段として設けられ、台所に設置されたリモコンである。台所リモコン10は、風呂リモコン5とほぼ同様の機能有する表示部101と、スピーカ102と、スイッチ類103と、通話部104とを有している。台所リモコン10は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従って台所リモコン10を電気的に制御する台所リモコン制御部107を有している。台所リモコン制御部107は、スイッチ類103の指示信号や貯湯制御部55からの信号を受け、表示部101に予め定められた必要な情報を表示させる。上述した貯湯制御部55、加熱制御部62、風呂リモコン制御部97および台所リモコン制御部107は、互いに必要な情報を送受信可能に接続されている。
本実施形態における給湯装置1は、浴室6内の人の状況を把握し、同居者などの浴室6外の人にその旨を報知することができる。すなわち、人の浴槽7への入出浴および浴室6への入退室を好適に検出し、その旨を台所リモコン10を介して浴室6外の人に報知することができる。以下、浴槽7への入出浴および浴室6への入退室と、それに伴う報知を、入出浴報知処理として具体的に説明する。
図3は、本実施形態における給湯装置1により実行される入出浴報知処理を説明するフローチャートである。
図4は、図3の処理において報知時間到達を報知する場合の浴室6内の人と、焦電センサ98と、水位センサ48と、タイマーと、風呂リモコン5および台所リモコン10との動作を説明するためのタイムチャートである。
図5は、図3の処理において報知時間到達を報知しない場合の浴室6内の人と、焦電センサ98と、水位センサ48と、タイマーと、風呂リモコン5および台所リモコン10との動作を説明するためのタイムチャートである。
図4および図5における各動作説明の後の括弧書きは、各動作に対応する図3の各ステップ名に関する記載である。図5においては、図3の入出浴報知処理における報知ステップS15から在室フラグONステップS18は省略されている。
ステップS1において、貯湯制御部55は、浴室6に人が入室したか(在室しているか)否かを判定する。貯湯制御部55は、風呂リモコン5の焦電センサ98の検出結果に基づいて判定する。貯湯制御部55は入室をしていないと判定した場合(ステップS1のNo)、入室を検出するまで待機する。一方、貯湯制御部55は入室したと判定した場合(ステップS1のYes)、ステップS2において、在室フラグをメモリに記憶する。
ステップS3において、入浴判定手段としての貯湯制御部55は、水位センサ48の検出結果に基づいて、浴槽7に人が入浴したか否かを判定する。例えば、貯湯制御部55は、水位センサ48の検出結果を所定周期で(例えば500ms毎に)取得し、得られた所定時間分(例えば3秒分)の検出結果の移動平均値(以下単に「現在水位」という)を算出し記憶する。貯湯制御部55は、新たに得られた現在水位を所定時間前(例えば30秒前)の現在水位(以下単に「比較水位」という)と比較する。貯湯制御部55は、現在水位≧比較水位+所定値(例えば3cm)が成立した場合に、浴槽7に人が入浴したと判定する。なお、所定値は人の体積により増加する水位を考慮して決定される。貯湯制御部55は入浴していないと判定した場合(ステップS3のNo)、ステップS4において焦電センサ98の検出結果に基づいて浴室6から人が退室したか否かを判定する。貯湯制御部55は退室していないと判定した場合(ステップS4のNo)、入浴検出ステップS3に戻る。一方、貯湯制御部55は退室したと判定した場合(ステップS4のYes)、ステップS5においてメモリに記憶された在室フラグをOFFし、処理を終了する。
貯湯制御部55は入浴検出ステップS3において入浴したと判定した場合(ステップS3のYes)、ステップS6において、入浴フラグをメモリに記憶する。ステップS7において、貯湯制御部55はタイマーにおいて報知時間のカウントを開始する。報知時間は、入浴者が正常な場合に入浴から退室までに要する時間を考慮して設定された任意の時間であり、例えば10分である。ステップS8において、貯湯制御部55は入浴者が浴槽7に入浴した旨を台所リモコン10を介して浴室6外の人に報知する。貯湯制御部55は、台所リモコン制御部107に指示し、台所リモコン10の表示部101に入浴した旨を表示させたり、スピーカ102から音声で出力させたりすることにより報知する。
ステップS9において、貯湯制御部55は、水位センサ48の検出結果に基づいて浴槽7から人が出浴したか否かを判定する。例えば、貯湯制御部55は、現在水位≦比較水位−所定値が成立する場合に、浴槽7から人が出浴したと判定する。貯湯制御部55は出浴していないと判定した場合(ステップS9のNo)、報知時間到達判定ステップS11に進む。貯湯制御部55は出浴したと判定した場合(ステップS9のYes)、ステップS10において、メモリに記憶された入浴フラグをOFFする。
