JP2018050884A - 報知装置、報知方法及びプログラム - Google Patents

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英明 松田
将宏 織田
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将宏 織田
章吾 橋本
Shogo Hashimoto
章吾 橋本
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Hiroyuki Kato
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Abstract

【課題】 基準の運動データと被比較の運動データとの違い(運動の上達具合)を分かり易くユーザに把握させることが可能な報知を実現できるようすることである。
【解決手段】 制御部1は、基準運動データメモリ3cから基準の運動データと、運動検知部7からユーザの運動データ(被比較の運動データ)とを取得して比較した結果、基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声を音声出力部6から出力してその差分を報知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音声出力機能を備えた報知装置、報知方法及びプログラムに関する。
一般に、日頃の運動(スポーツ)の反復練習では、理想的な動作を真似ることが上達のコツであるといわれている。例えば、ゴルフのスイング運動は、アドレス、バックスイング、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュの一連の動作で、ゴルフスイングの始動から終了までの時間は、プロゴルファとアマチュアとでは大きな差があり、スイングの遅いアマチュアは、インパクト力も小さく、プロゴルファの理想的なスイング運動に対してスイングテンポが悪く、飛距離も出ないような所謂手打ちのスイングとなることが多い。このため、ユーザ(練習者)は、日頃の反復練習によってプロゴルファの理想的なスイング運動を真似るようにしているが、この練習用として、従来、ユーザのスイング動作に応じて音を出力することでゴルフスイングのフォームを音の有無によって報知するようにした技術が知られている(引用文献1参照)。
特開2011−000367号公報
上述した特許文献の技術にあっては、スイング動作に対応する音を聞きながらスイング練習を行うことで、自分のフォームがどのようなものかを把握することが可能となるが、お手本のスイング運動(基準の運動)に対してユーザのスイング運動との違い(ユーザの上達具合)までも把握することはできず、上達のスピードにも影響を与える、という問題があった。
本発明の課題は、運動の上達具合をユーザに分かり易く把握させることが可能な報知を実現できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
音声出力機能を備えた報知装置であって、
比較の基準となる運動データと被比較の対象となる運動データを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する比較手段と、
前記比較手段によって比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、運動の上達具合をユーザに分かり易く把握させることが可能な報知を実現することができる。
報知装置として適用したウェアラブル型の電子機器の使用例を説明するための図。 報知装置(ウェアラブル型電子機器)の基本的な構成を示したブロック図。 ゴルフのスイング動作中における運動検知部7の出力波形(角速度変化)を概念的に示したタイムチャート。 報知装置の特徴的な動作概要を示したフローチャート。 図4のステップA11(基準音声変更処理)を詳述するためのフローチャート。 第2実施形態において、報知装置が複数の別の筐体によって構成されていることを説明するための図。 第2実施形態において、報知装置を構成する本体装置10、センサ装置20、カメラ装置30の基本的な構成を示したブロック図。 第2実施形態において、センサ装置20の動作概要を示したフローチャート。 第2実施形態において、カメラ装置30の動作概要を示したフローチャート。 第2実施形態において、本体装置10の全体動作の動作概要を示したフローチャート。 図10のステップE6、つまり、運動動画の再生処理(運動分析報知処理)を詳述するためのフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、報知装置としてゴルフ練習用のウェアラブル型電子機器に適用した場合を例示したもので、図1は、このウェアラブル型電子機器(報知装置)の使用例を説明するための図である。
報知装置は、運動(ゴルフ練習)するユーザの人体に装着されるゴルフ練習用のウェアラブル型の電子機器であり、ゴルフのスイング練習中にそのスイング動作を分析してその分析結果をリアルタイムに報知するようにしたものである。報知装置には、その運動時に刻々変化する動作(スイング動作)を逐次検知する運動検知機能と、この運動検知機能によって検知されたスイング動作を分析(理想的又は目標とするスイング動作と比較)する運動分析機能と、この運動分析機能による分析結果(比較結果)を音声出力でユーザ(ゴルフ練習者)に報知する報知機能が備えられており、ゴルフ練習するユーザの所定位置、例えば、腰の中央部分(背骨付近)に着脱自在に装着される。なお、報知装置の装着部は、図示省略したが、例えば、ユーザのベルトや衣服などに係止したり、貼り付けたりするなど、容易に取り外れるようなことがなければ、その構成は任意である。
図2は、報知装置(ウェアラブル型の電子機器)1の基本的な構成を示したブロック図である。
報知装置は、ゴルフのスイング練習時において、ユーザが行ったスイングが、お手本のスイング動作と比べて、何が悪かったのかを音声出力によって報知するようにしたものである。すなわち、予め設定されている理想的又は目標とするスイング動作(例えば、プロゴルファのスイング動作など、スイング練習用としてお手本となるスイング動作)を示す運動データ(基準の運動データ)と、上述の運動検知機能によって検知されたユーザ(ゴルフ練習者)のスイング動作を示す運動データ(被比較の運動データ)とを、上述の運動分析機能によって分析(比較)し、その基準の運動データと被比較の運動データとの差分を、その基準の運動データに対応付けられている基準の音声データとの差異として認識させることが可能な音声データを、上述の報知機能から出力してその差分を報知するようにしたものである。
報知装置は、その構成要素として制御部1、電源部2、記憶部3、外部接続部4、操作部5、音声出力部6、運動検知部7を有する構成となっている。制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの報知装置の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションが格納されているプログラムメモリ3a、作業中のデータを一時記憶するワークメモリ3bの他に、基準運動データメモリ3c、基準音声データメモリ3dが設けられている。
基準運動データメモリ3cは、ゴルフのスイング練習用として、理想的又は目標とするスイング動作を示す運動データ、つまり、比較の基準となる運動データを記憶するメモリである。基準音声データメモリ3dは、基準の運動データに対応付けられた基準の音声データを記憶するメモリである。なお、この基準の音声データについては、後で詳述するが、基準の運動データの動作変化の習得を支援するためにその動作変化をユーザにとって分かり易く表現した音声データである。ワークメモリ3bは、上述した運動検知機能によって検知されたスイング動作を示す運動データ、つまり、被比較の対象となるユーザの運動データなどを一時記憶する作業用メモリである。
