JP2018060730A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】めくれ防止機能を低下させることなく、組み立て作業を容易に行うことが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】パネルPの取付孔Hに取り付けられるコネクタCであって、前記パネルPの板面20に密着可能なシール部材30と、前記シール部材30が装着される装着部16を有するハウジング10と、を備え、前記シール部材30が、外向きに突出する外向き突部38を有し、前記装着部16に、前記外向き突部38が収容される外向き孔部19が、前記パネルPへの取付方向に対して交差方向に凹み形成され、前記外向き孔部19の内部において外向き突部38の挿入方向に向かって片側に、前記外向き突部38と係止可能な係止段部22が突設されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、例えば下記特許文献1に記載されているように、パネルの取付孔に取り付けられるコネクタが知られている。このコネクタは、取付孔の周縁部に密着可能な環状をなすシール部材を備えている。シール部材の複数箇所には、径方向の外向きに突出した形態で突起部が設けられ、ハウジングには、突起部が通される穴部が貫通形成されている。突起部は、穴部を貫通した状態において穴部の周縁部に係止する係止爪を有している。係止爪が穴部の周縁部に係止することにより、突起部が抜け止めされ、シール部材のめくれあがりが防がれるようになっている。係止爪は、例えば下記特許文献2に記載されているように、突起部の全周に張り出して設けたものがある。
特開2004−6112号公報 特開2014−222602号公報
しかしながら、上記のような構成では、係止爪を押し潰して穴部に貫通させる作業が容易ではないため、コネクタの組み立て作業に時間がかかるという問題がある。かといって、係止爪を例えば周方向の一部のみにすると、係止爪の係止が解除されやすくなり、めくれ防止機能が低下する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、めくれ防止機能を低下させることなく、組み立て作業を容易に行うことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、パネルの取付孔に取り付けられるコネクタであって、前記パネルの板面に密着可能なシール部材と、前記シール部材が装着される装着部を有するハウジングと、を備え、前記シール部材が、外向きに突出する外向き突部を有し、前記装着部に、前記外向き突部が収容される外向き孔部が、前記パネルへの取付方向に対して交差方向に凹み形成され、前記外向き孔部の内部において前記外向き突部の挿入方向に向かって片側に、前記外向き突部と係止可能な係止段部が突設されているものである。
本発明によれば、外向き突部を外向き孔部に収容する際には、外向き孔部の内部において片側に突設された係止段部を乗り越えさせればよいから、従来に比してシール部材を容易に装着することができる。また、外向き突部は、外向き孔部の内部に収容されているから、係止段部との係止が解除される方向への変形が制限され、係止段部が片側のみであっても係止段部との係止状態が維持される。よって、めくれ防止機能を低下させることなく、組み立て作業を容易に行うことができる。
本実施例におけるコネクタを示す正面図 シール部材を示す正面図 シール部材を示す側面図 取付孔に取り付けられている状態のコネクタを示す断面図であって、図1のA−A位置における断面に相当する断面図 取付孔に取り付けられている状態を示すコネクタの一部拡大断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のコネクタは、前記シール部材が、内向きに突出する内向き突部を有し、前記装着部に、前記内向き突部が収容される内向き孔部が、前記交差方向に凹み形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、内向き突部が内向き孔部に収容されることにより、シール部材の内周側の浮き上がりが防止されるので、シール部材のめくれ防止機能をより高めることができる。
