JP2018052284A - 膝保護用エアバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】展開膨張時に、車体側部材によるベントホールの閉塞を抑制でき、かつ、ベントホールからの乗員側に向かうような膨張用ガスの排気を抑制可能な膝保護用エアバッグを提供すること。【解決手段】膨張完了時に車体側に配置される車体側パネル部27と、膨張完了時に乗員側に配置される乗員側パネル部28と、を、有するとともに、車体側パネル部と乗員側パネル部との外周縁27c,28b相互を結合させることにより、袋状とされる膝保護用エアバッグ26。エアバッグが、取付部30と保護膨張部40とを備える。車体側パネル部と乗員側パネル部とが、外周縁側に、外周縁相互を結合させた結合部48と、外周縁相互の非結合状態を維持した非結合部49と、を配設させて構成される。非結合部が、保護膨張部の領域に配置されて、内部に流入した余剰の膨張用ガスを排気可能なベントホール50L,50Rを、構成している。【選択図】図3

Description

本発明は、座席に着座した乗員の膝の前方に配設される収納部位に折り畳まれて収納されて、内部に膨張用ガスを流入させて、収納部位から上方に向かって突出するように展開しつつ、乗員の左右の膝を保護可能に膨張する構成の膝保護用エアバッグに関する。
従来、膝保護用エアバッグとしては、内部に流入した余剰の膨張用ガスを排気可能なベントホールを有する構成のものがあった(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2003−34215公報 特開2003−220920公報 特開2006−224776公報
しかし、上記特許文献1に記載の膝保護用エアバッグでは、ベントホールは、エアバッグを構成するパネル部自体に開口を設けて構成されるとともに、膨張完了時に、膨張している助手席用のエアバッグと接触する領域に、形成される構成であった。そのため、展開膨張途中において、助手席用のエアバッグと接触する場合もあり、膨張用ガスを円滑に排気できない場合があって、ベントホールによるガス排気量のチューニングが容易ではなかった。また、上記特許文献2及び3に記載の膝保護用エアバッグにおいても、ベントホールは、いずれも、エアバッグを構成するパネル部自体に開口を設けて構成されるとともに、膨張完了時に車体側部材側となる位置に配置される構成であることから、展開膨張途中において、車体側部材と接触した際に、膨張用ガスを円滑に排気できない場合が生じていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、展開膨張時に、車体側部材によるベントホールの閉塞を抑制でき、かつ、ベントホールからの乗員側に向かうような膨張用ガスの排気を抑制可能な膝保護用エアバッグを提供することを目的とする。
本発明に係る膝保護用エアバッグは、座席に着座した乗員の膝の前方に配設される収納部位に折り畳まれて収納されて、内部に膨張用ガスを流入させて、収納部位から上方に向かって突出するように展開しつつ、乗員の左右の膝を保護可能に膨張する構成とされ、
膨張完了時に車体側に配置される車体側パネル部と、膨張完了時に乗員側に配置される乗員側パネル部と、を、有するとともに、車体側パネル部と乗員側パネル部との外周縁相互を結合させることにより、袋状とされる膝保護用エアバッグであって、
膨張完了時の下端側に配置されて収納部位側に取り付けられる取付部と、膨張完了時に取付部から上方に延びるように配置されて乗員の膝から脛にかけてを保護する保護膨張部と、を備える構成とされ、
車体側パネル部と乗員側パネル部とが、外周縁側に、外周縁相互を結合させた結合部と、外周縁相互の非結合状態を維持した非結合部と、を配設させて構成され、
非結合部が、保護膨張部の領域に配置されて、内部に流入した余剰の膨張用ガスを排気可能なベントホールを、構成していることを特徴とする。
