JP2018068923A - 鼻内洗浄装置 - Google Patents

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Akihito KUBOKI
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Abstract

【課題】操作者が自ら鼻腔内を確認しながら洗浄することができる鼻腔内洗浄装置を提供すること。提供すること。【解決手段】鼻内洗浄装置100は、液体の洗浄剤を保持する洗浄剤保持部と、鼻腔内に挿入されることにより洗浄剤を噴出するノズルを有し、当該ノズルに洗浄剤保持部から洗浄剤を供給する管状の洗浄管210と、挿入により鼻腔内を撮像するための撮像レンズ235を端部に備え、内部に撮像通路を有する管状の部材であって、洗浄管210と並べて配置されるとともに、洗浄管210に連結された撮像配線管230と、撮像レンズ235から撮像通路を経て取得した撮影情報に基づいて撮像処理する撮像部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、鼻内を洗浄する鼻内洗浄装置に関する。
風邪、花粉症、アレルギー性鼻炎、蓄膿症、慢性鼻炎等の予防や対策のために、洗面所や浴室などの家庭で用いられる鼻洗浄器が市販されている。鼻洗浄器は、例えば特許文献1に記載のように、先端部を鼻腔内に挿入し、貯蔵されている洗浄液を先端部から鼻腔内に吐出することにより、鼻腔内の患部等洗浄すべき部位を洗浄するものである。
特開2006−314445号公報
しかしながら、患者が鼻腔内を洗浄する際に、洗浄部位については、憶測で洗浄液を当てなければならず、体感的に洗浄したい部位であれば、洗浄液が当たる部分との位置関係からおおよそ洗浄できる場合もあるが、基本的には目視で洗浄部位を確認することができないので、適切に鼻腔内を洗浄することができなかった。特に治療を必要とする部位でない場合については、粗く洗浄しても特段の問題はないが、例えば蓄膿症のような、鼻について手術を受ける場合があり、その場合は入念な洗浄ケアが必要とされる。
医者が鼻の中を個別に確認しながら洗浄すれば特に問題はないが、通常は高い頻度で洗浄することが必要とされ、その度に医療関係者がケアするというのは大きな負担となる。鼻腔内を患者自身が確認することができれば、自ら鼻腔内を洗浄することができることを考えると、操作者が自ら鼻腔内を確認しながら洗浄することができる鼻腔内洗浄装置が求められていた。
本発明にかかる鼻内洗浄装置は、液体の洗浄剤を保持する洗浄剤保持部と、鼻腔内に挿入されることにより洗浄剤を噴出するノズルを有し、当該ノズルに前記洗浄剤保持部から前記洗浄剤を供給する管状の洗浄管と、挿入により前記鼻腔内を撮像するための撮像レンズを端部に備え、内部に撮像通路を有する管状の部材であって、前記洗浄管と並べて配置されるとともに、当該洗浄管に連結された撮像配線管と、前記撮像レンズから前記撮像通路を経て取得した撮影情報に基づいて撮像処理する撮像部と、を備える。
本発明に係る鼻内洗浄装置によれば、洗浄管と撮像配線管が並べて配置されるので、洗浄管を鼻腔内に挿入して洗浄する際に、撮像配線管も共に鼻腔内に挿入される。このとき洗浄管による洗浄されている部位を、端部の撮像レンズから撮像することができるので、利用者は洗浄管がどの部位を洗浄しているかについて確認しながら鼻腔内を洗浄することができる。内部を確認しながら鼻腔内を洗浄することができるので、洗浄のし残しを防止することができるとともに、鼻腔内を効果的に洗浄することができ、医療関係者の負担を増大させることなく、患者の鼻の中のケアを効果的に実現することができる。
鼻内洗浄装置を含めたシステム構成図。 鼻内洗浄装置の構成図。 鼻内洗浄装置の各管の断面図。 鼻内洗浄装置により洗浄すべき部位を示す図。 鼻内洗浄装置の内視鏡による撮像画面を示す図。 制御システムの機能的な構成図。
図1は、鼻内洗浄装置を含めたシステム構成図である。患者である使用者BDは、医療関係者の指導を受けた上で本鼻内洗浄装置100を使用して使用者BDの鼻の中、特に鼻腔の内部を洗浄する。使用者BDの鼻の中に鼻内洗浄装置100を挿入することにより鼻内を洗浄する。