また、本発明のコネクタは、前記係止段部が、前記外向き孔部のうち前記外向き突部の挿入方向手前側の端部に位置しているものとしてもよい。このような構成によれば、係止段部が外向き孔部のうち外向き突部の挿入方向奥側に位置している場合に比して、外向き孔部への外向き突部の押し込み距離を短くすることができるから、シール部材を容易に装着することができる。
また、本発明のコネクタは、前記外向き突部と前記内向き突部との間に溝部が形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、シール部材を装着部に装着する際、外向き突部または内向き突部を溝部側に撓ませることができるから、シール部材をより容易に装着することができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるコネクタCは、パネルP(例えば自動車のボディやドアを構成するパネル等)の取付孔Hに、待ち受け状態で取り付けられるものである。以下、各構成部材において、図4における上側(コネクタCの相手側コネクタ50との嵌合面側)を前方として説明する。
コネクタCは、合成樹脂製のハウジング10と、ハウジング10に収容される端子金具Tと、取付孔Hの周縁部に密着可能なシール部材30とを備えている。
ハウジング10は、端子金具Tが保持される端子保持部11と、相手側コネクタ50が嵌合されるフード部12とを備えている。端子保持部11は縦長のブロック状をなし、フード部12は縦長の角筒状をなしている。なお、フード部12の内面のうち短手方向に対向する両面には、円柱状をなすカムピン13が突出形成されている。
端子金具Tは、周知の形態の雄型をなすものである。図4に示すように、端子金具Tが端子保持部11に保持されると、前端のタブがフード部12の奥面から前方に突出してフード部12の内部に収容される。コネクタCと相手側コネクタ50との正規嵌合状態では、相手側コネクタ50に保持された雌型の端子金具51と端子金具Tとが電気的に接続される。
フード部12の前端部には、図4に示すように、フード部12の後側の部分よりも一段外側に突出して、取付孔Hの周縁部と対向するフランジ部14が設けられてる。フランジ部14は、フード部12の全周にわたっている。
フランジ部14の前方には、取付孔Hの孔縁に係止可能な孔縁係止部15が設けられている。孔縁係止部15が取付孔Hの孔縁に係止することで、コネクタCがパネルPに対して待ち受け状態で取り付けられる。
ハウジング10には、シール部材30が装着される装着部16が設けられている。装着部16については、後ほど詳しく説明する。
シール部材30は、ゴム製であって、取付孔Hの周縁部に密着可能なシール本体部31を備えている。シール本体部31は、図2に示すように、縦長の枠状をなし、長手方向に延びる一対の第1縁部32と、短手方向に延びる一対の第2縁部33とを備えている。
シール本体部31の前面には、図4に示すように、取付孔Hの周縁部に弾性的に潰れて密着する密着突部34が突設されている。密着突部34は、シール本体部31の幅方向(内外方向)における中央部に、全周にわたって連続して形成されている。
シール本体部31の第2縁部33には、ハウジング10に係止可能な第1、第2係止突起35F,35Sが設けられている。第1、第2係止突起35F,35Sは、シール本体部31から外側に突出し、ハウジング10に貫通形成されている貫通孔17を貫通してハウジング10の外面に係止する。
第1、第2係止突起35F,35Sの突出端部には、貫通孔17の周縁部に係止可能な係止爪36が設けられている。係止爪36は、第1、第2係止突起35F,35Sの突出端部において側方(第1、第2係止突起35F,35Sの突出方向と交差する方向)に突出している。第1、第2係止突起35F,35Sの突出端部には、貫通孔17への挿入動作を案内する案内面37が形成されており、第1、第2係止突起35F,35Sの突出端部は、先細りの形状をなしている。
一対の第2縁部33のうち一方に設けられた第1係止突起35Fは、シール部材30がハウジング10に取り付けられた状態において、孔縁係止部15の両側に位置するように一対が設けられている(図1参照)。第1係止突起35Fの係止爪36は、図3に示すように、前後両側に突出している。