本発明の膝保護用エアバッグでは、ベントホールが、膨張完了時に乗員の膝から脛にかけてを保護する保護膨張部の領域に、配置される構成であることから、膨張完了後において乗員の膝を受け止めた際における内圧上昇時に、余剰の膨張用ガスをベントホールから排気させることにより、乗員の膝を円滑に保護することができる。そして、このベントホールは、車体側パネル部と乗員側パネル部との外周縁側に配置される構成であることから、展開膨張時に、車体側部材によって塞がれることを抑制でき、また、仮に、膨張完了前において乗員と接触して内圧を上昇させる場合にも、円滑に膨張用ガスを排気することができて、さらなる内圧上昇を抑制することができる。さらに、このベントホールは、膨張用ガスを、車体側パネル部若しくは乗員側パネル部に略沿わせるようにして、外部に排気させる構成であることから、膨張用ガスを、乗員側に向かうように排気することを、抑制できる。さらにまた、本発明の膝保護用エアバッグでは、ベントホールは、車体側パネル部と乗員側パネル部との外周縁相互の非結合状態を維持した非結合部から、構成されていることから、エアバッグの製造時において、車体側パネル部と乗員側パネル部との外周縁相互を結合させる結合部の形成時に、部分的に非結合の領域を残すことによって、同時にベントホール(非結合部)を形成することができ、また、ベントホールによるガス排気量のチューニングも、非結合部の幅寸法を変更することによって、容易に設定することができる。
したがって、本発明の膝保護用エアバッグでは、展開膨張時に、車体側部材によるベントホールの閉塞を抑制でき、かつ、ベントホールからの乗員側に向かうような膨張用ガスの排気を抑制することができる。
また、本発明の膝保護用エアバッグにおいて、ベントホールを、膨張完了時の保護膨張部の上部側となる位置に、形成する構成とすれば、エアバッグが折りを解消しつつ展開を略完了させるまで、ベントホールからの膨張用ガスの排気を抑制できることから、エアバッグを、迅速に膨張完了させることが可能となって、好ましい。
具体的には、ベントホールは、膨張完了時の上端付近における左右方向側の縁部に、形成してもよく、また、膨張完了時の上縁に、形成してもよい。
さらに、ベントホールは、左右方向側の縁部において、膨張完了時の上端から離れた位置に、形成してもよく、このような構成とする場合、例えば、通常着座位置よりも車体側に接近するようにして、近接乗員が着座している場合に、膨張するエアバッグが近接乗員と接触することとなっても、膨張途中のエアバッグのベントホールから膨張用ガスを排気させることができて、さらなる内圧上昇を抑制でき、近接乗員を必要以上に強く押圧することを抑制できて、好ましい。
本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグを使用した膝保護用エアバッグ装置の車両搭載状態を示す車両前後方向に沿った概略縦断面図である。 図1の膝保護用エアバッグ装置の車両左右方向に沿った概略拡大横断面図である。 本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグを平らに展開した状態を示す背面図である。 図3のエアバッグの正面図である。 図3のエアバッグの概略縦断面図であり、図3のV−V部位を示す。 図5において、取付部の部位を示す部分拡大断面図である。 図3のエアバッグの概略部分拡大縦断面図であり、図4のVII−VII部位を示す。 図3のエアバッグを構成する基材を示す平面図である。 図3のエアバッグ内に配置されるテザーを構成するテザー用基布を示す平面図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置において、エアバッグの膨張完了状態を示す車両前後方向に沿った概略縦断面図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置において、エアバッグの膨張完了状態を示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態である膝保護用エアバッグを平らに展開した状態を示す背面図である。 本発明のさらに他の実施形態である膝保護用エアバッグを平らに展開した状態を示す背面図である。 本発明のさらに他の実施形態である膝保護用エアバッグを平らに展開した状態を示す背面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態では、図1に示すように、助手席の前方に配置される膝保護用エアバッグ装置Sに使用される膝保護用エアバッグ(以下、単に「エアバッグ」と省略する)26を例に採り、説明をする。
実施形態の膝保護用エアバッグ装置Sは、助手席前方に配置されるグラブボックス1の下方に、配置されている。なお、本明細書における上下、左右、及び、前後の方向は、特に断らない限り、膝保護用エアバッグ装置Sを搭載させた車両の上下・前後・左右の方向に一致するものである。