ステップS11において、貯湯制御部55は、タイマーのカウントが報知時間に到達したか否かを判定する。貯湯制御部55はカウントが報知時間に到達したと判定した場合(ステップS11のYes)、ステップS12において、報知制御手段としての貯湯制御部55は報知時間に到達した旨を風呂リモコン5および台所リモコン10を介して入浴者および浴室6外の人にそれぞれ報知する。貯湯制御部55は、風呂リモコン制御部97および台所リモコン制御部107に指示し、スピーカ92、102からアラームを出力させたり、表示部91、101に報知時間に到達した旨を表示させたりする。また、貯湯制御部55は、台所リモコン制御部107に指示し、表示部101に入浴者の安否状態の確認を促す旨を表示させたりする。このとき、視覚的に強調するため、風呂リモコン制御部97および台所リモコン制御部107は表示部91、101のバックライトを点滅させてもよい。風呂リモコン制御部97および台所リモコン制御部107は、通話部94、104を制御し、浴室6と台所との間で自動的に通話可能な状態にする。これにより、浴室6外の人は入浴者とコミュニケーションを図り安否確認をすることができたり、応答がない場合には入浴事故の発生を即座に認識したりすることができる。なお、報知は台所リモコン10にのみ行ってもよい。
一方、貯湯制御部55はカウントが報知時間に到達していないと判定した場合(ステップS11のNo)、ステップS13において、焦電センサ98の検出結果に基づいて浴室6から人が退室したか否かを判定する。貯湯制御部55は、焦電センサ98が所定時間(例えば1分)浴室6に人がいないことを検出した場合に、浴室6から人が退室したと判定する。すなわち、貯湯制御部55は、所定時間焦電センサ98が熱源の温度変化量を検出しない場合に、退室したと判定する。貯湯制御部55は退室していないと判定した場合(ステップS13のNo)、報知時間到達判定ステップS11に戻る。
一方、貯湯制御部55は入浴者が退室したと判定した場合(ステップS13のYes)、ステップS14において、メモリに記憶された在室フラグをOFFする。ステップS15において、報知制御手段としての貯湯制御部55は、風呂リモコン5および台所リモコン10に焦電センサ98により人がいないことが所定時間検出された旨を報知する。また、貯湯制御部55は、台所リモコン10に、浴室6内の人の状態を確認する注意喚起を報知する。貯湯制御部55は、風呂リモコン制御部97および台所リモコン制御部107に指示し、スピーカ92、102からアラームを出力させたり、表示部91、101にこれらの報知内容を表示させたりする。
ステップS16において、貯湯制御部55は、タイマーのカウントを継続するかまたは終了するかの選択を浴室6内の人から受け付けるための選択画面を、風呂リモコン5の表示部91に表示する。貯湯制御部55は、風呂リモコン5のスイッチ類93を介して選択を受け付ける。このとき、風呂リモコン5へ手をかざした動作を焦電センサ98に検出させることにより、カウントを継続する指示を受け付けてもよい。なお、表示部91、スイッチ類93および焦電センサ98は、カウントを継続するかまたは終了するかの選択を浴室6内の人から受け付ける選択手段として機能する。貯湯制御部55は、選択画面表示中に、焦電センサ98の検出結果に基づいて浴室6に人が在室していることを検出した場合、選択画面の表示を終了し、報知時間到達判定ステップS11に戻ってもよい。
この報知ステップS15および選択画面表示ステップS16は、浴室6に人が在室しているにもかかわらず、焦電センサ98が浴室6に人がいないことを検出してしまう場合に、報知時間に到達したにもかかわらずその報知が行われないことを防止するために行われる。すなわち、焦電センサ98は、熱源の温度変化量に応じて浴室6内の人の有無を検出するため、出力値が微少となる場合は検出が困難である。例えば、人の動作が微少である場合(例えば頭を少し傾けた場合)や、動作速度が遅い場合、浴槽7内または浴室6内で倒れて動かない場合には、焦電センサ98は検出が困難である。このような場合であっても、ステップS15およびS16を行うことにより、在室中に報知時間に到達したにもかかわらずその報知が行われないことを防止することができる。
ステップS17において、貯湯制御部55は、タイマーのカウントを終了する選択を受け付けたか否かの判定を行う。貯湯制御部55は浴室6内の人からカウントを終了する選択を受け付けていない(継続する選択を受け付けた)場合(ステップS17のNo)、ステップS18において在室フラグをメモリに記憶する。貯湯制御部55は、タイマーのカウントを継続し、報知時間到達判定ステップS11に戻り以降の処理を繰り返す。一方、貯湯制御部55はカウントを終了する選択を受け付けた場合(ステップS17のYes)、ステップS19において、タイマー制御手段としての貯湯制御部55はカウントをリセット(終了)する。また、貯湯制御部55は、入浴フラグがメモリに記憶されている場合には、入浴フラグをOFFする。