外部接続部4は、例えば、タブレット端末、スマートフォンなどの外部機器(図示省略)に無線接続、又は有線接続、若しくは記録メディアを介して接続されるもので、制御部1は、この外部機器から上述の基準の運動データと基準の音声データを、外部接続部4を介して取得して、対応する基準運動データメモリ3c、基準音声データメモリ3dに記憶させるようにしている。すなわち、上述の外部機器側には、多くのプロゴルファのスイング動作など、スイング練習のお手本が多数用意されており、制御部1は、そのお手本の中からユーザに合ったプロゴルファのスイング動作を基準の運動データとして選択的に取得して基準運動データメモリ3cに記憶させる。
また、制御部1は、上述の外部機器側において、スイング動作のお手本(基準の運動データ)に対応して予め用意されている多数の音声データの中から基準の運動データに応じて選択された音声データ、又は外部機器側で予めユーザ操作によって任意に作成された音声データを、基準の音声データとして取得して基準音声データメモリ3dに記憶させる。操作部5は、図示省略したが、電源のオン・オフを指示する電源スイッチ、運動分析報知の開始・終了を指示する運動スイッチ、出力音声の音量を調整するボリュームスイッチなどが備えられている。
音声出力部6は、スピーカ、増幅部、音声信号処理部(図示省略)などを備えた構成で、ユーザのスイング動作に合わせて基準の音声データを出力したり、この基準の音声データを変更した音声データを出力したりする。ここで、基準の音声データは、上述したように、予め基準の運動データに対応付けられている音声データであり、基準の運動データの動作変化の習得を支援するためにその動作変化をユーザにとって分かり易く表現した音声データ、つまり、理想的又は目標とするスイング運動(基準の運動データ)のリズムや強さ加減などをユーザが容易に真似られるように所定の言葉や音楽で表現された複数音から成る一連の音声データである。
すなわち、基準の音声データは、例えば、スイング動作の始動から終了まで、又はバックスイングからインパクトまでのスイング動作において、例えば、ゆっくりとしたリズムでスイングしたり、ダウンスイングをゆっくりとしたり、インパクトをスムーズにしたりする場合を把握しやすく表現するために、3拍子、又は4拍子のリズムや強さ加減などを所定の言葉(例えば、人や物の名前、フレーズなど)、又は音楽(例えば、曲の一部)に置き換えたものである。例えば、アドレス、バックスイング、トップまでの一連の動作に第1音から第3音を対応付け、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュまでの一連の動作に第4音から第6音を対応付けると共に、その第1音〜第6音によってリズムや強さ加減などを表現するようにしている。
制御部1は、この基準の運動データとユーザ(ゴルフ練習者)のスイング動作を示す運動データ(被比較の運動データ)とを特徴点(例えば、インパクト、トップ)毎に比較し、その比較結果に基づいて、両者が一致、又は所定の閾値未満の差であれば、その特徴点に対応付けられている基準の音声データを音声出力部6から出力させる。例えば、インパクトに基準の音声データの第3音が対応付けられていれば、この第3音をそのまま音声出力させるが、両者の特徴点に大きな差(所定の閾値以上の差)が有れば、その特徴点での差分を、この基準の運動データに対応付けられている基準の音声データとの差異として認識させることが可能な音声データを音声出力部6から出力させる。この場合、基準の音声データにおいて、動作の特徴点(例えば、インパクト)に対応する音声データの音高を変更したり、音量を変更したり、ノイズを付加したりして基準の音声データとの差異を認識可能な音声データを出力させる。すなわち、基準の運動データと被比較の運動データとの差分の大きさを、音高の差、音量の差、ノイズ付加の有無によって表現するようにしている。
運動検知部7は、ゴルフのスイング運動(アドレス、バックスイング、トップ、ダウンスイング、インパクトなどの一連の動作)を検知する角速度センサ(例えば、3軸のジャイロセンサ)を備え、このスイング運動中におけるユーザの腰(体幹)を軸として、スイング動作の回転方向において、ユーザの腰がどれだけの速さで回転しているのかを示す角速度を検知し、スイング動作の始動から終了までの角速度(回転速度)の変化を逐次出力するもので、この角速度変化は、ユーザ(練習者)の運動データ(被比較の運動データ)として制御部1に与えられる。
なお、ジャイロセンサは、スイング動作という高速動作に追従してその瞬間的な変化を検出することができたり、回転速度に比例する電圧変化によって角速度を検出したり、角速度を示す電圧値を時間で積分することによって回転角度を検出したりすることができるため、スイング動作を検知する運動検知部7として、本実施形態ではジャイロセンサを使用するようにしているが、これに限らず、ジャイロセンサと加速度センサとを組み合わせた構成としてもよく、センサをどこに取り付けるかに応じて、又は、何を検知するかに応じてそれに適したセンサを使用すればよい。例えば、運動検知部7をユーザの腕に装着する場合には、運動検知部7をジャイロセンサと加速度センサとを組み合わせたものとしてもよい。
図3は、ゴルフのスイング動作中における運動検知部7の出力波形(角速度変化)を概念的に示したタイムチャートである。
ここで、図中、横軸は、時間(t)を示し、縦軸は、角速度に応じた電圧値(v)を示したもので、運動検知部7の出力波形は、角速度変化に比例してその電圧値が逐次変化したものとなる。図示の例は、スイング運動(アドレスからフィニッシュまでの一連の動作)のうち、その特徴的な動作の一つであるインパクトを中心とした出力波形(角速度変化)を示し、図中、SDは、基準の運動データを表した運動波形データ、USは、被比較の運動データ(ユーザの運動データ)を表した運動波形データである。
基準の運動データSDと被比較の運動データUSとの特徴点(運動波形が大きく変化した点、図示の例ではインパクトの瞬間)において、基準の運動データSDに対して被比較の運動データUSは、そのタイミングが“x1”だけ遅れ、その角速度が“y1”だけ遅くなっている場合を示している。このように基準の運動データSDと被比較の運動データUSとの特徴点の間で、所定閾値以上の差分が発生すると、制御部1は、この差分の種類がタイミングであれば、その特徴点における基準の音声データの音高をその差分の大きさに応じて変更し、速度であれば、その音量をその差分の大きさに応じて変更するようにしている。
次に、第1実施形態における報知装置の動作概念を図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図4は、報知装置の特徴的な動作概要として、運動分析報知の開始・終了を指示する運動スイッチの操作によって運動分析報知の開始が指示された際に実行開始される動作を示したフローチャートである。ここで、基準運動データメモリ3c、基準音声データメモリ3dには、外部機器から予め取得した基準の運動データ、基準の音声データが記憶されているものとする。