膝保護用エアバッグ装置Sは、図1,2に示すように、折り畳まれたエアバッグ26と、エアバッグ26に膨張用ガスを供給するインフレーター17と、折り畳まれたエアバッグ26とインフレーター17とを収納する収納部位としてのケース7と、ケース7の突出用開口7aを覆うエアバッグカバー12と、を備えて構成されている。
収納部位としてのケース7は、図1,2に示すように、乗員MPの膝Kの前下方であって、グラブボックス1の下面側に配置されるもので、板金製として、実施形態の場合、下端側に、エアバッグ26を突出可能な突出用開口7aを配設させた略箱形状とされている。具体的には、ケース7は、長手方向を左右方向に略沿わせるとともに軸方向を上下方向に略沿わせた略四角筒形状の周壁部8と、周壁部8の上端側を塞ぐ略長方形板状の天井壁部9と、を備えて、周壁部8の下端側を、突出用開口7aとして構成されている。実施形態の場合、天井壁部9の前端近傍には、インフレーター17の取付ボルト23を挿通させるための取付穴(図符号省略)が、形成されている。また、ケース7の周壁部8において前後方向側で対向する壁部には、エアバッグカバー12の側壁部14を係止する係止爪部(図符号省略)が、左右方向に沿って複数個形成されている。また、周壁部8において右側に配置される壁部には、図2に示すように、インフレーター17の右端18b側を突出可能な貫通孔(図符号省略)が、形成されている。このケース7は、図1,10に示すように、グラブボックス1の前端下面側から下方に延びるブラケット4に連結されて、ボディ側に取り付けられる構成である。さらに、実施形態では、ケース7の後方側は、グラブボックス1から連なるように配置されるアンダーカバー3によって覆われている(図1,10参照)。
エアバッグカバー12は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等からなる合成樹脂製とされるもので、ケース7の突出用開口7aを覆うように、構成されている。具体的には、エアバッグカバー12は、突出用開口7aを覆うとともにエアバッグ26の展開膨張時に前方に向かって開き可能とされる1枚の扉部13と、扉部13の周縁から上方に延びてケース7の周壁部8の外周側を覆う側壁部14と、を備える構成とされている。側壁部14は、上述したごとく、周壁部8に形成される係止爪部(図符号省略)を用いて、ケース7の周壁部8に取り付けられている。
インフレーター17は、実施形態の場合、図2に示すように、外形形状を略円柱状とされる本体部18と、本体部18の外周面から突出する取付ボルト23と、を備える構成である。本体部18は、軸方向を左右方向側に略沿わせて構成されるもので、軸方向に沿った一端側(左端18a側)に、膨張用ガスを吐出させる複数のガス吐出口19を配置させ、ケース7から突出している他端側(右端18b側)に、エアバッグ作動回路から延びるリード線22を結線させたコネクタ21を接続させて構成されている。取付ボルト23は、本体部18の軸方向(左右方向)に沿って2箇所に、形成されている。そして、インフレーター17は、エアバッグ26の内部に収納された状態で、コネクタ21を接続させた右端18b側を周壁部8に形成される貫通孔を経てケース7外に露出させつつ、エアバッグ26から突出している取付ボルト23を、天井壁部9から突出させてナット24止めすることにより、エアバッグ26とともに、ケース7に取り付けられる構成である。
エアバッグ26は、収納部位としてのケース7に折り畳まれて収納されて、内部に膨張用ガスを流入させて、ケース7から上方に向かって突出するように展開しつつ、乗員MPの左右の膝Kを保護可能に膨張する構成とされている。詳細には、実施形態の場合、エアバッグ26は、図3〜7,10に示すように、膨張完了時の下端側に配置されてケース7に取り付けられる取付部30と、膨張完了時に取付部30から後上方に延びるように配置されて乗員MPの膝Kから脛Lにかけてを保護する保護膨張部40と、を備える構成である。また、実施形態の場合、エアバッグ26は、外形形状を略同一として構成されるとともに、膨張完了時にグラブボックス1側(車体側)に配置される車体側パネル部27と、膨張完了時に乗員MP側に配置される乗員側パネル部28と、を、有するとともに、この車体側パネル部27と乗員側パネル部28との外周縁27c,28b相互を結合させることにより、袋状とされている(図3〜5参照)。実施形態では、車体側パネル部27と乗員側パネル部28との外周縁27c,28b相互は、後述するごとく、外周結合部48(結合部)により、結合されている。