一対の第2縁部33のうち他方に設けられた第2係止突起35Sは、第2縁部33の延び方向における中央部に設けられている(図2参照)。第2係止突起35Sは、第1係止突起35Fに比して幅寸法(第2縁部33の延び方向と同方向の寸法)が若干大きくされている。第2縁部33の係止爪36は、図3に示すように、前側に突出している。
さて、シール部材30は、図3に示すように、シール本体部31から外向きに突出する外向き突部38を備えている。外向き突部38は、一対の第1縁部32の両方に設けられている。外向き突部38は、第1縁部32の長手方向の中央部に設けられ、各第1縁部32の略半分の長さ範囲にわたって第1縁部32に沿って連続した形態をなしている。
外向き突部38は、図5に示すように、第1縁部32から外側に突出して先端部が前方に曲がった鉤形状をなしている。外向き突部38のうち第1縁部32から外側に突出する部分(以後、突出部39と称する)は、シール本体部31の後面と面一状に突出し、前後方向に対して略直交している。外向き突部38のうち突出部39の先端部から前方に突出する部分(以後、引掛け部41と称する)は、突出部39の全幅(第1縁部32に沿う方向の全長)にわたって設けられている。
引掛け部41には、図5に示すように、後述する係止段部22に係止する引掛け面42が形成されている。引掛け面42は、内側から外側に向かって次第に前方に突出するように傾斜している。
シール部材30は、図2に示すように、シール本体部31から内向きに突出する内向き突部43を備えている。内向き突部43は、外向き突部38と同様、一対の第1縁部32の両方に設けられている。内向き突部43は、第1縁部32の長手方向の中央部に設けられ、第1縁部32の略半分の長さ範囲にわたって第1縁部32に沿って連続した形態をなしている。すなわち、内向き突部43は、外向き突部38と同じ範囲にわたり第1縁部32を間にして反対側に形成されている。内向き突部43の突出寸法は、図5に示すように、外向き突部38の突出寸法よりも小さくされ、内向き突部43の厚さ寸法(前後方向の寸法)は、外向き突部38の突出部39よりも大きく、引掛け部41を含む寸法と同等とされている。
シール本体部31の後面には、図5に示すように、外向き突部38と内向き突部43との間に溝部44が形成されている。溝部44は、シール本体部31の幅方向における中央部に、前方に凹んだ形態で設けられている。溝部44は、開放側(後側)から前方に向かって次第に幅寸法が小さくなっている。溝部44は、密着突部34の真後ろに位置し、第1縁部32の長手方向に延びている。
シール部材30が装着される装着部16は、図5に示すように、ハウジング10のフランジ部14に設けられている。装着部16は、シール本体部31が収容される本体収容溝18と、外向き突部38が収容される外向き孔部19と、内向き突部43が収容される内向き孔部26と、を有している。
本体収容溝18は、フランジ部14の全周にわたって形成され、前面側が開放されている。シール部材30の第1、第2係止突起35F,35Sが挿入される貫通孔17は、本体収容溝18からハウジング10の外面に貫通して設けられている。
外向き孔部19は、本体収容溝18から外方(パネルPへの取付方向に対して交差方向)に凹み形成されている。外向き孔部19は、本体収容溝18とハウジング10の外面(フード部12の外周面)とに貫通している。外向き孔部19には、外向き突部38の全体が収容される。
外向き孔部19の後面は、図5に示すように、外向き突部38の後面の全体に当接し、外向き突部38の後方への変位を防ぐ外側規制面21となっている。外側規制面21は、前後方向に対して略直交する面とされ、本体収容溝18の底面(後面)と段差なく連なっている。
外向き孔部19の内部には、図5に示すように、外向き突部38と係止可能な係止段部22が突設されている。係止段部22は、外向き孔部19の前側(外向き突部38の挿入方向に向かって片側)に設けられている。係止段部22は、外向き孔部19のうち内側(外向き突部38の挿入方向手前側)の端部に位置し、本体収容溝18の側面に沿って後方に突出している。
係止段部22のうち本体収容溝18に臨む面には、外向き突部38を外向き孔部19に誘い込む誘い込み面23が形成されている。誘い込み面23は、係止段部22の突出方向に向かって外側に傾く傾斜面とされている。
