JP2018063485A - 情報処理装置とその制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】指紋未登録の指での操作を可能にすると共に、セキュリティ性を保持しながらユーザの操作性を向上させることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、CPU101、操作入力部105、指紋読取部107及び判定部108を備える。操作入力部105は、タッチパネル105aを有する。情報処理装置は、タッチパネルに対する操作に応じた処理を実行する。指紋読取部は、タッチパネルに触れた指の指紋情報を読み取る。判定部は、指紋読取部が読み取った指紋情報が登録済みの指紋情報と合致するかを判定する。情報処理装置を制御するCPUは、所定のプログラムの実行により、登録済みの指紋情報と合致すると判定される指紋情報が指紋読取部によって読み取られている間は、登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指によりタッチパネルに対してなされた操作入力を許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用の可否を指紋認証処理の認証結果に基づいて行う情報処理装置とその制御方法及びプログラムに関する。
スマートフォンやパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置を使用する際の本人確認方法の1つに指紋認証がある。例えば、特許文献1には、情報処理装置のディスプレイ上に指紋認証センサを配置し、ユーザがディスプレイにタッチする度に本人確認を行う技術が提案されている。特許文献1に記載された技術では、ユーザが適切に情報処理装置にログインした後に、指紋認証センサに触れたユーザの指の指紋を反復して読み取る。そのため、ユーザがログアウトの処理を失念した場合であっても、他人の操作は許可されないため、情報漏洩を防止することができる。また、特許文献2には、情報処理装置のディスプレイに設けられた指紋認証センサによる検出が行われる度に、読み取られた指紋情報が登録された指紋情報と合致するかを判定する技術が提案されている。特許文献2に記載された技術では、使用者が情報処理装置を使用している間に自動的に指紋認証を行うことによって、ユーザのユーザビリティを損なうことなくセキュリティを保持することができる。
特開2010−93635号公報 特開2012−168768号公報
しかしながら、上記従来技術では、事前登録された指紋の指以外の指では認証は成功しないため、ユーザは指紋未登録の指で情報処理装置を操作することができない。
本発明は、指紋未登録の指での操作を可能にすると共に、セキュリティ性を保持しながらユーザの操作性を向上させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、タッチパネルに対する操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、タッチパネルに触れた指の指紋情報を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った指紋情報が登録済みの指紋情報と合致するかを判定する判定手段と、前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指紋情報が前記読取手段によって読み取られている間は、前記登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指により前記タッチパネルに対してなされた操作入力を許可する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、指紋未登録の指でも操作が可能となり、また、セキュリティを保持しながら操作性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を説明する図である。 情報端末装置で実行される指紋登録処理のフローチャートと画面表示の一例を示す図ある。 情報処理装置で実行される指紋認証処理のフローチャートである。 情報処理装置の制御の第1の実施形態に係るフローチャートである。 情報処理装置の制御の第2の実施形態に係るフローチャートと画面表示の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る情報処理装置として、タッチパネルを備えたスマートフォン等の携帯型情報端末を想定した説明を行うこととするが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1(a)は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100の概略構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、CPU101、記憶部102、通信部103、表示パネル104、操作入力部105、位置検出部106、指紋読取部107及び判定部108を備える。操作入力部105は、タッチパネル105aを有する。
CPU101は、ユーザによる操作入力部105を通した指示に基づき、記憶部102に格納されている所定のプログラムを実行することにより、情報処理装置100を構成する各部の動作を制御する。こうして、CPU101により、情報処理装置100の全体的な動作が制御される。記憶部102は、情報処理装置100のOSプログラムや情報処理装置100を構成する各部の動作を制御するための制御プログラムを格納するROMを有する。また、記憶部102は、情報処理装置100での実行が可能なアプリケーション(ソフトウエア)のプログラムや各種のプログラムの実行に必要なパラメータを記憶するEEPROM等のフラッシュメモリを備える。更に、記憶部102は、CPU101によりROMやフラッシュメモリから読み出されたプログラムが展開される作業領域と、CPU101により実行されているプログラムで扱われる各種の情報を一時的に格納する記憶領域を有するRAMを有する。本実施形態では、記憶部102のフラッシュメモリには、ユーザが事前に登録した後述の指紋情報が格納されているものとする。