取付部30は、エアバッグ26の膨張完了時において、ケース7内とケース7の下方の領域とにおいて膨張する部位であり、平らに展開した形状を、前縁側を狭幅とした略台形状とされている。この取付部30における車体側パネル部27の部位には、インフレーター17の取付ボルト23を挿通可能な2つの取付孔27aと、インフレーター17の右端18b側の部位を挿通可能な挿通孔27bと、が、形成されている。また、実施形態の場合、取付部30内には、車体側パネル部27と乗員側パネル部28とを連結して、エアバッグ26の膨張完了時における車体側パネル部27と乗員側パネル部28との離隔距離を規制可能なテザー32が、配設されている。このテザー32は、左右方向に略沿って配置される帯状として構成されるもので、短手方向の両端側(膨張完了時における上端側と下端側)を、それぞれ、車体側パネル部27,乗員側パネル部28に、左右の略全域にわたって、縫合糸を用いて縫着されている。実施形態の場合、テザー32は、図9に示すように、略帯状のテザー用基布56を、短手方向側で二つ折りして構成されるもので、このテザー用基布56の折り返し線CL上に、取付ボルト23を挿通可能な2つの貫通孔32aを、配設させる構成である。また、テザー32には、インフレーター17から吐出される膨張用ガスを流出可能な開口部32b,32c,32dが、形成されている。左右方向の中央側に配置される開口部32bは、略楕円形状にテザー32を切り欠いて構成され、左右両端側に配置される開口部32c,32dは、略半楕円形状にテザー32を切り欠いて構成されている。
また、実施形態のエアバッグ26では、図4〜6に示すように、取付部30の後側における乗員側パネル部28側の部位に、補助膨張部34が、形成されている。この補助膨張部34は、エアバッグ26の膨張完了時に、ケース7の後側近傍となる位置において下方に突出するように配置されるもので(図10参照)、ケース7の突出用開口7aから一旦下方に向かって突出するように展開するエアバッグ26を、膨張完了時に、グラブボックス1の後面1aに沿わせつつ、保護膨張部40の先端(上端40a)を上方に向けるように配置させるために、エアバッグ26を屈曲させる起点として、配設されている。具体的には、この補助膨張部34は、乗員側パネル部28に余肉部28aを設け、この余肉部28aをつまむようにして形成されるもので、この余肉部28aの前後両端側からそれぞれ延びる区画テザー35,36の先端側を、相互に重ねて、車体側パネル部27に結合(縫着)させることにより、構成されている(図5,6参照)。すなわち、実施形態のエアバッグ26では、膨張完了時に、グラブボックス1から離れた側に配置される乗員側パネル部28が、補助膨張部34を構成する余肉部28aの分だけ、膜長を、車体側パネル部27より長く設定されるような態様となり、エアバッグ26は、車体側パネル部27において、余肉部28aの前後両端側から延びる区画テザー35,36の先端側を結合させている部位を起点として、膨張完了時に、屈曲されることとなる。
補助膨張部34は、左右方向側の幅寸法を、取付部30の前縁側の左右方向側の幅寸法より小さく設定されて、平らに展開した状態を略台形状として、部分的に突出するように、形成されている。また、前側に配置される区画テザー35は、左右方向側の幅寸法を、補助膨張部34の左右方向側の幅寸法と略一致させて構成され、後側に配置される区画テザー36は、前側の区画テザー35よりも左右方向側の幅寸法を大きく設定されて、エアバッグ26の左右の略全域にわたって配置されている。実施形態の場合、各区画テザー35,36は、それぞれ、後述するテザー用基布57,58を、短手方向側の中央で二つ折りして、構成されている。また、各区画テザー35,36には、膨張用ガスを流出させるガス流通孔35a,36aが、左右方向に沿って複数個ずつ、形成されている。実施形態のエアバッグ26では、乗員側パネル部28における補助膨張部34の左右両側の領域では、後述する本体用基布53の対向する縁部相互を直接縫着させて、乗員側パネル部28が構成されている(図4,7参照)。
