JP2018047232A - 拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナー - Google Patents

Abstract

【課題】拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーを提供する
【解決手段】複数のファスナー本体と、スライダー胴体と、を備える。スライダー胴体に延在部を有し、延在部の対向する両面にレール部と、拡張部をそれぞれ設ける。スライダー胴体は締付け具と、当接具とを有し、締付け具の両側に突起レールを取り付け、当接具の両側にフラップ部を有し、当接具のフラップ部と、締付け具の突起レールとの間がフラップ部裏面の付近位置に延在の開放空間を形成する。スライダー胴体が複数のファスナー本体に取り付けているとき、締付け具にある突起レールがファスナー本体から延在したレール部に位置していて、かつ、レール部に沿って摺動することができ、フラップ部裏面に延在の開放空間を形成することによって、制限を受けることなく、拡張部が外部に延在して表示することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーに関し、特にテープの縁部に交差して設ける複数のファスナー本体に延在部を提供し、ファスナー本体とテープ締め付け部の安定性を強化することができる。延在部がレール部と拡張部とを有し、レール部は、厚みを減縮した滑りブロックと、滑りブロックに垂直する滑り係止面との間に形成するＬ形凹み部とを有し、スライダー胴体取り付ける締付け具の突起レールを凹み部において滑らかに摺動させ、当接具のフラップ部と突起レールの間がフラップ部裏面付近部に延在の開放空間を形成し、拡張部が制限を受けることなく、外部に延在して表示することができる。

公知のファスナーは、複数のファスナー本体を交差して、それぞれ対となるテープ一側の縁部に締め付けて、対となるテープの対向する縁部を必要な締め付け品の両側に縫合し、ファスナーのスライダー胴体によって、ファスナー本体の歯の端部を交差し噛み合わせて閉合が行われている。

しかし、ファスナーは、使用するときに、ファスナー本体の取付方向と垂直する横方向の引張力量を受けて、テープとファスナー本体とを結合する縁部が安定しない。さらに、スライダー胴体がテープ上にて摺動する一方、テープの材質が柔らかいため、テープを摺動させるとき、スライダー胴体によって挟み込み、スライダー胴体を塞がれ、スライダー胴体を順調に摺動できない。

本発明の主な目的は、テープに取り付けたファスナー本体の延在部によって、ファスナー本体がテープの食い込み深さを増加させ、ファスナー本体と、テープの締め付け部分をより安定させる。延在部がレール部と拡張部とを有し、レール部が厚みを縮減した滑りブロックと、滑りブロックに垂直する滑り係止面とを有し、滑りブロックと滑り係止面との間にＬ形凹み部を形成して、スライダー胴体に取り付けた締付け具の突起レールを凹み部において滑らかに摺動させ、当接具のフラップ部と突起レールの間がフラップ部裏面の付近部に延在の開放空間を形成し、拡張部が制限を受けることなく、外部に延在して表示することができる。

前述目的を達成するため、本発明は拡張表示を有し、かつ安定に引っ張ることができる。ファスナーは、複数のファスナー本体とスライダー胴体を備える。スライダー胴体に締付け具と歯の端部と延在部を一体成形し、締付け具の一側が歯の端部につながれ、他端が延在部につながれる。延在部の対向する両面にレール部と拡張部をそれぞれ設ける。スライダー胴体は本体と締付け具と当接具を有し、本体の分離具の両端をそれぞれ締付け具と当接具につなぎ、締付け具の両側に突起レールを取り付け、当接具の両側にフラップ部を有し、当接具のフラップ部と締付け具の突起レールとの間のフラップ部裏面の付近位置に延在の開放空間を形成する。スライダー胴体が複数のファスナー本体に取り付けられているとき、スライダー胴体の締付け具にある突起レールがファスナー本体から延在したレール部に位置していて、かつ、レール部に沿って摺動することができ、フラップ部裏面に延在の開放空間を形成することによって、制限を受けることなく、拡張部が外部に延在して表示することができる。