鼻内洗浄装置100には、以下の各構成を接続することにより、鼻内洗浄システムを構成する。すなわち鼻内洗浄装置100には、洗浄ポンプ123を介して洗浄タンク120が接続され、吸引装置125が接続され、制御システム130を介してディスプレイ150に接続される。
洗浄タンク120には液体の洗浄剤である洗浄液が貯蔵、保持されており、洗浄ポンプ123を使用者BDが操作することにより洗浄タンク120に貯蔵された洗浄液を鼻内洗浄装置100に送りこむ。鼻内洗浄装置100は、送りこまれた洗浄液を使用者BDの鼻の中に送り込むことにより、鼻の中を洗浄する。
鼻の中を洗浄した後は、洗浄液とともに鼻内で生じる少量の老廃物も使用者BDの鼻の中で発生するので、吸引装置125により鼻の内部に滞留する物質を吸引する。鼻内洗浄装置100は内視鏡も内蔵しており、具体的な構成は後述するが、制御システム130から照射光を鼻内洗浄装置100に送り込み、撮影した映像を制御システム130に入力する。
制御システム130は、鼻内洗浄装置100を制御するシステムであり、鼻内洗浄装置100に備えられる撮影機構を介して鼻の内部の映像を取得するための内視鏡システムを備える。制御システム130は、鼻内洗浄装置100を介して鼻の内部に照射する照明光を照射し、鼻内洗浄装置100の先端部に備えられたレンズから映像を取得して、映像処理を行う。
制御システム130は、鼻内洗浄装置100からの洗浄液の射出を制御するが、洗浄液の射出については手動とすることもでき、その場合には、制御システム130による射出制御機構を備えなくてもよい。同様に、制御システム130は、鼻内で生じた物質の吸引についても鼻内洗浄装置100に対して制御する。吸引制御についても、手動の場合は備えなくてもよい。
なお、後述するように鼻内洗浄装置100には斜視角度調整機能を持たせてもよく、この場合鼻内洗浄装置100の側部にダイヤルを設け、ダイヤルの手動操作により、斜視角度の変更操作を可能とする構成とすることもできる。または、制御システム130により、鼻内洗浄装置100に対する斜視角度調整の制御機能を備えてもよい。
ディスプレイ150は、制御システム130で取得された映像の入力を受けて表示画面155に表示する。表示画面155には、入力された映像の他、比較用の参照画像も共に表示する。この他、制御システム130に対する設定画面を表示することにより、制御システム130への入力操作を実行することができる。例えば、鼻内洗浄装置100による洗浄液の射出強度や、内視鏡の照射光の強度、吸引の強度を、制御システム130に対して入力することができ、そのための設定画面を表示画面155に表示する。
なお、図1では制御システム130をディスプレイ150から分離した構成として示したが、制御システム130のシステム構成をディスプレイ150と一体としたディスプレイ150一体型の内視鏡として提供する構成としてもよい。図1では鼻内洗浄装置100は制御システム130から延びてくる構成となっているが、この場合制御システム130はディスプレイ150に取り込まれているので、鼻内洗浄装置100はディスプレイ150から延びてくる構成となる。
モニタ(ディスプレイ150)と内視鏡が一体型となったモデルを採用することにより、コンパクトな構成とすることができ、洗面台に持ち込む場合にも邪魔にならないで済む。さらにディスプレイ150に操作パネルなどを用意しておくことにより、小型化できるだけでなく、使用者BDは画面を見ながら鼻内洗浄装置100を操作できるだけでなく、ディスプレイ150側の操作も容易となり、全体としての操作性を向上することができる。小型化と操作性を向上させることができることにより、使用者BDが家庭内で使用しやすい態様で提供することができる。
図2は、鼻内洗浄装置の構成図である。上述のように、鼻内洗浄装置100は、本体部200を本体として、洗浄液射出、吸引、内視鏡の各機能を、制御システム130の制御によって実行する。鼻内洗浄装置100は、洗浄管210を介してノズル215から洗浄液を射出し、吸引管220を介して吸引し、撮像配線管230を介して鼻内を撮像する。管状の洗浄管210は、鼻内に挿入されることにより洗浄液を噴出するノズル215を有し、ノズル215に洗浄剤を供給する。
洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230は、図2に示すように、いずれも本体部200の開口部から直線状に伸びており、共に並べて配置される共に互いに連結される。この並べられた3本の管が鼻の内部に挿入される。洗浄管210、吸引管220は、内部が中空状となっており、洗浄液などが内部を通る構造となっている。洗浄管210、吸引管220は、鼻内洗浄装置100の開口部を通過して鼻内洗浄装置100の外側に伸びる。洗浄管210は、図1に示した洗浄ポンプ123に接続される。吸引管220は図1に示した吸引装置125に接続される。
撮像配線管230は、挿入により前記鼻内を撮像するための撮像レンズ235を端部に備え、内部に撮像通路を有する管状の部材である。撮像配線管230は、鼻内洗浄装置100の開口部を通って、制御システム130に接続される。撮像配線管230の内部には、鼻内を照射する照明光を通す導線と、鼻内の撮像情報を通す導線を含む。撮像配線管230の、鼻内に挿入する側の端部に撮像レンズ235が備えられ、撮像レンズ235を介して照明光の反射光を取り込み、制御システム130に送り込む。
撮像レンズ235の面の向きは、撮像配線管230の方向に対して垂直、すなわち、撮像レンズ235の面に対して、撮像配線管230の方向が法線方向を向いている例を図2に示す。しかしながら向きについては必ず垂直とは限らず、撮像配線管230及び撮像レンズ235について、斜視角度を持たせた構成としてもよい。斜視角度を持たせることにより、鼻内洗浄装置100は、内視鏡の機能を有する一方で斜視鏡としての機能を果たす構成とする。
例えば撮像配線管230の方向に対して垂直となる面方向への角度を0度として傾いた角度、すなわち斜視角度を−90度から+90度の範囲で構成してもよい。斜視角度については撮像配線管230の方向に対していずれの方向に設けてもよく、例えば洗浄管210及び吸引管220の中心を結ぶ方向に対する垂直方向としても、平行方向としてもよい。垂直方向をx方向、平行方向をy方向として、様々なxy方向の組み合わせの方向に斜視角を設けてもよい。
また上述の傾斜角については、斜視角を固定とすることもできるが、斜視角度が可動となるように、撮像配線管230及び撮像レンズ235を構成しておき、制御システム130からの制御動作により、斜視角度を可変とする構成とする、いわゆる「斜視角度調整機能付き内視鏡」を本実施の形態の鼻内洗浄装置100の内視鏡機能に持たせることができる。この場合、斜視角若しくは視野角については、初期段階で0度の状態としておいてもよいが、例えば15度などの角度をあらかじめ傾けた構成としてもよい。この場合はあらかじめ傾けた角度をw度とすると、可変範囲は(90−w)度の範囲となる。
本体部200の側部からはハンドル240が伸びている。ハンドル240は、鼻内洗浄装置100を持ちやすいように、本体200の長手方向に対して約45度の角度を形成する。必ずしも45度に限らず、使用者BDの持ちやすさに応じて、30度から60度のうち適切な角度としてもよい。ハンドル240は、本体200に対して着脱可能な構成とするとともに、ハンドル240の本体に対する角度を調節可能としてもよい。
ハンドル240の本体に対する角度の調節機能により、利用者BDは最適な持ち手の角度を実現することができ、鼻内洗浄のストレスを軽減し、最適な角度で鼻内洗浄装置100を挿入することができることにより、洗浄液の最適な射出ができるとともに、内視鏡による最適な位置での撮像を実現することができる。
図2では硬性内視鏡を前提として説明したが、硬性内視鏡に替えて軟性内視鏡、フレキシブル内視鏡を用いてもよい。硬性内視鏡の場合は洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230を例えば直線構造としていたところ、軟性内視鏡構造とすることにより、手元の操作により撮像配線管230を曲げることを可能とし、鼻の中の所望の位置に挿入することができるようにする。