保護膨張部40は、左右方向側の幅寸法を、助手席に着座した乗員MPの左右の膝Kを保護可能な寸法として、かつ、上下方向側の幅寸法を、膨張完了時の上端を膝Kより上方に位置させるような寸法に設定されて、膨張完了時に、グラブボックス1の後面1a側を覆って、助手席に着座した乗員MPの膝Kから脛Lにかけてを保護可能に構成されている。実施形態の場合、保護膨張部40は、内部に、車体側パネル部27と乗員側パネル部28とを連結して、膨張完了時の厚さを規制する厚さ規制テザー44,45を配設させることにより、膨張完了形状を略板状として構成されている。厚さ規制テザー44,45は、上下方向側で2個並設されるもので、それぞれ、左右方向に略沿うように、配設されている。実施形態の場合、各厚さ規制テザー44,45は、保護膨張部40の領域を左右の全域にわたって区画するように、形成されており、実施形態では、保護膨張部40は、厚さ規制テザー44より上側の領域を、乗員MPの膝Kを保護する膝保護領域41とし、厚さ規制テザー44より下側の領域を、乗員MPの脛Lを保護する脛保護領域42としている。厚さ規制テザー44,45は、後述するテザー用基布59,60を、短手方向側の中央で二つ折りして構成されている。また、厚さ規制テザー44,45には、膨張用ガスを流出させるガス流通孔44a,45aが、それぞれ、左右方向に沿って6個ずつ、形成されている。さらに、実施形態のエアバッグ26では、各厚さ規制テザー44,45は、エアバッグ26の膨張完了時に、水平方向に略沿って配置されるように(図10参照)、乗員側パネル部28側への結合部位を、車体側パネル部27側への結合部位よりも上端側に配置させて、構成されている。
エアバッグ26の外周縁側に配置される外周結合部48(結合部)は、車体側パネル部27と乗員側パネル部28との外周縁27c,28b相互を縫合糸を用いて縫着させることにより、形成されているもので、実施形態の場合、後述する本体用基布54を折り返すことにより形成される保護膨張部40の上縁40bを除いて、保護膨張部40と取付部30との外周縁に、連続的に形成されている(図3,4参照)。そして、詳細には、実施形態では、外周結合部48は、保護膨張部40の上縁40bとの間に隙間を設けるようにして、配置されている。換言すれば、実施形態のエアバッグ26では、保護膨張部40の上縁40b側に、外周縁27c,28b相互の非結合状態を維持した非結合部49が、配設される構成である。そして、実施形態のエアバッグ26では、この保護膨張部40の上縁40b側(エアバッグ26における膨張完了時の上部側)に配置される非結合部49が、保護膨張部40内に流入した余剰の膨張用ガスGを排気可能なベントホール50L,50Rを、構成している。実施形態の場合、ベントホール50L,50Rは、保護膨張部40の領域において、膨張完了時の上端40a付近における左右方向側の縁部となる位置に、形成されている。具体的には、実施形態のエアバッグ26では、外周結合部48は、図3,4に示すように、保護膨張部40の上縁40bとの間に隙間を設けるようにして、保護膨張部40の上縁40bから離れた下側に、端末48a,48bを設ける構成とされており、この保護膨張部40の上縁40bと外周結合部48の端末48a,48bとの間の隙間(非結合部49)が、ベントホール50L,50Rを、構成している。ベントホール50L,50Rは、開口時の開口面積の和を、厚さ規制テザー44に形成されるガス流通孔44aの開口面積の和より小さく設定されている。
すなわち、実施形態のエアバッグ26では、保護膨張部40において、厚さ規制テザー44より上側に配置される領域、換言すれば、膨張完了時に上端40a側に配置されて乗員MPの膝Kを保護する膝保護領域41の左縁41a側と右縁41b側とに、ベントホール50L,50Rが配置され、ベントホール50L,50Rは、膝保護領域41内に流入した余剰の膨張用ガスGを排気させる構成である。このベントホール50L,50R(非結合部49)は、実施形態の場合、左右対称形として、構成されている。また、ベントホール50L,50Rの周縁を構成する外周結合部48の端末48a,48bは、ベントホール50L,50Rからの膨張用ガスの排気時における応力集中による破損を抑制するために、略円弧状に湾曲されている(図3,4参照)。
実施形態の場合、エアバッグ26は、ポリエステル糸やポリアミド糸等の織布からなる基材を、所定形状に裁断し、縫合糸を用いて縫着させて、袋状に形成さている。エアバッグ26は、実施形態の場合、図8,9に示すように、エアバッグ26の車体側パネル部27及び乗員側パネル部28を構成する3枚の本体用基布52,53,54と、5枚のテザー用基布56,57,58,59,60と、から構成されている。