まず、報知装置の制御部1は、基準運動データメモリ3cから基準の運動データを取得すると共に、基準音声データメモリ3dから基準の音声データを取得する(ステップA1)。そして、この取得した基準の運動データを分析してその特徴点を検出する(ステップA2)。例えば、アドレス〜フィニッシュの一連のスイング動作のうち、トップ、インパクトの2点をそのスイングの特徴点として検出する。なお、この特徴点の検出は、一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとする。次に、この複数の特徴点に合わせて基準の音声データ(所定の言葉や音楽)のリズムを設定する処理を行う(ステップA3)。すなわち、基準の音声データの各音を基準の運動データの特徴点などに対応付けることによって、例えば、スイングリズムが全体として3拍子、又は4拍子となるように、基準の音声データのリズムを設定する。なお、基準の運動データと基準の音声データとが1対1に対応付けられている場合に基準の音声データのリズムが設定済みであれば、このステップA3を省略するようにしてもよい。
このような準備動作が終ると、運動検知部7からユーザの運動データ(被比較の運動データ)を逐次取得する動作を開始(ステップA4)すると共に、この被比較の運動データを分析する動作を開始する(ステップA5)。ここで、運動検知部7の出力波形をリアルタイムに逐次分析しながらスイング動作が開始されたかを調べ、スイング動作が開始されるまで待機状態となる(ステップA6)。例えば、運動検知部7の出力波形が変化しない無変化状態(又は微細な変化状態)が所定時間継続した後、急激な変化を検出したときには、アドレスからバックスイングに移行した瞬間(スイング動作の開始)であると判断し(ステップA6でYES)、基準音声データメモリ3dから基準の音声データを読み出すと共に、その音声データを上述の設定リズムに合わせて音声出力部6から出力させる報知動作を開始させる(ステップA7)。
これによって運動検知部7からユーザの運動データ(被比較の運動データ)を逐次取得して分析する動作と、基準の音声データを読み出して音声出力部6から出力させる報知動作とは、スイング動作の開始のタイミングで同期するようになる。この場合、例えば、スイング動作の開始から最初の特徴点が検出されるまでのスイング動作に、基準の音声データの第1音と第2音が対応付けられていれば、この第1音と第2音の基準の音声データがスイング動作の開始から最初の特徴点が検出されるまでの間にそのまま音声出力される。
以下、被比較の運動データをリアルタイムに分析しながら所定の特徴点を検出する処理を行う(ステップA8)。例えば、運動検知部7の出力波形が瞬間的に大きく変化した場合には、その変化の最上点をインパクトの瞬間(特徴点)として検出する。このとき、所定の特徴点を検出しなければ(ステップA9でNO)、スイング動作は終了したかを調べるためにステップA13に移るが、いずれかの特徴点を検出したときには(ステップA9でYES)、基準の運動データと被比較の運動データとの特徴点を比較し(ステップA10)、その比較結果に基づいて基準の音声データを変更する基準音声変更処理に移る(ステップA11)。
図5は、基準音声変更処理(図4のステップA11)を詳述するためのフローチャートである。
まず、制御部1は、基準の運動データと被比較の運動データとの特徴点において、そのタイミングが所定の閾値以上ずれているかを調べ(ステップB1)、そのタイミングがずれていなければ、又は所定の閾値未満のずれであれば(ステップB1でNO)、次のステップB3に移るが、タイミングが所定の閾値以上ずれていれば(ステップB1でYES)、その特徴点に対応付けられている基準の音声データの音高を、そのタイミングのずれ量に応じて変更する(ステップB2)。
例えば、図3に示したように基準の運動データSDに対して被比較の運動データUSのタイミングが所定の閾値以上遅れている場合には、そのタイミングのずれ量“x1”に応じて基準の音声データの特徴点の音高が低くなるような変更を行うが、逆に、タイミングが所定の閾値以上、早い場合には、そのずれ量に応じて基準の音声データの特徴点の音高が高くなるような変更を行う。その後、ステップB3に移る。この場合、タイミングのずれ量(レベル)に応じて音高を段階的に変更するようにしてもよい。
このステップB3では、基準の運動データと被比較の運動データとの特徴点において、その速度(角速度)に所定の閾値以上のずれがあるかを調べ、その特徴点で角速度のずれがなければ、又は所定の閾値未満のずれであれば、(ステップB3でNO)、次のステップB5に移るが、角速度に所定の閾値以上のずれがあれば(ステップB3でYES)、その特徴点の基準の音声データの音量をその角速度のずれ量に応じて変更する(ステップB4)。例えば、図3に示したように基準の運動データSDに対して被比較の運動データUSの角速度が遅い場合には、そのずれ量“y1”に応じて基準の音声データの特徴点の音量を下げる変更を行うが、角速度が速い場合には、基準の音声データの特徴点の音量を上げる変更を行う。その後、ステップB5に移る。この場合、角速度のずれ量(レベル)に応じて音量を段階的に変更するようにしてもよい。
このステップB5では、基準の運動データと被比較の運動データとの特徴点において、角速度を示す電圧値を時間によって積分することによって角度(回転角度)を検出し、この角度に所定の閾値以上のずれ(違い)が有るかを調べる。例えば、バックスイングのトップ(特徴点)での腰の回転角度をユーザの姿勢として検出し、この角度(姿勢)を比較して両者の違いを調べ、その角度に違いなければ、又は所定の閾値未満の違いであれば(ステップB5でNO)、この図5のフローから抜けるが、角度に所定の閾値以上の違いがあれば(ステップB5でYES)、その特徴点の基準の音声データにノイズを付加する変更を行う(ステップB6)。その後、この図5のフローから抜ける。
このような音声変更処理(図4のステップA11)が終了すると、次のステップA12に移り、変更音声報知処理を行う。ここで、上述の基準音声変更処理において、制御部1は、基準の運動データと被比較の運動データとの特徴点を比較した結果、両者に所定の閾値以上の差がなければ、つまり、タイミング、速度、角度のいずれにも大きな差が無ければ(ユーザのスイング動作が理想的であれば)、基準の音声データを変更せずにそのまま音声出力部6から出力されるが、そのいずれか一つでも大きな差が有れば、その種類(タイミング、速度、角度)に応じて基準の音声データを変更した音声データが音声出力部6から出力される。
その後、ステップA13に移り、運動検知部7の出力波形をリアルタイムに逐次分析しながらスイング動作が終了したかを調べる。ここで、インパクト検出後に、運動検知部7の出力波形が徐々に減衰して無変化状態に近くなったことを検出すると、インパクトからフィニッシュに移行(スイング動作の終了)と判断するが、スイング動作の終了を検出しなければ(ステップA13でNO)、次の特徴点を検出する処理(ステップA8)に戻る。いま、スイング動作の終了を検出すると(ステップA13でYES)、上述の運動スイッチによって運動分析報知の終了が指示されたかを調べる(ステップA14)。ここで、報知の終了が指示されなければ(ステップA14でNO)、上述のステップA6に戻り、次のスイングが開始されるまで待機状態となる。以下、報知の終了が指示されるまで上述の動作を繰り返す。
以上のように、第1実施形態において制御部1は、基準の運動データと被比較の運動データとを取得して比較した結果、基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知するようにしたので、運動を妨げることなく、基準の運動データと被比較の運動データとの違い(運動の上達具合)を分かり易くユーザに把握させることが可能な報知を実現することができる。
制御部1は、基準の運動データと被比較の運動データとの差分を、その基準の運動データに対応付けられている基準の音声データとの差異として認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知するようにしたので、ユーザにあっては、基準の運動データと被比較の運動データとの差分を基準の音声データとの差異として認識することができる。