通信部103は、不図示の外部機器とデータ通信を行う。通信部103と外部機器との通信は、無線通信であるか有線通信であるかを問わず、例えば、無線LAN又は有線LANによる通信、USBケーブルを介した通信、赤外線通信等を用いることができる。表示パネル104は、LCD(液晶パネル)や有機ELパネル等であり、GUI(Graphical User Interface)の表示や、アプリケーション実行時の経過情報や処理結果等を表示する。なお、表示パネル104には、操作入力部105の構成要素であるタッチパネル105aが設けられる。操作入力部105は、タッチパネル105aの他に、ユーザからの各種の指令を受け付けるスイッチやボタン等を有する。位置検出部106は、タッチパネル105aに対するユーザの指のタッチ操作を検出し、タッチ点の位置や動き等の位置情報(座標情報)をCPU101へ通知する。CPU101は、位置検出部106から取得した位置情報と表示パネル104に表示されているアイコンや画像等のオブジェクト(表示物)の位置情報と基づき、オブジェクトに関連付けられた所定の処理を実行する。
指紋読取部107は、ユーザがタッチパネル105aを操作している間にユーザの指紋情報を反復して読み取る。このとき、位置検出部106は、指紋読取部107がユーザの指紋情報を読み取った位置を検出する。指紋読取部107が読み取った指紋情報と位置検出部106が検出した位置情報は、判定部108に送信される。ユーザの指紋登録時に指紋読取部107で読み取ったユーザの指紋情報は、記憶部102に保存される。判定部108は、指紋読取部107で読み取られた指紋情報と、記憶部102に記憶されている指紋情報とを照合し、指紋読取部107で読み取られた指紋情報が記憶部102に記憶されている指紋情報と合致するか否かを判定する。BUS109は、情報処理装置100を構成する各部を通信可能に接続する。CPU101は、BUS109を介して各部の動作を制御する。
図1(b)は、情報処理装置100の外観斜視図である。情報処理装置100は、本体の前面に、表示パネル104やタッチパネル105aを含む表示部110が設けられた構造を有する。なお、情報処理装置100の本体には、不図示の電源スイッチ等が設けられる。ユーザが指で表示部110の画面に対して所定のタッチ操作を行うことでタッチパネル105aを介した入力指示が行われ、CPU101は、入力指示に応じたアプリケーションの実行等の処理を実行する。
図1(c)は、タッチパネル105a、表示パネル104、位置検出部106及び指紋読取部107の配置を説明する模式図である。タッチパネル105a、表示パネル104、位置検出部106及び指紋読取部107は、情報処理装置100の表面側から内部側へ向けてこの順序で配置されている。指紋読取部107は、タッチパネル105aに触れた指を撮像可能なCMOS等の撮像素子で構成される。指紋読取部107が位置検出部106の裏面側の全面に配置されることで、タッチパネル105aのどの位置に指が触れても、その指の指紋を撮像することが可能となっている。また、指紋読取部107は、ユーザの複数の指が同時にタッチパネル105aに触れているときにも、それら複数の指の指紋を同時に撮像することが可能な構成となっている。判定部108は、指紋読取部107が読み取った複数の指紋情報のそれぞれについて、記憶部102に記憶されている指紋情報と合致するか否かを判定する。なお、指紋読取部107による指紋の読み取り処理と判定部108による指紋認証処理は、他の処理と並行して実行することができる。
情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100の使用に先だって、自身の指紋情報の登録を行う。図2(a)は、情報処理装置100で実行される初期指紋登録処理のフローチャートである。図2(a)のフローチャートの各処理は、CPU101が、記憶部102に記憶されている所定のプログラムを実行し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。ステップS201においてCPU101は、所定のプログラムを実行することにより、指紋登録処理を開始する。これにより、表示部110に指紋登録画面が表示される。図2(b)は、初期指紋登録処理の開始時における表示部110の一例を示す図である。情報処理装置100を最初に起動したときに、表示部110に「指で触れてください」等の、ユーザに操作を指示するメッセージが表示される。ユーザが表示に従って指をタッチパネル105a(表示部110)に触れると、以下に説明するように、指紋読取部107によって指紋情報が読み取られ、情報処理装置100の記憶部102に保存される。
ステップS202においてCPU101は、ユーザの指がタッチパネル105aに触れたか否かを検知する。CPU101は、指がタッチパネル105aに触れたと判定するまでS202の判定を繰り返し(S202でNO)、指がタッチパネル105aに触れたと判定した場合(S202でYES)、処理をステップS203へ進める。ステップS203においてCPU101は、位置検出部106によりユーザの指がタッチパネル105aに触れた位置を検出させ、指紋読取部107により位置検出部106が検出した位置の近傍を撮像させることで、指の指紋を読み取る。続く、ステップS204においてCPU101は、ステップS203で読み取った指紋の画像を記憶部102に保存する。これにより、本処理は終了となる。