本体用基布52は、車体側パネル部27において、取付部30から保護膨張部40における上側の厚さ規制テザー44の配置領域まで(厚さ規制テザー44より下方の領域)を、構成している。本体用基布53は、乗員側パネル部28において、取付部30から保護膨張部40における上側の厚さ規制テザー44の配置領域まで(厚さ規制テザー44より下方の領域)を、構成している。この本体用基布53は、図8に示すように、上下の中央側に、補助膨張部34を構成する余肉部53aを配設させ、余肉部53aの左右両側の部位を、相互に分離させて構成されている。本体用基布54は、保護膨張部40において厚さ規制テザー44より上方の車体側パネル部27と乗員側パネル部28とを構成している。各テザー用基布56,57,58,59,60は、それぞれ、二つ折りされて、テザー32,区画テザー35,36,厚さ規制テザー44,45を構成している。
次に、実施形態の膝保護用エアバッグ装置Sの車両への搭載について述べる。まず、挿通孔27bから本体部18の右端18b側を突出させ、取付孔27aから取付ボルト23を突出させるようにして、エアバッグ26の内部にインフレーター17を収納させる。その後、エアバッグ26を、車体側パネル部27と乗員側パネル部28とを重ねるように平らに展開した状態から、膨張完了時の上縁側から車体側パネル部27側に巻くようにロール折りして、ケース7内に収納可能な大きさに折り畳み、折り畳まれたエアバッグ26の周囲を、折り崩れ防止用の破断可能な図示しないラッピング材によりくるむ。なお、エアバッグ26の左右方向側の幅寸法がケース7の左右方向側の幅寸法より大きい場合には、ロール折り後に、適宜、ケース7内に収納可能に右方向側の幅寸法を縮めるように、折り返す。このとき、インフレーター17の取付ボルト23や、本体部18の右端18b側は、ラッピング材から突出させておく。
次いで、インフレーター17の各取付ボルト23及び本体部18の右端18bを、ケース7から突出させるようにして、折り畳まれたエアバッグ26とインフレーター17とをケース7内に収納させる。その後、天井壁部9から突出している取付ボルト23にナット24を締結させて、インフレーター17とエアバッグ26とをケース7に取り付ける。その後、エアバッグカバー12をケース7に組み付ければ、エアバッグ組付体を形成することができる。そして、このエアバッグ組付体を、ブラケット4を用いてグラブボックス1の下面側に取り付け、同時に、エアバッグ作動回路から延びるリード線22を結線させたコネクタ21を、ケース7から突出しているインフレーター17の右端18b側に接続させ、アンダーカバー3を取り付ければ、膝保護用エアバッグ装置Sを車両に搭載することができる。
膝保護用エアバッグ装置Sの車両への搭載後、インフレーター17に作動信号が入力されれば、インフレーター17のガス吐出口19から膨張用ガスが吐出され、膨張用ガスが、エアバッグ26内に流入することとなる。そして、エアバッグ26は、膨張して図示しないラッピング材を破断させ、エアバッグカバー12の扉部13を押し開いて、ケース7の突出用開口7aから突出して、後上方に向かって展開しつつ、図1の二点鎖線及び図10,11に示すように、グラブボックス1の後面1a側を覆うように、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ26では、ベントホール50L,50Rが、膨張完了時に乗員MPの膝Kから脛Lにかけてを保護する保護膨張部40の領域に、配置される構成であることから、膨張完了後において乗員MPの膝Kを受け止めた際における内圧上昇時に、余剰の膨張用ガスGをベントホール50L,50Rから排気させることにより、乗員MPの膝Kを円滑に保護することができる。そして、このベントホール50L,50Rは、車体側パネル部27と乗員側パネル部28との外周縁27c,28b側に配置される構成であることから、展開膨張時に、車体側部材としてのグラブボックス1等によって塞がれることを抑制でき、また、仮に、膨張完了前において乗員MPと接触して内圧を上昇させる場合にも、円滑に膨張用ガスを排気することができて、さらなる内圧上昇を抑制することができる。さらに、このベントホール50L,50Rは、膨張用ガスGを、図11に示すように、車体側パネル部27若しくは乗員側パネル部28に略沿わせるようにして、外部に排気させる構成であることから、膨張用ガスGを、乗員MP側に向かうように排気することを、抑制できる。さらにまた、実施形態のエアバッグ26では、ベントホール50L,50Rは、車体側パネル部27と乗員側パネル部28との外周縁27c,28b相互の非結合状態を維持した非結合部49から、構成されていることから、エアバッグ26の製造時において、車体側パネル部27と乗員側パネル部28との外周縁27c,28b相互を結合させる外周結合部48の形成時に、部分的に非結合の領域を残すことによって、同時にベントホール50L,50R(非結合部49)を形成することができ、また、ベントホール50L,50Rによるガス排気量のチューニングも、非結合部49の幅寸法を変更することによって、容易に設定することができる。