基準の運動データは、理想的又は目標とする動作を示す運動データ(例えば、プロゴルファなどのお手本のスイング動作)であり、被比較の運動データは、運動検知部7によって逐次検知されたユーザの運動データであり、制御部1は、理想的又は目標とする運動データとユーザの運動データとの動作変化を比較してその差分を求めるようにしたので、ユーザにあっては、プロゴルファなどのお手本のスイング動作を容易に真似ることが可能なスイング練習を行うことができる。
制御部1は、基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較してその特徴点での差分を求めるようにしたので、ユーザにあっては特徴点での差分報知で上達のコツを掴むことが可能となる。
基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較してその特徴点での差分として、タイミングの差、速度の差、姿勢の差を求めるようにしたので、運動データを適切に比較することができる。
基準の音声データは、基準の運動データの動作変化の習得を支援するためにそのリズム、強さ加減をユーザが容易に真似ることができるように表現された音声データであり、制御部1は、基準の運動データを取得する際に、その基準の運動データと共に基準の音声データを取得するようにしたので、基準の運動データに対応する基準の音声データを使用した差分報知を行うことができ、基準の運動データの動作変化を習得するのに適したものとなる。
基準の音声データは、ユーザ操作によって任意に作成された音声データであるので、基準の運動を習得する際に、ユーザの好みにあった音声データを使用することができる。
制御部1は、音声出力による差分報知を行う際に、基準の運動データと被比較の運動データとの差分に応じて、段階的に基準の音声データを変更した音声データを出力するように構成したので、ユーザにあっては出力音声と基準の音声との差異を容易に認識することが可能となる。また、基準の運動データと被比較の運動データとの差分に応じた変更処理は、例えば無限段階で差分の大きさに応じて報知態様の変更処理を行っても良い。この構成により、ユーザは出力音声と基準の音声との差異を容易且つ詳細に認識することが可能となる。
制御部1は、基準の音声データを変更する場合に、少なくとも音高、音量のいずれかを変更、又はノイズを付加するようにしたので、ユーザにあっては出力音声と基準の音声との差異を更に容易に認識することが可能となる。
(変形例1)
上述した第1実施形態においては、外部機器側でユーザ操作によって任意に作成された基準の音声データを報知装置側に取り込むようにしたが、報知装置側にデータ作成機能を備えておけば、報知装置側で基準の音声データをユーザが任意に作成して記憶するようにしてもよい。また、製品の出荷時点で報知装置側に基準の運動データ及び基準の音声データを記憶されていてもよい。この場合、報知装置側に多種類の基準の運動データ及び基準の音声データが記憶されている場合に、その中からユーザ操作によって任意に選択された基準の運動データ及び基準の音声データを使用して差分報知を行うようにしてもよい。更に、報知装置は、基準の運動データ及び基準の音声データを常駐的に記憶しておかず、スイング練習時に外部機器との通信を開始して、基準の運動データ及び基準の音声データを受信取得するようにしてもよい。
その他、上述した第1実施形態においては、一連のスイング動作のうち、トップ、インパクトの2点をそのスイングの特徴点として検出するようにしたが、例えば、バックスイング、フォロースルーの中間点なども含めて特徴点とするようにしてもよい。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図6〜図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、ゴルフのスイング練習中にそのスイング動作を分析してその分析結果をリアルタイムに報知するようにしたが、この第2実施形態においては、スイング練習の終了後にそのスイング練習を撮影した動画像を再生しながらそのスイングを分析してその分析結果を報知するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図6は、第2実施形態において、報知装置が複数の別の筐体によって構成されていることを説明するための図である。
報知装置は、別々の筐体として本体装置10とセンサ装置20とカメラ装置30とからなるもので、本体装置10は、個人向けの情報通信機器であるタブレット端末などであり、上述した第1実施形態と同様に基準の運動データと被比較の運動データを比較してその比較結果に応じた報知を行う機能を有している。センサ装置20は、ゴルフの一連のスイング運動の角速度(回転速度)の変化を検出して本体装置10に逐次送信する機能を有し、カメラ装置30は、スイング運動中のユーザを動画撮影して本体装置10に逐次送信する機能を有している。なお、本体装置10とセンサ装置20との通信、及び本体装置10とカメラ装置30との通信は、例えば、無線LAN(Local Area Network)、又はBluetooth(登録商標)規格の通信を利用して近距離通信、又はインターネットなどを介して広域通信を行うようにしている。
図7は、報知装置を構成する本体装置10、センサ装置20、カメラ装置30の基本的な構成を示したブロック図である。
本体装置10は、ユーザのスイング練習中に、センサ装置20によって検知されたユーザの運動データ(被比較の運動データ)を受信すると共に、カメラ装置30によって撮影されたユーザの動画像データを受信して、このユーザの運動データと動画像データを対応付けて記録保存するようにしている。そして、本体装置10は、スイング練習の動画再生がユーザ操作によって指示されると、その動画再生を開始するが、その際、この動画再生に同期して対応するユーザの運動データ(被比較の運動データ)を読み出し、この被比較の運動データと基準の運動データとの比較結果を報知する動作を開始するようにしている。
本体装置10は、制御部11、電源部12、記憶部13、操作部14、通信部15、音声出力部16を有する構成で、制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの本体装置10の全体動作を制御する。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、記録メディアなどを有する構成で、本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションが格納されているプログラムメモリ13a、ワークメモリ13b、基準運動データメモリ13c、基準音声データメモリ13dが設けられている。
基準運動データメモリ13cは、上述した第1実施形態と同様に、お手本のスイング動作を示す運動データ(基準の運動データ)を記憶するメモリであるが、第2実施形態においては、ユーザ毎にお手本が異なることを考慮して、ユーザ別に基準の運動データを記憶するようにしている。また、同一のユーザであっても使用するゴルフクラブの種類に応じてスイング動作が異なることを考慮して、クラブ別に基準の運動データを記憶するようにしている。ユーザ別及びクラブ別に基準の運動データを複数記憶する構成となっている。
基準音声データメモリ13dは、上述した第1実施形態と同様に、基準の運動データに対応付けて、そのスイングリズムなどを所定の言葉や音楽に置き換えた音声データを記憶するメモリであるが、第2実施形態においては、ユーザ別及びクラブ別の基準の運動データに対応して、基準の音声データを記憶する構成となっている。操作部14には、動画再生の開始、終了を指示する再生キーなどが備えられている。音声出力部16は、スピーカ、増幅部、音声信号処理部などを備え、ユーザのスイング動作に合わせて基準の音声データを出力したり、この基準の音声データを変更した音声データを出力したりする。