ここで、撮像配線管230のみを柔軟構造としても全体としては曲がらなくなってしまうので、洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230をいずれも同一の若しくは類似の柔軟構造で構成することにより、いずれも曲げられるようにする。そして屈曲操作をする場合には洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230のすべてが同じ方向に曲がるように調整可能な構造とする。
撮像配線管230の内部には鼻内を照射する照明光を通す導線と、鼻内の撮像情報を通す導線を含むが、これらを光ファイバーを通すファイバースコープの構成とすることができ、または撮像レンズ235をCCDとすることにより、撮像情報を電気的に制御システム130まで導く構成とすることもできる。
例えば具体的な操作として、使用者BDは軟性内視鏡として構成される鼻内洗浄装置100の先端部分を左手で摘んで鼻内へ挿入することにより、鼻内での内視鏡先端の位置を前後に動かすことが容易となる。硬性内視鏡において使用者が頭を動かしたり内視鏡本体ごと動かすことによって鼻内内視鏡の先端位置を移動させる場合と比較して、軟性内視鏡ではより安全かつ快適に操作することができる。
このように鼻内洗浄装置100を軟性内視鏡として構成することにより、洗浄部位によっては到達しやすく、安全に洗浄を行う上で適した場合もある。また、万が一使用中に思わぬアクシデントで体が動いてしまった際なども、硬性内視鏡を深く鼻内へ挿入してしまうと非常に危険である一方、軟性内視鏡では、副鼻腔や頭蓋底の損傷リスクにおいて遥かに高い安全性を提供することができる。
以上のような構成とすることにより、鼻内への挿入部分を柔軟に曲げることが可能な構成とすることができるので、鼻内の適切な位置に安全に挿入して洗浄および撮影を実現することができる。特に、洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230を協働して曲げることが可能な構造を採用することにより、いずれかだけが曲がる一方で他の構造が曲がらなかったり、曲がり方にばらつきが出たりすることを防ぐことができる。このような協働しての屈曲動作を可能とすることができる点で、単に洗浄装置と内視鏡装置を共に用いる場合とは異なる機能を実現することができる。
図3は、鼻内洗浄装置の各管の断面図を示す。洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230は、図2を参照して説明したように、互いに並べられており、その結果、図3に示すように、それぞれ同一方向の断面を形成する。洗浄管210と撮像配線管230は留め金305によって連結される。洗浄管210と撮像配線管230は、円柱あるいは円筒状に形成されているので断面は円形である。留め金305は、この断面を形成する2つの円に共に嵌るような半円2つの波状の連結形状からなる。もちろん単純に2つの半円が連なった構造には限らず、洗浄管210と撮像配線管230により深く嵌るようにより円形に近い形状とすることもできる。
吸引管220と撮像配線管230もまた同様に、留め金310によって連結される。吸引管220も円柱あるいは円筒状に形成されているので断面は円形である。留め金310は、この断面を形成する2つの円に共に嵌るような半円2つの波状の連結形状からなる。もちろん同様に2つの半円が連なった構造には限らない。留め金305及び留め金310は、洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230の各管の外周円とほぼ同じで若干大きく、それにより各管に嵌るような構造になっている。
図4は、鼻内洗浄装置により洗浄すべき部位を示す。鼻内洗浄装置100を使用者BDの鼻の内部に挿入し、さらに鼻腔まで進めた段階で内視鏡機能を用いて撮像機能の電源を投入すると、鼻腔が図1に示した表示画面155に表示される。図4は、鼻内洗浄装置100を鼻腔の洗浄部位まで挿入し進めた段階の表示画面155の概要を示しており、表示画面155には、洗浄液を当てる部分である撮像中心400が、内視鏡機能により撮像される部分の中心に表示される。
