JP2018048361A - 高炉原燃料装入装置及び高炉原燃料装入方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高炉炉頂装入装置であって、鉛直軸線O1周りに旋回可能とされた旋回シュートと、前記高炉内の周方向における原燃料の堆積面高さを検出する原燃料堆積面高さ検出器と、前記原燃料の流量を調整する流量調整弁と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記原燃料堆積面高さ検出器が検出した前記原燃料の堆積面高さに基づいて、前記高炉内において前記原燃料の堆積面高さが低い周方向位置と対応させて、前記原燃料をオーバラップして装入させるように、流量調整弁の開度を制御することを特徴とする。
【選択図】図4A
Description
ベルレス装入装置により高炉内に原燃料を装入する場合、銑鉄製造の生産性や、高炉炉壁の消耗、炉壁への付着物発生の抑制等を考慮して、通気の観点から炉内の装入物の分布を制御している。
請求項1に記載の発明は、高炉上部に設置される高炉原燃料装入装置であって、鉛直軸に対する傾斜角度を変更しつつ前記鉛直軸線周りに旋回可能とされた旋回シュートと、前記高炉内の周方向における原燃料の堆積面高さを検出する原燃料堆積面高さ検出器と、前記原燃料の流量を調整する流量調整弁と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記原燃料堆積面高さ検出器が検出した前記原燃料の堆積面高さに基づいて、前記高炉内において前記原燃料の堆積面高さが低い周方向位置と対応させて、前記原燃料をオーバラップして装入させるように前記流量調整弁の開度を制御するように構成されていることを特徴とする。
その結果、より安定した高炉操業をすることができる。
以下、図1から図4Bを参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る高炉炉頂装入装置の概略構成を示す図であり、符号1は高炉を、符号10は高炉本体を、符号20は高炉炉頂装入装置(高炉原燃料装入装置)を示している。
そして、高炉炉頂装入装置20によって、原燃料装入口11から高炉本体10の特定範囲に原燃料が層状に装入され、装入された原燃料が高炉本体10内で反応して銑鉄が生成されるようになっている。
また、プロフィールメータ21は、アンテナからマイクロ波等の電磁波を、高炉内の装入物の堆積面に発射してスキャンすることにより、堆積面の凹凸及び原燃料の堆積面高さを面状(例えば、周方向及び径方向)又は線状(例えば、周方向)に検出することができるようになっている。
プロフィールメータ21としては、例えば、特開2011-033619号公報に記載されるような公知のプロフィールメータを使用することが可能である。
なお、径方向位置が一定である場合には、例えば、特開平8-188806号公報に記載されるようなサウンジング装置(検尺棒)(不図示)を使用してもよい。
また、旋回シュート24は、旋回装置(不図示)によって、鉛直軸線O1周りに旋回可能とされるとともに、傾斜装置によって、径同軸O2周りに傾動して鉛直軸O1に対するノッチ角度(傾斜角度)θ(deg)を変更可能とされている。なお、符号Lは、旋回シュート24のノッチ角度θを定義するための基準線を示している。
図2は、第1実施形態に係る高炉炉頂装入装置の動作の一例を説明するフローチャートである。また、図3Aは、第1実施形態に係る高炉1内の周方向における原燃料分布を概念的に説明する斜視図であり、図3Bは、高炉内の周方向における原燃料分布の一例を説明する図である。また、図4A、図4Bは原燃料装入の動作の概略を説明する概念図である。図3Aに示す符号L11(L)は、旋回シュート24が円周軌跡C11に向いているときにノッチ角度θ11を定義する基準線である。
プロフィールメータまたはサウンジング装置(検尺棒)(不図示)によって、炉径方向の所定位置における周方向の堆積面高さを計測する。例えば、図3Aに示すように、円周軌跡C11にそって堆積面を線状に計測する。ここに、所定位置とは、検尺棒を用いる場合は、それが設置されている径方向位置である。プロフィールメータにあっては、任意の径方向位置の検出が可能であるが、採用する装入パタンに応じて最も凹凸が発生しやすい径方向位置を特定して、そこに固定するのがよい。
(2)次に、周方向(旋回方向)における堆積面の極大位置と極小位置を検出する(S02)。
周方向(旋回方向)における堆積面の極大位置と極小位置は、例えば、図3Bに示すように、周方向位置における堆積面高さの変動に基づいて求める。ここで、符号A11は極大位置を、符号B11は極小位置を示している。