センサ装置20は、上述した第1実施形態と同様に、ユーザの腰の中央部分(背骨付近)に着脱自在に装着可能なものであるが、基準の運動データと被比較の運動データを比較してその比較結果に応じた報知を行う機能を備えず、被比較の運動データを検知する機能を主体とするもので、第1実施形態に比べて小型軽量で廉価なものとなっている。センサ装置20は、制御部21、電源部22、記憶部23、操作部24、通信部25、運動検知部26、時計部27を有する構成で、操作部24には、電源のオン・オフを指示する電源スイッチ、運動検出の開始・終了を指示する検出スイッチなどが備えられている。運動検知部26は、第1実施形態と同様に、スイング運動中におけるユーザの腰(体幹)を軸として、スイング動作の回転方向においてその角速度を検知してユーザの運動データとして制御部21に与えるもので、制御部21は、運動検知部26からの運動データを、通信部25を介して本体装置10に逐次送信する。時計部27は、日時情報として、例えば、1/100秒までを計時可能なもので、この計時情報は、ユーザの運動データにタイムスタンプとして逐次付加される。
カメラ装置30は、制御部31、電源部32、記憶部33、操作部34、通信部35、撮像部36、時計部37を有する構成で、操作部34には、電源のオン・オフを指示する電源スイッチ、動画撮影の開始・終了を指示する撮影スイッチなどが備えられている。撮像部36は、被写体を高精細に動画撮影が可能なもので、レンズユニット、撮像素子などを備え、この撮像素子によって光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、デジタル信号に変換されると共に、所定の画像処理が施された後、制御部31に与えるもので、制御部31は、撮像部36からの動画像データを、通信部35を介して本体装置10に逐次送信する。時計部37は、日時情報として、例えば、1/100秒までを計時可能なもので、この計時情報は、ユーザの動画像データにタイムスタンプとして逐次付加される。
図8は、センサ装置20の動作概要を示したフローチャートである。
まず、センサ装置20の制御部21は、上述の検出スイッチが操作されて検出開始が指示されると(ステップC1でYES)、時計部27から現在の計時情報を取得(ステップC2)すると共に、運動検知部26から運動データを逐次取得し(ステップC3)、この運動データに計時情報をタイムスタンプとして付加して、本体装置10に逐次送信する(ステップC4)。そして、上述の検出スイッチが操作されて検出終了が指示されたかを調べ(ステップC5)検出終了が指示されなければ(ステップC5でNO)、上述のステップC3に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
図9は、カメラ装置30の動作概要を示したフローチャートである。
まず、カメラ装置30の制御部31は、上述の撮影スイッチが操作されて撮影開始が指示されると(ステップD1でYES)、時計部37から現在の計時情報を取得(ステップD2)すると共に、撮像部36から動画像データを逐次取得し(ステップD3)、この動画像データに計時情報をタイムスタンプとして付加して、本体装置10に逐次送信する(ステップD4)。そして、上述の撮影スイッチが操作されて検出終了が指示されたかを調べ(ステップD5)、撮影終了が指示されなければ(ステップD5でNO)、上述のステップD3に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
図10は、本体装置10の全体動作の動作概要を示したフローチャートである。
まず、本体装置10の制御部11は、センサ装置20からユーザの運動データを受信したかを調べたり(ステップE1)、カメラ装置30からユーザの動画像データを受信したかを調べたり(ステップE3)、動画像データの再生開始を指示する操作が行われたかを調べたりする(ステップE5)。いま、その他の操作が行われた場合には(ステップE5でNO)、例えば、外部から供給された基準動作データを基準運動データメモリ13cに記憶させたり、ユーザ操作によって入力作成された基準の音声データを基準音声データメモリ13dに記憶させたりする処理など、操作に応じた処理を行う(ステップE7)。
いま、センサ装置20からユーザの運動データ(被比較の運動データ)を受信すると(ステップE1でYES)、この運動データ(タイムスタンプ付の運動データ)を記憶部13の記録メディア(図示省略)に記録保存させる(ステップE2)。また、カメラ装置30からユーザが運動している動画像データを受信すると(ステップE3でYES)、この動画像データ(タイムスタンプ付の動画像データ)を記憶部13の記録メディアに記録保存させる(ステップE4)。この場合、ユーザの運動データ(被比較の運動データ)と動画像データとを対応付けて記録保存するようにしている。このように運動の動画像データが保存されている状態において、その再生の開始が指示されると(ステップE5でYES)、その動画像を再生する処理(運動分析報知処理)に移る(ステップE6)。
図11は、図10のステップE6、つまり、動画像の再生処理(運動分析報知処理)を詳述するためのフローチャートである。
まず、本体装置10の制御部11は、再生対象としてユーザ指定された動画像データを取得し(ステップF1)、その動画像データを解析して人物(ユーザ:ゴルフ練習者)を認識すると共に、そのユーザが使用しているゴルフクラブの種類を認識する処理を行う(ステップF2)。そして、認識したユーザと使用クラブに基づいて基準運動データメモリ13cを検索し、該当する基準の運動データを取得すると共に、この運動データに基づいて基準音声データメモリ13dから基準の音声データを取得する(ステップF3)。
次に、上述した第1実施形態と同様に、取得した基準の運動データを分析して、その特徴点の検出し(ステップF4)、この検出した特徴点に合わせて基準の音声データ(所定の言葉や音楽)のリズムを設定する処理を行う(ステップF5)。このような準備動作が終ると、再生対象の動画像データを再生する動作を開始(ステップF6)すると共に、この動画像データに対応付けられているユーザの運動データ(被比較の運動データ)を分析する動作を動画再生に同期して開始する(ステップF7)。この場合、ユーザの動画像データとユーザの運動データにはタイムスタンプが付加されているので、タイムスタンプを合わせることによって両データを同期させるようにしている。この場合、動画再生と運動データの分析とを1/100秒単位で同期させることができる。
次に、この被比較の運動データを分析することによってスイング動作(急激に出力波形が変化する動作)が開始されたかを調べ、スイング動作が開始されるまで待機状態となる(ステップF8)。ここで、スイング動作の開始を検出すると(ステップF8でYES)、基準音声データメモリ13dから基準の音声データを読み出し、この音声データを上述の設定リズムに合わせて音声出力部16から出力させる報知動作を開始させる(ステップF9)。そして、被比較の運動データを分析しながら所定の特徴点を検出する処理を行う(ステップF10)。
その結果、特徴点を検出しなければ(ステップF11でNO)、スイング動作は終了したかを調べるステップF15に移るが、特徴点を検出したときには(ステップF11でYES)、基準の運動データと被比較の運動データとの特徴点を比較し(ステップF12)、その比較結果に基づいて基準の音声データを変更する基準音声変更処理を実行して(ステップF13)、変更音声報知処理(ステップF14)に移る。なお、この基準音声変更処理(ステップF13)及び変更音声報知処理(ステップF14)は、上述した第1実施形態と同様であるので、その説明は省略するものとする。