なお、記憶部102へ保存する指紋情報は、必ずしも指紋を撮影した画像である必要はなく、指紋読取部107により読み取られる指紋と照合可能な情報であればよい。例えば、指紋の特徴情報等から数値化したデータを指紋情報と関連付けて記憶部102に保存するようにしてもよい。また、指紋情報は必ずしも記憶部102に保存される必要はなく、例えば、通信部103を介して不図示の外部機器(サーバ等)に指紋情報が保存されるようにしてもよい。この場合、情報処理装置100は、後述する判定部108での指紋照合処理において、外部機器から指紋情報を取得し、指紋読取部107で読み取った指紋との照合を行う。更に、情報処理装置100での指紋情報の登録は、別の指紋読取装置で読み取った指紋情報を通信部103を介して取得することによって行ってもよい。
図3は、情報処理装置100で実行される指紋認証処理のフローチャートである。図3のフローチャートの各処理は、CPU101が、記憶部102に記憶されている所定のプログラムを実行し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。ステップS301においてCPU101は、操作入力部105が操作されたことを検知すると、指紋認証処理を開始する。
ステップS302においてCPU101は、ユーザの指がタッチパネル105aに触れたか否かを検知する。CPU101は、指がタッチパネル105aに触れたと判定するまでS302の判定を繰り返し(S302でNO)、指がタッチパネル105aに触れたと判定した場合(S302でYES)、処理をステップS303へ進める。ステップS303においてCPU101は、タッチパネル105aに触れた指の指紋を読み取る。なお、ステップS303の処理は、ステップS203の処理と同じであるので、その詳細についての説明は省略する。
ステップS304においてCPU101は、ステップS303で読み取った指紋と、登録済みの指紋(図2(a)のフローチャートの初期指紋登録処理で登録された指紋)とを照合する。続くステップS305においてCPU101は、判定部108を制御して、ステップS303で読み取った指紋が登録済みの指紋と合致するか否かを判定する。CPU101は、指紋同士が合致すると判定した場合(S305でYES)、処理をステップS306へ進め。指紋同士が合致しないと判定した場合(S305でNO)、処理をステップS302へ戻す。ステップS306においてCPU101は、指紋認証が成功したため、情報処理装置100の操作を許可し、指紋認証処理を終了する。これにより本処理は、終了となる。
なお、ステップS305の判定が「NO」となる場合には、初期指紋登録処理が実行されていない場合を含む。また、ステップS305の判定が「YES」とならない間は、情報処理装置100の使用は禁止された状態に維持される。そのため、不図示であるが、所定時間が経過してもステップS305の判定が「YES」とならない場合には、表示部110に警告メッセージ、或いは、登録した指紋に対応する指での操作をユーザに指示するメッセージが表示される構成とすることができる。
図4は、情報処理装置100の制御の第1実施形態に係るフローチャートである。図4のフローチャートの各処理は、CPU101が、記憶部102に記憶されている所定のプログラムを実行し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。ステップS401の実行前に、図2を参照して説明した指紋登録処理が実行されているものとする。
ステップS401においてCPU101は、指紋認証処理が成功したか否かを判定する。指紋認証処理については、図3のフローチャートを参照して説明した通りであるので、ここでの詳細な説明は省略する。CPU101は、指紋認証が成功していない(図3のフローチャートでステップS306へ処理が進まない)と判定した場合、ステップS401の判定を繰り返し、ステップS401の判定結果がYESとなるまで待機する。CPU101は、指紋認証が成功した(図3のフローチャートのステップS306が実行された)と判定した場合(S401でYES)、処理をステップS402へ進める。
ステップS402においてCPU101は、ステップS401の指紋認証で認証された指紋とは別の指紋の指がタッチパネル105aに触れたか否かを判定する。ここでは、指紋登録済みの指と指紋未登録の別の指の2本で情報処理装置100のタッチパネル105aが操作されるシーンを想定している。例えば、情報処理装置100の表示パネル104に画像が表示されている場合に、2本の指がタッチパネル105aに触れた状態で指同士の間隔を広げ(ピンチアウト)又は狭める(ピンチイン)ことで画像の拡大又は縮小を行うシーンを想定している。CPU101は、別の指がタッチパネル105aに触れていないと判定した場合(S402でNO)、ステップS402の判定を繰り返し、別の指がタッチパネル105aに触れていると判定した場合(S402でYES)、処理をステップS403へ進める。
ステップS403においてCPU101は、指紋登録済みの指が位置検出部106に触れているかを判定する。ステップS403での判定は、図3のフローチャートのステップS303〜S305に準じて行うことができるため、その詳細についての説明は省略する。CPU101は、ステップS401で認証された指紋の指がタッチパネル105aに触れていると判定した場合(S403でYES)、処理をステップS404へ進める。一方、CPU101は、ステップS401で認証された指紋の指がタッチパネル105aに触れていない(タッチパネル105aから離れた)と判定した場合(S403でNO)、処理をステップS405へ進める。