(3)次いで、極大位置と極小位置の堆積面高さの差異Dを算出する(S03)。
図3Bにおいては、極大位置A11と極小位置B11の堆積面高さから差異D11を算出する。
(4)次に、S04で算出した極大位置と極小位置における堆積面高さの差異Dが基準値S以上かどうかを判断する(S04)。
堆積面高さの差異Dが基準値S以上となる極大位置と極小位置の組合せが存在する(S04:Yes)場合はS05に移行し、堆積面高さの差異Dが基準値S以上となる極大位置と極小位置の組合せが存在しない場合(S04:No)はS07に移行する。
ここで、基準値S(m)は、例えば、0.2mが好適である。
図3Bにおいては、極大位置A11と極小位置B11の堆積面高さから差異D11が基準値S以上である凹部U11が存在するのでS05に移行する。
なお、高炉内に極大位置と極小位置における堆積面高さの差異Dが基準値S以上となる凹部が複数存在す場合には、例えば、極小位置における堆積面高さが最も低い凹部を対象として原燃料装入をオーバラップさせることが好適である。
(5)原燃料装入をオーバラップする際に、堆積面高さが最初に所定値H以下となる周方向位置を装入開始位置(オーバラップ開始位置)Pに設定する(S05)。
ここで、また、所定値H(m)は、平均堆積面(堆積面の最高高さと最低高さの平均値)から(−0.05m)までの範囲(H=−0.05m〜0m)が好適である。
図3Bにおいては、堆積面高さが最初に所定値H以下となる周方向位置(例えば、90°(deg))P11を原燃料装入開始位置(オーバラップ開始位置)に設定する。
(6)次に、原燃料装入開始位置(オーバラップ開始位置)Pの後に、堆積面高さが最初に所定値H以上となる周方向位置をオーバラップ終了位置Qに設定する(S06)。
図3Bにおいては、原燃料装入開始位置(オーバラップ開始位置)P11の後に、堆積面高さが最初に所定値H以上となる周方向位置(例えば、135°(deg))Q11をオーバラップ終了位置に設定する。
(7)オーバラップをさせない場合の所定の原燃料装入開始位置R(deg)を設定する(S07)。
(8)原燃料装入流量を設定する(S08)。
原燃料装入がオーバラップする場合は、オーバラップ開始位置P及びオーバラップ終了位置Qに基づいて原燃料装入流量を設定し、原燃料装入がオーバラップしない場合は所定の原燃料装入流量に設定する。
装入終了位置調整は、ゲート開度の学習制御により実施してもよい。
(9)原燃料装入を実施する(S09)。
そして、装入する原燃料を切換えるごとにS01〜S09を繰り返して実行する。
通常のベルレス装入方法の1回のチャージでは、炉周辺から炉中心に向けて複数回の旋回を実施する。この場合には、最初の旋回時にオーバーラップさせることが好適である。最初の旋回において炉周辺から炉中心への原燃料の流れ込みが最も強く起こるので、堆積面の凹部の修復が効率的に行なえるためである。
以下、図1、図5〜図7Bを参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、制御部とプロフィールメータ(原燃料堆積面高さ検出器)24が第1実施形態と異なり、旋回シュート24による堆積面の検出を径方向においても行なう点で第1実施形態と相違する。図6Aに示す符号L21、L22、L23(L)は、旋回シュート24が旋回軌跡C21、C22、C23に向いているときにノッチ角度θ21、θ22、θ23を定義する基準線である。その他は、第1実施形態と同様であるので同様の部分については説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る高炉炉頂装入装置の動作の一例を説明するフローチャートである。
(1)まず、プロフィールメータにより高炉内原燃料装入物の堆積面高さを計測する(S11)。
プロフィールメータによる堆積面高さの計測は、例えば、図6Aに示すように、1回のチャージにおいて、旋回シュートが変化するノッチ角度θ(例えば、θ21、θ22、θ23)と対応する旋回軌跡C21、C22、C23における堆積面を面状(径方向及び周方向)に計測する。
(2)次に、旋回シュートのノッチ角度θと対応する(高炉内)径方向位置ごとに、周方向(旋回方向)における堆積面の極大位置と極小位置を検出する(S12)。
周方向(旋回方向)における堆積面の極大位置と極小位置は、例えば、図6A、図6Bに示すように、旋回シュートのノッチ角度θ21、θ22、θ23と対応する(高炉内)径方向位置ごとに、周方向位置における堆積面高さの変動に基づいて求める。ここで、符号A21、A22は極大位置を、符号B21、B22は極小位置を示している。
(3)次いで、極大位置と極小位置における堆積面高さの差異Dを算出する(S13)。