その後、ステップF15に移り、運動データを分析した結果、スイング動作が終了したかを調べる。いま、スイング動作の終了を検出しなければ(ステップF15でNO)、次の特徴点を検出する処理(ステップF10)に戻るが、スイング動作の終了を検出すると(ステップF15でYES)、上述の再生キーによって動画再生の終了が指示されたかを調べる(ステップF16)。ここで、再生の終了が指示されなければ(ステップF16でNO)、上述のステップF8に戻り、次のスイングが開始されるまで待機状態となる。以下、再生の終了が指示されるまで上述の動作を繰り返すが、再生終了が指示されると(ステップF16でYES)、動画再生を終了させる(ステップF17)。
以上のように、第2実施形態において本体装置10は、センサ装置20から運動する人物の運動データを被比較の運動データとして取得すると共に、カメラ装置30から運動する人物を撮影した人物画像を取得し、更に、この人物画像を解析してその人物を特定してその人物に対応付けられている基準の運動データを取得し、この基準の運動データと被比較の運動データとを比較するようにしたので、人物に適した基準の運動データを使用した差分報知が可能となり、差分報知がより適切なものとなる。
本体装置10は、カメラ装置30から取得した人物画像を解析してその人物が運動で使用している道具を特定し、その使用道具に対応付けられている基準の運動データを取得し、この基準の運動データと被比較の運動データとを比較するようにしたので、使用道具に適した基準の運動データを使用した差分報知が可能となり、差分報知がより適切なものとなる。
本体装置10は、運動する人物を撮影した動画像の再生中に、その動画再生に同期して差分報知を行うようにしたので、運動中のリアルタイム報知に限らず、ユーザは運動後における任意の時期に、再生動画を見ながらの差分報知によってお手本との違いを確認することができる。この場合、一日分、又は数日分のスイング練習をまとめて再生するようにすれば、お手本との違いがより明確なものとなって効果的である。
(変形例2)
なお、上述した第2実施形態においては、運動する人物を撮影した人物画像を解析してその人物を特定したり、その人物が運動で使用している道具を特定したりするようにしたが、例えば、ユーザ操作によって人物や使用道具が指定された際に、そのユーザ指定に応じて人物や使用道具を特定するなど、その特定の仕方は任意である。
(変形例3)
上述した各実施形態においては、基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較して、その特徴点での差分を求める際に、ジャイロセンサによって検知された角速度を積分してユーザの姿勢(腰の回転角度)を求め、この特徴点での回転角度の差を姿勢の差とするようにしたが、運動する人物を撮影した動画像データを解析して人物(練習者)の頭部の位置や向き、肩の周り方などを詳細に分析して、その差分を求めるようにしてもよい。すなわち、ジャイロセンサによって検知される動作変化を示す運動データの他に、運動時に刻々変化する人物の姿勢を撮影した画像データを含めて、基準の運動データ(画像データ)及び被比較の運動データ(画像データ)としてもよい。このように運動データに撮影画像を含めるようにすれば、特徴点での姿勢(頭部の位置、向き、肩の周り方など)の違いをより詳細、かつ多角的に比較することが可能となる。
(変形例4)
上述した各実施形態においては、プロゴルファなどのようにスイング練習用としてお手本となるスイング動作を基準の運動データとしたが、プロゴルファのスイング動作を基準の運動データとする場合に限らず、ユーザの運動履歴として多数保存されている過去のユーザの運動データの中からユーザが任意に選択した運動データを、基準の運動データとして取得するようにしてもよい。すなわち、日頃のスイング練習の中で感触の良かったベストのスイング動作を選択して、それを目標とする練習を行うために、そのベストスイングを基準の運動データとするようにしてもよい。また、必ずしも好適なスイング動作を基準の運動データとする必要は無く、ユーザの技術が未熟な過去のスイング動作を基準の運動データとし、過去から現在までの上達度合いを確認するようにしても良い。このように基準の運動データを自己の過去のベストな運動データとすれば、目標が身近なものとなり、上達を早めることもできる。
(変形例5)
上述した各実施形態においては、基準の音声データを変更する場合に、音高、音量を変更したり、ノイズを付加したりするようにしたが、これに限らず、基準の音声データの一部のフレーズを変更するようにしてもよい。このようなフレーズの変更によって、基準の音声データとの差異が更に明確なものとなる。
(変形例6)
上述した各実施形態においては、音声出力による差分報知を行う際に、基準の運動データと被比較の運動データとの差分に応じて、基準の音声データを変更した音声を出力するようにしたが、基準の音声データを変更して音声出力する場合に限らず、例えば、基準の音声データとの差異を表した複数の音声データを予め用意しておき、基準の運動データと被比較の運動データとの差分に相当する音声データを、予め用意されている複数の音声データの中から選択して出力するようにしてもよい。例えば、製品出荷時点において、基準の音声データを基にその音高や音量などが異なる多くの音声データが選択候補として作成しておき、その選択候補の音声データの中から、基準の運動データと被比較の運動データとの差分に相当する音声データを取得して出力するようにしてもよい。このように事前に音高や音量などが異なる多くの音声データを用意しておけば、その中から選択された音声データを出力するだけで差分報知を行うことができ、処理の簡素化と共に良質な音声データを出力することも可能となる。
また、上述した変形例(6)においては、基準の音声データとの差異を表した複数の音声データを予め用意しておき、基準の運動データと被比較の運動データとの差分に相当する音声データを、予め用意されている複数の音声データの中から選択して出力するように構成したが、予め複数の差分値と基準音声データとの報知態様を変更した音声データを管理する報知テーブルを複数記憶しておき、検出した差分値に応じた音声データを報知テーブルから読み出して報知するようにしてもよい。更に、予め記憶しておく複数の差分値と基準の音声データの報知態様は、ユーザ操作によって上述の報知テーブルに任意に設定するようにしてもよい。すなわち、例えば、上級者は、差分値をより細かいテーブルに分け、微妙な動作の差分でも音量が変化するようにして、細かい動作差分を把握出来るようにしたり、初心者は、お手本を忠実に真似るのは難しいため、大まかな刻みの差分値のテーブルに分け、少なくともお手本と差分が発生した箇所を把握出来るようにしたりする、などができるようにマニュアル操作で報知テーブルの内容を任意に設定するようにしてもよい。
その他、上述した各実施形態においては、運動検知部7、26をユーザの腰部分に取り付けるようにしたが、複数箇所に運動検知部7、26を取り付けて、この複数の運動検知部7、26の出力波形を総合的に解析して被比較の運動データとしてもよい。
また、上述した各実施形態においては、運動データとしてゴルフのスイング動作を例示したが、これに限らず、他のスポーツ、例えば、野球のバッテングフォーム、ピッチングフォームなどにも勿論、適用可能である。