係止段部22には、図5に示すように、外向き突部38の引掛け部41が係止する係止受け面24が形成されている。係止受け面24は、係止段部22の突出方向に向かって内側に傾く傾斜面とされている。係止受け面24と引掛け面42とは同等の勾配とされ、内外方向に面当たりする。
外向き孔部19の前側には、図5に示すように、外向き突部38の引掛け部41を覆う外側覆い部25が設けられている。外側覆い部25は、係止段部22の外側に隣接して設けられている。外側覆い部25は、引掛け部41よりも外側まで突き出しており、引掛け部41の全体を覆っている。外向き孔部19のうち引掛け部41よりも外側には、外向き突部38が存在しない空き空間Sが形成される。空き空間Sは、引掛け部41の幅寸法(内外方向の寸法)と同等の幅寸法を有している。
内向き孔部26は、本体収容溝18から内方(パネルPへの取付方向に対して交差方向)に凹み形成されている。内向き孔部26は、図5に示すように、フード部12の内周面と本体収容溝18との間を内外方向に貫通している。内向き孔部26の幅寸法および前後方向の寸法は、外向き孔部19の同方向の寸法と同等とされている。内向き孔部26には、内向き突部43の全体が収容される。
内向き孔部26の前後両面は略平行であり、後面は、内向き突部43の後面に全体にわたって当接し、内向き突部43の後方への変位を規制する内側規制面27とされている。内側規制面27は、前後方向に対して略直交する面とされ、本体収容溝18の底面(後面)と段差なく連なっている。
内向き孔部26の前側には、図5に示すように、内向き突部43を覆う内側覆い部28が設けられている。内側覆い部28は、内向き突部43の全体を覆っている。
次に、本実施例のコネクタCにおいてシール部材30をハウジング10に取り付ける作業の一例を説明する。
まず、第1、第2係止突起35F,35Sの係止爪36を潰すようにして貫通孔17に挿入し、シール本体部31を本体収容溝18に入れ込むようにする。係止爪36は貫通孔17を貫通し、ハウジング10の外面に係止する。
また、外向き突部38と内向き突部43とを溝部44側に弾性変位させつつ本体収容溝18に入れ込み、シール本体部31を本体収容溝18に押し込む。すると、外向き突部38の引掛け部41が係止段部22の誘い込み面23に当接してその傾斜により外向き孔部19に誘い込まれ、引掛け部41が係止段部22を乗り越えて係止受け面24に係止した状態になる。内向き突部43は、内向き孔部26の位置(本体収容溝18の奥面)に至って外側に弾性復帰し、内向き孔部26に入り込む。こうして、外向き突部38および内向き突部43が外向き孔部19および内向き孔部26にそれぞれ収容される。
以上により、シール部材30をハウジング10に取り付ける作業が完了する。
ハウジング10に取り付けられたシール部材30は、第1、第2係止突起35F,35Sがハウジング10の貫通孔17に貫通係止していることにより、第2縁部33のめくれが防止される。
また、外向き突部38および内向き突部43が外向き孔部19および内向き孔部26にそれぞれ収容されていることにより、第1縁部32のめくれが防止される。詳しくは、外向き孔部19の係止段部22と外向き突部38の引掛け部41とが係止していることにより、外向き突部38の内方(本体収容溝18側)への抜け止めがなされる。さらに外向き突部38は、外側規制面21によって後方(引掛け部41と係止段部22との係止が解除される方向)への弾性変形が規制されているから、第1縁部32にめくれ方向の力が作用したとしても、引掛け部41と係止段部22との係止状態が維持される。また、内向き突部43が内向き孔部26に入り込んでいるから、第1縁部32の内周側においてもめくれが防がれる。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のコネクタCは、パネルPの取付孔Hに取り付けられるものであり、パネルPの板面20に密着可能なシール部材30を有し、ハウジング10には、シール部材30が装着される装着部16が設けられている。シール部材30は、外向きに突出する外向き突部38を有し、装着部16には、外向き突部38が収容される外向き孔部19が、外方に凹み形成されており、外向き孔部19の内部における前側には、外向き突部38と係止可能な係止段部22が突設されている。この構成によれば、外向き突部38を外向き孔部19に収容する際には、外向き孔部19の内部において片側に突設された係止段部22を乗り越えさせればよいから、従来に比してシール部材30を容易に装着することができる。また、外向き突部38は、外向き孔部19の内部に収容されているから、係止段部22との係止が解除される方向への変形が制限されるので、係止段部22が片側のみであっても係止段部22との係止状態が維持される。よって、めくれ防止機能を低下させることなく、組み立て作業を容易に行うことができる。