図6Bにおいては、ノッチ角度θ21における極大位置A21と極小位置B21、及びノッチ角度θ22における極大位置A22と極小位置B22の堆積面高さから差異D21、D22を算出する。
(4)次に、S14で算出した極大位置と極小位置における堆積面高さの差異Dが基準値S以上かどうかを判断する(S14)。
堆積面高さの差異Dが基準値S以上となる極大位置と極小位置の組合せが存在する(S14:Yes)場合はS15に移行し、堆積面高さの差異Dが基準値S以上となる極大位置と極小位置の組合せが存在しない場合(S14:No)はS18に移行する。
ここで、基準値S(m)は、例えば、0.2mが好適である。
図6Bにおいては、例えば、極大位置A21と極小位置B21の堆積面高さの差異D21(≧基準値S)である凹部U21、及び極大位置A22と極小位置B22の堆積面高さの差異D22(≧基準値S)である凹部U22が存在する。
ここで、高炉内に極大位置と極小位置における堆積面高さの差異Dが基準値S以上となる凹部が複数存在す場合には、例えば、極小位置における堆積面高さが最も低い凹部を対象として原燃料装入をオーバラップさせることが好適である。
そこで、極小位置B21の堆積面高さと極小位置B22の堆積面高さを比較すると、極小位置B22の堆積面高さが最低であるので、凹部U22を、原燃料装入をオーバラップさせる対象の凹部(旋回開始位置(オーバラップ開始位置)Pとオーバラップ終了位置Qの組合せ)に設定する。そして、対象の凹部U22が存在するのでS15に移行する。
(5)対象となる極大位置と極小位置の組合せに合わせて、旋回シュート原燃料装入がオーバラップする旋回シュートのノッチ角度θを設定する(S15)。
原燃料装入がオーバラップするノッチ角度θは、対象の凹部U22と対応させてノッチ角度θ22に設定する。
(6)原燃料装入がオーバラップする際に、堆積面高さが最初に所定値H以下となる周方向位置をオーバラップ開始位置P(deg)に設定する(S16)。
ここで、また、所定値H(m)は、平均堆積面(堆積面の最高高さと最低高さの平均値)から(−0.05m)までの範囲(H=−0.05m〜0m)が好適である。
図6Bにおいては、ノッチ角度θ22において堆積面高さが最初に所定値H以下となる周方向位置(例えば、270°(deg))P22をオーバラップ開始位置Pに設定する。
(7)次に、オーバラップ開始位置Pの後に、堆積面高さが最初に所定値H以上となる周方向位置をオーバラップ終了位置Q(deg)に設定する(S17)。
(8)オーバラップをさせない場合の所定の装入開始位置R(deg)を設定する(S8)。
図6Bにおいては、オーバラップ開始位置P22の後に、堆積面高さが最初に所定値H以上となる周方向位置(例えば、135°(deg))Q11をオーバラップ終了位置に設定する。
(9)原燃料装入流量を設定する(S19)。
原燃料装入がオーバラップする場合は、オーバラップ開始位置P及びオーバラップ終了位置Qに基づいて原燃料装入流量を設定し、流量調整弁をその流量に対応する開度に調整する。原燃料装入がオーバラップしない場合は所定の原燃料装入流量に設定し、流量調整弁をその流量に対応する開度に調整する。
装入終了位置調整は、流量調整弁のゲート開度の学習制御により実施してもよい。
(10)原燃料装入を実施する(S20)。
そして、装入する原燃料を切換えるごとにS11〜S19を繰り返す。
図7Aにおいて、符号T20は、旋回軌跡C21上の旋回T21、旋回軌跡C22の旋回T22、旋回軌跡C22のオーバラップ旋回W22、旋回軌跡C23上の旋回T23を示している。ここで、旋回T21、旋回T22はオーバラップ開始位置P22を起点とし、オーバラップ開始位置P22を原燃料装入の終点とする旋回である。また、オーバラップ旋回W22は、オーバラップ開始位置P22を起点とするオーバラップ終了位置Q22までの旋回であり、旋回T23は、オーバラップ終了位置Q22を起点としてオーバラップ終了位置Q22までの旋回である。図7A、図7Bに示す白丸は、装入開始位置を示している。オーバラップ終了位置Q11で原燃料装入を終了する。
その結果、より安定した高炉操業をすることができる。
第2実施形態では、オーバーラップを行なう旋回を、最も凹部が深い径方向位置に対応するノッチ数で行なう例を示したが、第一実施形態と同様に、最初の旋回を行うノッチ角度でもよい。これは、凹部が径方向の炉中心側にあっても、流れ込みによってそれが穏やかに修復されるからである。