また、上述した各実施形態においては、専用機としての報知装置に適用した場合を示したが、これに限らず、運動分析報知機能を備えたPDA(個人向け携帯型情報通信機器)・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム・音楽プレイヤーなどに適用するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
音声出力機能を備えた報知装置であって、
比較の基準となる運動データと被比較の対象となる運動データを取得する運動データ取得手段と、
前記運動データ取得手段によって取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する比較手段と、
前記比較手段によって比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の報知装置において、
前記報知手段は、前記比較手段によって比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を、前記基準の運動データに対応付けられている基準の音声データとの差異として認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の報知装置において、
運動時に刻々変化する動作を逐次検知する運動検知手段と、を更に備え、
前記基準の運動データは、理想的又は目標とする動作を示す運動データであり、
前記被比較の運動データは、前記運動検知手段によって逐次検知されたユーザの運動データであり、
前記比較手段は、前記理想的又は目標とする運動データと前記ユーザの運動データとの動作変化を比較してその差分を求める、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の報知装置において、
前記運動データは、特徴的な動作を含む一連の動作データであり、
前記比較手段は、前記基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較してその特徴点での差分を求める、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の報知装置において、
前記比較手段は、前記基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較してその特徴点での差分を求める際に、その特徴点でのタイミングの差、速度の差、姿勢の差のうち、少なくともそのいずれかを特徴点での差分として求める、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の報知装置において、
前記運動データ取得手段は、ユーザによる運動履歴として記憶されている複数の運動データの中から選択された運動データを前記基準の運動データとして取得する、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の報知装置において、
前記基準の音声データは、前記基準の運動データの動作変化の習得を支援するためにそのリズム、強さ加減を表現した音声データであり、
前記運動データ取得手段は、前記基準の運動データを取得する場合に、当該基準の運動データに対応付けられている前記基準の音声データを更に取得する、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の報知装置において、
前記基準の音声データは、ユーザ操作によって任意に作成された音声データである、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1項に記載の報知装置において、
前記報知手段は、音声出力による差分報知を行う際に、前記基準の運動データと被比較の運動データとの差分に応じて、前記基準の音声データを変更した音声を出力する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の報知装置において、
前記基準の音声データを変更する場合に、少なくとも音高、音量、フレーズのいずれかを変更、又はノイズを付加する、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1項に記載の報知装置において、
前記報知手段は、前記基準の音声データとの差異を表した音声データとして、予め用意されている複数の音声データの中から、前記基準の運動データと被比較の運動データとの差分に相当する音声データを取得して出力する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11の何れか1項に記載の報知装置において、
運動する人物を特定する人物特定手段と、を更に備え、
前記取得手段は、前記人物特定手段によって特定された人物に対応付けられている基準の運動データを取得する、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12の何れか1項に記載の報知装置において、
運動する人物が運動で使用している道具を特定する道具特定手段と、を更に備え、
前記比較手段は、前記道具特定手段によって特定された道具に対応付けられている前記基準の運動データと被比較の運動データとを比較する、
ことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項12又は13に記載の報知装置において、
運動する人物を撮影した画像データを取得する画像データ取得手段と、を更に備え、
前記特定手段は、前記画像データ取得手段によって取得された人物の画像データを基に、前記特定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至14の何れか1項に記載の報知装置において、
運動する人物を撮影した動画像を取得して再生する再生手段と、を更に備え、
前記報知手段は、前記再生手段による動画像の再生中に、その動画再生に同期して音声出力による差分報知を行う、
ことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項1乃至15の何れか1項に記載の報知装置において、
前記基準の運動データ及び被比較の運動データは、運動時に刻々変化する人物の姿勢を撮影した画像データであり、
前記比較手段は、前記基準の運動データと被比較の運動データとの姿勢の違いを比較する、
ことを特徴とする。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
音声出力機能を備えた報知装置における報知方法であって、
基準の運動データと、この基準の運動データとは異なる被比較の運動データとを取得する処理と、
前記取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する処理と、
前記比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
音声出力機能を備えた報知装置のコンピュータに対して、
基準の運動データと、この基準の運動データとは異なる被比較の運動データとを取得する機能と、
前記取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する機能と、
前記比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1、11、21、31 制御部
3、13、23、33 記憶部
3a、13a プログラムメモリ
3c、13c 基準運動データメモリ
3d、13d 基準音声データメモリ
4 外部接続部
5、14 操作部
6、16 音声出力部
7、26 運動検知部
10 本体装置
15、25、35 通信部
20 センサ装置
30 カメラ装置
36 撮像部
SD 基準の運動データ