なお、貯湯制御部55は、選択判定ステップS17においていずれかの選択を受け付けた場合には、報知ステップS15における風呂リモコン5および台所リモコン10への報知、および選択画面表示ステップS16における風呂リモコン5の選択画面の表示を解除させる。一方、選択判定ステップS17において継続および終了のいずれの選択も受け付けない(無反応である)場合には、報知ステップS15を継続し、かつ報知時間到達判定ステップS11に戻りタイマーのカウントを継続することで、浴室6外の人に注意喚起を継続することができ、報知時間が到達した場合にはその旨を報知することができる。
本実施形態における給湯装置1は、浴室6内の人が浴室6から退室したことを条件に、浴室6内の人に異常が生じることなく入浴を終了したとみなすため、より確実に入浴事故を防止することができる。すなわち、出浴後、浴室6内の洗い場で意識を失った場合や、一度出浴したにもかかわらず意識を失い再度浴槽7に倒れてしまった場合であっても、報知時間の到達により確実に浴室6外の人に状況を伝えることができる。
また、浴室6に人が在室しているにもかかわらず、焦電センサ98が浴室6に人がいないことを検出してしまう場合においても、報知時間に到達したにもかかわらずその報知が行われないことを防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
水位センサ48を一例として説明した入出浴センサは、浴槽7下部に配置された重量センサなどでもよい。
焦電センサ98を一例として説明した人感センサは、浴室6のドアに設けられたドア開閉センサ、画像処理により浴室6内の人の有無を検知するCCDイメージセンサ、エリアセンサ、サーモグラフィであってもよい。
台所リモコン10を一例として説明した浴室外報知手段は、リビングなどの台所以外の箇所に設置されたリモコンであってもよい。
図3の入出浴報知処理報知におけるステップS15から在室フラグONステップS18は省略してもよい。
また、給湯装置1は、ヒートポンプユニット4に代えて、貯湯タンク11に電熱ヒータ式の加熱手段を有したり、ガスバーナや石油バーナで加熱する瞬間式熱交換器(風呂熱交換器)を有したり、コージェネレーションシステムの廃熱回収装置を有してもよい。
1 貯湯式風呂給湯装置(給湯装置)
3 貯湯タンクユニット
4 ヒートポンプユニット
5 風呂リモコン
6 浴室
7 浴槽
10 台所リモコン
48 水位センサ
55 貯湯制御部
91、101 表示部
92、102 スピーカ
93、103 スイッチ類
94、104 通話部
97 風呂リモコン制御部
98 焦電センサ
107 台所リモコン制御部

Claims (5)

  1. 浴室内における人の有無を検出する人感センサと、
    浴槽内における人の有無を検出する入出浴センサと、
    前記浴室以外の箇所に設置された浴室外報知手段と、
    前記入出浴センサの検出結果に基づいて、人が入浴したか否かを判定する入浴判定手段と、
    前記人感センサが人がいることを検出し、かつ前記入浴判定手段が前記人が入浴したと判定した場合、報知時間までカウントを開始するタイマーと、
    前記タイマーのカウントが前記報知時間到達時に前記人感センサが人がいることを検出した場合、前記報知時間に到達した旨を前記浴室外報知手段により報知する報知制御手段と、
    前記タイマーのカウントが前記報知時間到達前に前記人感センサが人がいないことを検出した場合、前記カウントをリセットするタイマー制御手段と、を備えた風呂給湯装置。
  2. 前記タイマーのカウントが所定時間到達前に前記人感センサが人がいないことを検出した場合、前記カウントを継続するか終了するかの選択を前記浴室内の人から受け付ける選択手段と、
    前記タイマー制御手段は、前記選択手段が前記カウントを継続する選択を受け付けた場合、前記カウントを継続し、前記選択手段が前記カウントを終了する選択を受け付けた場合、前記カウントをリセットする請求項1記載の風呂給湯装置。
  3. 前記浴室に設置された浴室報知手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、前記タイマーのカウントが所定時間到達前に前記人感センサが人がいないことを検出した場合、前記選択手段が選択を受け付ける前に前記人感センサが人がいないことを検出した旨を前記浴室報知手段により報知する請求項2記載の風呂給湯装置。
  4. 前記報知制御手段は、前記タイマーのカウントが所定時間到達前に前記人感センサが人がいないことを検出した場合、前記選択手段が選択を受け付ける前に前記浴室内の前記人の状態を確認する注意喚起を前記浴室外報知手段により報知する請求項2または3記載の風呂給湯装置。
  5. 前記報知制御手段は、前記選択手段が前記カウントの継続および終了のいずれの選択も受け付けない場合、前記浴室外報知手段による前記注意喚起を継続し、かつ前記カウントを継続する請求項4記載の風呂給湯装置。
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