ステップS404においてCPU101は、指紋登録済みの指と指紋未登録の指の両方がタッチパネル105aに触れているため、情報処理装置100の使用を許可する。よって、続くステップS406においてCPU101は、タッチパネル105aに触れている指の動きに従う入力操作に基づき、情報処理装置100の動作を制御する。CPU101は、ステップS406の後、処理をステップS403へ戻す。一方、ステップS405においてCPU101は、指紋登録済みの指がタッチパネル105aに触れていないことを確認したため、タッチパネル105aに触れている指による操作を許可せず、その後、処理をステップS401へ戻す。ステップS405では、例えば、表示部110(表示パネル104)に操作不許可のメッセージを表示するようにしてもよい。また、情報処理装置100がスピーカを備えている場合には、警告音を鳴らすようにしてもよい。
なお、ステップS402の判定がNOとなった場合には、指紋認証に成功した指のみがタッチパネル105aに触れている状態となる。そこで、図4のフローチャートを、ステップS402の判定がNOとなった場合には、処理をステップS404へ進め、ステップS406の後に処理をステップS402へ戻すフローに変更してもよい。この場合、ステップS401での指紋認証に成功した指のみでタッチパネル105aが操作されている場合が包含されるフローとなる。
また、ここでは、指紋登録済みの指に加えて指紋未登録の1本の指がタッチパネル105aに触れている場合の処理について説明したが、指紋未登録の2本以上の指が同時にタッチパネル105aに触れている場合の処理も同様に行うことができる。つまり、指紋登録済みの指がタッチパネル105aに触れている状態であれば、指紋未登録の2本以上の指がタッチパネル105aに触れていても、情報処理装置100の操作は許可される。
上述の通り、図4のフローチャートに従う制御方法では、指紋登録済みの指がタッチパネル105aに触れている間は、指紋未登録の別の指がタッチパネル105aに触れていても、情報処理装置100に対するタッチパネル105aからの入力操作が許可される。一方で、指紋登録済みの指がタッチパネル105aから離れた場合には、指紋未登録の指によるタッチパネル105aを介した情報処理装置100に対する入力操作は許可されない。つまり、指紋登録済みのユーザ以外の人物が情報処理装置100を操作する場合には、指紋登録済みの指(真正のユーザの指)がタッチパネル105aに触れていることが必要となる。このような構成とすることにより、セキュリティ性を保持しつつ、操作性を向上させることができる。
ところで、タッチパネル105aを介して重要な入力操作を行う場面では、より高いセキュリティを確保するために、指紋登録済みの指による操作のみを許可する構成とすることが望ましい。例えば、WEB通販等を利用した商品購入の決済では、指紋登録済みのユーザの指での操作のみを許可することが望ましい。そこで、次に、指紋登録済みの指がタッチパネル105aに触れている場合であっても、指紋未登録の指での操作を不許可とする制御について説明する。
図5(a)は、情報処理装置100の制御の第2実施形態に係るフローチャートである。図5(a)のフローチャートの各処理は、CPU101が、記憶部102に記憶されている所定のプログラムを実行し、情報処理装置100の各部の動作を制御することにより実現される。なお、ステップS401の実行前に、図2を参照して説明した指紋登録処理が実行されているものとする。また、ユーザが情報処理装置100に対して適切な入力操作を行ったことにより、表示部110には、商品購入のための決済画面が表示されているものとする。図5(b)は、情報処理装置100の所定のメニューから商品購入を行う際の決済画面を模式的に示す図である。表示部110に表示されている「購入決済する」の領域に適切にタッチ操作(押下操作)が行われると決済処理が実行される。
そこで、ステップS501においてCPU101は、表示部110に表示された「購入決済する」の領域において、タッチパネル105aに指が触れたか否かを判定する。CPU101は、指が「購入決済する」の領域に触れたと判定するまでS501の判定を繰り返し(S302でNO)、指が「購入決済する」の領域に触れたと判定した場合(S501でYES)、処理をステップS502へ進める。続いて、ステップS502〜S503の処理が順次行われる。なお、ステップS502〜S503の処理は、図3のフローチャート(指紋認証処理)のステップS303〜S304の処理と同じであるので、ここでの説明を省略する。
ステップS504においてCPU101は、判定部108を制御して、ステップS503で読み取った指紋が登録済みの指紋と合致するか否かを判定する。CPU101は、指紋同士が合致すると判定した場合(S504でYES)、処理をステップS505へ進め。指紋同士が合致しないと判定した場合(S504でNO)、処理をステップS506へ進める。ステップS505においてCPU101は、指紋登録済みの指が「購入決済する」の領域に触れたこと確認されたため、ステップS501での操作を許可する。その結果、続くステップS507においてCPU101は、決済処理を実行し、これにより本処理は終了となる。一方、ステップS506においてCPU101は、指紋未登録の指が「購入決済する」の領域に触れていることが確定したため、ステップS501での操作を不許可とする。その結果、決済は実行されずに、本処理は終了となる。なお、ステップS506では、処理を終了するタイミングで、表示部110に「決済できません」等のメッセージを表示するようにしてもよく、警告音を鳴らすようにしてもよい。
