JP2018071168A - 床材 - Google Patents

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達啓 津守
Tatsuhiro Tsumori
達啓 津守
中川 雅博
Masahiro Nakagawa
雅博 中川
平野 友康
Tomoyasu Hirano
友康 平野
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Abstract

【課題】施工後の床材間の連結力が高く、かつ床材本体の成形において雇い実嵌着用の凹溝の加工がしやすい床材を提供することにある。【解決手段】床材本体10と、床材本体10の辺縁部に取り付けられる雇い実20とを有し、床材本体10と、床材本体10に隣接される床材本体10とを雇い実20で連結するようにした、下地3に固定しない施工方式の床材において、床材本体10の辺縁部の側端面11には、奥方に向けて上下方向のいずれかに傾斜した、雇い実20嵌着用の凹溝12凹が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、床材本体間を雇い実で連結して、下地に固定されないように施工される床材に関する。
従来、下地に固定しない施工方式の床材として、雇い実を用いて床材間を連結する技術が種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。同文献の雇い実は、幅方向の両端部の厚さ方向の寸法が中央部よりも大きくなっており、凹溝内にしっかりと嵌着される構成となっている。
また、両端部の厚さ方向の寸法を大きくした係合部が形成され、かつ凹溝の奥部に係合部と係合する係合凹部が形成されたものでは、床材本体、雇い実、床材本体の三部材の連結関係はさらに強固になる。このような係合凹部は、凹溝の開口側の上下(厚さ)寸法よりも上下方向に深く形成されており、その深い部位は実加工用の特殊鋸を用いて形成していた。
特開2007−85104号公報
しかしながら、凹溝の係合凹部の上下両面は溝開口側から見れば屈曲した方向にあり、視認しにくい部位であるため、特殊鋸を用いても溝加工がしにくく、加工には手間を要していた。また、係合凹部を加工するときには鋸刃に負荷がかかりやすく、そのため鋸刃が早く摩耗し、鋸刃の取り替えなどの保守を頻繁に行う必要があった。
そのため、床材間の連結力を高めるために、かつ床材本体の成形において凹溝の加工をしやすくするために、凹溝およびその凹溝に嵌着される雇い実を新規な形状とするように改善することが求められていた。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、施工後の床材間の連結力を高めることができ、かつ床材本体の成形において雇い実嵌着用の凹溝の加工を簡易にできる床材を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の床材は、床材本体と、該床材本体の辺縁部に取り付けられる雇い実とを有し、該床材本体と、該床材本体に隣接される床材本体とを前記雇い実で連結するようにした、下地に固定しない施工方式の床材において、前記床材本体の辺縁部の側端面には、奥方に向けて上下方向のいずれかに傾斜した、雇い実嵌着用の凹溝が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る床材によれば、上述の構成となっているため、施工後の床材間の連結力を高めることができ、かつ床材本体の成形において雇い実嵌着用の凹溝の加工簡易にすることができる。
(a)は、本発明の一実施形態に係る床材を模式的に示した概略縦断面図、(b)(c)は、同床材の製造方法の手順を示した概略縦断面図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る床材を模式的に示した概略平面図、(b)は、同概略要部縦断面図である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る床材を模式的に示した概略縦断面図、(b)(c)は、同床材の製造方法の手順を示した概略縦断面図である。 (a)は、本発明のさらに他の実施形態に係る床材を模式的に示した概略縦断面図、(b)(c)は、同床材の製造方法の手順を示した概略縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面をもとに説明する。まず、概略基本構成について説明する。
本床材1は、床材本体10と、床材本体10の辺縁部に取り付けられる雇い実20とを有し、床材本体10と、その床材本体10に隣接される床材本体10とを雇い実20で連結するようにした、下地3に固定しない施工方式のものである。床材本体10の辺縁部の側端面11には、奥方に向けて上下方向のいずれかに傾斜した、雇い実20嵌着用の凹溝12が形成されている。
床材本体10は基材10aの表面に表面化粧材10bを積層した構成となっている。基材10aとしては、木質系材料や合成樹脂系材料などの種々の材料を用いることができる。たとえば、基材10aをパーティクルボードなどの木質ボード、木質繊維板などの木質系ボードより形成されたものとしてもよい。また、表面化粧材10bとしては、突板単板や合成樹脂シートなどを用いることができる。