図4及び図5では主に通常の内視鏡機能により撮影された画像および映像を例にして示すが、図2について説明したように、斜視角度調整機能付き内視鏡の機能を持たせる場合もある。その場合、鼻内洗浄の方向が内視鏡により撮像される位置の中心にはならなくなる。洗浄管210及び吸引管220が表示画面155の中心に表示されると実際は邪魔な場合も多いので、斜視角度調整機能により撮像方向を変えることにより表示画面155上の洗浄管210及び吸引管220の位置を変更し、より適切に表示画面155上を確認しながら洗浄をすることができる。
表示画面155に表示される鼻腔内の映像には、下鼻甲介410、中鼻甲介420、鼻中隔430が含まれる。図4に示す表示画面155の画像は、鼻内洗浄装置100が外部から挿入された状態での、撮像レンズ235からの映像を示し、下鼻甲介410、中鼻甲介420、鼻中隔430が左側から順番に並んだ状態で表示されている。
なお、鼻内洗浄装置100を挿入する方向において、下鼻甲介410は、中鼻甲介420の手前、すなわち挿入の外部側に位置する。図4及び図5では極めて狭い隙間として、下鼻甲介410と中鼻甲介420の間を描いているが、前後方向の隙間も存在する。図4では、この下鼻甲介410と中鼻甲介420の間に洗浄すべき部位を示すが、下鼻甲介の後方かつ中鼻甲介外側に位置する篩骨洞内が主に洗浄すべき部位となる。図4ではこの洗浄すべき部位に撮像中心400を当てている。
なお、洗浄すべき部位については、篩骨洞に加え、篩骨洞のさらに後方に存在する蝶形骨洞も対象となる場合がある。臨床で蝶形骨洞内の炎症が強かった症例ではそこにも洗浄効果を波及させる必要があり本部位についても洗浄対象として明確化することにより、適切な洗浄を誘導することができる。この他、篩骨洞の外側下方で眼窩の下に位置する上顎洞や、目の上に位置する前頭洞も洗浄できるとより効果的となる。
また、先端が可動しない内視鏡であっても上顎洞の開口部を一部観察することは可能だが、先端可動式の、すなわち斜視角度調整機能付き内視鏡を用いることによって、より観察できる視野を広げることができる。先端可動式の斜視角度調整機能付き内視鏡を用いた上で、第1画面上157に観察部位を分かりやすくする表示をすることにより、副鼻腔のほぼ全領域を十分に洗浄することができる。
図5は、鼻内洗浄装置の内視鏡による撮像画面を示す。図5に示す表示画面155は、第1画面157と第2画面159を含む。第1画面157には、図4に示した鼻腔内の映像を表示するが、本実施形態では図4に示した鼻腔内の画面のみならず、第2画面159に参照画像を表示する。第1画面157は鼻腔内の映像であるので静止画像としてもよいが、鼻内洗浄装置100から逐次送られてくる動画像であることが望ましい。ただし動画像は通常は静止画像の連続であるので、静止画像を一定の間隔で切り替わり表示してもよい。
一方で参照画像を表示する第2画面159は静止画像である。第2画面159に表示する参照画像は、鼻腔内の画像であるとともに、洗浄部位を明示的に明らかにした洗浄部位画像500を含む。鼻腔内の洗浄すべき洗浄部位である患部は、必ずしも見た目に明確とは限らないので、その洗浄部位についてマーカーにより色を変えたり模様を付けたりした画像をあらかじめ用意して洗浄部位画像500とする。第2画面159に表示する参照画像は、撮影画像でもイラストであってもいずれでもよいが、洗浄部位画像500を重ねた状態で第2画面159に表示する。
洗浄部位画像500は、図4を参照して示したように、表示画面155上では下鼻甲介410と中鼻甲介420の間に示すが、三次元的には下鼻甲介の後方かつ中鼻甲介外側に位置する篩骨洞内が主に洗浄すべき部位となる。さらに上述のように洗浄すべき部位として、篩骨洞に加え、篩骨洞のさらに後方に存在する蝶形骨洞、篩骨洞の外側下方で眼窩の下に位置する上顎洞や、目の上に位置する前頭洞も洗浄部位画像500として表示し、洗浄できるようにすることにより、さらに効果的な洗浄結果を得ることができる。洗浄部位画像500については、その位置を三次元的に保持しておくことにより、第1画面157及び第2画面159上での三次元的な表示に用いてもよい。
第1画面157には、図4の鼻腔内の映像が表示されるが、図4のように鼻腔内のみを表示した映像が表示されるのではなく、実際は、洗浄管210、吸引管220、撮像配線管230が共に鼻内に挿入され、そのうちの撮像配線管230先端からの映像が表示されるので、その横に配列している洗浄管210及び吸引管220も第1画面157内に表示される。