なお、情報処理装置100に指紋登録済みの指でのみ操作要求を許可する制御は、上述のような商品の購入決済の場面に限定されるものではなく、各種の個人情報を入力する際に適用される。個人情報の入力の例としては、クレジットカード情報の入力、特定のWEBサイトへのログイン、インターネットバンキング(銀行口座からのWEB振り込みやWEB振替等)、ユーザの名前や住所等の入力等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。このように、重要な決定を行う場面では、指紋登録済みの指による入力操作のみを許可する制御を行うことにより、セキュリティを更に高めることができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、上記実施形態では、情報処理装置100として、スマートフォン等を想定して説明したが、本発明は、タッチパネルを備え、タッチパネルに対する指紋認証を行うことが可能な機器全般に適用することができる。本発明の適用が可能な具体的な電子機器としては、デジタルカメラ、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ(タブレットPC)、携帯電話、ポータブルゲーム機、ATM(現金自動預け払い機)等を挙げることができる。
本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
102 記憶部
104 表示パネル
105 操作入力部
105a タッチパネル
106 位置検出部
107 指紋読取部
108 判定部
110 表示部

Claims (7)

  1. タッチパネルに対する操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、
    タッチパネルに触れた指の指紋情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った指紋情報が登録済みの指紋情報と合致するかを判定する判定手段と、
    前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指紋情報が前記読取手段によって読み取られている間は、前記登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指により前記タッチパネルに対してなされた操作入力を許可する制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. タッチパネルに対する操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、
    タッチパネルに触れた指の指紋情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った指紋情報が登録済みの指紋情報と合致するかを判定する判定手段と、
    前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指紋情報が前記読取手段によって読み取られている間であっても、前記登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指により前記タッチパネルに対してなされた操作入力は許可せず、前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指による操作入力のみを許可する制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記指紋情報が登録されていないと判定される指での前記タッチパネルに対してなされた操作が個人情報の入力である場合に該操作を許可しないことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記読取手段は、前記タッチパネルに複数の指が触れたときにそれぞれの指の指紋情報を読み取り、
    前記判定手段は、前記読取手段が読み取った指紋情報ごとに前記登録済みの指紋情報と合致するかを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. タッチパネルに対する操作に応じた処理を実行する情報処理装置の制御方法であって、
    タッチパネルに指が触れたことを検出するステップと、
    前記タッチパネルに指が触れたことが検出されたときに前記タッチパネルに触れた指の指紋情報を読み取るステップと、
    前記読み取った指紋情報が登録済みの指紋情報と合致するかを判定するステップと、
    前記登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指が前記タッチパネルに触れている場合であっても、前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指が前記タッチパネルに触れている場合には、前記登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指により前記タッチパネルに対してなされた操作入力を許可するステップと、と有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. タッチパネルに対する操作に応じた処理を実行する情報処理装置の制御方法であって、
    タッチパネルに指が触れたことを検出するステップと、
    前記タッチパネルに指が触れたことが検出されたときに前記タッチパネルに触れた指の指紋情報を読み取るステップと、
    前記読み取った指紋情報が登録済みの指紋情報と合致するかを判定するステップと、
    前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指が前記タッチパネルに触れている場合であっても、前記登録済みの指紋情報と合致しないと判定される指での前記タッチパネルに対してなされた操作入力は許可せず、前記登録済みの指紋情報と合致すると判定される指による操作入力のみを許可するステップと、有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. コンピュータを請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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