雇い実20は、下地3上で隣接する床材本体10、10間に架け渡すようにして配される(図1、図3および図4参照)。この雇い実20は、図2(a)に示すように床材本体10の短辺の両辺縁部側に用いられる。雇い実20の素材は特に限定されず、床材本体10と同種のものでもよいし、金属材料でもよい。
ついで、各種の実施形態について詳述する。まず、図1および図2に例示した実施形態について説明する。図1(a)は隣接する床材1、1どうしの連結施工態様を示した概略要部縦断面図、図1(b)(c)は床材1の製造方法の手順を示した概略縦断面図である。図2(a)(b)は、下地3上で隣接する床材1、1どうしの連結施工手順を示した概略平面図と概略要部縦断面図である。
この床材1に用いられる雇い実20は平板状とされる。この雇い実20は、図1(a)に示したように、幅方向の一端を上部に、他端を下部に傾けた状態で床材本体10の凹溝12に嵌着されるようになっている。
したがって、この雇い実20が嵌着される床材本体10の凹溝12は、図1に示すように傾斜している。一方の辺縁部の凹溝12は側端面11側から見て上り傾斜し、他方の辺縁部の凹溝12は側端面11側から下り傾斜している。また、両溝開口14、14は同一の高さ位置にある。
床材1、1どうしが隣り合った状態では、図1(a)に示すように、隣接する両床材本体10、10間で合体された凹溝12、12はおおむね雇い実20の断面形状となる。図例のように、雇い実20の幅方向の寸法は凹溝12、12の深さ寸法の合体分と略一致することが望ましい。なお、図1の例では両辺縁部の凹溝12、12の深さ寸法は略同一であり、それぞれに雇い実20の幅寸法の約半分が嵌着される。また、溝底に雇い実20の端部が到達しないような深さの凹溝12であってもよい。
上り傾斜の凹溝12(図1(b)参照)、下り傾斜の凹溝12(図1(c)参照)のいずれも、溝開口14から溝底までに屈曲部のない凹溝であるため、図1(b)(c)のように、実加工用の丸鋸30での切削加工が可能とされる。また、凹溝12の底が溝開口14側より視認できるので、加工ミスが発生しにくい。したがって、凹溝12の加工は簡易に行うことができる。さらに、丸鋸30は無理な使い方がなされないので、鋸刃に大きな負荷がかからず、鋸刃の劣化、摩耗が早まるおそれはない。
本床材1の下地3への設置には、接着剤や釘などの固定部材は用いない。よって、床材本体10に寸法変化が生じた場合に、床材本体10が下地3上でわずかに移動する可能性がある。しかしながら、雇い実20が斜め状に配してあるため、床材1、1どうしが横方向に相互に離反しようとしても、容易には離れない。
このような床材1は、たとえば図2(a)(b)に示したように、床材本体10の右側の辺縁部に雇い実20を取りつけた状態に準備し、それらを左側より順に下地3上に設置していけばよい。床材1の設置は、既設の床材1の側端面11側に突出した雇い実20の右半分に、新設の床材1をスライドするようにして行えばよい。この設置方法は、後述する図3、図4の拡実施形態についても同様である。
つぎに図3に例示した実施形態について説明する。図3(a)は隣接する床材1、1どうしの連結施工態様を示した概略要部縦断面図、図3(b)(c)は床材1の製造方法の手順を示した概略縦断面図である。
この床材1に用いられる雇い実20は、幅方向の断面が左右略対称のV字状とされる(図3(a)参照)。
この雇い実20が嵌着される床材本体10の凹溝12は、いずれの辺縁部のものについても側端面11側から見て上り傾斜している。側端面11の溝開口14は同一の高さ位置にある。
床材1、1どうしが隣り合った状態では、図3(a)に示すように、隣接する両床材本体10、10間で合体された凹溝12、12はおおむね雇い実20の断面形状となる。したがって、雇い実20のV字の折曲部20aは両床材1、1の側端面11、11どうしが接触する部位に表れる。なお、両辺縁部の凹溝12の深さ寸法は略同一であり、それぞれに雇い実20の幅寸法の約半分が嵌着される。また、溝底に雇い実20の端部が到達しないような深さの凹溝12であってもよい。
両側端面11、11における上り傾斜の凹溝12、12(図3(b)(c)参照)はいずれも、溝開口14から溝底までに屈曲部のない凹溝であるため、図3(b)(c)のように、実加工用の丸鋸30で切削加工が可能とされる。また、凹溝12の底が溝開口14側より視認できるので、加工ミスが発生しにくい。したがって、凹溝12の加工は簡易に行うことができる。さらに、丸鋸30は無理な使い方がなされないので、鋸刃に大きな負荷がかからず、鋸刃の劣化、摩耗が早まるおそれはない。
本床材1の下地3への設置には、接着剤や釘などの固定部材は用いない。よって、床材本体10が下地3上で移動する可能性がある。しかしながら、雇い実20が斜めに配してあるため、床材本体10に寸法変化が生じた場合でも、床材1、1どうしが横方向に相互に離反しようとしても、容易には離れない。