洗浄管210及び吸引管220も、向いている方向は撮像配線管230と同一であるので、撮像中心400に向かっている点では同じである。第1画面157からは、洗浄管210から撮像中心400に向かって洗浄している状態と、撮像中心400から吸引管220へと吸引している状態が、具体的に表示される。
第2画面159に表示した洗浄部位画像500に対応するのが、第1画面157上の対応部位510となる。対応部位510については、対応関係を明示するために点線で表示したが、第1画面157には撮像された映像がそのまま表示されるので、基本的には対応部位510は表示されない。一方で、洗浄する部位をより明確にするために、制御システム130による制御により、第1画面157上に対応部位510に相当する画像を第1画面157に表示してもよい。洗浄部位画像500については、その位置を三次元的に保持しておくことにより、対応部位510に相当する画像を、第1画面157上に三次元的に表示してもよい。
以上のような2画面表示とすることにより、同一の表示画面155から第2画面159を参照しながらどこの部分を洗浄すべきかを確認する一方で、第1画面157を参照して実際にどこを洗浄しているかを確認する。そして、第1画面157の撮像中心400が、参照画像に含まれる洗浄部位画像500に相当する位置に重なるように使用者BDは鼻内洗浄装置100を操作する。
対応部位510の表示の有無にかかわらず、使用者BDは撮像中心400を対応部位510の位置に重ね合わせることにより、洗浄管210からの洗浄液の射出位置を患部に当てる。その結果、使用者BDは洗浄液により患部を適切に洗浄することができ、使用者BDは、憶測で鼻腔内を洗浄するのではなく、適切に洗浄される場所と洗浄すべき部位を確認しながら鼻腔内を洗浄することができる。その結果、医療関係者でなくても、使用者BD自ら適切に鼻腔内を洗浄することができ、鼻腔内ケア環境を改善することができる。
図6は、制御システムの機能的な構成図である。上述のように、制御システム130の機能的な構成により、鼻内洗浄装置100の動作が制御される。鼻内洗浄装置100は、洗浄液の噴出、吸引機能を有しており、制御システム130の機能的な構成により、この洗浄液の噴出、吸引制御を行う。また、鼻内洗浄装置100は、内視鏡機能を有しており、撮像配線管230及び撮像レンズ235を介して得られる撮像データに基づき、ディスプレイに映像表示する。以上の構成を実現するために、制御システム130は以下のハードウェア構成を有する。
制御システム130は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、画像処理部と、メモリを備えている。CPU、ROM、RAM、画像処理部及びメモリは、バスを介して相互に接続されている。
CPUは、ROMに記録されているプログラム、又はメモリからRAMにロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAMには、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。画像処理部は、DSP(Digital Signal Processor)や、VRAM(Video Random Access Memory)等から構成されており、CPUと協働して、画像のデータに対して各種画像処理を施す。
メモリは、DRAMやキャッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等何らかの記憶媒体が挙げられる。メモリは、バスにより接続されるもののみならず、ドライブを介して読み書きされるものも含まれる。本実施形態で記憶されたデータは、一時的記憶も不揮発性メモリによる長期記憶の場合も、このメモリにいったん記憶するものとして説明する。
制御システム130には入出力インターフェースが接続されている。入出力インターフェースを介して、表示部、撮像部、入力部、通信部が接続されている。入力部は、各種ボタンにより構成され、ユーザの指示操作を受け付ける。通信部は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する。