本発明の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーに係るファスナー本体延在部のレール部に、厚みを縮減した滑りブロックと、ファスナー本体の締付体に隣接する滑り係止面とを有し、滑りブロックと滑り係止面との間に形成するＬ形凹み部は、スライダー胴体のスライダーに取り付ける突起レールを凹み部と滑りブロックと滑り係止面に寄せ付けて、凹み部にて摺動させる。

本発明の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーに係るファスナー本体延在部の拡張部で表示する形状は、幾何図形、図案、符号または文字である。

本発明の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーに係るファスナー本体延在部の拡張部の厚みは、ファスナー本体の締付体の厚みの半値と同じである。

本発明をテープに締め付ける態様を示す立体外観図である。 本発明をテープに締め付ける態様を底部から見た立体外観図である。 図１のＡ−Ａに沿った部分の断面図である。 本発明のファスナー本体をテープに締め付ける態様を示す立体外観図である。 本発明のファスナー本体をテープに締め付ける態様を底部から見た立体外観図である。 本発明のスライダー胴体による立体外観図である。 本発明のスライダー胴体を底部から見た立体外観図である。

図１ないし７を参照する。図からはっきり分かるように、本発明の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーは、複数のファスナー本体１と、スライダー胴体２と、対となるテープ３と、を含む。複数のファスナー本体１は射出成形によって、交差しそれぞれテープ３一側の縁部に締め付けられ、ファスナー本体１は、一体成形の締付体１１と、歯の端部１２と、延在部１３とを有する。締付体１１の一側を歯の端部１２につなぎ、対向する側が延在部１３につなぎ、延在部１３の対向する面にレール部１３１と、拡張部１３２とをそれぞれ設ける。ファスナー本体１は、延在部１３のレール部１３１に厚みを縮減した滑りブロック１３１１と、ファスナー本体１の締付体１１に隣接する滑り係止面１３１２とを有する。滑りブロック１３１１と、滑り係止面１３１２との間にＬ形凹み部１３１３を形成する。

スライダー胴体２は、本体２１と締付け具２２と当接具２３とを有し、本体２１は、支柱２１１と留め金２１２と引手２１３とを有する。本体２１の支柱２１１両端を、締付け具２２と当接具２３にそれぞれつなぎ、留め金２１２を引手２１３の通り穴２１３１に貫いていて、留め金２１２の両端を当接具２３に固接する。締付け具２２の両側に突起レール２２１を設け、当接具２３の両側はフラップ部２３１を有し、当接具２３のフラップ部２３１と締付け具２２の突起レール２２１との間には、フラップ部２３１裏面２３１１の付近位置に延在の開放空間２３２を形成する。より詳しく言えば、当接具２３両側のフラップ部２３１の裏面２３１１位置とテープ３との間に延在の開放空間２３２が形成されている。

本発明のファスナーを使用するときは、スライダー胴体２を複数のファスナー本体１に設け、スライダー胴体２の締付け具２２にある突起レール２２１をファスナー本体１延在部１３のレール部１３１に取り付ける。使用者がファスナーを締めるときには、テープ３を挟み込む複数のファスナー本体１の歯の端部１２をスライダー胴体２の支柱２１１の両側にそれぞれ分離させ、使用者がファスナー本体１の設置方向に沿って、引手２１３に対して、テープ３の最上端に力量を加えて、スライダー胴体２の締付け具２２にある突起レール２２１を複数のファスナー本体１延在部１３のレール部１３１に沿って摺動させて、スライダー胴体２がテープ３の底部端からテープ３の最上端に向かって移動すると共に、両側のファスナー本体１にある歯の端部１２を互いに近寄せて、スライダー胴体２の締付け具２２両側にある突起レール２２１の内壁２２１１によって誘導され、両側の歯の端部１２をスライダー胴体２の締付け具２２両側にある突起レール２２１の間に制限して置き、両側にある歯の端部１２を交差して嵌め合わせて、ぴったり閉める態様を形成する。使用者がファスナーの歯の端部１２を分離するときには、前述と反対方向引手２１３に対して力量を加え、スライダー胴体２の本体２１にある支柱２１１を両側に取り付けた歯の端部１２の間に寄りかからせて、両側にある歯の端部１２を支柱２１１の両側に分離させる。