したがって、実施形態のエアバッグ26では、展開膨張時に、車体側部材(グラブボックス1)によるベントホール50L,50Rの閉塞を抑制でき、かつ、ベントホール50L,50Rからの乗員MP側に向かうような膨張用ガスの排気を抑制することができる。
また、実施形態のエアバッグ26では、ベントホール50L,50Rを、膨張完了時の保護膨張部40の上部側、詳細には、上端40a側となる位置に、配置させる構成であることから、エアバッグ26が折りを解消しつつ展開を略完了させるまで、ベントホール50L,50Rからの膨張用ガスの排気を抑制できることから、エアバッグ26を、迅速に膨張完了させることができる。
さらに、実施形態では、エアバッグ26を構成する本体用基布54が、車体側パネル部27における上端側の領域から乗員側パネル部28における上端側の領域にかけてを構成していることから、外周結合部48が、保護膨張部40の上縁40bを除いた領域に配設される構成であり、ベントホール50L,50R(非結合部49)を、膝保護領域41の左縁41a側と右縁41b側とに配設させる構成である。しかしながら、図12に示すエアバッグ26Aのごとく、外周結合部62を保護膨張部40Aの上縁40bを含めて、全周にわたって配設させる構成の場合、保護膨張部40Aの上縁40b側に配置される上側部位63の左右両縁側に、非結合部64(ベントホール65L,65R)を配設させる構成としてもよい。このエアバッグ26Aにおいても、ベントホール65L,65Rの周縁を構成する上側部位63の端末63a,63bは、前述のエアバッグ26と同様に、略円弧状に湾曲されている。また、ベントホール65L,65R(非結合部64)は左右対称形とされている。また、図14に示すエアバッグ26Cのように、ベントホール78L,78Rを、保護膨張部40Cの上縁40bからは若干下方に離れた左右両縁側の領域に、配置させる構成としてもよい。図14に示すエアバッグ26Cでは、ベントホール78L,78Rは、外周結合部74において、保護膨張部40Cの左縁40c側と右縁40d側とにそれぞれ配置される左側部位75及び右側部位76の上端近傍となる領域を分断させるようにして配置される非結合部77から、構成されている。非結合部77は、保護膨張部40Cの上端40aから離れて、かつ、上側の厚さ規制テザー44よりも上方となる膝保護領域41Cに、部分的に形成されている。このエアバッグ26Cにおいても、ベントホール78L,78Rの周縁を構成する左側部位75の端末75a,75bと、右側部位76の端末76a,76bと、は、それぞれ、前述のエアバッグ26,26Aと同様に、略円弧状に湾曲されている。また、ベントホール78L,78Rは左右対称形とされている。
さらに、図13に示すエアバッグ26Bのごとく、ベントホール71L,71Rを、保護膨張部40Bにおいて、膨張完了時の上端から離れた領域に配置させる構成としてもよい。具体的には、図13に示すエアバッグ26Bでは、ベントホール71L,71Rは、脛保護領域42Bに配設される構成であり、外周結合部67において、保護膨張部40Bの左縁40c側と右縁40d側とにそれぞれ配置される左側部位68及び右側部位69の上下の中間部位に、配置される非結合部70から、構成されている。非結合部70は、保護膨張部40Bの上端40aから離れた脛保護領域42Bであって、詳細には、脛保護領域42Bの上部側となる厚さ規制テザー44,45間の領域に、部分的に形成されている。さらに、具体的には、ベントホール71L,71R(非結合部70)は、厚さ規制テザー44,45間における上側の領域に、配設されている。このエアバッグ26Bにおいても、ベントホール71L,71Rの周縁を構成する左側部位68の端末68a,68bと、右側部位69の端末69a,69bと、は、それぞれ、前述のエアバッグ26,26A,26Cと同様に、略円弧状に湾曲されている。また、ベントホール71L,71Rは左右対称形とされている。