本実施例は、1/3サイズのベルレス装置を用いて、以下の実験方法、条件で実施した。まず、径方向位置に拠らず、図8のチャージ数ゼロの点に示すように、周方向位置に応じた原燃料装入物の堆積面の凹凸を形成した。次に、1旋回+オーバラップ旋回させて、原燃料を交互に5回まで装入した。1回の装入の都度、原燃料面の形状を計測し、それにもとづいてO/C(鉱石層とコークス層の厚みの比率で径方向の平均値)とD(堆積面高さの最高位置と最低位置の平均値)を求めた。
所定値Hは、チャージ数ゼロにおける堆積面高さの最高位置と最低位置の平均値に対して−0.05、−0.15、+0.10mの3水準とした。このときの、オーバラップ開始位置とオーバラップ終了位置は、それぞれ、45と230、70と145、25と310(deg)であった。
試験結果を図8および図9に示す。
図8は、5チャージまでのO/Cの変化を説明する図である。。図8の横軸はチャージ数を、縦軸はO/Cを示す。図8に示すようにO/Cは緩やかに改善されて、高炉内の装入物の堆積面の凹凸のDは、5チャージで基準値S(=0.2m)を下回ることが確認できた。
一方、H=0.10(m)として、是正対象の範囲を拡大すると、オーバーラップさせる旋回がほぼ2旋回となった(図不示)。堆積形状に及ぼす影響が大きくなり、凹部が短時間で解消できることは当然といえる。本実施例のように未知の変動要因がない場合は問題ないが、実操業ではオーバーアクションとなり、変動が収斂しない可能性もあるので注意が必要である。
O2 傾動軸
θ11、θ21、θ22、θ23、θ ノッチ角度(鉛直軸に対する傾斜角度)
1 高炉
10 高炉本体
20 高炉炉頂装入装置(高炉原燃料装入装置)
21 プロフィールメータ(原燃料堆積面高さ検出器)
22 垂直シュート
24 旋回シュート
Claims (4)
- 高炉上部に設置される高炉原燃料装入装置であって、
鉛直軸に対する傾斜角度を変更しつつ前記鉛直軸線周りに旋回可能とされた旋回シュートと、
前記高炉内の周方向における原燃料の堆積面高さを検出する原燃料堆積面高さ検出器と、
前記原燃料の流量を調整する流量調整弁と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記原燃料堆積面高さ検出器が検出した前記原燃料の堆積面高さに基づいて、前記高炉内において前記原燃料の堆積面高さが低い周方向位置と対応させて、前記原燃料をオーバラップして装入させるように前記流量調整弁の開度を制御するように構成されていることを特徴とする高炉原燃料装入装置。 - 請求項1に記載の高炉原燃料装入装置であって、
前記原燃料堆積面高さ検出器は、前記高炉内の径方向における原燃料の堆積面高さを検出可能とされていて、
前記制御部は、
前記原燃料堆積面高さ検出器が検出した前記原燃料の堆積面高さに基づいて、前記高炉内において前記原燃料の堆積面高さが低い径方向及び周方向位置と対応させて、前記原燃料をオーバラップして装入させるように構成されていることを特徴とする高炉原燃料装入装置。 - 高炉上部に設置されて、鉛直軸に対する傾斜角度を変更しつつ前記鉛直軸線周りに旋回可能とされた旋回シュートと、前記高炉内の周方向における原燃料の堆積面高さを検出する原燃料堆積面高さ検出器と、前記原燃料の流量を調整する流量調整弁と、
を備えた高炉原燃料装入装置において、前記旋回シュートによって前記高炉内に原燃料を装入する高炉原燃料装入方法であって、
前記原燃料堆積面高さ検出器が検出した前記原燃料の堆積面高さに基づいて、前記高炉内において前記原燃料の堆積面高さが低い周方向位置と対応させて、前記原燃料をオーバラップして装入させることを特徴とする高炉原燃料装入方法。 - 請求項3に記載の高炉原燃料装入方法であって、
前記原燃料堆積面高さ検出器は、前記高炉内の径方向における原燃料の堆積面高さを検出可能とされていて、
前記原燃料堆積面高さ検出器が検出した前記原燃料の堆積面高さに基づいて、前記高炉内において前記原燃料の堆積面高さが低い径方向及び周方向位置と対応させて、前記原燃料をオーバラップして装入させることを特徴とする高炉原燃料装入方法。
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---|---|---|---|---|
CN111876541A (zh) * | 2020-07-02 | 2020-11-03 | 邯郸钢铁集团有限责任公司 | 一种高炉料流调节阀最大开度的测量方法 |
JP7453527B2 (ja) | 2020-04-01 | 2024-03-21 | 日本製鉄株式会社 | 高炉原料の装入決定方法、装入方法決定装置および装入方法決定プログラム |
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2016
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