制御システム130は以上の各構成を備えるが、機能的構成についてはそれぞれ後述する。各機能的構成は、CPU、ROM、RAM、画像処理部及びメモリの協働動作により機能的に実現される。これらの各部の機能は電子回路又はプログラムによって提供されるモジュール構成であり、プログラムについてはROMに格納され、CPUにより適宜読み出しながら各部と協働することで実行される。以上の各機能的構成について図6を参照しながら説明する。
制御システム130は、制御部610と、照射部620と、取得部630と、画像入力部640と、表示制御部650を機能的構成として備える。制御部610は、制御システム130内の各部を制御することにより、内視鏡機能についての制御動作を実行する。制御部610は、内視鏡機能の他、洗浄タンク120及び洗浄ポンプ123からの洗浄液の出力制御を行う。洗浄機能のON/OFFの他、洗浄液の噴出量、噴出速度の制御を実行する。
照射部620は、光源を内部または外部に備え、制御部610の制御に基づき、撮像配線管230内を通る光を照射する。照射された光は撮像配線管230を経て、鼻腔内を照射する。光照射ON/OFF、光の強度については、制御部610によって制御される。
取得部630は、撮像レンズ235から撮像配線管230内の撮像通路を経て入力された映像を取得し、取得した撮影情報に基づいて撮像処理する。照射部620と取得部630により、撮像部を構成する。取得部630で撮像処理した映像は、表示制御部650に入力される。取得部630からの入力映像は、図5に示した第1画面157に表示される。
画像入力部640は、取得部630によって取得される映像とは別の画像を入力する。特に、第2画面159に表示される参照画像を保持しており、保持された参照画像を表示制御部650に入力する。参照画像として、あらかじめ撮影した鼻腔内の静止画像を保存しておく。もしくはイラスト画像であってもよい。
画像入力部640は、この鼻腔内画像に、図5に示した洗浄部位画像500を重ね合わせた状態で参照画像を保持する。鼻腔内画像と洗浄部位画像500は別々に保持してもよいし、重ね合わせた状態で保持してもよい。重ね合わされた参照画像は、それぞれ識別情報を付して保持される。すなわち、複数枚の参照画像が保持されるが、1枚であってもよい。
表示制御部650は、取得部630に入力された信号である撮像情報に基づいて、撮像画像を動画像として第1表示画面157に表示する。また表示制御部650は、洗浄管210によって洗浄すべき部位についての参照画像を、画像入力部640から入力して、静止画像として第2表示画面159に表示する。表示制御部650は、映像信号として、入力された画像または映像をディスプレイ150に入力することによりディスプレイ150への表示処理を実行する。表示制御部650とディスプレイ150により、表示部としての機能を実現する。
以上説明したように、制御システム130により内視鏡機能が実現され、その結果ディスプレイ150に鼻腔内映像を表示しながら鼻内洗浄を行うことができるが、鼻腔内をより正確に確認して洗浄するために、次のように表示処理をしてもよい。
その1つとして、鼻内洗浄装置100は、鼻の入り口から鼻腔の奥まで徐々に挿入されるが、到達した位置によりディスプレイ150に表示される鼻腔内画像は大きく異なる。そして、部位によってまだ洗浄部位に到達した場合もあれば、洗浄部位のうち入口付近の場合もあり、さらに距離関係において十分に患部に近づいた状態の場合もある。この位置関係ごとにそれぞれ画像を用意しておけば、使用者BDは適切な位置に鼻内洗浄装置100を挿入することができたか否かを画像の切り替えによって確認することができる。
例えば画像入力部640は、鼻の入り口からいくつかの段階に沿って鼻腔内画像を区分して識別番号を付して保持する。制御部610は、表示制御部650によって表示すべき鼻腔内画像と、第1の鼻腔内画像をマッチング処理により比較する。表示制御部650は、画像が一致したと判断された場合は第1の鼻腔内画像を表示する。さらに奥まで進めると第1の鼻腔内画像との一致度が下がるとともに、同様にマッチング処理により、第2の鼻腔内画像との一致度が上がってくる。このとき表示制御部650は第2の鼻腔内画像を表示する。このような繰り返しにより、第1の鼻腔内画像、第2の鼻腔内画像、第3の鼻腔内画像、…と切り替え表示して、利用者BDへの適切なガイダンスとすることができる。