このエアバッグ26Bでは、ベントホール71L,71Rが、保護膨張部40Bの上端側から離れた脛保護領域42Bに配置される構成であることから、例えば、通常着座位置よりも車体側(グラブボックス1)に接近するようにして、近接乗員が着座している場合に、折りを解消するように後上方に向かって突出するエアバッグ26Bが、膨張途中において、近接乗員の膝や脛と接触することとなっても、膨張途中のエアバッグ26Bのベントホール71L,71Rから膨張用ガスを排気させることができて、さらなる内圧上昇を抑制でき、近接乗員を必要以上に強く押圧することを抑制できる。なお、図13に示すエアバッグ26Bでは、ベントホール71L,71Rは、厚さ規制テザー44,45間の領域に配置されているが、ベントホールの配置位置は、保護膨張部の領域内であれば、これに限られるものではなく、例えば、区画テザー36と厚さ規制テザー45との間の領域に、配置させる構成としてもよい。
なお、実施形態のエアバッグ26,26A,26B,26Cでは、ベントホール50L,50R,65L,65R,71L,71R,78L,78R(非結合部49,64,70,77)は、左右方向の縁部側において、それぞれ、左右対称形となるように形成されているが、ベントホール(非結合部)の配置位置や大きさは、実施形態に限られるものではなく、左右対称の位置に配置させなくともよく、また、左右で大きさを異ならせたり、左右方向側のどちらか一方のみに配置させる構成としてもよい。また、ベントホール(非結合部)は、左右方向の中央側となる位置に配置させる構成としてもよい。しかしながら、エアバッグを左右にバランスよく迅速に膨張させる観点からは、ベントホールをを左右対称形に配置させることが好ましく、また、エアバッグを左右に幅広に迅速に展開膨張させる観点からは、ベントホールを左右方向の縁部側に配置させることが好ましい。
1…グラブボックス(車体側部材)、7…ケース(収納部位)、12…エアバッグカバー、17…インフレーター、26,26A,26B,26C…エアバッグ、26b…上端、27…車体側パネル部、27c…外周縁、28…乗員側パネル部、28b…外周縁、30…取付部、40,40A,40B,40C…保護膨張部、48…外周結合部、49…非結合部、50L,50R…ベントホール、62…外周結合部、64…非結合部、65L,65R…ベントホール、67…外周結合部、70…非結合部、71L,71R…ベントホール、74…外周結合部、77…非結合部、78L,78R…ベントホール、K…膝、L…脛、MP…乗員、S…膝保護用エアバッグ装置。

Claims (5)

  1. 座席に着座した乗員の膝の前方に配設される収納部位に折り畳まれて収納されて、内部に膨張用ガスを流入させて、前記収納部位から上方に向かって突出するように展開しつつ、前記乗員の左右の膝を保護可能に膨張する構成とされ、
    膨張完了時に車体側に配置される車体側パネル部と、膨張完了時に乗員側に配置される乗員側パネル部と、を、有するとともに、前記車体側パネル部と前記乗員側パネル部との外周縁相互を結合させることにより、袋状とされる膝保護用エアバッグであって、
    膨張完了時の下端側に配置されて前記収納部位側に取り付けられる取付部と、膨張完了時に該取付部から上方に延びるように配置されて前記乗員の前記膝から脛にかけてを保護する保護膨張部と、を備える構成とされ、
    前記車体側パネル部と前記乗員側パネル部とが、外周縁側に、外周縁相互を結合させた結合部と、外周縁相互の非結合状態を維持した非結合部と、を配設させて構成され、
    前記非結合部が、前記保護膨張部の領域に配置されて、内部に流入した余剰の膨張用ガスを排気可能なベントホールを、構成していることを特徴とする膝保護用エアバッグ。
  2. 前記ベントホールが、膨張完了時の前記保護膨張部の上部側となる位置に、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膝保護用エアバッグ。
  3. 前記ベントホールが、膨張完了時の上端付近における左右方向側の縁部に、形成されていることを特徴とする請求項2に記載の膝保護用エアバッグ。
  4. 前記ベントホールが、膨張完了時の上縁に、形成されていることを特徴とする請求項2に記載の膝保護用エアバッグ。
  5. 前記ベントホールが、左右方向側の縁部において、膨張完了時の上端から離れた位置に、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膝保護用エアバッグ。
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