また、シール部材30が、内向きに突出する内向き突部43を有し、装着部16には、内向き突部43が収容される内向き孔部26が内方に凹み形成されている。この構成によれば、内向き突部43が内向き孔部26に収容されることにより、シール部材30の内周側の浮き上がりが防止されるので、シール部材30のめくれ防止機能をより高めることができる。
また、係止段部22が、外向き孔部19のうち外向き突部38の挿入方向手前側の端部に位置している。この構成によれば、係止段部が外向き孔部のうち外向き突部38の挿入方向奥側に位置している場合に比して、外向き孔部19への外向き突部38の押し込み距離を短くすることができるから、シール部材30を容易に装着することができる。
また、外向き突部38と内向き突部43との間に溝部44が形成されている。この構成によれば、シール部材30を装着部16に装着する際、外向き突部38または内向き突部43を溝部44側に撓ませることができるから、シール部材30をより容易に装着することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、シール部材30が第1、第2係止突起35F,35Sを有しているが、これに限らず、係止突起は必ずしも備えなくても良く、また例えば係止突起のかわりに外向き突部または内向き突部を設けてもよい。
(2)上記実施例では、シール部材30は縦長とされているが、これに限らず、シール部材の形状は任意の形状であってよい。
(3)上記実施例では、外向き孔部19に空き空間Sが形成されているが、これに限らず、例えば外向き孔部の全体に引掛け部が収まるようにしてもよい。
(4)上記実施例では、外向き孔部19がハウジング10の外面に貫通しているが、これに限らず、外向き孔部の外側端が閉じていてもよい。
(5)上記実施例では、内向き孔部26がハウジング10の内面に貫通しているが、これに限らず、内向き孔部の内側端が閉じていても良い。
(6)上記実施例では、係止段部22が、外向き孔部19のうち内側の端部に位置しているが、これに限らず、例えば係止段部を外向き孔部の中間部に設けても良い。
C…コネクタ
H…取付孔
P…パネル
10…ハウジング
16…装着部
19…外向き孔部
20…パネルの板面
22…係止段部
26…内向き孔部
30…シール部材
38…外向き突部
43…内向き突部
44…溝部

Claims (4)

  1. パネルの取付孔に取り付けられるコネクタであって、
    前記パネルの板面に密着可能なシール部材と、
    前記シール部材が装着される装着部を有するハウジングと、を備え、
    前記シール部材が、外向きに突出する外向き突部を有し、
    前記装着部に、前記外向き突部が収容される外向き孔部が、前記パネルへの取付方向に対して交差方向に凹み形成され、
    前記外向き孔部の内部において前記外向き突部の挿入方向に向かって片側に、前記外向き突部と係止可能な係止段部が突設されているコネクタ。
  2. 前記シール部材が、内向きに突出する内向き突部を有し、
    前記装着部に、前記内向き突部が収容される内向き孔部が、前記交差方向に凹み形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記係止段部が、前記外向き孔部のうち前記外向き突部の挿入方向手前側の端部に位置している請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記外向き突部と前記内向き突部との間に溝部が形成されている請求項2または請求項3に記載のコネクタ。
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WO2023112797A1 (ja) * 2021-12-14 2023-06-22 矢崎総業株式会社 コネクタ

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