US 被比較の運動データ

Claims (18)

  1. 音声出力機能を備えた報知装置であって、
    比較の基準となる運動データと被比較の対象となる運動データを取得する運動データ取得手段と、
    前記運動データ取得手段によって取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする報知装置。
  2. 前記報知手段は、前記比較手段によって比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を、前記基準の運動データに対応付けられている基準の音声データとの差異として認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の報知装置。
  3. 運動時に刻々変化する動作を逐次検知する運動検知手段と、を更に備え、
    前記基準の運動データは、理想的又は目標とする動作を示す運動データであり、
    前記被比較の運動データは、前記運動検知手段によって逐次検知されたユーザの運動データであり、
    前記比較手段は、前記理想的又は目標とする運動データと前記ユーザの運動データとの動作変化を比較してその差分を求める、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の報知装置。
  4. 前記運動データは、特徴的な動作を含む一連の動作データであり、
    前記比較手段は、前記基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較してその特徴点での差分を求める、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の報知装置。
  5. 前記比較手段は、前記基準の運動データと被比較の運動データとに含まれている特徴的な動作を比較してその特徴点での差分を求める際に、その特徴点でのタイミングの差、速度の差、姿勢の差のうち、少なくともそのいずれかを特徴点での差分として求める、
    ことを特徴とする請求項4に記載の報知装置。
  6. 前記運動データ取得手段は、ユーザによる運動履歴として記憶されている複数の運動データの中から選択された運動データを前記基準の運動データとして取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の報知装置。
  7. 前記基準の音声データは、前記基準の運動データの動作変化の習得を支援するためにそのリズム、強さ加減を表現した音声データであり、
    前記運動データ取得手段は、前記基準の運動データを取得する場合に、当該基準の運動データに対応付けられている前記基準の音声データを更に取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の報知装置。
  8. 前記基準の音声データは、ユーザ操作によって任意に作成された音声データである、
    ことを特徴とする請求項7に記載の報知装置。
  9. 前記報知手段は、音声出力による差分報知を行う際に、前記基準の運動データと被比較の運動データとの差分に応じて、前記基準の音声データを変更した音声を出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の報知装置。
  10. 前記基準の音声データを変更する場合に、少なくとも音高、音量、フレーズのいずれかを変更、又はノイズを付加する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の報知装置。
  11. 前記報知手段は、前記基準の音声データとの差異を表した音声データとして、予め用意されている複数の音声データの中から、前記基準の運動データと被比較の運動データとの差分に相当する音声データを取得して出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の報知装置。
  12. 運動する人物を特定する人物特定手段と、を更に備え、
    前記取得手段は、前記人物特定手段によって特定された人物に対応付けられている基準の運動データを取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の報知装置。
  13. 運動する人物が運動で使用している道具を特定する道具特定手段と、を更に備え、
    前記比較手段は、前記道具特定手段によって特定された道具に対応付けられている前記基準の運動データと被比較の運動データとを比較する、
    ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の報知装置。
  14. 運動する人物を撮影した画像データを取得する画像データ取得手段と、を更に備え、
    前記特定手段は、前記画像データ取得手段によって取得された人物の画像データを基に、前記特定を行う、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の報知装置。
  15. 運動する人物を撮影した動画像を取得して再生する再生手段と、を更に備え、
    前記報知手段は、前記再生手段による動画像の再生中に、その動画再生に同期して音声出力による差分報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の報知装置。
  16. 前記基準の運動データ及び被比較の運動データは、運動時に刻々変化する人物の姿勢を撮影した画像データであり、
    前記比較手段は、前記基準の運動データと被比較の運動データとの姿勢の違いを比較する、
    ことを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の報知装置。
  17. 音声出力機能を備えた報知装置における報知方法であって、
    基準の運動データと、この基準の運動データとは異なる被比較の運動データとを取得する処理と、
    前記取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する処理と、
    前記比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する処理と、
    を含むことを特徴とする報知方法。
  18. 音声出力機能を備えた報知装置のコンピュータに対して、
    基準の運動データと、この基準の運動データとは異なる被比較の運動データとを取得する機能と、
    前記取得された基準の運動データと被比較の運動データとを比較する機能と、
    前記比較された基準の運動データと被比較の運動データとの差分を認識させることが可能な音声データを出力してその差分を報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019235338A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
WO2020241738A1 (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 国立大学法人東京大学 トレーニング支援方法及び装置
US11948334B2 (en) 2018-06-12 2024-04-02 Karsten Manufacturing Corporation Systems and methods for measurement of 3D attributes using computer vision

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