また、本床材本体10の凹溝12は、図3に示したように左右対称形状とすることができる。そのため、床材本体10を左右区別なく利用でき、施工性をよくすることができる。
つぎに図4に例示した実施形態について説明する。図4(a)は隣接する床材1、1どうしの連結施工態様を示した概略要部縦断面図、図4(b)(c)は床材1の製造方法の手順を示した概略縦断面図である。
この床材1に用いられる雇い実20は、図3に例示したV字状のものの下方に板状のものを付加し一体化した左右略対称の形状とされる。つまり、雇い実20の左右それぞれが二股形状となっており、左右それぞれには上向きの嵌着突部21(V字状部分の片側部)と、嵌着突部21に非平行な副突部22(板状部分の片側部)とを有している。両副突部22、22は板状部分で構成されているため正反対の方向に突出している。
一方、床材本体10のいずれの辺縁部の側端面11にも、側端面11側から見て上り傾斜した凹溝12と、床材本体10の裏面に平行な副凹溝13とが形成されている。また、凹溝12と副凹溝13のそれぞれの溝開口は一体とした共通の溝開口14とされる。この溝開口14は両側端面11において同一の高さ位置にある。
床材1、1どうしが隣り合った状態では、図4(a)に示すように、隣接する両床材本体10間で合体された両凹溝12はおおむね雇い実20の断面形状となる。したがって、雇い実20のV字の折曲部20aは両床材1、1の側端面11、11どうしが接触する部位に表れる。なお、両辺縁部の凹溝12の深さ寸法は略同一であり、それぞれに雇い実20の幅寸法の約半分が嵌着される。また、溝底に雇い実20の端部が到達しないような深さの凹溝12であってもよい。
以上のように、それぞれの側端面11には上下に二股に分かれた溝が形成されているが、凹溝12、副凹溝13のいずれも、溝開口14から溝底までに屈曲部のない溝であるため、実加工用の丸鋸30での切削加工が可能とされる。たとえば図4(b)(c)のように、副凹溝13、凹溝12の順に切削加工すればよい。また、凹溝12および副凹溝13のそれぞれの底が溝開口14側より視認できるので、加工ミスが発生しにくい。したがって、凹溝12および副凹溝13の加工は簡易に行うことができる。さらに、丸鋸30は無理な使い方がなされないので、鋸刃に大きな負荷がかからず、鋸刃の劣化、摩耗が早まるおそれはない。また、溝開口14は凹溝12用、副凹溝13用のものが合体され溝どうしが連通状態にあるので、切削量を少なくでき加工がしやすい。
本床材1の下地3への設置には、接着剤や釘などの固定部材は用いない。よって、床材本体10が下地3上で移動する可能性がある。しかしながら、雇い実20の嵌着突部21が斜めに配してあるため、床材本体10に寸法変化が生じた場合でも、床材1、1どうしが横方向に相互に離反しようとしても、容易には離れない。さらに、雇い実20は嵌着突部21と副突部22とを有した二股形状であるため、床材1、1間をより強固に連結することができる。
また、本床材本体10の凹溝12は、図4に示したように左右対称形状とすることができる。そのため、床材本体10を左右区別なく利用でき、施工性をよくすることができる。
また、本実施形態では副凹溝13が床材本体10の裏面に平行となっているため、従来の床材本体を再利用することができる。すなわち、従来の雇い実用の床材本体に斜め状の凹溝12を付加するだけで簡単に本床材本体10を成形することができる。
なお、副凹溝13は床材本体10に平行でなくてもよい。つまり、雇い実20の副突部22を形成する部位(本例では下部)は平板状でなくてもよく、たとえば逆V字状でもよい。また、床材本体10の溝開口14は凹溝12、副凹溝13に共通のものでなくてもよく、上下に分離されたものであってもよい。
以上には雇い実20を短辺の辺縁部に配する例を説明したが、長辺の辺縁部に配すようにしてもよい。また、雇い実20は、それを配する辺縁部において長手方向に分離されたものでもよいし、辺縁部の全長に対応したものでなくてもよい。
1 床材
3 下地
10 床材本体
11 側端面
12 凹溝
13 副凹溝
14 溝開口
20 雇い実
21 嵌着突部
22 副突部

Claims (4)

  1. 床材本体と、該床材本体の辺縁部に取り付けられる雇い実とを有し、該床材本体と、該床材本体に隣接される床材本体とを前記雇い実で連結するようにした、下地に固定しない施工方式の床材において、
    前記床材本体の辺縁部の側端面には、奥方に向けて上下方向のいずれかに傾斜した、雇い実嵌着用の凹溝が形成されていることを特徴とする床材。
  2. 請求項1において、
    前記雇い実は、前記凹溝に嵌着される嵌着突部と、該嵌着突部に非平行な副突部とを一体に備えており、
    前記床材本体の辺縁部の側端面には、前記副突部が嵌着される副凹溝がさらに形成されている、床材。
  3. 請求項2において、
    前記副凹溝は前記床材本体の裏面に対して平行な形状とされる、床材。
  4. 請求項2または3において、
    前記凹溝と前記副凹溝とに共通の溝開口が前記側端面に開設されている、床材。

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