複数のファスナー本体１が提供する延在部１３を利用し、ファスナー本体１がテープ３の食い込み深さを増加させて、ファスナー本体と、テープ締め付け部分の安定性強化効果が達成される。

当接具２３両側に設けるフラップ部２３１と、フラップ部２３１裏面２３１１に形成する延在の開放空間２３２によって、ファスナー本体１延在部１３の拡張部１３２が制限を受けることなく、外部に延在して表示することができる。さらに、拡張部１３２の厚みがファスナー本体１の締付体１１の厚み半値と同じにすることによって、拡張部１３２と、締付体１１と一体して接続する部分に平らな表面を持たせて、拡張部１３２の表示形状設計に便利を提供できる。そのうち、ファスナー本体１延在部１３の拡張部１３２で表示する形式は、幾何図形、図案、符号または文字にすることができる。本実施例において、拡張部１３２は英語アルファベットを例示している。

さらに、スライダー胴体２は、ファスナー本体１延在部１３のレール部１３１が摺動するとともに、スライダー胴体２の締付け具２２にある突起レール２２１が凹み部１３１３と、滑りブロック１３１１と、滑り係止面１３１２に近寄せて、凹み部１３１３にて摺動される。さらに、滑りブロック１３１１は頑丈な材質でできているため、滑りブロック１３１１の摺動動作によって、スライダー胴体２に挟み込むことなく、スライダー胴体２が異物の妨害によって、順調に移動できない問題は避けられる。

１ ファスナー本体
１１ 締付体
１２ 歯の端部
１３ 延在部
１３１ レール部
１３１１ 滑りブロック
１３１２ 滑り係止面
１３１３ 凹み部
１３２ 拡張部
２ スライダー胴体
２１ 本体
２１１ 支柱
２１２ 留め金
２１３ 引手
２１３１ とおり穴
２２ 締付け具
２２１ 突起レール
２３ 当接具
２３１ フラップ部
２３１１ 裏面
２３２ 延在の開放空間
３ テープ

Claims (4)

1. 拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナーであって、
   一体成形の締付体と、歯の端部と、延在部と、を含む、前記締付体の一側を歯の端部につなぎ、対向側を延在部につなぐ、延在部の対向する両面にレール部と、拡張部をそれぞれ設ける複数のファスナー本体と、
   本体と、締付け具と、当接具と、を含む、前記本体支柱の両端をそれぞれ前記スライダーと、前記当接具につなぎ、前記締付け具の両側に突起レールを取り付け、前記当接具の両側にフラップ部を有し、前記当接具のフラップ部と、前記締付け具の突起レールとの間で前記フラップ部裏面に延在の開放空間を形成するスライダー胴体と、を備え、
   スライダー胴体が複数のファスナー本体に取り付けているとき、前記スライダー胴体の前記締付け具の突起レールが前記ファスナー本体にある前記延在部の前記レール部に位置させ、かつ、前記複数のファスナー本体にある前記延在部の前記レール部に沿って摺動させ、前記当接具の両側に取り付けるフラップ部と、前記フラップ部の裏面位置に前記延在の開放空間とを利用して、制限を受けることなく、前記拡張部が外部に延在して表示することができることを特徴とする、拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナー。
2. 前記ファスナー本体の前記延在部の前記レール部に、厚みを縮減した滑りブロックと、前記ファスナー本体の締付体に隣接する滑り係止面とを有し、前記滑りブロックと、前記滑り係止面との間に形成するＬ形凹み部は、前記スライダー胴体の前記締付け具に取り付ける前記突起レールを凹み部と、前記滑りブロックと、前記滑り係止面に寄せ付けて、前記凹み部にて摺動させることを特徴とする、請求項１記載の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナー。
3. 前記ファスナー本体の前記延在部にある前記拡張部で表示する形状は、幾何図形、図案、符号または文字であることを特徴とする、請求項１記載の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナー。
4. 前記ファスナー本体の前記延在部にある拡張部の厚みは、前記ファスナー本体の前記締付体の厚みの半値と同じであることを特徴とする、請求項１記載の拡張表示を有し、かつ安定に引くことができるファスナー。