さらに別の処理として、上述のような切り替え処理を実現しなくても、例えば参照画像を1つだけ第2画面159に表示しておいてもよい。その場合にも表示制御部650は、同様にマッチング処理を実行し、撮像画像の変化する画像を参照画像の静止画像と比較して、マッチングしたら表示画面の色を変えるなどにより、マッチングしたことを第1表示画面157又は第2表示画面159に反映してもよい。このように、入力された映像と参照画像との一致の度合いを第1表示画面157又は第2表示画面159に反映する処理が考えられる。
また、図5においては対応部位510について単に点線で示したが、対応部位510の位置に、対応部位510を示す参照画像を表示してもよい。上述のように参照画像は、鼻内の部位を示す部位画像と、鼻内の洗浄すべき部位を区別する区別画像を含む。表示制御部650は、撮像画像と参照画像の比較結果に基づき、区別画像に対応する画像を前記第1表示画面157に表示する。このような表示処理をすることにより、第1画面157にも洗浄すべき部位が明確に表示されることから、より適切な鼻腔内洗浄をガイドすることができる。
以上、本発明について実施例を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施例に記載の範囲には限定されない。上記実施例に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
鼻内洗浄装置100、洗浄タンク120、洗浄ポンプ123、吸引装置125、制御システム130、ディスプレイ150、第1画面157、第2画面159、本体部200、洗浄管210、ノズル215、吸引管220、撮像配線管230、撮像レンズ235、ハンドル240、留め金305、留め金310、撮像中心400、下鼻甲介410、中鼻甲介420、鼻中隔430、洗浄部位画像500、対応部位510、制御部610、照射部620、取得部630、画像入力部640、表示制御部650

Claims (6)

  1. 液体の洗浄剤を保持する洗浄剤保持部と、
    鼻内に挿入されることにより洗浄剤を噴出するノズルを有し、当該ノズルに前記洗浄剤保持部から前記洗浄剤を供給する管状の洗浄管と、
    挿入により前記鼻内を撮像するための撮像レンズを端部に備え、内部に撮像通路を有する管状の部材であって、前記洗浄管と並べて配置されるとともに、当該洗浄管に連結された撮像配線管と、
    前記撮像レンズから前記撮像通路を経て取得した撮影情報に基づいて撮像処理する撮像部と、
    を備える鼻内洗浄装置。
  2. 前記撮像情報に基づく撮像画像を動画像として第1表示画面に、前記洗浄管によって洗浄すべき部位についての参照画像を静止画像として第2表示画面に表示する表示部をさらに備える、
    請求項1に記載の鼻内洗浄装置。
  3. 前記洗浄管及び前記撮像配線管と並べて配置されるとともに、当該洗浄管及び当該撮像配線管に連結され、端部から材料を吸引する吸引管をさらに備える、
    請求項1に記載の鼻内洗浄装置。
  4. 前記洗浄管に嵌る部分と前記撮像配線管に嵌る部分が連結した構造を、前記洗浄管と前記撮像配線管にそれぞれ嵌め込むことにより、前記洗浄管と前記撮像配線管とを連結する連結部材をさらに備える、
    請求項1に記載の鼻内洗浄装置。
  5. 前記表示部は、前記撮像画像の変化する画像を前記参照画像の静止画像と比較して、一致の度合いを前記第1表示画面又は前記第2表示画面に反映する、
    請求項2に記載の鼻内洗浄装置。
  6. 前記参照画像は、前記鼻内の部位を示す部位画像と、前記鼻内の洗浄すべき部位を区別する区別画像を含み、
    前記表示部は、前記撮像画像と前記参照画像の比較結果に基づき、前記区別画像に対応する画像を前記第1表示画面に表示する、
    請求項5に記載の鼻内洗浄装置。

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